JP2010139274A - 車両の直進性能検査システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は被検査車両の進入角及び走行車両が左右に流れる量を示す車両流れ量を計測するための計測部と検査処理装置と、を備え、計測部は第1〜第3のレーザ送受信装置と各レーザ送受信装置が計測した計測情報を検査処理装置に送信する送信装置とを備え検査処理装置は進入角を算出する進入角算出手段と流れ量測定値を算出する流れ量算出手段と進入角算出手段及び流れ量算出手段による算出結果と気象測定部から受信した気象情報とに基づいて、車両流れ量を携行端末から受信した車両識別情報に関連付けて最終決定する車両流れ量決定手段と車両流れ量決定手段により決定した車両流れ量の検査合否を判定する合否判定手段とを備えることとした。
【選択図】図1
Description
例えば、被検査車両を実際にテストコースで走行させ、直線ラインにおいて、テストドライバーがハンドルから手を離した状態で、かつ一定速度(例えば100Km/h)に保持した状態で、前記直線ライン上に設定した検査区間に進入させて所定距離の検査区間を通過させ、当該検査区間の最初と最後とで車両が左右方向へどの程度ずれたかを示す車両流れ量を測定している。
本実施形態に係る車両の直進性能検査システム1は、図1に示すように、テストコースCで車両(被検査車両2)を走行させて当該車両2の直進性能を検査するようにしたものである。
被検査車両2には、当該車両を識別でき、かつ当該車両に関する各種情報を読み取り可能にした車両情報シート3を取り付けている。
被検査車両2の進入角θは、被検査車両2の基準となる直進方向と実際の進行方向とがなす角であり、図5に示すように、通常は被検査車両2が直進して位置Qとなるところが位置Q’となった場合における角度である。したがって、被検査車両2の進入角θは次のようにして算出することができる。
車両流れ量T(図5参照)とは、被検査車両2が第1測定位置Pから第3測定位置Rまで走行する間の横方向(左右方向)への変化量であり、第1測定位置Pの位置を基準とした場合に第3測定位置Rでの流れ位置R’との差で表わされるが、第1測定位置Pへの進入角度θがゼロでない場合はその補正が必要となる。そこで、本実施形態における被検査車両2の車両流れ量Tは、次のようにして算出している。
図2(a)に示すように、ハンドル角度測定装置60は、直方体を長手方向の中途部から鈍角に屈曲して形成した、側面視略山形状の形状を有するケーシング71内に各種装置や機器類を組み込んで構成している。本実施形態におけるケーシング71は、高さH1を20mm、幅W1を75mm、長さL1を70mmとなる基端側の箱と、高さH2を25mm、幅W2を75mm、長さL2を80mmとなる前端側の箱を一体化した形状としている。
ハンドル角度測定装置60によるハンドル角度の変化量α(図3(a)参照)は次のようにして計測する。
本実施形態の直進性能検査システム1を用いて行う車両流れ検査の手順について説明する。図6は本実施形態の直進性能検査システム1による検査の流れを示す説明図、図7は検査処理装置の表示モニタ部に表示される検査結果一覧表である。
テストドライバーがハンドル5上部(図3参照)に取り付けたハンドル角度測定装置60の基準点スイッチ70を押圧してハンドル5の基準点を設定すると、このスイッチ押圧操作をトリガーとして、ハンドル角度の変化量αの計測が開始される(ステップS30)。
上述した手順で車両の直進性検査が行われるが、ここで、本直進性能検査システム1における検査処理装置20が行う処理について説明する。図8は検査処理装置が行う各種処理を示すフロー図である。図9は図8の検査処理装置の処理のサブルーチンを示すフロー図である。
P 第1測定位置
Q 第2測定位置
R 第3測定位置
1 直進性能検査システム
2 被検査車両
3 車両情報シート
4 車両コード
5 ハンドル
10 携行端末
18 気象測定部
19 気象用通信装置
20 検査処理装置
40 計測部
50 インパネ
60 ハンドル角度測定装置
Claims (4)
- テストコースで車両を走行させて当該車両の直進性能を検査する車両の直進性能検査システムであって、
被検査車両内に持ち込み可能であり、当該被検査車両の車両情報が記録された車両コードから車両識別情報を読み取る携行端末と、
被検査車両が走行する前記テストコース内の気象情報を計測する気象測定部と、
前記テストコースの直線路に設置され、走行する被検査車両の進入角及び走行車両が左右に流れる量を示す車両流れ量を計測するための計測部と、
前記テストコース外に設置され、前記携行端末と相互通信可能に無線接続されるとともに、前記気象測定部及び計測部それぞれと有線又は無線で接続された検査処理装置と、
を備え、
前記計測部は、
前記直進路に沿って所定間隔をあけて配置され、前記直進路を走行する前記被検査車両に向けてそれぞれレーザ光を出射して車両までの距離を計測する第1〜第3のレーザ送受信装置と、各レーザ送受信装置が計測した計測情報を前記検査処理装置に送信する送信装置とを備え、
前記検査処理装置は、
前記第1レーザ送受信装置と前記第2レーザ送受信装置による計測結果に基づいて前記被検査車両の進入角を算出する進入角算出手段と、
前記第2レーザ送受信装置と前記第3レーザ送受信装置による計測結果に基づいて前記被検査車両の流れ量測定値を算出する流れ量算出手段と、
前記進入角算出手段及び前記流れ量算出手段による算出結果と、前記気象測定部から受信した気象情報とに基づいて、前記被検査車両の車両流れ量を、前記携行端末から受信した車両識別情報に関連付けて最終決定する車両流れ量決定手段と、
この車両流れ量決定手段により決定した車両流れ量の検査合否を判定する合否判定手段と、を備える
ことを特徴とする車両の直進性能検査システム。 - 前記検査処理装置は、前記合否判定手段による判定結果を前記携行端末に送信する合否結果送信手段を備える一方、前記携行端末は、受信した判定結果を表示する表示部を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の車両の直進性能検査システム。 - 被検査車両のハンドルに取付けてハンドル角度を計測し、ハンドル角度の変化量を検出可能とし、かつ前記携行端末と無線接続されたハンドル角度測定装置をさらに備え、
前記ハンドル角度測定装置は、
前記ハンドルの角度の変化量を前記携行端末に送信し、
前記携行端末は、前記ハンドル角度測定装置から受信した前記ハンドルの角度の変化量を前記検査処理装置に送信し、
前記検査処理装置は、前記携行端末から受信した前記ハンドルの角度の変化量を、前記合否判定手段による検査合否の判定の際に参照する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の直進性能検査システム。 - 前記ハンドル角度測定装置は、
ハンドルの略中央位置であって、ハンドル中心よりも上部位置に取付可能とした薄型箱状のケーシング内に、
ハンドルの角度を検知する加速度センサ、この加速度センサで検知したアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換部、中央演算装置、及び記録部とからなるマイクロコンピュータ部と、ディジタル信号を通信データに変換する通信データ変換部と、通信データを携行端末に送信する無線通信部とを収納した構成である
ことを特徴とする請求項3記載の車両の直進性能検査システム。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014081260A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Honda Motor Co Ltd | ステアリング角ずれ量の測定方法及び測定システム |
CN105223029A (zh) * | 2015-11-09 | 2016-01-06 | 武汉科技大学 | 一种基于激光扫描的车辆行驶跑偏轨迹自动测量系统 |
JP2019174475A (ja) * | 2019-04-24 | 2019-10-10 | 株式会社小野測器 | 走行試験システム、計測装置、及び、プログラム |
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2008
- 2008-12-09 JP JP2008313658A patent/JP5350764B2/ja not_active Expired - Fee Related
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