JP2010130671A - 車載システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子メールの着信を気付かせることを課題とする。
【解決手段】車載システムは、携帯端末装置のナビゲーション機能を車載装置側に提供している状態において、当該携帯端末装置によって電子メールが受信された場合に、電子メールを受信したことを車載装置に対して通知し、車載装置によって電子メールを受信したことを音データおよび/または画像データを用いて、所定の表示部および/または車両のスピーカなどに出力制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】車載システムは、携帯端末装置のナビゲーション機能を車載装置側に提供している状態において、当該携帯端末装置によって電子メールが受信された場合に、電子メールを受信したことを車載装置に対して通知し、車載装置によって電子メールを受信したことを音データおよび/または画像データを用いて、所定の表示部および/または車両のスピーカなどに出力制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に搭載された車載装置と、車両に乗車する乗車者によって携帯され、電子メールの送受信機能を備える携帯端末装置とで、携帯端末装置によって出力される情報を車載装置に出力させる車載システムに関する。
近年、GPS(Global Positioning System)を利用したカーナビゲーションシステムの普及に伴い、車両には、ナビゲーション機能を有する車載装置が搭載される場合が多くなってきた。また、車載装置の多機能化を求めるユーザニーズに応えるために、車載装置の多機能化も顕著となってきている。
例えば、車載装置には、ナビゲーション機能に加えて、テレビ受信機能、CD(Compact Disc)再生機能、DVD(Digital Versatile Disk)再生機能などの多くの機能が盛り込まれることも多い。しかし、車載装置の多機能化は、車載装置の高価格化を招くため、ユーザにとって好ましいものではない。
一方、携帯電話などの携帯端末装置は、低価格でありながら、ナビゲーション機能や音楽再生機能を有するものも普及してきている。また、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信機能を搭載する携帯端末装置も普及してきたことから、かかる近距離無線通信機能で携帯端末装置と車載装置とを無線通信により接続(連携)させ、携帯端末装置側の機能を車載装置側で利用する取り組みもなされている。これにより、車載装置の低価格化を図ることが可能となる。
例えば、特許文献1では、携帯端末装置の画面に表示される表示画面を車載装置へ送信し、車載装置のディスプレイに対して携帯端末装置で生成された表示画面を表示する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、走行中の車内において携帯端末装置による電子メールの着信(受信)について考慮されていないために、電子メールの着信を気付かせることができないという課題があった。
具体的には、走行中の車内において電子メールを受信した場合には、走行時の音や振動などによって当該電子メールの着信音またはバイブレーション機能による振動に気付かない場合がある。この結果、特許文献1では、電子メールの着信を気付かせることができない。
そこで、本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、車両に搭載された車載装置と、車両に乗車する乗車者によって携帯され、電子メールの送受信機能を備える携帯端末装置とで、携帯端末装置によって出力される情報を車載装置に出力させる場合に、電子メールの着信を気付かせることが可能である車載システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、車両に搭載された車載装置と、前記車両に乗車する乗車者によって携帯され、電子メールの送受信機能を備える携帯端末装置とで、前記携帯端末装置によって出力される情報を前記車載装置に出力させる車載システムであって、前記携帯端末装置は、電子メールを受信した旨を前記車載装置に対して通知する通知手段を有し、前記車載装置は、前記通知手段によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該電子メールを受信した旨を出力制御する出力制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、車両に乗車する乗車者によって携帯される携帯端末装置と連携し、前記携帯端末装置によって出力される情報を出力する前記車両に搭載された車載装置であって、前記携帯端末装置によって通知される電子メールを受信した旨を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって電子メールを受信した旨の通知が受け付けられた場合に、予め保持される音データおよび/または画像データ、或いは、前記携帯端末装置から通知された音データおよび/または画像データを用いて、当該電子メールを受信した旨を出力制御する出力制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、車両に搭載される車載装置と連携し、前記車両に乗車する乗車者によって携帯される携帯端末装置であって、電子メールを受信した場合に、前記車載装置に出力させる音データおよび/または画像データを生成する、或いは、予め保持される音データおよび/または画像データを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって生成または取得された音データおよび/または画像データと、前記電子メールを受信した旨とを前記車載装置に対して通知する通知手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末装置は、電子メールを受信した旨を車載装置に対して通知し、車載装置は、電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該電子メールを受信した旨を出力制御することとしたので、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることが可能である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る車載システムの実施例を説明する。
[車載システムの概要]
最初に、図1を用いて、実施例1に係る車載システムの概要を説明する。図1は、実施例1に係る車載システムの概要を説明するための図である。
最初に、図1を用いて、実施例1に係る車載システムの概要を説明する。図1は、実施例1に係る車載システムの概要を説明するための図である。
本願の開示する車載システムは、例えば、表示機能、オーディオ再生機能および携帯端末装置との通信機能などの基礎的な機能を有する車載装置と、発着呼、発着信(電子メール送受信)およびナビゲーション機能などの様々な機能を有する携帯端末装置とを有する。
そして、車載装置と携帯端末装置とは、近距離無線通信機能(例えば、ブルートゥース(登録商標)など)を用いて連携させることができる。また、携帯端末装置は、発着呼または発着信する場合に、インターネット上の基地局と通信する。なお、以下では、車載装置と携帯端末装置とを連携させて、携帯端末装置が有するナビゲーション機能を車載装置側に提供している場合を説明する。
上述した構成において、携帯端末装置は、電子メールを受信した場合に(図1の(1)参照)、電子メールを受信した旨を車載装置に対して通知する(図1の(2)参照)。
具体的に説明すると、携帯端末装置は、当該携帯端末装置が有するナビゲーション機能を車載装置側に提供している状態において、基地局を介して図示しない外部装置(例えば、サーバ装置など)から電子メールを受信する。その後、携帯端末装置は、電子メールを受信した場合に、近距離無線通信機能を用いて電子メールを受信した旨を車載装置に対して通知する。
また、車載装置は、携帯端末装置によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該電子メールを受信した旨を出力制御する(図1の(3)参照)。
上述した例で具体的に説明すると、車載装置は、携帯端末装置によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、予め保持される音データおよび/または画像データを用いて、当該電子メールを受信した旨を出力制御する。
予め保持される音データ(音声データ)は、例えば、ビープ音、携帯端末装置との初期接続時に当該携帯端末装置から取得した着信音(着声音)や再生データのキャッシュなどである。そして、車載装置は、保持している音データ(音声データ)を用いて、接続される車両のスピーカなどに出力制御する。
また、予め保持される画像データは、例えば、携帯端末装置との初期接続時に、当該携帯端末装置から取得した「メール受信1件」といった文字データ(文字画像データ)や手紙の画像などの画像データである。そして、車載装置は、保持している画像データを用いて、車載装置の表示部などに出力制御する。表示部における出力では、例えば、ナビゲーション画面上にポップアップウィンドウで表示させたり、文字情報として表示させたりする。
なお、車載装置は、上記の音データ(音声データ)および画像データを用いて、例えば、ナビゲーション画面上に画像データをポップアップウィンドウで表示させる際に、スピーカに音データ(音声データ)を出力させることとしても良い。
つまり、車載システムは、携帯端末装置のナビゲーション機能を車載装置側に提供している状態において、当該携帯端末装置によって電子メールが受信された場合に、電子メールを受信したことを車載装置に対して通知し、車載装置によって電子メールを受信したことを音データおよび/または画像データを用いて出力制御されるので、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
[実施例1に係る車載システムの構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図2は、実施例1に係る車載システムの構成例を示す図である。
次に、図2を用いて、実施例1に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図2は、実施例1に係る車載システムの構成例を示す図である。
図2に示すように、車載システム1は、車載装置100と、携帯端末装置150とを有する。なお、以下では、車載装置100の構成例について説明した後に、携帯端末装置150の構成例について説明することとする。
(実施例1に係る車載装置の構成)
図2に示すように、車載装置100は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部120とを有する。なお、車載装置100は、搭載される車両のスピーカなどの各種制御装置と接続されている。
図2に示すように、車載装置100は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部120とを有する。なお、車載装置100は、搭載される車両のスピーカなどの各種制御装置と接続されている。
操作部101は、例えば、タッチパネルディスプレイ、ボタンおよびジョグダイヤルなどの入力デバイスを有し、ユーザ(例えば、車両に乗車する乗車者など)による種々の操作を受け付ける。
表示部102は、例えば、モニタやディスプレイ(例えば、タッチパネルディスプレイや液晶パネル)などの出力デバイスを有し、後述する出力制御部122によって出力制御される種々の情報を出力する。
近距離通信部103は、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信を用いて携帯端末装置150との通信リンクを確立するとともに、確立された通信リンクを用いて車載装置100と携帯端末装置150との間の通信処理を行う。ここで、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)とは、2.4GHzの周波数帯を用いて半径数10メートル程度の範囲において無線通信を行う近距離無線通信規格であり、近年では、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの電子機器に広く適用されている。
なお、本発明では、ブルートゥース(登録商標)を用いて車載装置と携帯端末装置との間の通信処理を行う場合について説明するが、Wi−Fi(ワイファイ:登録商標)やZigBee(ジグビー:登録商標)などの他の無線通信規格を用いることとしても良い。また、車載装置と携帯端末装置との間の通信処理は、有線通信により実現することとしても良い。
記憶部110は、制御部120による各種処理に必要なデータや、制御部120による各種処理結果を記憶するとともに、特に、音データ/画像データ記憶部111を有する。
音データ/画像データ記憶部111は、例えば、ビープ音、携帯端末装置150との初期接続時に当該携帯端末装置150から取得した着信音(着声音)や再生データのキャッシュなどの音データ、さらには、「メール受信1件」といった文字データ(文字画像データ)および手紙の画像などの画像データを記憶する。
制御部120は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、データ取得部121と、出力制御部122とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
データ取得部121は、近距離通信部103を介して、携帯端末装置150によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、音データ/画像データ記憶部111に記憶される音データおよび/または画像データを取得する。
具体的に例を挙げると、データ取得部121は、近距離通信部103を介して、携帯端末装置150によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、音データ/画像データ記憶部111に記憶される音データである着信音(着声音)および/または画像データである「メール受信1件」などの文字画像データを取得する。なお、音データおよび/または画像データを取得したデータ取得部121は、取得された音データおよび/または画像データを後述する出力制御部122に入力する。
出力制御部122は、携帯端末装置150によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該電子メールを受信した旨を出力制御する。
上述した例で具体的に例を挙げると、出力制御部122は、携帯端末装置150によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、データ取得部121によって取得された音データおよび/または画像データを用いて、当該電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカ(図示せず)に出力制御する。
出力制御部122によって出力制御されるデータは、例えば、音データである着信音(着声音)および/または画像データである「メール受信1件」などの文字画像データなどであり、表示部102は、当該画像データを表示出力し、車両のスピーカは、当該音データを出力する。
(実施例1に係る携帯端末装置の構成)
図2に示すように、携帯端末装置150は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部160と、制御部170とを有する。なお、携帯端末装置150は、例えば、GPS(Global Positioning System)アンテナを用いた現在位置取得機能や、音楽再生機能などの様々な機能を有する携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)またはパーソナルコンピュータなどの携帯端末装置である。
図2に示すように、携帯端末装置150は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部160と、制御部170とを有する。なお、携帯端末装置150は、例えば、GPS(Global Positioning System)アンテナを用いた現在位置取得機能や、音楽再生機能などの様々な機能を有する携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)またはパーソナルコンピュータなどの携帯端末装置である。
操作部151は、例えば、操作ボタンやカーソルキーなどの入力デバイスを有し、ユーザ(例えば、携帯端末装置150の所有者)による種々の操作を受け付ける。
表示部152は、モニタ(液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど)やタッチパネルディスプレイなどの出力デバイスを有し、後述する制御部170における処理結果などの情報を出力する。
近距離通信部153は、車載装置100の近距離通信部103と同様に、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信を用いて車載装置100との通信リンクを確立するとともに、確立された通信リンクを用いて携帯端末装置150と車載装置100との間の通信処理を行う。
通信部154は、例えば、通信事業者の基地局などを介して、インターネットなどのネットワーク上に設けられた外部装置(サーバ装置など)との通信処理を行うデバイスであり、発着信時や発着呼時に通信処理を行う。なお、通信部154は、電子メールを受信した場合に、後述する通知部171に通知する。
記憶部160は、制御部170による各種処理に必要なデータや、制御部170による各種処理結果を記憶する。例えば、記憶部160は、携帯端末装置150の基礎的な機能である発着信や発着呼に利用する電話番号やメールアドレスなどの情報、および、音楽再生機能に利用する音楽データなどを記憶する。
制御部170は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、通知部171を有し、種々の処理を実行する。
通知部171は、外部装置から電子メールを受信した旨を車載装置100に対して通知する。具体的に例を挙げると、通知部171は、通信部154によって電子メールを受信したことを通知されると、近距離通信部153を介して、当該電子メールを受信した旨を車載装置100に対して通知する。
[実施例1に係る出力制御処理]
次に、図3を用いて、実施例1に係る出力制御処理を説明する。図3は、実施例1に係る出力制御処理を説明するための処理シーケンス図である。
次に、図3を用いて、実施例1に係る出力制御処理を説明する。図3は、実施例1に係る出力制御処理を説明するための処理シーケンス図である。
図3に示すように、携帯端末装置150は、基地局などを介して、インターネットなどのネットワーク上に設けられた外部装置(サーバ装置)などから電子メールを受信した場合に(ステップS101肯定)、当該電子メールを受信した旨を車載装置100に対して通知するか否かを判定する(ステップS102)。なお、電子メールを受信した旨を車載装置100に対して通知するか否かについては、例えば、車載装置100と携帯端末装置150とを連携させてサービスを利用するユーザによって予め設定される。
そして、携帯端末装置150は、電子メールを受信した旨を車載装置100に対して通知すると判定された場合に(ステップS102肯定)、当該電子メールを受信した旨を車載装置100に対して通知する(ステップS103)。なお、携帯端末装置150は、電子メールを受信した旨を車載装置100に対して通知しないと判定された場合に(ステップS102否定)、ナビゲーション機能のサービス利用をそのまま継続させる。
また、車載装置100は、携帯端末装置150による電子メールを受信した旨の通知を受け付けた場合に(ステップS104肯定)、音データ/画像データ記憶部111に記憶される音データである着信音(着声音)および/または画像データである「メール受信1件」などの文字画像データを取得する(ステップS105)。
そして、車載装置100は、取得された着信音(着声音)および/または文字画像データを用いて、電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカに出力制御する(ステップS106)。
[実施例1による効果]
上述したように、車載システム1は、携帯端末装置150よって電子メールが受信された場合に、当該電子メールを受信したことを車載装置100に対して通知し、車載装置100において予め保持される音データおよび/または画像データを用いて、電子メールを受信したことを表示部102や車両のスピーカなどに出力制御するので、携帯端末装置の着信音やバイブレーション機能などに依存する従来技術と比較して、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
上述したように、車載システム1は、携帯端末装置150よって電子メールが受信された場合に、当該電子メールを受信したことを車載装置100に対して通知し、車載装置100において予め保持される音データおよび/または画像データを用いて、電子メールを受信したことを表示部102や車両のスピーカなどに出力制御するので、携帯端末装置の着信音やバイブレーション機能などに依存する従来技術と比較して、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
ところで、上記実施例1では、出力制御する音データと画像データとを車載装置において予め保持させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出力制御する音データと画像データとを携帯端末装置によって提供させることもできる。
そこで、以下の実施例2では、図4および図5を用いて、出力制御する音データと画像データとを携帯端末装置によって提供させる場合について説明する。
[実施例2に係る車載システムの構成]
まず、図4を用いて、実施例2に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図4は、実施例2に係る車載システムの構成例を示す図である。なお、図4では、実施例1に係る車載システム1と同様の構成要素には同一の符号を付している。以下では、実施例1と同様の処理については説明を省略して、実施例1とは異なる処理について説明する。
まず、図4を用いて、実施例2に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図4は、実施例2に係る車載システムの構成例を示す図である。なお、図4では、実施例1に係る車載システム1と同様の構成要素には同一の符号を付している。以下では、実施例1と同様の処理については説明を省略して、実施例1とは異なる処理について説明する。
図4に示すように、車載システム1aは、車載装置200と、携帯端末装置250とを有する。なお、以下では、車載装置200の構成例について説明した後に、携帯端末装置250の構成例について説明することとする。
(実施例2に係る車載装置の構成)
図4に示すように、車載装置200は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部220とを有する。
図4に示すように、車載装置200は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部220とを有する。
制御部220は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、出力制御部222を有し、種々の処理を実行する。
出力制御部222は、携帯端末装置250によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該通知とともに送信された音データおよび/または画像データを用いて、電子メールを受信した旨を出力制御する。
具体的に例を挙げると、出力制御部222は、携帯端末装置250によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該通知とともに送信された音データおよび/または画像データを用いて、当該電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカに出力制御する。
出力制御部222によって出力制御されるデータは、例えば、音データである着信音(着声音)やストリームデータ、さらには高音質な圧縮データなど、および/または、画像データである電子メールの送信者の名前やアドレスなどの文字画像データであり、表示部102は、当該画像データを表示出力し、車両のスピーカは、当該音データを出力する。
なお、音データと画像データとは、上記の例に限られるものではなく、さらに、その表示方法および出力方法についても、上記の手法以外の様々な表示方法および出力方法によって実施することとしても良い。
(実施例2に係る携帯端末装置の構成)
図4に示すように、携帯端末装置250は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部260と、制御部270とを有する。
図4に示すように、携帯端末装置250は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部260と、制御部270とを有する。
記憶部260は、制御部270による各種処理に必要なデータや、制御部270による各種処理結果を記憶し、特に、音データ/画像データ記憶部261を有する。例えば、記憶部260は、携帯電話機などの基礎的な機能である発着呼時または発着信時に利用する電話番号や電子メールアドレスなど(電話帳)を記憶する。
音データ/画像データ記憶部261は、例えば、着信音(着声音)、ストリームデータおよび高音質な圧縮データなどの音データを記憶する。また、音データ/画像データ記憶部261は、例えば、発着呼時や発着信時などに表示部152に表示出力される発着呼案内(呼び出し時に表示される「名前」や「電話番号」など)や発着信案内(電子メール送受信中に表示される「送信中」や「受信中」など)などの画像データ(素材、パーツ)を記憶する。
制御部270は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、通知部271と、データ取得部272とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
データ取得部272は、外部装置から電子メールを受信した場合に、音データ/画像データ記憶部261に記憶される音データおよび/または画像データを取得する。
具体的に例を挙げると、データ取得部272は、通信部154を介して外部装置(サーバ装置など)から電子メールを受信した場合に、音データ/画像データ記憶部261に記憶される音データである着信音(着声音)、ストリームデータおよび高音質な圧縮データ、および/または、画像データである発着呼案内や発着信案内などを取得する。なお、音データおよび/または画像データを取得したデータ取得部272は、当該音データおよび/または画像データを後述する通知部271に対して送信する。
通知部271は、外部装置から電子メールを受信した旨と、予め保持される音データおよび/または画像データ、或いは、生成した音データおよび/または画像データとを車載装置200に対して通知する。
上述した例で具体的に例を挙げると、通知部271は、通信部154によって外部装置から電子メールが受信されると、近距離通信部153を介して、当該外部装置から電子メールを受信した旨と、データ取得部272によって取得された音データおよび/または画像データ、或いは、生成した音データおよび/または画像データとを車載装置200に対して通知する。
生成される音データおよび/または画像データは、車載装置200において電子メール受信の旨を出力するためのデータであるため、例えば、記憶部260に記憶される電話帳の名前、携帯番号およびメールアドレスと、音データおよび/または画像データ記憶部261に記憶される画像データ(素材、パーツ)とを組み合わせることにより生成される。
要するに、車載装置200に対して通知する音データおよび/または画像データは、予め保持される定型のデータであっても良いし、記憶部260に記憶される電話帳を活用したより詳細なデータであっても良い。
[実施例2に係る出力制御処理]
次に、図5を用いて、実施例2に係る出力制御処理を説明する。図5は、実施例2に係る出力制御処理を説明するための処理シーケンス図である。
次に、図5を用いて、実施例2に係る出力制御処理を説明する。図5は、実施例2に係る出力制御処理を説明するための処理シーケンス図である。
図5に示すように、携帯端末装置250は、基地局などを介して、インターネットなどのネットワーク上に設けられた外部装置(サーバ装置)などから電子メールを受信した場合に(ステップS201肯定)、当該電子メールを受信した旨を車載装置200に対して通知するか否かを判定する(ステップS202)。なお、電子メールを受信した旨を車載装置200に対して通知するか否かについては、例えば、車載装置200と携帯端末装置250とを連携させてサービスを利用するユーザによって予め設定される。
そして、携帯端末装置250は、電子メールを受信した旨を車載装置200に対して通知すると判定された場合に、(ステップS202肯定)、音データ/画像データ記憶部261に記憶される音データおよび/または画像データを取得する(ステップS203)。なお、音データと画像データとは、音データ/画像データ記憶部261から取得せずに生成することとしても良い。
続いて、携帯端末装置250は、電子メールを受信した旨と、取得または生成された音データおよび/または画像データとを車載装置200に対して通知する(ステップS204)。なお、携帯端末装置250は、電子メールを受信した旨を車載装置200に対して通知しないと判定された場合に(ステップS202否定)、ナビゲーション機能のサービス利用をそのまま継続させる。
また、車載装置200は、携帯端末装置250による電子メールを受信した旨と、音データおよび/または画像データとの通知を受け付けた場合に(ステップS205肯定)、受け付けた音データおよび/または画像データを用いて、電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカに出力制御する(ステップS206)。
[実施例2による効果]
上述したように、車載システム1aは、携帯端末装置250によって電子メールが受信された場合に、予め保持される音データおよび/または画像データを取得する、或いは、音データおよび/または画像データを生成し、当該電子メールを受信した旨と、音データおよび/または画像データとを車載装置200に対して通知し、電子メールを受信した旨を通知された車載装置200によって表示部102や車両のスピーカなどに出力制御するので、携帯端末装置の着信音やバイブレーション機能などに依存する従来技術と比較して、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
上述したように、車載システム1aは、携帯端末装置250によって電子メールが受信された場合に、予め保持される音データおよび/または画像データを取得する、或いは、音データおよび/または画像データを生成し、当該電子メールを受信した旨と、音データおよび/または画像データとを車載装置200に対して通知し、電子メールを受信した旨を通知された車載装置200によって表示部102や車両のスピーカなどに出力制御するので、携帯端末装置の着信音やバイブレーション機能などに依存する従来技術と比較して、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
また、車載システム1aは、携帯端末装置250によって保持される電話帳(メモリ)のデータを用いて、車載装置200の表示部102に表示する画像データを生成するので、より詳細な情報を出力しつつ、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
ところで、上記実施例1または上記実施例2では、携帯端末装置において電子メールが受信された旨を車載装置の表示部やスピーカなどに出力制御させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車載装置の表示部やスピーカなどに出力制御させた後に出力制御を解除することもできる。
そこで、以下の実施例3では、図6および図7を用いて、車載装置の表示部やスピーカなどに出力制御させた後に出力制御を解除する場合について説明する。
[実施例3に係る車載システムの構成]
まず、図6を用いて、実施例3に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図6は、実施例3に係る車載システムの構成例を示す図である。なお、図6では、実施例1に係る車載システム1と同様の構成要素には同一の符号を付している。以下では、実施例1と同様の処理については説明を省略して、実施例1とは異なる処理について説明する。
まず、図6を用いて、実施例3に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図6は、実施例3に係る車載システムの構成例を示す図である。なお、図6では、実施例1に係る車載システム1と同様の構成要素には同一の符号を付している。以下では、実施例1と同様の処理については説明を省略して、実施例1とは異なる処理について説明する。
図6に示すように、車載システム1bは、車載装置300と、携帯端末装置150とを有する。なお、以下では、車載装置300の構成例について説明した後に、携帯端末装置150の構成例について説明することとする。
(実施例3に係る車載装置の構成)
図6に示すように、車載装置300は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部320とを有する。
図6に示すように、車載装置300は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部320とを有する。
制御部320は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、データ取得部121と、出力制御部322と、出力制御解除部323とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
出力制御解除部323は、所定時間経過後、または、車両に乗車する乗車者による所定操作がなされた場合に、出力制御部322によって出力制御された電子メールを受信した旨を解除する。
具体的に例を挙げると、出力制御解除部323は、出力制御部322によって出力制御された後に、所定時間経過後または車両に乗車する乗車者によって操作部101のタッチパネルに触れる、ボタンの押下またはジョグタイヤルの選択などで表示出力された画面を解除するための操作がなされた場合に、出力制御部322によって表示部102に出力制御された電子メールを受信した旨の文字画像データの出力を解除する指示を出力制御部322に対して行う。
そして、出力制御部322は、出力制御解除部323によって電子メールを受信した旨の文字画像データ出力の解除指示がなされた場合に、表示部102や車両のスピーカなどに出力された文字画像データや音データなどの出力を解除する。なお、出力制御解除部323は、出力制御部322に対して出力解除の指示を行なうことなく、直接、表示部102や車両のスピーカなどの出力を解除することとしても良い。
(実施例3に係る携帯端末装置の構成)
図6に示すように、携帯端末装置150は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部160と、制御部170とを有する。なお、実施例3に係る携帯端末装置150の構成や機能などは、実施例1に係る携帯端末装置150と同様であるため説明を省略する。
図6に示すように、携帯端末装置150は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部160と、制御部170とを有する。なお、実施例3に係る携帯端末装置150の構成や機能などは、実施例1に係る携帯端末装置150と同様であるため説明を省略する。
[出力制御解除処理]
次に、図7を用いて、実施例3に係る出力制御解除処理を説明する。図7は、実施例3に係る出力制御解除処理を説明するための処理シーケンス図である。
次に、図7を用いて、実施例3に係る出力制御解除処理を説明する。図7は、実施例3に係る出力制御解除処理を説明するための処理シーケンス図である。
図7に示すように、携帯端末装置150は、基地局などを介して、インターネットなどのネットワーク上に設けられた外部装置(サーバ装置)などから電子メールを受信した場合に(ステップS301肯定)、当該電子メールを受信した旨を車載装置300に対して通知するか否かを判定する(ステップS302)。なお、電子メールを受信した旨を車載装置300に対して通知するか否かについては、例えば、車載装置300と携帯端末装置150とを連携させてサービスを利用するユーザによって予め設定される。
そして、携帯端末装置150は、電子メールを受信した旨を車載装置300に対して通知すると判定された場合に(ステップS302肯定)、当該電子メールを受信した旨を車載装置300に対して通知する(ステップS303)。なお、携帯端末装置150は、電子メールを受信した旨を車載装置300に対して通知しないと判定された場合に(ステップS302否定)、ナビゲーション機能のサービス利用をそのまま継続させる。
また、車載装置300は、携帯端末装置150による電子メールを受信した旨の通知を受け付けた場合に(ステップS304肯定)、音データ/画像データ記憶部111に記憶される音データである着信音(着声音)および/または画像データである「メール受信1件」などの文字画像データを取得する(ステップS305)。
そして、車載装置300は、取得された着信音(着声音)および/または文字画像データを用いて、電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカに出力制御する(ステップS306)。
続いて、車載装置300は、所定時間経過後または車両に乗車する乗車者によって出力された音データおよび/または画像データを解除するための操作がなされた場合に(ステップS307肯定)、出力制御された電子メールを受信した旨の文字画像データや音データなどの出力を解除する(ステップS308)。
なお、音データおよび/または画像データについては、実施例2と同様に、携帯端末装置によって通知するようにしても良い。
[実施例3による効果]
上述したように、車載システム1bは、携帯端末装置150によって電子メールが受信された場合に、当該電子メールを受信した旨を車載装置300に対して通知し、電子メールを受信した旨を通知された車載装置300によって保持される音データおよび/または画像データを用いて、表示部102や車両のスピーカなどに出力制御し、所定時間経過後または出力制御解除の所定操作がなされた場合に出力制御を解除するので、車両の安全運転に寄与しつつ、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
上述したように、車載システム1bは、携帯端末装置150によって電子メールが受信された場合に、当該電子メールを受信した旨を車載装置300に対して通知し、電子メールを受信した旨を通知された車載装置300によって保持される音データおよび/または画像データを用いて、表示部102や車両のスピーカなどに出力制御し、所定時間経過後または出力制御解除の所定操作がなされた場合に出力制御を解除するので、車両の安全運転に寄与しつつ、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができる。
ところで、上記実施例1〜上記実施例3では、電子メール着信時に当該電子メール着信の旨を出力する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、着信された電子メールに対して応答することもできる。
そこで、以下の実施例4では、図8〜図10を用いて、着信された電子メールに対して応答する場合について説明する。
[実施例4に係る車載システムの概要]
まず、図8を用いて、実施例4に係る車載システムの概要を説明する。図8は、実施例4に係る車載システムの概要を説明するための図である。
まず、図8を用いて、実施例4に係る車載システムの概要を説明する。図8は、実施例4に係る車載システムの概要を説明するための図である。
携帯端末装置は、外部装置から電子メールを受信した場合に(図8の(1)参照)、外部装置から電子メールを受信した旨を車載装置に対して通知する(図8の(2)参照)。
具体的に説明すると、携帯端末装置は、当該携帯端末装置が有するナビゲーション機能を車載装置側に提供している状態において、基地局を介して図示しない外部装置(例えば、サーバ装置など)から電子メールを受信する。その後、携帯端末装置は、電子メールを受信した場合に、近距離無線通信機能を用いて電子メールを受信した旨を車載装置に対して通知する。
また、車載装置は、携帯端末装置によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該電子メールを受信した旨を出力制御する(図8の(3)参照)。
上述した例で具体的に説明すると、車載装置は、携帯端末装置によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、予め保持される音データおよび/または画像データを用いて、当該電子メールを受信した旨を出力制御する。
予め保持される音データ(音声データ)は、例えば、ビープ音、携帯端末装置との初期接続時に当該携帯端末装置から取得した着信音(着声音)や再生データのキャッシュなどである。そして、車載装置は、保持している音データ(音声データ)を用いて、接続される車両のスピーカなどに出力制御する。
また、予め保持される画像データは、例えば、携帯端末装置との初期接続時に、当該携帯端末装置から取得した「メール受信1件」といった文字データ(文字画像データ)や手紙の画像などの画像データである。そして、車載装置は、保持している画像データを用いて、車載装置の表示部などに出力制御する。表示部における出力では、例えば、ナビゲーション画面上にポップアップウィンドウで表示させたり、文字情報として表示させたりする。
なお、車載装置は、上記の音データ(音声データ)および画像データを用いて、例えば、ナビゲーション画面上に画像データをポップアップウィンドウで表示させる際に、スピーカに音データ(音声データ)を出力させることとしても良い。
その後、車載装置は、電子メールを受信した旨を出力制御された場合に、予め保持される定型文を用いて当該電子メールに対して応答するように携帯端末装置に対して通知する(図8の(4)参照)。
上述した例で具体的に説明すると、車載装置は、電子メールを受信した旨を表示部や車両のスピーカなどに出力した場合に、予め保持される定型文「運転中です。後で連絡します。」などを用いて、当該電子メールに対して応答するように携帯端末装置に対して通知する。なお、定型文は、ユーザによって予め設定されるものであり、例えば、メールアドレスなどを車載装置側で保持させておく場合には、当該メールアドレスごとに定型文を設定するようにしても良い。
また、携帯端末装置は、通知された定型文を用いて受信した電子メールに対する返信メールを送信する(図8の(5)参照)。
上述した例で具体的に説明すると、携帯端末装置は、車載装置によって通知された電子メールに応答する指示と、定型文「運転中です。後で連絡します。」を用いて、受信した電子メールに対する返信メールを作成して送信(返信)する。
つまり、車載システムは、携帯端末装置のナビゲーション機能を車載装置側に提供している状態において、当該携帯端末装置によって電子メールが受信された場合に、電子メールを受信したことを車載装置に対して通知し、車載装置によって電子メールを受信したことを音データおよび/または画像データを用いて出力制御するとともに、当該電子メールに対する返信メール用の定型文を携帯端末装置から送信させるので、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができるとともに、車両の安全運転に寄与しつつ、電子メールの送信者に対して的確に状況を伝えることができる。
[実施例4に係る車載システムの構成]
次に、図9を用いて、実施例4に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図9は、実施例4に係る車載システムの構成例を示す図である。なお、図9では、実施例1に係る車載システム1と同様の構成要素には同一の符号を付している。以下では、実施例1と同様の処理については説明を省略して、実施例1とは異なる処理について説明する。
次に、図9を用いて、実施例4に係る車載システムに含まれる各装置の構成例を説明する。図9は、実施例4に係る車載システムの構成例を示す図である。なお、図9では、実施例1に係る車載システム1と同様の構成要素には同一の符号を付している。以下では、実施例1と同様の処理については説明を省略して、実施例1とは異なる処理について説明する。
図9に示すように、車載システム1cは、車載装置400と、携帯端末装置450とを有する。なお、以下では、車載装置400の構成例について説明した後に、携帯端末装置450の構成例について説明することとする。
(実施例4に係る車載装置の構成)
図9に示すように、車載装置400は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部420とを有する。
図9に示すように、車載装置400は、操作部101と、表示部102と、近距離通信部103と、記憶部110と、制御部420とを有する。
制御部420は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、データ取得部121と、出力制御部422と、応答通知部424とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
出力制御部422は、携帯端末装置450によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該電子メールを受信した旨を出力制御する。
具体的に例を挙げると、出力制御部422は、携帯端末装置450によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、データ取得部121によって取得された音データおよび/または画像データを用いて、当該電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカ(図示せず)に出力制御する。なお、出力制御部422は、電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカに出力制御すると、当該出力制御したことを応答通知部424に対して通知する。
応答通知部424は、出力制御部422によって電子メールを受信した旨を出力制御された場合に、予め保持される定型文を用いて当該電子メールに対して応答するように携帯端末装置450に対して通知する。
上述した例で具体的に例を挙げると、応答通知部424は、出力制御部422によって電子メールを受信した旨を表示部102や車両のスピーカなどに出力制御された場合に、記憶部110に予め記憶される定型文(例えば、「運転中です。後で連絡します。」など)を取得し、当該定型文を用いて電子メールに対して応答するように携帯端末装置450に対して通知する。
(実施例4に係る携帯端末装置の構成)
図9に示すように、携帯端末装置450は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部160と、制御部470とを有する。
図9に示すように、携帯端末装置450は、操作部151と、表示部152と、近距離通信部153と、通信部154と、記憶部160と、制御部470とを有する。
制御部470は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、通知部171と、送信部473とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
送信部473は、応答通知部424によって通知された定型文を用いて電子メールに対する返信メールを送信する。
上述した例で具体的に例を挙げると、送信部473は、応答通知部424によって受信した電子メールに対して応答する指示を受け付けると、通知された定型文「運転中です。後で連絡します。」を用いて、当該電子メールに対する返信メールを送信する。
[実施例4に係るメール応答処理]
次に、図10を用いて、実施例4に係るメール応答処理を説明する。図10は、実施例4に係るメール応答処理を説明するための処理シーケンス図である。
次に、図10を用いて、実施例4に係るメール応答処理を説明する。図10は、実施例4に係るメール応答処理を説明するための処理シーケンス図である。
図10に示すように、携帯端末装置450は、基地局などを介して、インターネットなどのネットワーク上に設けられた外部装置(サーバ装置)などから電子メールを受信した場合に(ステップS401肯定)、当該電子メールを受信した旨を車載装置400に対して通知するか否かを判定する(ステップS402)。なお、電子メールを受信した旨を車載装置400に対して通知するか否かについては、例えば、車載装置400と携帯端末装置450とを連携させてサービスを利用するユーザによって予め設定される。
そして、携帯端末装置450は、電子メールを受信した旨を車載装置400に対して通知すると判定された場合に(ステップS402肯定)、当該電子メールを受信した旨を車載装置400に対して通知する(ステップS403)。なお、携帯端末装置450は、電子メールを受信した旨を車載装置400に対して通知しないと判定された場合に(ステップS402否定)、ナビゲーション機能のサービス利用をそのまま継続させる。
また、車載装置400は、携帯端末装置450による電子メールを受信した旨の通知を受け付けた場合に(ステップS404肯定)、音データ/画像データ記憶部111に記憶される音データである着信音(着声音)および/または画像データである「メール受信1件」などの文字画像データを取得する(ステップS405)。
そして、車載装置400は、取得された着信音(着声音)および/または文字画像データを用いて、電子メールを受信した旨を表示部102および/または車両のスピーカに出力制御する(ステップS406)。
続いて、車載装置400は、記憶部110に予め記憶される定型文(例えば、「運転中です。後で連絡します。」など)を取得し、当該定型文を用いて電子メールに対して応答する携帯端末装置450に対して通知する(ステップS407)。
また、携帯端末装置450は、車載装置400によって電子メールに対して応答する通知を受け付けた場合に(ステップS408肯定)、通知された定型文「運転中です。後で連絡します。」を用いて、当該電子メールに対する返信メールを送信する(ステップS409)。
なお、車載システム1cは、上記実施例2のように、音データおよび/または画像データを携帯端末装置から提供するようにしても良いし、上記実施例3のように、車載装置の表示部やスピーカなどに出力制御された音データおよび/または画像データの出力を解除するようにしても良い。
[実施例4による効果]
上述したように、車載システム1cは、携帯端末装置450によって電子メールが受信された場合に、当該電子メールを受信した旨を車載装置400に対して通知し、電子メールを受信した旨を通知された車載装置400によって保持される音データおよび/または画像データを用いて、表示部102や車両のスピーカなどに出力制御し、当該電子メールに対する返信メール用の定型文を携帯端末装置450から送信させるので、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができるとともに、車両の安全運転に寄与しつつ、電子メールの送信者に対して的確に状況を伝えることができる。
上述したように、車載システム1cは、携帯端末装置450によって電子メールが受信された場合に、当該電子メールを受信した旨を車載装置400に対して通知し、電子メールを受信した旨を通知された車載装置400によって保持される音データおよび/または画像データを用いて、表示部102や車両のスピーカなどに出力制御し、当該電子メールに対する返信メール用の定型文を携帯端末装置450から送信させるので、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることができるとともに、車両の安全運転に寄与しつつ、電子メールの送信者に対して的確に状況を伝えることができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)画像データの出力、(2)車載装置、(3)携帯端末装置、(4)システム構成など、(5)プログラムにそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)画像データの出力
上記実施例1では、車載装置で出力される画像データを予め保持しておく場合を説明したが、当該予め保持される画像データについては、上記実施例1で説明した画像データ以外にも様々な画像データを保持させることができる。
上記実施例1では、車載装置で出力される画像データを予め保持しておく場合を説明したが、当該予め保持される画像データについては、上記実施例1で説明した画像データ以外にも様々な画像データを保持させることができる。
具体的には、サービスを初期接続する際に、携帯端末装置に保持されるメールアドレス情報を取得しておき、アドレス帳の何番目の人から電子メールを受信したかを画像データとして出力する。なお、メールアドレス情報に含まれないメールアドレスについては、表示用の項目を携帯端末装置から取得するようにしても良い。この結果、車載システムは、より詳細な情報を提供することができる。
また、上記実施例2のように、携帯端末装置から画像データを提供する場合には、当該提供の際にメールアドレス情報を通知し、アドレス帳の何番目の人から電子メールを受信したかを画像データとして出力する。なお、一度通知されたメールアドレス情報は、車載装置側において暫定的に記憶部に記憶させておき、再度受信された際に通信処理される情報量を少なくするようにしても良い。この結果、車載システムは、より詳細な情報を提供することができるとともに、省メモリを実現することができる。
(2)車載装置
また、上記実施例1〜上記実施例4では、車載装置と携帯端末装置とを連携させた車載システムとして実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯端末装置と連携する車載装置として実現することもできる。
また、上記実施例1〜上記実施例4では、車載装置と携帯端末装置とを連携させた車載システムとして実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯端末装置と連携する車載装置として実現することもできる。
ここで、図11を用いて、車載装置の構成例を説明する。図11は、車載装置の構成例を示す図である。
図11に示すように、車載装置10は、操作部11と、表示部12と、近距離通信部13と、記憶部20と、制御部30とを有する。なお、車載装置10は、搭載される車両のスピーカなどの各種制御装置と接続されている。
操作部11は、例えば、タッチパネルディスプレイ、ボタンおよびジョグダイヤルなどの入力デバイスを有し、ユーザ(例えば、車両に乗車する乗車者など)による種々の操作を受け付ける。
表示部12は、例えば、モニタやディスプレイ(例えば、タッチパネルディスプレイや液晶パネル)などの出力デバイスを有し、後述する出力制御部33によって出力制御される種々の情報を出力する。
近距離通信部13は、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信を用いて携帯端末装置との通信リンクを確立するとともに、確立された通信リンクを用いて車載装置10と携帯端末装置との間の通信処理を行う。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶するとともに、特に、音データ/画像データ記憶部21を有する。
音データ/画像データ記憶部21は、例えば、ビープ音、携帯端末装置との初期接続時に当該携帯端末装置から取得した着信音(着声音)や再生データのキャッシュなどの音データ、さらには、「メール受信1件」といった文字データ(文字画像データ)および手紙の画像などの画像データを記憶する。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、受付部31と、データ取得部32と、出力制御部33とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
受付部31は、携帯端末装置によって通知される電子メールを受信した旨を受け付ける。例えば、受付部31は、近距離通信部13を介して接続される携帯端末装置において電子メールが受信された場合に、当該携帯端末装置によって通知される電子メールを受信した旨の通知を受け付けて、データ取得部32に通知する。
データ取得部32は、受付部31によって電子メールを受信した旨の通知が受け付けられた場合に、予め保持される音データおよび/または画像データ、或いは、携帯端末装置から通知された音データおよび/または画像データを取得する。
例えば、データ取得部32は、受付部31によって電子メールを受信した旨の通知が受け付けられた場合に、音データ/画像データ記憶部21に記憶される音データおよび/または画像データ、或いは、携帯端末装置から通知される音データおよび/または画像データを取得して、出力制御部33に通知する。
出力制御部33は、データ取得部32によって通知された音データおよび/または画像データを用いて、電子メールを受信した旨を出力制御する。
例えば、出力制御部33は、データ取得部32によって通知された音データおよび/または画像データを用いて、表示部12および/または車両のスピーカ(図示せず)に電子メールを受信した旨を出力制御する。
なお、音データや画像データなどは、上記実施例1〜上記実施例4において記載したデータと同様のものであるためその説明を省略する。
(3)携帯端末装置
また、上記実施例1〜上記実施例4では、車載装置と携帯端末装置とを連携させた車載システムとして実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車載装置と連携する携帯端末装置として実現することもできる。
また、上記実施例1〜上記実施例4では、車載装置と携帯端末装置とを連携させた車載システムとして実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車載装置と連携する携帯端末装置として実現することもできる。
ここで、図12を用いて、携帯端末装置の構成例を説明する。図12は、携帯端末装置の構成例を示す図である。
図12に示すように、携帯端末装置50は、操作部51と、表示部52と、近距離通信部53と、通信部54と、記憶部60と、制御部70とを有する。なお、携帯端末装置50は、例えば、GPSアンテナを用いた現在位置取得機能や、音楽再生機能などの様々な機能を有する携帯電話機、PDAまたはパーソナルコンピュータなどの携帯端末装置である。
操作部51は、例えば、操作ボタンやカーソルキーなどの入力デバイスを有し、ユーザ(例えば、携帯端末装置50の所有者)による種々の操作を受け付ける。
表示部52は、モニタ(液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど)やタッチパネルディスプレイなどの出力デバイスを有し、後述する制御部70における処理結果などの情報を出力する。
近距離通信部53は、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信を用いて車載装置との通信リンクを確立するとともに、確立された通信リンクを用いて携帯端末装置50と車載装置との間の通信処理を行う。
通信部54は、例えば、通信事業者の基地局などを介して、インターネットなどのネットワーク上に設けられた外部装置(サーバ装置など)との通信処理を行うデバイスであり、発着信時や発着呼時に通信処理を行う。なお、通信部54は、電子メールを受信した場合に、後述するデータ取得部71に通知する。
記憶部60は、制御部70による各種処理に必要なデータや、制御部70による各種処理結果を記憶する。例えば、記憶部60は、携帯端末装置50の基礎的な機能である発着信や発着呼に利用する電話番号やメールアドレスなどの情報、および、音楽再生機能に利用する音楽データなどを記憶する。
制御部70は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、データ取得部71と、通知部72とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
データ取得部71は、外部装置から電子メールを受信した場合に、車載装置に出力させる音データおよび/または画像データを生成する、或いは、予め保持される音データおよび/または画像データを取得する。
例えば、データ取得部71は、通信部54を介して外部装置(サーバ装置など)から電子メールを受信した場合に、音データ/画像データ記憶部61に記憶される音データおよび/または画像データを取得する、または、車載装置に出力させる音データおよび/または画像データを記憶部60に記憶される情報(電話帳など)を用いて生成し、通知部72に対して送信する。
通知部72は、データ取得部71によって生成または取得された音データおよび/または画像データと、電子メールを受信した旨とを車載装置に対して通知する。
例えば、通知部72は、データ取得部71によって生成または取得された音データおよび/または画像データと、通信部54を介して電子メールを受信した旨とを車載装置に対して通知する。
なお、音データや画像データなどは、上記実施例1〜上記実施例4において記載したデータと同様のものであるためその説明を省略する。
(4)システム構成など
また、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、音データ/画像データ記憶部111などに記憶される情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、音データ/画像データ記憶部111などに記憶される情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合(例えば、操作部101と表示部102とを操作表示部として統合するなど)して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(5)プログラム
なお、上記実施例で説明した車載システムは、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
なお、上記実施例で説明した車載システムは、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明に係る車載システムは、車載装置と携帯端末装置とを連携させて、携帯端末装置の機能を車載装置に提供する場合に有用であり、特に、車両に乗車する乗車者に対して電子メールの着信を気付かせることに適する。
1、1a、1b、1c 車載システム
100、200、300、400 車載装置
101 操作部
102 表示部
103 近距離通信部
110 記憶部
111 音データ/画像データ記憶部
120、220、320、420 制御部
121 データ取得部
122、222、322、422 出力制御部
150、250、450 携帯端末装置
151 操作部
152 表示部
153 近距離通信部
154 通信部
160、260 記憶部
261 音データ/画像データ記憶部
170、270、470 制御部
171、271 通知部
272 データ取得部
323 出力制御解除部
424 応答通知部
473 送信部
100、200、300、400 車載装置
101 操作部
102 表示部
103 近距離通信部
110 記憶部
111 音データ/画像データ記憶部
120、220、320、420 制御部
121 データ取得部
122、222、322、422 出力制御部
150、250、450 携帯端末装置
151 操作部
152 表示部
153 近距離通信部
154 通信部
160、260 記憶部
261 音データ/画像データ記憶部
170、270、470 制御部
171、271 通知部
272 データ取得部
323 出力制御解除部
424 応答通知部
473 送信部
Claims (5)
- 車両に搭載された車載装置と、前記車両に乗車する乗車者によって携帯され、電子メールの送受信機能を備える携帯端末装置とで、前記携帯端末装置によって出力される情報を前記車載装置に出力させる車載システムであって、
前記携帯端末装置は、
電子メールを受信した旨を前記車載装置に対して通知する通知手段を有し、
前記車載装置は、
前記通知手段によって電子メールを受信した旨を通知された場合に、当該電子メールを受信した旨を出力制御する出力制御手段を有することを特徴とする車載システム。 - 前記車載装置の出力制御手段は、予め保持される音データおよび/または画像データを用いて前記電子メールを受信した旨を出力制御することを特徴とする請求項1に記載の車載システム。
- 前記携帯端末装置の通知手段は、前記電子メールを受信した旨を前記車載装置に対して通知する場合に、予め保持される音データおよび/または画像データ、或いは、生成した音データおよび/または画像データをさらに通知し、
前記車載装置の出力制御手段は、前記音データおよび/または画像データを用いて前記電子メールを受信した旨を出力制御することを特徴とする請求項1に記載の車載システム。 - 前記車載装置は、
所定時間経過後、または、前記乗車者による所定操作がなされた場合に、前記出力制御手段によって出力制御された前記電子メールを受信した旨を解除する出力制御解除手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の車載システム。 - 前記車載装置は、
前記出力制御手段によって前記電子メールを受信した旨を出力制御された場合に、予め保持される定型文を用いて当該電子メールに対して応答するように前記携帯端末装置に対して通知する応答通知手段をさらに有し、
前記携帯端末装置は、
前記車載装置の応答通知手段によって通知された定型文を用いて前記電子メールに対する返信メールを送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の車載システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008306903A JP2010130671A (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | 車載システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008306903A JP2010130671A (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | 車載システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010130671A true JP2010130671A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42330660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008306903A Withdrawn JP2010130671A (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | 車載システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010130671A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014529268A (ja) * | 2011-09-29 | 2014-10-30 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 車両内の通知サービス方法、機械可読の記憶媒体、ヘッドユニット装置及びモバイル装置 |
-
2008
- 2008-12-01 JP JP2008306903A patent/JP2010130671A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014529268A (ja) * | 2011-09-29 | 2014-10-30 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 車両内の通知サービス方法、機械可読の記憶媒体、ヘッドユニット装置及びモバイル装置 |
JP2018011301A (ja) * | 2011-09-29 | 2018-01-18 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 車両内の通知サービス方法、機械可読の記憶媒体、ヘッドユニット装置及びモバイル装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111121 |
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