JP2010148008A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素の感度ばらつきを低減できるようにした固体撮像装置を提供する。
【解決手段】画素トランジスタ12とフォトダイオード14とが画素10内に配置され、光電変換によりフォトダイオード14で生じた電荷の量に応じて画素トランジスタ12のしきい値電圧が変化する受光部と、画素10から出力される信号を電流から電圧に変換する読み出し回路40と、読み出し回路40で電圧に変換された信号からノイズ成分を取り除くための、スイッチ、ラインメモリ及び引き算回路と、を備え、読み出し回路40は差動増幅回路を有し、この差動増幅回路の非反転入力部には画素トランジスタ12が用いられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に、光電変換により生じた電荷の量に応じてトランジスタの閾値電圧が変化するしきい値変調型固体撮像装置に関する。
この種の従来技術としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。即ち、この特許文献1には、MOSトランジスタのチャネル領域の下に、フォトダイオードにおける光電変換により生じた電荷(以下、光電荷ともいう。)を蓄積するキャリアポケットを設け、このキャリアポケットに蓄積した光電荷の量(以下、電荷量ともいう。)に応じてMOSトランジスタのしきい値電圧を変化させることを可能とした、しきい値変調型固体撮像装置が記載されている。
図9は、従来例に係るしきい値変調型固体撮像装置300の構成を示す回路図である。ここでは、平面視で水平方向に2つの画素が配置されると共に、垂直方向に2つの画素が配置された、2×2画素の例で説明する。
図9に示すように、この固体撮像装置300の1つの画素310は、1つのMOSトランジスタ320と、このMOSトランジスタ320が有するバックゲートとドレインとの間に接続されたフォトダイオード330と、を備える。この1画素を構成するMOSトランジスタ(以下、画素トランジスタともいう。)320のソース及びドレインは、垂直方向に並ぶ複数の画素間でソースラインVps1、Vps2及びドレインラインVpd1、Vpd2を介してそれぞれ共通に接続されている。また、画素トランジスタ310のゲート電極は、水平方向に並ぶ複数の画素間でゲートラインVpg1、Vpg2を介して共通に接続されている。
また、図9において、平面視で水平方向及び垂直方向にそれぞれ複数ずつマトリクス状に配置された複数の画素の集合体(即ち、画素アレイ)の上側には、画素トランジスタ310のドレイン電圧をそれぞれ制御する駆動回路330が配置され、画素アレイの左側には読み出し行の画素トランジスタ310のゲート電圧を制御する垂直走査回路340が配置されている。また、画素アレイの下側には、1行分の画素信号を蓄積しておくためのラインメモリC1−1、C2−1、C1−2、C2−2と、ラインメモリを選択するための水平走査回路350とが配置されている。また、各ラインメモリの出力は引き算回路360に接続されている。次に、図9に示す固体撮像装置300の動作について説明する。
図10は、固体撮像装置300の動作を示すタイミングチャートである。図10において、T0期間は露光期間であり、フォトダイオード330で光を受光した光を光電変換する期間である。
T1期間は最初の画素信号の読み出し期間であり、T1期間以前に受光した光量に応じた画素信号を読み出す期間である。ここでは1行目が読み出し行(即ち、選択行)であり、2行目が非選択行である場合について述べる。1行目のゲートラインVpg1に2.5Vを印加し、ドレインラインVpd1、Vpd2にそれぞれ3.3Vを印加することで画素トランジスタ310がそれぞれソースフォロア回路として動作し、光量に応じた画素信号がソースラインVps1及びVps2にそれぞれ出力される。ソースラインVps1及びVps2は垂直方向に並ぶ複数の画素にそれぞれ共通に接続されているが、非選択行であるゲートラインVpg2には0Vという低い電圧が与えられているために、読み出し行の画素信号のみがソースラインVps1、Vps2に出力される。ソースラインVps1、Vps2に出力された画素信号はスイッチを介して接続されるラインメモリC1−1、C2−1にそれぞれ蓄積、保持される。
T2期間は画素のリセットを行う期間である。読み出し行であるゲートラインVpg1をハイ・インピーダンス(HiZ)にし、ドレインラインVpd1、Vpd2にそれぞれ5Vを印加する。ゲートラインVpg1はハイ・インピーダンスであるから、ドレインラインVpd1、Vpd2の電圧が5Vに上昇すると、ゲート−ソース間容量によりゲートラインVpg1の電圧はおよそ6Vに上昇する。その結果、ゲートラインVpg1に接続される画素トランジスタ310は、チャネル領域が5Vという高い電圧になるので、チャネル領域下のフォトダイオード330に蓄積した光電荷が排出される(即ち、画素がリセットされる)。非選択行であるゲートラインVpg2は0Vであり、ドレインラインVpd1、Vpd2が5Vになっても画素トランジスタ310がオフ(OFF)状態であるため画素はリセットされない。
T3期間は2回目の読み出し期間であり、リセット直後の画素信号を読み出す期間である。T1期間と同様に、読み出し行であるゲートラインVpg1に2.5Vを印加し、ドレインラインVpd1、Vpd2にそれぞれ3.3Vを印加して、画素をリセットした直後の画素信号をラインメモリC1−2、C2−2にそれぞれ蓄積する。
T4期間は露光するとともにラインメモリC1−1、C2−1、C1−2、C2−2にそれぞれ蓄積された画素信号を出力する期間である。水平走査回路350により順次ラインメモリが選択され、T1期間で蓄積した画素信号と、T3期間で蓄積した画素信号の差分を画像信号として順次出力する。T1期間に蓄積した画素信号には、画素のオフセット成分や低周波雑音が含まれているが、T3期間に読み出した画素信号との差分をとることにより、オフセット成分や低周波雑音がキャンセルされた画像出力Voutが出力端子362から出力される。
特許第3664968号明細書
ところで、T1期間又はT3期間で画素信号を読み出すとき、画素トランジスタ310のソースフォロア回路の電圧利得は次の(1)式で近似することができる。
Figure 2010148008
ここで、Rdは画素トランジスタ310の微分ドレイン抵抗、gmは伝達コンダクタンスである。また、伝達コンダクタンスgmは次の(2)式で表される。
Figure 2010148008
ここで、μはキャリアの移動度、Coxは単位面積あたりのゲート膜容量、Wはゲート幅、Lはゲート長、IDSはドレイン電流である。
図9に示したような固体撮像装置300では、画素310内にMOSトランジスタ320を配置するために、物理的な大きさに制限がありゲート幅Wの値を十分には大きくすることができない。また、ゲート長Lの大きさを小さくすると製造ばらつきが大きくなる。さらに、垂直方向又は水平方向に並ぶ画素の一列又は一行は、それぞれが例えば数百以上の画素で構成されており、且つ、画素信号の読み出しは通常1行単位で行うため、ドレイン電流IDSも大きな値をとることができない。以上のことから、(2)式において、伝達コンダクタンスgmを十分に大きな値とすることは困難である。ここで、伝達コンダクタンスgmを十分に大きな値とすることができる場合は、仮に、製造ばらつきによりgmやRdの値がばらついたとしても、(1)式においてASF≒1となり、電圧利得のばらつきは小さい。
しかしながら、gmやRdが小さい場合、例えばgm・Rd=10の場合は、(2)式よりASF=0.909となる。また、10%の製造ばらつきにより、ある画素がgm・Rd=9になったとするとASF=0.900となり、電圧利得の誤差が1%になる。これは画素の感度ばらつきが1%になることを意味する。一般的に、1%以上の感度ばらつきは人間の目で雑音として認識される。
このように、従来の技術では、低コスト化や小型化の要求から伝達コンダクタンスgmを大きくすることが困難であり、製造ばらつきの影響を受けて画質が大きく変動してしまう可能性があった。
そこで、本発明の幾つかの態様は、このような課題に着目してなされたものであって、画素の感度ばらつきを低減できるようにした固体撮像装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る固体撮像装置は、第1のMOSトランジスタとフォトダイオードとが画素内に配置され、光電変換により前記フォトダイオードで生じた電荷の量に応じて前記第1のMOSトランジスタのしきい値電圧が変化する受光部と、前記画素から出力される信号を電流から電圧に変換する信号変換部と、を備え、前記信号変換部は差動増幅回路を有し、前記差動増幅回路の非反転入力部には前記第1のMOSトランジスタが用いられていることを特徴とする。
また、上記の固体撮像装置において、前記差動増幅回路の回路構成は折り返しカスコードであり、前記差動増幅回路の反転入力部には第2のMOSトランジスタが用いられており、前記差動増幅回路の出力部は前記第2のMOSトランジスタのゲート電極に接続されていることを特徴としても良い。ここで、「(第1の、又は、第2の)MOSトランジスタ」とは、MOS(Metal Oxide Semiconductor)型の電界効果トランジスタのことである。なお、MOSトランジスタのゲート絶縁膜はシリコン酸化膜に限定されるものではなく、シリコン酸化膜以外の他の絶縁膜(例えば、シリコン酸化窒化膜や、high−K絶縁膜など)であっても良い。
また、上記の固体撮像装置において、前記差動増幅回路に接続されたスイッチト・キャパシタ回路、をさらに備え、前記スイッチト・キャパシタ回路は、一端が定電位に接続された第1の容量素子と、前記第1の容量素子の他端に電圧を印加するための第1のスイッチと、前記第1の容量素子の他端を前記差動増幅回路の反転入力部に接続するための第2のスイッチと、前記差動増幅回路の反転入力部に一端が接続され、前記差動増幅回路の出力部に他端が接続された第2の容量素子と、前記第2の容量素子の一端と他端とを短絡するための第3のスイッチと、を有することを特徴としても良い。
また、上記の固体撮像装置において、前記受光部は前記画素を複数有し、前記複数の画素は、平面視で第1の方向に沿って複数の行を成すと共に、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って複数の列を成すようにそれぞれ配置されていることを特徴としても良い。ここで、「行」及び「列」は共に、並び(即ち、配列)のことを意味する。
また、上記の固体撮像装置において、前記第1の方向に沿う複数の行の中から任意の行を選択する第1の選択回路と、前記第2の方向に沿う複数の列の中から任意の列を選択する第2の選択回路と、をさらに備えることを特徴としても良い。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する各図において、同一の構成を有する部分には同一の符号を付し、その重複する説明は省略する。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係るしきい値変調型固体撮像装置100の構成例を示す回路図である。まず始めに、固体撮像装置100の構成例について説明する。
図1に示すように、この固体撮像装置100は、例えば、受光部1と、垂直走査回路20と、駆動回路30と、読み出し回路40と、水平走査回路50と、引き算回路60と、スイッチSW1−1、SW2−1、SW1−2、SW2−2と、ラインメモリ(即ち、容量素子)C1−1、C2−1、C1−2、C2−2と、を備える。
このうち、受光部1は、複数の画素10を有する。これらの画素10は、平面視で水平方向に沿って複数の行を成すと共に、水平方向と直交する垂直方向に沿って複数の列を成すようにそれぞれ配置されている。即ち、複数の画素10は、水平方向と垂直方向にそれぞれ所定数ずつマトリクス状に配置されており、これらの集合体として画素アレイを構成している。なお、図1では、図面の複雑化を避けるために、受光部1の一例として、垂直方向と水平方向にそれぞれ2画素10ずつ配置された構成(即ち、2×2画素10)を示している。但し、本発明の受光部1はこれに限られず、例えば、画素10が垂直方向と水平方向にそれぞれ数十〜数千画素10ずつ配置された構成であっても良いし、それ以上の画素10が垂直方向又は水平方向の少なくとも一方向に配置された構成であっても良い。
また、各々の画素10は、例えば、1つのMOSトランジスタ(即ち、画素トランジスタ)12と1つのフォトダイオード14とを有する。フォトダイオード14は、例えば、画素トランジスタ12が有するバックゲートとドレインとの間に接続されている。即ち、フォトダイオード14のカソード側が画素トランジスタ12のドレイン側と接続され、フォトダイオード14のアノード側が画素トランジスタ12のバックゲート側と接続された構成となっている。各々の画素10では、光電変換によりフォトダイオード14で生じた電荷(即ち、光電荷)をチャネル領域下のバックゲートに蓄積することにより、画素トランジスタ12のしきい値電圧を光電荷の量(即ち、光量)に応じて変化させるようになっている。
垂直走査回路20は、ゲートラインVpg1、Vpg2に対して、画素トランジスタ12のゲート電極をオン(ON)状態にするための走査信号を出力するものである。ゲートラインVpg1、Vpg2は、水平方向に並べられた画素トランジスタ12のゲート電極側を共通接続する配線である。この配線に走査信号を出力することにより、各行毎に画素トランジスタ12をオン状態にすることができる。
駆動回路30は、ドレインラインVpd1、Vpd2へ印加する駆動電圧を制御することで、各々の画素10から画素信号を出力させるものである。ドレインラインVpd1、Vpd2は、垂直方向に並べられた画素トランジスタ12のドレイン側を共通接続する配線である。
読み出し回路40は、各々の画素10から画素信号を読み出すためのものであり、例えば垂直方向の列毎に設けられている。この読み出し回路40は、ドレインラインVpd1、Vpd2と、ソースラインVps1、Vps2にそれぞれ接続されており、列毎に読み出した画素信号をドレイン電流から電圧に変換するものである。この読み出し回路40の内部構成については後述する。
スイッチSW1−1、SW2−1、SW1−2、SW2−2は、読み出し回路40とラインメモリC1−1、C2−1、C1−2、C2−2とを選択的に接続するものである。これらのスイッチは、例えば、読み出し回路40、水平走査回路50、又は、図示しない制御手段によってその開閉動作が制御されるようになっている。
ラインメモリC1−1、C2−1、C1−2、C2−2は、読み出し回路40によって電圧に変換された画素信号を蓄積するためのものである。垂直方向の列毎に一対のラインメモリが設けられており、例えば、1列目にはラインメモリC1−1、C2−1が設けられ、2列目にはラインメモリC1−2、C2−2が設けられている。ラインメモリC1−1、C1−2は光量に応じた画素信号を蓄積するためのものであり、その一端が定電位(例えば、接地電位)に接続され、その他端がスイッチSW1−1、SW1−2を介して、ソースラインVps1、Vps2にそれぞれ接続されている。また、ラインメモリC2−1、C2−2は画素10をリセットした直後の画素信号を蓄積するためのものである。
水平走査回路50は、ラインメモリC1−1、C2−1、C1−2、C2−2を選択するための回路である。この水平走査回路50は、スイッチSW3−1、SW4−1、SW3−2、SW4−2を有し、これらを選択的にオン、オフすることによって、ラインメモリC1−1、C2−1、C1−2、C2−2に蓄積されている画素信号(電荷)を引き算回路60に伝送させるものである。引き算回路60は、一対のラインメモリC1−1及びC2−1、C1−2及びC2−2にそれぞれ蓄積された電荷の差分を出力する回路である。次に、読み出し回路40の構成例について説明する。
図2は読み出し回路40の構成例を示す回路図である。
図2に示すように、この読み出し回路40は、例えば折り返しカスコードと呼ばれる回路構成の差動増幅回路を有する。この差動増幅回路では、m(mは1以上の整数)列目の画素トランジスタ12のゲート電極が非反転入力端子(即ち、+入力端子)であり、比較用のMOSトランジスタ(以下、比較用トランジスタともいう。)Q5のゲート電極が反転入力端子(即ち、−入力端子)であり、出力端子42から電圧値Vpixoutmが出力される。図2に示すように、比較用トランジスタQ5のゲート電極側(即ち、反転入力端子)と出力端子42とが短絡しているので、この差動増幅回路はボルテージフォロア回路として動作する。
より具体的に説明すると、読み出し回路40は、例えば、pチャネル型のMOSトランジスタQ1〜Q4と、比較用のnチャネル型のMOSトランジスタ(即ち、比較用トランジスタ)Q5と、定電流回路として機能するnチャネル型のMOSトランジスタQ6と、nチャネル型のMOSトランジスタQ7〜Q10と、を有する。
図2に示すように、MOSトランジスタQ1のソース側は電源電圧VDDに接続され、そのドレイン側にはMOSトランジスタQ3、Q7、Q9が縦列に接続されている。また、MOSトランジスタQ2のソースは電源電圧VDDに接続され、そのドレイン側にはMOSトランジスタQ4、Q8、Q10が縦列に接続されている。MOSトランジスタQ9、Q10はカレントミラー接続されており、そのソース側は接地電位に接続されている。また、MOSトランジスタQ1、Q2のゲート電極にはバイアス電圧Vbp1が印加され、MOSトランジスタQ3、Q4のゲート電極にはバイアス電圧Vbp2が印加されるようになっている。また、MOSトランジスタQ6のゲート電極にはバイアス電圧Vbn1が印加され、MOSトランジスタQ7、Q8のゲート電極にはバイアス電圧Vbn2が印加されるようになっている。
また、この読み出し回路40では、m列目の画素トランジスタ12と、比較用トランジスタQ5とにより差動入力トランジスタ対が構成され、画素トランジスタ12のゲート電極にVpg1又はVpg2を介して電圧が印加され、比較用トランジスタQ5のゲート電極に、この回路の出力電圧であるVpixoutmが印加されるようになっている。また、画素トランジスタ12のドレインは、ドレインラインVdpmを介して、MOSトランジスタQ1、Q3の接続点に接続されている。比較用トランジスタQ5のドレインは、MOSトランジスタQ2、Q4の接続点に接続されている。
また、画素トランジスタ12のソースは、ソースラインVpsmを介して、MOSトランジスタQ6のドレインに接続され、比較用トランジスタQ5のソースはMOSトランジスタQ6のドレインに接続されている。つまり、画素トランジスタ12のソースと、比較用トランジスタQ5のソースはMOSトランジスタQ6のドレインに共通接続されている。また、MOSトランジスタQ6のソースは定電位(例えば、接地電位)に接続されている。なお、図2において、バイアス電圧Vbp1,Vbp2,Vbn1,Vbn2は各トランジスタの動作点を決めるための電圧であり、図示しない他の列に設けられた読み出し回路と共通の電圧でも良い。次に、この固体撮像装置100の動作例について説明する。
図3は、固体撮像装置100の動作例を示すタイミングチャートである。図3において、T0期間は露光期間であり、フォトダイオード14で受光した光を光電変換する期間である。T1期間は最初の信号読み出し期間であり、T1期間以前に受光した光量に応じた信号を読み出す期間である。T2期間は画素10のリセットを行う期間である。T3期間は2回目の読み出し期間であり、画素10をリセットした直後の画素信号を読み出す期間である。T4期間は露光するとともにラインメモリC1−1、C2−1、C1−2、C2−2にそれぞれ蓄積された画素信号を出力する期間である。
図3に示すように、この例では、画素トランジスタ12のゲート電極に与える電圧を例えば1.5Vに設定している。また、T1期間とT3期間における画素読み出しが差動増幅回路のボルテージフォロアとなっている。
まず、T1期間の画素読出し動作について説明する。T1期間では、例えば、垂直走査回路20から読み出し行(即ち、選択行)であるゲートラインVgp1に1.5Vを印加すると共に、非選択行であるゲートラインVpg2に0Vを印加する。また、駆動回路30からドレインラインVpd1、Vpd2にそれぞれ3.3Vを印加する。さらに、図示していない制御回路がスイッチSW1−1、SW1−2をON状態にし、スイッチSW2−1、SW2−2をOFF状態にする。また、水平走査回路50がスイッチSW3−1、SW4−1、SW3−2、SW4−2をOFF状態にする。
このとき、非選択行に接続された画素トランジスタ12は、そのゲート電極が0VになることでOFF状態となり、この読み出し動作には寄与しなくなる。一方、選択行であるゲートラインVpg1に接続された画素トランジスタ12では、そのゲート電極がON状態となる。画素トランジスタ12がON状態になると、この画素トランジスタ12と比較用トランジスタQ5の電気特性の差により、これら2つのトランジスタに流れる電流値が異なり、その電流値の差が読み出し回路40において電圧値に変換され、Vpixoutmとして出力される。読み出し回路40から出力される電圧値Vpixoutmは、次の(3)式で表される。
Figure 2010148008
ここで、Aは差動増幅回路の開ループゲイン、Vthpは画素トランジスタ12のしきい値電圧、Vthrは比較用トランジスタのしきい値電圧である。
画素10をリセットした直後の画素トランジスタ12のしきい値電圧VthpをVth0とすると共に、比較用トランジスタQ5のしきい値電圧VthrがVth0と等しく、受光したことにより画素トランジスタ12のしきい値電圧がΔVthだけ小さくなったとすると、VthpはVth0−ΔVthで表されるから、Vpixoutmは次の(4)式で表される。
Figure 2010148008
しきい値電圧の変化分ΔVthは、光電変換により生じた電荷をQとし、画素トランジスタ12のゲート容量をCgateとすると、電荷QとゲートラインメモリCgateで置き換えることができるので、Vpixoutmは次の(5)式で表される。
Figure 2010148008
この(5)式で表される電圧値Vpixoutmが各列の読み出し回路40からそれぞれ出力され、スイッチSW1−1、SW1−2を介してラインメモリC1−1、C1−2にそれぞれ蓄積される。
次に、T2期間では、読み出し行であるゲートラインVpg1をハイ・インピーダンス(HiZ)にし、ドレインラインVpd1、Vpd2にそれぞれ5Vを印加する。また、スイッチSW1−1、SW2−1、SW3−1、SW4−1、SW1−2、SW2−2、SW3−2、SW4−2を全てOFF状態にしておく。
このとき、ゲートラインVpg1はハイ・インピーダンスであるから、ドレインラインVpd1、Vpd2の電圧が5Vに上昇すると、ゲート−ソース間容量によりゲートラインVpg1の電圧はおよそ6Vに上昇する。その結果、ゲートラインVpg1に接続される画素トランジスタ12は、チャネル領域が5Vという高い電圧になるので、チャネル領域下のバックゲートに蓄積された光電荷が排出される(即ち、画素10がリセットされる。)。非選択行であるゲートラインVpg2は0Vであり、ドレインラインVpd1、Vpd2が5Vになっても画素トランジスタ12がオフ状態であるため画素10はリセットされない。
次に、T3期間では、T1期間と同様に、読み出し行であるゲートラインVpg1に1.5Vを印加すると共に、ドレインラインVpd1、Vpd2にそれぞれ3.3Vを印加する。また、スイッチSW2−1、SW2−2をON状態にし、スイッチSW1−1、SW3−1、SW4−1、SW1−2、SW3−2、SW4−2をOFF状態にする。これにより、(5)式においてQ=0を代入したときのVpixoutm(即ち、画素10をリセットした直後の画素信号)が、各行の読み出し回路40からそれぞれ出力され、スイッチSW2−1、SW2−2を介してラインメモリC2−1、C2−2にそれぞれ蓄積される。
次に、T4期間では、水平走査回路50により順次ラインメモリが選択され、T1期間で蓄積した画素信号とT3期間で蓄積した画素信号が引き算回路60に入力され、その差分が画像信号Voutとして順次出力される。例えば、水平走査回路50がスイッチSW3−1、SW4−1をON状態にし、スイッチSW3−2、SW4−2をOFF状態にする。これにより、ラインメモリC1−1から引き算回路60に画素信号が伝送されると共に、ラインメモリC2−1から引き算回路60に画素信号が伝送され、それらの差分が1列目の画像信号Vout1として出力される。次に、水平走査回路50が、スイッチSW3−1、SW4−1を開き、スイッチSW3−2、SW4−2を閉じる。これにより、ラインメモリC1−2から引き算回路60に画素信号が伝送されると共に、C2−2から引き算回路60に画素信号が伝送され、それらの差分が2列目の画像信号Vout2として出力される。
T1期間で蓄積した画素信号には、画素10のオフセット成分や低周波雑音が含まれているが、T3期間で読み出した画素信号との差分をとることにより、オフセット成分や低周波雑音(即ち、ノイズ成分)がキャンセルされた画像信号Voutが出力端子62から出力される。
ところで、図1及び図2に示したように、この固体撮像装置100の読み出し回路40は差動増幅回路を有し、そのボルテージフォロワによる電圧増幅率Adifは次の(6)式で表される。
Figure 2010148008
図2に示したような、折り返しカスコードと呼ばれる回路構成では、(6)式において、A>100とすることは容易である。ここで、仮にA=100とするとAdif=0.9901であり、10%の製造ばらつきでA=90となった場合はAdif=0.9890である。前記の計算から、10%の製造ばらつきは0.1%の電圧増幅率のばらつきに相当し、これは、画素10の感度ばらつきを0.01%に抑えることができることを意味する。従って、従来例と比べて、製造ばらつきに対する感度ばらつきが改善される。
このように、本発明の第1実施形態によれば、画素信号をソースフォロアではなく、ボルテージフォロアの出力信号に変換することができ、その電圧利得(電圧増幅率)を画素の製造ばらつきに影響されにくいものとすることができる。これにより、画素の感度ばらつきを低く抑えることができる。
(2)第2実施形態
図4は本発明の第2実施形態に係るしきい値変調型固体撮像装置200の構成例を示す回路図である。図4において、図1、2に示した固体撮像装置100と構成が異なる点は、読み出し回路にスイッチト・キャパシタ回路が付加された点のみである。従って、第1実施形態と同一の構成及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、この固体撮像装置200は、図2に示した読み出し回路40に相当する回路として、読み出し回路140を有する。この読み出し回路140は、画素トランジスタ12を非反転入力部に用いると共に、比較用トランジスタQ5を反転入力部に用いた差動増幅回路と、この差動増幅回路に接続されたスイッチト・キャパシタ回路150と、を有する。第1実施形態と同様、この差動増幅回路は、例えば、折り返しカスコードと呼ばれる回路構成となっている。
スイッチト・キャパシタ回路150は、容量素子C11と、容量素子C11にバイアス電圧Vref2を与えるためのスイッチSW11と、容量素子C11と差動増幅回路の反転入力端子を接続するスイッチSW12と、反転入力端子と出力端子42との間に並列に接続された容量素子C12とスイッチSW13と、を有する。なお、この読み出し回路140の画素読み出し時の動作は、例えば図5(a)及び(b)の回路図で置き換えることができる。
図6は、固体撮像装置200の動作例を示すタイミングチャートである。この例では、第1実施形態で例えば1.5Vに設定していた読み出し行のT1期間とT3期間のVpg*電圧と、T4期間のVpg*電圧を、Vref1に設定している。Vref1については後述するが、1.5V〜2.5V程度の電圧で出力電圧Vpixoutmが所望の電圧レベルになるような値に設定する。T0、T2、T4期間については、例えば第1実施形態と同じであるから説明を省略する。またΦ1およびΦ2については、HレベルのときにはスイッチがON状態、LレベルのときにはスイッチがOFF状態となる。
T1期間について、図5(a)及び(b)、図6を用いて説明する。T1期間の前半部分では、Φ1=H、Φ2=Lとして、容量素子C11にバイアス電圧Vref2を蓄積させると共に、容量素子C12の端子間を短絡させる(即ち、電荷を放電させる)。T1期間の後半部分では、Φ1=L,Φ2=Hとして、容量素子C11を差動増幅回路の反転入力端子に接続すると共に、容量素子C12の端子間短絡を開放する。このとき、読み出し回路140の出力端子42から出力される電圧値Vpixoutmは次の(7)式で表される。
Figure 2010148008
ここで、A,ΔVthは例えば第1実施形態と同様である。Vref1やVref2の電圧値は、Vpixoutmが所望の電圧範囲に収まるように設定すればよい。例えば3V電源系の場合、Vref1=1.8V,Vref2=2.5V,C11=C12とすれば、Vpixoutmの電圧範囲が1.1V〜2.5V程度に収まる。
また、(7)式より、スイッチト・キャパシタ回路150の電圧増幅率ASCは、次の(8)式で表される。
Figure 2010148008
第1実施形態と同様にA=100の場合と、10%の製造ばらつきによりA=90となる場合を考える。(8)式において、C11=C12とすると、A=100のときASC=1.9608、A=90のときASC=1.9565となる。前記の計算から、10%の製造ばらつきは0.2%の電圧増幅率のばらつきに相当し、これは、感度ばらつきを0.2%に抑えることができることを意味する。従って、従来例と比べて、製造ばらつきに対する感度ばらつきが改善される。また、この第2実施形態では、第1実施形態と比べて電圧増幅率が約2倍となり、画素の感度が2倍になる効果もある。なお、この第2実施形態では、C11とC12の比を変えることで、画素の感度を任意の値に調整することができる。
このように、本発明の第2実施形態によれば、画素信号の電圧増幅率を画素の製造ばらつきに影響されにくいものとすることができる。これにより、画素の感度ばらつきを低減することができる。また、第1実施形態と比べて、画素の感度を高めることができる。
上記の第1、第2実施形態では、画素トランジスタ12が本発明の「第1のMOSトランジスタ」に対応し、比較用トランジスタQ5が本発明の「第2のMOSトランジスタ」に対応し、読み出し回路40、140が本発明の「信号変換部」に対応している。また、スイッチト・キャパシタ回路150が有する容量素子C11が本発明の「第1の容量素子」に対応し、容量素子C12が本発明の「第2の容量素子」に対応している。また、図1、2、4において、水平方向が本発明の「第1の方向」に対応し、垂直方向が本発明の「第2の方向」に対応している。
なお、上記の第1、第2実施形態では、図2、図6に示した読み出し回路40、140が、縦列に接続されたMOSトランジスタQ1、Q3、Q7、Q9と、同様に接続されたMOSトランジスタQ2、Q4、Q8、Q10と、を有する場合について説明した。しかしながら、MOSトランジスタQ7、Q8は電圧増幅率を高めるためのものであり、差動増幅回路において必須の構成ではない。即ち、MOSトランジスタQ7、Q8は省略可能である。MOSトランジスタQ7、Q8を省略した場合は、省略しない場合と比べて電圧増幅率が低下してしまうが、従来例と比べて、画素の感度ばらつきを低減することは可能である。
また、第1、第2実施形態では、読み出し回路40、140が有する差動増幅回路の回路構成が折り返しカスコードである場合について説明したが、この差動増幅回路は折り返しカスコード以外の回路構成であっても良い。画素トランジスタ12が差動増幅回路の非反転入力部を構成し、開ループゲインが十分大きい(例えば、開ループゲインが100以上ある)差動増幅回路であれば、上記の第1、第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
(3)数式の導出方法について
次に、上述した(3)式及び(7)式の導出方法について説明する。
まず始めに、(3)式の導出方法について説明する。
図7に示すように、開ループゲインがA、オフセット電圧がVoffの差動増幅回路によるボルテージフォロア回路で導出する。非反転入力と反転入力の差のA倍が出力となるから、ボルテージフォロア回路の出力Voutは(3.1)式となる。
Figure 2010148008
(3.1)式を変形すると、
Figure 2010148008
(3.2)式において、Vin=1.5V、Voffset=Vthr−Vthp、Vout=Vpixoutmを代入すると、上述した(3)式となる。
次に、(7)式の導出方法について説明する。ここでは、図8(a)に示すフェーズIと、図8(b)に示すフェーズIIのスイッチト・キャパシタ回路を参照しながら、(7)式の導出方法を説明する。
<フェーズI>
図8(a)において、容量素子C1、C2に蓄積されている電荷Q1、Q2を求める。
Figure 2010148008
<フェーズII>
図8(b)において、差動増幅回路の非反転入力端子の電圧をV1として容量素子C1,C2に蓄積されている電荷Q1´、Q2´を求める。
Figure 2010148008
電荷保存則によりQ1+Q2=Q1’+Q2’となるから、
Figure 2010148008
差動増幅回路の動作(入力電圧の差をA倍して出力)より、(7.5)式は、
Figure 2010148008
(7.6)式を変形して、
Figure 2010148008
(7.7)式を(7.5)式に代入して整理すると、
Figure 2010148008
(7.8)式において、Vout=Vpixoutm、Voffset=ΔVthとすると、上述した(7)式となる。
第1実施形態に係るしきい値変調型固体撮像装置100の構成例を示す図。 読み出し回路40の構成例を示す図。 固体撮像装置100の動作例を示すタイミングチャート。 第2実施形態に係るしきい値変調型固体撮像装置200の構成例を示す図。 読み出し回路140の等価回路の一例を示す図。 固体撮像装置200の動作例を示すタイミングチャート。 (3)式の導出方法を説明するための図。 (7)式の導出方法を説明するための図。 従来例に係るしきい値変調型固体撮像装置300の構成を示す図。 固体撮像装置300の動作を示すタイミングチャート。
符号の説明
1 受光部、10 画素、12 画素トランジスタ、14 フォトダイオード、20 垂直走査回路、30 駆動回路、40、140 読み出し回路、42、62 出力端子、50 水平走査回路、60 引き算回路、100、200 しきい値変調型固体撮像装置、150 スイッチト・キャパシタ回路、C1、C2、C11、C12 容量素子、C1−1、C2−1、C1−2、C2−2 ラインメモリ、SW1−1、SW2−1、SW1−2、SW2−2、SW3−1、SW4−1、SW3−2、SW4−2 スイッチ、Vbp1,Vbp2,Vbn1,Vbn2 バイアス電圧

Claims (5)

  1. 第1のMOSトランジスタとフォトダイオードとが画素内に配置され、光電変換により前記フォトダイオードで生じた電荷の量に応じて前記第1のMOSトランジスタのしきい値電圧が変化する受光部と、
    前記画素から出力される信号を電流から電圧に変換する信号変換部と、を備え、
    前記信号変換部は差動増幅回路を有し、
    前記差動増幅回路の非反転入力部には前記第1のMOSトランジスタが用いられていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記差動増幅回路の回路構成は折り返しカスコードであり、
    前記差動増幅回路の反転入力部には第2のMOSトランジスタが用いられており、
    前記差動増幅回路の出力部は前記第2のMOSトランジスタのゲート電極に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記差動増幅回路に接続されたスイッチト・キャパシタ回路、をさらに備え、
    前記スイッチト・キャパシタ回路は、
    一端が定電位に接続された第1の容量素子と、
    前記第1の容量素子の他端に電圧を印加するための第1のスイッチと、
    前記第1の容量素子の他端を前記差動増幅回路の反転入力部に接続するための第2のスイッチと、
    前記差動増幅回路の反転入力部に一端が接続され、前記差動増幅回路の出力部に他端が接続された第2の容量素子と、
    前記第2の容量素子の一端と他端とを短絡するための第3のスイッチと、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記受光部は前記画素を複数有し、
    前記複数の画素は、平面視で第1の方向に沿って複数の行を成すと共に、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って複数の列を成すようにそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1の方向に沿う複数の行の中から任意の行を選択する第1の選択回路と、
    前記第2の方向に沿う複数の列の中から任意の列を選択する第2の選択回路と、をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019159499A1 (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 固体撮像素子、撮像装置、および、固体撮像素子の制御方法

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