JP2010146053A - カウントデータ記録装置ならびにカウントデータ記録方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】N個(Nは、4以上の整数)の記憶領域と、カウントデータを記憶領域に書き込むデータ書込部と、カウントデータを読み出すデータ読出部と、カウントデータの破損を検出して該破損を修復するデータ修復部とを有し、データ書込部は、M個(Mは、3以上N未満の整数)の記憶領域を小ループ範囲に定め、該小ループの範囲の記憶領域を順に使用してカウントデータを記録し、該小ループ範囲の最後尾の記憶領域を使用してカウントデータを記録すると、該小ループ範囲を、所定の順に沿って後方へずらして小ループ範囲を変更する、ようにして、カウントデータを記憶部に記録し、データ修復部は、カウントデータをソートした被ソートカウントデータ列と該データ列の差分値列とに基づいて破損を修復するカウントデータ記録装置。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載のカウンタは、制御手段と、連続した複数の値からなる初期値が設定された複数のサブカウンタとを備える。
カウントアップ時においては、当該カウンタの制御手段は、複数のカウンタの持つ値のうちで最大の値と2番目に大きな値とが連続しているか否かを判断し、連続していないと判断した場合には、最小の値を持つサブカウンタの値を、2番目に大きな値に2を加算した値に書き換えて当該書き換えられた値をカウント値とし、また、連続していると判断した場合には、最小の値を持つサブカウンタの値を、最大の値に1を加算した値に書き換えて当該書き換えられた値をカウント値とする。
このような構成によって、特許文献1に記載のカウンタは、複数のサブカウンタが持つ値相互間の連続性に着目して各サブカウンタが持つ値が誤った値であるか正しい値であるかを判定し、正しい値であると判定された値を用いてカウント値の誤りを補正する。
特許文献2に記載の装置は、交換ユニットの使用程度を表す情報を記憶する不揮発性メモリと、交換ユニットの使用程度を表す情報を不揮発性メモリに書き込む書込み手段と、不揮発性メモリに書き込まれた情報の誤りを検出して修復する修復処理手段と、を備える。また、当該不揮発性メモリには、3つ以上の、交換ユニットの使用程度を表す情報を記憶する領域が設けられている。
交換ユニットの使用程度を表す情報を書き込む際、当該装置の書込み手段は、同一内容の交換ユニットの使用程度を表す情報を、上記した3つ以上の領域のそれぞれに書き込む処理を行う。そして、該装置の修復処理手段は、上記した3つ以上の領域のそれぞれに書き込まれた情報が同一であるか否かを判断し、同一でないと判断した場合には、当該3つ以上の領域のそれぞれに書き込まれた情報が同一となるように修復処理を行う。
このような構成によって、特許文献2に記載の画像形成装置用寿命管理装置は、複数の記憶領域に書き込まれた情報が同一であるか否かに着目して誤った情報を検出し、該誤った情報を正しい情報に修復する。
該カウントデータ記録装置においては、上記所定の順序における第N番目の記憶領域を使用してカウントデータを記録した場合、その次にカウントデータを記録するときは、原則として、上記所定の順序における第1番目の記憶領域を使用してカウントデータを記録するようにして、循環的にN個の記憶領域を使用する。本願においては、この、N個の記憶領域からなる、カウントデータの記録に使用する記憶領域の循環を「大ループ」と称する。
さらに、本発明の実施の形態によるカウントデータ記録装置は、上記「大ループ」の内部に含まれ、カウントデータの記録に使用する記憶領域を上記所定の順序に従って局所的に循環させるもう1つのループを備える。ここでは、この大ループ内における記憶領域のもう1つの循環を、「小ループ」と称する。「小ループ」は、M個(M:3以上N未満の整数。)の記憶領域からなり、1回のカウントデータの記録毎に順番に、次に使用する記憶領域を小ループ内で変更する。そして、小ループについての第M番目の記憶領域を使用してカウントデータを記録し、その次にカウントデータを記録するときは、小ループを構成するM個の記憶領域の範囲を、大ループ内における上記所定の順序に従って1つ後方へシフトさせ、新たな小ループの範囲を規定し、当該新たな小ループについての第1番目の記憶領域を使用してカウントデータを記録する。例えば、最初の小ループの範囲が、大ループについての第1番目から第M番目までのM個の記憶領域であれば、当該第M番目の記憶領域を使用してカウントデータを記録した後、小ループの範囲は、大ループについての第2番目から第(M+1)番目までのM個の記憶領域が新たな小ループの範囲となり、次のカウントデータの記録は、大ループについての第2番目の記憶領域に対して行われる。
小ループの範囲が、大ループについての第N番目の記憶領域を超えるような場合には、小ループの範囲は、大ループについての所定の順序に従って循環のルールに従って大ループの第1番目の記憶領域に戻って延びる。
本発明にかかるカウントデータ記録装置は、下記の原理に基づいて、カウントデータの破損を検出し、検出した破損を修復する。
上述したような方法でカウントデータを記録することにより、N個の記憶領域に記録されるカウントデータを、カウントデータの値に従って単調に変化するように(降順で(インクリメント幅Lが正数の場合。)または昇順で(インクリメント幅Lが負数の場合。))並べ替え(ソート)したときのカウントデータ列(被ソートカウントデータ列)は、有限個のパターン(カウントデータアドレス列パターン)のいずれかに一致する。また、被ソートカウントデータ列において互いに隣接するカウントデータ値の差分値がなす数列(カウントデータ差分値列)もまた、有限個のパターン(カウントデータ差分値列パターン)のいずれかに一致する。さらには、任意のカウントデータアドレス列パターンについて、当該カウントデータアドレス列パターンにおいて生じ得るカウントカウントデータ差分値列パターンとの対応関係もまた、各カウントデータアドレス列パターンについて高々有限個の予め定まった対応関係しか存在しない。しかるに、実際に記録されたカウントデータが正常であるか、破損を含んでいるか、は、当該カウントデータを、カウントデータの値でソートした被ソートカウントデータ列および被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列が、カウントデータアドレス列パターンのいずれかと一致し、かつ、該カウントデータアドレス列パターンと対応しているカウントデータ差分値列パターンと一致するか、否か、に基づいて、判断することが可能である。
このような原理に基づいて、本発明にかかるカウントデータ記録装置は、カウントデータの破損を検出する。
また、本発明にかかるカウントデータ記録装置は、カウントデータの破損を検出した場合には、例えば、被ソートカウントデータ列において所定の順番に位置するカウントデータを正常なカウントデータであるとみなし、当該みなしにかかるカウントデータと、所定のカウントデータアドレス列パターンおよびカウントデータ差分値パターンとに基づいて、カウントデータの修復を行う。
図1は、本発明にかかる実施の形態によるカウントデータ記録装置を示す斜視図である。本実施の形態においては、カウントデータ記録装置は、デジタル複合機(MFP)1である。MFP1は、所謂、画像形成装置であり、画像形成のためにトナーカートリッジ3、および、感光体ユニット5を、内部に備える。
図5は、記憶装置7において、複数の、アドレス指定された記憶領域に対し、カウントデータが書き込まれる際に使用されるアドレスの順序を説明する模式図である。
カウントデータの初期値は、
第i記憶領域(i:1<=i<M)に関し、
(初期値)=C−(M−i)・L、
第i記憶領域(i:M<=i<=N)に関し、
(初期値)=C−(N−i+1)・M・L、であることが望ましく、ここで、(C、L、M、N)は、(カウント開始値、カウントインクリメント幅、小ループ構成アドレス総数、大ループ構成アドレス総数)である。
そして、第4回目のカウントデータの書き込みにおいては、カウントデータ(C+3・L)は、第2の記憶領域に書き込まれる。
当業者にとっては、明白なことだが、上述のようにして、複数の記憶領域を循環的に使用してカウントデータの記録を行う場合、各記憶領域の繰り返し書き込み可能回数をR[回](R:自然数。)とすれば、大ループを構成するアドレス総数N(N:N>=4の整数。)を用いて、本発明にかかるカウントデータ記録装置は、R・N回のカウントデータの記録が可能である。よって、カウント値Cからカウント値Cmaxまで、インクリメント幅Lでカウントデータを記録する場合、少なくとも、(((Cmax−Cmin)/L)+1)/R以上の自然数だけアドレスがあればよい。記憶装置7の記憶領域の効率的使用の観点からは、(((Cmax−Cmin+1)/L)+1)/R以上の最小の自然数が最も有利である。
また、組み合わせの総数は、大ループ構成アドレス総数Nおよび小ループ構成アドレス総数Mを用いて、N・(M−1)と表すことができる。このように、任意の(M,N)の組み合わせについて、カウントデータアドレス列パターンは、有限である。
任意の(M,N)について、カウントデータ差分値列は、M通り存在する。
そして、各カウントデータ差分値列においては、第1カウントデータ差分値から第(M−2)カウントデータ差分値は、全て「1」(カウントインクリメント幅L)となり、第(M−1)カウントデータ差分値は、「1」から「M」までの整数のいずれか(j・L(j:1<=j<=M))となり、第Mカウントデータ差分値から第(N−1)カウントデータ差分値は、全て「M」(L・M)となる。このようにして、カウントデータ差分値列のパターン総数は、M通りとなる。
図13は、カウントデータ記録装置1(図1)が記憶装置7(図2)の記憶領域に対してカウントデータを書き込む処理を示すフローチャートである。
データ書込部25が、カウントデータ書込指示を受けた場合(ステップS103における「YES」)、処理は、ステップS105へ移行する。
データ書込部25が、カウントデータ書込指示を受けていない場合(ステップS103における「NO」)、処理は、ステップS103を繰り返す。
直前のステップS105においてカウントデータを書き込んだ記憶領域のアドレスが、大ループにおけるアドレス順序の最後尾のアドレス(アドレス[N])である場合(ステップS107における「YES」)、処理は、ステップS111へ移行する。
直前のステップS105においてカウントデータを書き込んだ記憶領域のアドレスが、大ループにおけるアドレス順序の最後尾のアドレスでない場合(ステップS107における「NO」)、処理は、ステップS109へ移行する。
書込アドレス決定部25aが、次データ書込アドレスは現在の小ループの範囲を超えていると判定した場合(ステップS113における「YES」)、処理は、ステップS115へ移行する。
書込アドレス決定部25aが、次データ書込アドレスは現在の小ループの範囲を超えていないと判定した場合(ステップS113における「NO」)、処理は、ステップS115、S117をスキップして、ステップS119へ移行する。
なお、新たなデータ書込アドレスや、新たなカウント値は、書込アドレス決定部25aが保持してもよいし、あるいは、一旦、設定データ保持部31等に記録してもよい。
制御部23が、カウントデータ書込処理を継続すると判定した場合(ステップS123における「YES」)、処理は、ステップS103へ戻る。
制御部23が、カウントデータ書込処理を終了すると判定した場合(ステップS123における「NO」)、全てのカウントデータ書込処理が終了する。
これより、本発明の実施の形態によるカウントデータ記録装置におけるカウントデータの異常(破損)の検出、および、破損の修復にかかる処理について説明する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列はカウントデータ差分値列パターンのいずれか1つと一致すると判定した場合(ステップS205における「YES」)、処理は、終了する。つまり、ステップS205において「YES」と判定される場合とは、修復処理実行部27cは、被ソートカウントデータ列には異常なカウントデータ(破損されたカウントデータ)が含まれないと判定した場合に相当する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列はカウントデータ差分値列パターンのいずれとも一致しないと判定した場合(ステップS205における「NO」)、処理は、ステップS207へ移行する。つまり、ステップS205において「NO」と判定される場合とは、修復処理実行部27cは、被ソートカウントデータ列に異常なカウントデータ(破損されたカウントデータ)が含まれると判定した場合に相当する。以降の処理において、修復処理実行部27cは、破損されたカウントデータの修復処理を実行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列の第1番目の差分値はカウントデータ差分値列パターンのいずれかの第1カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS207における「YES」)、処理は、ステップS209へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列の第1番目の差分値はカウントデータ差分値列パターンの第1カウントデータ差分値のいずれとも一致しないと判定した場合(ステップS207における「NO」)、処理は、ステップS3へ移行する。
図15は、カウントデータ修復処理1(図14におけるS3)の詳細を示すフローチャートである。これより、図15を参照してカウントデータ修復処理1について説明する。
カウントデータ修復処理1は、第1カウントデータ差分値が正常でない場合に実行される修復処理である。第1カウントデータ差分値は、被ソートカウントデータ列における先頭(1番目)と2番目に位置するカウントデータの値の差分値である。よって、第1カウントデータ差分値が正常な値を示さないことは、被ソートカウントデータ列における1番目のカウントデータの値、および、2番目のカウントデータの値の少なくともいずれか一方が破損していることを意味する。
これより説明するカウントデータ修復処理1においては、被ソートカウントデータ列の先頭に位置するカウントデータの値を正常な値であると認定し、被ソートカウントデータ列の2番目以降に位置するカウントデータの値を修復する。
なお、本ステップの本質的意義は、修復されたカウントデータについての被ソートカウントデータ列のカウントデータ差分値列を、1(より一般にはカウントインクリメント幅L)と、M(より一般にはL・M)のみになるように、被ソートカウントデータ列の2番目からN番目までに位置するカウントデータの値を修復することにある。また、カウントデータ差分値列が、1(より一般にはカウントインクリメント幅L)と、M(より一般にはL・M)のみで構成されることは、第(M−1)カウントデータ差分値が1(より一般にはL)であることに対応する。(第(M−1)カウントデータ差分値以外のカウントデータ差分値は、カウントデータが正常であれば、常に、1とM(より一般には、LとL・M)のみからなる。)
図16は、カウントデータ修復処理の変形例(第1の変形例)を示すフローチャートである。これより、図16を参照してカウントデータ修復処理1変形例1について説明する。
カウントデータ修復処理1変形例1は、第1カウントデータ差分値が正常でない場合には、カウントデータが破損したことを通知する処理を実行する。カウントデータ修復処理1変形例1においては、カウントデータの異常を修復処理は行われない。
図17は、カウントデータ修復処理の変形例(第2の変形例)を示すフローチャートである。これより、図17を参照してカウントデータ修復処理1変形例2について説明する。
カウントデータ修復処理1変形例2もまた、第1カウントデータ差分値が正常でない場合に実行される修復処理である。ただし、本変形例においては、第2カウントデータ差分値、第3カウントデータ差分値、・・・、といった、カウントデータ差分値列において第1カウントデータ差分値の直後に位置する所定数のカウントデータ差分値を参照し、第2カウントデータ差分値から、連続して、カウントデータ差分値の総数の過半数以上のカウントデータ差分値が正常な値を示しているか否かを判定する。そして、カウントデータ記録装置が、当該複数の連続したカウントデータ差分値が正常な値を示していると判定した場合には、修復処理実行部27cは上記過半数よりも多くの正常なカウントデータ差分値と対応するカウントデータの値は正常であると認定し、それら正常であると認められるカウントデータの値に基づいて、被ソートカウントデータ列の1番目等に位置するカウントデータを修復する。
図17に示すフローチャートは、(L,M,N)=(1,3,6)としてカウントデータ修復処理1変形例2を例示するものである。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第2カウントデータ差分値はカウントデータ差分値列パターン(図11)のいずれかにおける第2カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS313における「YES」)、処理は、ステップS315に移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第2カウントデータ差分値はカウントデータ差分値列パターン(図11)のいずれの第2カウントデータ差分値とも一致しないと判定した場合(ステップS313における「NO」)、処理は、ステップS319に移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第3および第4カウントデータ差分値はステップS313において第2カウントデータ差分値が一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンのいずれかにおける第3および第4カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS315における「YES」)、処理は、ステップS317に移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第3および第4カウントデータ差分値はステップS313において第2カウントデータ差分値が一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンにおける第3および第4カウントデータ差分値のいずれとも一致しないと判定した場合(ステップS315における「NO」)、処理は、ステップS317に移行する。
なお、大ループ構成アドレス総数がNである場合には、カウントデータ差分値列は、(N−1)個の数からなる。よって、第2カウントデータ差分値から、連続して、当該第2カウントデータ差分値を含めて(N−1)/2以上の最小の整数値[個]のカウントデータ差分値が正常であるか、否か、を判定すればよい。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列の第5カウントデータ差分値はステップS313およびS315において第2、第3、第4カウントデータ差分値が一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンのいずれかにおける第5カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS321における「YES」)、カウントデータ修復処理1変形例2の処理は、終了する。これは、修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列において6番目に位置するカウントデータの値は、修復する必要がない、と判断したことを意味する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列の第5カウントデータ差分値はステップS313およびS315において第2、第3、第4カウントデータ差分値が一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンにおける第5カウントデータ差分値のいずれとも一致しないと判定した場合(ステップS321における「NO」)、処理は、ステップS323へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第2カウントデータ差分値はステップS207において一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンのいずれかにおける第2カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS209における「YES」)、処理は、ステップS211へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第2カウントデータ差分値はステップS207において一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンにおける第2カウントデータ差分値のいずれとも一致しないと判定した場合(ステップS209における「NO」)、処理は、ステップS4へ移行する。
図18Aおよび図18Bは、カウントデータ修復処理2(図14におけるS4)の詳細を示すフローチャートである。これより、図18Aおよび図18Bを参照してカウントデータ修復処理2について説明する。
カウントデータ修復処理2は、第1カウントデータ差分値は正常であるが第2カウントデータ差分値が正常でない場合に実行される修復処理である。第2カウントデータ差分値は、被ソートカウントデータ列における2番目と3番目に位置するカウントデータの値の差分値である。よって、第1カウントデータ差分値は正常であるが第2カウントデー差分値が正常な値を示さないことは、被ソートカウントデータ列における3番目のカウントデータの値が破損している可能性が高いことを意味する。
以下においては、小ループを構成するアドレスの総数Mが、M=3である場合を用いてカウントデータ修復処理2を説明する。
一般の小ループアドレス構成総数Mに関し、カウントデータ修復処理2は、第1から第(M−2)カウントデータ差分値までは正常だが第(M−1)カウントデータ差分値が正常でない値を示した場合に、カウントデータの修復に用いることができる修復処理である。
そして、修復処理実行部27cは、当該剰余に基づいて、ステップS405において抽出されたカウントデータ差分値列パターンのなかから、修復用のカウントデータ差分値列パターンを決定する。
本ステップは、以下のような原理に基づいている。
図9および図10を参照すれば、第(M−1)カウントデータ差分値の変化は、カウント回数についてM[回]の周期を有することがわかる。図10の例(M=3の例)を見れば、第2カウントデータ差分値(第(M−1)差分値)は、カウントインクリメント幅LがL=1である場合においては、1、2、3、1、2、3、・・・・、と、カウント回数について3[回]の周期で変化する。
また、カウント数は、被ソートカウントデータ列の1番目に位置するカウントデータの値である。
したがって、被ソートカウントデータ列の1番目に位置するカウントデータの値が正常である限り、第2カウントデータ差分値(第(M−1)カウントデータ差分値)の値は、被ソートカウントデータ列の1番目に位置するカウントデータの値を、小ループ構成アドレス総数Mで除算したときに生じる剰余の値から求めることができる。
なお、カウントインクリメント幅Lが、L=1でない場合であっても、上記剰余の導出過程において、Lの値を考慮すれば、上記剰余に基づいて、第2カウントデータ差分値(第(M−1)カウントデータ差分値)の値を求めることは容易である。具体的には、任意のカウントインクリメント幅Lについては、上記した被ソートカウントデータ列の1番目の値を小ループ構成アドレス総数Mで除算したときに生じる剰余の代わりに、被ソートカウントデータ列の1番目に位置するカウントデータの値を先ずカウントインクリメント幅Lで除算し、当該除算にて得られた商を小ループアドレス総数Mで除算したときに生じる剰余の値を用いればよい。
本実施の形態においては、カウントインクリメント幅Lは、L=+1としている。そのため、上記ステップS407の処理の説明においては、被ソートカウントデータ列の1番目のカウントデータの値をカウントインクリメント幅Lで除算する工程を省略して説明している。当然のことながら、カウントインクリメント幅Lが1である場合であっても、上記ステップS407の処理において、被ソートカウントデータ列の1番目のカウントデータの値をカウントインクリメント幅Lで除算する工程を実施してよい。
修復処理実行部27cが、ステップS407の処理から修復用のカウントデータ差分値列パターンをただ1つに決定できたと判定した場合(ステップS407における「YES」)、処理は、ステップS411へ移行する。
修復処理実行部27cが、ステップS407の処理から修復用のカウントデータ差分値列パターンをただ1つに決定できなかったと判定した場合(ステップS407における「NO」)、処理は、ステップS415へ移行する。
修復処理実行部27cが、修復用のカウントデータ差分値列パターンはカウントデー差分値列パターン[1]であると判定した場合(ステップS411における「YES」)、処理は、S417へ移行する。
修復処理実行部27cが、修復用のカウントデータ差分値列パターンはカウントデー差分値列パターン[1]でないと判定した場合(ステップS411における「NO」)、処理は、S413へ移行する。
修復処理実行部27cが、修復用のカウントデータ差分値列パターンはカウントデー差分値列パターン[2]であると判定した場合(ステップS413における「YES」)、処理は、S419へ移行する。
修復処理実行部27cが、修復用のカウントデータ差分値列パターンはカウントデータ差分値列パターン[2]でないと判定した場合(ステップS413における「NO」)、処理は、S421へ移行する。つまり、この場合、修復用のカウントデータ差分値列パターンは、カウントデータ差分値列パターン[3]である。
そして、修復処理実行部27cは、ステップS417以降において、修復用のカウントデータ差分値列パターンに基づいて、カウントデータの修復処理を実行する。
なお、一般の小ループアドレス構成総数Mに関する、カウントデータ修復処理は、当業者にとっては、以下の説明より明らかであると思われるので、説明を省略する。
ステップS423以降の処理は、一般の(M,N)においては、被ソートカウントデータ列の第(M+1)番目から第N番目に位置するカウントデータの修復処理に相当する。一般の小ループアドレス構成総数Mおよび大ループアドレス構成総数Nに関する、被ソートカウントデータ列の第(M+1)番目から第N番目までのカウントデータの修復処理は、当業者にとっては、以下の説明より明らかであると思われるので、説明を省略する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第3カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの第3カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS423における「YES」)、処理は、ステップS427へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第3カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの第3カウントデータ差分値と一致しないと判定した場合(ステップS423における「NO」)、処理は、ステップS425へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第4カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの第4カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS427における「YES」)、処理は、ステップS431へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第4カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの第4カウントデータ差分値と一致しないと判定した場合(ステップS427における「NO」)、処理は、ステップS429へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第5カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの第5カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS431における「YES」)、修復処理2は、終了する(図14)。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第5カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの第5カウントデータ差分値と一致しないと判定した場合(ステップS431における「NO」)、処理は、ステップS433へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第3カウントデータ差分値はステップS207およびステップS209において一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンのいずれかにおける第3カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS211における「YES」)、処理は、ステップS213へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第3カウントデータ差分値はステップS207およびステップS209において一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンにおける第3カウントデータ差分値のいずれとも一致しないと判定した場合(ステップS211における「NO」)、処理は、ステップS5へ移行する。
図19は、カウントデータ修復処理3(図14におけるS5)の詳細を示すフローチャートである。これより、図19を参照してカウントデータ修復処理3について説明する。
カウントデータ修復処理3は、第1および第2カウントデータ差分値は正常であるが第3カウントデータ差分値が正常でない場合に実行される修復処理である。第3カウントデータ差分値は、被ソートカウントデータ列における3番目と4番目に位置するカウントデータの値の差分値である。よって、第1および第2カウントデータ差分値は正常であるが第3カウントデー差分値が正常な値を示さないことは、被ソートカウントデータ列における4番目のカウントデータの値が破損している可能性が高いことを意味する。
以下においては、小ループを構成するアドレスの総数Mが、M=3である場合を用いてカウントデータ修復処理3を説明する。
なお、カウントデータ修復処理3は、一般の(M,N)に関しては、被ソートカウントデータ列の第1カウントデータ差分値から第(M−1+p)カウントデータ差分値(p:0<=p<=N−M−1の整数。)までが正常な値を示し、第(M−1+p+1)カウントデータ差分値が正常でないようなカウントデータ異常が検出された場合において、カウントデータの破損を修復するときに使用可能である。
なお、本ステップは、一般の(M,N)に関しては、被ソートカウントデータ列の1番目、2番目、・・・、第(M−1+p)番目に位置するカウントデータのアドレスを取得し、取得したアドレスに基づいて、修復用のカウントデータアドレス列パターンの候補を抽出すればよい。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第4カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの候補の第4カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS507における「YES」)、処理は、ステップS511へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第4カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの候補の第4カウントデータ差分値と一致しないと判定した場合(ステップS507における「NO」)、処理は、ステップS509へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第5カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの候補の第5カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS511における「YES」)、修復処理は、終了する(図14参照。)。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第5カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの候補の第5カウントデータ差分値と一致しないと判定した場合(ステップS511における「NO」)、処理は、ステップS513へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第4カウントデータ差分値はステップS207、ステップS209、および、ステップS211において一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンのいずれかにおける第4カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS213における「YES」)、処理は、ステップS7へ移行する。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列についての第4カウントデータ差分値はステップS207、ステップS209、および、ステップS211において一致すると判定されたカウントデータ差分値列パターンにおける第4カウントデータ差分値のいずれとも一致しないと判定した場合(ステップS213における「NO」)、処理は、ステップS6へ移行する。
図20は、カウントデータ修復処理4(図14におけるS6)の詳細を示すフローチャートである。これより、図20を参照してカウントデータ修復処理4について説明する。
カウントデータ修復処理4は、第1、第2、および、第3カウントデータ差分値は正常であるが第4カウントデータ差分値が正常でない場合に実行される修復処理である。第4カウントデータ差分値は、被ソートカウントデータ列における4番目と5番目に位置するカウントデータの値の差分値である。よって、第1、第2、および、第3カウントデータ差分値は正常であるが第4カウントデー差分値が正常な値を示さないことは、被ソートカウントデータ列における5番目のカウントデータの値が破損している可能性が高いことを意味する。
以下においては、(M,N)=(3,6)である場合を用いてカウントデータ修復処理4を説明する。
なお、カウントデータ修復処理4は、カウントデータ修復処理3と同様、一般の(M,N)に関しては、被ソートカウントデータ列の第1カウントデータ差分値から第(M−1+p)カウントデータ差分値(p:0<=p<=N−M−1の整数。)までが正常な値を示し、第(M−1+p+1)カウントデータ差分値が正常でないようなカウントデータ異常が検出された場合において、カウントデータの破損を修復するときに使用可能である。
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第5カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの候補の第5カウントデータ差分値と一致すると判定した場合(ステップS607における「YES」)、修復処理は、終了する(図14参照。)
修復処理実行部27cが、被ソートカウントデータ列の(修復後の)第5カウントデータ差分値は修復用カウントデータ差分値列パターンの候補の第5カウントデータ差分値と一致しないと判定した場合(ステップS607における「NO」)、処理は、ステップS609へ移行する。
図21は、カウントデータ修復処理5(図14におけるS7)の詳細を示すフローチャートである。これより、図21を参照してカウントデータ修復処理5について説明する。
カウントデータ修復処理5は、第1、第2、第3、および、第4カウントデータ差分値は正常であるが第5カウントデータ差分値が正常でない場合に実行される修復処理である。第5カウントデータ差分値は、被ソートカウントデータ列における5番目と6番目に位置するカウントデータの値の差分値である。よって、第1、第2、第3、および、第4カウントデータ差分値は正常であるが第5カウントデー差分値が正常な値を示さないことは、被ソートカウントデータ列における6番目のカウントデータの値が破損している可能性が高いことを意味する。
以下においては、(M,N)=(3,6)である場合を用いてカウントデータ修復処理4を説明する。
なお、カウントデータ修復処理5は、カウントデータ修復処理3、4と同様、一般の(M,N)に関しては、被ソートカウントデータ列の第1カウントデータ差分値から第(M−1+p)カウントデータ差分値(p:0<=p<=N−M−1の整数。)までが正常な値を示し、第(M−1+p+1)カウントデータ差分値が正常でないようなカウントデータ異常が検出された場合において、カウントデータの破損を修復するときに使用可能である。
そうすることによって、カウントデータの値に従ってソートした被ソートカウントデータ列において、アドレスは、所定の有限な個数の整列パターンのうちのいずれか1つに従う。また、被ソートカウントデータ列において互いに隣り合ったカウントデータの値の差分値からなる数列(カウントデータ差分値列)もまた、所定の有限な個数の整列パターンのうちのいずれか1つに従う。
本願発明の実施の形態によるカウントデータ記録装置は、上記被ソートカウントデータ列についてのカウントデータアドレス列およびカウントデータ差分値列ならびに被ソートカウントデータ列において所定の順番に位置する1つ以上のカウントデータの値に基づいて、カウントデータ列に含まれる破損したカウントデータを修復することができる。
以下、本願発明にかかるカウントデータ修復方法の実行例を示す。
図22は、第1の修復処理実行例において用いるカウントデータの例を示す図である。本例においては、(C,L,M,N)=(1,+1,3,6)とする。
カウントデータ差分値列(図24)は、カウントデータ差分値列パターン[1]〜[3](図11)のいずれとも一致しないため、処理は、ステップS207(図14)へ移行する。
カウントデータ差分値列の第1差分値は、カウントデータ差分値列パターン[1]〜[3]の第1カウントデータ差分値のいずれとも一致しないため、処理は、ステップS3へ移行する。
図14のステップS3であるカウントデータ修復処理1には、図15に示した処理のほか、2つの変形例(図16および図17)が存在する。これら3種類のカウントデータ修復処理1について、順に、実行例を示す。
ステップS301(図15)において、修復処理実行部27cは、被ソートカウントデータ列(図23)の先頭に位置するカウントデータのアドレスを取得する。ここでは、当該アドレスは、「アドレス[2]」である。
ステップS311(図16)において、修復処理実行部27cは、カウントデータが破損していることを示す通知(カウントデータ異常)を、例えば、制御部23(図4)出力する。
ステップS313およびステップS315(図17)において、修復処理実行部27cは、被ソートカウントデータ列についてのカウントデータ差分値列(図28)の第2、第3、第4カウントデータ差分値が、カウントデータ差分値列パターン[1]の第2、第3、第4カウントデータ差分値(図29)と一致すると判定し、処理は、ステップS317へ移行する。
以下、本願発明にかかるカウントデータ修復方法の別の実行例を示す。
図32は、第2の修復処理実行例において用いるカウントデータの例を示す図である。本例においては、(C,L,M,N)=(1,+1,3,6)とする。
カウントデータ差分値列(図34)は、カウントデータ差分値列パターン[1]〜[3](図11)のいずれとも一致しないため、処理は、ステップS207(図14)へ移行する。
カウントデータ差分値列の第1差分値は、カウントデータ差分値列パターン[1]〜[3]の第1カウントデータ差分値と一致する。よって、処理は、ステップS209へ移行する。
カウントデータ差分値列の第2カウントデータ差分値(図34)は、カウントデータ差分値列パターン[1]〜[3]の第2カウントデータ差分値(図11)のいずれとも一致しないため、処理は、ステップS4へ移行する。
ステップS4(図14)において、修復処理実行部27cは、カウントデータ修復処理2(図18Aおよび図18B)を実行する。
本例のように、(C,L,M,N)=(1,+1,3,6)の場合には、被ソートカウントデータ列の先頭に位置するカウントデータの値をMで除算したときに生じる剰余「0」、「1」、「2」は、それぞれ、カウントデータ差分値列パターン[1]、[2]、[3]と対応する(図9、図10、を参照。)。
修復処理実行部27cは、修復用カウントデータ差分値列パターンを、カウントデータ差分値列パターン[3]に決定する。
修復処理実行部27cは、アドレス[6]のカウントデータの値「52」(図33)から「3」を減算して値「49」を取得し、当該値「49」を用いてアドレス[5]のカウントデータの値を修復する。
処理は、ステップS427へ移行する。
処理は、ステップS431へ移行する。
よって、被ソートカウントデータ列の4番目、5番目、6番目に位置するカウントデータの値は正常であると判断され、修復処理は行われない。よって、修復処理の最終的な結果は、図37に示した修復後カウントデータのとおりである。
3・・・ トナーカートリッジ
5・・・ 感光体ユニット
7・・・ 記憶装置
11・・・ 中央処理装置
13・・・ ランダム・アクセス・メモリ
15・・・ リード・オンリ・メモリ
17・・・ I/O LSI
19o・・ 出力デバイス
19i・・ 入力デバイス
21・・・ コンピュータ
23・・・ 制御部
25・・・ データ書込部
25a・・ 書込アドレス決定部
25b・・ カウントデータ書込部
27・・・ データ修復部
27a・・ カウントデータソート部
27b・・ カウントデータ差分算出部
27c・・ 修復処理実行部
29・・・ データ読出部
31・・・ 設定データ保持部
41・・・ 第(M−1)カウントデータ差分値
43・・・ 第Mカウントデータ差分値から第(N−1)カウントデータ差分値
Claims (6)
- 所定値から所定幅で単調に変化するカウント値をカウントデータとして記憶領域に記録するカウントデータ記録装置であって、
前記カウントデータを記憶する記憶領域をN個(Nは、4以上の整数)備える記憶部と、
前記カウントデータを前記記憶部に書き込むデータ書込部と、
前記カウントデータを前記記憶部から読み出すデータ読出部と、
前記記憶部に記憶されたカウントデータの破損を検出し、該破損を修復するデータ修復部とを有し、
前記データ書込部は、
前記N個の記憶領域のなかから、カウントデータの記録に使用する記憶領域の順序を規定する所定の順序に従って、M個(Mは、3以上前記N未満の整数)の記憶領域を選択して小ループ範囲に定め、
該小ループの範囲に含まれる前記記憶領域を前記所定の順序に沿って使用してカウントデータを記録し、
該小ループ範囲の最後尾の記憶領域を使用してカウントデータを記録すると、該小ループ範囲を、前記所定の順序に沿って後方へずらして小ループ範囲を変更する、
ようにして、カウントデータを前記記憶部に記録し、
前記データ修復部は、
前記N個の記憶領域に記憶されたカウントデータを、カウントデータの値が単調に変化するようにソートして被ソートカウントデータ列を導出し、
前記被ソートカウントデータ列において互いに隣り合ったカウントデータ同士の差分値を求めてカウントデータ差分値列を導出し、
当該被ソートカウントデータ列およびカウントデータ差分値列に基づいて、前記N個の記憶領域に記憶されたカウントデータの破損を検出して該破損を修復する、カウントデータ記録装置。 - 前記データ修復部は、前記カウントデータ差分値列において1番目に位置する第1カウントデータ差分値からj番目(jは、1から(N−1)までの整数)に位置する第jカウントデータ差分値までのj個の差分値に基づいて、前記被ソートカウントデータ列における第j番目および第j+1番目に位置するカウントデータの少なくともいずれかの破損の有無を検出する、請求項1に記載のカウントデータ記録装置。
- 前記データ修復部が前記被ソートカウントデータ列における第M番目に位置するカウントデータの破損を検出した場合には、
前記データ修復部は、前記被ソートカウントデータ列における第1番目に位置するカウントデータの値を前記所定幅で除算し、当該除算にて得た商を前記Mで除算したときに生じる剰余に基づいて、前記被ソートカウントデータ列における第M番目に位置するカウントデータを修復する、請求項2に記載のカウントデータ記録装置。 - 前記データ修復部が前記被ソートカウントデータ列における第(M+k)番目(kは、1からN−Mの整数)に位置するカウントデータの破損を検出した場合には、
前記データ修復部は、前記被ソートカウントデータ列における第(M+k−1)番目に位置するカウントデータの値に対して前記Mと前記所定幅の積を加算して得た値を用いて、前記第(M+k)番目に位置するカウントデータの破損を修復する、請求項2に記載のカウントデータ記録装置。 - カウントデータ記録装置が、所定値から所定幅で単調に変化するカウント値をカウントデータとして記憶領域に記録するカウントデータ記録方法であって、
データ書込部が、前記カウントデータを記憶する記憶領域をN個(Nは、4以上の整数)備える記憶部の記憶領域のなかから、カウントデータの記録に使用する記憶領域の順序を規定する所定の順序に従って、M個(Mは、3以上前記N未満の整数)の記憶領域を選択して小ループ範囲に定めるステップと、
前記データ書込部が、該小ループの範囲に含まれる前記記憶領域を前記所定の順序に沿って使用してカウントデータを記録するステップと、
前記データ書込部が、該小ループ範囲の最後尾の記憶領域を使用してカウントデータを記録すると、該小ループ範囲を、前記所定の順序に沿って後方へずらして小ループ範囲を変更するステップと、
データ修復部が、前記N個の記憶領域に記憶されたカウントデータを、カウントデータの値が単調に変化するようにソートして被ソートカウントデータ列を導出するステップと、
前記データ修復部が、前記被ソートカウントデータ列において互いに隣り合ったカウントデータ同士の差分値を求めてカウントデータ差分値列を導出するステップと、
前記データ修復部が、当該被ソートカウントデータ列およびカウントデータ差分値列に基づいて、前記N個の記憶領域に記憶されたカウントデータの破損を検出して該破損を修復するステップと、を有するカウントデータ記録方法。 - 所定値から所定幅で単調に変化するカウント値をカウントデータとして記憶領域に記録するカウントデータ記録装置のコンピュータが実行可能なカウントデータ記録プログラムであって、
データ書込部に、前記カウントデータを記憶する記憶領域をN個(Nは、4以上の整数)備える記憶部の記憶領域のなかから、カウントデータの記録に使用する記憶領域の順序を規定する所定の順序に従って、M個(Mは、3以上前記N未満の整数)の記憶領域を選択して小ループ範囲に定めさせるステップと、
前記データ書込部に、該小ループの範囲に含まれる前記記憶領域を前記所定の順序に沿って使用してカウントデータを記録させるステップと、
前記データ書込部に、該小ループ範囲の最後尾の記憶領域を使用してカウントデータを記録すると、該小ループ範囲を、前記所定の順序に沿って後方へずらして小ループ範囲を変更させるステップと、
データ修復部に、前記N個の記憶領域に記憶されたカウントデータを、カウントデータの値が単調に変化するようにソートして被ソートカウントデータ列を導出させるステップと、
前記データ修復部に、前記被ソートカウントデータ列において互いに隣り合ったカウントデータ同士の差分値を求めてカウントデータ差分値列を導出させるステップと、
前記データ修復部に、当該被ソートカウントデータ列およびカウントデータ差分値列に基づいて、前記N個の記憶領域に記憶されたカウントデータの破損を検出して該破損を修復させるステップと、を有するカウントデータ記録プログラム。
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