JP2010131615A - レーザ溶接シールド方法及びシールドガス供給ノズル及びレーザ溶接シールド装置 - Google Patents

レーザ溶接シールド方法及びシールドガス供給ノズル及びレーザ溶接シールド装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
溝を有する部材の溶接に於いて、シールドガスによるシールド性を向上すると共にシールドガスの消費量を抑制して溶接コストの低減を図る。
【解決手段】
溶接線4に沿ってスリット状のシールドガス吐出口17を対峙させ、該シールドガス吐出口より被溶接部材2,3の表面に沿って層状にシールドガスを吐出し、溶接部をガスシールドする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、溝を有する部材をレーザにより突合わせ溶接を行う場合のレーザ溶接シールド方法及びシールドガス供給ノズル及びレーザ溶接シールド装置に関するものである。
溶接品質を向上、維持する為、溶接部を不活性ガスにより覆うガスシールドが行われる。特に、アルミニウム、ステンレス鋼の様に酸化皮膜が溶接品質を阻害する様な母材では良好なガスシールドは不可欠である。
又、溝を有する部材、例えば冷却フィンを有するヒートシンクの様な部材を、溝が連続する様に溶接する場合は、突合わせ部の溶接線は溝の断面形状に沿って複雑に屈曲する。
例えば、図8に示される様な、U字溝1が所定ピッチで形成され被溶接部材2,3を前記U字溝1が連続する様に突合わせ、溶接線4に沿って溶接する場合、該溶接線4は前記U字溝1の断面形状に従って、複雑に屈曲している。
この為、前記溶接線4に沿ってレーザ溶接する場合、溶接点を局部的にガスシールドするのは困難であり、従来では前記U字溝1の上端開口部をテープ、或は板等の遮蔽部材5により閉塞し、前記U字溝1の端面から不活性ガス6を流し、溶接部のガスシールドを行っている。
ところが、レーザ溶接を行う為、前記遮蔽部材5の溶接線対応部分に欠切部7を生じ、該欠切部7から大気を巻込み、シールド性を損うという問題があった。更に、前記U字溝1全体をシールドガス雰囲気としなければならず、シールドガスの消費量が多くなり、溶接コストが上昇するという問題があった。
尚、平板をレーザ溶接する場合にシールドガスを供給するノズルについては、特許文献1に示されるものがある。
特開2007−253216号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、溝を有する部材の溶接に於いて、シールドガスによるシールド性を向上すると共にシールドガスの消費量を抑制して溶接コストの低減を図るものである。
本発明は、溶接線に沿ってスリット状のシールドガス吐出口を対峙させ、該シールドガス吐出口より被溶接部材の表面に沿って層状にシールドガスを吐出し、溶接部をガスシールドするレーザ溶接シールド方法に係り、又前記溶接線が溝を有する被溶接物の突合わせ部に形成され、前記シールドガス吐出口は、前記溝の断面形状に沿う様屈曲されたレーザ溶接シールド方法に係るものである。
又本発明は、溶接線と平行に形成されたシールドガス吐出口を具備し、該シールドガス吐出口より、被溶接物表面に沿って層状にシールドガスを吐出する様構成したことを特徴とするシールドガス供給ノズルに係るものである。
又本発明は、被溶接物の溝に嵌合可能な外形を有する外ケースと、該外ケースの内側に配設され、該外ケースとの間に空間を形成する内ケースとを具備し、前記シールドガス吐出口は前記外ケースの溶接線側端縁と該溶接線側端縁に対峙する前記内ケースの端縁によって形成されたシールドガス供給ノズルに係り、又前記シールドガス吐出口と反対側に位置する後板を有し、前記空間にはシールドガス供給管が挿入配設され、該シールドガス供給管の前記後板に対峙する面に所定ピッチでガス噴出口が穿設され、前記シールドガス供給管に供給されたシールドガスは前記ガス噴出口より前記後板に向って噴出される様構成したシールドガス供給ノズルに係り、又前記シールドガス供給管は、前記空間の1端から他端に向って横断し、溝の断面形状と相似形となる様屈曲されたシールドガス供給ノズルに係り、又前記内ケースの溶接線側端部は溝の壁面に向う様傾斜され、吐出されるシールドガスに溝の壁面に向う分速を与える様にしたシールドガス供給ノズルに係り、更に又シールドガス吐出方向と平行なガス噴出管を有し、該ガス噴出管からレーザ光線を横切る様に圧縮ガスが噴出され、プラズマの発生を抑制する様にしたシールドガス供給ノズルに係るものである。
又本発明は、溶接線と平行にシールドガス吐出口が形成され、該シールドガス吐出口より、被溶接物表面に沿って層状にシールドガスを吐出する様構成したシールドガス供給ノズルを具備したレーザ溶接シールド装置に係るものである。
本発明によれば、溶接線に沿ってスリット状のシールドガス吐出口を対峙させ、該シールドガス吐出口より被溶接部材の表面に沿って層状にシールドガスを吐出し、溶接部をガスシールドするので、溶接部がシールドガスにより確実に覆われ、シールド性が向上する。
又本発明によれば、前記溶接線が溝を有する被溶接物の突合わせ部に形成され、前記シールドガス吐出口は、前記溝の断面形状に沿う様屈曲されたので、複雑な形状を有する被溶接物のレーザ溶接に於いて、溶接部を確実にシールドガスにより覆い、シールド可能である為、溶接品質が向上し、又溶接部に限定してガスシールドするので、シールドガスの消費を抑制でき、溶接コストの低減が図れる。
又本発明によれば、溶接線と平行に形成されたシールドガス吐出口を具備し、該シールドガス吐出口より、被溶接物表面に沿って層状にシールドガスを吐出する様構成したので、少量のシールドガスにより確実に溶接部を覆うことができシールドガスの消費を抑制でき、溶接コストの低減が図れる。
又本発明によれば、被溶接物の溝に嵌合可能な外形を有する外ケースと、該外ケースの内側に配設され、該外ケースとの間に空間を形成する内ケースとを具備し、前記シールドガス吐出口は前記外ケースの溶接線側端縁と該溶接線側端縁に対峙する前記内ケースの端縁によって形成されたので、シールドガス供給ノズルの設置は溝に嵌合するだけでよく、短時間でセッティングが可能であり、作業性に優れる。
又本発明によれば、前記シールドガス吐出口と反対側に位置する後板を有し、前記空間にはシールドガス供給管が挿入配設され、該シールドガス供給管の前記後板に対峙する面に所定ピッチでガス噴出口が穿設され、前記シールドガス供給管に供給されたシールドガスは前記ガス噴出口より前記後板に向って噴出される様構成したので、シールドガスの流速分布が均一化し、溶接線全長に亘って、均等で高品質なガスシールドが実現できる。
又本発明によれば、前記シールドガス供給管は、前記空間の1端から他端に向って横断し、溝の断面形状と相似形となる様屈曲されたので、空間内に均等にシールドガスが噴出され、速度分布の均一化が図れる。
又本発明によれば、前記内ケースの溶接線側端部は溝の壁面に向う様傾斜され、吐出されるシールドガスに溝の壁面に向う分速を与える様にしたので、壁面に沿ったシールドガスの層状流れが形成でき、溶接部を確実にシールド可能となる。
又本発明によれば、シールドガス吐出方向と平行なガス噴出管を有し、該ガス噴出管からレーザ光線を横切る様に圧縮ガスが噴出され、プラズマの発生を抑制する様にしたので、プラズマによるレーザ光線のエネルギの吸収を抑制でき、溶接品質が向上する。
更に又本発明によれば、溶接線と平行にシールドガス吐出口が形成され、該シールドガス吐出口より、被溶接物表面に沿って層状にシールドガスを吐出する様構成したシールドガス供給ノズルを具備したので、溶接部がシールドガスにより確実に覆われ、シールド性が向上し、高品質な溶接が行える等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1〜図4に於いて、本発明が実施されるシールドガス供給ノズルについて説明する。
尚、シールドガス供給ノズルの一例として、図8で示したU字溝1に適用される場合を説明する。又、図1中、左を後ろ、右を前とし、上下は図中の上下と同一とする。
シールドガス供給ノズル11は上記したU字溝1に嵌合可能な形状となっている。
以下、具体的に説明する。
板材を下部が円筒面となる様にU字形状に屈曲成形した外ケース12を後板13に固着し、又前記外ケース12の内部にU字形状の内ケース14を配設し、該内ケース14を前記後板13に固着する。
該内ケース14と前記外ケース12との間にU状の空間15が形成され、該空間15の上方は、前記外ケース12と前記内ケース14の上端に掛渡って固着された上板16によって気密に閉塞される。
前記内ケース14の前端部14aは前端が前記外ケース12に近接する様に傾斜され、更に前記内ケース14の前端は前記外ケース12の前端より所定量前方に突出される。而して、前記内ケース14の前端縁と該前端縁に対峙する前記外ケース12の前端縁との間にU状のスリット間隙であるシールドガス吐出口17が形成される。
前記空間15にはシールドガス供給管18が、前記空間15の1端から他端に向って横断する様に配設される。前記シールドガス供給管18は、好ましくは、該空間15と相似形状であるU字形状に屈曲され、前記シールドガス供給管18は前記上板16を貫通して上方に延出すると共に該上板16に固着され、該上板16に支持される。前記外ケース12、前記後板13、前記内ケース14、前記上板16によって前記空間15は気密に閉塞され、該空間15に前記シールドガス吐出口17が連通する。
前記シールドガス供給管18は前記後板13と所定の間隔を隔てて平行となっており、前記シールドガス供給管18の後面(前記後板13と対峙する面)には所定のピッチで、管軸心に沿ってガス噴出口19が穿設されている。
前記後板13にはガス噴出管21が、前記外ケース12と平行に、即ち該外ケース12の円筒部の中心線と平行に貫通し、前記ガス噴出管21は前記内ケース14で囲まれた空間の中心部に所定長さ突出している。
前記後板13の後面には、前記U字溝1より僅かに大きい相似形のシールプレート22が固着されている。該シールプレート22は、高弾性材料、例えばゴム製となっている。
前記シールドガス供給管18は、不活性ガス供給源、例えばアルゴンガス供給源に接続され、前記ガス噴出管21は圧縮ガス源、例えば圧縮空気源に接続される。
以下、図5、図6を参照して本発明の作用について説明する。
図5中、前記上板16を省略して図示してあり、又図6中、24はレーザ溶接シールド装置のレーザ照射ヘッドであり、レーザ光線25を溶接部に照射すると共に、前記溶接線4に沿ってレーザ光線25を走査する様、回転可能となっている。
レーザ溶接を行う準備として、前記シールドガス供給ノズル11を前記U字溝1に嵌合する。該シールドガス供給ノズル11の嵌合位置は、前記溶接線4と前記シールドガス吐出口17とが所要距離L、離れた位置となる様に設定する。ここで、前記距離Lは、レーザ溶接に支障ない距離で更に、シールド性が損われない距離であり、略5〜50mmとする。
前記シールドガス供給ノズル11が前記U字溝1に嵌合した状態では、前記シールプレート22が前記U字溝1の壁面に密着しており、前記シールドガス供給ノズル11と前記U字溝1間の間隙を封止する。
次に、前記シールドガス供給管18に不活性ガス(例えばアルゴンガス)であるシールドガスを供給する。シールドガスは、複数の前記ガス噴出口19から分散して前記後板13に向って噴出し、該後板13に衝突する。該後板13に衝突することで、シールドガスは拡散し、反転して前記シールドガス吐出口17に向って流れる。噴出したシールドガスが拡散、反転することで、流れ分布が均一化され、更に前記空間15で膨張、滞留した後、前記シールドガス吐出口17に至る間に整流され、該シールドガス吐出口17より吐出する。従って、シールドガスは前記シールドガス吐出口17全長に亘って速度が均一で、而も層流状態で流出する。又、前記前端部14aは、前記外ケース12に近接する様に傾斜されているので、前記シールドガス吐出口17から吐出されるシールドガスは、前記前端部14aに案内され、前記U字溝1の壁面に向う分速が与えられる。吐出されたシールドガスは、該U字溝1の壁面に沿った層流状態の流れとなり、前記溶接線4の全長に亘りガスシールドする。
前記レーザ照射ヘッド24から前記レーザ光線25を射出し、前記U字溝1の底面最下位置から該U字溝1の壁面の上端に向って走査して、溶接を実行する。前記溶接線4全長を溶接する場合は、2回に分けられ、いずれも下方から上方に向って溶接が行われる。
下方から上方に向って溶接をすることで、溶融金属の溶落ちが抑制され、アンダーカットが防止できる。
又、レーザ溶接を行うことで、溶融金属から金属蒸気が発生し、更に金属蒸気によりプラズマが発生する。プラズマは、レーザ光線25のエネルギを吸収するので、溶接に寄与するエネルギが減少する。この為、溶込みが小さくなる等、溶接品質に影響を及す。
プラズマの発生を抑制する為、前記ガス噴出管21からプラズマを横切る様に、前記シールドガスの吐出方向と平行に圧縮空気を噴出する。圧縮空気は金属蒸気を吹飛ばし、プラズマの発生、プラズマの成長を抑制する。尚、前記圧縮空気の噴出流速は、900m/sを含み、略900m/sが好ましい。
而して、前記シールドガス吐出口17から吐出されるシールドガスにより、前記溶接線4を含む溶接部全長が、安定してガスシールドされ、又圧縮空気によりプラズマの成長が抑制されることにより、効率のよい高品質のレーザ溶接が行える。
又、前記U字溝1の裏面側の溶接線を囲ってシールドガス雰囲気とし、更に隣接するU字溝1aについて上端を閉塞して該U字溝1aにシールドガスを流してシールドガス雰囲気とすれば、裏面側からの酸化が防止でき、溶接品質を向上できる。
1つのU字溝1の溶接完了後、他のU字溝1について、レーザ溶接を行う場合は、溶接済のU字溝1から前記シールドガス供給ノズル11を取外して、他のU字溝1に嵌合し、上記したと同様にレーザ溶接を実行する。尚、前記シールドガス供給ノズル11は、U字溝1に単に嵌合しているだけであるので、前記シールドガス供給ノズル11の着脱は容易である。
図7は、シールドガス供給ノズル11の他の形態を示している。図7中、図2中で示したものと、同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
図7に示されるシールドガス供給ノズル11は、内ケース14の形状を変更したものである。
該内ケース14の前端部14aを外ケース12と平行とし、該外ケース12と前記前端部14a間で扁平な平行流路26を形成したものである。尚、該平行流路26の前端がシールドガス吐出口17となる。シールドガス供給管18のガス噴出口19から噴出されたシールドガスは、空間15で滞留した後、前記平行流路26を流れる間に整流され、前記シールドガス吐出口17から吐出される。吐出されたシールドガスは、U字溝1の壁面に沿って流れ、溶接部をガスシールドする。又、前記ガス噴出管21からはプラズマ遮断用の圧縮空気が噴出される。
尚上記実施の形態は、U状溝について説明したが、U状溝形状に限定されるものではなく、任意の溝形状に対して実施可能であり、溝形状に合わせて、シールドガス供給ノズルの外形形状を設定すればよい。
更に、溶接線が直線であっても実施可能であり、例えば前記シールドガス吐出口17が溶接線と平行な直線に形成され、溶接点を含み溶接方向に充分なスリット長さを有し、前記レーザ照射ヘッド24と一体に移動する様にすればよい。
尚、前記シールプレート22は前記外ケース12の側面の全面に貼設され、前記シールドガス供給ノズル11が前記シールプレート22を介して前記U字溝1に嵌合して、該U字溝1と前記シールドガス供給ノズル11間の間隙を封止する様にしてもよい。
本発明の実施の形態に係るシールドガス供給ノズルの正面図である。 同前本発明の実施の形態に係るシールドガス供給ノズルの平断面図である。 同前本発明の実施の形態に係るシールドガス供給ノズルの右側面図である。 同前本発明の実施の形態に係るシールドガス供給ノズルの左側面図である。 同前本発明の実施の形態に係るシールドガス供給ノズルの使用状態を示す斜視図である。 U字溝をレーザ溶接する場合の、溶接方向を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態を示す平面図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
1 U字溝
4 溶接線
11 シールドガス供給ノズル
12 外ケース
13 後板
14 内ケース
14a 前端部
15 空間
17 シールドガス吐出口
18 シールドガス供給管
19 ガス噴出口
21 ガス噴出管
24 レーザ照射ヘッド
25 レーザ光線

Claims (9)

  1. 溶接線に沿ってスリット状のシールドガス吐出口を対峙させ、該シールドガス吐出口より被溶接部材の表面に沿って層状にシールドガスを吐出し、溶接部をガスシールドすることを特徴とするレーザ溶接シールド方法。
  2. 前記溶接線が溝を有する被溶接物の突合わせ部に形成され、前記シールドガス吐出口は、前記溝の断面形状に沿う様屈曲された請求項1のレーザ溶接シールド方法。
  3. 溶接線と平行に形成されたシールドガス吐出口を具備し、該シールドガス吐出口より、被溶接物表面に沿って層状にシールドガスを吐出する様構成したことを特徴とするシールドガス供給ノズル。
  4. 被溶接物の溝に嵌合可能な外形を有する外ケースと、該外ケースの内側に配設され、該外ケースとの間に空間を形成する内ケースとを具備し、前記シールドガス吐出口は前記外ケースの溶接線側端縁と該溶接線側端縁に対峙する前記内ケースの端縁によって形成された請求項3のシールドガス供給ノズル。
  5. 前記シールドガス吐出口と反対側に位置する後板を有し、前記空間にはシールドガス供給管が挿入配設され、該シールドガス供給管の前記後板に対峙する面に所定ピッチでガス噴出口が穿設され、前記シールドガス供給管に供給されたシールドガスは前記ガス噴出口より前記後板に向って噴出される様構成した請求項4のシールドガス供給ノズル。
  6. 前記シールドガス供給管は、前記空間の1端から他端に向って横断し、溝の断面形状と相似形となる様屈曲された請求項5のシールドガス供給ノズル。
  7. 前記内ケースの溶接線側端部は溝の壁面に向う様傾斜され、吐出されるシールドガスに溝の壁面に向う分速を与える様にした請求項4又は請求項5のシールドガス供給ノズル。
  8. シールドガス吐出方向と平行なガス噴出管を有し、該ガス噴出管からレーザ光線を横切る様に圧縮ガスが噴出され、プラズマの発生を抑制する様にした請求項3のシールドガス供給ノズル。
  9. 溶接線と平行にシールドガス吐出口が形成され、該シールドガス吐出口より、被溶接物表面に沿って層状にシールドガスを吐出する様構成したシールドガス供給ノズルを具備したことを特徴とするレーザ溶接シールド装置。
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