JP2010148031A - Lan中継装置 - Google Patents

Lan中継装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010148031A
JP2010148031A JP2008326039A JP2008326039A JP2010148031A JP 2010148031 A JP2010148031 A JP 2010148031A JP 2008326039 A JP2008326039 A JP 2008326039A JP 2008326039 A JP2008326039 A JP 2008326039A JP 2010148031 A JP2010148031 A JP 2010148031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
received
buffer
unit
error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008326039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5283496B2 (ja
Inventor
Ryuichi Kitaichi
隆一 北市
Kazuyuki Kajima
和幸 鹿島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008326039A priority Critical patent/JP5283496B2/ja
Publication of JP2010148031A publication Critical patent/JP2010148031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5283496B2 publication Critical patent/JP5283496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】中継遅延を低減し、不正フレームの中継頻度を低減するができる、LAN中継装置を得ること。
【解決手段】LAN中継装置であって、フレームバッファ35と、受信フレームの所定の範囲に基づいてエラー確認値を求め、送信側が生成して受信フレームに格納したエラー確認のためのエラー検出情報と求めたエラー確認値とが一致しない場合にその受信フレームを不正フレームと判断するチェックサム確認部34と、受信フレームをそのフレームの先頭からバッファリングし、判断結果が通知された場合にバッファリングを終了し、不正フレームと判断された場合にその受信フレームを廃棄するバッファ制御部36と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、イーサネット(登録商標)フレームの交換および中継(スイッチング)を行なうLAN中継装置に関する。
従来のイーサネット(登録商標)スイッチは、フレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)の先頭6バイトの宛先アドレスを確認し次第、目的のポートに送出することによって装置内の中継遅延の低減を行う、カットスルー中継を行なっている(たとえば、下記非特許文献1文献参照)。
また、フレーム全てをバッファリングし、フレーム最終に付与されているFCS(フレームチェックシーケンス)をチェックして、フレームが正常であることを確認してから目的のポートに送出する方法である、ストアアンドフォワード方式と呼ばれる方式も多く採用されている。
カットスルー中継を行う方式(カットスルー方式)では、エラーフレームも他のポートに中継してしまうという問題点がある。ストアアンドフォワード方式では、エラーフレームを中継することはないものの、カットスルー方式に比べて装置内の中継遅延が大きいという問題点がある。ただし、このような中継遅延があったとしても、一般的にネットワークを利用する上では大きな問題とはならないため、多くのスイッチではストアアンドフォワード方式が利用されている。
上記の両方式の問題を回避する方法の1つとして、フラグメントフリー方式が提案されている(たとえば、非特許文献2参照)。フラグメントフリー方式は、フレームの先頭64バイトまでバッファリングし、フレームが短すぎないことを確認して、正常であれば目的のポートに送出する。なお、イーサネット(登録商標)では、64バイト未満のフレームは不正フレームである。
リッチ・サイファイト著「LANスイッチング徹底解説」日経BP社,2001年8月6日,P.145〜150 アライドテレシス社著「ネットワーク機器講座|スイッチ編」アライドテレシス社,http://www.allied-telesis.co.jp/library/nw_guide/device/switch.html,2008年11月23日
しかしながら、上記非特許文献1のフラグメントフリー方式では、フレームの先頭64バイトまでバッファリングし、フレームの長さを確認することにより、不正フレームを検出している。そのため、不正フレームのうち64バイト未満の不正フレームしか検出できない、という問題があった。特に工場などノイズが多い場所に設置されたネットワークでは、一般的なネットワークよりビットエラーの発生頻度が高くなる可能性があり、そのような場合に、検出できない不正フレームが多くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、中継遅延を低減し、かつ、不正フレームの中継頻度を低減することができる、LAN中継装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、レイヤ2フレームの中継を行うLAN中継装置であって、受信フレームをバッファリングするためのバッファと、前記受信フレームのうちの所定の範囲のデータである確認用データに基づいてエラー確認のためのエラー確認値を求め、送信側が生成して前記受信フレームに格納したエラー確認のための情報であるエラー検出情報と前記エラー確認値とを比較し、比較結果が一致しない場合にその受信フレームを不正フレームと判断するエラー確認手段と、前記受信フレームをそのフレームの先頭から前記バッファへバッファリングし、前記判断結果が通知された場合に前記バッファへのバッファリングを終了し、不正フレームと判断された場合にはその受信フレームを廃棄するバッファ制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、レイヤ2の中継をする場合に、レイヤ3であるIPヘッダのチェックサムを算出できるまでフレームをバッファリングし、チェックサム算出後にバッファリングを終了してスイッチング部へ転送するようにしたので、中継遅延を低減し、かつ、不正フレームの中継頻度を低減するができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるLAN中継装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるLAN中継装置の実施の形態1の機能構成例を示す図である。本実施の形態のLAN中継装置1は、カットスルー中継を行うイーサネット(登録商標)スイッチであり、LAN(Local Area Network)2−1〜2−N(Nは自然数;2−1〜2−3のみを図示)に接続されている。また、LAN中継装置1は、図1に示すように、自装置情報管理部10,自装置フレーム処理部11,スイッチング部12,LAN入出力処理部20−1〜20−N(20−1〜20−3のみを図示)で構成される。また、LAN入出力処理部20−1は、入力処理部21と出力処理部22で構成される。LAN入出力処理部20−2〜20−NもLAN入出力処理部20−1と同様の構成である。
LAN入出力処理部20−1〜20−Nは、異なる入出力ポートにそれぞれ対応しておりLAN入出力処理部20−i(i=1〜N)の入力処理部21は、LAN2−iから入力されるフレームに対して所定の処理を行った後にスイッチング部12に転送し、また、LAN入出力処理部20−iの出力処理部22は、スイッチング部12から転送されたフレームをLAN2−iに出力するなどの処理を行なう。自装置情報管理部10は、LAN中継装置1の設定情報やフレーム情報の更新など自装置に関する情報である装置内情報を管理する。また、自装置フレーム処理部11は、送信するフレームに対して所定の送信処理を行い、また、受信したフレームに対して所定の受信処理を行う。スイッチング部12は、LAN入出力処理部20−iから入力したフレームを、別のLAN入出力処理部20−j(j=1〜N;i≠j)へ転送する。
図2は、LAN入出力処理部20−1〜20−Nの入力処理部21の構成例を示す図である。入力処理部21は、フレーム解析部31,出力インタフェース判定部32,アドレス学習部33,チェックサム確認部34,フレームバッファ35,バッファ制御部36で構成される。また、入力処理部21は、フレーム中継情報37を保持している。フレーム中継情報37は、イーサネット(登録商標)レベルでブリッンジングやスイッチングなどのフレーム中継を行なう装置が、一般的に使用しているフレーム中継情報であるフィルタリングデータベースと呼ばれるものと同様である。
フレーム解析部31は、フレームの受信を認識してバッファ制御部36にフレームのバッファリングやスイッチング部12への転送を指示し、また、受信フレームを解析してイーサネット(登録商標)ヘッダやIPヘッダの位置を特定し他の処理部に通知するなどの処理を行なう。出力インタフェース判定部32は、フレーム解析部31からの指示に従って受信フレームの宛先アドレスを取り出し、フレーム中継情報37を参照し、フレーム中継情報37に基づいて出力先のLAN入出力処理部20−1〜20−Nを決定する。なお、フレーム中継情報37を参照して出力先を決定する処理は、スイッチングを行う一般的な装置で実施されている処理と同様とする。
アドレス学習部33は、フレーム解析部31からの指示に従って受信フレームの送信元アドレスを取り出し、取り出したアドレスをその受信フレームが入力されたLAN入出力処理部20−1〜20−Nと対応づけてフレーム中継情報37として登録する。
チェックサム確認部34は、フレーム解析部31からの指示に従って受信フレームのIPヘッダ情報からヘッダチェックサム値を算出し、IPヘッダ情報内に格納されているヘッダチェックサム値と比較し、比較結果をフレーム解析部31に通知する。
フレームバッファ35は、バッファ制御部36の指示に従って受信フレームのバッファリングを行なう。バッファ制御部36は、フレーム解析部31の指示に従って受信フレームのバッファリングをフレームバッファ35に指示したり、フレーム解析部31の指示に従ってバッファリングしていたフレームをスイッチング部12に転送するようにフレームバッファ35に指示したり、またはバッファリングしていたフレームを廃棄するようフレームバッファ35に指示したりの動作を行う。また、バッファ制御部36は、フレーム解析部31からの通知によりフレーム最終を判断し、受信フレームのフレームバッファ35への書き込み終了を指示する。
図3は、イーサネット(登録商標)のフレームフォーマット示す図である。図3に示すように、イーサネット(登録商標)ヘッダとIPパケットとFCSで構成され、イーサネット(登録商標)ヘッダは、宛先アドレス,送信元アドレス,Type/Lengthを含む。また、IPパケットはIPヘッダとIPデータで構成される。図4は、IP(Internet Protocol)バージョン4のヘッダフォーマットを示す図である。また、図5は、IPバージョン6のヘッダフォーマットを示す図である。
つづいて、本実施の形態の動作について説明する。ここでは、受信フレームにはIPハージョン4のIPパケットが含まれていることとし、IPヘッダは図4に示すようなIPバージョン4のヘッダを指すこととする。まず、本実施の形態のLAN中継装置1のLAN入出力部20の入力処理部21では、LAN2からフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)を受け取ると、フレーム解析部31がバッファ制御部36にフレームバッファ35へのバッファリングを指示する。バッファ制御部36は指示に従って、フレームバッファ35に受信したフレーム(受信フレーム)のバッファリングを指示する。受信フレームは、フレームバッファ35に送られるとともに、出力インタフェース判定部32,アドレス学習部33,チェックサム確認部34にもそれぞれ転送される。
フレーム解析部31は受信フレームを解析し、宛先アドレスの先頭を認識すると、出力インタフェース判定部32に通知し、出力インタフェースの検索を促す。出力インタフェース判定部32は、通知に基づいてフレーム中継情報37からそのフレームの宛先アドレスに対応する出力インタフェース(装置内の出力インタフェース)を検索し、検索結果を出力インタフェース情報として取得し、フレーム解析部31に通知する。
さらに、フレーム解析部31は受信フレームの解析を続け、送信元アドレスの先頭を認識すると、アドレス学習部33に通知し、送信元アドレスと入力インタフェース情報などのフレーム中継情報登録を促す。アドレス学習部33は、通知に基づいて送信元アドレスとそのフレームが入力された入力インタフェース(装置内の入力インタフェース)を取得し、取得したアドレスと入力インタフェースを対応づけてフレーム中継情報37に登録する。
さらにフレーム解析部31は、受信フレームの解析を続け、IPヘッダの先頭を認識すると、チェックサム確認部34に通知する。チェックサム確認部34は、通知に基づいてIPヘッダ情報を順に取得してチェックサムを算出し、IPヘッダが終了するとチェックサムの算出処理を終了し、算出した結果が、IPヘッダ内のヘッダチェックサム値と合致するかを確認し、チェックサム値の正否(合致したが否か)をフレーム解析部31に通知する。
フレーム解析部31は、チェックサム確認部34から通知されたチェックサム値の正否が正であった場合、バッファ制御部36に対して、バッファリング終了を指示し、また、受信フレームを出力インタフェース判定部32が取得した出力インタフェース情報とともにフレームスイッチング部12へ出力するよう指示する。バッファ制御部36は、指示に基づいてフレームバッファ35へのバッファリングを終了し、受信フレームが終了するまで順次フレームを読み出し、出力インタフェース情報とともにスイッチング部12に転送する。
フレーム解析部21は、チェックサム確認部34から通知されたチェックサム値の正否が否の場合(チェックサム結果が誤っている場合、すなわち不正フレームであると判断した場合)、バッファ制御部36にバッファリング終了を指示して受信フレームを廃棄するよう指示する。指示を受けたバッファ制御部36はバッファリングを終了し、受信フレームが終了するまで順次フレームを読み出し、廃棄する。
また、フレーム解析部31は、受信フレームの最終を認識すると、その旨をバッファ制御部36に通知する。バッファ制御部36は、フレーム解析部31からフレーム最終を通知されると、フレームのバッファリングを開始してからフレームを出力し始めるまでの時間の差を求め、その時間差の分だけフレーム読み出しを継続し、受信フレームの転送または廃棄が終了後、読み出しを終了する。または、バッファ制御部36のフレーム最終の認識を単純化させるため、フレーム解析部31がフレームバッファ35を通過するフレーム最終データと並列に、フレーム最終を示すビットなどを付加し、バッファ制御部36が付加されたビットを参照してフレーム終了を認識するようにしてもよい。
なお、受信フレームがIPパケットを格納したものでない場合や図5で示すようなIPバージョン6パケットの場合には、フレーム解析部31は出力インタフェース判定部32が出力インタフェースを取得した際に、バッファ制御部36にフレーム読み出しの指示を行ない、チェックサム確認部34に対するIPヘッダ先頭の通知は行なわない。この動作は、従来のカットスルー中継と同様の動作である。
また、受信フレームがIPパケットを格納したものでない場合(IPバージョン6パケットの場合も含む)にフラグメントフリー方式のカットスルー中継を行なうようにしてもよい。この場合、フレーム解析部31は、受信フレームがIPパケットを格納したものでない場合、64バイト分の受信フレームの入力を確認した場合、バッファ制御部36にフレームバッファ35からの読み出しの指示を行なう。そして、従来のフラグメントフリー方式のカットスルー中継と同様に、フレーム解析部31が、読み出した64バイト分のデータを確認し、そのフレームが64バイト未満であれば不正フレームと判断して、バッファ制御部35にそのフレームの廃棄を指示する。
以上のように、本実施の形態では、イーサネット(登録商標)レベル、すなわちレイヤ2の中継装置でありながら、レイヤ3であるIPヘッダのチェックサムを算出できるまでフレームをバッファリングし、チェックサム算出後にバッファリングを終了してスイッチング部12へ転送するようにした。そのため、従来のフラグメントフリー方式より少ない装置内中継遅延でフレームを出力することが可能となる。また、IPヘッダについてのビット誤りの有無を確認できるため、他のカットスルー中継方式より不正フレームを中継する確率を下げることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明にかかる実施の形態2のLAN中継装置が用いるフレームの構成例を示す図である。実施の形態1では、IPバージョン4のパケットを格納したイーサネット(登録商標)フレームの中継遅延を抑えるようにしたものであるが、本実施の形態では、独自にフォーマットを定義した独自フレームを用いる場合に対応する。図6に示すように、本実施の形態の独自フレームでは、イーサネット(登録商標)ヘッダは図3に示した通常のヘッダと同様であるが、その後に独自ヘッダを備える。独自ヘッダのうち、15バイト目〜30バイト目は、独自に用いる所定のヘッダとし、最後の2バイト(31バイト目と32バイト目)は、フレームの先頭から30バイト目までのデータのチェックサム値(以下、独自チェックサム値という)が格納される。
図7は、本実施の形態の入力処理部21aの構成例を示す図である。本実施の形態のLAN中継装置は、実施の形態1の入力処理部21を入力処理部21aに替える以外は、実施の形態1のLAN中継装置と同様である。図7に示すように、本実施の形態の入力処理部21aは、実施の形態1の入力処理部21のフレーム解析部31,チェックサム確認部23を、それぞれフレーム解析部31a,フレームエラー確認部41に替える以外は実施の形態1の入力処理部21aと同様である。
フレーム解析部31aは、実施の形態1で説明したフレーム解析部31に独自フレームフォーマットを解釈する機能と、独自フレームフォーマットの開始を他の処理部に通知する機能を追加したものである。受信フレームが独自フレームであることは、イーサネット(登録商標)ヘッダのType/Lengthフィールドを用いて通知することとする。フレームエラー確認部41は、受信フレームの先頭から30バイト目までのチェックサムを算出し、算出した結果と独自フレームに格納された独自チェックサム値とを比較し、一致するか否かの結果をフレーム解析部31aに通知する。
つづいて、本実施の形態の動作について説明する。フレーム解析部31aは、フレームを受信すると、実施の形態1と同様に、バッファ制御部36に受信フレームのバッファリングの指示、出力インタフェース判定部32への宛先アドレス位置の通知、アドレス学習部33への送信元アドレス位置の通知を行なう。本実施の形態では、フレーム解析部31aは、さらに、フレームエラー確認部41に、フレームの先頭位置の通知を行なう。
イーサネット(登録商標)フレームの先頭位置を通知されたフレームエラー確認部41は、フレームの先頭から30バイト目までのチェックサムを算出し、算出した値とそのフレームの31バイト目に格納されている2バイトの独自チェックサム値とを比較し、その比較結果を正否判定結果としてフレーム解析部31aに通知する。これ以外の動作は、実施の形態1と同様である。
なお、ここでは、不正フレームを判定するための情報として独自フレームにチェックサム値がフレームに格納されている場合について説明したが、これに限らず、独自フレームに、エラーを検出するための情報、たとえばCRC情報など他のエラー検出情報を格納する場合でも同様である。この場合、フレームエラー確認部41は、そのエラー検出情報に対応した処理を実施し、エラー検出情報と比較するようにすればよい。
なお、ここでは、チェックサム確認部34の替わりにフレームエラー確認部41を備え、独自フレームに対応するようにしたが、チェックサム確認部34とフレームエラー確認部41の両方を備え、フレーム解析部31が、フレームの種類に応じて実施の形態1の動作と実施の形態2の動作を切替えるようにしてもよい。また、チェックサム確認部34も、フレームエラー確認を行う手段の一部であるため、フレームエラー確認部41とチェックサム確認部34の機能を統合して、1つのフレームエラー確認手段としてもよい。また、その場合に、さらに、独自フレームでもなくIPバージョン4パケットでもないパケットについて、実施の形態1で述べたようにフラグメントフリー方式を実施するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、イーサネット(登録商標)をもとにした独自のフレームを定義して使用する場合に、そのフォーマットに独自チェックサム値を含めるようにし、受信フレームのチェックサムを算出した値と独自チェックサムとを比較し、フレームの正否を判定するようにした。そのため、このような独自フレームを用いる場合にも、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかるLAN中継装置は、イーサネット(登録商標)フレームの交換・中継(スイッチング)を行なうLAN中継装置に有用であり、特に、ビットエラーの多い通信システムにおけるLAN中継装置に適している。
本発明にかかるLAN中継装置の実施の形態1の機能構成例を示す図である。 LAN入出力処理部の入力処理部の構成例を示す図である。 LAN入出力処理部の入力処理部の構成例を示す図である。 IPバージョン4のヘッダフォーマットを示す図である。 IPバージョン6のヘッダフォーマットを示す図である。 実施の形態2のLAN中継装置が用いるフレームの構成例を示す図である。 実施の形態2の入力処理部の構成例を示す図である。
符号の説明
1 LAN中継装置
2 LAN
10 自装置情報管理部
11 自装置フレーム処理部
12 スイッチング部
20−1〜20−N LAN入出力処理部
21,21a 入力処理部
22 出力処理部
31,31a フレーム解析部
32 出力インタフェース判定部
33 アドレス学習部
34 チェックサム確認部
35 フレームバッファ
36 バッファ制御部
37 フレーム中継情報
41 フレームエラー確認部

Claims (8)

  1. レイヤ2フレームの中継を行うLAN中継装置であって、
    受信フレームをバッファリングするためのバッファと、
    前記受信フレームのうちの所定の範囲のデータである確認用データに基づいてエラー確認のためのエラー確認値を求め、送信側が生成して前記受信フレームに格納したエラー確認のための情報であるエラー検出情報と前記エラー確認値とを比較し、比較結果が一致しない場合にその受信フレームを不正フレームと判断するエラー確認手段と、
    前記受信フレームをそのフレームの先頭から前記バッファへバッファリングし、前記判断結果が通知された場合に前記バッファへのバッファリングを終了し、不正フレームと判断された場合にはその受信フレームを廃棄するバッファ制御手段と、
    を備えることを特徴とするLAN中継装置。
  2. 前記受信フレームがIPバージョン4パケットを含むフレームの場合、前記確認用データをIPバージョン4パケットのヘッダ情報とし、前記エラー検出情報をIPバージョン4パケットのヘッダとして格納されているチェックサム値とすることを特徴とする請求項1に記載のLAN中継装置。
  3. 前記受信フレームがIPバージョン4パケットを含むフレームであるか否かを判断するフレーム解析手段、
    をさらに備え、
    前記フレーム解析手段がIPバージョン4パケットを含むフレームであると判断した場合に、そのフレームに対して、前記エラー確認手段の処理および前記バッファ制御手段の処理を実施することを特徴とする請求項2に記載のLAN中継装置。
  4. 前記受信フレームが、その受信フレームの所定のデータ範囲に基づいて求めた独自エラー検出情報を含む独自フレームの場合、前記確認用データ部分を前記データ範囲とし、前記エラー検出情報を独自エラー検出情報とすることを特徴とする請求項1に記載のLAN中継装置。
  5. 前記受信フレームが独自フレームであるか否かを判断するフレーム解析手段、
    をさらに備え、
    前記フレーム解析手段が独自フレームであると判断した場合に、そのフレームに対して、前記エラー確認手段の処理および前記バッファ制御手段の処理を実施することを特徴とする請求項4に記載のLAN中継装置。
  6. 前記フレーム解析手段は、さらに、前記受信フレームが、その受信フレームの所定のデータ範囲に基づいて求めた独自エラー検出情報を含む独自フレームであるか否かを判断し、独自フレームと判断した場合に、そのフレームに対して、前記エラー確認手段の処理および前記バッファ制御手段の処理を実施することを特徴とする請求項3に記載のLAN中継装置。
  7. 前記フレーム解析手段は、前記受信フレームがIPバージョン4パケットでないと判断した場合に、その受信フレームを先頭から所定のビット数分バッファリングを行うよう前記バッファ制御手段に指示し、
    前記バッファ制御手段は、前記バッファに前記指示に基づいてバッファリングを行い、
    前記フレーム解析手段は、前記バッファにバッファリングされた受信フレームのフレーム長が所定のしきい値未満である場合に、その受信を不正フレームの受信と判断して前記フレーム制御手段にその旨を通知し、
    前記バッファ制御手段は、前記通知を受信すると、その受信フレームを破棄することを特徴とする請求項3または6に記載のLAN中継装置。
  8. 前記フレーム解析手段は、前記受信フレームが独自フレームでないと判断した場合に、その受信フレームを先頭から所定のビット数分バッファリングを行うよう前記バッファ制御手段に指示し、
    前記バッファ制御手段は、前記バッファに前記指示に基づいてバッファリングを行い、
    前記フレーム解析手段は、前記バッファにバッファリングされた受信フレームのフレーム長が所定のしきい値未満である場合に、その受信を不正フレームの受信と判断して前記フレーム制御手段にその旨を通知し、
    前記バッファ制御手段は、前記通知を受信すると、その受信フレームを破棄することを特徴とする請求項5に記載のLAN中継装置。
JP2008326039A 2008-12-22 2008-12-22 Lan中継装置 Expired - Fee Related JP5283496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008326039A JP5283496B2 (ja) 2008-12-22 2008-12-22 Lan中継装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008326039A JP5283496B2 (ja) 2008-12-22 2008-12-22 Lan中継装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010148031A true JP2010148031A (ja) 2010-07-01
JP5283496B2 JP5283496B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=42567940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008326039A Expired - Fee Related JP5283496B2 (ja) 2008-12-22 2008-12-22 Lan中継装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5283496B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119837A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Hitachi Cable Ltd ネットワークシステム及び中継装置
JP2015097316A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 アラクサラネットワークス株式会社 中継装置および中継方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000092110A (ja) * 1998-09-16 2000-03-31 Toshiba Corp ネットワーク間接続装置
JP2006325069A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Advanced Telecommunication Research Institute International 無線装置
JP2007180715A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Oki Electric Ind Co Ltd Ip通信装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000092110A (ja) * 1998-09-16 2000-03-31 Toshiba Corp ネットワーク間接続装置
JP2006325069A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Advanced Telecommunication Research Institute International 無線装置
JP2007180715A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Oki Electric Ind Co Ltd Ip通信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119837A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Hitachi Cable Ltd ネットワークシステム及び中継装置
JP2015097316A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 アラクサラネットワークス株式会社 中継装置および中継方法
US9667548B2 (en) 2013-11-15 2017-05-30 Alaxala Networks Corporation Relay apparatus and relay method

Also Published As

Publication number Publication date
JP5283496B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5088162B2 (ja) フレーム伝送装置およびループ判定方法
JP4038223B2 (ja) パケット転送方法及び装置
JP5445671B2 (ja) ネットワーク中継ノード装置、ネットワーク中継方法、プログラム、およびネットワークシステム
US8611207B2 (en) Data transmitter and data transmission method
JP5521613B2 (ja) ネットワークシステム、ネットワーク機器、経路情報更新方法、及びプログラム
JP2008244989A (ja) 無線通信システム、無線通信端末、パケット制御装置、及びプログラム
JP2007082126A (ja) Ip通信装置およびip通信システム
JP5720340B2 (ja) 制御サーバ、通信システム、制御方法およびプログラム
JP2001186171A (ja) データパケット転送網とデータパケット転送方法
JP4068545B2 (ja) パケット受信方法および装置
JP5283496B2 (ja) Lan中継装置
JP2011010065A (ja) レイテンシ短縮方法及びネットワーク接続装置
JP2001007846A (ja) フレーム中継装置
JP5672836B2 (ja) 通信装置、通信方法、および通信プログラム
JP2007259365A (ja) ルーティング処理装置および方法
US8625619B2 (en) Domain gateway control system and method thereof
JP2005286832A (ja) Atm通信システムおよびatm通信方法
KR102024521B1 (ko) 전송 장치 및 프레임 전송 방법
JP6402574B2 (ja) 情報処理システム、及び、情報処理方法
JP6194775B2 (ja) ノード装置、データ中継方法、及び、プログラム
JP6149597B2 (ja) ノード装置、データ中継方法、及び、プログラム
JP2010153944A (ja) 通信システム、受信装置、送信装置、および通信方法
KR101710829B1 (ko) Tcp 통신 방법 및 장치
JP2012049883A (ja) 通信装置およびパケット処理方法
JP2008228069A (ja) 中継補助装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130528

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees