JP2010143780A - ガラス溶融炉及び堆積物検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】耐火煉瓦により形成された溶融空間11に溶融ガラスGが貯留可能とされ、該貯留した前記溶融ガラスGを前記溶融空間下部の導出部11Aに接続された流下ノズル19から排出するように構成されたガラス溶融炉1であって、電磁波を照射可能とされる照射部21と、前記照射部21が照射した電磁波を受信する受信部23A、23Bと、検出部とを有し、前記照射部21から照射した電磁波を前記受信部23A、23Bで受信して前記溶融空間の堆積物を検出する堆積物検出手段20を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
しかしながら、例えば、放射性排液に含まれる白金族類元素(ロジウム、パラジウム、ルテニウム)は所定の条件下で析出、クラスター化して導出部を含む炉底部に堆積しやすく、また粘性が非常に高いために、白金族類元素が炉底部に堆積すると溶融ガラスは炉壁に停滞して炉壁に沿って流下ノズルに安定して流動することが困難となる。
また、かかる技術を確立することで放射線環境において安定したガラス溶融を行なうための運転条件の確立や炉底部に白金族類含有ガラスが堆積した場合の洗浄運転等を効率的に行なうための運転条件の解析に対する期待が高まっている。
請求項1に記載の発明は、耐火煉瓦により形成された溶融空間に溶融ガラスが貯留可能とされ、該貯留した前記溶融ガラスを前記溶融空間下部の導出部に接続された流下ノズルから排出するように構成されたガラス溶融炉であって、前記溶融空間に電磁波を照射可能とされる照射部と、前記照射部が照射した電磁波を受信する受信部と、前記照射部に給電するとともに前記受信部が受信した電磁波を検出する検出部とを有し、前記照射部から照射した電磁波を前記受信部で受信し、前記検出部で前記受信した電磁波に基づいて前記溶融空間の堆積物を検出する堆積物検出手段を備えることを特徴とする。
この明細書において、堆積物とは、例えば、高濃度の白金族類金属その他の金属等、溶融ガラスとは物性値(例えば、導電率、誘電率、誘電損失等)が異なる物質を高濃度に含有した溶融ガラスをいう。
その結果、ガラス溶融炉の稼働率を向上して運転コストを削減することができる。
また、ガラス溶融炉を安定して操業するための運転条件の最適化を目的とした解析を効率的に行なうことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るガラス溶融炉の一例の概略を示す図であって、符号1はガラス溶融炉を示している。
ガラス溶融炉1は、例えば、ガラスビーズを原料として溶融ガラスGを生成し、この溶融ガラスGに放射性廃液を混合してガラス固化体とする放射性廃液物再処理用のガラス溶解炉とされている。
排液供給管14は、ガラス溶融炉1の上部に配置されていて、例えば、核燃料製造施設において核燃料生成の際に排出される放射性廃液を溶融空間11に投入するものであり、放射性廃液には高濃度の白金族類元素(ロジウム、パラジウム、ルテニウム)が含有されている。
また、補助電極17には通気路が形成されていて、矢印に沿って冷却空気を流通させることにより補助電極17の温度上昇を抑制することができるようになっている。
また、底部電極18は平面視して中央部に形成された流路を流下ノズル19の流路と連通されており溶融ガラスGを流下ノズル19に流通させることができるようになっている。
また、底部電極18には通気路が形成されていて、矢印に沿って冷却空気を流通させることにより底部電極18の温度上昇を抑制することができるようになっている。
なお、この実施形態において、溶融ガラスGに通電する電流は交流電流とされている。
なお、流下ノズル19は、高周波誘導加熱コイルが流路を取り囲むようにして形成されており、流下ノズル壁を誘導加熱することにより流路内を通過する溶融ガラスGの温度を調整可能とされている。
また、透過波受信回路28は、透過波アンテナ23Bが受信した透過波を電圧信号に変換して透過波信号として信号処理部30に出力するように構成されている。
また、温度検出回路29は温度センサ24が検出した温度測定信号を信号処理部30に出力するようになっている。
この実施形態において、算出した白金族類濃度wは閾値に基づいて二値化するようになっている。なお、二値化に代えて、白金族類濃度wを量子化して濃淡により表示してもよい。
なお、図6に示すグラフに代えて、誘電率、誘電損失が溶融ガラスGの温度によって変化することに基づき、これらと信号強度Sとの相関に基づいて白金族類濃度(wt%)を算出するデータベースを構成してもよい。
図7は、導出部11Aにおける白金族類濃度をマトリックスに従ってマッピングするためのプログラムの一例を示すフロー図である。
2)次に、演算部33は、照射回路に電磁波を照射する指示をする。(S2)
この指示によって、照射回路26の照射対象となるアンテナエレメントのスイッチング回路がONになりアンテナエレメントから電磁波が照射される。
3)電磁波が照射されたら、反射波受信アンテナ23A及び透過波受信アンテナ23Bが電磁波を受信し、受信した反射波信号及び透過波信号は、反射波受信回路27及び透過波受信回路を介して入力部31に入力される。
また、マトリックス上の対応する位置(領域)の温度センサ24が検出した温度測定信号が温度検出回路29を介して入力部31に入力される。
図8は、照射アンテナ21による電磁波の照射、受信アンテナ23による電磁波の受信の一例を示す概念図であり、符号M1は照射した電磁波を、符号Mrは反射した電磁波を、符号Mtは透過波を示している。なお、図8において斜線を付した部分は、導出部11Aに堆積した堆積物を示している。
4)演算部33は、反射波受信回路27及び透過波受信回路を介して取得した反射波信号及び透過波信号をメモリ32に格納された基準データと比較し、比較した結果が許容範囲内で正常時との変化(差異)がない場合にはS8に移行し、比較結果が許容範囲を超えていて正常時に対して変化がある場合にはS5に移行する。(S4)
5)S8に移行した場合には照射するアンテナエレメントを変更する。(S8)
アンテナエレメントを変更したら照射対象のアンテナエレメントを選択(S1)する。
6)S5に移行した場合には、演算部33は入力部31から取得した反射波信号及び透過波信号の信号強度S、温度測定信号をデータベース34Aを参照してマトリックスの対応する位置の白金族類濃度w(wt%)を算出する。(S5)
なお、反射波が戻る時間Δtに基づいて堆積物までの距離を算出して堆積物の厚さを特定してもよい。
7)演算部33は、マトリックス上の位置と白金族類濃度w(wt%)を対応させてメモリ32に格納する。
8)マトリックス上のすべての位置に対する照射が終了している場合には、マッピングが完了したものと判断してプログラムを終了し、マトリックス上に電磁波を照射していない位置がある場合にはマトリックス上の残余の位置における堆積物の堆積状況を把握するために照射アンテナエレメントを変更するためにS8に移行する。(S7)
9)演算部33は、マトリックス上のすべての位置に対する電磁波の照射が完了するまでプログラムを繰り返し実行する。
10)演算部33は、プログラムの実行を終了したら、メモリ32のデータに基づいて出力部35を介して表示部40に出力して、白金族類濃度w(wt%)の濃度分布を2値(例えば、白黒)表示して可視化する。
図9(A)は、堆積物が堆積していない正常時のマトリックスを、(B)は高濃度金属粒子が蓄積する初期を、(C)は堆積物が堆積して高濃度に蓄積されていてメンテナンスが必要とされる短絡直前の状態を示している。
また、受信した電磁波の信号強度Sと、溶融ガラスGの温度T1とをデータベース34Aに参照して算出するので白金族類濃度w(wt%)を容易に算出することができる。
また、流下ノズル19に電磁波を照射した場合、流下する溶融ガラスGの白金族類濃度wをガラス溶融炉を運転しながら効率的に把握することができる。
例えば、上記実施の形態においては、堆積物がガラス溶融炉内に堆積する白金族類を含有する溶融ガラスGによる場合について説明したが、電磁波の反射、透過、吸収特性が異なる物質であれば、他の堆積物を対象として本発明を適用してもよい。
また、上記実施の形態においては、溶融空間11の下部が上方から下方に向かうに従って断面積が縮小する四角錐状空間である場合について説明したが、例えば、三角錐、五角錐等の多角錘の他、円錐に形成されていてもよい。
また、電極間に流す電流に関しては、交流電流、直流電流のいずれを流す構成としてもよい。
1 ガラス溶融炉
10 溶融炉本体
11 溶融空間
11A 導出部
16 主電極
17 補助電極
18 底部電極
20 堆積物検出装置
21 照射アンテナ(照射部)
23 受信アンテナ(受信部)
23A 反射波受信アンテナ(受信部)
23B 透過波受信アンテナ(受信部)
24 温度センサ
25 検出部
30 信号処理部
31 入力部
33 演算部
34A データベース
35 出力部
40 表示部
Claims (3)
- 耐火煉瓦により形成された溶融空間に溶融ガラスが貯留可能とされ、該貯留した前記溶融ガラスを前記溶融空間下部の導出部に接続された流下ノズルから排出するように構成されたガラス溶融炉であって、
前記溶融空間に電磁波を照射可能とされる照射部と、
前記照射部が照射した電磁波を受信する受信部と、
前記照射部に給電するとともに前記受信部が受信した電磁波を検出する検出部と、を有し、
前記照射部から照射した電磁波を前記受信部で受信し、前記検出部で前記受信した電磁波に基づいて前記溶融空間の堆積物を検出する堆積物検出手段を備えることを特徴とするガラス溶融炉。 - 請求項1に記載のガラス溶融炉であって、
前記照射部は、前記溶融空間の側方に配置され、
前記受信部は、
前記溶融空間に対して前記照射部と同じ側と反対側の少なくともいずれかの側方に配置されることを特徴とするガラス溶融炉。 - 耐火煉瓦により形成された溶融空間に溶融ガラスが貯留可能とされ、該貯留した前記溶融ガラスを前記溶融空間下部の導出部に接続された流下ノズルから排出するように構成されたガラス溶融炉おける堆積物検出方法であって、
前記溶融空間に照射部から電磁波を送信する工程と、
前記照射された電磁波を受信部で受信する工程と、
該受信した電磁波を検出部で信号に変換して前記堆積物を検出する工程と、を備えることを特徴とする堆積物検出方法。
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| JP2008321289A JP2010143780A (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | ガラス溶融炉及び堆積物検出方法 |
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2008
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