JP2010130369A - 車載装置および遠隔操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車載装置の表示エリアを有効活用しつつ、操作対象装置を直接操作する場合よりも遠隔操作の操作性を向上させること。
【解決手段】配列情報取得部が、携帯端末装置における入力キーの配列情報を取得し、画像の表示および利用者による入力を受け付けるタッチパネルディスプレイについて、対応付け部が、配列情報に含まれる各入力キーとタッチパネルディスプレイ上の所定の領域との対応付けを行い、合成表示部が、携帯端末装置によって生成された表示画面と対応付け部によってタッチパネルディスプレイ上の所定の領域と対応付けられた各入力キーの配置画面とを重畳してタッチパネルディスプレイへ表示させ、変換部が、配列情報に基づいてタッチパネルディスプレイに対する入力を入力キーが押下された場合の出力信号または出力信号の組み合わせへ変換し、出力信号送信部が、変換された出力信号を携帯端末装置へ送信するように車載装置を構成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、携帯端末装置を遠隔操作する車載装置および遠隔操作システムに関し、特に、車載装置の表示エリアを有効活用することができるとともに、携帯端末装置を直接操作する場合よりも操作性を向上させることができる車載装置および遠隔操作システムに関する。
GPS(Global Positioning System)を利用したカーナビゲーションシステムの普及に伴い、車両には、ナビゲーション機能を有する車載装置が搭載される場合が多くなってきた。また、車載装置の多機能化を求めるユーザニーズに応えるために、車載装置の多機能化も顕著となってきている。
たとえば、車載装置には、ナビゲーション機能に加えて、テレビ受信機能、CD(Compact Disc)再生機能、DVD(Digital Versatile Disk)再生機能などの多くの機能が盛り込まれることも多い。しかし、車載装置の多機能化は車載装置の高価格化を招くため、ユーザにとって好ましいものではない。
一方、携帯電話などの携帯端末装置は、低価格でありながら、ナビゲーション機能や音楽再生機能を有するものも普及してきている。また、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信機能を搭載する携帯端末装置も普及してきたことから、かかる近距離無線通信機能で携帯端末装置と車載装置とを無線通信によって接続することによって相互に情報通信(連携)させ、携帯端末装置側の機能を車載装置側で利用する取り組みもなされている。これにより、車載装置の低価格化を図ることが可能となる。
たとえば、特許文献1には、携帯端末装置の画面に表示される表示画面および携帯端末装置の入力キー配列を模した操作画面を車載装置へ送信し、車載装置のディスプレイに対して携帯端末装置で生成された表示画面および操作画面を並べて表示する技術が開示されている。
特開2003−244343号公報
しかしながら、特許文献1の技術を用いて携帯端末装置の遠隔操作を行う場合、車載装置のディスプレイには、携帯端末装置の入力キーを模した操作画面が常に表示されるため、車載装置のディスプレイを有効活用することができないという問題があった。
たとえば、携帯端末装置上で動作するナビゲーション用アプリケーションプログラム(以下、「ナビアプリ」と記載する)が生成した表示画面は、車載装置のディスプレイ全体に表示されるのではなく、操作画面で占有された領域以外の表示領域に表示される。
このため、携帯端末装置よりも大きな表示エリアを有する車載装置を用いた場合であっても、車載装置上で表示されるナビアプリ表示画面の表示サイズは十分な大きさとはならず、視認性の面で問題があった。
また、特許文献1の技術を用いた場合には、車載装置に表示される操作画面で携帯端末装置を遠隔操作する場合、操作画面上の仮想入力キーは、携帯端末装置上の入力キーと一対一に対応しているにすぎない。このため、遠隔操作の操作性は、直接操作の操作性と同一となり、携帯端末装を直接操作する場合の操作性を向上させているとはいえない。
これらのことから、車載装置を用いて携帯端末装置を遠隔操作する場合に、車載装置の表示エリアを有効活用することができるとともに、携帯端末装置を直接操作する場合よりも操作性を向上させることができる車載装置あるいは遠隔操作システムをいかにして実現するかが大きな課題となっている。なお、かかる課題は、遠隔操作対象となる装置が、携帯端末装置である場合に限らず、入力インタフェースを有する各種装置を遠隔操作する場合にも同様に発生する課題である。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、携帯端末装置を遠隔操作する場合に、車載装置の表示エリアを有効活用することができるとともに、携帯端末装置を直接操作する場合よりも操作性を向上させることができる車載装置および遠隔操作システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、携帯端末装置を遠隔操作する車載装置であって、前記携帯端末装置における入力キーの配列情報を取得する配列情報取得手段と、画像の表示および利用者による入力を受け付けるタッチパネルディスプレイを含んだ入出力手段と、前記配列情報に含まれる各入力キーと前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域との対応付けを行う対応付け手段と、前記対応付け手段によって前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域と対応付けられた前記各入力キーの配置画面を前記タッチパネルディスプレイへ表示させる合成表示手段と、前記配列情報に基づいて前記タッチパネルディスプレイに対する入力を前記入力キーが押下された場合の出力信号または前記出力信号の組み合わせへ変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された前記出力信号を前記携帯端末装置へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は車載装置が携帯端末装置を遠隔操作する遠隔操作システムであって、前記車載装置は、前記携帯端末装置における入力キーの配列情報を取得する配列情報取得手段と、画像の表示および利用者による入力を受け付けるタッチパネルディスプレイを含んだ入出力手段と、前記配列情報に含まれる各入力キーと前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域との対応付けを行う対応付け手段と、前記対応付け手段によって前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域と対応付けられた前記各入力キーの配置画面を前記タッチパネルディスプレイへ表示させる合成表示手段と、前記配列情報に基づいて前記タッチパネルディスプレイに対する入力を前記入力キーが押下された場合の出力信号または前記出力信号の組み合わせへ変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された前記出力信号を前記携帯端末装置へ送信する送信手段とを備え、前記携帯端末装置は、前記配列情報を前記車載装置へ通知する通知手段と、前記車載装置から受信した前記出力信号を前記携帯端末装置における前記入力キーが押下された場合の出力信号とみなして受け付ける遠隔入力手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末装置における入力キーの配列情報を取得する配列情報取得手段と、画像の表示および利用者による入力を受け付けるタッチパネルディスプレイを含んだ入出力手段と、配列情報に含まれる各入力キーとタッチパネルディスプレイ上の所定の領域との対応付けを行う対応付け手段と、対応付け手段によってタッチパネルディスプレイ上の所定の領域と対応付けられた各入力キーの配置画面をタッチパネルディスプレイへ表示させる合成表示手段と、配列情報に基づいてタッチパネルディスプレイに対する入力を入力キーが押下された場合の出力信号または出力信号の組み合わせへ変換する変換手段と、変換手段によって変換された出力信号を携帯端末装置へ送信することとしたので、携帯端末装置に係る表示画面および操作画面を適宜重畳させて表示するとともに、操作画面に対する入力を複数の入力キーが押下された場合の出力信号の組み合わせへも変換することで、車載装置の表示エリアを有効活用することができるとともに、携帯端末装置を直接操作する場合よりも操作性を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る車載装置および遠隔操作システムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、自動車に搭載されるDA(Display Audio)と呼ばれる車載装置とナビアプリなどのアプリを実行する携帯端末装置とが、近距離無線通信機能で連携し、かかる車載装置で携帯端末装置を遠隔操作する遠隔操作システムについて説明することとする。
ここで、DAとは、表示機能やオーディオ再生機能、携帯端末装置との通信機能といった基礎的な機能のみを実装し、携帯端末装置と連携することで多機能化する車載装置のことを指す。なお、以下に示す実施例では、遠隔操作対象装置が携帯端末装置である場合について説明するが、入力インタフェースを有する各種装置を遠隔操作対象装置とすることもできる。
図1は、本実施例に係る遠隔操作システム1の概要を示す図である。なお、同図の(A)には、遠隔操作システム1を構成する各装置について、同図の(B)には、遠隔操作システム1が実行する処理概要について、それぞれ示している。
図1の(A)に示したように、遠隔操作システム1は、タッチパネルディスプレイ上に表示されるカスタマイズ可能な「仮想スイッチ」およびボタンやダイヤルといった「ハードスイッチ」を備えた車載装置10と、乗車者が携帯する携帯電話などの携帯端末装置20とから構成されている。ここで、車載装置10と、携帯端末装置20とはブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信で連携する。
そして、車載装置10/携帯端末装置20間の通信リンクが確立すると、図1の(B)に示したように、携帯端末装置20は、入力キーの配列を含んだ入力キー配列情報を車載装置10へ送信する(同図の(1a)参照)。
かかる入力キー配列情報を受信した車載装置10は、携帯端末装置20上の各入力キーと、車載装置10上の各種スイッチとの対応付けを行う(同図の(2)参照)。具体的には、上記した各「仮想スイッチ」と携帯端末装置20上の各入力キーとを対応付けるとともに、上記した各「ハードスイッチ」と携帯端末装置20上の各入力キーとを対応付ける。
つづいて、車載装置10は、携帯端末装置20を遠隔操作するための操作画面10aを生成する。ここで、同図には、いわゆるテンキーを摸した操作画面10aを一例として示しているが、十字キーを模した操作画面など、複数種類の操作画面を生成するものとする。なお、本実施例では、車載装置10が、携帯端末装置20を遠隔操作するための操作画面を生成する場合について説明するが、携帯端末装置20が、かかる操作画面を生成することとしてもよい。
ところで、携帯端末装置20上で動作するナビアプリなどのアプリケーションプログラムは、車載装置10と連携すると、本来なら自装置(携帯端末装置20)のディスプレイに表示する表示画面20aを、適宜、車載装置10へ送信する(同図の(1b)参照)。
車載装置10は、携帯端末装置20から受け取った表示画面20aと、操作画面10aとを重畳表示する(同図の(3)参照)。ここで、操作画面10aは、半透明となる画像処理が施されており、表示画面20a上に重畳表示された場合であっても、表示画面20aの視認性を妨げない。また、タッチパネルディスプレイに対して所定の操作が行われた場合にのみ、操作画面10aを重畳表示することもできる。
このように、車載装置10は、表示画面20aと操作画面10aとを重畳表示することで、携帯端末装置20の遠隔操作を行う。ここで、車載装置10は、車載装置10に対して行われた入力操作について、操作内容を加工したうえで携帯端末装置20の遠隔操作を行うことも可能である(同図の(4)参照)。
たとえば、ナビアプリによる地図画面などを斜め方向にスクロールさせたい場合、携帯端末装置20上には、斜め方向の移動を指示する入力キーが設けられていないことも多い。このような場合に、車載装置10は、操作画面10aに対する操作内容を、携帯端末装置20上に実際に存在する入力キーの組み合わせへ変換し、疑似斜め移動操作を実現する。
すなわち、本実施例に係る遠隔操作システム1によれば、車載装置10経由で携帯端末装置20を遠隔操作する場合の操作性を、携帯端末装置20を直接操作する場合の操作性よりも向上させることができる。なお、上記した疑似斜め移動操作については、図6等を用いて後述することとする。
このように、本実施例に係る遠隔操作システム1では、携帯端末装置20ごとに異なる入力キー配列に対応しつつ、携帯端末装置20を遠隔操作する操作画面10aをアプリの表示画面20aと重畳表示するので、タッチパネルディスプレイの表示エリアを有効活用することができる。
また、タッチパネルディスプレイ上の「仮想スイッチ」のみならず、車載装置10上の「ハードスイッチ」を、携帯端末装置20上の入力キーと対応付けるので、タッチパネルディスプレイ上に「仮想スイッチ」を表示することなく、「ハードスイッチ」に対する操作によって携帯端末装置20を遠隔操作することもできる。これにより、タッチパネルディスプレイの表示エリアをより有効に活用することができる。
さらに、車載装置10は、「仮想スイッチ」あるいは「ハードスイッチ」に対する操作内容を、携帯端末装置20上の入力キーの組み合わせへ変換する処理を併せて行うので、遠隔操作の操作性を向上させることができる。
なお、携帯端末装置10における入力キーの種類や配列は、通信事業者ごと、あるいは、製造メーカごとに異なるが、上記した入力キー配列情報を用いることで、かかる差異を吸収することができる。
図2は、遠隔操作システム1に含まれる各装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、遠隔操作システム1は、車載装置10と、携帯端末装置20とを含んでいる。ここで、同図では、1台の携帯端末装置20のみを示しているが、携帯端末装置20を複数台とすることとしてもよい。
まず、車載装置10の構成について説明する。車載装置10は、タッチパネルディスプレイ11と、ハードスイッチ12と、近距離通信部13と、制御部14と、記憶部15とを備えている。また、制御部14は、合成表示部14aと、変換部14bと、対応付け部14cと、出力信号送信部14dと、配列情報取得部14eとをさらに備えており、記憶部15は、対応付け情報15aを記憶する。
タッチパネルディスプレイ11は、各種画像を表示するためのディスプレイの表面に入力用のタッチパネルを付した入出力デバイスであり、ハードスイッチ12は、タッチパネルディスプレイ11の周辺に設けられたダイヤルやボタンといった入力デバイスである。
なお、ハードスイッチ12や、ハードスイッチ12の近辺には、各ハードスイッチ12の役割を示す文字列が付されることが通常である。たとえば、ボリューム調整用のダイヤルには「VOL」、音量を無音にするためのボタンには「MUTE」といった文字列が付される。
ここで、車載装置10および携帯端末装置20に設けられる操作スイッチについて図3を用いて説明しておく。図3は、車載装置10および携帯端末装置20の各種操作スイッチを示す図である。なお、同図の(A)には、車載装置10の各種操作スイッチについて、同図の(B)には、携帯端末装置20の各種操作スイッチについて、それぞれ示している。
図3の(A)に示すように、車載装置10の前面31には、タッチパネルディスプレイ31a(図2のタッチパネルディスプレイ11に対応)が配置されている。また、タッチパネルディスプレイ31aの周辺には、ハードスイッチ31b(図2のハードスイッチ12に対応)が配置されている。
ハードスイッチ31bには、ダイヤルやボタン等の種類があり、同図に示した場合には、タッチパネルディスプレイ31aの左側には、ダイヤルL1、ボタンL2、ボタンL3、ボタンL4およびボタンL5が、同じく右側には、ダイヤルR1、ボタンR2、ボタンR3、ボタンR4およびボタンR5が、それぞれ配置されている。
また、同図の(B)に示すように、携帯端末装置20の操作面32には、上下左右方向への移動指示などを行う十字キー32aと、テンキー32bとが配置されている。また、操作面の左側面には、側面キー32cが、同じく右側面には、側面キー32dおよび側面キー32eが、それぞれ配置されている。
なお、携帯端末装置20は、ディスプレイ32fを備えているが、車載装置10との連携中には、アプリによる出力画面の表示はなされず、表示休止状態となるか、「連携中」といった車載装置10と連携中である旨の表示がなされる。
ここで、十字キー32aやテンキー32bに含まれる入力キーの配置や種類、各種側面キーの有無等は、携帯端末装置20の機種ごとに異なることが通常である。なお、テンキー32bに含まれる「0」〜「9」までの数字キー、「*」キー、「♯」キーのように、配置や種類がすべての携帯端末装置20間で共通して用いられる「共通操作キー」も存在する。以下では、かかる「共通操作キー」以外の入力キーについては、「非共通操作キー」と記載する。
図2に戻り、車載装置10の構成についての説明をつづける。近距離通信部13は、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信を用いて携帯端末装置20との通信リンクを確立するとともに、確立した通信リンクを用いて車載装置10/携帯端末装置20間の通信処理を行う。ここで、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)とは、2.4GHzの周波数帯を用いて半径数10m程度の無線通信を行う近距離無線通信規格であり、近年では、携帯電話やパーソナルコンピュータなどの電子機器に広く適用されている。
なお、本実施例では、ブルートゥース(登録商標)を用いて車載装置10/携帯端末装置20間の通信を行う場合について説明するが、Wi−Fi(ワイファイ:登録商標)、ZigBee(ジグビー:登録商標)といった他の無線通信規格を用いることとしてもよい。また、車載装置10/携帯端末装置20間の通信を有線通信で行うこととしてもよい。
制御部14は、タッチパネルディスプレイ11上に表示する仮想スイッチおよび車載装置10の操作面などに設けられたハードスイッチ12と、携帯端末装置20上の各種入力キー(図3参照)との対応付けを行うとともに、タッチパネルディスプレイ11が受け付けた入力を携帯端末装置20上の入力キーが操作された場合の出力信号に変換して送信する処理を行う処理部である。
合成表示部14aは、携帯端末装置20から近距離通信部13経由で受け取ったアプリ画面と、対応付け情報15aに含まれる操作画面とを合成し、タッチパネルディスプレイ11へ出力する処理を行う処理部である。
たとえば、合成表示部14aは、タッチパネルディスプレイ11やハードスイッチ12が所定の入力を受け付けた場合に、半透明の画像処理を施された操作画面をアプリ画面上に重畳して表示する。なお、かかる重畳表示の例については、図8を用いて後述することとする。
変換部14bは、対応付け情報15aに基づき、タッチパネルディスプレイ11上で操作された仮想スイッチあるいは車載装置10上で操作されたハードスイッチ12を、かかる仮想スイッチあるいはハードスイッチ12と対応付けられた入力キー(携帯端末装置20上の入力キー)に対応する出力信号へ変換する処理を行う処理部である。
なお、変換部14bは、変換後の出力信号を出力信号送信部14dへ渡す処理を併せて行う。また、変換部14bは、上記した疑似斜め移動操作処理を行うが、この点については、図6等を用いて後述することとする。
対応付け部14cは、配列情報取得部14eが携帯端末装置20から受け取った配列情報23aに基づき、タッチパネルディスプレイ11上に表示する仮想スイッチと、携帯端末装置20上の各種入力キー(図3参照)との対応付けを行うとともに、各ハードスイッチ12と、携帯端末装置20上の各種入力キーとの対応付けを行う処理部である。なお、対応付け部14cは、対応付け結果を対応付け情報15aとして記憶部15へ記憶させる処理を併せて行う。
ここで、対応付け部14cが行う対応付け処理について、図4および図5を用いて説明しておく。図4は、携帯端末装置20上の各入力キーと車載装置10上のハードスイッチ12との対応付け例を示す図である。なお、同図の(A)には、対応付けの一例を、同図の(B)には、対応付けの変更例を、それぞれ示している。
図4の(A)に示すように、たとえば、利用者が、対応付けを確認する場合には、タッチパネルディスプレイ11には、標準の対応付け画面41が表示される。ここで、表示エリア41aには、タッチパネルディスプレイ11の左方に配置されるハードスイッチ12(図3の(A)におけるL1〜L5参照)を模した画像が表示され、表示エリア41cには、タッチパネルディスプレイ11の右方に配置されるハードスイッチ12(図3の(A)におけるR1〜R5参照)を模した画像が表示される。
このように、表示エリア41aや表示エリア41cにハードスイッチ12を模した画像を表示することで、ハードスイッチ12に付された文字列が、携帯端末装置20の各入力キーに付された文字列と異なる場合であっても、対応付け関係を、利用者に対してわかりやすく提示することができる。
また、表示エリア41bには、携帯端末装置20から受信した配列情報23aに基づく入力キー配列画像(図3の(B)参照)が表示される。そして、表示エリア41aおよび表示エリア41cのハードスイッチ12が、携帯端末装置20のどの入力キーと対応するかを示す矢印などが併せて表示される。
ここで、同図の(B)に示したように、利用者が、対応付けを変更することも可能である(同図の42参照)。たとえば、同図の(A)に示した場合には、表示エリア41aのダイヤルL1(図3参照)が、携帯端末装置20の通話キーおよび通話終了キーに対応付けられていたが、同図の(B)では、十字キーにおける左向き移動キーおよび右向き移動キーへの対応付けに変更されている。
このように、車載装置10のハードスイッチ12と、携帯端末装置20の入力キーとの対応付けを行うことで、ハードスイッチ12を操作することによる携帯端末装置20の遠隔操作が可能となる。なお、図4に示した対応付け画面41および42は、利用者が対応付けを確認したい場合にのみ表示させることができるので、アプリ画面の視認性を妨げることはない。
図5は、携帯端末装置20上の十字キーとタッチパネルディスプレイ11上の仮想スイッチとの対応付け例を示す図である。なお、同図の(A)〜(C)には、対応付けのバリエーションを示している。
図5の(A)には、タッチパネルディスプレイ11の表示エリアを対角線で4つの部分エリアに区切り、部分エリア51aには上向き移動キーを、部分エリア51bには下向き移動キーを、部分エリア51cには左向き移動キーを、部分エリア51dには右向き移動キーを、それぞれ対応付けた操作画面51を示している。なお、操作画面51をタッチパネルディスプレイ11へ表示する場合には、対角線を示す線のみを表示することとしてもよい。
図5の(B)には、図5の(A)に対してさらに携帯端末装置20上の十字キーにおける確定キーを割り当てた場合の操作画面52を示している。同図に示したように、部分エリア52aには上向き移動キーが、部分エリア52bには下向き移動キーが、部分エリア52cには左向き移動キーが、部分エリア52dには右向き移動キーが、部分エリア52eには確定キーが、それぞれ対応付けられている。
図5の(C)には、図5の(B)とは異なる部分領域に、各移動キーおよび確定キーをそれぞれ割り当てた場合の操作画面53を示している。同図に示したように、部分エリア53aには上向き移動キーが、部分エリア53bには下向き移動キーが、部分エリア53cには左向き移動キーが、部分エリア53dには右向き移動キーが、部分エリア53eには確定キーが、それぞれ対応付けられている。
なお、図5の(B)に示した操作画面52および図5の(C)に示した操作画面53についても、タッチパネルディスプレイ11へ表示する場合には、図5の(A)に示した操作画面51と同様に、各部分エリアを区切る線のみを表示することとしてもよい。
図2の説明に戻り、出力信号送信部14dについて説明する。出力信号送信部14dは、変換部14bから受け取った変換後の出力信号(携帯端末装置20上の入力キーが操作された場合の出力信号)を、近距離通信部13経由で携帯端末装置20へ送信する処理を行う処理部である。また、配列情報取得部14eは、近距離通信部13経由で携帯端末装置20から受け取った配列情報23aを対応付け部14cへ渡す処理を行う処理部である。
なお、本実施例では、車載装置10の出力信号送信部14dが、携帯端末装置20上の入力キーが操作された場合の出力信号を携帯端末装置20へ送信する場合について説明するが、操作された入力キーを示す操作情報のみを携帯端末装置20へ送信することとしてもよい。この場合、携帯端末装置20の遠隔入力処理部22aが、車載装置10から受け取った操作情報を入力キーに対応する出力信号へ変換することになる。
記憶部15は、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部であり、対応付け情報15aを記憶する。対応付け情報15aは、タッチパネルディスプレイ11に表示される仮想スイッチと携帯端末装置20上の各種入力キー(図3参照)との対応付け、およびハードスイッチ12と携帯端末装置20上の各種入力キー(図3参照)との対応付けを含んだ情報である。
次に、携帯端末装置20の構成について説明する。図2に示したように、携帯端末装置20は、近距離通信部21と、制御部22と、記憶部23とを備えている。また、制御部22は、遠隔入力処理部22aおよび通知部22bをさらに備えており、記憶部23は、配列情報23aを記憶する。
近距離通信部21は、車載装置10の近距離通信部13と同様に、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信を用いて車載装置10との通信リンクを確立するとともに、確立した通信リンクを用いて携帯端末装置20/車載装置10間の通信処理を行う。
制御部22は、携帯端末装置20の入力キー配列および各入力キーが操作された場合の出力信号を含んだ配列情報23aを車載装置10へ送信する処理を行うとともに、車載装置10から受信した遠隔操作コマンド(入力キーに対応する出力信号または出力信号列)を各アプリへ振り分ける処理を行う処理部である。
遠隔入力処理部22aは、近距離通信部21経由で車載装置10から受け取った遠隔操作コマンド(入力キーに対応する出力信号または出力信号列)を、アプリに対する入力信号として各アプリへ振り分ける処理を行う処理部である。このようにすることで、各アプリは、携帯端末装置20の入力キーが直接操作された場合と同様に動作することができる。
通知部22bは、記憶部23の配列情報23aを近距離通信部21経由で車載装置10へ送信する処理を行う処理部である。記憶部23は、不揮発性メモリなどの記憶デバイスで構成される記憶部であり、配列情報23aを記憶する。
配列情報23aは、携帯端末装置20の入力キー配列および各入力キーが操作された場合の出力信号を含んだ情報であり、たとえば、図4の(A)あるいは(B)の表示エリア41bに示した画像形式の入力キー配列を含むものとする。
なお、配列情報23aは、携帯端末装置20の機種ごとに異なるが、たとえば、インターネット上のサーバ装置から自機種に係る配列情報23aをダウンロードすることとすればよい。また、携帯端末装置20の製造時等に配列情報23aを記憶部23へ記憶させておくこととしてもよい。
次に、車載装置10の変換部14bが実行する疑似斜め移動操作処理について図6を用いて説明する。図6は、仮想スイッチを用いた疑似斜め移動操作処理の概要を示す図である。なお、同図に示す操作画面61は、図5に示した各操作画面と同様に、タッチパネルディスプレイ11上に表示される。
図6に示すように、疑似斜め操作を実現する場合、タッチパネルディスプレイ11の表示領域を、たとえば、N個×M個の方眼状に区切る。ここで、斜線を付した区画は、表示領域についての中心区画61aである。ここで、中心区画61aから1つ上の区画へ移動させるコマンドを「U」、1つ下の区画へ移動させるコマンドを「D」、1つ左の区画へ移動させるコマンドを「L」、1つ右の区画へ移動させるコマンドを「R」とする。
変換部14bは、利用者によって操作された区画が中心区画61aからどれだけずれているかに応じて上記したコマンドの列を生成する。たとえば、同図に示す区画61bがタッチされた場合、区画61bは、中心区画61aよりも右に2区画、上に2区画ずれている。この場合、変換部14bは、コマンドRおよびコマンドUを2個ずつ生成する。
このようにすることで、携帯端末装置20には斜め移動用の入力キーがない場合であっても、上下左右移動キーの組み合わせで疑似斜め操作を実現することができる。
また、変換部14bは、各コマンドを組み合わせてコマンド列を生成する際に、同一のコマンドが連続する回数が最小となるように、コマンドの順序を調整する。たとえば、区画61bが操作された場合には、各コマンドの順序を、コマンドR、コマンドU、コマンドR、コマンドUの順序、もしくは、コマンドU、コマンドR、コマンドU、コマンドRの順序とする。
このようにすることで、上下左右方向への各移動コマンドの組み合わせであっても、斜め方向の画面スクロールをスムーズに行うことができる。なお、同図に示した区画61cが操作された場合には、変換部14bは、コマンドL、コマンドU、コマンドLの順序のコマンド列を出力することになる。
ところで、これまでは、タッチパネルディスプレイ11へ携帯端末装置20の十字キーに対応する操作画面を表示する場合について説明してきたが(たとえば、図5参照)、テンキーなどの他の入力キーに対応する操作画面を表示させることもできる。図7は、携帯端末装置20上のテンキーとタッチパネルディスプレイ11上の仮想スイッチとの対応付け例を示す図である。
図7の(A)には、「0」〜「9」までの数字キー、「*」キーおよび「♯」キーにそれぞれ対応する仮想スイッチを含んだ操作画面71を示している。なお、操作画面71をタッチパネルディスプレイ11へ表示する場合には、各仮想スイッチの区切りを示す線のみを表示することとしてもよい。
図7の(B)には、図7の(A)に示した各キーに加え、「進む」キー、「戻る」キーといった非共通操作キーに対応する仮想スイッチを含んだ操作画面72を示している。なお、操作画面72に含ませるキーの種類や配置については、図4に示した場合と同様に、利用者がカスタマイズすることができる。
たとえば、図7の(C)に示した操作画面73のように、「ON」キーや、「OFF」キーといった非共通操作キーを含ませたり、上矢印操作キーなどの移動キーの配置を、図7の(B)に示した操作画面72とは異なるものとしたり、することができる。
なお、図7の(B)に示した操作画面72および図7の(C)に示した操作画面73についても、タッチパネルディスプレイ11へ表示する場合には、図7の(A)に示した操作画面71と同様に、各仮想スイッチの区切りを示す線のみを表示することとしてもよい。
次に、車載装置10の合成表示部14aによって行われる画面合成処理について図8を用いて説明する。図8は、アプリ画面と操作画面との重畳例を示す図である。なお、同図では、図5の(C)に示した操作画面53を、アプリ画面81と重畳表示する場合について示している。
図8の(A)に示したように、合成表示部14aは、携帯端末装置20から受け取ったアプリ画面81に、操作画面53を合成する処理を行う。ここで、操作画面53には、半透明となる画像処理が施されており、操作画面53が重畳表示された場合であっても、アプリ画面81を視認することができる。また、タッチパネルディスプレイ11やハードスイッチ12に対して所定の操作がなされた場合にのみ、操作画面53を表示することとしてもよい。
また、図8の(B)に示したように、アプリ画面81における所定の部分エリア81aについて、操作画面53を重畳表示することとしてもよい。なお、図8では、図5の(C)に示した操作画面53をアプリ画面81と重畳する場合について示したが、図5に示した操作画面51あるいは操作画面52、図6に示した操作画面61、図7に示した操作画面71、操作画面72あるいは操作画面73などの操作画面を、アプリ画面81と重畳表示させることとしてもよい。また、複数の操作画面をアプリ画面81と重畳させることとしてもよい。
次に、車載装置10が携帯端末装置20を遠隔操作する場合における初期処理の処理手順について図9を用いて説明する。図9は、遠隔操作初期処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、近距離通信部13は、携帯端末装置20との連携開始処理を行い(ステップS101)、連携が完了したか否かを判定する(ステップS102)。
そして、連携が完了した場合には(ステップS102,Yes)、配列情報取得部14eは、携帯端末装置20から配列情報23aを受信する(ステップS103)。なお、ステップS102の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS102,No)、ステップS102の処理を繰り返す。
つづいて、対応付け部14cは、車載装置10側ハードスイッチ12との対応付けを行う旨の設定(対応付けON)がなされているか否かを判定し(ステップS104)、対応付けONである場合には(ステップS104,Yes)、車載装置10側ハードスイッチ12と携帯端末装置20側入力キーとの対応付け処理を行う(ステップS105)。
そして、タッチパネルディスプレイ11と携帯端末装置20側入力キーとの対応付け処理を行い(ステップS106)、処理を終了する。なお、ステップS104の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS104,No)、ステップS105の処理を行うことなくステップS106の処理を行い、処理を終了する。
次に、車載装置10の変換部14bが行う疑似斜め操作処理の処理手順について図10を用いて説明する。図10は、疑似斜め移動操作処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図10では、図6に示した操作画面61が利用者によって操作される場合の処理手順について示している。
図10に示すように、変換部14bは、利用者によってタッチされた区画を取得し(ステップS201)、水平方向移動コマンドおよび垂直方向移動コマンドへ変換する(ステップS202)。つづいて、コマンドの並べ替え処理を実行し(ステップS203)、同一コマンドの連続回数が最小であるか否かを判定する(ステップS204)。
そして、同一コマンドの連続回数が最小である場合には(ステップS204,Yes)、並べ替え後のコマンド列を携帯端末装置20へ送信し(ステップS205)、処理を終了する。なお、ステップS204の判定条件を満たさなかった場合には(ステップS204,No)、ステップS203に戻り、再度、コマンドの並べ替えを行ったうえで、ステップS204の処理を繰り返す。
上述してきたように、本実施例では、配列情報取得部が、携帯端末装置における入力キーの配列情報を取得し、画像の表示および利用者による入力を受け付けるタッチパネルディスプレイについて、対応付け部が、配列情報に含まれる各入力キーとタッチパネルディスプレイ上の所定の領域との対応付けを行い、合成表示部が、携帯端末装置によって生成された表示画面と対応付け部によってタッチパネルディスプレイ上の所定の領域と対応付けられた各入力キーの配置画面とを重畳してタッチパネルディスプレイへ表示させ、変換部が、配列情報に基づいてタッチパネルディスプレイに対する入力を入力キーが押下された場合の出力信号または出力信号の組み合わせへ変換し、出力信号送信部が、変換された出力信号を携帯端末装置へ送信するように車載装置を構成した。
また、通知部が、配列情報を車載装置へ通知し、遠隔入力処理部が、車載装置から受け取ったコマンドあるいはコマンド列を、疑似入力コマンドとして受け付けるように携帯端末装置を構成した。
したがって、操作対象装置に係る表示画面および操作画面を適宜重畳させて表示するとともに、操作画面に対する入力を複数の入力キーが押下された場合の出力信号の組み合わせへも変換することで、車載装置の表示エリアを有効活用することができるとともに、操作対象装置を直接操作する場合よりも操作性を向上させることができる。
以上のように、本発明に係る車載装置および遠隔操作システムは、車載装置から携帯端末装置を遠隔操作したい場合に有用であり、特に、遠隔操作の操作性を向上させたい場合に適している。
本実施例に係る遠隔操作システムの概要を示す図である。 遠隔操作システムに含まれる各装置の構成を示すブロック図である。 車載装置および携帯端末装置の各種操作スイッチを示す図である。 携帯端末装置上の各入力キーと車載装置上のハードスイッチとの対応付け例を示す図である。 携帯端末装置上の十字キーとタッチパネルディスプレイ上の仮想スイッチとの対応付け例を示す図である。 仮想スイッチを用いた疑似斜め移動操作処理の概要を示す図である。 携帯端末装置のテンキーとタッチパネルディスプレイ上の仮想スイッチとの対応付け例を示す図である。 アプリ画面と操作画面との重畳例を示す図である。 遠隔操作初期処理の処理手順を示すフローチャートである。 疑似斜め移動操作処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遠隔操作システム
10 車載装置(DA:Display Audio)
11 タッチパネルディスプレイ
12 ハードスイッチ
13 近距離通信部
14 制御部
14a 合成表示部
14b 変換部
14c 対応付け部
14d 出力信号送信部
14e 配列情報取得部
15 記憶部
15a 対応付け情報
20 携帯端末装置
21 近距離通信部
22 制御部
22a 遠隔入力処理部
22b 通知部
23 記憶部
23a 配列情報

Claims (8)

  1. 携帯端末装置を遠隔操作する車載装置であって、
    前記携帯端末装置における入力キーの配列情報を取得する配列情報取得手段と、
    画像の表示および利用者による入力を受け付けるタッチパネルディスプレイを含んだ入出力手段と、
    前記配列情報に含まれる各入力キーと前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域との対応付けを行う対応付け手段と、
    前記対応付け手段によって前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域と対応付けられた前記各入力キーの配置画面を前記タッチパネルディスプレイへ表示させる合成表示手段と、
    前記配列情報に基づいて前記タッチパネルディスプレイに対する入力を前記入力キーが押下された場合の出力信号または前記出力信号の組み合わせへ変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された前記出力信号を前記携帯端末装置へ送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする車載装置。
  2. 前記合成表示手段は、
    前記タッチパネルディスプレイが所定の入力を受け付けた場合に、前記携帯端末装置が生成した表示画面と前記配置画面とを重畳することを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記入出力手段は、
    利用者の操作を受け付けるハードスイッチをさらに備え、
    前記対応付け手段は、
    前記配列情報に含まれる各入力キーと前記ハードスイッチとの対応付けを行うことを特徴とする請求項1または2に記載の車載装置。
  4. 前記対応付け手段は、
    前記入力キーと前記ハードスイッチとの対応付けをあらわす対応付け画面を前記タッチパネルディスプレイへ表示させ、前記タッチパネルディスプレイが前記対応付けを変更する入力を受け付けた場合には、変更後の対応付けをあらたな対応付けとして用いることを特徴とする請求項3に記載の車載装置。
  5. 前記変換手段は、
    前記タッチパネルディスプレイに対する1つの入力を複数の前記入力キーに係る出力信号列へ変換することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の車載装置。
  6. 前記変換手段は、
    前記入力キーが上方向移動指示キー、下方向移動指示キー、左方向移動指示キーおよび右方向移動指示キーである場合に、前記タッチパネルディスプレイに対する1つの入力を、前記上方向移動指示キーまたは前記下方向移動指示キーと、前記左方向移動指示キーまたは前記右方向移動指示キーとのいずれかの組み合わせに係る前記出力信号列へ変換することを特徴とする請求項5に記載の車載装置。
  7. 前記変換手段は、
    前記出力信号列が、同一の前記入力キーに係る前記出力信号の連続する回数が最小となるように、前記出力信号列における前記出力信号の順序を調整することを特徴とする請求項6に記載の車載装置。
  8. 車載装置が携帯端末装置を遠隔操作する遠隔操作システムであって、
    前記車載装置は、
    前記携帯端末装置における入力キーの配列情報を取得する配列情報取得手段と、
    画像の表示および利用者による入力を受け付けるタッチパネルディスプレイを含んだ入出力手段と、
    前記配列情報に含まれる各入力キーと前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域との対応付けを行う対応付け手段と、
    前記対応付け手段によって前記タッチパネルディスプレイ上の所定の領域と対応付けられた前記各入力キーの配置画面を前記タッチパネルディスプレイへ表示させる合成表示手段と、
    前記配列情報に基づいて前記タッチパネルディスプレイに対する入力を前記入力キーが押下された場合の出力信号または前記出力信号の組み合わせへ変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された前記出力信号を前記携帯端末装置へ送信する送信手段と
    を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記配列情報を前記車載装置へ通知する通知手段と、
    前記車載装置から受信した前記出力信号を前記携帯端末装置における前記入力キーが押下された場合の出力信号とみなして受け付ける遠隔入力手段と
    を備えたことを特徴とする遠隔操作システム。
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