JP2010136677A - 屋上緑化構造 - Google Patents

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Hirohisa Yamada
浩久 山田
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Abstract

【課題】屋上の放熱や冷却のための設備やコストを削減でき、同時に緑化面積も増加させることができる屋上緑化構造を提供する。
【解決手段】屋上緑化において、従来は緑化施工がされなかった日中に日陰となる時間が長い領域P1,P2、あるいはまったく日のささない領域に、耐陰性が強い植物を植生する。それにより、屋上が太陽に露出する面積を少なくすることができ、散水による放熱処理等をなくすことができる。また、その分だけ、緑化面積も増大する。
【選択図】図1

Description

本発明は屋上緑化構造に関し、特に、屋上における日照時間の短い領域にも配慮した屋上緑化構造に関する。
都市緑化の一環として、あるいはヒートアイランド対策として、ビルの屋上や工場の屋根の上に植物を栽培する、いわゆる屋上緑化が進められている。また、特許文献1に記載のように、屋上に太陽電池パネルと植物の双方を配置して、自然エネルギーの利用と屋上緑化の双方を同時に満足させることも提案されている。
特開2005−282211号公報
従来の屋上緑化構造では、屋上に太陽光が充分に照射することを前提としており、緑化に使用する植物も陽光性植物が多く用いられている。そして、屋上における、一日の日照時間がまったくないか、きわめて短時間の領域は、緑化植物を配置しないでそのまま放置するか、あるいは緑化以外の他の目的に使用するようにしているのが普通であり、緑化面積として計算されないことが多い。
しかし、屋上における日射量がまったくない領域、すなわち日陰となる領域でも、加熱された空気からの伝熱等により温度が上昇するのを避けることができず、真夏の暑い日などにおいては、緑化植物を配置されていない領域に対して、散水等による放熱処理を行うことを必要としている。また、緑化面積を大きくする点からも改善が求められている。
本発明は、上記のような観点からなされたものであり、放熱や冷却のための設備やコストを削減することができるとともに、緑化面積も増加させることのできる屋上緑化構造を提供することを課題とする。
本発明による屋上緑化構造は、基本的に、屋上の一部領域に耐陰性が強い植物が植生されていることを特長とする。
本発明において、「耐陰性が強い植物」とは、日陰でも育つことのできる植物、すなわち太陽の光を直接受けなくても育つことのできる植物をいっており、例として、つる系では、ヘデラ・カナリエンシス、ヘデラ・ヘリックス、ビナンカズラ、テイカカズラ、などが挙げられ、また、地被植物では、ケンタッキーブルーグラス、玉龍、などが挙げられる。しかし、これに限らない。
本発明による屋上緑化構造では、例えば一日の大半が日陰であるような屋上領域に、耐陰性が強い植物が植生されているので、その領域での温度上昇を抑制することができる。他の領域、すなわち充分な日照量のある領域には、従来の屋上緑化構造と同様に、陽光性植物が植生されており、そこでの温度上昇も抑制されている。そのために、真夏の暑い日等においても、屋上の全領域において散水等による放熱処理を行うことを要しなくなり、放熱や冷却のための設備やコストを削減することができる。また、耐陰性が強い植物が植生されている領域を緑化面積として算入することが可能となる。
本発明による屋上緑化構造において、耐陰性が強い植物が植生される屋上領域は、当該植物の育成環境が整っていることを条件に、基本的に自由である。しかし、本発明が解決すべき課題に照らした場合、耐陰性が強い植物が植生される屋上の領域は、日中において日陰となる時間が日中時間の5割を越える領域の全部または一部であることが好適であり、他の領域には、従来同様、陽光性植物を植生する。
本発明による屋上緑化構造の他の態様では、耐陰性が強い植物が植生されている屋上の一部領域の全部または一部には、太陽電池パネルが太陽光を遮ることによって形成される日陰部分が含まれることを特長とする。この態様では、太陽電池パネルによる自然エネルギーの利用と、放熱や冷却のための設備やコストを削減することの双方を同時に満足することができる。また、緑化面積も増加させることができる。
なお、本発明の一態様において、耐陰性が強い植物が植生されている屋上の一部領域を「日中において日陰となる時間が日中時間の5割を越える領域の全部または一部」としたのは、通常の場合、日中において日陰となる時間が日中時間の5割以下の領域では、陽光性殖物の正常な生育が悪影響を受けることによる。
また、日中において日陰となる時間が日中時間の5割を越える領域は、同じ屋上であっても季節によって異なり、所期の目的をより完全に達成するには、季節に応じて耐陰性が強い植物を植生する面積や領域を調整することが必要となる。その煩わしさを回避して、なお所期の目的を達成するために、日中において日陰となる時間が日中時間の5割以下の領域を設定する基準日を、夏至の日とするか、秋分の日あるいは春分の日とすることは、有効である。
本発明により、屋上の放熱や冷却のための設備やコストを削減することができ、また、緑化面積も増加させることのできる屋上緑化構造が得られる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施の形態に基づき説明する。図1および図2は本発明による屋上緑化構造の2つの例を説明する図である。
図1において、10は屋上緑化をしようとする建物であり、11がその屋上である。20は、建物10に隣接する別の建物である。太陽Sは、位置Aで日の出となり、位置Gで日没となると仮定する。建物10の屋上11は、隣接する建物20の影響で、太陽Sが位置Aから位置Bに移動するまでは日陰となっており、その後、日陰の領域が次第に図で左方に向けて小さくなっていき、太陽Sが位置Cとなってときに、屋上11は全面が日照を受ける。
太陽Sが、位置Cから位置Dを経て位置Eに来るまでは、屋上11の全面は日照を受けており、位置Eから位置Fに移動する過程で、建物10の高い部分12の影響で、図で右側から左側に向けて次第に日陰となっていき、太陽Sが位置Fに来た時点で屋上11は全面が日陰となり、その状態は、日没まで続く。
このように、屋上11での日照時間は、周囲の建物等の影響を受け変化し、図示の例では、近接して高いものが位置している箇所の近傍領域P1,P2では、中央の領域P3と比較して日照時間が短くなる。図示しないが、太陽Sの方向と日光を遮る物の位置関係によっては、日中であってもまったく日がささない領域も生じる。
本発明における屋上緑化構造において、前記した日中において日陰となる時間が長くなる領域に、あるいはまったく日がささない領域に、耐陰性が強い植物が植生される。前記したように、限定されるものではないが、この領域は、屋上緑化を施工しようとする屋上において、日中において日陰となる時間が日中時間の5割を越える領域の全部または一部であることが好適である。近傍領域P1,P2と比較して日照時間が長くなる中央の領域P3には、従来の屋上緑化と同様に、好ましくは陽光性植物を植生する。
日陰となる時間が長い領域、あるいはまったく日がささない領域であっても、そこに植生される植物は耐陰性が強い植物であり、植生が阻害されることはない。そのために、屋上緑化としての本来の機能を果たすことができ、屋上の緑化面積を増大することが可能となる。
図2は、屋上11の上に、他の物体、この例では太陽電池パネル30が配置されている場合を示している。太陽の移動により、太陽電池パネル30の影は図で右側から左の方向に移動していき、図示の例では、影はQ1の領域で移動する。すなわち、領域Q1では、日照時間が日中において変化する。また、太陽電池30の大きさや屋上11からの高さによって異なるが、図示の例では、領域Q2は日光がまったく照射しない領域となる。このような場合に、日光がまったく照射しない領域Q2に耐陰性が強い植物を植生するとともに、日照時間が日中において変化する領域Q1における、前記領域Q2に近接する部分にも、好ましくは耐陰性が強い植物を植生する。
この態様の屋上緑化構造では、前記したように、太陽電池パネルによる自然エネルギーの利用と、屋上の放熱や冷却のための設備やコストの削減の双方を同時に満足することができる。当然に、緑化面積も増加させることができる。
本発明による屋上緑化構造の1つの態様を説明する図。 本発明による屋上緑化構造の他の態様を説明する図。
符号の説明
10…屋上緑化をしようとする建物、
11…屋上、
12…建物の高い部分、
20…隣接する建物、
30…太陽電池パネル、
S…太陽、
A〜G…太陽の位置、
P1,P2…日陰となる時間の長い領域であり耐陰性が強い植物が植生される領域、
P3…日照時間の長い領域。

Claims (3)

  1. 屋上の一部領域に耐陰性が強い植物が植生されていることを特長とする屋上緑化構造。
  2. 請求項1に記載の屋上緑化構造であって、耐陰性が強い植物が植生されている屋上の一部領域が、日中において日陰となる時間が日中時間の5割を越える領域の全部または一部であることを特長とする屋上緑化構造。
  3. 請求項1に記載の屋上緑化構造であって、耐陰性が強い植物が植生されている屋上の一部領域の全部または一部には、太陽電池パネルが太陽光を遮ることによって形成される日陰部分が含まれることを特長とする屋上緑化構造。
JP2008316127A 2008-12-11 2008-12-11 屋上緑化構造 Pending JP2010136677A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015223118A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 こもろ布引いちご園株式会社 植物生育環境の制御方法、制御装置および制御用プログラム

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