JP2010136247A - Rfid制御装置およびrfidシステム - Google Patents

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俊彦 牧野
Masaro Shirohashi
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Abstract

【課題】回路規模を小さく、安価に構成し、かつRFIDタグとRFID制御装置との配置を自由に構成する。
【解決手段】RFIDタグ11を通信対象としてリードおよび/またはライトの制御を行なうRFID制御装置1であって、RFIDタグ11と信号の送受信を行うアンテナ2と、アンテナ2に対して信号の変復調動作を行なうと共に、所定の共振周波数fが設定された変復調部4と、アンテナ2と変復調部4とを接続する同軸構成でない2線式のケーブル3とを備え、アンテナ2とケーブル3との共振周波数近傍における各キャパシタ値と各インダクタ値から合成キャパシタ値Cと合成インダクタ値Lを求め、ケーブルの長さを次式(1)、
f=1/(2π√(L・C)) …(1)
を満たすように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFID制御装置およびRFIDシステムに関する。
RFID(Radio Frequency Identification)システムは、メモリ部に必要なデータを格納するRFIDタグと、RFIDタグのメモリ部に格納されるデータを読み書きするRFID制御装置(以下、RFIDリーダ・ライタ装置ともいう)から構成される。
RFID制御装置は、コントローラ部、リード・ライト回路、変復調部、アンテナ部等により構成され、コントローラ部を介して、RFIDタグから読み取ったデータを処理するホストシステムなどに接続される。
RFIDシステムのうち、特に電磁誘導方式または電磁結合方式の場合、アンテナ部で発生する磁束により通信を行うため、RFIDタグとRFID制御装置のアンテナ部との通信距離を大きく離すことはできないという問題がある。
また近年、RFIDは様々な機器に組み込んで利用されており、複数のRFIDタグとRFID制御装置を機器内に組み込むことも行なわれている。RFID制御装置自体を小型化することが望まれているため、複数のRFIDタグとRFID制御装置を機器内に組み込む際、そのアンテナ部を大きくすることはできず、更に通信距離に制約が設けられることとなる。
このような組み込み用途のRFIDタグとRFID制御装置の場合、それらの取り付け位置は固定的になることが想定される。また、複数のRFIDタグとRFID制御装置が安定した通信品質で効率良くデータの読み書きを行なうことが求められるが、上記電磁誘導方式または電磁結合方式の場合、RFIDタグとRFID制御装置のアンテナ部を大きく離すことはできないため、必然的にRFIDタグとアンテナ部は近接した位置であることが要求される。
このような問題に対し、特許文献1には、図8に示すように、RFIDリーダ・ライタ装置81に、RFIDタグ90の数に合わせ、アンテナ部82と変復調部84とを設ける構成が開示されている。特許文献1に記載のRFIDリーダ・ライタ装置81は、通信対象となるRFIDタグ90の個数分のアンテナ部82と変復調部84を有し、変復調部84へのデータの読み書きを行なうリード・ライト回路(R/W)85と回路全体の制御を行なうコントローラ部86とを有している。
また、特許文献2には、図9に示すように、RFIDタグ100とRFIDリーダ・ライタ装置91のアンテナ部92を配置が自由にできるよう、RFIDタグ100の近傍に配置されるタグ側アンテナ97と、RFIDリーダ・ライタ装置91のアンテナ部92の近傍に配置されるサブアンテナ98と、当該タグ側アンテナ97とサブアンテナ98とを接続する同軸ケーブル99により構成されるアンテナユニット93からなる交信中継装置が開示されている。
特許文献2に記載の技術では、RFIDリーダ・ライタ装置91は、特許文献1に記載の技術と同様にコントローラ部96、R/W95、変復調部94およびアンテナ部92を含んでおり、アンテナユニット93がRFIDタグ100とRFIDリーダ・ライタ装置91との間にあることで、RFIDタグ100とRFIDリーダ・ライタ装置91との位置関係を自由に配置できるようにしている。
特開2006−309425号公報 特開2007−172376号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、RFIDリーダ・ライタ装置81をコンパクトにするため、上記構成をすべて1枚の基板上に配置している。また、アンテナ部82が小型で通信距離に制約が設けられるため、アンテナ部82の位置は対象となるRFIDタグ90の位置に合わせて配置する必要がある。
したがって、特許文献1に記載の技術では、装置自体をコンパクトにすることは可能であるが、1枚の基板上に配置するためアンテナ部82とRFIDタグ90との位置の制約ができるという問題がある。更に、組み込む機器のRFIDタグ90とRFIDリーダ・ライタ装置81との配置にあわせて、機器ごとに適当なアンテナ部82の配置を有したRFIDリーダ・ライタ装置81を作成する必要があるという問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、アンテナユニット93がRFIDタグ100の個数分必要となるため、装置全体を小型化することはできず、かつ、コストも高くなるという問題がある。
特許文献2のアンテナユニット93の詳細ブロック図を図10に示す。特許文献2に記載の技術では、アンテナ部(タグ側アンテナ97,サブアンテナ98)の電力にロスが生じないよう途中の経路におけるインピーダンス整合が必要になるため、アンテナユニット93のケーブルに同軸ケーブル99を用いている。更に、アンテナ部(タグ側アンテナ97,サブアンテナ98)もインピーダンス整合をする必要があるため、同軸ケーブル99と各アンテナ部(タグ側アンテナ97,サブアンテナ98)の間に整合回路101が必要になる。
したがって、特許文献2に記載の技術のように同軸ケーブルを使用するシステムでは、整合回路が必要になり、かつコストが高く構造上小さくできない同軸ケーブルを用いている為、RFIDシステムを小型化、低コスト化することができないという問題がある。
そこで本発明は、回路規模を小さく、安価に構成でき、かつRFIDタグとRFID制御装置との配置を自由に構成できるRFID制御装置およびRFIDシステムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1に記載のRFID制御装置は、RFIDタグを通信対象としてリードおよび/またはライトの制御を行なうRFID制御装置であって、RFIDタグと信号の送受信を行うアンテナと、アンテナに対して信号の変復調動作を行なうと共に、所定の共振周波数が設定された変復調部と、アンテナと変復調部とを接続する同軸構成でない2線式のケーブルとを備え、アンテナとケーブルとの共振周波数近傍における各キャパシタ値と各インダクタ値から合成キャパシタ値と合成インダクタ値を求め、ケーブルの長さは、次式(1)、
f=1/(2π√(L・C)) …(1)
ただし、f:共振周波数、C:合成キャパシタ値、L:合成インダクタ値
を満たすように設定するものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のRFID制御装置において、ケーブルは、2線が平行配置されたペア線、あるいは2線が撚り合わされたツイストペア線であるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のRFID制御装置において、ケーブルは、フレキシブルプリント基板に配置されたパターンであるものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のRFID制御装置において、ケーブルは、フレキシブルプリント基板に配置されたパターンレイアウトによりキャパシタ値および/またはインダクタ値が設定されているものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2から4までのいずれかに記載のRFID制御装置において、ケーブルは、ケーブルの長さを設定する前の全ケーブル長さにおいて、任意の箇所で単位長さあたりのキャパシタ値とインダクタ値が一定であるものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のRFID制御装置において、各アンテナは1枚の基板上に配置されたループアンテナであるものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のRFID制御装置において、ケーブルとアンテナとの接続部および/またはケーブルと変復調部との接続部にインピーダンス整合を行なう電気部品を配置しないものである。
また、請求項8に記載のRFIDシステムは、RFIDタグと、該RFIDタグを通信対象としてリードおよび/またはライトの制御を行なうRFID制御装置からなるRFIDシステムであって、RFID制御装置は、RFIDタグに設けられるタグ側アンテナと信号の送受信を行う装置側アンテナと、装置側アンテナに対して信号の変復調動作を行なうと共に、所定の共振周波数が設定された変復調部と、装置側アンテナと変復調部を接続する同軸構成ではない2線式のケーブルとを備え、装置側アンテナとケーブルとの共振周波数近傍における各キャパシタ値と各インダクタ値から合成キャパシタ値と合成インダクタ値を求め、ケーブルの長さは、次式(2)、
f=1/(2π√(L・C)) …(2)
ただし、f:共振周波数、C:合成キャパシタ値、L:合成インダクタ値
を満たすように設定するものである。
本発明によれば、回路規模を小さく、安価に構成でき、かつRFIDタグとRFID制御装置との配置を自由に構成できる。
以下、本発明に係る構成を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のRFID制御装置1は、読み取り、書きこみの対象となるRFIDタグ11と電磁信号の送受信を行うアンテナ部(アンテナ回路)2と、後述するようにアンテナ部2と変復調部4との間を接続するインダクタ値とキャパシタ値が制御されたケーブル3と、アンテナ3からのデータを変調・復調を行なう変復調部(変復調回路)4と、データの読み書きを行なうリード・ライト部(リード・ライト回路、R/W)5と、RFID制御装置1全体を制御するコントローラ部6から構成される。また、コントローラ部6は、インターフェース21等を介して上位装置としてのホストコンピュータ20に接続される。
ここで、RFID制御装置1について、従来構成である、アンテナ部2と変復調部4との間にケーブルが無い構成と、本実施形態のアンテナ部2と変復調部4との間にインダクタ値とキャパシタ値が制御されたケーブル3を有する構成との違いについて、図2〜図5を用いて説明する。
先ず、アンテナ部2と変復調部4との間にケーブル3を有しない構成(従来構成)のブロック図の一部を図2に示す。図2(a)に示す変復調回路4とアンテナ部2のうち、アンテナ部2の詳細を図2(b)に示す。
アンテナ部2は、抵抗(R22)およびキャパシタ(C22)からなる共振回路7と、抵抗(R21)、インダクタ(L21)、キャパシタ(C21)からなるループ部の等価回路8とを有する。尚、共振回路7は、アンテナ部2に周波数特性を持たせて特定の周波数の感度を上げるための回路で、RFID制御装置1のアンテナ部2には必須である。
図3に、アンテナ部2と変復調部4との間にケーブル3を接続する構成(本実施形態の構成)のブロック図の一部を示す。ケーブル3は、等価回路(以下、ケーブルの等価回路という)9で示すと、図示するようにインダクタ(L32)とキャパシタ(C32)で組み合わされる回路の構成になる。
ケーブルの等価回路9を図3に示した回路内に取り組んだ例を図4に示す。図4(a)を電気回路として見ると、ケーブルの等価回路9にあるキャパシタ(C42)は、ループ部の等価回路8にあるキャパシタ(C41)と合成キャパシタを構成することが可能である。
また、ケーブルの等価回路9にあるインダクタ(L42)は、ループ部の等価回路8にあるインダクタ(L41)と合成インダクタを構成することが可能である。
即ち、図4(b)に示すように、図4(a)に示したインダクタ(L41,L42)、キャパシタ(C41,C42)を各々合成し、抵抗(R51)、インダクタ(L51)、キャパシタ(C51)の回路要素を有する合成ループ部の等価回路10として構成することができる。
したがって、ケーブル3のインダクタ値とキャパシタ値が電気回路の部品と同じように制御されていれば、ケーブル3はアンテナ部2の1つの電気部品とみなすことができ、回路を小さく構成することが可能となる。
このようにすることにより、本実施形態のRFID制御装置1によれば、装置全体の回路規模を小さくできるので、装置の小型化および低コスト化を図ることができる。
以下、ケーブル3がアンテナ部2の1つの電気部品になり得るためのインダクタ値とキャパシタ値の制御について説明する。
ケーブル3は、例えば、フレキシブルプリント基板(Flexible Print Circuit Board)に配置されるパターン(フレキシブルケーブル)である。
また、ケーブル3のインダクタ値とキャパシタ値は、フレキシブルプリント基板への配線のプリントパターンに依存する。例えば、インダクタ値は、電流がループを描くほど大きく、そのループの面積が大きいほど大きく、また相互のループの面積が重なり合うほど大きくなる。即ち、図5の配線の形状を例とすると、インダクタ値の大きさは、(a)<(b)<(c)<(d)となる。また、キャパシタ値は、電極の面積に比例し、距離に反比例する。
また、ケーブル3は、ケーブルの長さを設定する前の全ケーブル長さにおいて、任意の箇所で単位長さあたりのキャパシタ値とインダクタ値が略一定である。
ここで、RFID制御装置1では、RFIDタグ11とRFID制御装置1が通信性能を確保するためにアンテナ部2の共振回路7の周波数(共振周波数)が重要である。
例えば、電磁誘導方式のRFIDの1種である周波数帯13.56MHzを使用するRFIDシステムの場合は、共振周波数の中心値が13.56MHzになるようにアンテナ部2のインダクタ値とキャパシタ値を決定する。尚、共振周波数は、例えば、変復調部4に予め設定されている。
ここで、共振周波数とインダクタ値、キャパシタ値の関係は次式(3)で表される。
f=1/(2π√(L・C)) …(3)
但し、f=共振周波数、L=インダクタ値、C=キャパシタ値である。
したがって、例えば、図6に示すような1枚の基板上に配置されたループアンテナであって、当該ループアンテナのインダクタ値の中心値が811.4nHの時、上記(3)式より、キャパシタ値の中心値は170pFとなる。
また、共振回路7の周波数は、多少のばらつきがあっても通信を確保できるように装置を構成することが好ましい。例えば、図6に示したループアンテナを使用するRFID制御装置1での共振周波数の許容バラツキが13.56MHz±0.35MHzで設計されている場合のインダクタ値とキャパシタ値の許容精度を求める。
キャパシタ値のバラツキを±2%とした時、インダクタの許容差は、表1に示すように−55.5〜+61.0nHになる。アンテナ部2(ループ部分)のインダクタ値の測定値を表2に示す。表2より、ループ部分のインダクタ値の測定値は、−13.6〜+14.1nHであるので、ケーブル3部分のインダクタ値許容値は−41.9〜+46.9nHとなる。
Figure 2010136247
Figure 2010136247
即ち、アンテナ部2とケーブル3の共振周波数近傍における各キャパシタ値と各インダクタ値により合成キャパシタ値と合成インダクタ値を求め、ケーブル3の長さを上記(3)式を満たすように設定すれば良い。尚、この場合は、L=合成インダクタ値、C=合成キャパシタ値である。
表3にアンテナ部2に接続する2線式のケーブル3の測定値を示す。
Figure 2010136247
ケーブルの長さによる測定値の変動(差分)は100mm±10mmにてインダクタが3.0nH以下なので許容範囲内であるといえる。問題となるのは、100mm開口に示された測定値である。開口とは、図7(a)に示すように2線のケーブルの各線間が等間隔であるのに対して、図7(b)に示すように途中で膨らむ形状をいう。このとき、インダクタ値は3.0nHに対し113.08nhと約40倍の変動を示している。
次に、キャパシタ値を考える。表1に示したようにキャパシタの許容精度は(±2%=−3.4〜+3.4pF)になる。ここで、共振回路用のキャパシタとして、例えば、±1%品のコンデンサ部品を使用すれば、コンデンサ部品は(±1%=−1.7〜+1.7pF)なので、ケーブル部のキャパシタ値許容値は−1.7〜+1.7pFとなる。
また、ケーブルの長さによる変動は100mm±10mmにてコンデンサが1.07pF以下なので許容範囲内である。問題となるのは、100mm開口に示された測定値である。このとき、キャパシタ値が3.47pFと、100mm±10mmのときに比して約3倍の変動を示している。
したがって、ケーブル3として2線式のケーブルを使用するときは、2線が開口しておらず、等間隔に平行配置されたペア線、あるいは2線が螺旋状に撚り合わされたツイストペア線であれば、インダクタ値およびキャパシタ値の要求精度を満足するといえる。
また、ケーブル3として同軸ケーブルを使用しないことにより、同軸ケーブルを用いた場合に必要となるインピーダンス整合のための整合回路も不要となる。即ち、ケーブル3とアンテナ部2との接続部および/またはケーブル3と変復調部4との接続部にインピーダンス整合を行なう電気部品を配置する必要がなく、回路規模を小さく、安価に構成することができる。
以上のように、RFID制御装置1のアンテナ部2の配置自由度を、上述のように簡単な構成のケーブル3を用いることで大きくすることができる。よって、RFIDタグ11の配置に関わらず、共通のRFID制御装置1を使用できるようになるため、RFID制御装置およびこれを用いたRFIDシステム全体の開発コストを大幅に削減することができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の実施形態では、複数のアンテナ部2および変復調部4を備えたRFID制御装置1について説明したが、1つのアンテナ部2および変復調部4を備えたRFID制御装置に適用することも可能である。
本発明に係るRFID制御装置を有するRFIDシステムの構成を示すブロック図の一例である。 アンテナ部と変復調部との間にケーブルを有しない場合の回路構成の一例である。 アンテナ部と変復調部との間にケーブルを接続した場合の回路構成の一例である。 (a)図3に示したケーブルの等価回路をアンテナ部の回路に取り込んだ様子を示す回路構成の一例である。(b)ケーブルの等価回路とループ部の等価回路を合成して合成ループ部の等価回路とした場合の回路構成の一例である。 相互インダクタンスの説明のための図である。 ループアンテナの一例を示す図である。 ケーブルの開口状態を説明するための図である。 従来のRFIDシステムの構成を示すブロック図の一例である。 従来のRFIDシステムの構成を示すブロック図の他の例である。 従来のRFIDシステムにおける交信中継装置の構成を示すブロック図の一例である。
符号の説明
1 RFID制御装置
2 アンテナ部
3 ケーブル
4 変復調部
5 リード・ライト部
6 コントローラ部
7 共振回路
8 ループ部の等価回路
9 ケーブルの等価回路
10 合成ループ部の等価回路
11 RFIDタグ
20 ホストコンピュータ
21 インターフェース

Claims (8)

  1. RFIDタグを通信対象としてリードおよび/またはライトの制御を行なうRFID制御装置であって、
    前記RFIDタグと信号の送受信を行うアンテナと、
    前記アンテナに対して信号の変復調動作を行なうと共に、所定の共振周波数が設定された変復調部と、
    前記アンテナと前記変復調部とを接続する同軸構成でない2線式のケーブルとを備え、
    前記アンテナと前記ケーブルとの前記共振周波数近傍における各キャパシタ値と各インダクタ値から合成キャパシタ値と合成インダクタ値を求め、
    前記ケーブルの長さを次式(1)、
    f=1/(2π√(L・C)) …(1)
    ただし、f:共振周波数、C:合成キャパシタ値、L:合成インダクタ値
    を満たすように設定することを特徴とするRFID制御装置。
  2. 前記ケーブルは、2線が平行配置されたペア線、あるいは2線が撚り合わされたツイストペア線であることを特徴とする請求項1に記載のRFID制御装置。
  3. 前記ケーブルは、フレキシブルプリント基板に配置されたパターンであることを特徴とする請求項1に記載のRFID制御装置。
  4. 前記ケーブルは、前記フレキシブルプリント基板に配置されたパターンレイアウトによりキャパシタ値および/またはインダクタ値が設定されていることを特徴とする請求項3に記載のRFID制御装置。
  5. 前記ケーブルは、ケーブルの長さを設定する前の全ケーブル長さにおいて、任意の箇所で単位長さあたりのキャパシタ値とインダクタ値が一定であることを特徴とする請求項2から4までのいずれかに記載のRFID制御装置。
  6. 前記各アンテナは1枚の基板上に配置されたループアンテナであることを特徴とする請求項1に記載のRFID制御装置。
  7. 前記ケーブルと前記アンテナとの接続部および/または前記ケーブルと前記変復調部との接続部にインピーダンス整合を行なう電気部品を配置しないことを特徴とする請求項1に記載のRFID制御装置。
  8. RFIDタグと、該RFIDタグを通信対象としてリードおよび/またはライトの制御を行なうRFID制御装置からなるRFIDシステムであって、
    前記RFID制御装置は、
    前記RFIDタグに設けられるタグ側アンテナと信号の送受信を行う装置側アンテナと、
    前記装置側アンテナに対して信号の変復調動作を行なうと共に、所定の共振周波数が設定された変復調部と、
    前記装置側アンテナと前記変復調部を接続する同軸構成ではない2線式のケーブルとを備え、
    前記装置側アンテナと前記ケーブルとの前記共振周波数近傍における各キャパシタ値と各インダクタ値から合成キャパシタ値と合成インダクタ値を求め、
    前記ケーブルの長さを次式(2)、
    f=1/(2π√(L・C)) …(2)
    ただし、f:共振周波数、C:合成キャパシタ値、L:合成インダクタ値
    を満たすように設定することを特徴とするRFIDシステム。
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