JP2010139399A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 時刻表示目盛が設けられる円盤状の文字板を有する時刻表示部と、前記文字板の周縁に沿うリング状に形成されるとともに、周方向に沿って回転可能に設けられる内転リングと、前記時刻表示部および前記内転リングを収納する外装ケースと、この外装ケースの側面において内外を貫通して設けられるとともに、前記内転リングを回転させる回転操作部と、を具備した時計であって、
   前記内転リングは、周方向に沿って形成される駆動部を備え、
   前記回転操作部は、前記駆動部に係合可能に設けられる駆動伝達部を備えるとともに、前記駆動部に対して前記駆動伝達部を接離させる方向に移動可能に設けられ、
   前記駆動部および前記駆動伝達部のうち少なくともいずれか一方は、所定摩擦係数 を有し、摩擦力により他方と連動して駆動可能な高摩擦性樹脂により形成されることを特徴とする時計。
2. 請求項１に記載の時計において、
   前記回転操作部は、当該時計の厚み方向に対して略直交して前記外装ケースの内外を貫通し、軸心を回転中心軸として回転可能に設けられる軸部を備えるとともに、前記軸部の軸心に沿って移動可能に設けられることを特徴とする時計。
3. 請求項１または請求項２に記載の時計において、
   前記駆動伝達部が前記駆動部から離隔する方向に前記回転操作部を付勢する付勢手段が設けられたことを特徴とした時計。
4. 請求項２または請求項３に記載の時計において、
   前記駆動伝達部は、前記駆動部よりも当該時計の径内側に配置されるとともに、前記回転操作部が当該時計の外方に引き出されることで、前記駆動伝達部が前記駆動部に係合することを特徴とした時計。
5. 請求項２または請求項３に記載の時計において、
   前記駆動伝達部は、前記駆動部よりも当該時計の径外側に配置されるとともに、前記回転操作部が当該時計の内方に押し込まれることで、前記駆動伝達部が前記駆動部に係合することを特徴とした時計。
6. 請求項１ないし請求項５のいずれかに記載の時計において、
   前記駆動部および前記駆動伝達部のうちいずれか一方は、前記高摩擦性樹脂により形成され、
   他方は、前記高摩擦性樹脂を弾性変形させることが可能な硬質部材により形成されるともに、前記高摩擦性樹脂に食い込む凹凸部を備えることを特徴とした時計。