JP2010130215A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリップベルト機能を有し、且つ操作性を向上させることができる携帯電子機器を提供すること。
【解決手段】携帯電話機1は、操作部側筐体2と、操作部側筐体2の外面における第1領域49aに一端側が固定され、第1領域49aと異なる第2領域49bに他端側が固定されるバンド部50と、操作部側筐体2に配置され、第1領域49aと第2領域49bとの間に導電体が接触又は近接された場合に所定の物理量を出力するセンサ部45と、センサ部45から出力された物理量を検出する検出部46と、検出部46により検出された物理量に応じて、所定の機能を動作させる制御部47と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電子機器に関する。
従来、例えばデジタルビデオカメラ等のユーザ自身の手により保持された状態で使用される電子機器には、ユーザによる電子機器の保持を補助するためにグリップベルトを備えた電子機器が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2004−287334
しかしながら、特許文献1に記載された電子機器のグリップベルトでは、ユーザによる電子機器の保持を向上させる機能を有するものの、同時にユーザの手の動きを制限してしまうために操作性が損なわれてしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、グリップベルト機能を有し、且つ操作性を向上させることができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、筐体と、前記筐体の外面における第1領域に一端側が固定され、前記外面上の前記第1領域と異なる第2領域に他端側が固定されるバンド部と、前記筐体に配置され、前記第1領域と前記第2領域との間への導電体の接触状態又は近接状態に応じて変化するに所定の物理量を出力するセンサ部と、前記センサ部から出力された物理量を検出する検出部と、前記検出部により検出された物理量に応じて、所定の機能を動作させる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、前記センサ部は、前記筐体の外面における前記第1領域と前記第2領域との間に互いに離間して配置される第1接触部及び第2接触部と、前記第1接触部に所定の周波数の電圧を印加する電圧印加部と、を有し、前記検出部は、前記電圧印加部から前記第1接触部に印加され、前記導電体を介して前記第2接触部から出力された電圧の周波数を前記物理量として検出することが好ましい。
また、前記電圧印加部は、所定の周波数の交流電圧を印加し、前記制御部は、前記検出部により検出された交流電圧の周波数に応じて、前記所定の機能を動作させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記検出部により検出された交流電圧の周波数が所定の閾値未満の場合、電子メール機能を動作させ、前記検出部により検出された交流電圧の周波数が前記所定の閾値以上の場合、通話機能を動作させることが好ましい。
本発明によれば、グリップベルト機能を有し、且つ操作性を向上させることができる携帯電子機器を提供することができる。
以下、本発明の携帯電子機器の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
先ず、本発明の携帯電子機器としての携帯電話機1について、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る携帯電話機1について、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開いた状態で正面側から視た斜視図である。図2は、図1に示す携帯電話機1の背面図である。図3は、図1に示す携帯電話機1を、図1の右側から視た側面図である。
携帯電話機1は、図1に示すように、第1筐体としての操作部側筐体2と、第2筐体としての表示部側筐体3と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを連結する筐体連結部4と、を備える。
この携帯電話機1では、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、筐体連結部4を介して開閉可能に連結されている。
即ち、携帯電話機1は、筐体連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転(回動)することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを互いに開いた状態(開状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたりできる。
図1及び図2に示すように、表示部側筐体3は、厚さの薄い略直方体形状を有しており、前面30A側を構成するフロントケース3a及びフロントパネル3cと、背面30B側を構成するリアケース3b及びリアパネル3dと、を主体として構成される。
表示部側筐体3の前面30Aには、各種情報を表示するための表示部31と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部32と、が配置される。前面30Aは、携帯電話機1を折り畳んだ状態で操作部側筐体2と向かい合う面である。
表示部31は、通信・通話待受画像や所定の機能を動作させるためのアプリケーションに基づく画像等を表示する。
尚、表示部31は、携帯電話機1の閉状態において隠れる位置に配置されている。
図2に示すように、表示部側筐体3の背面30Bには、各種情報を表示するためのサブ表示部33が配置される。背面30Bは、前面30Aとは反対側の面である。つまり、サブ表示部33は、携帯電話機1の閉状態であっても外部に露出する位置に配置されている。
表示部側筐体3に配置された表示部31及びサブ表示部33それぞれは、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とを有して構成される(いずれも図示せず)。
次に、操作部側筐体2について説明する。
図1及び図2に示すように、操作部側筐体2は、厚さの薄い略直方体形状を有しており、前面20Aを構成するフロントケース(図示せず)と背面20Bを構成するリアケース2b及びバッテリカバー(図示せず)と、を主体として構成される。また、この操作部側筐体2の内部には、携帯電話機1の各種動作を制御するCPUや各種情報を記憶するメモリ等の複数の電子部品が搭載された回路基板80(図5参照)が配置されている。
操作部側筐体2の前面20Aには、所定の入力操作が行われる操作部21と、使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク22とが配置される。前面20Aは、携帯電話機1を折り畳んだ状態で表示部側筐体3と向かい合う面である。
操作部21は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能(アプリケーション)を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するためのテンキー等の入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う決定操作キー15と、を備える。
操作部21を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や、起動されているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。携帯電話機1において、操作部21を構成する各キーが使用者により押圧されることで、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
図2に示すように、操作部側筐体2の背面20Bには、カメラ23と、ライト24と、静電センサ部45aと、静電センサ部45bと、バンド部50と、が配置される。背面20Bは、前面20Aとは反対側の面である。
カメラ23は、被写体を撮像し、画像情報を取得するために用いられる。ライト24は、カメラ23により撮像される被写体に光を照射する。
バンド部50は、可撓性を有する帯状の部材により構成されており、操作部側筐体2の長手方向に沿って配置されている。このバンド部50は、一端50a及び他端50bにおいて、操作部側筐体2の背面20Bに連結される。
具体的には、図2及び図3に示すように、操作部側筐体2の長手方向の筐体連結部4側に位置する第1位置26には、固定部60が設けられており、バンド部50の一端50aは、この固定部60により第1位置26に固定される。
固定部60は、操作部側筐体の背面20Bが第1位置26において凹んで形成されている。そして、バンド部50の一端50aは、この背面20Bの凹んだ部分に係合することで、第1位置26に固定されている。
また、操作部側筐体2の長手方向の筐体連結部4とは反対側に位置する第2位置27には、連結部70が設けられており、バンド部50の他端50bは、この連結部70により第2位置27に着脱可能に連結される。
第1領域49a及び第2領域49bは、リアケース2b上のバンド部50、固定部60、及び連結部70を取り囲む領域を示し、第1領域49aは、バンド部50を長さ方向に二等分する線から筐体連結部4側の領域であり、第2領域49bは、バンド部50を長さ方向に二等分する線から筐体連結部4側と反対側の領域である。そして、静電センサ部45aは、第1領域49a内に配置される。また、静電センサ部45bは、第2領域49b内に配置される。
図4は、携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話機1は、図4に示すように、操作部21と、マイク22と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、表示制御部42と、音声処理部43と、メモリ44と、センサ部45と、検出部46と、制御部47と、が操作部側筐体2に備えられ、表示部31と、音声出力部32と、ドライバIC34と、サブ表示部33とが表示部側筐体3に備えられている。
メインアンテナ40は、第1の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局等と通信を行い、GPS通信のための第2の使用周波数帯(例えば、1.5GHz)に対応できるデュアルバンド対応構成である。なお、本実施の形態では、第1の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。また、メインアンテナ40は、第1の使用周波数帯で外部装置と通信を行い、GPS通信のための第2の使用周波数帯に対応できるアンテナを別途設けてもよい。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部47に供給する。そして、制御部47から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置(基地局)に送信する。また、その一方で、メインアンテナ40によって受信している信号の強度を制御部47に通知を行う。
表示制御部42は、制御部47の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC34に出力する。ドライバIC34は、表示制御部42から供給された画像データをフレームメモリに蓄え、所定のタイミングで表示部31又はサブ表示部30に出力する。
音声処理部43は、制御部47の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号を音声出力部32に出力する。音声出力部32は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部43は、制御部47の制御にしたがって、マイク22から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ40に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部47による演算処理に利用される。また、メモリ44には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブルや各種情報等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
センサ部45は、静電センサ部45aと、静電センサ部45bと、電圧印加部69とを備える。また、センサ部45は、導電体が接触又は近接された場合に所定の物理量を出力する。具体的には、本実施形態では物理量として所定の周波数を用いる。また、導電体としては、例えば人間の指等が挙げられる。
静電センサ部45a、45bは、導電性を有する部材により構成され、第1領域49aと第2領域49bとの間に導電体が接触又は近接された場合に所定の物理量を出力するように構成される。
電圧印加部69は、静電センサ部45aと電気的に接続し、静電センサ部45aに所定の周波数の交流電圧を印加する。
検出部46は、静電センサ部45bから出力された物理量を検出する。また、検出部46は、後述するコイル71、コンデンサ72、アンプ73、及び処理部74を備える。
制御部47は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等で構成される。そして、制御部47は、検出部46により検出された物理量に応じて、携帯電話機1の所定の機能を動作させる。
図5は、図2のX−X線断面を模式的に示した図である。図5に示すように、操作部側筐体2は、バンド部50と、静電センサ部45aと、静電センサ部45bと、フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuits:以下FPCと称す)51a及びFPC51cと、回路基板80と、を備える。
FPC51aは、静電センサ部45aと、回路基板80とを電気的に接続する。FPC51bは、静電センサ部45bと、回路基板80とを電気的に接続する。回路基板80は、制御部47としてのCPU等が実装される。
また、バンド部50と、静電センサ部45a及び静電センサ部45bとの間には、導電体としての指65(指61、指62、指63)が挿入されている。
図6及び図7は、センサ部45及び検出部46の構成を示す回路図である。図6は、導電体としての指61、指62、及び指63がセンサ部45と接触した場合の回路図であり、図7は、導電体としての指61、指62、指63、及び指64がセンサ部45と接触した場合の回路図である。
図6及び図7に示すように、コイル71は、一端が静電センサ部45bと電気的に接続し、他端が接地電位に接続している。
静電センサ部45bとコイル71との間には、コンデンサ72及びアンプ73を介して処理部74が電気的に接続されている。
ここで、図6を参照しながら指65が静電センサ部45a、45bに接触した場合の静電センサ部45a、45bと処理部74との動作について説明する。
先ず、電圧印加部69から静電センサ部45aへ周波数f1の交流電圧を印加した場合、指61、指62、指63は、それぞれ導電体として機能し、静電センサ部45a、指61、指62、指63、及び静電センサ部45bの順に周波数f1の電圧が伝達される。
そして、静電センサ部45bから出力された電圧は、コンデンサ72及びアンプ73を介して、処理部74により周波数f2の交流電圧として検出される。
図8は、図6及び図7に示す回路図の等価回路を示す回路図である。図8に示すように、指65の皮膚及び血液は、コンデンサ75と、コンデンサ76と、抵抗77とにより表すことができる。
即ち、コンデンサ75は、指63と静電センサ部45bに相当し、コンデンサ76は、指61と静電センサ部45aに相当する。抵抗77は、指61、指62、及び指63に相当する。
図8に示す等価回路におけるコンデンサC1とコンデンサC2との合計容量値をC3とすると、合計容量値C3のインピーダンスZcは、
Figure 2010130215
と表すことができる。また、抵抗77の抵抗値R1と合計容量値C3とのインピーダンスZは、
Figure 2010130215
と表すことができる。
そして、例えば静電センサ部45a、45bとバンド部50との間に挿入される指の本数が3本から4本になった場合、抵抗77の抵抗値R1が大きくなるため、式(1)及び(2)に基づいて、周波数f1は変動し、処理部74により検出される周波数f2は、周波数f1よりも小さくなる。
そこで、周波数f2の値に対して閾値f3を設定する。そして、周波数f2が閾値f3以上の場合、静電センサ部45a、45bとバンド部50との間に挿入される指の本数が3本であると設定する。また、周波数f2が閾値f3未満の場合、静電センサ部45a、45bとバンド部50との間に挿入される指の本数が4本である設定する。そして、これらの設定をメモリ44に機能動作テーブルとして記憶する。
図9は、メモリ44に記憶される機能動作テーブルの一例を示す図である。図9に示すように、機能動作テーブルには、閾値f3に対する周波数f2と、周波数f2に対応する指の本数と、周波数f2に対応する所定の機能と、所定の機能に対応するアプリケーションとを関連付けて記憶させている。
そして、制御部47は、処理部74により検出された交流電圧の周波数f2が閾値f3以上の場合、機能動作テーブルを参照して、電子メール機能を有するアプリケーションAを起動して、電子メール機能を動作させる。
また、制御部47は、処理部74により検出された交流電圧の周波数f2が閾値f3未満の場合、機能動作テーブルを参照して、通話機能を有するアプリケーションBと起動して、通話機能を動作させる。
以上説明したように本実施形態の携帯電話機1によれば、バンド部50の第1領域49aと第2領域49bとの間に導電体としての指65が接触又は近接された場合に所定の物理量を出力するセンサ部45を設けた。そして、導電体としての指65が接触又は近接された場合にセンサ部45は所定の物理量を出力し、出力した物理量は検出部46により検出される。そして、制御部47は、検出された物理量に応じて、携帯電話機1の所定の機能を動作させる。
このため、バンド部50とセンサ部45との間に挿入された導電体としての指65の電気抵抗に基づいて、例えば電子メール機能や通話機能を動作させることが可能となる。したがって、携帯電話機1は、ユーザのグリップを補助するグリップベルト機能を有し、且つ操作性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の携帯電話機1によれば、電圧印加部69から静電センサ部45aに印加され、導電体としての指65を介して出力される電圧の周波数f2に応じて、携帯電話機1の所定の機能を動作させる。
ここで、上述したように周波数f2は、導電体としての指65の本数に応じて変化する。したがって、携帯電話機1は、導電体としての指65の本数に応じて所定の機能を動作させることが可能となる。
また、本実施形態の携帯電話機1によれば、電圧印加部69は、所定の周波数の交流電圧を印加し、制御部47は、処理部74により検出された交流電圧の周波数に応じて、所定の機能を動作させる。
ここで、交流電圧は、直流電圧よりも人体への負担が少ないことが知られている。このため、電圧印加部69は、交流電圧を印加することにより、バンド部50と静電センサ部45a、45bとの間に挿入される導電体としての指65への負担を低減することができる。
また、本実施形態の携帯電話機1によれば、制御部47は、処理部74により検出された交流電圧の周波数f2が閾値f3未満の場合、電子メール機能を動作させる。また、制御部47は、処理部74により検出された交流電圧の周波数f2が閾値f3以上の場合、通話機能を動作させる。
ここで、電子メール機能における操作時(操作部11において入力が頻繁に行われる操作)は、ユーザの親指が操作部11の中心に配置されるため、操作部側筐体2の下部(筐体連結部4とは反対側)が保持されて使用される。したがって、小指は操作部側筐体2に引っ掛けられずに使用されることが多い。
一方、通話操作時は、ユーザの手により操作部側筐体2が包み込むように保持されるため、小指も含めた4本の指が操作部側筐体2の背面に配置され易い傾向にある。
即ち、操作部側筐体2の背面に掛けられる指が3本の場合は、電子メール機能における操作がなされることが多く、操作部側筐体2の背面に掛けられる指が4本の場合は、通話操作が行われることが多いと考えられる。したがって、操作部側筐体2の背面、即ち静電センサ部45a、45bに指が掛けられたことを契機として機能を切り替えることによって、ユーザが所望する機能を素早く提供することが可能となる。
尚、本発明は上述した各実施形態に制限されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、所定の機能として電子メール機能及び通話機能について説明したが、これに限らず、検出された物理量に応じて、他のアプリケーションを起動させ、所望する機能を動作させるように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、センサ部45及び検出部46により交流電圧の共振周波数を検出したが、検出する物理量は、これらに限らない。例えば、タッチセンサを用いて静電容量の変化を検出し、検出した静電容量の変化に応じて所定の機能を動作させるように制御してもよい。
尚、上述した実施形態においては、携帯電話機1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム装置、デジタルカメラ、小型オーディオプレーヤー等であってもよい。
本発明の実施形態に係る携帯電話機について、操作部側筐体と表示部側筐体とを開いた状態で正面側から視た斜視図である。 図1に示す携帯電話機の背面図である。 図1に示す携帯電話機を、図1の右側から視た側面図である。 携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。 図2のA−A線断面を模式的に示した図である。 センサ部及び検出部の構成を示す回路図である。 センサ部及び検出部の構成を示す回路図である。 図6及び図7に示す回路図の等価回路を示す回路図である。 機能動作テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機(携帯電子機器)
2 操作部側筐体(筐体)
45 センサ部
46 検出部
47 制御部
49a 第1領域
49b 第2領域
50 バンド部

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体の外面における第1領域に一端側が固定され、前記外面上の前記第1領域と異なる第2領域に他端側が固定されるバンド部と、
    前記筐体に配置され、前記第1領域と前記第2領域との間への導電体の接触状態又は近接状態に応じて変化するに所定の物理量を出力するセンサ部と、
    前記センサ部から出力された物理量を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された物理量に応じて、所定の機能を動作させる制御部と、を備えることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記センサ部は、
    前記筐体の外面における前記第1領域と前記第2領域との間に互いに離間して配置される第1接触部及び第2接触部と、
    前記第1接触部に所定の周波数の電圧を印加する電圧印加部と、を有し、
    前記検出部は、
    前記電圧印加部から前記第1接触部に印加され、前記導電体を介して前記第2接触部から出力された電圧の周波数を前記物理量として検出することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記電圧印加部は、所定の周波数の交流電圧を印加し、
    前記制御部は、
    前記検出部により検出された交流電圧の周波数に応じて、前記所定の機能を動作させることを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記制御部は、
    前記検出部により検出された交流電圧の周波数が所定の閾値未満の場合、電子メール機能を動作させ、
    前記検出部により検出された交流電圧の周波数が前記所定の閾値以上の場合、通話機能を動作させることを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。
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