JP2010152164A - Display device protection structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は携帯電子機器の筐体構造に関し、特に表示デバイスの保護構造に関する。 The present invention relates to a housing structure of a portable electronic device, and more particularly to a protective structure of a display device.
携帯電子機器に内装された機能デバイスは、落下衝撃、押圧、曲げ及びねじり等の外力に基づいて変形し、破壊されるおそれがある。そこで、携帯電子機器は外力に耐えられる筐体及び内装部品を有し、機能デバイスを保護している。一方、携帯電子機器は、携帯性の向上のため、薄型及び小型への要求を内包している。従って、携帯電子機器は外力に耐えられる強度を備え、薄型及び小型であることが常に求められており、改良が重ねられている。 The functional device built in the portable electronic device may be deformed and destroyed based on external forces such as drop impact, pressing, bending, and twisting. Therefore, the portable electronic device has a casing and an interior part that can withstand external force, and protects the functional device. On the other hand, portable electronic devices include a demand for thinness and small size in order to improve portability. Therefore, portable electronic devices are always required to be thin and compact with sufficient strength to withstand external forces, and improvements are being made.
携帯電子機器に内装された機能デバイスにおいて、表示デバイスにはLCD(液晶ディスプレイ)が使用されている。LCDは脆性材料のガラス板を基材としているため、外力に基づいて破壊されやすい。従って、携帯電子機器は、筐体及び内装部品によってLCDを保護する種々の検討がなされている。LCDの保護構造に関する技術として、特許文献1が挙げられる。 In a functional device built in a portable electronic device, an LCD (Liquid Crystal Display) is used as a display device. Since the LCD is based on a glass plate made of a brittle material, it is easily broken based on an external force. Therefore, various studies have been made on portable electronic devices for protecting the LCD with a casing and interior parts. As a technique related to the protection structure of the LCD, Patent Document 1 is cited.
特許文献1に記載の携帯通信機は、メインLCDユニットとサブLCDユニットとが実装されたLCDフレームと、メインLCDユニットの画像を表示する第1スクリーンを有するフロントケースと、サブLCDユニットの画像を表示する第2スクリーンを有するリアカバーとを備える。この携帯通信機はLCD保護構造として、LCDフレームのサブLCDユニットが実装されている周囲に、先端がリアカバー内面と当接し、根元が複数に分割された形状を有するリブを形成したことを特徴としている。このようなLCD保護構造は、リアカバーから押圧された荷重が根元を複数に分割されたリブによって分散されるため、メインLCDユニットの破損を防ぐことができるというものである。 The portable communication device described in Patent Document 1 includes an LCD frame on which a main LCD unit and a sub LCD unit are mounted, a front case having a first screen for displaying an image of the main LCD unit, and an image of the sub LCD unit. And a rear cover having a second screen to be displayed. This portable communication device is characterized in that, as an LCD protective structure, a rib having a shape in which the tip is in contact with the inner surface of the rear cover and the base is divided into a plurality of parts is formed around the sub LCD unit of the LCD frame. Yes. Such an LCD protection structure can prevent damage to the main LCD unit because the load pressed from the rear cover is distributed by the ribs that are divided into a plurality of roots.
LCDは、液晶材料が2枚のガラス板に挟まれた構造を有している。しかし、表示駆動ドライバー(ICチップ)をガラス板に搭載するLCDモジュールは、表示駆動ドライバーを搭載するLCDのガラス板は1枚となる。ガラス板材の厚さはt0.15〜t0.2mmの薄さになるものもあるが、ガラス板が1枚となるLCDの部位は、高剛性、高強度の樹脂でパッケージングされていない。従って、ガラス板が1枚となるLCDの部位は、LCDモジュールにおけるウィークポイントとなってしまう。つまり、LCDモジュールにおけるガラス板が1枚となるLCDを十分に保護することができないと、通常の使用で受ける外力に基づきLCDモジュールが破壊されてしまう問題が発生する。 The LCD has a structure in which a liquid crystal material is sandwiched between two glass plates. However, the LCD module in which the display drive driver (IC chip) is mounted on the glass plate has one LCD glass plate on which the display drive driver is mounted. Although the thickness of the glass plate material may be as thin as t0.15 to t0.2 mm, the portion of the LCD with one glass plate is not packaged with a high-rigidity, high-strength resin. Therefore, the part of the LCD where one glass plate is used becomes a weak point in the LCD module. That is, if the LCD with a single glass plate in the LCD module cannot be sufficiently protected, there arises a problem that the LCD module is destroyed based on the external force received in normal use.
本発明は、筐体の薄型化と表示デバイス(LCD)の保護性能とを共に有する表示デバイス保護構造を提供することを目的とする。 It is an object of the present invention to provide a display device protection structure having both a thin casing and a protection performance of a display device (LCD).
本発明の表示デバイス保護構造は、筐体のフロント面と側面とを形成するフロント部材と、フロント部材と結合しフロント面と対向する筐体のリア面を形成するリア部材と、筐体の内部に保持される表示デバイスと、筐体の内部においてフロント部材とリア部材とに挟持される荷重経路部とを具備する。荷重経路部は、フロント部材を筐体の内部から支持するフロントフランジと、リア部材を筐体の内部から支持するリアフランジと、フロントフランジとリアフランジとを連結するウェブとを備える。フロントフランジは、フロント面とリア面とを垂直に結ぶ厚み方向において、表示デバイスと重ならない位置に配置される。リアフランジは、厚み方向において、表示デバイスと重なる位置に配置される。 The display device protection structure of the present invention includes a front member that forms a front surface and a side surface of a housing, a rear member that is coupled to the front member and forms a rear surface of the housing that faces the front surface, and an interior of the housing And a load path portion sandwiched between a front member and a rear member inside the housing. The load path portion includes a front flange that supports the front member from the inside of the housing, a rear flange that supports the rear member from the inside of the housing, and a web that connects the front flange and the rear flange. The front flange is disposed at a position where it does not overlap the display device in the thickness direction connecting the front surface and the rear surface vertically. The rear flange is disposed at a position overlapping the display device in the thickness direction.
このような表示デバイス保護構造は、外力に基づきフロント面が受けた荷重を、厚み方向でフロント面とリアフランジとの間に位置する表示デバイスの部位を避けて、荷重経路部を介してリア面へ伝えることが出来る。更に、フロントフランジが表示デバイスと厚み方向に重ならない位置に配置されているため、筐体を薄く形成することが出来る。 Such a display device protection structure avoids the part of the display device located between the front surface and the rear flange in the thickness direction, and receives the load received by the front surface based on external force via the load path. I can tell you. Furthermore, since the front flange is disposed at a position that does not overlap the display device in the thickness direction, the casing can be formed thin.
本発明の表示デバイス保護構造は、筐体の薄型化と表示デバイス(LCD)の保護性能とを共に満たすことが出来る。 The display device protection structure of the present invention can satisfy both the thinning of the casing and the protection performance of the display device (LCD).
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態による表示デバイス保護構造を説明する。 Hereinafter, a display device protection structure according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の表示デバイス保護構造が適用された携帯電子機器1の斜視図である。図1を参照すると、携帯電子機器1は、RECユニット2と、MICユニット3と、スライドユニット4とを具備する。
FIG. 1 is a perspective view of a portable electronic device 1 to which the display device protection structure of the present invention is applied. Referring to FIG. 1, the portable electronic device 1 includes a
RECユニット2は、レシーバー機能(受話機能)と、表示デバイスとを内部に有する。MICユニット3は、マイク機能(送話機能)を有する。スライドユニット4は、RECユニット2とMICユニット3とを連結し、更に、RECユニット2とMICユニット3とが携帯電子機器1の長手方向(トップ側とボトム側とを結ぶ方向)にスライドできる機能を有する。図1に示した携帯電子機器1は、スライドユニット4によりRECユニット2とMICユニット3とが開いた開状態を示している。携帯電子機器1は、MICユニット3を固定し、RECユニット2をMICユニット3と重なる位置までボトム側へ下げると閉状態となる。尚、本明細書において、携帯電子機器1は携帯電話を例に説明をするが携帯電話に限定するものでなく、表示デバイスを含むものであれば本発明の表示デバイス保護構造を適用することができる。
The
図2は、本発明の表示デバイス保護構造が適用されたRECユニット2をフロント側から示した分解斜視図である。図3は、図2のRECユニット2をリア側から示した分解斜視図である。図2及び図3を参照すると、RECユニット2は、スクリーン10と、フロント筐体20と、LCDモジュール30と、FPC(フレキシブルプリント回路基板)40と、荷重経路部50と、剛性補強部60と、リア板金筐体70とを具備する。
FIG. 2 is an exploded perspective view showing the
スクリーン10は、RECユニット2のフロント面を形成し、RECユニット2内部のLCDモジュール30を保護する。スクリーン10は、スクリーン10aと、スクリーン10bとを含む。スクリーン10aは、スクリーン10の中央部を形成する。携帯電子機器1のユーザは、スクリーン10aを介してLCDモジュール30が表示する出力情報を認識することが出来る。スクリーン10bは、スクリーン10のトップ側と、ボトム側とを形成する。
The
スクリーン10には、ロ字形状の防塵クッション11がRECユニット2の内側に貼付されている。防塵クッション11は、LCDモジュール30のフロント側と接触し、スクリーン10とLCDモジュール30との間において衝撃を吸収し、外力からLCDモジュール30を保護する。
A square dust-
フロント筐体20は、スクリーン10と共にRECユニット2のフロント面及び側面を形成し、内部のLCDモジュール30やFPC40などの機能デバイスを保護する。フロント筐体20は、フロント板金筐体21と、フロント樹脂筐体22とを含む。フロント筐体20は、フロント板金筐体21の外周縁をフロント樹脂筐体22により埋め込まれて一体化している。フロント筐体20の製造方法を例示する。フロント板金筐体21は、ステンレス製板金のプレス成型により形成される。フロント樹脂筐体22の溶融樹脂は、フロント板金筐体21が設置された樹脂筐体金型内へ射出され、一体成型(インサート成型)される。フロント筐体20はこのような一体成型により形成することができる。
The
フロント樹脂筐体22は、ボトム側にタッチセンサーモジュール22aを有する。タッチセンサーモジュール22aは、ボトム側のスクリーン10bを介したユーザ入力を取得し、FPC40へ提供する。タッチセンサーモジュール22aは、タッチセンサーFPC、発光LED、導光板を有する。タッチセンサーFPCは、FPC40と接続する。
The
LCDモジュール30は、スクリーン10、フロント筐体20及びリア板金筐体70からなる筐体の内部に保持され、携帯電子機器1の表示機能を有する。LCDモジュール30は、LCD部31と、表示駆動ドライバー32と、バックライト部33と、LCD接続FPC34とを含む。
The
LCD部31は、携帯電子機器1の表示デバイスである。LCD部31は、面積の異なる2枚のガラス板が液晶を挟み封止する。LCD部31は、表示駆動ドライバー32からの電圧に基づき内部の液晶分子の向きが変えられ、バックライト部33からの光の透過率を増減させることで表示部として機能する。LCD部31は、2枚ガラス部31aと、1枚ガラス部31bとを含む。2枚ガラス部31aは、2枚のガラス板が液晶を封止している表示部である。1枚ガラス部31bは、2枚のガラス板が重ならず1枚のみである部位であり、表示駆動ドライバー32が搭載される部位である。尚、LCD部31は、2枚ガラス部31aの表示面および非表示面に偏光シートが貼付されており、2枚ガラス部31aの詳細な構成は、偏光シート−ガラス−液晶−ガラス−偏光シートである。
The
表示駆動ドライバー32は、LCD接続FPC34から取得した信号に基づき、LCD部31へ電圧を提供する。表示駆動ドライバー32は、LCD部31の1枚ガラス部31bのフロント側へCOG(Chip On Glass)の技術を用いて搭載される。
The
バックライト部33は、LCDモジュール30の光源部を含み、LCDモジュール30の各部を1つのユニットに固定する。バックライト部33は、発行LED(Light Emitting Diode)などの光源部、LED−FPC、導光板、光学シートおよびLCDフレーム33aなどのその他の表示機能部を含む。LCDフレーム33aは、LCDモジュール30を1つの部材として固定するための、平面形状がロ字形状の樹脂製部材である。LCDフレーム33aは、LCDモジュール30を1部品化することを目的として外周のみに存在するため、その剛性はLCD部31の変形破壊を十分に防止することは困難である。また、LED−FPCは、主回路のFPC40と接続するように延長されている。
The
LCD接続FPC34は、1枚ガラス部31bのボトム側の端部に配置され、LCD部31及び表示駆動ドライバー32と主回路のFPC40とを接続する。LCD接続FPC34および前述したLED−FPCは、荷重経路部50のボトム端を廻り込み折り返され、FPC40と接続する。
The
FPC40はRECユニット2を動作するための主回路である。FPC40は、筐体の内部において、LCDモジュール30とリア板金筐体70との間に保持される。FPC40はタッチセンサーFPC、LCD接続FPC34及びLED−FPCと接続し、更に、MICユニット3と接続する。
The
荷重経路部50は、フロント筐体20とリア板金筐体70とに挟持され、LCD部31の、特に1枚ガラス部31bを保護できる。図4は、荷重経路部50と、剛性補強部60と、リア板金筐体70とのフロント側を示した図である。図5は、LCDモジュール30と、荷重経路部50と、剛性補強部60とのリア側を示した図である。図4及び図5を参照すると、荷重経路部50は、フロントフランジ51と、第1リアフランジ52と、ウェブ53と、第2リアフランジ54とを備える。
The
フロントフランジ51は、RECユニット2の筐体の内部からフロント筐体20を支持する。図5を参照すると、フロントフランジ51は、LCD接続FPC34と接触しており、直接フロント筐体20と接触しない。しかし、LCD接続FPC34の厚さは0.15mm程度であり、フロントフランジ51とフロント筐体20とは荷重伝達の点では接触しているものと同様の効果を奏する。
The
第1リアフランジ52は、RECユニット2の筐体の内部からリア板金筐体70を支持する。図5を参照すると、第1リアフランジ52のフロント側にはウィークポイントとなる1枚ガラス部31bが存在する。尚、第1リアフランジ52はLCDモジュール30と接触していない。
The first
ウェブ53は、フロントフランジ51と第1リアフランジ52とを連結する。ウェブ53は、フロントフランジ51及び第1リアフランジ52と垂直に結合することが好ましい。即ち、フロントフランジ51と、第1リアフランジ52と、ウェブ53とは、フロント側とリア側とを結ぶ断面形状が、2箇所直角に折れ曲がるクランク形状(クランク道路に基づく形容であり、本明細書では直角の狭いカーブが二つ接近して繋がっている形および類似形状を示す)となる。フロントフランジ51は、ウェブ53に対してLCD部31とは逆側、つまりフロント側とリア側とを垂直に結ぶ方向(以降、厚み方向と称する)において、LDC部31と重ならない位置にある。第1リアフランジ52は、LCD部31側、つまり厚み方向においてLCD部31(1枚ガラス部31b)と重なる位置にある。断面形状は後述する。フロントフランジ51と、第1リアフランジ52と、ウェブ53とがクランク形状となることで、荷重経路部50はフロント側及びリア側からの荷重に対してより強い剛性をRECユニット2に付与する。図5を参照すると、ウェブ53はLCDフレーム33aとボトム側で接する。ウェブ53とLCDフレーム33aとが接することで、フロントフランジ51及び第1リアフランジ52と、LCDモジュール30の1枚ガラス部31bとの距離を近づけることができる。
The
第2リアフランジ54はリア板金筐体70を支持する。即ち、荷重経路部50は、フロント側からフロントフランジ51に掛かる荷重を、第1リアフランジ52及び第2リアフランジ54に分散して支持することができる。
The second
剛性補強部60はリア板金筐体70と結合し、リア板金筐体70を補強する。図4を参照すると、剛性補強部60は平板状である。剛性補強部60は厚み方向において、第1リアフランジ52とほぼ同一の高さに位置する。図5を参照すると、剛性補強部60は、厚み方向において第1リアフランジ52と重ならず、フロント側にはLCDモジュール30(2枚ガラス部31a及び1枚ガラス部31b)が配置される。剛性補強部60とリア板金筐体70との結合は、溶接又はかしめにより一体化されることが好ましい。溶接又はかしめにより一体化すると、リア板金筐体70の強度を補強する効果が一層向上する。但し、剛性補強部60とリア板金筐体70とは、両面テープ等で結合することも可能である。
The
剛性補強部60はスペーサ61を含む。図4を参照すると、スペーサ61は剛性補強部60のフロント側に貼付される。スペーサ61は、LCDモジュール30のリア側のバックライト部33を支持し、外力からLCDモジュール30を保護する。尚、図5ではFPC40は図示されていないが、スペーサ61はFPC40を介してバックライト部33を支持する。
The
リア板金筐体70はフロント筐体20と結合し、筐体のリア面を形成する。リア板金筐体70はステンレス製板金のプレス成型より形成することができる。尚、フロント筐体20とリア板金筐体70とが嵌合した状態をアセンブリ筐体と称する。
The rear
リア板金筐体70はバルジ部71を含む。図4を参照すると、バルジ部71は、リア板金筐体70においてRECユニット2の筐体の外側へ膨らんだ部位である。バルジ部71の膨らみに基づく筐体の内部の空間には、LCD部31を保護する荷重経路部50と、リア板金筐体70を補強する剛性補強部60とが含まれる。バルジ部71のフロント側は、第1リアフランジ52及び第2リアフランジ54が支持する部位であり、更に、剛性補強部60が結合する部位である。バルジ部71の厚さ方向における空間の厚みは、剛性補強部60とスペーサ61とを合わせた厚みと同じである。従って、スペーサ61のフロント側と、リア板金筐体70のバルジ部71を含まない面とは、同じ平面上に存在する。本発明の表示デバイス保護構造は、LCD部31(特に1枚ガラス部31a)を保護する部位が限れた範囲のバルジ部71に含まれるため、携帯電子機器1(RECユニット2)の全体構成の厚みは最小限に抑えることができる。
The rear
図6は、図2にしたRECユニット2のA−Aの部分断面図である。図6を参照しながら、更に詳細な構成を説明する。図6を参照すると、スクリーン10、フロント板金筐体21、LCDモジュール30、FPC40、荷重経路部50、剛性補強部60及びリア板金筐体70が含まれる。
6 is a partial cross-sectional view taken along the line AA of the
LCDモジュール30のLCD部31とフロント板金筐体21とは、厚さ方向にほぼ同一の高さに位置する。1枚ガラス部31bの端から導出するLCD接続FPC34は、フロント板金筐体21の内面と接触するフォーミングがなされる。タッチセンサーモジュール22aは、LCD接続FPC34を介して荷重経路部50と、スクリーン10(スクリーン10b)とに挟持される。
The
荷重経路部50のフロントフランジ51は、LCD接続FPC34を介してフロント板金筐体21の内面を支持する。第1リアフランジ52は、FPC40を介してリア板金筐体70の内面を支持する。つまり、荷重経路部50は、フロント板金筐体21とリア板金筐体70の間にクリアランス無く実装される。荷重経路部50のウェブ53は、LCDモジュール30のボトム側の側面(LCDフレーム33a)と接している。これにより、フロントフランジ51とフロント板金筐体21との接触箇所と、第1リアフランジ52とバルジ部71との接触箇所とが、1枚ガラス部31bにより近づくようになる。つまり、1枚ガラス部31bは、厚み方向において、スクリーン10及びフロント板金筐体21と、第1リアフランジ52との間に位置する。また、荷重経路部50は、ボトム側において、第2リアフランジ54がLCD接続FPC34を介してバルジ部71の内面を支持している。フロントフランジ51と、第2リアフランジ54との間は、徐々に傾斜する部位と、バルジ部71に平行な部位とが含まれる。
The
本発明の表示デバイス保護構造は、LCD部31、特に1枚ガラス部31bを保護するための複数のクリアランス、クリアランス81と、クリアランス82と、クリアランス83とが存在する。
The display device protection structure of the present invention includes a plurality of clearances, a
クリアランス81は、スクリーン10と1枚ガラス部31bとの間に位置し、スクリーン10と1枚ガラス部31b及び表示駆動ドライバー32とが接触しないように、防塵クッション11によって十分に確保される。防塵クッション11は2枚ガラス部31aの外周縁と接触し、圧縮されている。
The
クリアランス82は、LCDモジュール30と第1リアフランジ52との間に位置し、LCDモジュール30と第1リアフランジ52とが接触しないように設けられている。
The
クリアランス83は、LCDモジュール30(FPC40を含む)と剛性補強部60との間に位置し、LCDモジュール30(FPC40を含む)と剛性補強部60とが接触しないように、スペーサ61によって設けられる。
The
このような本発明の表示デバイス保護構造は、携帯電子機器1の薄型化とLCD部31(1枚ガラス部31a)の保護性能とを共に満たすことができる。まず、外力に対するLCD部31の保護構造の詳細を説明する。前述したように、LCD部31は1枚ガラス部31bが最も破壊されやすい。従って、LCD部31の保護のために最も好ましくない外力は、LCD部31のウィークポイントである1枚ガラス部31bの近傍において、スクリーン10のフロント側からRECユニット2のリア側に負荷される荷重である。本発明の表示デバイス保護構造は、スクリーン10側から掛かる荷重を、LCDモジュール30に隣接した荷重経路部50に基づいて、フロント板金筐体21→LCD接続FPC34→フロントフランジ51→ウェブ53→第1リアフランジ52→FPC40→リア板金筐体70のバルジ部71の経路と、フロント板金筐体21→LCD接続FPC34→フロントフランジ51→第2リアフランジ54→LCD接続FPC34→リア板金筐体70のバルジ部71の経路とに伝達することができる。つまり、本発明の表示デバイス保護構造は、フロント側からスクリーン10へ負荷される荷重に対して、1枚ガラス部31bを迂回する荷重経路を構成することができる。また、直下にフロント板金筐体21が存在しないトップ側のスクリーン10に掛かる荷重は、防塵クッション11→2枚ガラス部31aの外周縁→LCDモジュール30内部→FPC40→スペーサ61→剛性補強部60→リア板金筐体70のバルジ部71の経路で伝達される。この場合も、1枚ガラス部31bは荷重経路とならず、LCD部31の中でも比較的強度のある2枚ガラス部31aの外周縁が荷重経路となるため、本発明の保護構造は1枚ガラス部31bを保護することができる。尚、2枚ガラス部31aは、防塵クッション11とスペーサ61とを介して、スクリーン10及びフロント筐体20と、リア板金筐体70とに挟持されている。
Such a display device protection structure of the present invention can satisfy both the thickness reduction of the portable electronic device 1 and the protection performance of the LCD unit 31 (
表示デバイス保護構造において、1枚ガラス部31bの周囲のクリアランス81、クリアランス82及びクリアランス83は、荷重を迂回させる効果、即ち1枚ガラス部31bを保護する効果を奏している。つまり、フロント側から受けた荷重に基づきスクリーン10が撓んだ場合、クリアランス81はスクリーン10と1枚ガラス部31bとの接触を防ぐことができる。同様に、フロント側から受けた荷重に基づきLCDモジュール30が押し下げられた場合、LCDモジュール30と第1リアフランジ52との間のクリアランス82と、LCDモジュール30(FPC40)と剛性補強部60との間のクリアランス83とは、各々の部材同士の接触を防ぐことができる。特に、第1リアフランジ52は、1枚ガラス部31bの厚み方向の真下近傍に存在するため、スクリーン10から受ける荷重に基づいて1枚ガラス部31bの真下のバルジ部71を押し下げることができる。これは、第1リアフランジ52によって、クリアランス82、更にはクリアランス83が確実に確保される効果を奏する。一方、剛性補強部60がフロント側から受けた荷重に基づきバルジ部71を押し下げることでも、クリアランス82及びクリアランス83は確保される。1枚ガラス部31bの周囲のクリアランス81、クリアランス82及びクリアランス83が維持されている間は、1枚ガラス部31bの変形はRECユニット2全体の変形と分離したものとなるため、1枚ガラス部31bは確実に保護される。
In the display device protection structure, the
また、本発明の表示デバイス保護構造において、1枚ガラス部31bを保護する部材は堅牢であり十分な剛性を有している。荷重経路部50は2つのフランジをウェブ53で連結したクランク形状であり、高い曲げ剛性を有する。バルジ部71は、剛性補強部60によって曲げ変形が抑制されるため、単なる平面形状のリア板金筐体70よりも剛性が増している。更に、バルジ部71が、剛性補強部60と結合一体化することで、曲率変化(曲がり)も一層抑制される。つまり、本発明の表示デバイス保護構造は、荷重経路部50、剛性補強部60及びバルジ部71の自身の剛性に基づいても、1枚ガラス部31bを囲む複数のクリアランスを維持し、1枚ガラス部31bを迂回して荷重を伝達させている。このように、本発明の表示デバイス保護構造は、外力によるRECユニット2全体の変形状に対して、1枚ガラス部31bの変形を抑制し破壊を防止することができる。
Further, in the display device protection structure of the present invention, the member that protects the
次に、本発明の表示デバイス保護構造による、薄型化の効果を説明する。図6を参照すると、荷重経路部50のフロントフランジ51は、LCD部31と厚み方向に重ならないように配置されるため、1枚ガラス部31bを保護するために厚さを増加させない効果を奏する。更に、本発明の表示デバイス保護構造は、LCDモジュール30の保護対象をウィークポイントである1枚ガラス部31bに限定しているため、表示デバイスを保護する構造が厚み方向においてバルジ部71の範囲に含まれている。従って、1枚ガラス部31bを保護する部位の厚みを抑えると共に、それ以外の携帯電子機器1(RECユニット2)の主たる厚みは薄く形成することが可能となる。
Next, the effect of thinning by the display device protection structure of the present invention will be described. Referring to FIG. 6, the
尚、本発明の表示デバイス保護構造は、荷重経路部50を省略して剛性補強部60をクランク形状とし、フロント板金筐体21を支持する構成も可能である。但し、この場合、剛性補強部60を避けるFPC40のフォーミングが必要となる。また、本発明は、剛性補強部60を省略し、荷重経路部50の第1リアフランジ52を拡張して代替してもよい。この場合、第1リアフランジ52とバルジ部71とがかしめ等で一体化できないため、バルジ部71の剛性補強には寄与しないが、第1リアフランジ52の延伸から荷重経路部50の単品剛性が増加する。更に、剛性補強部60を省略し、バルジ部71を1段ではなく複数段にしてバルジ部71の剛性を増加することも可能である。
Note that the display device protection structure of the present invention may be configured such that the
本発明の表示デバイス保護構造の優位性を、本発明と異なる表示デバイス保護構造を有する携帯電子機器を例に説明する。図7は、本発明と異なる携帯電子機器100の部分断面図である。図7に示した断面図は、本発明の図6の1枚ガラス部31bの周辺に相当する。図7を参照すると、携帯電子機器100は、スクリーン110と、フロント板金筐体120と、LCDモジュール130と、LCD保護ベゼル140とを具備する。
The superiority of the display device protection structure of the present invention will be described by taking a portable electronic device having a display device protection structure different from the present invention as an example. FIG. 7 is a partial cross-sectional view of a portable
スクリーン110は、本発明のスクリーン10に相当する。フロント板金筐体120は、本発明のフロント板金筐体20に相当する。LCDモジュール130は本発明のLCDモジュール30に相当し、1枚ガラス部131と、LCD接続FPC133とを含む。
The
LCD保護ベゼル140は、LCDモジュール130のリア側の非表示面の全面と、側面(肉厚面)の3面と、フロント側の表示エリア以外の範囲を覆い、コ字断面形状でLCDモジュール130の1枚ガラス部131を保護する。LCD保護ベゼル140は、ステンレス板金によって形成される。LCD保護ベゼル140は、マグネシウム合金製フレームで1枚ガラス部131を保護する方法も考えられる。しかし、最小肉厚として0.5mm以上必要なマグネシウム合金製フレームは、0.5mmの厚さでさえ採用出来ない仕様に進んでいる近年の薄型携帯電子機器には採用することはできない。そこで、LCD保護ベゼル140は、マグネシウム合金製フレームより薄く、且つ1枚ガラス部131を保護する剛性を有する部材として、t0.3mm以下の厚さのステンレス板金によって形成される。また、LDC保護部品ベゼル140は、LCD接続FPC133を挿通するための開口部141が設けられている。
The LCD
図7に示した表示デバイスの保護構造は、1枚ガラス部131を保護することができる。しかし、LCD保護ベゼル140を用いる表示デバイス保護構造は、本発明が対象とする携帯電子機器1には薄型化において不十分である。何故なら、LCDモジュール130の全体を覆うLCD保護ベゼル140は、LCDモジュール130の表示面と非表示面とを保護するステンレス板金の厚さが総厚に含まれてしまうからである。尚、LCDモジュール30両面に実装されるLCD保護ベゼル140の厚さを減少させt0.1mmまで薄くすると、LCD保護ベゼル140全体の剛性が低下してしまい1枚ガラス部131の保護機能が成り立たなくなる。更に、1枚ガラス部131の保護構造の性能におけるLCD保護ベゼル140の問題点を記す。主回路へと接続するLCD接続FPC133は、1枚ガラス部131の端部から導出される。このため、コ字断面形状で剛性を確保するLCD保護ベゼル140は、LCD接続FPC133が導出する範囲でコ字断面形状を維持できず、開口部141を設ける必要がある。開口部141は、LCDモジュール130のウィークポイントである1枚ガラス部131で、LCD保護ベゼル140の剛性低下を招くため好ましくない。
The protective structure of the display device shown in FIG. 7 can protect the
本発明の表示デバイス保護構造は、薄型化と保護性能とを共に満たすことが出来るため、図7に示した構造よりも優れている。本発明の荷重経路部50のフロントフランジ51は、LCD保護ベゼル140と異なり、LCD部31と厚み方向で重ならない位置にある。このため、本発明の表示デバイス保護構造に基づくRECユニット2のLCDモジュール30を含む厚さは、フロントフランジ51の肉厚が含まれず、図7に示した構成よりも薄く形成することが可能である。
The display device protection structure of the present invention is superior to the structure shown in FIG. 7 because both the thinning and the protection performance can be satisfied. Unlike the LCD
図6を参照して、第1リアフランジ52及び剛性補強部60は、各々厚み方向にLCDモジュール30(LCD部31)と重なる位置にある。しかし、第1リアフランジ52及び剛性補強部60は、リア板金筐体70の全面に存在せずバルジ部71に限定されている。そして、バルジ部71もリア板金筐体70の全面に適用されるものではない。従って、RECユニット2の主たる厚さは、スクリーン10、防塵クッション11、LCDモジュール30、FPC40及びリア板金筐体70となり、本発明の表示デバイス保護構造は、図7のLCD保護ベゼル140よりも、RECユニット2全体での薄型化を可能にすることができる。
Referring to FIG. 6, first
次に、スライド機構を有する携帯電子機器1に対する、本発明の表示デバイス保護構造の有効性を説明する。図1に示したように、携帯電子機器1はRECユニット2とMICユニット3とが装置長手方向に自由スライドする機構を持つ。そのため、表示デバイスを搭載するRECユニット2とリア側に配置されるMICユニット3と間には、スライド移動時に相互接触をしないよう必然的にクリアランスが存在する。また、スライド操作の全ストローク範囲で使用者が指又は手を添えて操作しなくてもよいように、スライド移動に自立性を持たせるアシストスプリングをスライド機構に組み入れる場合がある。この場合も、RECユニット2とMICユニット3との間のクリアランスはスプリング実装を含むものとなり、ユニット間のクリアランスはさらに増加する。スライド機構を有する携帯電子機器1は、RECユニット2のフロント側(表示面側)の面を上にして机上等に置かれスクリーンに荷重が掛けられると、RECユニット2全体はMICユニット3との間のクリアランスに沈み込む変形をする。この沈み込み変形は、RECユニット2のリア面がMICユニット3と接触するまで継続し、変形の大きさは増大していく。RECユニット2の沈み込み変形は、内装されているLCDモジュール30の変形を引き起こし、破壊へとつながるおそれがある。
Next, the effectiveness of the display device protection structure of the present invention for the portable electronic device 1 having a slide mechanism will be described. As shown in FIG. 1, the portable electronic device 1 has a mechanism in which the
しかし、本発明の表示デバイス保護構造は、スライド機構を有する携帯電子機器1において生じるRECユニット2のクリアランスへの沈み込みに対して、1枚ガラス部31bが変位(リア側への移動)はするものの、RECユニット2の変形(形状変化)に追従しないため、通常使用時の外力に基づいて1枚ガラス部31bが破壊されることがない。これは本発明の表示デバイス保護構造が、1枚ガラス部31bを迂回する荷重経路を構成していること、1枚ガラス部31bを囲む複数のクリアランスを維持すること、その保護構造の部品が十分な剛性を有していることに基づいている。
However, in the display device protection structure of the present invention, the
また、表示デバイスが搭載されている携帯電子機器の変形については、スライド機構仕様の携帯電子機器1のみの問題ではなく、薄型化した携帯電子機器に全般に当てはまるものでもある。本発明の表示デバイス保護構造は、スライド機構仕様の携帯電子機器1以外に、他の機器仕様、例えば、RECユニット2とMICユニット3との分離がない一体型や、RECユニット2とMICユニット3が折り畳まれるヒンジ機構(クラムシェル)等においても適用することができる。
Further, the deformation of the portable electronic device on which the display device is mounted is not only a problem of the portable electronic device 1 with the slide mechanism specification, but is generally applicable to a thin portable electronic device. The display device protection structure of the present invention is not limited to the portable electronic device 1 having a slide mechanism specification, and other device specifications, for example, an integrated type in which the
最後に、本発明の表示デバイス保護構造の付随的な効果を記す。本発明の特徴として、LCD部31とフロント板金筐体21とが、厚さ方向にほぼ同一高さに位置する。このため、LCD接続FPC34は、無理なくフロント板金筐体21に接するフォーミングをすることができる。これは、フロント板金筐体21とリア板金筐体70との間をFPC40が分断することにならず、筐体内面間に実装される荷重経路部50を単一部品にすることを可能とした。単一部品化は、保護構造の簡素化、部品剛性の増加の効果に結びつく。荷重経路部50は、フロントフランジ51がフロント板金筐体21を支持し、第1リアフランジ52及び第2リアフランジ54がバルジ部71を支持する。これは3点拘束であり、荷重経路部50はアセンブリ筐体で安定して固定される。また、荷重経路部50は、LCD接続FPC34とLED−FPCのボトム側への延伸および折り返しにおけるフォーミングガイドとする効果も奏する。
Finally, incidental effects of the display device protection structure of the present invention will be described. As a feature of the present invention, the
1 携帯電子機器
2 RECユニット
3 MICユニット
4 スライドユニット
10 スクリーン
11 防塵クッション
20 フロント筐体
21 フロント板金筐体
22 フロント樹脂筐体
22a タッチセンサーモジュール
30 LCDモジュール
31 LCD部
31a 2枚ガラス部
31b 1枚ガラス部
32 表示駆動ドライバー
33 バックライト部
33a LCDフレーム
34 LCD接続FPC
40 FPC
50 荷重経路部
51 フロントフランジ
52 第1リアフランジ
53 ウェブ
54 第2リアフランジ
60 剛性補強部
61 スペーサ
70 リア板金筐体
71 バルジ部
100 携帯電子機器
110 スクリーン
120 フロント筐体
130 LCDモジュール
131 1枚ガラス部
133 LCD接続FPC
140 LCD保護ベゼル
141 開口部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Portable
40 FPC
50
140 LCD
Claims (8)
前記フロント部材と結合し、前記フロント面と対向する前記筐体のリア面を形成するリア部材と、
前記筐体の内部に保持される表示デバイスと、
前記筐体の内部において、前記フロント部材と前記リア部材とに挟持される荷重経路部と、
を具備し、
前記荷重経路部は、
前記フロント部材を前記筐体の内部から支持するフロントフランジと、
前記リア部材を前記筐体の内部から支持するリアフランジと、
前記フロントフランジと前記リアフランジとを連結するウェブと、
を備え、
前記フロントフランジは、前記フロント面と前記リア面とを垂直に結ぶ厚み方向において、前記表示デバイスと重ならない位置に配置され、
前記リアフランジは、前記厚み方向において、前記表示デバイスと重なる位置に配置される
表示デバイス保護構造。 A front member forming a front surface and a side surface of the housing;
A rear member coupled to the front member and forming a rear surface of the housing facing the front surface;
A display device held inside the housing;
A load path portion sandwiched between the front member and the rear member inside the housing;
Comprising
The load path portion is
A front flange that supports the front member from the inside of the housing;
A rear flange that supports the rear member from the inside of the housing;
A web connecting the front flange and the rear flange;
With
The front flange is disposed at a position that does not overlap the display device in a thickness direction that vertically connects the front surface and the rear surface,
The rear flange is disposed at a position overlapping the display device in the thickness direction.
前記リア部材は、
前記筐体の外側へ膨らむバルジ部
を備え、
前記リアフランジは、前記バルジ部を前記筐体の内部から支持する
表示デバイス保護構造。 The display device protection structure according to claim 1,
The rear member is
Comprising a bulge that bulges outside the housing;
The rear flange supports the bulge portion from the inside of the housing.
前記バルジ部と前記筐体の内部で結合し、前記リア部材を補強する平板状の剛性補強部
を更に具備し、
前記剛性補強部は、前記厚み方向において前記リアフランジと重ならず、スペーサを介して前記表示デバイスを前記リア面側から支持し、
前記バルジ部の膨らみに基づく前記筐体の内部の空間の前記厚み方向の厚みと、前記剛性補強部と前記スペーサとを合わせた前記厚み方向の厚みとは同じである
表示デバイス保護構造。 The display device protection structure according to claim 2,
It further comprises a flat plate-shaped rigid reinforcing portion that is coupled inside the bulge portion and inside the housing and reinforces the rear member,
The rigidity reinforcing portion does not overlap the rear flange in the thickness direction, and supports the display device from the rear surface side via a spacer,
The thickness in the thickness direction of the space inside the housing based on the swelling of the bulge portion is the same as the thickness in the thickness direction in which the rigidity reinforcing portion and the spacer are combined.
前記表示デバイスは、
面積の異なる2枚のガラス板が液晶を挟み封止するLCD部
を備え、
前記LCD部は、
前記2枚のガラス板が前記液晶を封止する2枚ガラス部と、
前記2枚のガラス板が重ならず1枚のみの部位である1枚ガラス部と、
を含み、
前記1枚ガラス部は、前記厚み方向において、前記フロント面と前記リアフランジとの間に位置し、
前記1枚ガラス部と前記フロント面との間には第1クリアランスが含まれ、
前記1枚ガラス部と前記リアフランジとの間には第2クリアランスが含まれる
表示デバイス保護構造。 A display device protection structure according to any one of claims 1 to 3,
The display device is
Two glass plates with different areas are equipped with an LCD part that sandwiches and seals the liquid crystal,
The LCD unit is
The two glass plates that seal the liquid crystal with the two glass plates;
A single glass part in which the two glass plates do not overlap and are only one part; and
Including
The single glass portion is located between the front surface and the rear flange in the thickness direction,
A first clearance is included between the single glass portion and the front surface,
A display device protection structure, wherein a second clearance is included between the single glass portion and the rear flange.
前記フロント部材は、
前記筐体の内部の前記フロント面に貼付されるロ字形状の防塵クッション
を含み、
前記防塵クッションは、前記2枚ガラス部の外周縁と接触し、
前記2枚ガラス部は、前記防塵クッションと前記スペーサとを介して、前記フロント部材及び前記リア部材とに挟持される
表示デバイス保護構造。 The display device protection structure according to claim 4,
The front member is
Including a D-shaped dustproof cushion to be affixed to the front surface inside the housing;
The dustproof cushion is in contact with the outer peripheral edge of the two-glass part,
The two-glass portion is sandwiched between the front member and the rear member via the dustproof cushion and the spacer.
前記ウェブは、前記フロントフランジ及び前記リアフランジと垂直に結合する
表示デバイス保護構造。 A display device protection structure according to any one of claims 1 to 5,
The web is vertically coupled to the front flange and the rear flange.
前記剛性補強部は、前記バルジ部と溶接又はかしめによって結合する
表示デバイス保護構造。 The display device protection structure according to claim 3,
The rigid reinforcement portion is connected to the bulge portion by welding or caulking.
前記筐体の内部に保持され、前記表示デバイスの主回路であるFPCと、
前記表示デバイスと前記FPCとを接続するLCD接続FPCと、
を具備し、
前記FPCは、前記リア部材と前記リアフランジとに挟持され、
前記LCD接続FPCは、前記フロント部材と前記フロントフランジとに挟持される
表示デバイス保護構造。 A display device protection structure according to any one of claims 1 to 7,
FPC that is held inside the casing and is a main circuit of the display device;
LCD connection FPC for connecting the display device and the FPC;
Comprising
The FPC is sandwiched between the rear member and the rear flange,
The LCD connection FPC is sandwiched between the front member and the front flange.
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