JP2010134355A - トナー収容容器及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナー補給容器外の駆動力を用いた簡単な構成でトナー補給容器内に充填されたトナーを解し、良好な状態で現像装置に供給する。
【解決手段】トナー収容箱41の内面に沿って可撓性材料からなるトナー解し部材42を配置する。トナー解し部材はフィルム状となっており、トナー収容箱外に突き出した駆動伝達部材43と連続している。トナー収容箱外に突き出した駆動伝達部材に変位付与部材33から反復して外力が付与されると弾性変形を繰り返す。この弾性変形をトナー解し部材に伝達し、トナー解し部材を繰り返し変位させてトナー収容箱内のトナーを解す。
【選択図】 図6
【解決手段】トナー収容箱41の内面に沿って可撓性材料からなるトナー解し部材42を配置する。トナー解し部材はフィルム状となっており、トナー収容箱外に突き出した駆動伝達部材43と連続している。トナー収容箱外に突き出した駆動伝達部材に変位付与部材33から反復して外力が付与されると弾性変形を繰り返す。この弾性変形をトナー解し部材に伝達し、トナー解し部材を繰り返し変位させてトナー収容箱内のトナーを解す。
【選択図】 図6
Description
本発明は、トナー収容容器及びトナー収容容器を用いた画像形成装置に関する。
像保持体上の静電潜像に粉状のトナーを転移して可視像を形成する画像形成装置では、画像の形成にともなって現像装置内のトナーが消費される。この消費に応じてトナーを補充するために、トナー収容容器を装備する画像形成装置がある。このトナー収容容器は、画像形成装置に対して着脱が可能となったものが広く知られており、トナー収容容器内のトナーを現像装置に補充した後は取りはずして、新たなトナー収容容器と交換される。
また、転移されずに像保持体上に残留したトナーを回収してトナー収容容器に蓄積しておき、予め定められたタイミングで画像形成装置から取りはずして、新たなトナー収容容器と交換するものが知られている。
また、転移されずに像保持体上に残留したトナーを回収してトナー収容容器に蓄積しておき、予め定められたタイミングで画像形成装置から取りはずして、新たなトナー収容容器と交換するものが知られている。
トナー収容容器内に収容するトナーを徐々に排出し、現像装置に供給するものでは、収容するトナーがトナー収容容器内で締まって排出しにくくなるのを防止するために、トナー解し部材を有するものが提案されている。また、回収されたトナーを収容するトナー収容容器では、トナーを効率よく蓄積させるために、トナー解し部材を有するものが提案されている。
トナー解し部材は、トナー収容容器内でトナーを撹拌したり、移動させるものが採用されており、例えば特許文献1に記載されているものがある。
特許文献1に記載の現像剤補給容器は、現像剤を収容する現像剤収納容器の内部に回転可能に支持された現像剤撹拌部材を有している。この現像剤撹拌部材の駆動により、現像剤を現像剤排出開口部に向けて搬送するとともに、締め固められないように解すものとなっている。
上記現像剤撹拌部材の撹拌軸は、一端に現像剤収容容器の側壁を挟んでカップリング部材が嵌め合わされている。そして、現像剤収容容器を画像形成装置本体に装着したときに画像形成装置本体側から上記カップリング部材に回転駆動力が伝えられ、現像剤収容容器内で現像剤撹拌部材が駆動されるものとなっている。
特開2006−235470号公報
特許文献1に記載の現像剤補給容器は、現像剤を収容する現像剤収納容器の内部に回転可能に支持された現像剤撹拌部材を有している。この現像剤撹拌部材の駆動により、現像剤を現像剤排出開口部に向けて搬送するとともに、締め固められないように解すものとなっている。
上記現像剤撹拌部材の撹拌軸は、一端に現像剤収容容器の側壁を挟んでカップリング部材が嵌め合わされている。そして、現像剤収容容器を画像形成装置本体に装着したときに画像形成装置本体側から上記カップリング部材に回転駆動力が伝えられ、現像剤収容容器内で現像剤撹拌部材が駆動されるものとなっている。
画像形成装置本体に対して着脱が可能に設けられ、画像形成装置の使用によって交換されるトナー収容容器は簡単な構成であることが求められ、画像形成装置本体側の駆動力を用いてトナー収容容器内のトナーを解す構成も簡単なものが望ましい。
本願発明は、トナー解し部材を回転駆動する構成と比較して、簡単な構成でトナー収容箱内のトナーを解すことができるトナー収容容器及びトナー収容容器を用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、 粉状のトナーを収容するトナー収容箱と、 前記トナー収容箱内で前記トナーと接触し、繰り返し変位することが可能に支持されてトナーを解すトナー解し部材と、 前記トナー収容箱に設けられた開口から該トナー収容箱外に一部が突き出し、前記トナー収容箱外に突き出した部分に与えられた変位を前記トナー収容箱内の前記トナー解し部材に伝達する駆動伝達部材と、を有することを特徴とするトナー収容容器を提供する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のトナー収容容器において、 前記駆動伝達部材は、棒状又は板状の部材であって、前記トナー収容箱と相対的な変位が許容されるように支持されているものとする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のトナー収容容器において、 前記駆動伝達部材の前記トナー収容箱外に突き出した部分に外力が作用して変位が付与されたとき、該駆動伝達部材もしくは前記トナー解し部材又はこれらの双方に弾性変形が生じ、前記外力の解放によって前記駆動伝達部材及び前記トナー解し部材の位置が復元する動作をするものとする。
請求項4に係る発明は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載のトナー収容容器に
おいて、 前記トナー解し部材は、前記トナー収容箱の内面に沿って配置されたフィルム状の部材であり、該トナー収容箱の内面と直角方向に変位が生じるように支持されている
ものとする。
おいて、 前記トナー解し部材は、前記トナー収容箱の内面に沿って配置されたフィルム状の部材であり、該トナー収容箱の内面と直角方向に変位が生じるように支持されている
ものとする。
請求項5に係る発明は、 請求項4に記載のトナー収容容器において、 前記トナー解し部材は、前記トナー収容箱内で、湾曲するように弾性的な変形が生じた状態で保持されており、前記駆動伝達部材は前記トナー解し部材との接合部で該トナー解し部材に前記トナー収容箱の内面に沿った方向の変位を生じさせ、湾曲する曲率を変化させるものとする。
請求項6に係る発明は、 請求項4又は請求項5に記載のトナー収容容器において、 前記トナー解し部材は、前記トナー収容箱内で折り曲げられ、前記駆動伝達部材と連続する部分から折り曲げ線を越えた部分には、前記駆動伝達部材と連続する部分の曲げ変形を許容するように切断部が形成されているものとする。
請求項7に記載の発明は、 静電電位の差による潜像が形成される像保持体と、 前記像保持体上の潜像に粉状のトナーを転移させて現像する現像装置と、 前記現像装置に補給するトナーを収容し、前記現像装置に対してトナーを補給できる位置への装着、及びこの位置からの取り外しが可能となったトナー収容容器と、を有し、 前記トナー収容容器は、 粉状のトナーを収容し、下部に該トナーを排出するトナー排出口を備えたトナー収容箱と、 前記トナー収容箱内で前記トナーと接触し、繰り返し変位することが可能に支持されてトナーを解すトナー解し部材と、 前記トナー収容箱に設けられた開口から該トナー収容箱外に一部が突出し、前記トナー収容箱外に突出した部分に与えられた変位を前記トナー収容箱内の前記トナー解し部材に伝達する駆動伝達部材と、を備え、 前記トナー補給容器を前記現像装置にトナーの補給が可能な位置に装着したときに、前記現像装置に対して位置が不動に支持された駆動装置によって前記駆動伝達部材に変位が付与されるものであることを特徴とする画像形成装置を提供する。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、 前記駆動装置は、前記トナー補給容器から前記現像装置までのトナー搬送路に設けられた搬送部材を駆動するものであり、 前記搬送部材は、前記現像装置内におけるトナーの消費にともなって駆動されるものであり、 前記駆動伝達部材には、前記搬送部材の駆動時と対応して変位が付与されるものとする。
請求項1に係る発明のトナー収容容器では、トナー解し部材を回転駆動する構成と比較して、簡単な構成でトナー収容箱内のトナーを解すことができる。
請求項2に係る発明のトナー収容容器では、棒状又は板状以外の形状の部材を用いて変位をトナー収容箱内に伝達するものに比べて、駆動伝達部材の組み込みおよび駆動が簡単となる。
請求項3に係る発明のトナー収容容器では、繰り返しトナー解し部材を変位させることができる。
請求項4に係る発明のトナー収容容器では、フィルム状となったトナー解し部材の面をトナーに押し付け、広い範囲でトナーを解すことができる。
請求項5に係る発明のトナー収容容器では、フィルム状のトナー解し部材が湾曲しない状態で収容されているものに比べて、小さい力でトナー解し部材を面と直角方向に変位させ、トナー収容箱内のトナーを効率よく解すことができる。
請求項6に係る発明のトナー収容容器では、トナー解し部材の折り曲げられた部分を含む広い範囲の変位によって広範囲のトナーを解すことができるとともに、折り曲げられた部分によってトナー解し部材の変形が拘束されて、変位が生じにくくなるのを防ぐことができる。
請求項7に係る発明の画像形成装置では、画像形成装置本体側に設けられた駆動装置の駆動力で、トナー収容箱内から開口を介してトナー収容箱外に突き出した駆動伝達部材及びトナー収容箱内のトナー解し部材を変位させ、トナーを解すことができる。
請求項8に係る発明の画像形成装置では、搬送部材の駆動によるトナーの搬送時期に合わせてトナー解し部材を駆動することができる。
以下、本願に係る発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置を示す概略構成図である。
この画像形成装置1は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する4つの画像形成ユニット10a、10b、10c、10dを備えており、これらの全てと対向するように無端ベルト状の中間転写体11が支持され、周面が周回するように駆動されるものとなっている。中間転写体11の周面の移動方向における画像形成ユニット10a、10b、10c、10dが対向する位置の下流側には、転写装置である転写ロール12が中間転写体11と対向するように配置されており、この二次転写部にはシートトレイ13又は手差しトレイ16から搬送路14を経て記録シートが送り込まれる。記録シートの搬送経路における二次転写部の下流側には、トナー像を加熱及び加圧して記録シート上にトナー像を圧着する定着装置15が設けられ、その下流には排紙ロール対17及び排紙トレイ18が設けられ、トナー像が定着された記録シートを収容するものとなっている。また、定着装置15の下流側には、記録シートの裏面に画像を形成するために記録シートを反転して二次転写部に送り込む両面搬送路19が設けられている。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置を示す概略構成図である。
この画像形成装置1は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する4つの画像形成ユニット10a、10b、10c、10dを備えており、これらの全てと対向するように無端ベルト状の中間転写体11が支持され、周面が周回するように駆動されるものとなっている。中間転写体11の周面の移動方向における画像形成ユニット10a、10b、10c、10dが対向する位置の下流側には、転写装置である転写ロール12が中間転写体11と対向するように配置されており、この二次転写部にはシートトレイ13又は手差しトレイ16から搬送路14を経て記録シートが送り込まれる。記録シートの搬送経路における二次転写部の下流側には、トナー像を加熱及び加圧して記録シート上にトナー像を圧着する定着装置15が設けられ、その下流には排紙ロール対17及び排紙トレイ18が設けられ、トナー像が定着された記録シートを収容するものとなっている。また、定着装置15の下流側には、記録シートの裏面に画像を形成するために記録シートを反転して二次転写部に送り込む両面搬送路19が設けられている。
本実施例における画像形成装置1のハウジングの上面及び前面には上面開閉部8及び前面開閉部9が設けられている。前面開閉部9は、操作者が画像形成装置1を操作する位置に近い部分に設けられた支持軸9aを中心に回転して、ハウジングの前面部分を開放することができるものとなっている。また、上面開閉部8は、後方側上部に設けられた支持軸8aを中心に回転して、装置の上部を開放し、維持、管理等に対応できるようになっている。
上記画像形成ユニット10のそれぞれは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像のいずれかを形成することができるものであり、図1に示すように画像形成装置1内で所定の間隔をおいて配列されている。
上記画像形成ユニット10a、10b、10c、10dのそれぞれは、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム2を有しており、各感光体ドラム2の周囲に、該感光体ドラム2の表面をほぼ一様に帯電する帯電装置3と、感光体ドラム上に形成された潜像にトナーを転移させてトナー像を形成する現像装置4と、感光体ドラム2上のトナー像を中間転写体11上に一次転写する転写装置5と、転写後の感光体ドラム2に残留したトナーを回収するクリーニング装置6とを備えている。そして、一様に帯電された感光体ドラム2のそれぞれに、画像信号に基づく像光を照射して静電潜像を書き込む露光装置7が設けられている。
感光体ドラム2は、金属からなる円筒状部材の周面に有機感光体層を形成したものであ
り、金属部分は電気的に接地されている。
り、金属部分は電気的に接地されている。
上記帯電装置3は、ステンレス製の円筒状芯金に中抵抗のゴムを被覆したロール状の部
材を備えており、直流成分に交流成分が重畳された電圧を印加して感光体ドラム2の表面
を所望の電圧に帯電するものである。この帯電装置3に印加される電圧の直流成分Vhは、
例えば−600[V]とし、重畳される交流のピークツーピーク値Vbppは例えば1400[V]とすることができる。
材を備えており、直流成分に交流成分が重畳された電圧を印加して感光体ドラム2の表面
を所望の電圧に帯電するものである。この帯電装置3に印加される電圧の直流成分Vhは、
例えば−600[V]とし、重畳される交流のピークツーピーク値Vbppは例えば1400[V]とすることができる。
上記露光装置7は、画像信号に基づいて点滅するレーザー光を発生し、これをポリゴン
ミラーによってそれぞれの感光体ドラム2の主走査方向(軸線方向)にスキャンするもの
である。これによりそれぞれの感光体ドラム2のレーザー光が照査された部分の電位が減
衰し、静電電位の差によって各色の画像に相当する静電潜像が感光体ドラム2の表面に形
成される。
ミラーによってそれぞれの感光体ドラム2の主走査方向(軸線方向)にスキャンするもの
である。これによりそれぞれの感光体ドラム2のレーザー光が照査された部分の電位が減
衰し、静電電位の差によって各色の画像に相当する静電潜像が感光体ドラム2の表面に形
成される。
現像装置4には現像剤としてトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤が使用されて
おり、この二成分現像剤が現像ロールの周面上に磁気的に吸着されて搬送される。そして、現像ロールの周面上で規制ブレードにより適切な厚さの層とされ、感光体ドラム2との対向位置へと供給される。現像ロールには、トナーを感光体ドラム2上の静電潜像に転移させるために現像バイアス電圧Vdが印加されており、この現像バイアス電圧Vdは、例えば−500[V]とすることができる。
おり、この二成分現像剤が現像ロールの周面上に磁気的に吸着されて搬送される。そして、現像ロールの周面上で規制ブレードにより適切な厚さの層とされ、感光体ドラム2との対向位置へと供給される。現像ロールには、トナーを感光体ドラム2上の静電潜像に転移させるために現像バイアス電圧Vdが印加されており、この現像バイアス電圧Vdは、例えば−500[V]とすることができる。
上記中間転写体11は、上記画像形成ユニット10a、10b、10c、10dと対向して配置されており、例えば可撓性を有するPETやポリイミド等の合成樹脂で形成されたフィルム状の部材である。この中間転写体11の内側には、駆動ロール21と、対向ロール22と、支持ロール23とが配置され、中間転写体11はこれらに張架されて図1中に示す矢印Aの方向に周回移動するものとなっている。
上記転写ロール12は、上記対向ロール22と対向する位置に設けられ、中間転写体1
1を介して対向ロール22に押圧されている。この転写ロール12は、金属の芯材上に導
電性のゴム材で外周部を形成してロール状としたものであり、対向ロール22との間に転
写用のバイアス電圧が印加されるものである。
1を介して対向ロール22に押圧されている。この転写ロール12は、金属の芯材上に導
電性のゴム材で外周部を形成してロール状としたものであり、対向ロール22との間に転
写用のバイアス電圧が印加されるものである。
上記定着装置15は、加熱源を内蔵した加熱ロール15aと、この加熱ロールに押圧されて回転する加圧ロール15bとを備えている。そして、加熱ロール15aと加圧ロール15bとが互いに押圧される領域に記録シートが送り込まれ、加熱するとともに加圧してトナー像を記録シート上に定着するものとなっている。
上記加熱ロール15aは、金属製の芯金の周面上に耐熱性ゴム等の弾性体層が形成され
、加熱源としてハロゲンヒーターを内蔵している。加圧ロール15bは、金属製の芯金に
表面離型層を被覆したものである。
、加熱源としてハロゲンヒーターを内蔵している。加圧ロール15bは、金属製の芯金に
表面離型層を被覆したものである。
上記定着装置15の下流側に設けられた排紙ロール対17は、駆動ロールと、この駆動ロールとの間に記録シートを挟み込むピンチロールとから構成されている。ピンチロールは、自由に回転が可能に支持されて駆動ロールの回転に従動するものとなっており、駆動ロールが回転駆動されることによって駆動ロールとピンチロールとの間に挟み込まれた記録シートが搬送される。
上記現像装置4は、収容されているトナーの消費にともなってトナーが補給されるものとなっており、現像装置4に補給するトナーを収容するトナー補給容器31(トナー収容容器)が備えられている。このトナー補給容器31は、図2に示すように、周回移動する中間転写体11の側方の上部に設けられており、図3に示すようにトナー搬送路32を経て現像装置4へトナーを補給するものである。
トナーは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に4つのトナー補給容器31a,31b,31c,31dに収容されており、4つに仕切られた補給容器装着部30にそれぞれ装着されるものである。そして、現像装置4でのトナーの消費に応じて、これらトナー補給容器31から重力で落下するように排出され、トナー搬送部材によって搬送されて各トナーが対応する色のトナー像を形成する現像装置4に供給されるようになっている。
上記補給容器装着部30は、図2に示すように、装置本体の上面開閉部8を開放することによりアクセス可能となっており、トナー補給容器31を補給容器装着部30へ装着すること及び取り外すことが容易にできるものとなっている。
図4は上記トナー補給容器31の概略斜視図であり、図5はこのトナー補給容器の内部構造を示す概略透視図、図6は断面図である。
このトナー補給容器31は、補充されるトナーを収容するトナー収容箱41と、トナー収容箱41内でトナーを解すトナー解し部材42と、トナー解し部材42へ変位を伝達する駆動伝達部材43と、で主要部が形成されている。
このトナー補給容器31は、補充されるトナーを収容するトナー収容箱41と、トナー収容箱41内でトナーを解すトナー解し部材42と、トナー解し部材42へ変位を伝達する駆動伝達部材43と、で主要部が形成されている。
上記トナー収容箱41は、水平方向の断面が四角形の箱状となっており、下部は対向する2つの側面が傾斜して断面が縮小され、その底部がトナーの排出口41aとなっている。したがって、トナー収容箱41内に収容されたトナーは重力により、トナー収容箱41の底部に設けられた排出口41aから落下するように排出される。一方、上面にはトナーを充填する充填口41bが設けられており、キャップをはずしてトナーを補給することができるものである。
上記トナー解し部材42は、本実施の形態では、可撓性フィルムで形成されており、上記トナー収容箱41の鉛直方向の内面に沿って配置されている。このトナー解し部材の基部42aは、トナー収容箱41の第1の内壁面41cに沿った位置にあり、その両側部は上下方向の折り曲げ線42eで折り曲げて折り曲げ部42b,42cが形成されている。これらの折り曲げ部42b,42cは、第1の内壁面41cの両側に隣接する第2の内壁面及び第3の内壁面に沿って配置され、ほぼ水平方向に複数の切り込み42dが設けられて上下方向に複数の部分に分割されている。これにより、基部42aがトナー収容箱41の内側へ凸状に変形するのを許容するようになっている。
上記基部42aの下端部は外側に折り曲げられ、トナー収容箱41に設けられた開口41dから外側に突き出しており、この折り曲げられた部分が本実施の形態における駆動伝達部材43となっている。基部42aの下端部は、この駆動伝達部材43が開口41dの縁によって上下方向に移動が拘束されるとともに、基部42aの上端部も上下方向の移動が拘束されている。そして、図6に示すように、基部42aは湾曲して上下方向の中位部分がトナー収容箱41の内側へ凸状となるように弾性変形を生じた状態で保持されている。基部42aの上端部の拘束は、トナー収容箱41の内壁面に両面接着テープ44や接着剤等を用いて接着することによって移動を拘束することができる。また、突起やピン等を設けて上端部を係止し、上方への変位を拘束するものであってもよい。
上記駆動伝達部材43は、トナー収容箱41の壁面に設けられた開口41dの縁との間に生じている隙間の範囲内で上下方向に変位が許容されるとともに、角度を変更する変位が許容されるものとなっている。そして、この駆動伝達部材43のトナー収容箱41外に突き出した先端付近は、トナー収容箱41を画像形成装置本体の補給容器装着部30に装着したときに、画像形成装置本体に支持された変位付与部材33と接触するようになっている。
なお、トナー収容箱41の壁面に設けられた開口41dとこれを貫通する駆動伝達部材43との間は、柔軟な弾性部材例えば発泡ゴムや発泡樹脂によって塞がれており、駆動伝達部材43の挙動を拘束することなくトナーの漏出を抑止するものとなっている。
なお、トナー収容箱41の壁面に設けられた開口41dとこれを貫通する駆動伝達部材43との間は、柔軟な弾性部材例えば発泡ゴムや発泡樹脂によって塞がれており、駆動伝達部材43の挙動を拘束することなくトナーの漏出を抑止するものとなっている。
上記変位付与部材33は、画像形成装置本体に設けられ、トナー収容箱41が画像形成装置本体に装着された状態で駆動伝達部材43に強制的な変位を繰り返し付与するものである。
この変位付与部材33は、駆動モータ34によって駆動されるものであり、回転駆動される支持軸33aと、この支持軸33aに張り出して固着された張り出し部33bとを有するものである。駆動モータ34の回転駆動により支持軸33a及び張り出し部33bが図4中に示す矢印Bの方向へ回転し、張り出し部33bが駆動伝達部材43に接触して押し下げるように変位させるものとなっている。そして、さらに回転すると張り出し部33bと駆動伝達部材43との接触が解放され、駆動伝達部材43は押し下げられていた位置から弾性反発力によって上方へ跳ね上がるように変位し、このような動作を繰り返すものとなっている。
上記支持軸33a及び張り出し部33bの回転数は適宜に設計することができるものであるが、1回/秒〜10回/秒程度が望ましく、2回/秒〜5回/秒程度がより望ましい。
この変位付与部材33は、駆動モータ34によって駆動されるものであり、回転駆動される支持軸33aと、この支持軸33aに張り出して固着された張り出し部33bとを有するものである。駆動モータ34の回転駆動により支持軸33a及び張り出し部33bが図4中に示す矢印Bの方向へ回転し、張り出し部33bが駆動伝達部材43に接触して押し下げるように変位させるものとなっている。そして、さらに回転すると張り出し部33bと駆動伝達部材43との接触が解放され、駆動伝達部材43は押し下げられていた位置から弾性反発力によって上方へ跳ね上がるように変位し、このような動作を繰り返すものとなっている。
上記支持軸33a及び張り出し部33bの回転数は適宜に設計することができるものであるが、1回/秒〜10回/秒程度が望ましく、2回/秒〜5回/秒程度がより望ましい。
次に、上記変位付与部材33が駆動伝達部材43に上記のような変位を付与するときのトナー解し部材42の動作について説明する。
図7は、駆動伝達部材43が変位付与部材33の回転により下方に押し下げられたときのトナー解し部材42の変位を示す断面図であり、図8は、駆動伝達部材43の変位を拡大して示す断面図である。
トナー収容箱41から突き出した駆動伝達部材43が変位付与部材33により下方に押し下げられると、図8に示すように、駆動伝達部材43には弾性的な曲げ変形が生じるとともに、トナー収容箱41に設けられた開口41dの縁を支点にして突き出す角度が変化し、トナー収容箱41の内部でトナー解し部材42との接合部が上方に押し上げられる。この変位により、図7に示すように、トナー解し部材42の基部42aはトナー収容箱41の内側へ凸状に湾曲した曲率が大きくなり、内側へ押し出されるように変位する。また、このような動作にともなって基部42aの両側に形成されている折り曲げ部42b,42cは、水平方向への移動が生じるとともに、張り出し角度が変化し、先端付近には上下方向の変位が生じる。
図7は、駆動伝達部材43が変位付与部材33の回転により下方に押し下げられたときのトナー解し部材42の変位を示す断面図であり、図8は、駆動伝達部材43の変位を拡大して示す断面図である。
トナー収容箱41から突き出した駆動伝達部材43が変位付与部材33により下方に押し下げられると、図8に示すように、駆動伝達部材43には弾性的な曲げ変形が生じるとともに、トナー収容箱41に設けられた開口41dの縁を支点にして突き出す角度が変化し、トナー収容箱41の内部でトナー解し部材42との接合部が上方に押し上げられる。この変位により、図7に示すように、トナー解し部材42の基部42aはトナー収容箱41の内側へ凸状に湾曲した曲率が大きくなり、内側へ押し出されるように変位する。また、このような動作にともなって基部42aの両側に形成されている折り曲げ部42b,42cは、水平方向への移動が生じるとともに、張り出し角度が変化し、先端付近には上下方向の変位が生じる。
一方、変位付与部材33と駆動伝達部材43との接触が解除されると、駆動伝達部材43の位置は押し下げられた位置から元の位置に弾性的に復元し、この復元によりトナー解し部材の基部42a及び折り曲げ部42b,42cも元の位置に復帰する。この駆動伝達部材43の急激な復元動作により、トナー解し部材との連続体に固有振動数の減衰振動が生じる。
このような動作が、変位付与部材33の回転により繰り返し生じ、トナー収容箱41内のトナーは、基部42aによって水平方向へ繰り返し押圧されて解される。また、折り曲げ部42b,42cが第2の内壁面及び第3の内壁面に沿って移動し、トナー収容箱内のトナーを上下方向に揺するように動作して解すことになる。また、駆動伝達部材43の変位が弾性的に復元されるときの減衰振動がトナー解し部材42からトナーに伝達され、トナーを解すように作用する。
この実施形態のトナー補給容器31では、トナー収容箱41の開口41dから突き出した駆動伝達部材43は、トナー補給容器31を画像形成装置の本体に装着したときの位置に多少の誤差があっても変位付与部材33と接触して変位が付与されるものであれば良く、トナー補給容器31及び駆動伝達部材43、トナー解し部材42等の製作に高い精度は必要とされない。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な形態を含むものであり、例えば次のような構成を含むものであっても良い。
上記実施の形態では現像剤としてトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤が用いられており、トナー補給容器31には現像剤に補給するためのトナーを収容しているが、一成分現像剤を用いた現像装置の補充用トナーを収容してもよい。
また、上記実施の形態では現像装置の補充用トナーを収容するトナー補給容器31にトナー解し部材を設けるものであるが、クリーニング装置6で回収されたトナーを収容するトナー収容容器にトナー解し部材を設けてもよい。
トナー解し部材は、上記実施の形態の形状に限定されるものではなく、異なる形状としても良い。また、フィルム状の部材に限定されるものではなく、トナー収容箱の内部で変位してトナーを解すことができるものであれば、様々な形状又は形態のものを用いることができ、例えば板状、翼体状、棒状等であっても良い。また、これらの組み合わせであっても良い。そして、トナー解し部材がトナーを解す動作も、上記実施例のものに限定されるものではなく上下に変位するものや旋回するように動作するもの等、トナーを解すことができる動作であれば様々な動作を採用することができる。
上記実施の形態では現像剤としてトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤が用いられており、トナー補給容器31には現像剤に補給するためのトナーを収容しているが、一成分現像剤を用いた現像装置の補充用トナーを収容してもよい。
また、上記実施の形態では現像装置の補充用トナーを収容するトナー補給容器31にトナー解し部材を設けるものであるが、クリーニング装置6で回収されたトナーを収容するトナー収容容器にトナー解し部材を設けてもよい。
トナー解し部材は、上記実施の形態の形状に限定されるものではなく、異なる形状としても良い。また、フィルム状の部材に限定されるものではなく、トナー収容箱の内部で変位してトナーを解すことができるものであれば、様々な形状又は形態のものを用いることができ、例えば板状、翼体状、棒状等であっても良い。また、これらの組み合わせであっても良い。そして、トナー解し部材がトナーを解す動作も、上記実施例のものに限定されるものではなく上下に変位するものや旋回するように動作するもの等、トナーを解すことができる動作であれば様々な動作を採用することができる。
このトナー解し部材に変位を伝達する駆動伝達部材は、上記の実施の形態では、駆動伝達部材43をトナー解し部材42と一体として形成したが、駆動伝達部材をトナー解し部材とは別に形成し、トナー収容箱内でトナー解し部材と接合してもよい。そして、トナー収容箱に設けられた開口から外部に突き出し、トナー収容箱内のトナー解し部材に変位を伝達することができるものであれば、板状・棒状の他、様々な形態のものを用いることができる。また、使用する材料も剛性や変形許容量を考慮して適宜に選択することができ、トナー解し部材に変位を伝達することができるものであれば非可撓性の材料で形成することも可能である。
また、駆動伝達部材の動作も、変位付与部材によってはじかれるように変形と復元とを繰り返すものに限定されるものではなく、突き出した方向に繰り返し往復動するものや、突き出した方向に対して直角方向に繰り返し変位するもの、突き出した方向の軸線回りに予め定められた角度の範囲内で繰り返し回転運動をするもの等を採用することもできる。また、このような動作に応じて、変位の周期も適宜に設定することができ、上記実施形態の駆動伝達部材が動作する周期より短いもの、あるいは長いのものとすることができる。
上記実施の形態では、駆動伝達部材はトナー解し部材の下部と接合されているが、駆動伝達部材とトナー解し部材の接合位置は、上記に限定されるものではなく、トナー解し部材の上部又は中位に接合されてトナー収容箱から外部に突き出しているものであっても良い。また、駆動伝達部材はトナー収容箱の上面から上方へ突き出しているものでもよい。
上記駆動伝達部材およびトナー解し部材の動作に応じて、変位付与部材も適宜に設計される。したがって、上記実施の形態のように回転して駆動伝達部材をはじくように変位させるものに限定されず、往復動による変位や回転方向の変位を付与するものであっても良い。
変位付与部材を駆動する駆動源は、変位付与部材を駆動するためだけに設ける必要はなく、他の部材の駆動に用いられるものを併用することができる。
図9は、トナー補給容器31から現像装置4までのトナー搬送路32に設けられたトナー搬送部材35を駆動する駆動モータ36を、変位付与部材33の駆動にも用いる機構の概略構成図である。
トナー補給容器31の下方には、図10に示すようにトナー搬送路32が設けられ、トナー補給容器31の排出口からトナー搬送路32に解されたトナーが落下するようになっている。トナー搬送路32にはスクリュー状となったトナー搬送部材35が配置されており、このトナー搬送部材35を軸線回りに回転することによってトナーが搬送され、現像装置4に補給されるようになっている。
図9は、トナー補給容器31から現像装置4までのトナー搬送路32に設けられたトナー搬送部材35を駆動する駆動モータ36を、変位付与部材33の駆動にも用いる機構の概略構成図である。
トナー補給容器31の下方には、図10に示すようにトナー搬送路32が設けられ、トナー補給容器31の排出口からトナー搬送路32に解されたトナーが落下するようになっている。トナー搬送路32にはスクリュー状となったトナー搬送部材35が配置されており、このトナー搬送部材35を軸線回りに回転することによってトナーが搬送され、現像装置4に補給されるようになっている。
駆動モータ36は第1のギア37を介してトナー搬送部材35を駆動するとともに、第2のギア38を介して変位付与部材33を駆動するようになっている。トナー搬送部材35は、現像装置内のトナーが減少したときに作動してトナーを補給するものとなっており、変位付与部材33はトナーの搬送及び現像装置4への供給が行われるタイミングに合わせて駆動され、トナー収容箱内のトナーを解すものとなっている。
なお、第1のギア37及び第2のギア38の支持軸に回転を制御するクラッチ(図示せず)を設け、どちらか一方だけの駆動を可能とすることもできる。
なお、第1のギア37及び第2のギア38の支持軸に回転を制御するクラッチ(図示せず)を設け、どちらか一方だけの駆動を可能とすることもできる。
1:画像形成装置、 2:感光体ドラム、 3:帯電装置、 4:現像装置、
5:転写装置、 6:クリーニング装置、 7:露光装置、 8:上面開閉部、
9:前面開閉部、
10:画像形成ユニット、 11:中間転写体、 12:転写ロール、 13:シートトレイ、 14:搬送路、 15:定着装置、 16:手差しトレイ、 17:排紙ロール対、 18:排紙トレイ、 19:両面搬送路、
21:駆動ロール、 22:対向ロール、 23:支持ロール、
30:補給容器装着部、 31:トナー補給容器、 32:トナー搬送路、 33:変位付与部材、 33a:支持軸、 33b:張り出し部、 34:駆動モータ、 35:トナー搬送部材、 36:駆動モータ、 37:第1のギア37、 38:第2のギア、
41:トナー収容箱、 41a:トナーの排出口、 41b:トナーの充填口、 41c:トナー収容箱の第1の内壁面、 41d:トナー収容箱に設けられた開口、
42:トナー解し部材、 42a:トナー解し部材の基部、 42b,42c:トナー解し部材の折り曲げ部、 42d:折り曲げ部に設けられた切り込み、 43:駆動伝達部材、 44:両面接着テープ
5:転写装置、 6:クリーニング装置、 7:露光装置、 8:上面開閉部、
9:前面開閉部、
10:画像形成ユニット、 11:中間転写体、 12:転写ロール、 13:シートトレイ、 14:搬送路、 15:定着装置、 16:手差しトレイ、 17:排紙ロール対、 18:排紙トレイ、 19:両面搬送路、
21:駆動ロール、 22:対向ロール、 23:支持ロール、
30:補給容器装着部、 31:トナー補給容器、 32:トナー搬送路、 33:変位付与部材、 33a:支持軸、 33b:張り出し部、 34:駆動モータ、 35:トナー搬送部材、 36:駆動モータ、 37:第1のギア37、 38:第2のギア、
41:トナー収容箱、 41a:トナーの排出口、 41b:トナーの充填口、 41c:トナー収容箱の第1の内壁面、 41d:トナー収容箱に設けられた開口、
42:トナー解し部材、 42a:トナー解し部材の基部、 42b,42c:トナー解し部材の折り曲げ部、 42d:折り曲げ部に設けられた切り込み、 43:駆動伝達部材、 44:両面接着テープ
Claims (8)
- 粉状のトナーを収容するトナー収容箱と、
前記トナー収容箱内で前記トナーと接触し、繰り返し変位することが可能に支持されてトナーを解すトナー解し部材と、
前記トナー収容箱に設けられた開口から該トナー収容箱外に一部が突き出し、前記トナー収容箱外に突き出した部分に与えられた変位を前記トナー収容箱内の前記トナー解し部材に伝達する駆動伝達部材と、を有することを特徴とするトナー収容容器。 - 前記駆動伝達部材は、棒状又は板状の部材であって、前記トナー収容箱と相対的な変位が許容されるように支持されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー収容容器。
- 前記駆動伝達部材の前記トナー収容箱外に突き出した部分に外力が作用して変位が付与されたとき、該駆動伝達部材もしくは前記トナー解し部材又はこれらの双方に弾性変形が生じ、前記外力の解放によって前記駆動伝達部材及び前記トナー解し部材の位置が復元する動作をするものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー収容容器。
- 前記トナー解し部材は、前記トナー収容箱の内面に沿って配置されたフィルム状の部材であり、該トナー収容箱の内面と直角方向に変位が生じるように支持されていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のトナー収容容器。
- 前記トナー解し部材は、前記トナー収容箱内で、湾曲するように弾性的な変形が生じた状態で保持されており、前記駆動伝達部材は前記トナー解し部材との接合部で該トナー解し部材に前記トナー収容箱の内面に沿った方向の変位を生じさせ、湾曲する曲率を変化させるものであることを特徴とする請求項4に記載のトナー収容容器。
- 前記トナー解し部材は、前記トナー収容箱内で折り曲げられ、前記駆動伝達部材と連続する部分から折り曲げ線を越えた部分には、前記駆動伝達部材と連続する部分の曲げ変形を許容するように切断部が形成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のトナー収容容器。
- 静電電位の差による潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体上の潜像に粉状のトナーを転移させて現像する現像装置と、
前記現像装置に補給するトナーを収容し、前記現像装置に対してトナーを補給できる位置への装着、及びこの位置からの取り外しが可能となったトナー収容容器と、を有し、
前記トナー収容容器は、
粉状のトナーを収容し、下部に該トナーを排出するトナー排出口を備えたトナー収容箱と、
前記トナー収容箱内で前記トナーと接触し、繰り返し変位することが可能に支持されてトナーを解すトナー解し部材と、
前記トナー収容箱に設けられた開口から該トナー収容箱外に一部が突出し、前記トナー収容箱外に突出した部分に与えられた変位を前記トナー収容箱内の前記トナー解し部材に伝達する駆動伝達部材と、
を備え、
前記トナー補給容器を前記現像装置にトナーの補給が可能な位置に装着したときに、前記現像装置に対して位置が不動に支持された駆動装置によって前記駆動伝達部材に変位が付与されるものであることを特徴とする画像形成装置。 - 前記駆動装置は、前記トナー補給容器から前記現像装置までのトナー搬送路に設けられた搬送部材を駆動するものであり、
前記搬送部材は、前記現像装置内におけるトナーの消費にともなって駆動されるものであり、
前記駆動伝達部材には、前記搬送部材の駆動時と対応して変位が付与されるものであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008312252A JP2010134355A (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | トナー収容容器及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008312252A JP2010134355A (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | トナー収容容器及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010134355A true JP2010134355A (ja) | 2010-06-17 |
Family
ID=42345684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008312252A Withdrawn JP2010134355A (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | トナー収容容器及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010134355A (ja) |
-
2008
- 2008-12-08 JP JP2008312252A patent/JP2010134355A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |