JP2010125971A - Steering lock device - Google Patents
Steering lock device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010125971A JP2010125971A JP2008302355A JP2008302355A JP2010125971A JP 2010125971 A JP2010125971 A JP 2010125971A JP 2008302355 A JP2008302355 A JP 2008302355A JP 2008302355 A JP2008302355 A JP 2008302355A JP 2010125971 A JP2010125971 A JP 2010125971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- lock member
- steering shaft
- steering
- hanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
Description
本発明は、自動車のステアリングシャフトの回動を阻止するステアリングロック装置に関する。 The present invention relates to a steering lock device that prevents rotation of a steering shaft of an automobile.
この種の従来のステアリングロック装置としては、特許文献1に開示されたものがある。このステアリングロック装置100は、図16に示すように、ハウジング101と、ハウジング101内に配置され、電動モータ102により駆動されるスピンドル駆動部103と、先端がハウジング101の底面より出入りしステアリングシャフト104に対して係合可能なロック部材105とを備えている。スピンドル駆動部103は、ネジ付きスピンドル106を有し、このネジ付きスピンドル106によりバネ部材107を介してロック部材105が軸方向に付勢される。
A conventional steering lock device of this type is disclosed in
上記構成において、図16に示す解錠状態で電動モータ102の駆動によりスピンドル駆動部103が解錠方向へ作動すると、ネジ付きスピンドル106によりバネ部材107を介してロック部材105が軸方向に付勢されて、ロック部材105は解錠位置から施錠位置へ変位してステアリングシャフト104に係合するので、ステアリングシャフト104の回動が阻止されて自動車は操縦不能な状態となる。また、解錠状態で電動モータ102の駆動によりスピンドル駆動部103が施錠方向へ作動すると、ネジ付きスピンドル106によるロック部材105の付勢が解除されて、ロック部材105は施錠位置から解錠位置へ変位することによりステアリングシャフト104との係合が解除されるので、ステアリングシャフト104の回動が自由となり、自動車は操縦可能な状態となる。
しかしながら、従来のステアリングロック装置100では、施錠時にステアリングシャフト104を回転させようとして力が加わった場合には、ステアリングシャフト104の回転力がロック部材105との係合部分に働くため、施錠状態の解除のためにロック部材105を大きな力で引っ張る必要があり、電動モータ102及びスピンドル駆動部103などが大型化し、コストがかさむという問題があった。
However, in the conventional
そこで、本発明は、ロック部材のステアリングシャフトとの係合状態を比較的小さな力で解除でき、ロック部材を駆動する駆動源及び動力伝達機構の小型化を図ることができるステアリングロック装置を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention provides a steering lock device that can release the engagement state of the lock member with the steering shaft with a relatively small force, and can reduce the size of the drive source and the power transmission mechanism for driving the lock member. For the purpose.
上記目的を達成する請求項1の発明は、ハウジングに設けられたハンガー収容孔内に設定された施錠位置と解錠位置との間を隙間無く摺動可能に配設され、且つ内部に移動方向に沿った筒形状を有する揺動規制部と、該揺動規制部内に形成されるロック収容室とを有するハンガー部材と、該ロック収容室内に配設され、先端側に該ロック収容室内を隙間無く筒方向に摺動可能に形状が設定された係合部と、該係合部の基端側から延設された腕部と、該腕部に沿って形成された長孔とを具備し、該長孔を貫通しつつ該揺動規制部内に配設された支持軸によって該揺動規制部の筒形状内を揺動可能に支持されるロック部材と、該ロック部材とともに該ロック収容室内に配設されつつ、該ハンガー部材と該ロック部材との間で、該ロック部材を該ハンガー部材から離間する方向に付勢保持する付勢手段とを備え、解錠状態では、該ハンガー部材が該解錠位置にてステアリングシャフトから離間しつつ、該付勢手段によって該係合部が該ロック収容室の外に突出した状態で、該ロック部材は該ステアリングシャフトから離間しつつ、該ハンガー部材に対して揺動可能に支持され、施錠状態では、該ハンガー部材が該施錠位置にて該ステアリングシャフトに接近するとともに、該係合部の先端がステアリングシャフトに当接しつつ、該付勢手段の付勢力に対抗することで、該係合部が該ロック収容室の中に移動し、該揺動規制部によって該ロック部材の揺動が規制され、施錠状態から解錠状態へ移行する際に、該ハンガー部材が該ステアリングシャフトから離間しつつ、該付勢手段の付勢力によって該ロック部材が該ロック収容室から突出し、さらに該ステアリングシャフト外周に形成された係合突部と該係合部とが係合している場合には、該ロック部材が揺動することで該係合突部からの係合力を開放することを特徴とする。
The invention according to
請求項2の発明は、請求項1記載のステアリングロック装置であって、前記ロック収容室の内壁に沿って対向する2つの側板部と、これら側板部の端部を連結する底板部とから略コ字形状に、且つ該側板部が該ロック収容室内に隙間無く摺動可能に形成されたブロック部材を備え、該ブロック部材は、前記付勢手段と前記ロック部材との間で、該底板部の略コ字形状内側に設定された受圧部で前記付勢手段の一端を保持しつつ、該底板部の略コ字形状外側に設定された当接部で該ロック部材に当接するように配設され、施錠状態から解錠状態へ移行する際に、該ブロック部材は揺動せずに、該ロック部材のみが揺動することを特徴とする。 A second aspect of the present invention is the steering lock device according to the first aspect, and is substantially composed of two side plate portions facing each other along the inner wall of the lock housing chamber, and a bottom plate portion connecting the end portions of the side plate portions. A block member having a U-shape and the side plate portion slidably formed in the lock housing chamber without any gap, the block member being disposed between the urging means and the lock member. While holding one end of the urging means with the pressure receiving part set inside the substantially U-shape, the abutting part set outside the substantially U-shape of the bottom plate part is arranged to abut against the lock member. The block member is not oscillated and only the lock member is oscillated when the state is shifted from the locked state to the unlocked state.
請求項3の発明は、請求項1または請求項2記載のステアリングロック装置であって、前記ロック部材の係合部は、略直方体形状に形成されたことを特徴とする。 A third aspect of the invention is the steering lock device according to the first or second aspect, wherein the engaging portion of the lock member is formed in a substantially rectangular parallelepiped shape.
請求項4の発明は、請求項1または請求項2記載のステアリングロック装置であって、前記ロック部材の係合部は、前記係合突部に対して斜めに設定された傾斜面によって略くさび形状に形成されたことを特徴とする。 A fourth aspect of the present invention is the steering lock device according to the first or second aspect, wherein the engagement portion of the lock member is substantially wedged by an inclined surface set obliquely with respect to the engagement protrusion. It is formed in a shape.
請求項1の発明によれば、施錠状態では、ハンガー部材がステアリングシャフトに接近するとともに、係合部の先端がステアリングシャフトに当接しつつ、付勢手段の付勢力に対抗することで、係合部がロック収容室の中に位置し、揺動規制部によってロック部材の揺動が規制される。また、施錠状態から解錠状態へ移行する際には、ハンガー部材がステアリングシャフトから離間しつつ、付勢手段の付勢力によってロック部材がロック収容室から突出し、さらにステアリングシャフト外周に形成された係合突部と係合部とが係合している場合には、ロック部材が揺動することで係合突部からの入力トルクを開放するため、ステアリングシャフトからロック部材へ伝わる入力トルクが軽減される。そして、解錠状態では、ハンガー部材が解錠位置にてステアリングシャフトから離間しつつ、付勢手段によって係合部がロック収容室の外に突出した状態で、ロック部材はステアリングシャフトから離間しつつ、ハンガー部材に対して揺動可能に支持されて完全に解錠状態となる。 According to the first aspect of the invention, in the locked state, the hanger member approaches the steering shaft, and the front end of the engaging portion is in contact with the steering shaft and is opposed to the urging force of the urging means. The portion is located in the lock accommodating chamber, and the swing of the lock member is restricted by the swing restricting portion. Further, when shifting from the locked state to the unlocked state, the hanger member is separated from the steering shaft, and the locking member protrudes from the lock housing chamber by the urging force of the urging means, and is further formed on the outer periphery of the steering shaft. When the mating protrusion and the engaging part are engaged, the input torque transmitted from the steering shaft to the lock member is reduced because the lock member swings to release the input torque from the engagement protrusion. Is done. In the unlocked state, the hanger member is separated from the steering shaft at the unlocked position, and the locking member is separated from the steering shaft while the engaging portion is projected out of the lock housing chamber by the biasing means. The hanger member is swingably supported and completely unlocked.
これにより、施錠状態では、ロック部材の揺動が阻止されて、ロック部材とステアリングシャフトとを確実に係合させつつ、ロック部材のステアリングシャフトとの係合状態を比較的小さな力で解除することができるので、ロック部材を駆動する駆動源及び動力伝達機構の小型化を図り、コストを削減することができる。 As a result, in the locked state, the lock member is prevented from swinging, and the lock member and the steering shaft are reliably engaged, and the engagement state of the lock member with the steering shaft is released with a relatively small force. Therefore, the drive source for driving the lock member and the power transmission mechanism can be reduced in size, and the cost can be reduced.
また、付勢手段の付勢力によって、ロック部材をハンガー部材から離間する方向に付勢保持することで、解錠状態から施錠する際にロック部材が振れることなくステアリングシャフト向かって移動するので、ロック部材をステアリングシャフトと確実に係合させることができる。 In addition, by urging and holding the lock member in a direction away from the hanger member by the urging force of the urging means, the lock member moves toward the steering shaft without swinging when locking from the unlocked state. The member can be reliably engaged with the steering shaft.
請求項2の発明によれば、ブロック部材が、付勢手段とロック部材との間で、底板部の略コ字形状内側に設定された受圧部で付勢手段の一端を保持しつつ、底板部の略コ字形状外側に設定された当接部でロック部材に当接するように配設されたことにより、ロック部材が揺動する際であっても、付勢手段の一端は揺動することがなくなるため、付勢力をロック部材に伝えることができる。これにより、ロック部材が揺動した際に、付勢手段の一端がロック部材に追従することによって、付勢手段が脱落するおそれが無くなり、付勢力を確実にロック部材に伝えることができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、施錠状態にてロック部材がステアリングシャフトに係合したとき、ステアリングシャフトの回転力がロック部材に働いても、係合部の先端が略直方体形状に形成されているので、ロック部材をより安定した状態でステアリングシャフトに当接させることができる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、係合部が略くさび形状に形成されたことにより、解錠状態から施錠する際に、係合部を容易にステアリングシャフト外周の係合突部に係合させることができる。また、ハンガー部材が施錠位置から解錠方向へ移動する際に、ステアリングシャフトの回転力が係合部の傾斜面に働くので、ロック部材の移動方向への影響を軽減でき、ロック部材のステアリングシャフトとの係合状態をさらに小さな力で解除することができる。
According to the invention of
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明の第1実施形態を示し、図1はステアリングロック装置の分解斜視図、図2はステアリングロック装置の組立斜視図、図3はステアリングロック装置の底面図、図4はステアリングロック装置の断面図で、図4(a)は解錠状態を示す断面図、図4(b)は施錠状態を示す断面図、図4(c)は半施錠状態を示す断面図、図5はステアリングロック装置の断面図で、図5(a)は半解錠状態を示す断面図、図5(b)は半解錠状態にてロック部材が揺動した状態を示す断面図、図5(c)は解錠状態を示す断面図である。なお、図4(a)〜図4(c)及び図5(a)〜図5(c)はそれぞれ図3のA−A線に沿う断面図である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 5 show a first embodiment of the present invention, FIG. 1 is an exploded perspective view of a steering lock device, FIG. 2 is an assembled perspective view of the steering lock device, FIG. 3 is a bottom view of the steering lock device, and FIG. FIG. 4 (a) is a sectional view showing an unlocked state, FIG. 4 (b) is a sectional view showing a locked state, and FIG. 4 (c) is a sectional view showing a half-locked state. FIG. 5 is a cross-sectional view of the steering lock device, FIG. 5 (a) is a cross-sectional view showing a half-unlocked state, and FIG. 5 (b) is a cross-sectional view showing a state where the lock member is swung in the semi-unlocked state. FIG. 5C is a cross-sectional view showing an unlocked state. 4A to 4C and FIGS. 5A to 5C are cross-sectional views taken along line AA in FIG.
本実施形態のステアリングロック装置1は、自動車のステアリングシャフト2を収容する図示しないステアリングコラム装置に取付けられるハウジング3を備えている。このハウジング3には、図示しない駆動源により駆動され、ステアリングシャフト2の軸方向に対して垂直な方向に移動するハンガー部材4と、このハンガー部材4を介して駆動され、先端がハウジング3の底面より出入りしてステアリングシャフト2に対して係合可能なロック部材5とが収容されている。なお、機械式のステアリングロック装置の場合には、操作者の操作力が駆動源となり、電気式のステアリングロック装置の場合には、モーターが駆動源となる。また、ステアリングシャフト2の外周には、軸方向に延びる複数の係合突部20が形成されるとともに、隣り合う係合突部20間に、ハンガー部材4が挿入される係合溝21が形成されている。
The
ハウジング3は、ハンガー部材4を収容する筒状のハンガー収容孔30を有し、ステアリングシャフト2に対して垂直な方向に延設された状態でステアリングコラム装置に取付けられている。
The
ハンガー部材4は、ハンガー収容孔30内を隙間無く摺動可能に配設されている。また、ハンガー部材4には、有底の筒形状を具備し、ロック部材5の少なくとも一部を収容可能なロック収容室40が形成されている。また、ロック収容室40は、ハンガー部材4がハンガー収容孔30に収容された状態で、ステアリングシャフト2に対して垂直な方向に筒形状部分が延設され、ステアリングシャフト2に向かって開口するように設定されている。なお、ハンガー部材4は、図示しないバネ部材によってステアリングシャフト2に向かって付勢されている。
The
ロック部材5は、ロック収容室40に摺動可能に配設されている。ロック部材5は、先端側にロック収容室40内を隙間無く摺動可能な略直方体形状に設定された係合部50を備えるとともに、係合部50の基端側から梁状に延設され、ロック収容室40の内径よりも細く設定された一対の腕部51とから構成されている。また、各腕部51には、腕部51の長手方向に延び、後述する支持軸42が挿通される長孔53が形成されている。係合部50の腕部51基部近傍には、係合部50から腕部51に向かうに従って次第に細くなる傾斜面52が設けられている。
The
支持軸42は、半円柱形状を備えており、ステアリングシャフト2の軸方向に沿って、ロック収容室40の底部を横切りつつ、長孔53を貫通することで、ロック部材5をステアリングシャフト2の周方向に沿って揺動可能にハンガー部材4に支持している。なお、支持軸42は、半円柱形状の湾曲面43がロック収容室40の開口側に、半円柱形状の平面44がロック収容室40の底部側にそれぞれ面するようにハンガー部材4に配設されている。また、長孔53のロック部材5基端側には、ロック収容室40の開口側に面した平面54が支持軸42の平面44と密接可能に設けられている。
The
バネ部材45は、巻バネから構成され、付勢手段として、ロック部材5とともにロック収容室40内に配設されつつ、一端がロック部材5に設けられた穴55に挿入され、ハンガー部材4とロック部材5との間に圧縮、挟持されている。そして、バネ部材45の圧縮反力を付勢力としてロック部材5をハンガー部材4から離間する方向に付勢保持している。なお、ロック部材5の穴55は、ある程度深く形成されているため、支持軸42が穴55に近接してもバネ部材45は収縮することができる。
The
係合部50がロック収容室40から突出した際に、平面44と平面54とがバネ部材45の付勢力によって圧接され、ロック部材5がハンガー部材4から離間する方向へ保持される。また、ハンガー部材4が施錠方向に(ステアリングシャフト2に向かって)移動した際に、ハンガー部材4の揺動規制部41にロック部材5の係合部を収容することでロック部材5の揺動が阻止される。
When the engaging
次に、ステアリングロック装置1の動作を説明する。図4(a)に示すようにロック部材5の解錠時には、ハンガー部材4がハウジング3のハンガー収容孔30内に後退してロック解除位置に変位し、ステアリングシャフト2の回転が許容されるので、自動車が操縦可能な状態にある。このとき、ロック部材5はバネ部材45によりステアリングシャフト2に向かって付勢されるとともに、支持軸42の平面44にロック部材5の平面54が当接することにより、ロック部材5が支持軸42を揺動中心として揺動することが抑制され、ステアリングシャフト2に対して垂直な状態に保たれている。
Next, the operation of the
次いで、図4(b)に示すように、モータの駆動等によって、ハンガー部材4がステアリングシャフト2に向かって移動すると、ロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2に当接、係合して、係合部50の移動が規制され、さらにハンガー部材4がバネ部材45に抗して移動することにより、ロック部材5の係合部50基端側がハンガー部材4のロック収容室40に収容されるので、ロック部材5の揺動が規制される。その結果、ロック部材5によりステアリングシャフト2の回転が阻止されるので、自動車が操縦不能な状態となる。このとき、例えば、図4(c)のようにハンガー部材4の移動途中において、ロック部材5がステアリングシャフト2の係合突部20に当接、係合したり、完全に係合突部20上に乗り上げた場合であっても、ハンガー部材4はバネ部材45に抗して移動することができ、ステアリングシャフト2が回転したとき、バネ部材45の付勢によりロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2の係合溝21に当接し、係合突部20に係合するので、ステアリングシャフト2の回転が阻止される。
Next, as shown in FIG. 4B, when the
次いで、施錠状態にて解錠を行なうとき、図5(a)に示すように、ハンガー部材4がステアリングシャフト2から離れる方向に移動してハウジング3のハンガー収容孔30内に後退すると、バネ部材45の付勢力によりロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2の係合溝21に係合しているが、ロック部材5の係合部50基端側がハンガー部材4のロック収容室40から離脱しているので、ロック部材5の規制状態が解除される。この状態で、図5(b)に示すように、ステアリングシャフト2が矢印A1の方向へ回転すると、ロック部材5が支持軸42を揺動中心として矢印A2の方向へ揺動するので、ステアリングシャフト2からロック部材5へ伝わる入力トルクが開放される。
Next, when unlocking in the locked state, as shown in FIG. 5 (a), when the
次いで、図5(c)に示すように、ハンガー部材4がステアリングシャフト2から離れる方向へさらに移動すると、ロック部材5がステアリングシャフト2から離脱するので、ステアリングシャフト2との係合状態が解除されて完全に解錠状態となる。
Next, as shown in FIG. 5C, when the
以上、本発明では、ハンガー部材4が施錠位置から解錠方向へ移動し始めたとき、ステアリングシャフト2の回転に伴ってロック部材5が支持軸42を揺動中心として揺動し、ステアリングシャフト2からロック部材5へ伝わる入力トルク(回転力)が軽減されるので、ロック部材5のステアリングシャフト2との係合状態を比較的小さな力で解除することができる。したがって、ロック部材5を駆動する駆動源及び動力伝達機構の小型化を図り、コストを削減することができる。
As described above, in the present invention, when the
この第1実施形態では、解錠状態にて付勢手段でステアリングシャフト2に対して垂直な方向へロック部材5を付勢することにより、解錠状態から施錠する際に、ロック部材5が振れることなくステアリングシャフト2に対して垂直な方向へ移動するので、ロック部材5をステアリングシャフト2と確実に係合させることができる。
In the first embodiment, the
この第1実施形態では、施錠状態にてロック部材5がステアリングシャフト2に係合したとき、ステアリングシャフト2の回転力がロック部材5に働いても、係合部50の先端が略直方体形状に形成されているので、ロック部材5をより安定した状態でステアリングシャフト2に当接させることができる。
In the first embodiment, when the
図6〜図10は本発明の第2実施形態を示し、図6はステアリングロック装置の分解斜視図、図7はステアリングロック装置の組立斜視図、図8はステアリングロック装置の底面図、図9はステアリングロック装置の断面図で、図9(a)は解錠状態を示す断面図、図9(b)は半施錠状態を示す断面図、図9(c)は施錠状態を示す断面図、図10はステアリングロック装置の断面図で、図10(a)は半解錠状態を示す断面図、図10(b)は半解錠状態にてロック部材が揺動した状態を示す断面図、図10(c)は解錠状態を示す断面図である。なお、図9(a)〜図9(c)及び図10(a)〜図10(c)はそれぞれ図8のB−B線に沿う断面図である。また、図6〜図10において前述した図1〜図5に示すものと同様のものには同一符号を付してある。 6 to 10 show a second embodiment of the present invention, FIG. 6 is an exploded perspective view of the steering lock device, FIG. 7 is an assembled perspective view of the steering lock device, FIG. 8 is a bottom view of the steering lock device, and FIG. Is a sectional view of the steering lock device, FIG. 9 (a) is a sectional view showing an unlocked state, FIG. 9 (b) is a sectional view showing a half-locked state, FIG. 9 (c) is a sectional view showing a locked state, 10 is a cross-sectional view of the steering lock device, FIG. 10 (a) is a cross-sectional view showing a half-unlocked state, FIG. 10 (b) is a cross-sectional view showing a state where the lock member is swung in the semi-unlocked state, FIG. 10C is a cross-sectional view showing the unlocked state. 9A to 9C and FIGS. 10A to 10C are cross-sectional views taken along line BB in FIG. 6 to 10 are the same as those shown in FIGS. 1 to 5 described above.
本実施形態のステアリングロック装置1Aは、ハンガー部材4とロック部材5との間に、略コ字形状に形成されるブロック部材6が設けられるとともに、ハンガー部材4に、ロック部材5を移動可能に支持する円柱状の支持軸46が設けられており、この支持軸46は、ロック収容室40を横切る状態でステアリングシャフト2の軸方向に延びている。
In the
ブロック部材6は、ロック収容室40の内壁に沿って対向する2つの側板部61と、これら側板部61の端部を連結する底板部60とから略コ字形状に、且つ側板部61がロック収容室40内に隙間無く摺動可能に形成されている。また、ブロック部材6は、バネ部材45とロック部材5との間で、底板部60の略コ字形状内側に設定された受圧部60aでバネ部材45の一端を保持しつつ、底板部60の略コ字形状外側に設定された当接部60bでロック部材5の係合部50の基端側端面50aに当接するように配設されている。そして、施錠状態から解錠状態へ移行する際に、ブロック部材6は揺動せずに、ロック部材5のみが揺動する。
The
次に、ステアリングロック装置1Aの動作を説明する。図9(a)に示すようにロック部材5の解錠時には、ハンガー部材4がハウジング3のハンガー収容孔30内に後退してロック解除位置に変位し、ステアリングシャフト2の回転が許容されるので、自動車が操縦可能な状態にある。このとき、ロック部材5は、バネ部材45によりブロック部材6を介してステアリングシャフト2に向かって付勢されるとともに、ブロック部材6の側板部61がハンガー部材4のロック収容室40に沿って案内されるので、ロック部材5が支持軸42を揺動中心として揺動することが抑制され、ステアリングシャフト2に対して垂直な状態に保たれている。
Next, the operation of the
次いで、図9(b)に示すように、モータの駆動等によって、ハンガー部材4がステアリングシャフト2に向かって移動すると、ロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2に係合するとともに、ロック部材5の係合部50基端側がハンガー部材4のロック収容室40に収容されるので、ハンガー部材4の揺動規制部41によりロック部材5の揺動が規制される。その結果、ロック部材5によりステアリングシャフト2の回転が阻止されるので、自動車が操縦不能な状態となる。このとき、例えば、ロック部材5がステアリングシャフト2の係合突部20上に乗り上げた場合、その後、図9(c)に示すように、ステアリングシャフト2が回転したとき、バネ部材45の付勢によりロック部材5がステアリングシャフト2の係合溝21に係合するので、ステアリングシャフト2の回転が阻止される。
Next, as shown in FIG. 9B, when the
次いで、施錠状態にて解錠を行なうとき、図10(a)に示すように、ハンガー部材4がステアリングシャフト2から離れる方向に移動してハウジング3のハンガー収容孔30内に後退すると、バネ部材45の付勢によりロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2の係合溝21に係合しているが、ロック部材5の係合部50基端側がハンガー部材4のロック収容室40から離脱しているので、ロック部材5の規制状態が解除される。この状態で、図10(b)に示すように、ステアリングシャフト2が矢印A1の方向へ回転すると、ロック部材5が支持軸42を揺動中心として矢印A2の方向へ揺動するので、ステアリングシャフト2からロック部材5へ伝わる入力トルクが開放される。
Next, when unlocking in the locked state, as shown in FIG. 10A, when the
次いで、図10(c)に示すように、ハンガー部材4がステアリングシャフト2から離れる方向へさらに移動すると、ロック部材5がステアリングシャフト2から離脱するので、ステアリングシャフト2との係合状態が解除されて完全に解錠状態となる。
Next, as shown in FIG. 10 (c), when the
以上、本発明では、ハンガー部材4が施錠位置から解錠方向へ移動し始めたとき、ステアリングシャフト2の回転に伴ってロック部材5が支持軸46を揺動中心として揺動し、ステアリングシャフト2からロック部材5へ伝わる入力トルクが軽減されるので、ロック部材5のステアリングシャフト2との係合状態を比較的小さな力で解除することができる。したがって、ロック部材5を駆動する駆動源及び動力伝達機構の小型化を図り、コストを削減することができる。
As described above, according to the present invention, when the
この第2実施形態では、解錠状態にて付勢手段でステアリングシャフト2に対して垂直な方向へロック部材5を付勢することにより、解錠状態から施錠する際に、ロック部材5が振れることなくステアリングシャフト2に対して垂直な方向へ移動するので、ロック部材5をステアリングシャフト2と確実に係合させることができる。
In the second embodiment, the
この第2実施形態では、ブロック部材6が、バネ部材45とロック部材との間で、受圧部60aでバネ部材45の一端を保持しつつ、当接部60bで係合部50の基端側端面50aに当接するように配設されたことにより、ロック部材5が揺動する際であっても、バネ部材45の一端は揺動することがなくなるため、付勢力をロック部材5に伝えることができる。これにより、ロック部材5が揺動した際に、バネ部材45の一端がロック部材5に追従することによって、バネ部材45が脱落するおそれが無くなり、付勢力を確実にロック部材5に伝えることができる。
In the second embodiment, the
この第2実施形態では、施錠状態にてロック部材5がステアリングシャフト2に係合したとき、ステアリングシャフト2の回転力がロック部材5に働いても、係合部50の先端が略直方体形状に形成されているので、ロック部材5をより安定した状態でステアリングシャフト2に当接させることができる。
In the second embodiment, when the
なお、本実施形態では、ブロック部材6の当接部60bと係合部50の基端側端面50aをともに平坦面としたが、支持軸42を中心とする円弧面として、揺動しやすくしても同様の作用効果が得られる。
In the present embodiment, both the abutting
図11〜図15は本発明の第3実施形態を示し、図11はステアリングロック装置の分解斜視図、図12はステアリングロック装置の組立斜視図、図13はステアリングロック装置の底面図、図14はステアリングロック装置の断面図で、図14(a)は解錠状態を示す断面図、図14(b)は半施錠状態を示す断面図、図14(c)は施錠状態を示す断面図、図15はステアリングロック装置の断面図で、図15(a)は半解錠状態を示す断面図、図15(b)は半解錠状態にてロック部材が揺動した状態を示す断面図、図15(c)は解錠状態を示す断面図である。なお、図14(a)〜図14(c)及び図15(a)〜図15(c)はそれぞれ図13のC−C線に沿う断面図である。図11〜図15において前述した図1〜図10に示すものと同様のものには同一符号を付してある。 11 to 15 show a third embodiment of the present invention, FIG. 11 is an exploded perspective view of the steering lock device, FIG. 12 is an assembled perspective view of the steering lock device, FIG. 13 is a bottom view of the steering lock device, and FIG. FIG. 14A is a sectional view showing the unlocked state, FIG. 14B is a sectional view showing the half-locked state, and FIG. 14C is a sectional view showing the locked state. 15A is a cross-sectional view of the steering lock device, FIG. 15A is a cross-sectional view showing a half-unlocked state, and FIG. 15B is a cross-sectional view showing a state where the lock member is swung in the semi-unlocked state. FIG. 15C is a cross-sectional view showing the unlocked state. 14A to 14C and FIGS. 15A to 15C are cross-sectional views taken along the line CC of FIG. 11 to 15, the same reference numerals are given to the same components as those shown in FIGS. 1 to 10 described above.
本実施形態のステアリングロック装置1Bでは、ロック部材5の係合部50先端が、係合突部20に対して斜めに設定された傾斜面55によって、略くさび形状に形成されている。また、ハンガー部材4は、カム部材7により駆動される。なお、カム部材7は図示しない駆動源によって回転駆動される。
In the
次に、ステアリングロック装置1Bの動作を説明する。図14(a)に示すようにロック部材5の解錠時には、ハンガー部材4がハウジング3のハンガー収容孔30内に後退してロック解除位置に変位し、ステアリングシャフト2の回転が許容されるので、自動車が操縦可能な状態にある。このとき、ロック部材5は、バネ部材45によりブロック部材6を介してステアリングシャフト2に向かって付勢されるとともに、ブロック部材6の側板部61がハンガー部材4のロック収容室40に沿って案内されるので、ロック部材5が支持軸46を揺動中心として揺動することが抑制され、ステアリングシャフト2に対して垂直な状態に保たれている。
Next, the operation of the
次いで、図14(b)に示すように、施錠信号の出力に応じてモータの駆動によりハンガー部材4がステアリングシャフト2に向かって移動すると、ロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2に係合するとともに、ロック部材5の係合部50基端側がハンガー部材4のロック収容室40に収容されるので、ハンガー部材4の揺動規制部41によりロック部材5の揺動が規制される。その結果、ロック部材5によりステアリングシャフト2の回転が阻止されるので、自動車が操縦不能な状態となる。このとき、例えば、ロック部材5がステアリングシャフト2の係合突部20上に乗り上げた場合、その後、ステアリングシャフト2が回転したとき、バネ部材45の付勢によりロック部材5がステアリングシャフト2の係合溝21に係合するので、ステアリングシャフト2の回転が阻止される。
Next, as shown in FIG. 14B, when the
次いで、図14(c)に示すように、ロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2の係合溝21に当接して完全に施錠状態となる。
Next, as shown in FIG. 14C, the distal end of the
次いで、施錠状態にて解錠を行なうとき、図15(a)に示すように、ハンガー部材4がステアリングシャフト2から離れる方向に移動してハウジング3のハンガー収容孔30内に後退すると、バネ部材45の付勢によりロック部材5の係合部50先端がステアリングシャフト2の係合溝21に係合しているが、ロック部材5の係合部50基端側がハンガー部材4のロック収容室40から離脱しているので、ロック部材5の規制状態が解除される。この状態で、図15(b)に示すように、ステアリングシャフト2が矢印A1の方向へ回転すると、ロック部材5が支持軸46を揺動中心として矢印A2の方向へ揺動するので、ステアリングシャフト2からロック部材5へ伝わる入力トルクが軽減される。
Next, when unlocking in the locked state, as shown in FIG. 15A, when the
次いで、図15(c)に示すように、ハンガー部材4がステアリングシャフト2から離れる方向へさらに移動すると、ロック部材5がステアリングシャフト2から離脱するので、ステアリングシャフト2との係合状態が解除されて完全に解錠状態となる。
Next, as shown in FIG. 15C, when the
以上、本発明では、ハンガー部材4が施錠位置から解錠方向へ移動し始めたとき、ステアリングシャフト2の回転に伴ってロック部材5が支持軸46を揺動中心として揺動し、ステアリングシャフト2からロック部材5へ伝わる入力トルクが軽減されるので、ロック部材5のステアリングシャフト2との係合状態を比較的小さな力で解除することができる。したがって、ロック部材5を駆動する駆動源及び動力伝達機構の小型化を図り、コストを削減することができる。
As described above, according to the present invention, when the
この第3実施形態では、解錠状態にてバネ部材45でステアリングシャフト2に対して垂直な方向へロック部材5を付勢することにより、解錠状態から施錠する際に、ロック部材5が振れることなくステアリングシャフト2に対して垂直な方向へ移動するので、ロック部材5をステアリングシャフト2と確実に係合させることができる。
In the third embodiment, the
この第2実施形態では、ブロック部材6が、バネ部材45とロック部材との間で、受圧部60aでバネ部材45の一端を保持しつつ、当接部60bで係合部50の基端側端面50aに当接するように配設されたことにより、ロック部材5が揺動する際であっても、バネ部材45の一端は揺動することがなくなるため、付勢力をロック部材5に伝えることができる。これにより、ロック部材5が揺動した際に、バネ部材45の一端がロック部材5に追従することによって、バネ部材45が脱落するおそれが無くなり、付勢力を確実にロック部材5に伝えることができる。
In the second embodiment, the
この第3実施形態では、解錠状態から施錠する際に、ロック部材5の先端が略くさび形状に形成されるので、ロック部材5の先端を容易にステアリングシャフト2外周の係合溝21に係合させることができる。また、ハンガー部材4が施錠位置から解錠方向へ移動し始めたとき、ステアリングシャフト2の回転力がロック部材5の先端の傾斜面55に働くので、ロック部材5の移動方向への影響を軽減でき、ロック部材5のステアリングシャフト2との係合状態をさらに小さな力で解除することができる。
In the third embodiment, when locking from the unlocked state, the distal end of the
なお、本実施形態では、ブロック部材6の当接部60bと係合部50の基端側端面50aをともに平坦面としたが、支持軸42を中心とする円弧面として、揺動しやすくしても同様の作用効果が得られる。
In the present embodiment, both the abutting
1 ステアリングロック装置
2 ステアリングシャフト
3 ハウジング
4 ハンガー部材
5 ロック部材
6 ブロック部材
30 ハンガー収容孔
40 ロック収容室
41 揺動規制部
42 支持軸
45 バネ部材(付勢手段)
46 支持軸
50 係合部
50a 基端側端面
51 腕部
53 長孔
55 傾斜面
60 底板部
60a 受圧部
60b 当接部
DESCRIPTION OF
46
Claims (4)
該ロック収容室内に配設され、先端側に該ロック収容室内を隙間無く筒方向に摺動可能に形状が設定された係合部と、該係合部の基端側から延設された腕部と、該腕部に沿って形成された長孔とを具備し、該長孔を貫通しつつ該揺動規制部内に配設された支持軸によって該揺動規制部の筒形状内を揺動可能に支持されるロック部材と、
該ロック部材とともに該ロック収容室内に配設されつつ、該ハンガー部材と該ロック部材との間で、該ロック部材を該ハンガー部材から離間する方向に付勢保持する付勢手段とを備え、
解錠状態では、該ハンガー部材が該解錠位置にてステアリングシャフトから離間しつつ、該付勢手段によって該係合部が該ロック収容室の外に突出した状態で、該ロック部材は該ステアリングシャフトから離間しつつ、該ハンガー部材に対して揺動可能に支持され、
施錠状態では、該ハンガー部材が該施錠位置にて該ステアリングシャフトに接近するとともに、該係合部の先端がステアリングシャフトに当接しつつ、該付勢手段の付勢力に対抗することで、該係合部が該ロック収容室の中に移動し、該揺動規制部によって該ロック部材の揺動が規制され、
施錠状態から解錠状態へ移行する際に、該ハンガー部材が該ステアリングシャフトから離間しつつ、該付勢手段の付勢力によって該ロック部材が該ロック収容室から突出し、さらに該ステアリングシャフト外周に形成された係合突部と該係合部とが係合している場合には、該ロック部材が揺動することで該係合突部からの係合力を開放することを特徴とするステアリングロック装置。 A swing restricting portion that is slidable between the locking position and the unlocking position set in the hanger receiving hole provided in the housing without gaps and has a cylindrical shape along the moving direction inside; A hanger member having a lock accommodating chamber formed in the swing restricting portion;
An engagement portion that is disposed in the lock housing chamber and has a shape that is slidable in the cylindrical direction without a gap on the distal end side, and an arm that extends from the proximal end side of the engagement portion And a long hole formed along the arm, and the inside of the cylindrical shape of the rocking restricting portion is rocked by a support shaft that passes through the long hole and is disposed in the rocking restricting portion. A locking member that is movably supported;
An urging means for urging and holding the lock member in a direction away from the hanger member between the hanger member and the lock member while being disposed in the lock housing chamber together with the lock member;
In the unlocked state, while the hanger member is separated from the steering shaft at the unlocked position, the locking member protrudes out of the lock housing chamber by the biasing means, and the lock member is While being separated from the shaft, it is swingably supported with respect to the hanger member,
In the locked state, the hanger member approaches the steering shaft at the locked position, and the front end of the engaging portion abuts against the steering shaft and counters the urging force of the urging means. The joint portion moves into the lock housing chamber, and the swing restricting portion restricts swinging of the lock member,
When shifting from the locked state to the unlocked state, the lock member protrudes from the lock housing chamber by the biasing force of the biasing means while being separated from the steering shaft, and further formed on the outer periphery of the steering shaft. A steering lock characterized in that, when the engaging protrusion is engaged with the engaging part, the locking member swings to release the engaging force from the engaging protrusion. apparatus.
前記ロック収容室の内壁に沿って対向する2つの側板部と、これら側板部の端部を連結する底板部とから略コ字形状に、且つ該側板部が該ロック収容室内に隙間無く摺動可能に形成されたブロック部材を備え、
該ブロック部材は、前記付勢手段と前記ロック部材との間で、該底板部の略コ字形状内側に設定された受圧部で前記付勢手段の一端を保持しつつ、該底板部の略コ字形状外側に設定された当接部で該ロック部材に当接するように配設され、
施錠状態から解錠状態へ移行する際に、該ブロック部材は揺動せずに、該ロック部材のみが揺動することを特徴とするステアリングロック装置。 The steering lock device according to claim 1,
From the two side plate portions facing along the inner wall of the lock accommodating chamber and the bottom plate portion connecting the end portions of the side plate portions, the side plate portion slides into the lock accommodating chamber without any gap. A block member formed so as to be possible,
The block member holds one end of the urging means between the urging means and the lock member with a pressure receiving portion set on the substantially U-shaped inner side of the bottom plate part, and It is arranged so as to abut on the lock member at the abutting portion set outside the U shape,
A steering lock device characterized in that, when shifting from the locked state to the unlocked state, the block member does not swing but only the lock member swings.
前記ロック部材の係合部は、略直方体形状に形成されたことを特徴とするステアリングロック装置。 The steering lock device according to claim 1 or 2,
The steering lock device according to claim 1, wherein the engaging portion of the lock member is formed in a substantially rectangular parallelepiped shape.
前記ロック部材の係合部は、前記係合突部に対して斜めに設定された傾斜面によって略くさび形状に形成されたことを特徴とするステアリングロック装置。 The steering lock device according to claim 1 or 2,
The steering lock device according to claim 1, wherein the engaging portion of the locking member is formed in a substantially wedge shape by an inclined surface set obliquely with respect to the engaging protrusion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008302355A JP5175698B2 (en) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | Steering lock device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008302355A JP5175698B2 (en) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | Steering lock device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010125971A true JP2010125971A (en) | 2010-06-10 |
JP5175698B2 JP5175698B2 (en) | 2013-04-03 |
Family
ID=42326651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008302355A Expired - Fee Related JP5175698B2 (en) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | Steering lock device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5175698B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103926081B (en) * | 2014-04-28 | 2016-11-16 | 中国航天空气动力技术研究院 | A kind of plug-in adaptive locking device being applied to punching engine test bay |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0481857U (en) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 | ||
JPH1143017A (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Tokai Rika Co Ltd | Steering wheel locking device |
JP2000233717A (en) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Valeo Gmbh & Co Sicherheitssysteme | Apparatus for electrically locking steering shaft in steering device |
JP2002037026A (en) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Yuhshin Co Ltd | Steering lock device |
JP2005335431A (en) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Alpha Corp | Electric steering lock device |
JP2008149946A (en) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Tokai Rika Co Ltd | Steering lock device |
JP2008149947A (en) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Tokai Rika Co Ltd | Steering lock device |
-
2008
- 2008-11-27 JP JP2008302355A patent/JP5175698B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0481857U (en) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 | ||
JPH1143017A (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Tokai Rika Co Ltd | Steering wheel locking device |
JP2000233717A (en) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Valeo Gmbh & Co Sicherheitssysteme | Apparatus for electrically locking steering shaft in steering device |
JP2002037026A (en) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Yuhshin Co Ltd | Steering lock device |
JP2005335431A (en) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Alpha Corp | Electric steering lock device |
JP2008149946A (en) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Tokai Rika Co Ltd | Steering lock device |
JP2008149947A (en) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Tokai Rika Co Ltd | Steering lock device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5175698B2 (en) | 2013-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007145299A (en) | Electric steering lock device | |
JP2009235794A (en) | Side lock device | |
JP2013127264A (en) | Parking lock device | |
JP5059771B2 (en) | Cylinder lock | |
JP5175698B2 (en) | Steering lock device | |
JP2008030542A (en) | Position adjustment type steering device | |
US10941837B2 (en) | Reclining apparatus | |
JP2008114786A (en) | Electric steering lock device | |
JP2009107550A (en) | Electric steering lock device | |
JP2008100643A (en) | Steering lock device | |
JP2006335245A (en) | Operation device of ignition switch for vehicle | |
JP5054461B2 (en) | Trigger switch | |
JP5204620B2 (en) | Electric actuator device | |
JP5266070B2 (en) | Steering lock device | |
JP4140974B2 (en) | Lock handle device for door | |
JP2006131043A (en) | Steering lock device | |
JP2005014755A (en) | Electric steering lock device | |
JP2011069190A (en) | Actuator for vehicle door latch device | |
JP2009107551A (en) | Electric steering lock device | |
JP2005336958A (en) | Push-pull lock for door | |
JP2008050829A (en) | Cylinder lock device | |
JP4652203B2 (en) | Steering lock device | |
JP4634947B2 (en) | Shift lever lock device | |
JP7364384B2 (en) | Park lock device | |
JP4651523B2 (en) | Actuator for vehicle door latch device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121206 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130107 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |