JP2010135201A - 三相一括式遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成の遮断器操作機構で励磁突入電流を抑制することができる三相一括式遮断器を提供する。
【解決手段】三相一括式遮断器10の遮断器操作機構は、3相送電線の第3の主接点を3相送電線の第1および第2の主接点よりも1/4サイクルだけ早めに遮断させるとともに第1および第2の主接点を第3の主接点よりも1/4サイクルだけ早めに投入させる主接点遮断/投入手段として機能する遮断器操作部11、連結シャフト12、第1乃至第3のカムプレート131〜133、第1乃至第3のカムローラ13b1〜13b3、第1乃至第3のガイドローラ13c1〜13c3、第1乃至第3の連結具141〜143および操作制御部15を具備する。第1乃至第3のカムプレート131〜133には、第1乃至第3の溝13a1〜13a3がそれぞれ形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、1つの遮断器操作機構で3つの主接点を同時に操作して遮断/投入させる三相一括式遮断器に関し、特に、中性点が直接接地されていない変圧器に適用するのに好適な三相一括式遮断器に関する。
3相送電線用の変圧器を充電する際には、図10に一例を示すように大きな励磁突入電流が発生することがある。
図10は、3相送電線の第2相および第3相の電圧が小さい状況で三相一括式遮断器を投入したときの一試験結果を示しており、3相送電線の第1相には励磁突入電流は発生していないが、3相送電線の第2相および第3相には大きな励磁突入電流が発生している。なお、同様の投入状況であっても、変圧器が停電した電圧および電流の位相関係に応じて励磁突入電流の大きさは異なる。
このような励磁突入電流は、瞬時電圧低下を発生させたり、大きさが定格電流の数十倍に達すると変圧器の絶縁、変圧器比率差動継電器の誤動作および電力用コンデンサの誤遮断などの不具合を発生させたりする。
そこで、励磁突入電流を抑制するために、直接接地系の三相一括式遮断器では、電源側の電圧位相情報から励磁突入電流が小さくなるタイミングを3相送電線の相ごとに検出して、検出したタイミングで三相一括式遮断器を投入する方法が採用されている。
しかし、このような方法は抵抗接地系などに使用される三相一括式遮断器には適用することができないため、抵抗投入方法、変圧器の残留磁束を低減する方法または残留磁束を考慮した遮断器投入方法などが採用されているのが現状である。
なお、下記の特許文献1には、過大な励磁突入電流の発生を防止するために、閉極第一相については、基準相の位相0度を基準点として閉極第一相の残留磁束並びに予め求められている三相遮断器のプレアーク特性および閉極時間ばらつき特性に基づいて投入点における定常磁束値と残留磁束値との最大誤差の絶対値である投入磁束誤差が最小となる閉極位相を算出して閉極第一相の目標閉極位相として設定し、残り二相については、基準相の位相0度を基準点として予め求められている三相遮断器のプレアーク特性および閉極時間ばらつき特性に基づいて残留磁束が“0”である場合に投入磁束誤差が最小となる閉極位相を算出して残り二相の目標閉極位相として設定し、基準点から残り二相の目標閉極位相までの時間と予め設定しておいた三相電源の周期の整数倍に相当する遅延時間とを合計した時間を残り二相の目標閉極時刻として設定するようにした変圧器励磁突入電流抑制装置が開示されている。
また、下記の特許文献2には、3相一括操作型遮断器で投入した際に生じる励磁突入電流を抵抗体付き遮断器などの設備を付加せずに抑制可能にするために、変圧器に3相交流電圧が定常状態で印加されたときの1次側、2次側または3次側の相電圧若しくは線間電圧を積分することにより変圧器各相の定常磁束を算出し、遮断器が変圧器を遮断した後の変圧器各相の残留磁束の極性および大きさを算出し、変圧器各相の定常磁束の極性と変圧器各相の残留磁束の極性とが同一となる位相が3相分重なる範囲内にあるときに3相の遮断器を同時に投入させるようにした変圧器の励磁突入電流抑制装置が開示されている。
特開2004−208394号公報 特開2008−160100号公報
しかしながら、従来の抵抗投入方法では、主接点とは別に抵抗接点が必要となるので、遮断器が高価になるという問題があった。
また、残留磁束を考慮した遮断器投入方法では、三相一括式遮断器では接点が3相一括で動作するため、各相の電流がすべて“0”になるタイミングが存在しないので、励磁突入抑制効果はあるが、実機へ適用すると安定しないという問題がある。
なお、残留磁束を低減する方法もあるが、装置が高額なこともあり、実用に至っていないという問題がある。
上記の特許文献1に開示された変圧器励磁突入電流抑制装置は、一次巻線が中性点接地された星形結線であり二次または三次巻線が三角結線である変圧器に適用するものであり、中性点が直接接地されていない変圧器には適用できないという問題がある。
上記の特許文献2に開示された変圧器の励磁突入電流抑制装置では、変圧器各相の定常磁束と遮断器が変圧器を遮断した後の変圧器各相の残留磁束の極性および大きさとを算出しなければならないという問題がある。
本発明の目的は、簡単な構成の遮断器操作機構で励磁突入電流を抑制することができる三相一括式遮断器を提供することにある。
本発明の三相一括式遮断器は、1つの遮断器操作機構で3つの主接点を同時に操作して遮断/投入させる三相一括式遮断器(10)であって、前記遮断器操作機構が、前記3つの主接点のうちの1つの主接点を他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ早めに遮断させるとともに、該1つの主接点を該他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ遅めに投入させる主接点遮断/投入手段を具備することを特徴とする。
ここで、前記主接点遮断/投入手段が、3相送電線の前記1つの主接点に対応する相の電圧が最大になるタイミングで該1つの主接点を遮断させるとともに、該3相送電線の前記他の2つの主接点に対応する他の2つの相の線間電圧が最大になるタイミングで該他の2つの主接点を投入させてもよい。
前記主接点遮断/投入手段が、遮断器操作部(11)と、該遮断器操作部によって上下方向に移動される連結シャフト(12)と、該連結シャフトに直列に接続された、かつ、第1乃至第3の溝(13a1〜13a3)がそれぞれ形成された第1乃至第3のカムプレート(131〜133)と、第1乃至第3の連結具(141〜143)と、該第1乃至第3の連結具を介して前記3つの主接点の第1乃至第3のシャフト(31〜33)とそれぞれ連結された、かつ、前記連結シャフトが前記遮断器操作部によって上下方向に移動されると位置が前記第1乃至第3の溝に沿ってそれぞれ移る第1乃至第3のカムローラ(13b1〜13b3)とを具備してもよい。
前記第1および第2の溝が、前記第1および第2のカムプレートの下端付近から上方に直線的に延びた第1および第2の直線部と、該第1および第2の直線部の上端から斜め上方に直線的に延びた第1および第2の斜線部とからなり、前記第3の溝が、前記第3のカムプレートの下端付近から前記斜め上方に直線的に延びた第3の斜線部と、該第3の斜線部の上端から上方に直線的に延びた第3の直線部とからなってもよい。
前記第1乃至第3の溝の上下方向の長さが同じにされており、前記第1乃至第3の溝の前記第1乃至第3の直線部の上下方向の長さと該第1乃至第3の溝の前記第1乃至第3の斜線部の上下方向の長さとが同じにされていてもよい。
前記第1および第2の溝の前記第1および第2の直線部の上下方向の長さと前記第3の溝の前記第3の斜線部の上下方向の長さとが、前記第3のガイドローラの位置が該第3の斜線部の下端から上端まで移ると、該第3のガイドローラと前記第3の連結具を介して連結された前記第3のシャフトが該第3の斜線部の左右方向の長さ分だけ該左右方向の一方の方向に移動することにより前記1つの主接点が遮断される長さとされており、前記第1および第2の溝の前記第1および第2の斜線部の上下方向の長さと前記第3の溝の前記第3の直線部の上下方向の長さとが、前記第1および第2のガイドローラの位置が該第1および第2の斜線部の上端から下端までそれぞれ移ると、該第1および第2のガイドローラと前記第1および第2の連結具を介してそれぞれ連結された前記第1および第2のシャフトが該第1および第2の斜線部の左右方向の長さ分だけ該左右方向の他方の方向にそれぞれ移動することにより前記他の2つの主接点が投入される長さとされていてもよい。
前記遮断器操作部によって前記連結シャフトを下方に移動する速さが、前記第1乃至第3のガイドローラの位置が前記第1乃至第3の溝の下端から上端にそれぞれ移る間に前記1つの主接点が遮断されてから1/4サイクル経過後に前記他の2つの主接点が遮断されるように設定されており、前記遮断器操作部によって前記連結シャフトを上方に移動する速さが、前記第1乃至第3のガイドローラの位置が前記第1乃至第3の溝の上端から下端にそれぞれ移る間に前記他の2つの主接点が投入されてから1/4サイクル経過後に前記1つの主接点が投入されるように設定されていてもよい。
前記主接点遮断/投入手段が、外部から変圧器停止信号が入力されると、前記3相送電線の3つの相電圧(V1〜V3)のうち前記1つの主接点に対応する1つの相電圧が最大となるタイミングで該1つの主接点が遮断されるように前記連結シャフトを下方に移動させるよう指示する遮断指令信号を生成して、該生成した遮断指令信号を前記遮断器操作部に出力するとともに、外部から変圧器充電信号が入力されると、前記3つの相電圧のうち前記他の2つの主接点に対応する他の2つの相電圧の差電圧が最大となるタイミングで該他の2つの主接点が投入されるように前記連結シャフトを上方に移動させるよう指示する投入指令信号を生成して、該生成した投入指令信号を前記遮断器操作部に出力する操作制御部(15)をさらに具備してもよい。
本発明の三相一括式遮断器は、以下に示す効果を奏する。
(1)3つの主接点のうちの1つの主接点を他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ早めに遮断させるとともに、当該1つの主接点を当該他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ遅めに投入させる主接点遮断/投入手段を遮断器操作機構に備えさせることにより、簡単な構成の遮断器操作機構で励磁突入電流を抑制することができる。
(2)励磁突入電流を抑制することができるため、主接点の磨耗を抑制することができるので、三相一括式遮断器の内部開放点検の延伸化が可能となり、コスト低減が図れる。
(3)励磁突入電流を抑制することができるため、瞬時電圧変動を抑制することができるので、顧客サービスの向上が図れる。
(4)短絡容量が小さい電力系統に比較的大容量の変圧器を設置することができる。
上記の目的を、3つの主接点のうちの1つの主接点を他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ早めに遮断させるとともに、当該1つの主接点を当該他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ遅めに投入させる主接点遮断/投入手段を遮断器操作機構に備えさせることにより実現した。
以下、本発明の三相一括式遮断器の実施例について図面を参照して説明する。
まず、本発明の三相一括式遮断器における励磁突入電流抑制の原理について説明する。
一般的に、変圧器を停止したタイミングで変圧器を充電すれば、変圧器の鉄心が飽和するような電流の流れにならないので、励磁突入電流を抑制することができる。しかし、実際には、遮断器は、主接点(主回路)が開放された時点ではなく、電流が“0”になった時点付近で遮断されることになる。また、変圧器励磁電流は電圧と90度の位相差があるため、電圧が最大のタイミングで遮断器を遮断することが理想であるが、三相一括式遮断器では実現することができない。
そこで、三相一括式遮断器の3つの主接点のうち1つの主接点が他の2つの主接点に対して遮断時には先行して動作するとともに投入時には遅れて動作するように3つの主接点の動作タイミングに差を持たせて、電圧が最大のタイミングで三相一括式遮断器の遮断および投入を行えば、励磁突入電流を抑制することが可能になる。
具体的には、三相一括式遮断器の3つの主接点のうち1つの主接点のみ1/4サイクルだけずれて動作する(遮断時は1/4サイクルだけ早めに遮断し、投入時には1/4サイクルだけ遅めに投入する)ように、遮断器操作機構リンク部に時間差(不揃い)を設ける。
すなわち、三相一括式遮断器の遮断時には、1/4サイクルだけ早めに遮断させる1つの主接点に対応する相の電圧が最大になるタイミングでこの1つの主接点が遮断されるように制御すれば、他の2つの主接点に対応する2つの相の線間電圧が最大になるタイミングでこの2つの主接点が遮断されることになるので、3相ともに電流が“0”付近で停電することになる。
また、三相一括式遮断器の投入時には、1/4サイクルだけ早めに投入される2つの主接点に対応する2つの相の線間電圧が最大になるタイミングでこの2つの主接点が投入されるように制御すれば、残りの1つの主接点に対応する相の電圧が最大になるタイミングでこの1つの主接点が投入されることになるので、励磁突入電流を完全に抑制することができる。
次に、上述した本発明の三相一括式遮断器における励磁突入電流抑制の原理についての実証試験について、図5乃至図9を参照して説明する。
なお、この実証試験は、図5に示すように、三相一括式遮断器の第3相の遮断器可動接点(以下、「第3の遮断器可動接点513」と称する。)の長さを三相一括式遮断器の第1相の遮断器可動接点(以下、「第1の遮断器可動接点511」と称する。)および三相一括式遮断器の第2相の遮断器可動接点(以下、「第2の遮断器可動接点512」と称する。)の長さよりも短くして行った。
まず、変圧器停止時の実証試験について、図6および図7を参照して説明する。
この実証試験では、3相送電線の第1相の図6の(a)に示す電源電圧が最小になる時刻t1において三相一括式遮断器の遮断動作を開始させ(図7(a)参照)、1/4サイクルだけ早めに遮断させる3相送電線の第3相の電源電圧が最大付近になる時刻t2で第3の遮断器可動接点513の先端が第3の遮断器固定接点523から離れるようにしたのち(図7(b)参照)、時刻t2から1/4サイクル経過後の時刻t3に第1および第2の遮断器可動接点511,512の先端が第1および第2の遮断器固定接点521,522からそれぞれ離れるようにした(図7(c)参照)。
この実証試験では、図7の(e)から(g)に示すように、3相送電線の第1相、第2相および第3相のいずれにも励磁突入電流は発生しなかった。
次に、変圧器充電時の実証試験について、図8および図9を参照して説明する。
この実証試験では、3相送電線の第1相の図8の(a)に示す電源電圧が“0”付近になる時刻t1において三相一括式遮断器の投入動作を開始させ(図9(a)参照)、1/4サイクルだけ早めに投入させる3相送電線の第1相および第2相の線間電圧が最大になる時刻t2で第1および第2の遮断器可動接点511,512の先端が第1および第2の遮断器固定接点521,522にそれぞれ接触するようにしたのち(図9(b)参照)、時刻t2から1/4サイクル経過後の時刻t3に第3の遮断器可動接点513の先端が第3の遮断器固定接点523に接触するようにした(図9(c)参照)。
この実証試験では、図9の(e)から(g)に示すように、3相送電線の第1相、第2相および第3相のいずれにも励磁突入電流は発生しなかった。
次に、本発明の一実施例による三相一括式遮断器10について、図1乃至図4を参照して説明する。
本実施例による三相一括式遮断器10は、図1に示すように、3相送電線の第3相の主接点(以下、「第3の主接点」と称する。)を3相送電線の第1相および第2相の主接点(以下、「第1および第2の主接点」と称する。)よりも1/4サイクルだけ早めに遮断させるとともに第1および第2の主接点を第3の主接点よりも1/4サイクルだけ早めに投入させる主接点遮断/投入手段として機能する遮断器操作部11、連結シャフト12、第1乃至第3のカムプレート131〜133(第1乃至第3の溝13a1〜13a3がそれぞれ形成されている)、第1乃至第3のカムローラ13b1〜13b3、第1乃至第3のガイドローラ13c1〜13c3、第1乃至第3の連結具141〜143および操作制御部15を遮断器操作機構が具備する点で、従来の三相一括式遮断器と異なる。
ここで、第1乃至第3のカムプレート131〜133は、連結シャフト12に直列に接続されている。これにより、第1乃至第3のカムプレート131〜133は、連結シャフト12が遮断器操作部11によって上下方向(すなわち、第1乃至第3の主接点の第1乃至第3のシャフト31〜33の軸方向と垂直な方向)に移動されると、遮断器操作部11から連結シャフト12を通じて動力が伝達されて上下方向に移動可能とされている。
第1乃至第3のカムプレート131〜133の第1乃至第3のシャフト31〜33と反対側の側面(以下、「第1の側面」と称する。)には、第1乃至第3のガイドローラ13c1〜13c3が第1乃至第3のカムプレート131〜133の第1の側面と接触するように1個ずつそれぞれ取り付けられている。また、第1乃至第3のカムプレート131〜133の第1の側面と互いに対向する側面(以下、「第3の側面」と称する。)には、第1乃至第3のカムプレート131〜133の第3の側面と接触するように第1乃至第3のガイドローラ13c1〜13c3が2個ずつそれぞれ取り付けられている。
第1乃至第3のカムプレート131〜133の第1および第3の側面以外の側面(以下、「第2および第4の側面」と称する。)には、第2の側面から第4の側面まで貫通する「く」の字状の第1乃至第3の溝13a1〜13a3がそれぞれ形成されている。また、第1乃至第3の溝13a1〜13a3内には、連結シャフト12が遮断器操作機構11によって上下方向に移動されると第1乃至第3の溝13a1〜13a3に沿って位置が上下方向にそれぞれ移る第1乃至第3のカムローラ13b1〜13b3がそれぞれ設けられている。
第1乃至第3のカムローラ13b1〜13b3は第1乃至第3の連結具141〜143を介して第1乃至第3のシャフト31〜33とそれぞれ連結されている。
第1乃至第3の連結具141〜143は、第1乃至第3のカムプレート131〜133の第3の側面とそれぞれ接触する2個ずつの第1乃至第3のガイドローラ13c1〜13c3に挟まれるようにそれぞれ設けられている。
第1および第2の溝13a1,13a2は、第1および第2のカムプレート131,132の下端(すなわち、遮断器操作部11側の端)付近から上方(すなわち、遮断器操作部11と反対側)に直線的に延びた第1および第2の直線部と、第1および第2の直線部の上端から第1および第2のカムプレート131,132の第1の側面に向かって斜め上方に直線的に延びた第1および第2の斜線部とからなる。これに対して、第3の溝13a3は、第3のカムプレート132の下端付近から第3のカムプレート133の第1の側面に向かって斜め上方に直線的に延びた第3の斜線部と、第3の斜線部の上端から上方に直線的に延びた第3の直線部とからなる。
第1乃至第3の溝13a1〜13a3の上下方向の長さ(すなわち、連結シャフト12の軸方向に沿った長さ)は同じにされており、第1乃至第3の溝13a1〜13a3の第1乃至第3の直線部の上下方向の長さと第1乃至第3の溝13a1〜13a3の第1乃至第3の斜線部の上下方向の長さとは同じにされている。
また、第1および第2の溝13a1,13a2の第1および第2の直線部の上下方向の長さと第3の溝13a3の第3の斜線部の上下方向の長さとは、第3のガイドローラ13b3の位置が第3の斜線部の下端から上端まで移ると、第3のガイドローラ13b3と第3の連結具14b3を介して連結された第3のシャフト33が第3の溝13a3の第3の斜線部の左右方向の長さ(すなわち、連結シャフト12の軸方向と垂直な方向に沿った長さ)分だけ左方向(すなわち、第3のカムプレート133側)に移動することにより第3の遮断器可動接点13が第3の遮断器固定接点23から完全に離れる(すなわち、第3の主接点が遮断される)長さとされている。
さらに、第1および第2の溝13a1,13a2の第1および第2の斜線部の上下方向の長さと第3の溝13a3の第3の直線部の上下方向の長さとは、第1および第2のガイドローラ13b1,13b2の位置が第1および第2の斜線部の上端から下端までそれぞれ移ると、第1および第2のガイドローラ13b1,13b2と第1および第2の連結具14b1,14b2を介してそれぞれ連結された第1および第2のシャフト31,32が第1および第2の溝13a1,13a2の第1および第2の斜線部の左右方向の長さ分だけ右方向(すなわち、第1および第2のカムプレート131,132と反対側)にそれぞれ移動することにより第1および第2の遮断器可動接点11,12が第1および第2の遮断器固定接点21,22に完全にそれぞれ接触する(すなわち、第1および第2の主接点が投入される)長さとされている。
さらにまた、遮断器操作部11によって連結シャフト12を下方に移動する速さは、第1乃至第3のガイドローラ13b1〜13b3の位置が第1乃至第3の溝13a1〜13a3の下端から上端にそれぞれ移る間に第3の遮断器可動接点13の先端が第3の遮断器固定接点23から離れてから1/4サイクル経過後に第1および第2の遮断器可動接点11,12の先端が第1および第2の遮断器固定接点21,22からそれぞれ離れるように設定されている。
同様に、遮断器操作部11によって連結シャフト12を上方に移動する速さは、第1乃至第3のガイドローラ13b1〜13b3の位置が第1乃至第3の溝13a1〜13a3の上端から下端にそれぞれ移る間に第1および第2の遮断器可動接点11,12の先端が第1および第2の遮断器固定接点21,22にそれぞれ接触してから1/4サイクル経過後に第3の遮断器可動接点13の先端が第3の遮断器固定接点23に接触するように設定されている。
操作制御部15は、外部から変圧器停止信号または変圧器充電信号が入力されると、3相送電線の第1相、第2相および第3相にそれぞれ設置された第1乃至第3の計器用変圧器(不図示)からそれぞれ入力される3相送電線の第1相、第2相および第3相の電圧(以下、「第1乃至第3の相電圧V1〜V3」と称する。)に基づいて、以下のようにして遮断指令信号または投入指令信号を生成して、生成した遮断指令信号または投入指令信号を遮断器操作部11に出力する。
(1)変圧器停止時には、第3の相電圧V3が最大となるタイミングで第3の主接点を遮断する(すなわち、第3の遮断器可動接点13の先端が第3の遮断器固定接点23から離れる)ように連結シャフト12を下方に移動させるように指示する遮断指令信号を生成する。
(2)変圧器充電時には、第1および第2の相電圧V1,V2の差電圧(すなわち、3相送電線の第1相および第2相間の線間電圧)が最大となるタイミングで第1および第2の遮断部を投入する(すなわち、第1および第2の遮断器可動接点11,12の先端が第1および第2の遮断器固定接点21,22に接触する)ように連結シャフト12を上方に移動させるように指示する投入指令信号を生成する。
次に、本実施例による三相一括式遮断器10の変圧器停止時の動作について、図1乃至図4を参照して説明する。
なお、変圧器停止前においては、第1乃至第3のカムプレート131〜133の位置は、図1に示すように、第1乃至第3の溝13a1〜13a3の下端とされている。
操作制御部15は、外部から変圧器停止信号が入力されると、遮断指令信号を生成して、生成した遮断指令信号を遮断器操作部11に出力する。
遮断器操作部11は、遮断指令信号が操作制御部15から入力されると、連結シャフト12を下方に移動させる。その結果、第1乃至第3のカムプレート131〜133も下方に移動する。
第1乃至第3のカムプレート131〜133が下方に移動するに従って第3のカムローラ13b3の位置は第3の溝13a3の第3の斜線部に沿って上方に移っていくので、第3の遮断器可動接点13が第3の遮断器固定接点23から離れる方向に移動して、第3の遮断器可動接点13の先端が第3の遮断器固定接点23から離れる(図2参照)。その後、第3の遮断器可動接点13と第3の遮断器固定接点23とが完全に離れる。
一方、第1および第2のカムローラ13b1,13b2の位置は第1および第2の溝13a1,13a2の第1および第2の直線部に沿って上方にそれぞれ移っていくだけであるので、第1および第2の遮断器可動接点11,12は移動せずに第1および第2の遮断器固定接点21,22と完全に接触したままとなる(図2参照)。
第1乃至第3のカムプレート131〜133が下方に更に移動すると、第1および第2のカムローラ13b1,13b2の位置が第1および第2の溝13a1,13a2の第1および第2の斜線部に沿って上方にそれぞれ移っていくことにより、第1および第2の遮断器可動接点11,12が第1および第2の遮断器固定接点21,22から離れる方向にそれぞれ移動して、第3の遮断器可動接点13の先端が第3の遮断器固定接点23から離れてから1/4サイクル経過後に、第1および第2の遮断器可動接点11,12の先端が第1および第2の遮断器固定接点21,22からそれぞれ離れる(図3参照)。その後、第1および第2の遮断器可動接点11,12と第1および第2の遮断器固定接点21,22とは完全に離れる(図4参照)。
一方、第3のカムローラ13b3の位置は第3の溝13a3の第3の直線部に沿って上方に移っていくだけであるので、第3の遮断器可動接点13は移動せずに第3の遮断器固定接点2から完全に離れたままとなる。
次に、本実施例による三相一括式遮断器の変圧器充電時の動作について説明する。
なお、変圧器受電前においては、第1乃至第3のカムプレート131〜133の位置は、図4に示すように、第1乃至第3の溝13a1〜13a3の上端とされている。
操作制御部15は、外部から変圧器充電信号が入力されると、投入指令信号を生成して、生成した投入指令信号を遮断器操作部11に出力する。
遮断器操作部11は、投入指令信号が操作制御部15から入力されると、連結シャフト12を上方に移動させる。その結果、第1乃至第3のカムプレート131〜133も上方に向かって移動する。
第1乃至第3のカムプレート131〜133が上方に移動するに従って第1および第2のカムローラ13b1,13b2の位置が第1および第2の溝13a1,13a2の第1および第2の斜線部に沿って下方にそれぞれ移っていくことにより、第1および第2の遮断器可動接点11,12が第1および第2の遮断器固定接点21,22に近付く方向にそれぞれ移動して、第1および第2の遮断器可動接点11,12の先端が第1および第2の遮断器固定接点21,22とそれぞれ接触する(図3参照)。その後、第1および第2の遮断器可動接点11,12と第1および第2の遮断器固定接点21,22とが完全にそれぞれ接触する。
一方、第3のカムローラ13b3の位置は第3の溝13a3の第3の直線部に沿って下方に移っていくだけであるので、第3の遮断器可動接点13は移動せずに第3の遮断器固定接点2から完全に離れたままとなる。
第1乃至第3のカムプレート131〜133が上方に更に移動すると、第3のカムローラ13b3の位置が第3の溝13a3の第3の斜線部に沿って下方に移っていくことにより、第3の遮断器可動接点13が第3の遮断器固定接点23に近付く方向に移動して、第1および第2の遮断器可動接点11,12の先端が第1および第2の遮断器固定接点21,22と接触してから1/4サイクル経過後に、第3の遮断器可動接点13の先端が第3の遮断器固定接点23と接触する(図2参照)。その後、第3の遮断器可動接点13と第3の遮断器固定接点23とが完全に接触する(図1参照)。
一方、第1および第2のカムローラ13b1,13b2の位置は第1および第2の溝13a1,13a2の第1および第2の直線部に沿って下方にそれぞれ移っていくだけであるので、第1および第2の遮断器可動接点11,12は移動せずに第1および第2の遮断器固定接点21,22と完全に接触したままとなる。
なお、本発明による三相一括式遮断器は、中性点が直接接地されていない変圧器用に限定されるが、中性点にリアクトルや抵抗が設置されている変圧器で変圧器保護継電器として地絡過電流継電器が用いられている場合には、誤動作の恐れがあるため、変圧器充電時の継電器一時ロック回路を設ける必要がある。
また、遮断器の電流遮断は電流が“0”になる付近で実際の遮断となるが、本発明による三相一括式遮断器は、電流が“0”付近で三相一括式遮断器が開離するよう制御されるので、理想的な遮断となる。その結果、アーク接触子の消耗も少なくなるので、三相一括式遮断器の点検頻度の低減や延命化も図ることができる。
さらに、本発明による三相一括式遮断器では、事故時には位相制御されず通常遮断となるが、アーク消弧性能は通常の遮断器と大きな違いがないので、必要な事故遮断が可能である。
本発明の一実施例による三相一括式遮断器10の特徴部について説明するための図である。 図1に示した三相一括式遮断器10の変圧器停止時の動作について説明するための図である。 図1に示した三相一括式遮断器10の変圧器停止時の動作について説明するための図である。 図1に示した三相一括式遮断器10の変圧器停止時の動作について説明するための図である。 本発明の三相一括式遮断器における励磁突入電流抑制の原理についての実証試験において使用した三相一括式遮断器の構成を示す図である。 本発明の三相一括式遮断器における励磁突入電流抑制の原理についての変圧器停止時の実証試験の結果を示す図である。 本発明の三相一括式遮断器における励磁突入電流抑制の原理についての変圧器停止時の実証試験における第1乃至第3の遮断器可動接点511〜513の動きを示す図である。 本発明の三相一括式遮断器における励磁突入電流抑制の原理についての変圧器充電時の実証試験の結果を示す図である。 本発明の三相一括式遮断器における励磁突入電流抑制の原理についての変圧器充電時の実証試験における第1乃至第3の遮断器可動接点511〜513の動きを示す図である 励磁突入電流について説明するために3相送電線の第2相および第3相の電圧が小さい状況で従来の三相一括式遮断器を投入したときの一試験結果を示す図である。
符号の説明
1〜13,511〜513 第1乃至第3の遮断器可動接点
1〜23,521〜523 第1乃至第3の遮断器固定接点
1〜33 第1乃至第3のシャフト
10 三相一括式遮断器
11 遮断器操作部
12 連結シャフト
131〜133 第1乃至第3のカムプレート
13a1〜13a3 第1乃至第3の溝
13b1〜13b3 第1乃至第3のカムローラ
13c1〜13c3 第1乃至第3のガイドローラ
141〜143 第1乃至第3の連結具
15 操作制御部
1〜V3 第1乃至第3の相電圧
1〜t3 時刻

Claims (8)

  1. 1つの遮断器操作機構で3つの主接点を同時に操作して遮断/投入させる三相一括式遮断器(10)であって、前記遮断器操作機構が、前記3つの主接点のうちの1つの主接点を他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ早めに遮断させるとともに、該1つの主接点を該他の2つの主接点よりも1/4サイクルだけ遅めに投入させる主接点遮断/投入手段を具備することを特徴とする、三相一括式遮断器。
  2. 前記主接点遮断/投入手段が、3相送電線の前記1つの主接点に対応する相の電圧が最大になるタイミングで該1つの主接点を遮断させるとともに、該3相送電線の前記他の2つの主接点に対応する他の2つの相の線間電圧が最大になるタイミングで該他の2つの主接点を投入させることを特徴とする、請求項1記載の三相一括式遮断器。
  3. 前記主接点遮断/投入手段が、
    遮断器操作部(11)と、
    該遮断器操作部によって上下方向に移動される連結シャフト(12)と、
    該連結シャフトに直列に接続された、かつ、第1乃至第3の溝(13a1〜13a3)がそれぞれ形成された第1乃至第3のカムプレート(131〜133)と、
    第1乃至第3の連結具(141〜143)と、
    該第1乃至第3の連結具を介して前記3つの主接点の第1乃至第3のシャフト(31〜33)とそれぞれ連結された、かつ、前記連結シャフトが前記遮断器操作部によって上下方向に移動されると位置が前記第1乃至第3の溝に沿ってそれぞれ移る第1乃至第3のカムローラ(13b1〜13b3)と、
    を具備することを特徴とする、請求項1または2記載の三相一括式遮断器。
  4. 前記第1および第2の溝が、前記第1および第2のカムプレートの下端付近から上方に直線的に延びた第1および第2の直線部と、該第1および第2の直線部の上端から斜め上方に直線的に延びた第1および第2の斜線部とからなり、
    前記第3の溝が、前記第3のカムプレートの下端付近から前記斜め上方に直線的に延びた第3の斜線部と、該第3の斜線部の上端から上方に直線的に延びた第3の直線部とからなる、
    ことを特徴とする、請求項3記載の三相一括式遮断器。
  5. 前記第1乃至第3の溝の上下方向の長さが同じにされており、
    前記第1乃至第3の溝の前記第1乃至第3の直線部の上下方向の長さと該第1乃至第3の溝の前記第1乃至第3の斜線部の上下方向の長さとが同じにされている。
    ことを特徴とする、請求項4記載の三相一括式遮断器。
  6. 前記第1および第2の溝の前記第1および第2の直線部の上下方向の長さと前記第3の溝の前記第3の斜線部の上下方向の長さとが、前記第3のガイドローラの位置が該第3の斜線部の下端から上端まで移ると、該第3のガイドローラと前記第3の連結具を介して連結された前記第3のシャフトが該第3の斜線部の左右方向の長さ分だけ該左右方向の一方の方向に移動することにより前記1つの主接点が遮断される長さとされており、
    前記第1および第2の溝の前記第1および第2の斜線部の上下方向の長さと前記第3の溝の前記第3の直線部の上下方向の長さとが、前記第1および第2のガイドローラの位置が該第1および第2の斜線部の上端から下端までそれぞれ移ると、該第1および第2のガイドローラと前記第1および第2の連結具を介してそれぞれ連結された前記第1および第2のシャフトが該第1および第2の斜線部の左右方向の長さ分だけ該左右方向の他方の方向にそれぞれ移動することにより前記他の2つの主接点が投入される長さとされている、
    ことを特徴とする、請求項5記載の三相一括式遮断器。
  7. 前記遮断器操作部によって前記連結シャフトを下方に移動する速さが、前記第1乃至第3のガイドローラの位置が前記第1乃至第3の溝の下端から上端にそれぞれ移る間に前記1つの主接点が遮断されてから1/4サイクル経過後に前記他の2つの主接点が遮断されるように設定されており、
    前記遮断器操作部によって前記連結シャフトを上方に移動する速さが、前記第1乃至第3のガイドローラの位置が前記第1乃至第3の溝の上端から下端にそれぞれ移る間に前記他の2つの主接点が投入されてから1/4サイクル経過後に前記1つの主接点が投入されるように設定されている、
    ことを特徴とする、請求項3乃至6いずれかに記載の三相一括式遮断器。
  8. 前記主接点遮断/投入手段が、外部から変圧器停止信号が入力されると、前記3相送電線の3つの相電圧(V1〜V3)のうち前記1つの主接点に対応する1つの相電圧が最大となるタイミングで該1つの主接点が遮断されるように前記連結シャフトを下方に移動させるよう指示する遮断指令信号を生成して、該生成した遮断指令信号を前記遮断器操作部に出力するとともに、外部から変圧器充電信号が入力されると、前記3つの相電圧のうち前記他の2つの主接点に対応する他の2つの相電圧の差電圧が最大となるタイミングで該他の2つの主接点が投入されるように前記連結シャフトを上方に移動させるよう指示する投入指令信号を生成して、該生成した投入指令信号を前記遮断器操作部に出力する操作制御部(15)をさらに具備することを特徴とする、請求項3乃至7いずれかに記載の三相一括式遮断器。
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