JP2010135972A - 同軸線通信装置及び当該同軸線通信装置の設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アンテナからの不要電波の漏洩を抑制しつつも、同軸線通信における通信品質を向上することが可能な同軸線通信装置を得る。
【解決手段】モデム3Aは、同軸線10を通信信号D6の伝送路として用いて通信を行うことが可能な同軸線通信装置であって、同軸線10を介して受信する受信信号D1中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれているか否かを判定する判定手段26と、通信信号D6の周波数帯域及び信号レベルを設定する設定部35とを備える。設定部35は、通信信号D6の周波数帯域を低周波数帯域FB1及び高周波数帯域FB2の一方に設定するとともに、受信信号D1中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると判定手段26によって判定された場合には、通信信号D6の信号レベルを高信号レベルSL2に設定する。
【選択図】図8
【解決手段】モデム3Aは、同軸線10を通信信号D6の伝送路として用いて通信を行うことが可能な同軸線通信装置であって、同軸線10を介して受信する受信信号D1中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれているか否かを判定する判定手段26と、通信信号D6の周波数帯域及び信号レベルを設定する設定部35とを備える。設定部35は、通信信号D6の周波数帯域を低周波数帯域FB1及び高周波数帯域FB2の一方に設定するとともに、受信信号D1中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると判定手段26によって判定された場合には、通信信号D6の信号レベルを高信号レベルSL2に設定する。
【選択図】図8
Description
本発明は、放送信号を伝送する同軸線を伝送路として用いて通信を行う同軸線通信装置及び、同軸線通信装置の設定方法に関する。
パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」)やディジタル情報家電の普及に伴い、住宅やオフィス等の構内にLAN(Local Area Network)が構築されることが多くなってきている。近年、テレビ等の放送信号を伝送する同軸線を通信信号の伝送路として用いることによって高速なデータ通信が可能な、同軸線通信装置が注目されている(例えば下記非特許文献1参照)。
"NTTネオメイト NEOSTYLE SHOP c.LINKサービス"、[online]、[平成20年10月10日検索]、インターネット<URL:HTTP://neostyle.ntt−neo.com/clink/clink.html>
同軸線は、分配器を介して、放送電波を受信するためのアンテナに接続されている。従って、同軸線通信装置から出力された通信信号は、分配器を介してアンテナに到達し、アンテナから不要な電磁波として放射される。つまり、アンテナから不要電波が漏洩してしまう。ここで、不要電波の電界強度には所定の規制値があるため、その電界強度が規制値以下となるように、同軸線通信における通信信号レベルを低く抑える必要がある。しかしながら、通信信号レベルを低く抑えると通信速度が低下するため、同軸線通信において所望の通信速度が得られない場合が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、アンテナからの不要電波の漏洩を抑制しつつ、通信信号の通信速度を可能な限り向上し得る、同軸線通信装置及び当該同軸線通信装置の設定方法を得ることを目的とするものである。
本発明の第1の態様に係る同軸線通信装置は、同軸線を通信信号の伝送路として用いて通信を行うことが可能な同軸線通信装置であって、前記同軸線を介して受信する受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれているか否かを判定する判定手段と、前記通信信号の周波数帯域及び信号レベルを設定する設定手段とを備え、前記設定手段は、地上波放送の周波数帯域よりも高い第1及び第2の周波数帯域の一方に前記通信信号の周波数帯域を設定するとともに、前記受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると前記判定手段によって判定された場合には、第1の信号レベル及び当該第1の信号レベルより高い第2の信号レベルのうち前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルを設定することを特徴とするものである。
第1の態様に係る同軸線通信装置によれば、設定手段は、地上波放送の周波数帯域よりも高い第1及び第2の周波数帯域の一方に通信信号の周波数帯域を設定するので、比較的高速な通信が可能である。また、設定手段は、受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると判定手段によって判定された場合に、通信信号の信号レベルを第1の信号レベルより高い第2の信号レベルに設定する。通信信号の信号レベルを第2の信号レベルに設定することによって、通信信号の通信速度を向上することができる。しかも、受信信号中に衛星放送の放送信号が含まれているということは、アンテナからの不要電波の漏洩を抑制し得る機器(混合器等)が同軸線通信装置とアンテナとの間に接続されているということであり、また、受信信号中にケーブルテレビの放送信号が含まれているということは、アンテナが設置されていない(つまりアンテナからの不要電波の漏洩を考慮する必要がない)ということである。従って、信号レベルを増大させても、アンテナから漏洩する不要電波の電界強度が規制値を超えることを回避できる。その結果、アンテナからの不要電波の漏洩を抑制しつつ、通信信号の通信速度を向上することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る同軸線通信装置は、第1の態様に係る同軸線通信装置において特に、前記同軸線を用いた通信における通信速度を測定する測定手段をさらに備え、前記設定手段は、前記第1の信号レベルに前記通信信号の信号レベルを設定した場合に、前記測定手段によって測定された通信速度が所定値未満であるとき、前記受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると前記判定手段によって判定されると、前記第1の信号レベルから前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルの設定を切り替えることを特徴とするものである。
第2の態様に係る同軸線通信装置によれば、設定手段は、通信信号の信号レベルを第1の信号レベルに設定した場合に、測定手段によって測定された通信速度が所定値未満であるとき、受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると判定手段によって判定されると、通信信号の信号レベルの設定を第1の信号レベルから第2の信号レベルに切り替える。通信信号の信号レベルの設定を第1の信号レベルから第2の信号レベルに切り替えることによって通信信号の通信速度が向上するため、所定値以上の通信速度が得られるようになることが期待できる。しかも、衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が受信信号中に含まれていない場合には、第1の信号レベルから第2の信号レベルへの切り替えは行われないため、アンテナから漏洩する不要電波の電界強度が規制値を超えることを回避できる。
本発明の第3の態様に係る同軸線通信装置は、第2の態様に係る同軸線通信装置において特に、前記設定手段は、前記第1の信号レベルから前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルの設定を切り替えた場合に、前記測定手段によって測定された通信速度が前記所定値未満であるとき、前記第1及び第2の周波数帯域の他方に前記通信信号の周波数帯域を設定することを特徴とするものである。
第3の態様に係る同軸線通信装置によれば、設定手段は、通信信号の信号レベルの設定を第1の信号レベルから第2の信号レベルに切り替えても、測定手段によって測定された通信速度が所定値未満である場合には、地上波放送の周波数帯域より高く比較的高速通信の可能な第1及び第2の周波数帯域の他方に通信信号の周波数帯域を設定する。通信信号の周波数帯域を変更することによって、所定値以上の通信速度が得られるようになることが期待できる。
本発明の第4の態様に係る同軸線通信装置は、第3の態様に係る同軸線通信装置において特に、前記同軸線通信装置は、電力線を前記通信信号の伝送路として用いて通信を行うことが可能であり、前記設定手段は、前記第1及び第2の周波数帯域の他方に前記通信信号の周波数帯域を設定した場合に、前記測定手段によって測定された通信速度が前記所定値未満であるとき、前記通信信号の伝送路を前記電力線に設定することを特徴とするものである。
第4の態様に係る同軸線通信装置によれば、設定手段は、通信信号の周波数帯域を第1及び第2の周波数帯域の他方に設定しても、測定手段によって測定された通信速度が所定値未満である場合には、通信信号の伝送路を電力線に設定する。通信信号の伝送路を同軸線から電力線に変更することによって、所定値以上の通信速度が得られるようになることが期待できる。
本発明の第5の態様に係る同軸線通信装置は、第1〜第4のいずれか一つの態様に係る同軸線通信装置において特に、前記設定手段による設定情報を他の同軸線通信装置に通知する通知手段をさらに備えることを特徴とするものである。
第5の態様に係る同軸線通信装置によれば、通知手段は、設定手段による設定情報を他の同軸線通信装置に通知する。これにより、他の同軸線通信装置は、自らが設定手段等を備えなくても、通知手段から通知された情報に基づいて、通信信号の信号レベル等を適切に設定することが可能となる。
本発明の第6の態様に係る同軸線通信装置の設定方法は、同軸線を通信信号の伝送路として用いて通信を行うことが可能な同軸線通信装置の設定方法であって、(A)前記同軸線を介して受信する受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれているか否かを判定するステップと、(B)地上波放送の周波数帯域よりも高い第1及び第2の周波数帯域の一方に前記通信信号の周波数帯域を設定するとともに、前記受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると前記ステップ(A)において判定された場合に、第1の信号レベル及び当該第1の信号レベルより高い第2の信号レベルのうち前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルを設定するステップとを備えることを特徴とするものである。
第6の態様に係る同軸線通信装置の設定方法によれば、受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれているとステップ(A)において判定された場合に、ステップ(B)において、通信信号の信号レベルを第1の信号レベルより高い第2の信号レベルに設定する。比較的高速通信の可能な第1及び第2の周波数帯域の一方において、通信信号の信号レベルを第2の信号レベルに設定することによって、通信信号の通信速度をさらに向上することができる。しかも、受信信号中に衛星放送の放送信号が含まれているということは、アンテナからの不要電波の漏洩を抑制し得る機器(混合器等)が同軸線通信装置とアンテナとの間に接続されているということであり、また、受信信号中にケーブルテレビの放送信号が含まれているということは、アンテナが設置されていない(つまりアンテナからの不要電波の漏洩を考慮する必要がない)ということである。従って、信号レベルを増大させても、アンテナから漏洩する不要電波の電界強度が規制値を超えることを回避できる。その結果、アンテナからの不要電波の漏洩を抑制しつつ、通信信号の通信速度を向上することが可能となる。
本発明によれば、アンテナからの不要電波の漏洩を抑制しつつ、通信信号の通信速度を可能な限り向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、住宅1内に構築された同軸線通信システムの第1の構成例を示す図である。住宅1は4つの部屋RA,RB,RC,RDを有している。部屋RA内には、同軸線通信装置(以下「モデム」と称す)3A、テレビ4A、パソコン5A、及び終端装置6が配置されている。モデム3Aは、部屋RAの壁面に配設されたテレビ端子2Aに接続されている。テレビ4A、パソコン5A、及び終端装置6は、モデム3Aに接続されている。また、終端装置6は、ONU(Optical Network Unit)及びルータであり、光ファイバ7を介して住宅1の外部の通信ネットワークに接続されている。
部屋RB内には、モデム3B及びパソコン5Bが配置されている。モデム3Bは、部屋RBの壁面に配設されたテレビ端子2Bに接続されている。パソコン5Bは、モデム3Bに接続されている。部屋RD内には、モデム3D、テレビ4D、及びパソコン5Dが配置されている。モデム3Dは、部屋RDの壁面に配設されたテレビ端子2Dに接続されている。テレビ4D及びパソコン5Dは、モデム3Dに接続されている。なお、部屋RCの壁面にもテレビ端子2Cが配設されているが、部屋RC内にはモデム、テレビ、パソコン等は配置されておらず、テレビ端子2Cは空いた状態となっている。
住宅1には、地上波放送(UHF及び/又はVHF)を受信するためのアンテナ11が設置されている。アンテナ11は、同軸線10を介して分配器8に接続されている。分配器8は、同軸線10を介してテレビ端子2A〜2Dに接続されている。アンテナ11によって受信された地上波放送の放送信号は、分配器8によって分配されて、各部屋RA〜RDのテレビ端子2A〜2Dに伝送される。テレビ4A,4Dには、テレビ端子2A,2Dからモデム3A,3Dを介して地上波放送の放送信号が伝送され、これにより、テレビ4A,4Dにおいて地上波放送の放送番組を視聴することが可能となる。
また、モデム3A,3B,3Dは、テレビ端子2A,2B,2D、分配器8、及び同軸線10を介して相互に接続されており、これにより、モデム3A,3B,3D間での通信信号の送受信が可能となっている。つまり、モデム3A,3B,3Dの相互間において、同軸線10を用いた通信ネットワーク(同軸線通信ネットワーク)が構築されている。パソコン5A,5B,5Dは、これらのモデム3A,3B,3Dを用いた同軸線通信によって、例えば音声データやハイビジョン画質の動画像データ等を相互に送受信することが可能である。
図2は、住宅1内に構築された同軸線通信システムの第2の構成例を示す図である。住宅1には、地上波放送を受信するためのアンテナ11に加え、衛星放送(BS及び/又はCS)を受信するためのアンテナ12が設置されている。アンテナ11,12は、同軸線10を介して混合器9に接続されている。混合器9は、同軸線10を介して分配器8に接続されている。アンテナ11によって受信された地上波放送の放送信号、及びアンテナ12によって受信された衛星放送の放送信号は、混合器9を介して分配器8に伝送され、分配器8によって分配されて、各部屋RA〜RDのテレビ端子2A〜2Dに伝送される。これにより、テレビ4A,4Dにおいて地上波放送及び衛星放送の放送番組を視聴することが可能となる。その他の構成は図1と同様である。
図3は、住宅1内に構築された同軸線通信システムの第3の構成例を示す図である。この例は、ケーブルテレビ(CATV:Common Antenna TeleVision 又は Community Antenna TeleVision)のサービスに加入している住宅における構成例である。住宅1には、アンテナ11,12は設置されておらず、光ファイバ等の通信ケーブル13が宅外から住宅1内に引き込まれて、分配器8に接続されている。CATVの送信局から通信ケーブル13を介して送信されてきたCATVの放送信号は、分配器8によって分配されて、各部屋RA〜RDのテレビ端子2A〜2Dに伝送される。これにより、テレビ4A,4DにおいてCATVの放送番組を視聴することが可能となる。その他の構成は図1と同様である。
図1〜3では住宅1内に構築された同軸線通信システムの構成例を示したが、住宅1においては、同軸線通信ネットワークに加えて電力線通信(PLC:Power Line Communication)の通信ネットワークも構築されている。図4は、図1〜3に示した住宅1内に構築された電力線通信ネットワークの構成例を示す図である。部屋RA〜RDの壁面にはコンセント41A〜41Dがそれぞれ配設されており、モデム3A,3B,3Dは、コンセント41A,41B,41Dにそれぞれ接続されている。また、コンセント41A〜41Dは、電力線40を介して相互に接続されている。従って、モデム3A,3B,3Dは、コンセント41A,41B,41D及び電力線40を介して相互に接続されており、これにより、モデム3A,3B,3D間での通信信号の送受信が可能となっている。つまり、モデム3A,3B,3Dの相互間において、電力線40を用いた通信ネットワーク(電力線通信ネットワーク)も構築されている。従って、パソコン5A,5B,5Dは、電力線通信によって、相互に通信信号の送受信が可能である。
図5は、モデム3Aとモデム3Bとの間の通信ネットワークを抜き出して示す図である。モデム3Aはテレビ端子2A及びコンセント41Aに接続されており、モデム3Bはテレビ端子2B及びコンセント41Bに接続されている。テレビ端子2Aとテレビ端子2Bとは同軸線10(及び分配器8)を介して相互に接続されており、コンセント41Aとコンセント41Bとは電力線40を介して相互に接続されている。モデム3Aとモデム3Bとの間の通信信号の伝送路としては、通常は同軸線10が使用され、所定の条件(詳細は後述する)を満たす場合に電力線40に切り替えられる。つまり、パソコン5A,5Bは、通常は同軸線通信によって通信信号の送受信を行い、所定の条件を満たす場合には電力線通信によって通信信号の送受信を行う。図5には示さないが、モデム3A,3D間又はモデム3B,3D間の通信についても同様である。
図6は、放送信号に割り当てられている周波数帯域を示す図である。図6に示すように、地上波放送(VHF,UHF)の放送信号には、約90〜770MHz(VHF:90〜222MHz、UHF:470〜770MHz)の周波数帯域が割り当てられている。また、衛星放送(BS,CS)の放送信号には、約1049〜2055MHz(BS:1049〜1318MHz、CS:1068〜2055MHz)の周波数帯域が割り当てられている。また、CATVの放送信号には、上り及び下りの双方向で約10〜770MHzの周波数帯域が割り当てられている。
図7は、代表的にモデム3Aの構成を示すブロック図である。図7の接続関係で示すように、モデム3Aは、制御部20と、同軸線通信に関わる送信部21T、受信部21R、及び切替部22と、電力線通信に関わる送信部23T、受信部23R、及び切替部24と、スイッチ25と、判定手段26と、コネクタ30とを備えて構成されている。判定手段26は、バンドパスフィルタ(BPF)27と、レベル検出部28と、判定部29とを有している。
制御部20には、図示しない外部インタフェースを介してパソコン5Aが接続されている。切替部22は、スイッチ25、コネクタ30、及び同軸ケーブル10iを介して、テレビ端子2Aに接続されている。切替部24は、スイッチ25及び電源ケーブル40iを介して、コンセント41Aに接続されている。
モデム3Aの通信方式としては、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を採用することができる。制御部20は、同軸線通信及び電力線通信に係る通信信号の変復調処理及びメディアアクセス制御等を行う。送信部21T,23Tは、制御部20から入力された通信信号D6に対して送信処理(DA変換処理及び増幅処理等)を行うことにより、通信信号D7を切替部22,24に入力する。受信部21R,23Rは、切替部22,24から入力された受信信号D1に対して受信処理(AD変換処理、増幅処理、及び、受信信号D1の中から通信信号D5を取り出すためのフィルタ処理等)を行うことにより、通信信号D5を制御部20に入力する。切替部22,24は、送信部21T,23T及び受信部21R,23Rが通信信号D7及び受信信号D1を送受信するにあたって、その送受信のタイミングに関する切替制御を行う。
スイッチ25は、制御部20から入力される制御信号D8によって、同軸線通信及び電力線通信を選択的に切り替える。同軸線通信が選択された場合には、切替部22とコネクタ30との間が導通され、切替部24とコンセント41Aとの間は非導通とされる。一方、電力線通信が選択された場合には、切替部22とコネクタ30との間は非導通とされ、切替部24とコンセント41Aとの間が導通される。
判定手段26は、受信信号D1中に衛星放送又はCATVの放送信号が含まれているか否かを判定する。具体的に、スイッチ25によって同軸線通信が選択されている場合に、判定手段26には、コネクタ30を介して受信信号D1が入力される。バンドパスフィルタ27は、通過周波数帯域を可変に設定可能である。
バンドパスフィルタ27の通過周波数帯域を衛星放送の周波数帯域(1049〜2055MHz)内に設定することにより、受信信号D1のうち、その通過周波数帯域の信号D2がバンドパスフィルタ27を通過する。レベル検出部28は、信号D2の信号レベルを検出し、検出した信号レベルをデータD3として出力する。判定部29は、データD3で与えられる信号レベルと所定のしきい値とを比較し、信号レベルがしきい値以上である場合には、受信信号D1中に衛星放送の放送信号が含まれていると判定する。一方、信号レベルがしきい値未満である場合には、受信信号D1中に衛星放送の放送信号は含まれていないと判定する。
また、バンドパスフィルタ27の通過周波数帯域をCATVのみの周波数帯域(222〜470MHz)内に設定することにより、受信信号D1のうち、その通過周波数帯域の信号D2がバンドパスフィルタ27を通過する。上記と同様に、レベル検出部28は、信号D2の信号レベルを検出し、検出した信号レベルをデータD3として出力する。また、判定部29は、データD3で与えられる信号レベルと所定のしきい値とを比較し、信号レベルがしきい値以上である場合には、受信信号D1中にCATVの放送信号が含まれていると判定する。一方、信号レベルがしきい値未満である場合には、受信信号D1中にCATVの放送信号は含まれていないと判定する。
判定手段26(具体的には判定部29)による判定の結果は、データD4として制御部20に入力される。
図8は、制御部20の構成の一部を抜き出して示すブロック図である。図8に示すように、制御部20は、設定部35及び測定部36を備えて構成されている。設定部35は、信号レベル設定部37及び周波数帯域設定部38を有している。
測定部36には、受信部21Rから通信信号D5が入力される。測定部36は、通信信号D5に基づいて、同軸線通信の通信速度を測定する。例えば、制御部20は、既知のデータ容量のテスト信号を他のモデム3B,3Dから同軸線10を介してモデム3Aに向けて送信させ、そのテスト信号に対応する通信信号D5の受信開始時刻から受信完了時刻までの経過時間を測定することにより、同軸線通信の通信速度を測定する。測定部36による測定の結果は、データD9として設定部35に入力される。
また、設定部35には、判定手段26からデータD4が入力される。設定部35は、データD4,D9に基づいて、同軸線通信において所定値以上(例えば、ハイビジョン映像を伝送するために必要な20Mbps以上)の通信速度が得られるように、送信部21Tから送信する通信信号D6の周波数帯域及び信号レベルを設定する。以下、その設定手法について具体的に説明する。
図9は、設定部35による通信信号D6の周波数帯域及び信号レベルの設定手法を示すフローチャートである。まずステップSP1において周波数帯域設定部38は、通信信号D6の周波数帯域を、地上波放送の周波数帯域よりも高く衛星放送の周波数帯域よりも低い低周波数帯域FB1(例えば770〜1030MHz)に設定する。また、信号レベル設定部37は、通信信号D6の信号レベルを、比較的低い低信号レベルSL1(例えば、−120dBm/Hz未満の所定の信号レベル)に設定する。
次にステップSP2において測定部36は、ステップSP1で設定された条件での同軸線通信における通信速度を測定し、設定部35は、測定部36の測定結果に基づいて、所定値以上の通信速度が得られているか否かを判定する。所定値以上の通信速度が得られている場合(つまりステップSP2における判定の結果が「YES」である場合)は、低周波数帯域FB1かつ低信号レベルSL1での同軸線通信を継続する。
一方、ステップSP1で設定された条件では所定値以上の通信速度が得られていない場合(つまりステップSP2における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP3において判定手段26は、受信信号D1中に衛星放送の放送信号が含まれているか否かを判定する。
受信信号D1中に衛星放送の放送信号が含まれていない場合(つまりステップSP3における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP4において判定手段26は、受信信号D1中にCATVの放送信号が含まれているか否かを判定する。
受信信号D1中にCATVの放送信号が含まれていない場合(つまりステップSP4における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP9において制御部20は、スイッチ25によって同軸線通信から電力線通信に切り替える。この場合、周波数帯域設定部38は、通信信号D6の周波数帯域を例えば2〜30MHz程度に設定する。なお、受信信号D1中に衛星放送の放送信号及びCATVの放送信号がいずれも含まれていないということは、住宅1は図1に示した構成例に対応する。
受信信号D1中に衛星放送の放送信号が含まれている場合(つまりステップSP3における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップSP5において信号レベル設定部37は、通信信号D6の信号レベルを、比較的高い高信号レベルSL2(例えば、−120dBm/Hz以上の所定の信号レベル。望ましくは−80dBm/Hz程度)に設定する。周波数帯域の設定は、低周波数帯域FB1が維持される。なお、受信信号D1中に衛星放送の放送信号が含まれているということは、住宅1は図2に示した構成例に対応する。
同様に、受信信号D1中にCATVの放送信号が含まれている場合(つまりステップSP4における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップSP5において信号レベル設定部37は、通信信号D6の信号レベルを高信号レベルSL2に設定する。周波数帯域の設定は、高周波数帯域FB2が維持される。なお、受信信号D1中に衛星放送の放送信号が含まれておらず、CATVの放送信号が含まれているということは、住宅1は図3に示した構成例に対応する。
ステップSP5に引き続いて、ステップSP6において測定部36は、ステップSP5で設定された条件での同軸線通信における通信速度を測定し、設定部35は、測定部36の測定結果に基づいて、所定値以上の通信速度が得られているか否かを判定する。所定値以上の通信速度が得られている場合(つまりステップSP6における判定の結果が「YES」である場合)は、低周波数帯域FB1かつ高信号レベルSL2での同軸線通信を継続する。
一方、ステップSP5で設定された条件では所定値以上の通信速度が得られていない場合(つまりステップSP6における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP7において周波数帯域設定部38は、通信信号D6の周波数帯域を、衛星放送の周波数帯域よりも高い高周波数帯域FB2(例えば2150〜2400MHz)に設定する。信号レベルの設定は、高信号レベルSL2が維持される。
次にステップSP8において測定部36は、ステップSP7で設定された条件での同軸線通信における通信速度を測定し、設定部35は、測定部36の測定結果に基づいて、所定値以上の通信速度が得られているか否かを判定する。所定値以上の通信速度が得られている場合(つまりステップSP8における判定の結果が「YES」である場合)は、高周波数帯域FB2かつ高信号レベルSL2での同軸線通信を継続する。
一方、ステップSP7で設定された条件では所定値以上の通信速度が得られていない場合(つまりステップSP8における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP9において制御部20は、スイッチ25によって同軸線通信から電力線通信に切り替える。この場合、周波数帯域設定部38は、通信信号D6の周波数帯域を例えば2〜30MHz程度に設定する。
変形例として、ステップSP3における判定の結果が「YES」である場合にも、CATVの放送信号を受信しているか否かの判定を行っても良い。つまり、衛星放送及びCATVのうちの少なくとも一方の放送信号を受信しているか否かを判定しても良い。
また、制御部20には、設定部35による設定情報を他のモデム3B,3Dに通知する通知部をさらに設けるようにしても良い。具体的には、通信信号の周波数帯域や信号レベルの設定・更新を設定部35が行うと、それらの設定情報を含む通信信号をモデム3Aの通知部が生成し、その通信信号をモデム3Aの送信部21T,23Tが同軸線ネットワーク又は電力線ネットワークに向けて送信する。当該ネットワークに接続されているモデム3B,3Dは、受信したその通信信号に基づいて、自己の設定を行うことができる。この場合、判定手段26や測定部36をモデム3B,3D内に設ける必要がなくなるため、モデム3B,3Dの構成を簡素化することができる。
このように本実施の形態に係るモデム3Aによれば、設定部35は、地上波放送(又はCATV)の周波数帯域より高い2つの帯域の一方に通信信号の周波数帯域を設定するので、比較的高速な通信が可能となる。また、設定部35は、受信信号D1中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると判定手段26によって判定された場合に、通信信号D6の信号レベルを低信号レベルSL1よりも高い高信号レベルSL2に設定する。通信信号D6の信号レベルを高信号レベルSL2に設定することによって、通信信号D6の通信速度を向上することができる。しかも、受信信号D1中に衛星放送の放送信号が含まれているということは、アンテナ11からの不要電波の漏洩を抑制し得る混合器9がモデム3Aとアンテナ11との間に接続されているということである。また、受信信号D1中にCATVの放送信号が含まれているということは、アンテナ11,12が設置されていない(つまりアンテナ11からの不要電波の漏洩を考慮する必要がない)ということである。従って、信号レベルを高信号レベルSL2に増大させても、アンテナ11から漏洩する不要電波の電界強度が規制値(アンテナから3m離れた地点で35μV/m以下)を超えることを回避できる。
また、本実施の形態に係るモデム3Aによれば、設定部35は、通信信号D6の信号レベルを低信号レベルSL1に設定した場合に、測定部36によって測定された通信速度が所定値未満であるとき、受信信号D1中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると判定手段26によって判定されると、通信信号D6の信号レベルの設定を低信号レベルSL1から高信号レベルSL2に切り替える。通信信号D6の信号レベルの設定を低信号レベルSL1から高信号レベルSL2に切り替えることによって通信信号D6の通信速度が向上するため、所定値以上の通信速度が得られるようになることが期待できる。しかも、衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が受信信号D1中に含まれていない場合には、低信号レベルSL1から高信号レベルSL2への切り替えは行われないため、アンテナ11から漏洩する不要電波の電界強度が規制値を超えることを回避できる。ここで、所定値は固定である必要はなく、例えば通信信号の周波数帯域によって異ならせても良いし、設定時刻等によって異ならせても良い。
また、本実施の形態に係るモデム3Aによれば、設定部35は、通信信号D6の信号レベルの設定を低信号レベルSL1から高信号レベルSL2に切り替えても所定値以上の通信速度が得られない場合には、通信信号D6の周波数帯域の設定を低周波数帯域FB1から高周波数帯域FB2に切り替える。通信信号D6の周波数帯域を変更することによって、所定値以上の通信速度が得られるようになることが期待できる。なお、これとは逆に、初めに高周波数帯域FB2に設定しておき、通信信号D6の信号レベルを高信号レベルSL2に切り替えても所定値以上の通信速度が得られない場合に、高周波数帯域FB2から低周波数帯域FB1に切り替えても良い。
さらに本実施の形態では、設定部35は、通信信号D6の周波数帯域をはじめに低周波数帯域FB1に設定している。低周波数帯域FB1では高周波数帯域FB2よりも信号の減衰が少ない。このため、伝送路が長い環境等では、通信信号D6の周波数帯域をはじめに低周波数帯域FB1に設定しておいた方が低信号レベルSL1のままで比較的高速な通信速度を確保し易くなり、好ましい設定が定まり易い。しかしながら、設定部35は、通信信号D6の周波数帯域をはじめに高周波数帯域FB2に設定するようにしても良い。高周波数帯域FB2は、低周波数帯域FB1より地上波放送の周波数帯域から離れているので、低周波数帯域FB1を用いる場合よりもアンテナ11からの不要電波の漏洩が少なくなる。このため、高周波数帯域FB2での低信号レベルSL1は、低周波数帯域FB1での低信号レベルSL1よりも大きく設定することができる。従って、伝送路が短い環境等では、通信信号D6の周波数帯域をはじめに高周波数帯域FB2に設定していれば、低信号レベルSL1のままでも比較的高速な通信速度を確保し易くなる。
また、本実施の形態に係るモデム3Aによれば、設定部35は、通信信号D6の周波数帯域を変更しても所定値以上の通信速度が得られない場合には、通信信号D6の伝送路を電力線40に設定する。通信信号D6の伝送路を同軸線10から電力線40に変更することによって、所定値以上の通信速度が得られるようになることが期待できる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。例えば上述の実施の形態では、通信信号の信号レベルを2つのレベルのいずれかに設定していたが、3つ以上のレベルのいずれかに設定するようにしても良い。また、地上波放送の周波数帯域よりも高い2つの周波数帯域の一方に通信信号の周波数帯域を設定していたが、3つ以上の周波数帯域のいずれかに設定するようにしても良い。さらに、モデムはPC、TV、又は終端装置に内蔵されていても良い。また、上述の実施の形態では、判定部が、特定周波数帯域の信号をしきい値と比較することによって、衛星放送等の放送信号が含まれているか否かを判定していたが、これに限られるものではない。例えばTVとのインタフェースをモデムが別途有している場合、TVから受信したTVの設定情報に基づいて判定することも可能である。
3A,3B,3D モデム(同軸線通信装置)
10 同軸線
26 判定手段
35 設定部
36 測定部
37 信号レベル設定部
38 周波数帯域設定部
40 電力線
10 同軸線
26 判定手段
35 設定部
36 測定部
37 信号レベル設定部
38 周波数帯域設定部
40 電力線
Claims (6)
- 同軸線を通信信号の伝送路として用いて通信を行うことが可能な同軸線通信装置であって、
前記同軸線を介して受信する受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれているか否かを判定する判定手段と、
前記通信信号の周波数帯域及び信号レベルを設定する設定手段と
を備え、
前記設定手段は、地上波放送の周波数帯域よりも高い第1及び第2の周波数帯域の一方に前記通信信号の周波数帯域を設定するとともに、前記受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると前記判定手段によって判定された場合には、第1の信号レベル及び当該第1の信号レベルより高い第2の信号レベルのうち前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルを設定する、同軸線通信装置。 - 前記同軸線を用いた通信における通信速度を測定する測定手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記第1の信号レベルに前記通信信号の信号レベルを設定した場合に、前記測定手段によって測定された通信速度が所定値未満であるとき、前記受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると前記判定手段によって判定されると、前記第1の信号レベルから前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルの設定を切り替える、請求項1に記載の同軸線通信装置。 - 前記設定手段は、前記第1の信号レベルから前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルの設定を切り替えた場合に、前記測定手段によって測定された通信速度が前記所定値未満であるとき、前記第1及び第2の周波数帯域の他方に前記通信信号の周波数帯域を設定する、請求項2に記載の同軸線通信装置。
- 前記同軸線通信装置は、電力線を前記通信信号の伝送路として用いて通信を行うことが可能であり、
前記設定手段は、前記第1及び第2の周波数帯域の他方に前記通信信号の周波数帯域を設定した場合に、前記測定手段によって測定された通信速度が前記所定値未満であるとき、前記通信信号の伝送路を前記電力線に設定する、請求項3に記載の同軸線通信装置。 - 前記設定手段による設定情報を他の同軸線通信装置に通知する通知手段をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一つに記載の同軸線通信装置。
- 同軸線を通信信号の伝送路として用いて通信を行うことが可能な同軸線通信装置の設定方法であって、
(A)前記同軸線を介して受信する受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれているか否かを判定するステップと、
(B)地上波放送の周波数帯域よりも高い第1及び第2の周波数帯域の一方に前記通信信号の周波数帯域を設定するとともに、前記受信信号中に衛星放送及びケーブルテレビの放送信号の少なくとも一方が含まれていると前記ステップ(A)において判定された場合に、第1の信号レベル及び当該第1の信号レベルより高い第2の信号レベルのうち前記第2の信号レベルに前記通信信号の信号レベルを設定するステップと
を備える、同軸線通信装置の設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008308356A JP2010135972A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | 同軸線通信装置及び当該同軸線通信装置の設定方法 |
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ID=42346830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008308356A Pending JP2010135972A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | 同軸線通信装置及び当該同軸線通信装置の設定方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8914838B2 (en) | 2012-07-25 | 2014-12-16 | Nec Magnus Communications, Ltd. | Communication apparatus that suppresses interference of communication signal of communication apparatus using a cable, and method and program for controlling the same |
US9131383B2 (en) | 2012-07-03 | 2015-09-08 | Nec Magnus Communications, Ltd. | Communication apparatus, and method and program for controlling the same |
-
2008
- 2008-12-03 JP JP2008308356A patent/JP2010135972A/ja active Pending
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