本明細書は、新規であるとみなされる発明の特徴を規定した請求項で結論づけるが、本発明は作図と組み合わせた以下の記述の考察からより良く理解されることが分かり、同じ引用番号が繰り返されている。
ここに述べられているのはプロダクトをインテリジェントに特定する例示的な方法及びハードウェアプラットフォームであり、プロダクトについての検索はコンピュータネットワーク上で行われ、特定されたプロダクトは、検索者との関係によって、特に、検索者に関する属性との相関によって選択される。本発明の実施例は所望のプロダクトを引用、リンクあるいは提供するウェブページを特定するだけではなく、そのプロダクトが検索者のニーズ及び検索者の立場にどれだけ良く合致するかによってランク付けされた結果のリストを返す。ここでのユーザについての「プロダクト」の用語は、広く規定され、物理的対象だけでなく、サービスや、クレジットカードのようなプロダクトとサービスとの組合せともなる。
ネットワーク
図によると、図1は本発明で実装できるデータ処理構成のネットワークシステム100の図的記述である。システム100はネットワーク102を含み、ネットワーク化されたデータ処理システム100内で相互接続されたさまざまな装置とコンピュータとの間に通信リンクを提供するのに用いられる媒体である。ネットワーク102は複数のユーザコンピュータ104a乃至104nと、複数の情報サーバ106a乃至106nとの間の通信を提供している。ネットワーク102は例えばインターネットであり、オンラインサービスを提供している。ネットワークサーバ106a乃至106nはいずれかの既定のユーザコンピュータ104と、情報サーバ106との間の通信のようなネットワークトラフィックを管理している。ネットワーク102は有線又は無線接続を含むことができる。いくつかの例示的な有線接続はケーブル、電話線、及び光ファイバである。例示的な無線接続は無線周波数(RF)及び赤外線(IR)転送を含んでいる。その他の有線及び無線接続は当該技術分野で公知であり、本発明で用いることができる。
ユーザコンピュータ104は通信ソフトウェアを装備し、例えば、NETSCAPE COMMUNICATION(登録商標)社で作られたNETSCAPE(登録商標)ブラウザ、MICROSOFT(登録商標)社で作られたINTERNET EXPLORER(登録商標)、及びMOZZILLA(登録商標)社で作られたFIREFOX(登録商標)のようなワールドワイドウェブ(WWW)ブラウザを含み、検索者がインターネットを介してオンライン検索サービスに接続して使用するのを許容している。ユーザコンピュータ104上のソフトウェアは、サーバ106乃至ユーザコンピュータ104で受け取られる情報の表示を管理し、ユーザのアクションを適切な情報サーバ106まで通信し、更なる表示情報がユーザあるいは先行情報に提供される。
示された図1の例において、サーバ106a−nは記憶ユニット108a−nとともにネットワーク102に接続される。記憶ユニット108a−nはデータを保持し、ネットワーク102を介してサーバ106a−nで検索可能及びアクセス可能となる。記憶ユニット108a−nのうちの代替的な1又はそれ以上は、例えばリンク112によってサーバ106a−nのうちの1つと直接的に接続できる。
図1に示され、後述するサーバは、プロダクトあるいはサービスの提供者のもの、つまり商人のものである。後の記述はインターネットにわたる店主と商人との間の通信向けのものであるが、ネットワーク上のいかなる情報検索者及びいかなる情報プロバイダに対しても適用可能である(例えば、情報プロバイダは大学図書館、公共図書館、あるいは米国議会図書館のような図書館、又は別の型の情報プロバイダにすることができる)。商人及び商人のプロダクト又はサービスに関する情報は、商人のサーバ106a−nがアクセスできるデータベース108a−nのうちの1つに記憶される。これは商人自身のデータベース、あるいは商人の納入業者のデータベースにすることができる。
別個の商人のサーバ106及びその他の情報プロバイダに加えて、システム100はGOOGLE(登録商標)のような別個の商人によって維持されたプロダクト情報データベース114を調べることによって得られた、別個の商人106a−nのプロダクトの全テキスト索引112を維持する検索サービスプロバイダによって提供される複数の検索サーバ110a−nを更に含んでいる。GOOGLE(登録商標)のような、これらの検索サービスプロバイダのうちのいくつかは、一般目的の検索サービスプロバイダである一方、別のものはトピック検索サービスプロバイダである。
ネットワークデータ処理システム100は、示されていない更なるサーバ、クライアント及びその他の装置を含むことができる。示された例においては、ネットワークデータ処理システム100がTCP/IPプロトコルスイートを用いて相互に通信するネットワーク及びゲートウェイの世界規模の集合を表すネットワーク102を有するインターネットを含んでいる。インターネットの中心に、主要ノードあるいはホストコンピュータ間の高速データ通信線のバックボーンがあり、データ及びメッセージをルーティングする、数千の民間、政府機関、教育機関及びその他のコンピュータシステムから成っている。もちろん、ネットワークデータ処理システム100は、例えば、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)あるいはワイドエリアネットワーク(WAN)のような多数の異なるネットワーク型としても実装できる。図1は実施例であり、本発明についての構造上の限界を意図していない。
情報特定
ある実施例によると本発明は、クライアント装置104のうちの1つのみで、あるいは、1又はそれ以上のサーバ110、106と協同して実行される、ウェブベースの検索アプリケーションである。図2は本発明のある実施例によって実行される情報特定用のステップの処理フロー図である。処理はステップ200で開始し、タイピング、トピックの既定リストからのクリック、あるいはトピックを選択する複数の他の方法のいずれかによってトピックを選択するためにステップ202に直接移動する。いくつかの例示的なトピックスはミューチュアルファンド、自動車、不動産、職種、財政その他を含む。トピックが選択されると、該当する場合(ステップ203)に、サブトピックのリストが次いでステップ204でユーザにより選択可能となる。例えば、第1のトピックが「財政」にでき、財政のサブトピックは「銀行」となる。そこから更なるサブトピックは、最終的に「クレジットカード」のようなプロダクトが選択されるまで選択されうる。
ステップ206においては、クエリは更なるサブトピックが選択されるべきどうかに応じてなされる。ステップ206に対する答えが「はい」である場合、フローはステップ204まで戻り、更なるサブトピックが選択される。ステップ206のクエリに対する答えが「いいえ」の場合、フローはステップ208へ進み、トピックと十分な数のサブトピックレベルが検討されたため、プロダクトリストが表示され、各プロダクトがユーザによって選択可能となる。ステップ210においては、ユーザはトピックのうちの1つを選択する。
ステップ212において、いったんプロダクトが選択されると、クエリに対する実行可能なデータソースリストが検索される。システムは都合よく複数のソースからデータを収集する。これらのソースは静的あるいは動的、オンラインあるいはオフライン、又はその両方のいずれかにできる。データソースとのいくつかの対話は動的にすること、例えば航空会社のウェブサイトと対話して、予約可能な航空便を探すことを必要とする。検索トピックの性質に依存して、これは:プロダクト情報がプッシュあるいはプル技法のいずれかを通じて定期的にキャッシュ及び更新されるローカルデータ記憶装置;プロダクト情報が可変入力に基づいて動的に生成されるような、ウェブサービスあるいはアプリケーションプログラミングインタフェース(API);プロダクト情報が動的に生成されて、最終的な結果に到達するためにシステムにウェブサイトとの対話を要求するような、ウェブアプリケーション;のうちの1つあるいは組み合わせにできる。例えば、プロダクトのプロバイダが、プロダクトについてのより多くの情報を適用、整理、あるいは所得すべくオンライン設備を提供した場合、一実施例によってシステムはプロバイダリソースからの適切な情報を自動収集できる。
バックエンドシステムが、クエリごとの基盤からのデータを収集し、データがローカルで記憶されるか、あるいは、動的かつグローバルであるかどうかを決定する場所を知る性能は、データ収集構造によって管理されている。この構造は更にデータのキャッシング及びキャッシュ管理を担当する。
ステップ214においては、選択されたデータソースが照会される。照会はいくつかの異なる方法で実行できる。この一例はウェブスクレイピングであり、例えばやや調整されたエージェントによって実行される。やや調整されたエージェントでのウェブスクレイピングは、特定のプロバイダのデータ表示フォーマットに合わせて調整されたウェブロボットを含んでいる。この型のロボットは限定数のプロバイダで、あるいは共有の媒介が同様のフォーマット内の複数ソースから収集されたデータを示す場合に、最も有効である。これらの例は、航空便のウェブサイト、消費者監視ウェブサイト及び金融ポータルである。スクレイピングはウェブの文書オブジェクトモデルが生成された後に生じ、未処理のマーク付け言語からのスクレイピングデータだけではない。
ロボットの調整段階はウェブサイトとのヒューマンインタラクションを見るモニタでの各シードを生じるステップを含む。要求される入力変数は、例えば、unknownPage.Document.Form.INPUT_TEXT_PASSENGER_LASTNAME=FirsName,LastNameのようなユーザ変数を含むオブジェクト構造とリンクされる。エージェントは各々の新しいクエリ間のステップをシミュレートし、特定の結果ページへ移動する。その結果はスクレイピングされ、プロダクトの属性と結合され、ランク付け関数用に用意される。テーブル構文解析メカニズムはデータをはっきりと抽出するのに用いられる。データは定期的に更新でき、ソースに対する構造変化はフラグを立てられる。
別のデータ取得方法は情報源表示及び未調整データコレクションの使用を通じてである。情報源表示はメタ検索エンジンによって用いられて、関連しうるデータの情報源を特定する処理を含んでいる。複数の検索エンジンの結果を構文解析することによって、エージェントは関連情報の実行可能な情報源を同定しようとして、シードリストを生成する。エージェントは次いでシードを訪れて、以下のステップのうちの1又はそれ以上によってデータを抽出及び検証しようとする。
・ページ上の要素を視覚的にグループ化して、ナビゲーションの特徴とデータを含みうるページ要素を決定するステップ
・ビジュアルグループ内の構文ワード分析及び単一ワードマッチングを行って、データソース及び実行可能なプロダクト属性へのリンクを特定するステップ
・データがテーブル形式である場合、データをスクレイピングし、フィールドを関連するテーブルにマッチングさせようとするステップ
・データがテーブル形式でないが、正確にマッチングが40%以上ある場合、エージェントはシード及び訓連用の結果ページにフラグを立てるステップ
いくつかの他のデータコレクション方法は、データシェアリングスキームや、プッシュあるいはサブミットされたデータを含んでいる。データを購入するか、歳入交付スキームに関与することによって、本発明はマーケット調査者あるいはデータプロバイダによって収集されたデータへのアクセスを取得できる。プッシュあるいはサブミットされたデータがあれば、プロバイダはAPIを用いることによる本発明について、自身のプロダクトの詳細をサブミットできる。
本発明によって行われたクエリの例は、ユーザの位置情報及び/又は特定のプロダクト属性の重要度を含むことができ、システムデフォルトによって、あるいはユーザ対話を通じて設定できる。ステップ216においては、システムはユーザによって選択された特定プロダクト用の「最良の」選択を自動表示する。本発明の一実施例においては、特定プロダクトの最良のものは、複数層構造で表される。例えば、層1(列1)は「あなたの判断基準を基にしない、その国で最良のCDは『ExampleBank1 High Yield CD』です」と提示できる。層2(列2)は「あなたの州における最良のものは、『ExampleBank2 CD』です」と提示できる。例えば州がアラバマ州であり、ExampleBank1がアラバマにない場合がこのようになる。最後に、層3(列3)は「あなたの街の最良のCDはExampleBank3のCDです」と提示できる(ExampleBank1+ExampleBank2がない場合)。層2の結果が層1と合致する場合、スクリーンショットの図3に示したように、層は1つに合併等がなされる。
リスト中の「最良の」項目を決定することは、数年にわたり多くの開発者によって企図されてきた仕事である。本発明の実施例による「最良」の決定は、多くの因子によって変化する。しかしながら、本発明は検索用に用いられる属性と、その属性の階層に基づいて動的に変化する点で、すべての従来技術の装置よりも有利である。例えば、位置に関連するプロダクトについては、「最良の」選択は国で最良のもの、特定の州で最良のもの、及び/又はユーザの地理的領域で最良のものに基づくことができる。所望のプロダクトとしてのクレジットカードの例を続けると、「最良」の決定は:
・年率(APR)
・初期金利
・移転収支手数料
・取引手数料
・年間手数料
・カードスポンサ
・セキュリティ測定値
・報酬プログラム
・カードの顧客率
・機関が働く地理的領域
のような因子によって定めることができる。
これらの因子の各々が、プロダクトと関連する情報フィールド中に見られる。情報フィールドはプロダクトと連結したページ上のいくつかのデータ領域である。時間と関連するプロダクト(例えば、株、債券、通貨等)については、ランク付けが現代の統計値、日の統計値の最良のもの、月又は年数、その他に基づくことができる。
ステップ218において、ユーザはその結果は制限すべきか否かについて紹介する。218のクエリに対する答えが「はい」の場合、リストはステップ220において、例えば、ユーザの位置あるいは別の既定位置からの特定の距離内に提供されたプロダクトのみを選択することによって、自動的又は手動で制限されうる。ステップ220から、フォローはステップ218に戻る。ステップ218においては、検索者は更に検索結果を制限するための選択肢が与えられる。検索は、例えばわずかなクレジット履歴あるいはクレジット記録なしのようなユーザ属性、又は例えば、カードは残高移動でAPR0%を供しなければならないなどの、プロダクト属性を選択又は調整することによって、更に制限されうる。更に、ユーザあるいはプロダクトについて規定された属性の重要度のランク付けは、最終的なプロダクトランク付けに因子分解できる。例示的な検索結果は、「あなたの地域X(国、州、都市に分解できる)内部に、銀行Yはあなたの要求に最も合致するクレジットカードZを提供しています」となる。この結果は有効な結果であり、すなわち、クエリ直後に表示されるか、入手可能なプロダクトが入手可能となる場合に、同定のために長期にわたってシステムによって追跡されうる。長期にわたってプロダクトを追跡することは、例えば金利の変化のような変化がプロダクトに生じる場合、システムにユーザを通知させる点で有利である。更なる制限が必要とされない場合、プロセスはステップ222で終了する。
少なくともある観点において、特定の実施例による本発明は、産業内のプロバイダあるいはプレイヤによって提供されたプロダクトあるいはサービスを示す、一連の所定のデータ構造で動作する「局所的」あるいは垂直検索エンジンである。例えば、データ構造がクレジットカード及びプロダクトを提供する機関の一般的あるいは存在論的な属性となる。ユーザのプロフィールデータを考慮することによって、及び/又は、発明のエンジンとのユーザ対話によって指示されることによって、システムはユーザの要求と合致する最良に合致するプロダクトを推奨する。
例示的な検索
以下の記述及び引用した図は、本発明を利用するデータ特定の例を提供している。選択された例示的なプロダクトはクレジットカードであり、複雑なシナリオを有利に提供し、プロダクトのランク付けを決定する際の様々な考察を示し、どのようにしてユーザが現在の情報で作業するかを示している。クレジットカードは検索トピックの単なる一例であり、多くの更なる検索トピックは不動産、投資、電気通信、ヘルスケア等のような総ての他の産業内に存在している。
図3は本発明での対話用のページ本体レイアウトの一例300を示している。ページレイアウト300はいくつかのセクションに分割され、第1番目に検索判断基準入力/選択セクション302があり、第2番目に結果領域312があり、第3セクション314はユーザ自身あるいは可能性のあるカードが、最良のカードを選択された範囲上のどこにランク付けするかをユーザに示すのを許容している。図に示された選択が単なる例示であり、総ての網羅可能な検索判断基準とは限らないことに留意すべきである。示された特定の例においては、ユーザはフィールド303内にその位置を規定することによって検索を開始できる。この規定は例えば、国、州、郡、都市を含む選択肢の階層集合にすることができ、又は、このデータがこのプロダクトのためか、その他の前のセッションにおける、いずれかの理由のために、事前にサブミットされた場合、位置は事前格納できる。これがサイトとの第1の対話であり、他の位置データが存在しない場合、IPアドレスの位置決めが可能な限り低いレベルに位置を制限するのに用いられる。
フィールド304は、所望のクレジットカード型の固定変数のリストを示している。本発明のランク付けシステムは、同一型の総てのカードをランク付けできる。いくつかの例示的なランク付けフィールドは、総てのクレジットカード、通常クレジットカード、担保付きカード、航空ポイント付きカード、ポイント付きカード、ギフト/商品等である。
本例においては、ヘルプを提供し、現在の選択を記述し、及び/又は対話情報を提供するフィールド306が更に存在する。フィールド306はフィールド304で生成された選択によって変化しうる。記述フィールド306はユーザに対するサポートを提供し、ユーザが正確な選択をするのを助ける。
クリック可能なリンクは、本発明のランク付け方法を選択するフィールド308に提供される。本発明の実施例は、選択がなされなかった場合、標準的な3ステッププロセスでプロダクトをランク付けする。第1に、評点を各カードの各属性に割り当てて、例えばポイント付きカードなどの同一カテゴリのカード内で他のカードとの比較でランク付けする。第2に、評点は、各属性が個々のユーザとどれくらい関連しているかに基づいて重みづけを割り当てられ、次いで評点は再評価される。最後に、各属性の評点が記録され、本例においては、カードは互いに評価され、総合での最高評点が#1でランク付けされる。
システムが各属性の重要度評点を得るために、システムデフォルト評点、プリセット測定評点、詳細なカスタム評点という、3レベルの複雑度が存在する。このランク付けシステムは総てのプロダクトに適用され、更に以下に詳細に説明されるであろう。ユーザがデフォルトのランク付けシステムから別のランク付けシステムに変更した場合、メッセージがフィールド310に現れ、この変更を示す。
位置微調整
これらの位置を微調整することによって、ユーザは地理的領域内のプロダクトに直接アクセスできる。クレジットカードの例においては、これはめったに用いられなく、多くの主要なカードは全国的に入手可能である。しかしながら、より小さな地理的領域に依存する有意な数のカードがいまだ存在する。
図4は、ユーザの地理的位置を特定するのにユーザによって用いられうる位置微調整画面の一実施例を示し、プロダクト検索はこれらのフィールドを含むことによって制限できるようになる。位置画面は図3のフィールド303中のリンクを選択することによって到達する。図4に示した特定の位置画面400は、郵便番号402、国404、州406、郡408及び都市410のような地理的なエントリボックスの例示的な標準セットを含んでいる。ドロップダウンボックスあるいはエントリボックスを用いて、地理的データをシステムに入力できる。画面400は、例えばユーザコンピュータのIPアドレスから得られた情報に基づいて変えることができる。例えば、英国のような場所においては、郵便のあて先が郵便番号の代わりに入力される。
重要な評点
図5はユーザと関連した属性を設定するためのグラフィカルユーザインタフェースの一例を示す。この画面は図3のフィールド308中のリンクを選択することによって到達する。このパネル500を用いることによって、クレジットカードの例については、ユーザが負債及びキャッシュフローの自身のレベルを評価できる。選択した尺度値によって、本発明はプリセット重要度評点をプロダクト属性に適用できる。これらのプリセット評点は尺度上のその位置に合致する個人がカードにおいて調査される及び調査すべき一般因子を考慮することによって決定される。
尺度502は2つの値、例えば0と100との間の連続数として構成される。0は高い負債を意味し、100は高いキャッシュフローを意味している。ユーザは尺度矢印504をドラッグして、状況に最適な位置を提供できる。値506は尺度中の矢印の位置を示している。位置はプリセットカテゴリ内にグループ化されるが、選択された値は重要度計算に役立つ。フィールド508はプリセットカテゴリの記述を提供する。一旦ユーザが矢印504を配置すると、クリックボタン510はシステムに尺度値506がランク付け機能用の入力として用いられるべきであると示す。代替として、ユーザは「システムを私のために選択する」ボタン512をクリックすることによって、システムデフォルトを選択できる。変更が所望されない場合、パネル500はボタン514をクリックすることによって隠すことができる。画面のトップでのタブ516をクリックすることによって、ユーザはカスタム評点を入力できる画面を引き上げることができる。
カスタム評点
図6はユーザが図5のタブ516を選択する場合に現れるグラフィカルユーザインタフェースを示している。結果画面600は、ユーザがシステムに更なる詳細な属性を入力するのを許容する。本例においては、属性は重要度評点設定である。ユーザは上述及び図5に示したような尺度評点、あるいは、ここに示したカスタム評点との間を選択できる。
カスタム評点は各々の対応する属性グループ604a−nに対するスライドバー602a−nを移動させることによって選択される。図6に示されたスライダグループ604a−nは常に属性そのものというわけではなく、低レベルの属性グループにして、より微調整された図を参酌することができる。例えば、属性グループの違約金604eは属性「遅延支払金」及び「期限超過料金」に適用する。このセクションはカードのかなりの知識を有するユーザにとって有用である。
画面の底部には2つのボタンがある。第1のボタン606はシステムに対して、属性が十分に設定され、カスタマイズされた検索を行うように用いられるべきであると示している。第2のボタン608はシステムにシステムデフォルト値を用いて、検索を行うことを告げる。一実施例においては、デフォルトデータは入手可能なプロフィールデータと結合され、ランク付け機能用の入力として用いられる。図に示してここに述べた画面は単なる例示であり、発明はいずれにしても、図に示されこれらの例に記載されたものに限定されない。
結果
図7は前の図で選択され、上述した属性を用いて実行された検索結果を示している。結果画面312は一般的には、検索が起動し結果を返すとすぐに表示される。適した状況においては、特定の位置に与えられた、どのプロダクトが最良かを提示するテキストフィールド702を有する。クレジットカードがあれば、これは通常単一行の項目として表示される。しかしながら、例えば、#1プロダクトがユーザの位置で入手可能でなく、より広大な範囲中にある場合に、2行の項目が現れる。例えば、1行目の項目は国内の最良のプロダクトを詳細に示し、2行目の項目が州、都市、町での最良のプロダクトとなる。これはユーザに州を越えた広い範囲を与える。
フィールド704は特定の検索中の総ての他の戻りプロダクトと比較されたプロダクトのランク付けを示している。フィールド706はプロダクトの画像(入手可能であれば)を示し、さもなくば「ノープレビュー」画像が現れる。次のフィールド708においては、プロダクト、この場合においては、クレジットカード及びカードを提供する機関の名前が示されている。フィールド710はカードが提供しなければならないキーポイントの概要を提供している。本発明の一の利点は業界用語が低減することである。ユーザはシステムと対話して、ユーザが所望した場合にプロダクトの更なる属性を更に得ることができる。
本発明の一実施例においては、ユーザの星でのランク付けシステムが実装されている。ユーザの星でのランク付け712は、ユーザから収集された、及び/又は、顧客監視ウェブサイトから検索された顧客満足度の評点である。ランク付けシステムはプロダクトの属性を評価し、ユーザに適用可能なように各々の重要性を重み付けしている。ランク付けシステムはランク付けを生成するために、定性データと同様に量的データを組み合わせる能力を有している。本発明のシステムがプロダクト用のデータを収集することができない際においては、機関の総合的な評点がプロダクト評点に因子分析されうる。評点はプロダクトに対する総合的な平均評点によって決定されるが、重み付けは様々なデータソース間で変化しうる。例えば、本発明を通じて収集される評点は、1の重み付けを有することができる一方で、低評価のサイトは0.8の評点を有するであろう。
カードの顧客の評点は別個に表示されるが、属性としてランク付け機能の一部分としても用いられる。顧客評点はランク付け間のタイブレーカとして特徴付けられることは更に可能である。
図7の結果画面312は「情報」ボタン714を更に特徴とする。情報ボタン714をクリックすることによって、ユーザはパネルにページ上で選択された総ての他のカードと比較されるように、個々のカード属性を列挙する表示をさせることができる。この比較は例えば以下に説明するように、図8に示される。
更なる有利な特徴として、クレジットカードアプリケーションのために、及び、他の同様のプロダクトのために、「適用」ボタン716が結果ページ312に示されている。適用ボタン716は、オンラインアプリケーション設備と協同して用いられて、ユーザにプロダクトオンラインを適用するのを許容する。この機能はユーザをプロダクトプロバイダのウェブページに割り当て、情報提示画面を呼び出すことができ、これを用いて、情報を収集し、次いでプロダクトプロバイダ会社に、電子的にか、有体形式かのいずれかで、その情報を転送できる。
更なるユーザ対話
一実施例においては、ユーザはフィールド314の使用を通じて(図3に示したグラフィカルユーザインタフェースにおいて)、存在するクレジットカードを選択し、カード#1の選択が見つけられるように導かれた尺度上のどこにランク付けられるかを調べることができる。それは例えば、ユーザが別のものをあるカードで購入するとした場合の仮説上の支出例を与える。セクション314は図8に詳細に示されている。
プロダクトを選択することは、最初に、第1のタブ817上で入力フィールド802を通じて、プロバイダを選択し、次いで、別の入力フィールド804を通じて個々のプロダクトまで制限することによって実行できる。クレジットカードの場合においては、ユーザのプロダクト選択はフィールド806−816中に表示される。フィールド806はそのクラス内の他のカードに対するカードのランク付けを示している。フィールド808と810はプロダクト同定テキストと、入手可能であれば、プロダクトの画像を示している。フィールド812はカード属性の概要を提供している。カードの顧客評点がフィールド814に示されている。情報ボタン816を選択することによって、カードのより詳細な属性を示す画面に到達できる。
一実施例において、何らかの状況を仮定したシナリオが利用可能であり、ユーザがカード属性をユーザのシナリオに基づくドル計算に変換するのを可能にする。何らかの状況を仮定したシナリオはタブ818上をクリックすることによって入力されうる。これらのシナリオは、ユーザが異なる財政状況を実際にシミュレートするのを可能にするため、ユーザのためのパワフルツールになりうる。例えば発明がミューチュアルファンドで用いられた場合、ユーザが金利、料金、税率等を変えることのような、ミューチュアルファンドに対する永続的な異なるシナリオを入力するのを可能にする。
第3の利用可能なタブ820は、ユーザが複数のクレジットカードの比較を選択することを可能にする。この機能においては、選択されたカードは詳細な表において属性ごとに比較される。更なる情報は、プロバイダの詳細な連絡先を装備するか、プロダクトパンフレット及びその他の情報用にプロバイダへの要求を送信するかのいずれかによって、ユーザに提供されうる。
対話の概略
図9は対話概略ページ900を示している。対話概略ページ900は登録されたユーザが本発明で総てのフラグを立てられた対話の「鳥瞰」図を得るのを可能にしている。一見して、ユーザは全体として一般市場内での投資、設備、政策、年収等の状態を特定できる。更なる特徴として、本発明はプロダクト内部の新しい開発について、ユーザにフラグを立てる警告システムを提供している。
対話概略ページ900は登録されたユーザ用の待ち受けページの一部分を形成でき、RSSのような、様々なウェブフィードのフォーマットをを通じて利用可能である。RSSはブログエントリ、ニュースヘッドライン、又はポッドキャストのような頻繁に更新されるコンテンツを公表するのに用いられる。「フィード」、「ウェブフィード」あるいは「チャンネル」と呼ばれるRSS文書は、関連ウェブサイトからのコンテンツの概要か、その全テキストかのいずれかを含んでいる。RSSは人々が手動でチェックするよりも容易な自動的な方法で、好みのウェブサイトに対応するのを可能にする。ユーザはデスクトップかウェブブログのいずれかの上で実行する自身のウェブアグリゲータを用いて、ウェブサイトへのナビゲート及びログインの困難なプロセスを経るに及ぶことなく、この概略900をプルダウンし、状況の展望を得ることができる。したがって、総ての更なる対話がウェブサイト上で行われうる。
図9は概略ページ900に現れうる例示的なフィールドを含む、いくつかの列902−912を示している。例えば列902はユーザが概略に加えた際の各プロダクトのランクを含み、列904は概略がダウンロードされた際に適用されるような、プロダクトのランクを示すフィールドを含んでいる。重要度評点はユーザプロフィール内に記憶され、その日のランク付けを決定する場合に検索される。列906はプロダクト名を示し、列908はプロダクトのプロバイダを列挙している。本例においては、列910は各プロダクトの状態についての重要な情報を示している。図9の概略画面900においては、本発明の別の部分へのリンクは、列912に提供されて、プロダクトとの更なる対話を可能にしている。
市場は進化する主体である。今日なされた決定が明日に最良とする必要がない。本発明は進行中でありかつ連続的に関連する決定をする場合にユーザを助ける。これはユーザの要求に基づく「より良い取引」について、連続的に検索することによって得られる。システムがより好適なサービスプロバイダあるいはプロダクトを推奨できる場合、ユーザは所定の通信チャンネルを介して通知される。例えば、列912のフィールドのうちの2つである914と916に示されるように、警告インジケータ918及び920はそれぞれ、ユーザによって特定される条件が合致した場合に現われる。これらの警告は早発及び遅発の警告を含んでいる。遅発の通知はよりよい相場あるいは価格が入手可能となる場合、ユーザに通知される。早発の通知は、例えば支払日の近い公債がある場合に、来たるプロダクトのイベントあるいは要求をユーザに通知する。
サーバ
図10によって、図1のサーバ106及び/又はサーバ110のような、サーバとして実装されうるデータ処理システムのブロック図が、本発明の一実施例によって示されている。データ処理システム1000はシステムバス1006に接続された複数のプロセッサ1002と1004を含む対称型マルチプロセッサ(SMP)システムにできる。代替的に、単一プロセッサを使用することもできる。更に、システムバス1006に接続されているのは、メモリコントローラ/キャッシュ1008であり、ローカルメモリ1009へのインタフェースを提供している。I/Oバスブリッジ1010はシステムバス1006と接続され、I/Oバス1012へのインタフェースを提供する。メモリコントローラ/キャッシュ1008とI/Oバスブリッジ1010は、示されるように統合されうる。メモリコントローラ1008と協働するプロセッサ1002あるいは1004は、どのデータがメモリ1009に記憶されるかを制御する。プロセッサ1002あるいは1004は更に、その他のメモリデバイスや記憶領域108a−nのような記憶位置と協働して動作して、モニタしたデータがデータ記憶領域108a−n上に記憶及び/又はアクセスされるようなモニタとして使用できる。
I/Oバス1012と接続された周辺機器相互接続(PCI)バスブリッジ1014は、PCIローカルバス1016へのインタフェースを提供している。多数のモデムがPCIバス1016と接続されうる。一般的なPCIバス実装は4つのPCI拡張スロットあるいはアドインコネクタをサポートしている。図1のネットワークコンピュータ104a−nへの通信リンクは、アドインボードを通じてPCIローカルバスと接続されたモデム1018とネットワークアダプタ1020を通って提供できる。
更なるPCIバスブリッジ1022及び1024は更なるPCIバス1026及び1028用のインタフェースを提供し、更なるモデムあるいはネットワークアダプタがサポートされうる。この方法においては、データ処理システム1000は複数のネットワークコンピュータへの接続を許容する。メモリマップグラフィックアダプタ1030とハードディスク1032は直接的にか間接的にかのいずれかで、示すようにI/Oバス1012と接続できる。
当該技術分野の当業者は、図10に示したハードウェアが変更可能であることが分かるであろう。例えば、光学ディスクドライブ等のような他の周辺機器は示したハードウェアに加えて、あるいは代わりに用いることができる。示した例は本発明に関する人為的な制限を意味することを意図していない。
本明細書において、用語「コンピュータプログラム媒体」、「コンピュータ使用可能媒体」及び「コンピュータ読取可能媒体」は一般的に主メモリ1009、リムーバブル記憶ドライブ1031、リムーバブルメディア1033、ハードディスク1032のような媒体と、信号とに言及するのに用いられる。これらのコンピュータプログラム製品はソフトウェアをコンピュータシステムに提供するための手段である。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータシステムがデータ、命令、メッセージあるいはメッセージパケット、及びコンピュータ読取可能媒体からの他のコンピュータ読取可能情報を読み取ることを可能にする。例えば、コンピュータ読取可能媒体はフロッピ、ROM、フラッシュメモリ、ディスクドライブメモリ、CD−ROM、及びその他の永久記憶装置のような、不揮発性メモリを含むことができる。例えば、コンピュータシステム間で、データやコンピュータ命令のような情報を伝達するのに有用である。更に、コンピュータ読取可能媒体はネットワークリンク及び/又はネットワークインタフェースのような一過性状態の媒体中のコンピュータ読取可能情報を含み、有線ネットワークあるいは無線ネットワークを含むことができ、コンピュータがこのようなコンピュータ読取可能情報を読むことを可能にしている。
コンピュータプログラム(コンピュータ制御ロジックとも呼ばれる)はメモリ中に記憶される。コンピュータプログラムは通信インタフェース1016を通じて受信できる。このようなコンピュータプログラムは実行時に、コンピュータシステムがここに記載されたような本発明の特徴を行うことを可能にする。特に、コンピュータプログラムは実行時に、プロセッサ1002及び/又は1004がコンピュータシステムの特徴を行うことを可能にする。よって、このようなコンピュータプログラムはコンピュータシステムのコントローラを表している。
クライアントデバイス
図11により、本発明が実装できるデータ処理システムを例示するブロック図が示されている。データ処理システム1100はクライアントコンピュータ104の例である。データ処理システム1100は周辺機器相互接続(PCI)ローカルバス構造を用いている。示された例はPCIバスを用いるが、アクセラレィティッドグラフィックポート(AGP)及び業界標準アーキテクチャ(ISA)のような別のバスアーキテクチャを用いることができる。プロセッサ1102と主メモリ1104はPCIブリッジ1108を通じてPCIローカルバス1106と接続される。PCIブリッジ1108は更に、プロセッサ1102用の統合されたメモリコントローラ及びキャッシュメモリを含むことができる。PCIローカルバス1106への更なる接続は直接機器相互接続を通じて、あるいは、アドインボードを通じてなすことができる。示された例においては、ローカルエリアネットワーク(LAN)アダプタ1110、SCSIホストバスアダプタ1112及び拡張バスインタフェース1114が直接機器相互接続によってPCIローカルバス1106へ接続される。対照的に、オーディオアダプタ1116、グラフィックアダプタ1118及びオーディオ/ビデオアダプタ1119は、拡張スロットに挿入されるアドインボードによってPCIローカルバス1106へ接続される。拡張バスインタフェース1114は例えばキーボード及びマウスアダプタ1120と、モデム1122と、追加メモリ1124のための接続を提供している。小型コンピュータシステムインタフェース(SCSI)ホストアダプタインタフェースは、例えばハードディスクドライブ1126、テープドライブ1128及びCD−ROMドライブ1130のための接続を提供している。一般的なPCIローカルバスの実装は、3又は4のPCI拡張スロットあるいはアドインコネクタをサポートする。
オペレーティングシステムがプロセッサ1102上で実行され、図11中のデータ処理システム1100内の様々な要素の制御を調整し提供するのに用いられる。各クライアントは異なるオペレーティングシステムを実行できる。オペレーティングシステムはWindowsXP(登録商標)のような、商業上利用可能なオペレーティングシステムにでき、マイクロソフト社から入手可能である。ORACLE(登録商標)のようなデータベースプログラムはオペレーティングシステムと協働して実行でき、データ処理システム1100上で実行するJAVA(登録商標)プログラム又はアプリケーションからオペレーティングシステムへの呼び出しを提供する。オペレーティングシステム、オブジェクト指向オペレーティングシステム、及びアプリケーションあるいはプログラムの命令は、ハードディスクドライブ1126のような記憶デバイスに配置され、プロセッサ1102による実行のために主メモリ1104内にロードできる。
当該技術分野の当業者は、図11のハードウェアがその実装によって変化しうることは分かるであろう。フラッシュROM(あるいは、等価の不揮発性メモリ)又は光学ディスクドライブ等のような、他の内部ハードウェアあるいは周辺装置は、図11に示されたハードウェアに加えて、あるいは代えて用いることができる。更に、本発明のプロセスはマルチプロセッサデータ処理システムに適用できる。
別の例として、データ処理システム1100がネットワーク通信インタフェースのいくつかの型を含むか否かにかかわらず、データ処理システム1100は、ネットワーク通信インタフェースの型に依存することなく、ブートできるように構成されるスタンドアロンシステムにできる。更なる例として、データ処理システム1100は携帯型情報端末(PDA)装置にでき、オペレーティングシステムファイル及び/又はユーザ生成データを記憶するための不揮発性メモリを提供するために、ROM及び/又はフラッシュROMで構成されている。
図11で示された例及び上述の例は、人為的な制限を意味することを意図していない。例えば、データ処理システム1100は更にPDAの形式を取るのに加えて、ノートブックコンピュータやハンドヘルドコンピュータにできる。データ処理システム1100は更にキオスク又はウェブアプライアンスにできる。
ミューチュアルファンド
図12−16は、本発明のための限定されない使用例を示している。図12−16に示された特定例は、ミューチュアルファンドと関連する。図12は本発明での対話のためのページ本体レイアウト1200の一例を例示している。ページレイアウト1200はいくつかのセクションに分割され、第1番目に検索判断基準入力/選択セクション1202があり、第2番目に結果領域1212があり、第3セクション1242はユーザ自身あるいは可能性のあるミューチュアルファンド又はファンドファミリが、最良のファンド又はファンドファミリを選択された範囲上のどこにランク付けするかをユーザが知るのを許容している。図に示された選択が単なる例示であり、総ての網羅可能な検索判断基準とは限らないことに留意すべきである。示された特定の例においては、ユーザはフィールド1203内にその位置を規定することによって検索を開始できる。この規定は例えば、国、州、郡、都市を含む選択肢の階層集合にすることができ、又は、このデータがこのプロダクトのためか、その他の前のセッションにおける、いずれかの理由のために、事前にサブミットされた場合、位置は事前格納できる。これがサイトとの第1の対話であり、他の位置データが存在しない場合、IPアドレスの位置決めが可能な限り低いレベルに位置を制限するのに用いられる。
フィールド1204及び1205は、所望型のファンドの固定変数のリストを示している。フィールド1204はカテゴリであり、フィールド1205はファミリ及びファンドのサブカテゴリである。一実施例においては、カテゴリ1204用のドロップダウン選択肢は、公債ファンド、複合型ファンド、国際在庫ファンド、米国在庫ファンドからなる。ドロップダウンボックス1205内のサブカテゴリは、例えば、高融合及び高成長ファンドを含むことができる。
フィールド1206はユーザに投資を希望する額を特定するのを可能にする。このフィールドが要求された初期投資額によってファンドに検索条件を追加するのに用いられるか、ファンドに関連した因子用の判断基準として投資額を用いることができる。
本発明のランク付け方法を選択するクリック可能なリンクがフィールド1208内で提供される。選択がなされない場合、本発明の方法は、標準の3ステップのプロセスでプロダクトをランク付けする。第1に、評点を各ファンドの各属性に割り当てて(あるいは、プロダクトが検索の主題であろうとなかろうと)、同一カテゴリのファンド内で他のファンドとの比較でランク付けする。第2に、評点は、各属性が個々のユーザとどれくらい関連しているかに基づいて重みづけを割り当てられ、次いで評点は再評価される。最後に、各属性の評点が記録され、本例においては、ファンドは互いに評価され、総合での最高評点が#1でランク付けされる。
システムが各属性の重要度評点を得るために、システムデフォルト評点、プリセット測定評点、詳細なカスタム評点という、3レベルの複雑度が存在する。このランク付けシステムは総てのプロダクトに適用される。図13は一旦ユーザがリンク1208上をクリックすると現われるグラフィカルユーザインタフェース画面1300を示す。クレジットカードの例と同様に、この画面はどのように本発明が考慮してファンドに評点をつけるかを指示する。
図13の第1の選択可能なフィールドは、フィールド1302であり、考慮する期間を規定する。本発明は、選択して利益あるいはその他の属性を決定する期間にわたるファンド又はファンドファミリを追跡する。以下の3つのフィールド、1304、1306及び1308は2又はそれ以上のファンドと比較した場合に有用となりうるミューチュアルファンド例示的な属性である。第1のフィールド1304は評価の属性用の重要度評点を選択するスライダを有する。第2のフィールド1306は、利益の属性用の重要度評点を選択するスライダを有する。第3のフィールド1308は、総利回りの属性用の重要度評点を選択するスライダを有する。フィールドのうちの1又はそれ以上の重要度評点を設定後、これらの値は画面1300の底部の「評点更新」ボタンをクリックすることによって、システムに入力される。
図12に戻り、フィールド1210はクリック可能なリンクであり、どのように本発明がファンドに検索条件を追加するかを決定する。ユーザがリンク1210をクリックした後に現われる例示的なグラフィカルユーザインタフェース1400は、図14に示されている。この画面1400は、例えば投資組織によって確立された契約ごとに投資しなければならない投資家によって用いられうる。画面1400はシステムにユーザがファミリの総合的な純資産価値によってファミリに検索条件を追加するのを望むことを示すチェックボックス1402を有している。このチェックボックス1402がチェックされた場合、システムはユーザがフィールド1404へ入力した値を用いて、ファンドに検索条件を追加すべく純資産価値をシステムに示す。第2のチェックボックス1406はシステムにユーザがどの程度のファンドを各ファンドファミリが所有しているかによってファンドファミリに検索条件を追加するのを望むことを示す。このチェックボックス1406がチェックされた場合、システムはボックス1408中で示されたファンドの数に基づいて検索条件を追加される。ボタン1410はクリックされるとすぐに、検索条件を更新し、評点を更新する。
図12の次の主セクション1212はナンバー1のファンドファミリ1214とナンバー1のファンド1216とを示している。フィールド1214と1216に示された結果は、検索が作動し結果を返すとすぐに、表示される。フィールド1214と1216の各々はそれぞれ、適した状況において、どのプロダクトが特定の位置で最良に与えられるかを示すテキストフィールド1218と1220を有している。
次のフィールド1222と1224においては、ある期間にわたるファンドファミリのパフォーマンスとファンドのパフォーマンスがそれぞれ示されている。ファンドファミリ及び複数ファンドのファミリの識別名がそれぞれフィールド1230と1232に示されている。フィールド1234と1236はそれぞれナンバー1にランク付けされたファンドファミリ及びファンドの重要側面の概略を提供している。これらのナンバー1にランク付けされたプロダクトは好ましくはフィールド1203へ入力される位置情報に従うことができる。本発明の1の利点は専門用語が低減することである。ユーザはシステムと対話して、ユーザが所望する場合に更なるプロダクト属性を更に得ることができる。
本発明の一実施例においては、アナリストの星でのランク付けシステムが実装されている。アナリストの星でのランク付け1238は、アナリストから収集された、及び/又は、情報源から検索された顧客満足度の評点である。ランク付けシステムはプロダクトの属性を評価する。ランク付けシステムはランク付けを生成するために、定性データと同様に量的データを組み合わせる能力を有している。本発明のシステムがプロダクト用のデータを収集することができない際においては、機関の総合的な評点がプロダクト評点に因子分析されうる。評点はプロダクトに対する総合的な平均評点によって決定されるが、重み付けは様々なデータソース間で変化しうる。例えば、本発明を通じて収集される評点は、1の重み付けを有することができる一方で、低評価のサイトは0.8の評点を有するであろう。アナリストの評点は別個に表示されるが、属性としてランク付け機能の一部分としても用いられる。アナリストの評点はランク付け間のタイブレーカとして特徴付けられることは更に可能である。
結果画面1212は「情報」ボタン1240を更に特徴とする。情報ボタン1240をクリックすることによって、ユーザはパネルにページ上で選択された総ての他のファンドと比較されるように、個々のファンド属性を列挙する表示をさせることができる。
ランク付けフィールド1242は2つのタブを提供する。第1のタブ1244が選択された場合は、ユーザがフィールド1246中のコードを同定するのにファンドファミリに入力できる。このセクションはユーザが投資するユーザのファミリをランク付けする。これらのランキングはユーザが検索条件や範囲要求を変更する場合、連続更新される。これは変更する判断基準内に生じた際に、ユーザは自身のファンドランク付けの観点を有するからである。ボタン1248を押すとすぐに、図15に示したものに似た画面がユーザに示される。
第2のタブ1250は図16に示された画面1600に似た画面を提示する。画面1600はユーザが個別のファンドパフォーマンスを見るのを許容する。このセクションでの更なる対話はユーザが設定間隔の時間にわたるファンドのパフォーマンスを追跡するのを許容する。パフォーマンスは割合変化と同様にランク付けで提示されうる。
預金証書
図7は本発明の別の例示的な使用を示し、預金証書(CD)を分析できる。画面1700は上述の、図に示された例と似ている。図17は投資額1704及び投資期間のようなCD判断基準を入力するための第1のフィールド1702を有している。画面1700はナンバー1のCDを提示するための結果セクション1708と、ランク付け及び比較セクション1716とを有している。ランク付け及び比較セクション1716は選択された場合に、ユーザが比較群中の他のもの総てに対し特定のCDをランク付けするのを許容する第1のタブ1710を有している。第2のタブ1712はユーザに何らかの状況を仮定したシナリオに関与するのを許容する。最後に、第3のタブ1714はユーザが互いに複数のCDを比較するのを許容する。
図17に示したグラフィカルユーザインタフェース1700は限定することを意図していない。本発明は示した特徴の総てを有することを必ずしも要求せず、更なる特徴を
有することもできる。
まとめ
本発明はプロダクトを知的に特定するための公平かつ客観的なウェブアプリケーションであり、プロダクト用の検索が、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、携帯電話、その他を含むインターネットアクセスデバイスを通じてユーザにアクセス可能になるコンピュータネットワークで実行されている。本発明は所定の、及び/又はオープンエンドの検索判断基準とユーザプロフィールデータとを受け入れ、ユーザの指示に応じて、所定の問題用に構成された可能な限りの候補の有限集合内の最適な検索候補を同定するために、1又は多くのデータソースにアクセスする。特定されたプロダクトは、検索者との関係によって、特に、検索者と関連する属性との相関によって選択される。本発明の実施例は所望のプロダクトを参照、リンクあるいは提供するウェブページを特定するだけではなく、どれだけ良くそのプロダクトが検索者のニーズや検索者の状況に合致しているかによってランク付けされた結果リストを返している。
一実施例によると、本発明はユーザからの検索トピックと、ユーザと関連する1又はそれ以上の属性とを受け取ることによって関連するプロダクトのランク付けを生成している。属性は人口統計あるいはユーザに特有の状況データのような因子である。本発明はその後検索トピック用の複数の情報位置を検索し、更に各情報位置と接続され、トピックと関連する少なくとも1の情報フィールドを検索する。本発明は次いで情報フィールドのうちの少なくとも1のコンテンツを属性のうちの少なくとも1つに関連付ける。「関連付けすること」によって、本発明は情報フィールドのうちの1つのコンテンツと、ユーザによって入力された属性のうちの1つとの間に論理的な相関を生成している。この相関は直接的ではないかもしれない。例えば、ユーザは、自身の全負債と収入の「属性」を入力できる。本発明はこれらの属性をローンの最大限度を含む情報フィールドに、及び最小クレジット評点に「関連付ける」ことができる。ユーザのクレジット評点は、負債対収入に基づき、本発明によって計算できる。情報フィールドは次いで優先順位をつけられ、これによって重要度又は関連度に基づく因子の階層を生成する。例えば、ユーザが高いクレジット制限でのクレジットカードを探すのを望むことができ、ユーザは金利について心配するよりも負債を移動できる。優先順位に基づいて、プロダクトは互いにランク付けされる。
本発明の実施例は、ユーザのクリックを通じたイベントや推奨される受け入れをモニタリングすることによってユーザの総合的なプロフィールを構築できる。この採掘可能なデータの総合的な集合は、適したプロダクトを推奨する本発明の能力を向上し、持続可能な収入源に導くことができる。
システムは定量化可能な利益を提供することによって、プロバイダにプロダクトが顧客にとってより競争的かつ魅力的になるようにさせる能力を有している。プロダクトの質的態様は無視されない(ユーザはこれを個別にランク付けできる)が、どのプロダックとがユーザプロフィール及び検索要求と最良に合致するかの推奨が提供される。このことは、平均的な顧客の最初の心に認知を更に超えて、推奨するプロダクトを提供する能力と結合して、顧客の決定に大きな利点を提供する大きな平等な土俵となる。
本発明は複数の産業に影響を与えることができ、投資、借用、保険、旅行、ヘルスケア、電気通信、教育、その他が含まれる。
本発明は既存の検索エンジンに多くの利点を提供する。1つには、結果(ランク付け)は検索を行うユーザに特定であり、他のシステムのユーザに関連しない。特に多くの検索エンジンがページにナビゲートする多数の他のユーザを考慮する場合、本発明は各検索を、検索を行うユーザのみに合わせられる。本発明は属性上のプロダクト及びサービスと、検索するユーザプロフィールに対する各属性の関連度を評価することができる。
本発明は公表された産業特有のデータに基づくため、公平かつ客観的である。システムによって所有されるクエリは、定量可能な結果を探すために特定の産業に向けられているものである。これは財政評点比較、最初に評点したサービスプロバイダあるいはユーザのニーズに最良に合致するプロダクトにすることができる。クエリの結果は本発明のサービスを提供する主体が、推奨することによる財政報酬がないので公平である。
更に、本発明の知識ベースとデータ記憶は、公共の情報(例えば、ウェブデータ)及び/又は信頼でき公平なサードパーティによりコンパイルされたデータで構築される。本発明のオペレータは、サービスプロバイダからの寄付金を得ることも、財政上の誘因に基づく結果を優先することを必要としない。都合よく、本発明の実施例は市場での変化を連続的に最新に、かつ能動的にモニタリングし、新しいプロバイダ及びプロダクトを検索する自動化した「生の」データ記憶を生成している。
ウェブユーザは可能な限りの答えのリストを受け取るために自然言語のクエリを構築することで一般的に知り、次いで、多くの関連する答えを特定するために結果に手動で検索条件を追加する。しかしながら、有効な自然言語のクエリを構築する能力は、ユーザが特定のフィールド内に有している複雑さのレベルに依存している。
本発明の使用を通じてユーザは、クエリを制限し結果を検索条件追加して、標的産業内の最も関連し有益な単一結果を探す、ユーザを補助する質問/答えベースのエキスパートシステムを通じて誘導される。エキスパートシステムは産業特有であり、特定フィールドで操作するエキスパートと協働して開発される。このことにより、本発明は洗練及び非洗練の双方のユーザに同様にサービスを提供でき、両方が最良の可能な限りの結果を得ることができる。
更なる利点は本発明が最も関連する結果のみを提供できることである。このような実施例においては、究極の目標はユーザのクエリ判断基準及び要求に基づき、単一の最適な結果を提供する、すなわち、1のクエリが1の結果と等しいことである。
更に、可能及び/又は適用可能な場合に、本発明のシステムはユーザとサービスプロバイダとの間のトランザクションを促進する。これは、オンライントランザクションか単に詳細な連絡先の表示の形態内にできる。
本発明は都合よく、最も情報を有する決定がなされ、規定の期間にわたってその決定の有効性をモニタリングする点で、ユーザを補助する多様なアプリケーションプラットフォームを提供している。
本発明の特定の実施例が開示されたが、当該技術分野の当業者は、変更が本発明の精神及び範囲を離れることなく特定の実施例に対しすることができることを理解するであろう。したがって本発明の範囲は特定の実施例に限定されない。更に、添付の請求項が本発明の範囲内にあるいずれかの及び総てのこのようなアプリケーション、変更及び実施例をカバーすることは意図されている。