JP2010145938A - 光モジュールの製造方法 - Google Patents

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敬司 清水
Masahiro Igusa
正寛 井草
Toru Fujii
徹 藤居
Toshihiko Suzuki
俊彦 鈴木
Kazutoshi Tanida
和敏 谷田
Shigemi Otsu
茂実 大津
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Abstract

【課題】優れた面性状を有する光導波路部分を備えた光モジュールを光導波路部分と光素子との位置決め工程の工数を減らして製造する。
【解決手段】発光素子4を備えた基板2を準備する工程と、光を透過し、基板2上に形成される光導波路部分の形状を有する凹部12を有し、凹部12以外の部分が遮光された型10を準備する工程と、基板2および型10の間に、クラッド形成用光硬化樹脂層6Aおよびコア形成用光硬化樹脂層8Aを形成する工程と、基板2および型10を、凹部12にコア形成用光硬化樹脂8Aが進入するように押し付ける工程と、型10側から露光し、凹部12部分におけるコア形成用光硬化樹脂8Aおよびクラッド形成用光硬化樹脂6Aを硬化して光導波路部分を形成する工程と、型10を基板2側から剥離する工程と、未硬化のまま基板2上に残留するコアおよびクラッド形成用光硬化樹脂8A,6Aを除去する工程と、を有する光モジュールの製造方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、光モジュールの製造方法に関する。
IC技術やLSI技術において、動作速度や集積度向上のために、高密度に電気配線を行なう代わりに、機器装置間、機器装置内のボードで挟まれた領域、チップで挟まれた領域において光配線を行なうことが注目されている。この光配線を実現させるために光導波路を備えた光モジュールが用いられる場合がある。
この光モジュールにおいて、面発光素子と光導波路との接続方法としては、1)面型素子を90°倒立させ、光導波路と接続する方法、2)面型素子と導波路とで挟まれた領域に90°折り返しミラーを用いて接続する方法、3)導波路に90°折り返しミラーを形成し面型素子と接続する方法、4)導波路を垂直に立てて接続する方法等が提案されている。
上記面発光素子と光導波路とを接続した例としては、例えば、半導体レーザの多層膜構造を作製する際に導波路構造を作りこむ方法が開示されている(例えば特許文献1参照)。
また、樹脂でコア、クラッド、およびプリズムを一体形成する方法が開示されている(例えば特許文献2参照)。
更に、密着型イメージセンサーとして、受光素子にピッチ変換導波路を一体に成形する方法が開示されている(例えば特許文献3参照)。
また更には、石英製の型にクロムマスクを施し、LED基板上に型を押し付けて光硬化樹脂をレンズ部分だけ硬化させる方法が開示されている(例えば特許文献4参照)。
特開平09−214049号公報 特開2001−281477号公報 特開平09−083729号公報 特開2006−327182号公報
本発明の課題は、本構成を有しない場合に比べ、優れた面性状を有する光導波路部分を備えた光モジュールを、光導波路部分と光素子との位置決め工程の工数を減らして製造することにある。
上記課題は、以下の本発明により達成される。即ち、
請求項1に係る発明は、
光素子を備えた基板を準備する基板準備工程と、
光を透過する材料からなり、前記基板上に形成される光導波路部分の形状を有する凹部を有し、且つ前記基板に対向して押し付けられる面の前記凹部以外の部分が遮光された光導波路部分形成用の型を準備する型準備工程と、
前記基板および前記型によって挟まれる領域に、該基板側から順に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂層および未硬化のコア形成用の光硬化樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、
前記基板および前記型を、前記凹部に前記コア形成用の光硬化樹脂が進入するように押し付ける押し付け工程と、
前記型側から露光し、前記凹部部分における前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を硬化して光導波路部分を形成する露光硬化工程と、
前記型を前記基板側から剥離する型剥離工程と、
未硬化のまま基板上に残留する前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を除去する除去工程と、
を有する光モジュールの製造方法である。
請求項2に係る発明は、
前記樹脂層形成工程が、
前記基板上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
該クラッド形成用の光硬化樹脂層上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
該コア形成用の光硬化樹脂層および前記型の前記凹部を有する面が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、
を有する請求項1に記載の光モジュールの製造方法である。
請求項3に係る発明は、
前記樹脂層形成工程が、
前記基板上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
前記型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
前記クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記コア形成用の光硬化樹脂層が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、
を有する請求項1に記載の光モジュールの製造方法である。
請求項4に係る発明は、
前記樹脂層形成工程が、
前記型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
該コア形成用の光硬化樹脂層上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
該クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記基板が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、
を有する請求項1に記載の光モジュールの製造方法である。
請求項5に係る発明は、
前記凹部の形状が、前記光導波路部分における光導波方向を屈曲させる傾斜面に対応する傾斜を有する請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の光モジュールの製造方法である。
請求項6に係る発明は、
前記除去工程の後に、前記基板を切断する切断工程を有し、
前記凹部が、前記光導波路部分における光導波方向の末端を前記切断工程によって切断される領域にまで形成させる形状を有し、
前記切断工程において、前記基板と共に前記光導波路部分における光導波方向の末端を含む領域を切断する請求項5に記載の光モジュールの製造方法である。
請求項7に係る発明は、
前記凹部が、前記切断工程によって切断される光導波路部分に前記基材との接触面が鋭角な傾斜面を形成させる形状を有する請求項6に記載の光モジュールの製造方法である。
請求項1に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、優れた面性状を有する光導波路部分を備えた光モジュールが、光導波路部分と光素子との位置決め工程の工数を減らして製造される。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、優れた面性状を有する光導波路部分を備えた光モジュールが容易に製造される。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、優れた面性状を有する光導波路部分を備えた光モジュールが容易に製造される。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、優れた面性状を有する光導波路部分を備えた光モジュールが容易に製造される。
請求項5に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、傾斜面における面性状にも優れた光導波路部分を備えた光モジュールが容易に製造される。
請求項6に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、基板の末端と光導波路部分における光導波方向の末端とが揃った光モジュールが容易に製造される。
請求項7に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、型の剥離が容易となる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<光モジュールの製造方法>
本実施形態に係る光モジュールの製造方法は、
(1)光素子を備えた基板を準備する基板準備工程と、
(2)光を透過する材料からなり、前記基板上に形成される光導波路部分の形状を有する凹部を有し、且つ前記基板に対向して押し付けられる面の前記凹部以外の部分が遮光された光導波路部分形成用の型を準備する型準備工程と、
(3)前記基板および前記型によって挟まれる領域に、該基板側から順に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂層および未硬化のコア形成用の光硬化樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、
(4)前記基板および前記型を、前記凹部に前記コア形成用の光硬化樹脂が進入するように押し付ける押し付け工程と、
(5)前記型側から露光し、前記凹部部分における前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を硬化して光導波路部分を形成する露光硬化工程と、
(6)前記型を前記基板側から剥離する型剥離工程と、
(7)未硬化のまま基板上に残留する前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を除去する除去工程と、を有する。
尚、前記(3)樹脂層形成工程としては、例えば以下の3通りの具体的手法が挙げられる。
(3−1−A)前記基板上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
(3−1−B)該クラッド形成用の光硬化樹脂層上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
(3−1−C)該コア形成用の光硬化樹脂層および前記型の前記凹部を有する面が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、を有する態様が挙げられる(第1の態様)。
(3−2−A)前記基板上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
(3−2−B)前記型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
(3−2−C)前記クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記コア形成用の光硬化樹脂層が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、を有する態様が挙げられる(第2の態様)。
(3−3−A)前記型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
(3−3−B)該コア形成用の光硬化樹脂層上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
(3−3−C)該クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記基板が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、を有する態様が挙げられる(第3の態様)。
従来、VCSELやLEDなどの面発光素子を備えた基板上に光導波路部分を実装した光モジュールの代表的な製造方法としては、面発光素子に対して端部を傾斜面(例えば45度)に加工した光導波路部分をパッシブアライメントして結合する方法があった。
この方法であれば、実装部は光導波路部分および基板の厚み分まで薄型化される。しかし、この方法では光実装部の面発光素子ごとに端部が傾斜面に加工された光導波路部分をアライメントする必要が生じる。これには従来であれば、特殊な実装装置を長いタクトタイム占有する必要があり、製造に時間を要してしまうため容易な製造方法の実現が望まれていた。また前記傾斜面の加工条件は、通常の垂直に切り落とされる光導波路部分の端面の加工条件に比べて厳しく、求められる面粗さの精度が非常に高いため、加工時間がかさむため、この点でも容易な製造方法の実現が望まれていた。
また従来においては、光導波路部分形成用の凹部を有する型(凹部以外の部分が遮光されてはいない型)を用いて、光硬化樹脂に押し付けて露光、硬化し、該型を剥離した後に電極部など樹脂不要部分をRIE(Reactive Ion Etching)法で除去する方法も用いられていた。この方法では、光導波路部分の面粗さが悪化し、特に非常に高い面粗さの精度が求められる傾斜面の加工も上記RIE法による影響を受け、優れた面性状が達成されない。
この容易な製造方法の実現は、必ずしも光導波路部分が傾斜面を有する場合のみには限られず、また発光素子ではなく受光素子を有する場合においても望まれていた。即ち、光素子を備えた基板上に光導波路部分を実装した光モジュールの製造方法として、優れた面性状を保持しつつ且つ容易に製造し得る製造方法が望まれていた。
これに対し、本実施形態に係る光モジュールの製造方法によれば、凹部部分におけるコアおよびクラッドとなる光硬化樹脂が硬化され、光導波路部分が形成されれ、一方遮光された部分の直下にある光硬化樹脂は硬化しないため、露光後に型を剥離し、洗浄等の方法によって容易に除去される。
本実施形態に係る光モジュールの製造方法では、基板に対向して押し付けられる面の凹部以外の部分が遮光された型を用い、且つクラッド形成用の光硬化樹脂層およびコア形成用の光硬化樹脂層を介した状態で露光硬化し、前記凹部部分における前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を硬化して光導波路部分を形成する。即ち、光導波路部分の形状は前記型における凹部の形状によって制御されるため、優れた面性状を有する光導波路部分を容易に形成し得る。
また、クラッド形成用の光硬化樹脂層およびコア形成用の光硬化樹脂層を形成した後、両者を介した状態で露光硬化し、前記凹部部分における前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を硬化して光導波路部分を形成する。即ち、光導波路部分におけるクラッドとコアとがいっぺんに硬化されて形成されるため、光導波路部分を容易に形成し得る。
・傾斜面を有する光導波路部分
尚、求められる面粗さの精度が非常に高い「傾斜面を有する光導波路部分」を形成する場合にあっても、本実施形態に係る光モジュールの製造方法によれば、上述の通り、優れた面性状を有する光導波路部分を容易に形成し得る。
・切断工程
また、本実施形態に係る光モジュールの製造方法においては、前記除去工程の後に、前記基板を切断する切断工程を有していてもよい。その場合、前記凹部が、前記光導波路部分における光導波方向の末端を前記切断工程によって切断される領域にまで形成させる形状を有し、且つ前記切断工程において、前記基板と共に前記光導波路部分における光導波方向の末端を含む領域を切断することが好ましい。
光導波路部分における光導波方向の末端を含む領域を切断することにより、基板の末端と光導波路部分における光導波方向の末端とが揃った光モジュールが容易に形成される。
既存のVCSELやLEDなどの面発光素子からの出射光は、出射開口部直上に発射され、光導波路部分に傾斜面を有する場合には、該傾斜面で光導波方向が変換される。例えば前記傾斜面が45度面であれば、その進行方向は基板と平行方向に変換される。変換された出射光の光導波方向の末端には、例えば光ファイバー等が接続される。その際、基板の末端と光導波路部分における光導波方向の末端とが揃った光モジュールであれば、接続する光ファイバー等をあてつけた状態で位置決めが容易となる。また、光モジュールと光ファイバーとの接続損失が抑制される。
・切断される光導波路部分の形状
また、前記切断工程によって切断される光導波路部分がある場合には、前記型における凹部が、前記切断工程によって切断される光導波路部分に前記基材との接触面が鋭角な傾斜面を形成させる形状を有することが好ましい。即ち、前記切断工程によって切断される光導波路部分が前記基材との接触面が鋭角な傾斜面を有することが好ましい。
切断される光導波路部分に前記基材との接触面が鋭角な傾斜面を有することにより、型の剥離が容易となる。
以下、本実施形態に係る光モジュールの製造方法について、図面を用いて、その一例を挙げて、各工程毎に詳細に説明する。尚、図1および図2は、本実施形態に係る光モジュールの製造方法を各工程毎に説明する図であり、図3は該製造方法によって得られる光モジュールを示す概略構成図である。
(1)基板準備工程
本実施形態においては、図1(A)および図1(B)に示す通り、発光素子4を備えた基板2が用いられる。
該発光素子4としては、例えばVCSELやLEDなどの面発光素子が挙げられる。
(2)型準備工程
本実施形態における光導波路部分形成用の型10(図1(E)および図1(F)に記載)は光透過性を有する材料からなる。該材料としては、例えば、石英ガラスやポリノルボルネン樹脂などの高分子材料が好適に利用される。
また上記型10は、本実施形態において基板2上に形成される光導波路部分の形状を有する凹部12が形成される。該凹部12の加工方法としては、機械加工(例えば、ファナック社製ロボナノα−01を用いた機械加工)により行うことが好ましい。当該機械加工法を適用することにより、数10nmレベルの表面粗さRaの精度が達成される。
尚、上記型10は、基板2に対向して押し付けられる面(図1(F)においては下側面)の前記凹部12以外の部分が遮光されている。従って、上記凹部12を形成する前に、光遮光性のある膜(例えば紫外線を露光する場合であればクロム膜など)を、基板2に対向して押し付けられる面の全面に成膜し、その後前記凹部12を加工形成することが好ましい。
(3)樹脂層形成工程
本実施形態においては、図1(F)に示す通り、前記基板2および前記型10によって挟まれる領域に、該基板2側から順に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂層6Aおよび未硬化のコア形成用の光硬化樹脂層8Aを形成する。
(第1の態様)
(3−1−A)クラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程
まず、図1(C)および図1(D)に示す通り、基板2上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布してクラッド形成用の光硬化樹脂層6Aを形成する。
(3−1−B)コア形成用の光硬化樹脂塗布工程
次いで、図1(E)および図1(F)に示す通り、該クラッド形成用の光硬化樹脂層6A上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布してコア形成用の光硬化樹脂層8Aを形成する。
(3−1−C)配置工程
その後、図1(E)および図1(F)に示す通り、該コア形成用の光硬化樹脂層8Aおよび型10の前記凹部12を有する面が対向して接触するよう前記基板2および前記型10を配置する。
上記第1の態様では、基板上にクラッド形成用の光硬化樹脂層とコア形成用の光硬化樹脂層とを形成し、その後コア形成用光硬化樹脂層側から型を配置する方法を示したが、これら樹脂層は、まず型の表面に形成してもよい。以下、その態様として第2および第3の態様を示す。
(第2の態様)
(3−2−A)クラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程
まず、基板上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布してクラッド形成用の光硬化樹脂層を形成する。
(3−2−B)コア形成用の光硬化樹脂塗布工程
次いで、型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布してコア形成用の光硬化樹脂層を形成する。
(3−2−C)
その後、前記クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記コア形成用の光硬化樹脂層が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する。
(第3の態様)
(3−3−A)コア形成用の光硬化樹脂塗布工程
まず、型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布してコア形成用の光硬化樹脂層を形成する。
(3−3−B)クラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程
次いで、該コア形成用の光硬化樹脂層上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布してクラッド形成用の光硬化樹脂層を形成する。
(3−3−C)配置工程
その後、該クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記基板が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する。
ここで、本実施形態において用いられるコアおよびクラッド形成用の光硬化樹脂について説明する。該光硬化樹脂としては、光導波路部分の使用波長に対して透明であり、コアとクラッドとに定められた屈折率差を設定し得るものであれば、特に制限されるものではない。例えば脂環式オレフィン樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂等が使用され、中でもアクリル系樹脂またはエポキシ系樹脂を用いることが好ましい。
ただし、光導波路部分としての光学特性を発揮させるため、クラッドは、コアよりも屈折率が低い材料で構成する必要があり、特に上記光モジュールに光ファイバーを接続する場合であれば、接続する光ファイバーのコアおよびクラッドの屈折率差に合わせることが望ましい。
クラッド形成用の光硬化樹脂は、コアと上述の屈折率差が設定され得る材質であれば特に制限されず、用途に応じて、材料の屈折率、光透過性等の光学的特性、機械的強度、耐熱性、フレキシビリティー(可撓性)等を考慮して選択される。例えば、放射線硬化性、電子線硬化性等の樹脂、望ましくは紫外線硬化性樹脂を選択し、紫外線硬化性のモノマー、オリゴマーあるいはモノマーとオリゴマーの混合物が望ましく用いられる。
クラッドを構成する具体的な材料としては、例えばエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂(ポリメチルメタクリレート等)、脂環式アクリル樹脂、スチレン系樹脂(ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合体等)、オレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体等)、脂環式オレフィン樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ビニルアルコール系樹脂、ビニルブチラール系樹脂、アリレート系樹脂、含フッ素樹脂、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリカーボネート系樹脂、二又は三酢酸セルロース、アミド系樹脂(脂肪族、芳香族ポリアミド等)、イミド系樹脂、スルホン系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリオキシメチレン系樹脂、又は前記樹脂のブレンド物等が挙げられる。
クラッドの厚みは特に限定されるものではないが、10μm以上100μm以下であることが望ましく、より望ましくは20μm以上50μm以下である。
コア形成用の光硬化樹脂としては、例えば紫外線硬化性樹脂が用いられ、紫外線硬化性のモノマー、オリゴマー、若しくはモノマーとオリゴマーの混合物が望ましく用いられる。
コアを形成する具体的な材料としては、エポキシ系、アクリル系紫外線硬化性樹脂などが望ましく用いられる。
コアの厚みはプロセス上は特に限定されず、20μm以上120μm以下であることが望ましく、より望ましくは30μm以上90μm以下である。また、特に上記光モジュールに光ファイバーを接続する場合であれば、当然コアの厚みは接続する光ファイバーに合わせることが望ましい。
クラッド形成用の光硬化樹脂およびコア形成用の光硬化樹脂の塗布方法としては、例えば、スピン塗布法やロール塗布法など公知の方法が適用される。
尚、未硬化のコア形成用の光硬化樹脂と未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂とは、いずれも液状であるため、その界面で混合領域が生じる。しかし、界面における多少の混合は、効果後の光導波路部分においては屈折率分布上なんら悪影響を及ぼさない。上記の混合が適度な範囲(即ち光導波路部分において屈折率分布上悪影響が生じない範囲)となるよう制御するには、
・用いるコア形成用の光硬化樹脂およびクラッド形成用の光硬化樹脂の選択
・コア形成用の光硬化樹脂およびクラッド形成用の光硬化樹脂の粘度の調整
・コア形成用の光硬化樹脂層およびクラッド形成用の光硬化樹脂層を形成してから、露光硬化するまでの時間
等を制御することによりおこなわれる。
(4)押し付け工程
次いで、図1(E)および図1(F)に示す通り、前記基板2および前記型10を、前記凹部12に前記コア形成用の光硬化樹脂8Aが進入するように押し付ける(図1(F)においては型10を矢印A方向に押し付ける)。
尚、基板2と型10とが接触するまで押し付ける必要はなく、例えば、クラッド形成用の光硬化樹脂層の厚み分まで型を押しつけて行う。また、型10の凹部12内をコア形成用の光硬化樹脂8Aが満たし、気泡等が混入しないよう押し付けることがより好ましい。
(5)露光硬化工程
押し付け工程の後、図2(A)および図2(B)に示す通り、前記型10側から露光し、前記凹部12部分における前記コア形成用の光硬化樹脂8Aおよび前記クラッド形成用の光硬化樹脂6Aを硬化して光導波路部分を形成する。尚、型10の凹部12以外の部分は遮光されているため、凹部12以外の部分における前記コア形成用の光硬化樹脂8Aおよび前記クラッド形成用の光硬化樹脂6Aは未硬化のまま残留する。
露光を行う装置としては、例えば、紫外線ランプ、紫外線LED、UV照射装置等が用いられる。
(6)型剥離工程および(7)除去工程
露光硬化工程を経た後、図2(C)および図2(D)に示す通り、型10を前記基板2側から剥離するし、更に未硬化のまま基板2上に残留する前記コア形成用の光硬化樹脂8Aおよび前記クラッド形成用の光硬化樹脂6Aを除去する。これにより、クラッド6Bとコア8Bとからなる光導波路部分が形成される。
除去の方法としては、例えば洗浄液による洗浄が好適な方法として挙げられる。該洗浄液としては、樹脂が紫外線硬化樹脂である場合には、例えば、アセトンなど紫外線硬化樹脂を溶解する有機溶剤が好適に用いられる。
これにより基板の電極部分などに余計な光硬化樹脂が残ることが防止される。
(8)切断工程
除去工程を経た後、図2(E)および図2(F)において一点鎖線で示す通り、前記基板2を切断する切断工程を設けてもよい。基板2を切断する方法としては、ダイシングソーによる切断が好適に用いられる。
尚その場合、前記光導波路部分における光導波方向の末端(図2(E)においては下方向)を前記切断工程によって切断される領域にまで形成しておき、且つ前記切断工程において、前記基板2と共に前記光導波路部分における光導波方向の末端を含む領域を切断することが好ましい。
また、前記切断工程によって切断される光導波路部分がある場合には、前記切断工程によって切断される光導波路部分に前記基材2との接触面が鋭角な傾斜面を形成することが好ましい。
本実施形態に係る製造方法により、45度傾斜面を設けて製造された光モジュールを図3(A)〜図3(C)に示す。図3(A)は該光モジュールの平面図を、図3(B)は(A)における横方向からの側面図を、図3(C)は(A)における下方向からの側面図を表す。
45度傾斜面を設けた光モジュールは、図3(B)において矢印で示す通り、発光素子4から発射された光の導波方向が45度傾斜面によって屈曲され、導波路部分の端面から基板平面に対して平行に光が出るため平面実装が容易になる。即ち、基板に対して光ファイバ等をそのまま突き当てて結合し得る。
また、図3(A)および図3(B)に示す通り、基板の末端と光導波路部分における光導波方向の末端とが揃った光モジュールであれば、光ファイバを突き当てて容易に平面結合される。
またへき開で作製する一般的な端面発光レーザーに対しても、出射光の広がり角が均一で光ファイバにそのまま結合できるなど、面発光素子としての利点を残したまま端面発光が実現される。
さらに45度傾斜面を型における凹部の形状によって成形し得るため、型における凹部の形状をコリメートレンズ形状にすることにより、出射光を平行光にすることも可能である。
尚、本実施形態に係る光モジュールの製造方法は発光素子を備えた基板に対してだけでなく、フォトダイオードなど受光素子を備えた基板に対しても適用し得ることは言うまでもない。
以下実施例を説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
(実施例1)
100mm角で厚み2.2mmの石英板にクロムコートを施したものを用意し、ファナック社製ロボナノα−01により、3インチGaAs基板に形成されたVCSELアレイの発光点位置ピッチにあわせた45度傾斜面、およびそれにつながるコア径30μmの矩形光導波路パターンの凹部を加工し、スタンパ型を作製した。
なお導波路コアの側面部分は抜きテーパとして8度の勾配が付けられている。
VCSELアレイが加工された3インチGaAs基板に、クラッドとなるUV硬化エポキシ樹脂(屈折率1.50、粘度200mPas)を厚み20μmになるようにスピンコートしたものを用意する。このGaAs基板上にさらにコアとなるUV硬化エポキシ樹脂(屈折率1.55、粘度100mPas)を滴下し、前記スタンパ型をVCSEL発光点直上に45度面をアライメントしさらにGaAs基板に対して25μmの間隔になるまで押し付け、コアとなるUV硬化エポキシを展開した。このときUV硬化樹脂内に気泡が入らない速度で押し付け5分で押し付けを完了した。
波長365nm、強度50mW/cmのUV平行光源を、スタンパ上から1分照射し、クロムコートが直上にない部分(即ち凹部部分)のUV硬化エポキシ樹脂を硬化した。1分かけてスタンパ型をGaAs基板から剥離した後、GaAs基板上に残る未硬化のエポキシ樹脂を洗浄して除去した。その結果、VCSEL電極上の樹脂残渣は認められなかった。
最後にGaAs基板を、切削速度4mm/secでダイシングして、個別VCSELチップを切り出した。個別VCSELチップを切り出す際に、光導波路部分となる樹脂部分の端部も共に切削し、光導波路部分端部とチップ端部の位置を一致させた。
本実施例では、VCSEL発光点からチップ端部までの長さが0.8mmあるが、コア径50μmのGI−MMFファイバーアレイまでの結合損失は1dBであった。
(実施例2)
光導波路部分のチップ端部にかかる部分も8度の抜きテーパ構造にし、かつVCSELチップを切り出す際の切削位置に重ならない位置とした以外は、実施例1に記載の方法によりVCSELチップを作製した。
その結果、GaAs基板をダイシングする際に光導波路部分となるエポキシ樹脂を切削しなくて良いため切削速度を8mm/secにあげられた。尚、本実施例でのファイバーアレイまでの結合損失は1.5dBであった。
(実施例3)
スタンパ型を1mm厚のポリノルボルネン樹脂フィルムで構成した以外は、実施例1に記載の方法によりVCSELチップを作製した。
その結果、スタンパ型が変形するためGaAs基板からのスタンパ型剥離工程が容易になり、15秒で完了できた。尚、本実施例でのファイバーまでの結合損失は、VCSELチップのGaAs基板上での位置によって異なり1dB以上1.5dB以下であった。
(比較例1)
実施例1において、スタンパ型へのクロムコートを省略し、且つスタンパ型の凹部形状を25μm余計に掘り込んだ形状とした。そしてスタンパ型を剥離した後に、ドライエッチング装置により25μm分のエポキシ樹脂を除去した。
その結果、本比較例でのファイバーまでの結合損失は3dBであった。また、除去不十分な樹脂が残渣として残り、電極抵抗が増加した。
(比較例2)
実施例1において、GaAs基板へのクラッドとなるUV硬化エポキシ樹脂のスピンコートを行わなかったこと以外は、実施例1に記載の方法によりVCSELチップを作製した。
その結果、光導波路部分の形状が縦方向に55μmであり、ファイバーまでの結合損失が3.5dBであった。
(比較例3)
比較例2において、更に、結合損失を減少するためにスタンパ型をGaAs基板に対して5μmの間隔になるまで押し付けたこと以外は、比較例2に記載の方法によりVCSELチップを作製した。
その結果、押し付け時間が20分以上増加した上、光導波路部分が基板側にできないため結合損失も2.5dBまでしか減少しなかった。
本実施の形態に係る光モジュールの製造方法を説明する図である。 本実施の形態に係る光モジュールの製造方法を説明する図である。 本実施の形態に係る光モジュールの製造方法によって得られる光モジュールを示す概略構成図である。
符号の説明
2 基板
4 発光素子
6A クラッド形成用の光硬化樹脂
6B クラッド
8A コア形成用の光硬化樹脂
8B コア
10 型
12 凹部

Claims (7)

  1. 光素子を備えた基板を準備する基板準備工程と、
    光を透過する材料からなり、前記基板上に形成される光導波路部分の形状を有する凹部を有し、且つ前記基板に対向して押し付けられる面の前記凹部以外の部分が遮光された光導波路部分形成用の型を準備する型準備工程と、
    前記基板および前記型によって挟まれる領域に、該基板側から順に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂層および未硬化のコア形成用の光硬化樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、
    前記基板および前記型を、前記凹部に前記コア形成用の光硬化樹脂が進入するように押し付ける押し付け工程と、
    前記型側から露光し、前記凹部部分における前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を硬化して光導波路部分を形成する露光硬化工程と、
    前記型を前記基板側から剥離する型剥離工程と、
    未硬化のまま基板上に残留する前記コア形成用の光硬化樹脂および前記クラッド形成用の光硬化樹脂を除去する除去工程と、
    を有する光モジュールの製造方法。
  2. 前記樹脂層形成工程が、
    前記基板上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
    該クラッド形成用の光硬化樹脂層上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
    該コア形成用の光硬化樹脂層および前記型の前記凹部を有する面が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、
    を有する請求項1に記載の光モジュールの製造方法。
  3. 前記樹脂層形成工程が、
    前記基板上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
    前記型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
    前記クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記コア形成用の光硬化樹脂層が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、
    を有する請求項1に記載の光モジュールの製造方法。
  4. 前記樹脂層形成工程が、
    前記型の前記凹部を有する面上に未硬化のコア形成用の光硬化樹脂を塗布して前記コア形成用の光硬化樹脂層を形成するコア形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
    該コア形成用の光硬化樹脂層上に未硬化のクラッド形成用の光硬化樹脂を塗布して前記クラッド形成用の光硬化樹脂層を形成するクラッド形成用の光硬化樹脂塗布工程と、
    該クラッド形成用の光硬化樹脂層および前記基板が対向して接触するよう前記基板および前記型を配置する配置工程と、
    を有する請求項1に記載の光モジュールの製造方法。
  5. 前記凹部の形状が、前記光導波路部分における光導波方向を屈曲させる傾斜面に対応する傾斜を有する請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の光モジュールの製造方法。
  6. 前記除去工程の後に、前記基板を切断する切断工程を有し、
    前記凹部が、前記光導波路部分における光導波方向の末端を前記切断工程によって切断される領域にまで形成させる形状を有し、
    前記切断工程において、前記基板と共に前記光導波路部分における光導波方向の末端を含む領域を切断する請求項5に記載の光モジュールの製造方法。
  7. 前記凹部が、前記切断工程によって切断される光導波路部分に前記基材との接触面が鋭角な傾斜面を形成させる形状を有する請求項6に記載の光モジュールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013235035A (ja) * 2012-05-02 2013-11-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd 光導波路、光導波路の製造方法および電子機器

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