JP2010136515A - 風力発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】交流励磁型発電機の励磁用コンバータを系統事故により発生する事故電流から保護する系統故障保護装置を設け、さらに励磁用コンバータのスイッチング動作によって系統故障保護装置内で発生する共振現象を抑制する。
【解決手段】励磁用コンバータと系統故障保護装置との間に共振抑制用のインダクタンスを接続する。
【選択図】 図1
【解決手段】励磁用コンバータと系統故障保護装置との間に共振抑制用のインダクタンスを接続する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、風力発電システムにおいて、電力系統で停電などの電圧低下が発生した際に、交流励磁型発電機の回転子に発生する事故電流を吸収消費し、発電機に接続される励磁用コンバータを保護する保護装置に関する。
発電装置に用いられる交流励磁型発電機は、励磁用コンバータで回転子巻線をすべり周波数(系統周波数と回転周波数の差)で交流励磁することで、回転子により固定子側に発生する電圧を系統周波数と同じ周波数にすることができる。回転子の励磁周波数を可変にすれば、風車の回転数を可変にすることができるとともに、励磁用コンバータの容量を発電機の容量に比べて小さくすることが出来るなどの利点がある。
しかしながら、電力系統で地絡事故により電圧低下が発生すると、交流励磁型発電機は事故点に電流を供給しようと動作する。このとき、回転子に過大な事故電流が誘起され、回転子側に接続した励磁用コンバータに過大な電流が流れるため、従来は特許文献1に示すようにクローバー回路(Crow−bar Circuit)と呼ばれる、回転子回路をサイリスタで短絡する保護回路を設ける等の方法が用いられている。
この場合、励磁用コンバータのスイッチング動作によるクローバー回路の交流側端子電圧の変化によって微小電流が流れるとき、クローバー回路内で共振現象が発生することがある。
交流励磁型発電機の励磁用コンバータを系統事故により発生する事故電流から保護するためのクローバー回路で共振現象が発生すると、クローバー回路に用いられているサイリスタおよびダイオード等の回路素子に耐電圧を超えた共振電圧が印加されこれら素子が破損する。特に、交流励磁型発電機と励磁用コンバータとの間にダイオード整流ブリッジを設けて接続したクローバー回路では、ダイオードのPN接合容量と配線のインダクタンスとで共振現象が発生し易く、ダイオードの耐電圧を超えた共振電圧が印加されてダイオードを破損させるケースがしばしば生じる。本発明はこのような問題を回避して、系統事故時の事故電流から励磁用コンバータを保護することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、固定子と回転子を有する交流励磁型発電機の前記固定子を電力系統に接続し、交流励磁コンバータと系統コンバータを有する励磁コンバータを設け、前記回転子を前記交流励磁コンバータに接続し、前記固定子と電力系統に前記系統コンバータを接続し、前記回転子を風車のロータに接続してロータで前記回転子を駆動し、前記交流励磁コンバータと前記回転子の間に系統事故時の事故電流を消費する系統故障保護装置を有し、前記系統コンバータの直流回路を前記交流励磁コンバータの直流回路に接続し、系統電圧低下時に無停電電源装置でバックアップされ励磁用コンバータと系統コンバータを制御するコンバータ制御装置を有し、前記交流励磁型発電機により電力系統に発電電力を供給する風力発電システムにおいて、前記交流励磁コンバータと回転子の間に前記系統故障保護装置を接続し、前記系統故障保護装置は、交流を直流に変換する整流手段と、前記整流手段の直流回路を短絡するスイッチング手段と、前記整流手段の直流回路に設けたコンデンサを備えたことを特徴とする。
また、系統故障保護装置は、前記交流励磁コンバータと接続される前記整流手段の直流回路に放電用の複数の抵抗器を設けたことを特徴とする。
また、交流励磁コンバータと前記回転子の間に交流リアクトルを接続し、前記交流リアクトルと前記交流励磁コンバータとの間に前記系統故障保護装置を備えたことを特徴とする。
また、前記系統故障保護装置の前記整流手段の直流回路にコンデンサと直列に共振抑制用抵抗器を備えたことを特徴とする。
また、交流励磁コンバータと前記回転子の間に共振抑制インダクタンスを介して前記系統故障保護装置を接続することを特徴とする。
また、系統故障保護装置の直流回路をインピーダンスを介して前記交流励磁コンバータおよび系統コンバータの直流回路に接続することを特徴とする。
また、系統故障保護装置の直流回路と前記交流励磁コンバータおよび系統コンバータの直流回路を接続するインピーダンスに抵抗を用いることを特徴とする。
以下に本発明の実施例を図面につき説明する。図1は、本発明の実施例の回路図である。図1において、風力発電システム20は送電線を介して電力系統10に接続される。風力発電システム20は、主に発電機201、翼202、風車制御装置203、励磁用コンバータ204、コンバータ制御装置205、系統故障保護装置212、系統故障保護制御装置213から構成される。
翼202を有するロータRは、発電機201の回転子にギア218を介して機械的に接続される。発電機201の回転子Aは励磁用コンバータ204と電気的に接続される。発電機201の固定子S側の3相出力は、外部信号SG1によって開閉可能な遮断器208と遮断器206と系統連系用トランス207を介して電力系統10に接続される。
風車制御装置203は、風速検出や翼202の角度制御、発電電力指令値Prefの作成や、運転/停止などの指令値Runの出力、無効電力指令Qrefの作成などの運転指令信号OPS1を演算する。
風車制御装置203で作成された無効電力指令値Qrefや、発電電力指令値Pref、前記運転/停止指令値Run、翼角度指令値などの各種運転信号OPS1、および角度変更信号PCHは、コンバータ制御装置205や翼202の角度変更装置に伝送される。
〔励磁用コンバータ〕
次に、励磁用コンバータ204について説明する。励磁用コンバータ204は系統コンバータ2041と、発電機201の回転子Aを励磁する交流励磁コンバータ2042から構成される。また遮断器206の遮断器208側の回路は、別の遮断器209を介してフィルタ回路214及び系統コンバータ2041に接続される。
〔励磁用コンバータ〕
次に、励磁用コンバータ204について説明する。励磁用コンバータ204は系統コンバータ2041と、発電機201の回転子Aを励磁する交流励磁コンバータ2042から構成される。また遮断器206の遮断器208側の回路は、別の遮断器209を介してフィルタ回路214及び系統コンバータ2041に接続される。
系統コンバータ2041の直流回路210は交流励磁コンバータ2042の直流回路にも接続され、前記交流励磁コンバータ2042の交流出力は、電圧変化dV/dt抑制用のリアクトル215を介して発電機201の回転子Aに接続される。
また、系統故障保護装置212の交流入力端子を交流励磁コンバータ2042と反対側において交流リアクトル215に接続し、系統故障保護装置212の直流出力端子を系統コンバータ2041および交流励磁コンバータ2042の間に設けられた直流回路210に接続する。
交流励磁コンバータ2042および系統コンバータ2041は、例えば半導体のスイッチング素子(サイリスタ、GTO、IGBT、MOS、SiCなど)を用いて構成されており、交流/直流変換機能を備える。
前記系統コンバータ2041の交流出力端子には、リアクトルやコンデンサで構成され高調波電流、高調波電圧を減衰させる交流フィルタ回路214が設置される。遮断器206は、過大電流が継続する時に接点を開放して電流を遮断し、システム20を完全停止させて電力系統10から電気的に切り離すために使用される。
〔コンバータ制御装置〕
次にコンバータ制御装置205について説明する。コンバータ制御装置205は、風車制御装置203の指令値に従って励磁用コンバータ204の出力電圧を調整し、発電機201と電力系統10との間の電力(発電電力、無効電力)を制御する。コンバータ制御装置205は無停電電源装置216によりバックアップされ、系統電圧が低下した際には無停電電源装置216からコンバータ制御装置205に電力が供給される。無停電電源装置216は、トランス217により調整された電圧を入力する。無停電電源装置216の入力電圧が正常なときは、系統電圧からコンバータ制御装置205に電力を供給するが、系統電圧が異常な場合には、無停電電源装置216内のエネルギー蓄積要素(例えば電池)からコンバータ制御装置205に電力を供給する。また、系統故障保護装置212の系統故障保護制御装置213にも、コンバータ制御装置205を経由して間接的に電力が供給される。
〔コンバータ制御装置〕
次にコンバータ制御装置205について説明する。コンバータ制御装置205は、風車制御装置203の指令値に従って励磁用コンバータ204の出力電圧を調整し、発電機201と電力系統10との間の電力(発電電力、無効電力)を制御する。コンバータ制御装置205は無停電電源装置216によりバックアップされ、系統電圧が低下した際には無停電電源装置216からコンバータ制御装置205に電力が供給される。無停電電源装置216は、トランス217により調整された電圧を入力する。無停電電源装置216の入力電圧が正常なときは、系統電圧からコンバータ制御装置205に電力を供給するが、系統電圧が異常な場合には、無停電電源装置216内のエネルギー蓄積要素(例えば電池)からコンバータ制御装置205に電力を供給する。また、系統故障保護装置212の系統故障保護制御装置213にも、コンバータ制御装置205を経由して間接的に電力が供給される。
発電機201には、ギア218を介して風力発電用の翼202およびロータRが接続されており、風の力を受けて回転する。また、ロータRには回転位置を検出するエンコーダなどの位置検出器211が接続され、回転数信号ωが出力される。検出した回転数信号ωは、風車制御装置203とコンバータ制御装置205に入力される。
次に、発電電力を制御する回路構成について説明する。遮断器206の二次側の三相電圧および三相電流は、それぞれ電圧センサ220a、電流センサ219aによりその値を低電圧の電圧検出信号VSY、低電圧の電流検出信号ISYに変換されコンバータ制御装置205に入力される。また、遮断器208の二次側(遮断器208と発電機201の固定子Sとの間)の電圧は、電圧センサ220bによりその値を低電圧の信号VSTに変換されコンバータ制御装置205に入力される。
前記系統コンバータ2041、交流励磁コンバータ2042の直流部210に接続されたコンデンサCdの電圧は、電圧センサにより低電圧の直流電圧信号VDCに変換されコンバータ制御装置205に入力される。また、交流励磁コンバータ2042の出力電流IRは電流センサ219cにより検出され、系統コンバータ2041の出力電流IGは電流センサ219dにより検出されコンバータ制御装置205に伝送される。
風力発電システム20を制御する風車制御装置203は、コンバータ制御装置205に起動/停止指令Run、有効電力指令Pref、無効電力指令Qrefなどの各種指令値を送ったり、風車やシステムの状態量を検出して外部と通信する通信機能などを備える。
コンバータ制御装置205は、遮断器208、209をそれぞれ信号SG1、SG2で制御し、系統コンバータ2041、交流励磁コンバータ2042を駆動制御するパルス信号P1、P2を出力する。
発電機201と励磁用コンバータ205の間には交流リアクトル215が設けられ、発電機201と系統故障保護装置212の間には共振抑制インダクタンス303が設けられている。
〔系統故障保護装置〕
図2は、系統故障保護装置212の具体的構成を示す回路図である。系統故障保護装置212は、半導体素子などで構成される。ここでは、ダイオード整流ブリッジ(ダイオード302g、302h、302i、302j、302k、302l)の構成を示しており、これらダイオードをON/OFFすることで、交流電圧を直流電圧に変換する。
〔系統故障保護装置〕
図2は、系統故障保護装置212の具体的構成を示す回路図である。系統故障保護装置212は、半導体素子などで構成される。ここでは、ダイオード整流ブリッジ(ダイオード302g、302h、302i、302j、302k、302l)の構成を示しており、これらダイオードをON/OFFすることで、交流電圧を直流電圧に変換する。
系統故障保護装置212の直流電圧側には例えば半導体スイッチング素子(サイリスタ、GTO、IGBT、MOS、Sicなど)を用いて直流回路間に接続する。系統事故時には、半導体スイッチング素子をONして直流回路を短絡し、系統事故時の事故電流から交流励磁コンバータを保護する。ここではサイリスタ306を用いた構成を示す。
交流励磁コンバータ2042および系統側コンバータ2041間の直流回路210は系統故障保護装置212の直流回路に抵抗器305a、305bを介して接続されている。ここで事故電流の発生時には、系統故障保護装置212の直流回路に接続されたサイリスタ306を用いて直流回路を短絡し、抵抗器305a、305bを介して直流回路210の直流電圧を放電する。抵抗器305cは回路インダクタンス304およびコンデンサ307による共振現象に対する共振抑制用抵抗として、コンデンサ307と直列に設けられる。
〔共振抑制インダクタンス〕
交流励磁コンバータ2042のIGBT301fがONしているとき、系統故障保護装置212のダイオード整流ブリッジの交流側端子311の電圧は−1/2Vdcとなる。IGBT301fがOFFしたとき、dV/dt抑制用の交流リアクトル215に蓄えられたエネルギーにより、交流励磁コンバータ2042の還流ダイオード302cを介して電流309が流れる。このとき、ダイオード整流ブリッジ交流側端子311の電圧は
+1/2Vdcとなる。ダイオード整流ブリッジ交流側端子311の電圧が交流励磁コンバータ2042の直流電圧より低いとき、ダイオード302iを介して電流310が流れ、ダイオード302iの静電容量と配線のインダクタンス304とで共振現象を起こす。
〔共振抑制インダクタンス〕
交流励磁コンバータ2042のIGBT301fがONしているとき、系統故障保護装置212のダイオード整流ブリッジの交流側端子311の電圧は−1/2Vdcとなる。IGBT301fがOFFしたとき、dV/dt抑制用の交流リアクトル215に蓄えられたエネルギーにより、交流励磁コンバータ2042の還流ダイオード302cを介して電流309が流れる。このとき、ダイオード整流ブリッジ交流側端子311の電圧は
+1/2Vdcとなる。ダイオード整流ブリッジ交流側端子311の電圧が交流励磁コンバータ2042の直流電圧より低いとき、ダイオード302iを介して電流310が流れ、ダイオード302iの静電容量と配線のインダクタンス304とで共振現象を起こす。
共振抑制インダクタンス303は、高周波成分に対してのみインピーダンスが大きくなるようにインダクタンス成分で構成し、系統故障装置212においてダイオード整流ブリッジ交流側端子311の電圧が1/2Vdcから+1/2Vdcの変化をしたときにダイオード302iを介して流れる電流310を抑制して、ダイオード302iの静電容量と配線のインダクタンス304により発生する共振現象を抑制する。
上記共振抑制インダクタンス303は、微小電流にはインピーダンスが大きく過大電流にはインピーダンスが小さくなる可飽和リアクトルを使用すれば、系統事故における過大電流を速やかに遮断できるため、遮断時に支障はない。
次に図3は共振抑制インダクタンス303の具体的構成を示す。図3ではコア320に電線321を通した可飽和リアクトルで構成し、共振抑制インダクタンス303は交流励磁コンバータ2042の交流側端子と系統故障装置212のダイオード整流ブリッジの交流側端子との間に接続される。
〔共振インダクタンスの変形例〕
共振インダクタンスの変形例について以下に説明する。
〔共振インダクタンスの変形例〕
共振インダクタンスの変形例について以下に説明する。
図4に示す変形例1は、共振抑制インダクタンスに電線321を巻いてコイル状に長くしたものを用いる。
図5に示す変形例2は、共振抑制インダクタンスに三脚鉄心322とコイル327からなる三相可飽和リアクトルを用いる。
図6に示す変形例3は、3相+0相(対アース間)用に、共振抑制インダクタンスに四脚鉄心323の三相可飽和リアクトルを使用している。
図7に示す変形例4は、3相+0相(対アース間)用に、共振抑制インダクタンス303に五脚鉄心324の三相可飽和リアクトルを使用している。変形例4では変形例3に比べて0相のL分を更に多くすることができる。
図8に示す変形例5は、単相交流用に共振抑制インダクタンスに2脚鉄心325の単相可飽和リアクトルを使用している。
図9に示す変形例6は、共振抑制インダクタンスに空芯コイル326を使用している。
本発明は、二次励磁型発電機の励磁用コンバータや、各種の発電装置の保護回路に適用できる。
10:電力系統
20:風力発電システム
201:交流励磁型発電機
203:風車制御装置
204:励磁用コンバータ
205:コンバータ制御装置
210:コンバータ直流回路
212:系統故障保護装置
215:dV/dt抑制用リアクトル
216:無停電電源装置
301a、 301、b、 301c、 301d、 301e、 301f:IGBT
302a、 302b、 302c、 302d、 302e、 302f、 302g、 302h、 302i、 302j、 302k、 302l:ダイオード
303:共振抑制インダクタンス
305a、305b、305c:抵抗
306:サイリスタ
307:コンデンサ
320:コア
321:電線
322:三脚鉄心
323:四脚鉄心
324:五脚鉄心
325:二脚鉄心
326:空芯リアクトル
327:コイル
A:回転子
S:固定子
R:ロータ
20:風力発電システム
201:交流励磁型発電機
203:風車制御装置
204:励磁用コンバータ
205:コンバータ制御装置
210:コンバータ直流回路
212:系統故障保護装置
215:dV/dt抑制用リアクトル
216:無停電電源装置
301a、 301、b、 301c、 301d、 301e、 301f:IGBT
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303:共振抑制インダクタンス
305a、305b、305c:抵抗
306:サイリスタ
307:コンデンサ
320:コア
321:電線
322:三脚鉄心
323:四脚鉄心
324:五脚鉄心
325:二脚鉄心
326:空芯リアクトル
327:コイル
A:回転子
S:固定子
R:ロータ
Claims (17)
- 固定子と回転子を有する交流励磁型発電機の前記固定子を電力系統に接続し、交流励磁コンバータと系統コンバータを有する励磁コンバータを設け、前記回転子を前記交流励磁コンバータに接続し、前記固定子と電力系統に前記系統コンバータを接続し、前記回転子を風車のロータに接続してロータで前記回転子を駆動し、前記交流励磁コンバータと前記回転子の間に系統事故時の事故電流を消費する系統故障保護装置を有し、前記系統コンバータの直流回路を前記交流励磁コンバータの直流回路に接続し、系統電圧低下時に無停電電源装置でバックアップされ励磁用コンバータと系統コンバータを制御するコンバータ制御装置を有し、前記交流励磁型発電機により電力系統に発電電力を供給する風力発電システムにおいて、
前記交流励磁コンバータと回転子の間に前記系統故障保護装置を接続し、前記系統故障保護装置は、交流を直流に変換する整流手段と、前記整流手段の直流回路を短絡するスイッチング手段と、前記整流手段の直流回路に設けたコンデンサを備えたことを特徴とする風力発電システム。 - 請求項1に記載された風力発電システムにおいて、前記系統故障保護装置は、前記交流励磁コンバータと接続される前記整流手段の直流回路に放電用の複数の抵抗器を設けたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項1又は2に記載された風力発電システムにおいて、前記交流励磁コンバータと前記回転子の間に交流リアクトルを接続し、前記交流リアクトルと前記交流励磁コンバータとの間に前記系統故障保護装置を備えたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記系統故障保護装置の前記整流手段の直流回路にコンデンサと直列に共振抑制用抵抗器を備えたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記交流励磁コンバータと前記回転子の間に共振抑制インダクタンスを介して前記系統故障保護装置を接続することを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5に記載された風力発電システムにおいて、前記系統故障保護装置の直流回路をインピーダンスを介して前記交流励磁コンバータおよび系統コンバータの直流回路に接続することを特徴とする風力発電システム。
- 請求項6に記載の風力発電システムにおいて、前記系統故障保護装置の直流回路と前記交流励磁コンバータおよび系統コンバータの直流回路を接続するインピーダンスに抵抗を用いることを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスにコアを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに電線を通したリングコアを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスにコイルを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに電線長を長くした配線を用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに三相リアクトルを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに三脚鉄心の三相リアクトルを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに四脚鉄心の三相リアクトルを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに五脚鉄心の三相リアクトルを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに2脚鉄心の単相リアクトルを用いたことを特徴とする風力発電システム。
- 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の風力発電システムにおいて、前記共振抑制インダクタンスに空芯リアクトルを三個用いたことを特徴とする風力発電システム。
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- 2008-12-04 JP JP2008309441A patent/JP2010136515A/ja active Pending
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