JP2010125198A - 地震対応医用診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震の発生により装置の自己診断を行い、診断結果をセンタ端末に通知する。
【解決手段】故障レベル診断部22bは、地震発生後、装置に故障が発生しているか否か、また、故障が発生している場合の故障レベルを自己診断する。故障レベル診断部22bは、自己診断結果である故障レベルをセンタ端末通知部22dに供給する。センタ端末通知部22dは、故障レベル診断部22bから故障レベルが供給されたとき、その故障内容を把握し、故障の重要度に応じて装置のアクセス許可範囲を決定する。センタ端末通知部22dは、決定したアクセス許可範囲内で提示できる故障内容情報をセンタ端末に通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、地震対応医用診断装置に関し、特に、地震の発生により装置の自己診断を行い、診断結果をセンタ端末に通知する地震対応医用診断装置に関する。
X線診断装置、CT(computed tomography:コンピュータ断層撮影)装置、超音波診断装置、磁気共鳴診断装置、ガンマカメラ、PET(positron-emission tomography:ポジトロン放出断層撮影)、及び診断用ワークステーション等の医用診断装置はいずれも精密機械であり、複雑で振動に弱い部品が多数含まれている。また、特に撮影中にこれらの医用診断装置に故障が発生すると、被験者または操作者が被る被爆等の被害は大きく、人体に与える影響が大である。
そこで、従来地震災害が発生した場合には、医療の安全性確保のため、サービスエンジニアが医用診断装置を直接点検してその安全性を確認した後でなければ使用することができないとする運用が採用されていた。
但し、地震災害が発生すると交通網に障害が発生することも多く、サービスエンジニアが、医用診断装置点検のために医療機関に出向くことが難しくなる。そのため医用診断装置の使用できない時間(ダウンタイム)は長くなる傾向にある。一方で、医療機関とすれば、地震災害による怪我人の診断等に用いるため、できるだけ早期に医用診断装置を使用できるようにして欲しいとの要望がある。
特許文献1には、地震発生時に患者の安全性を確保することを目的として、地震等の揺れを感知した場合に、自動的に放射線検出器を被検体から最離反し、カメラ位置を被検体の横や下部に移動し、架台をホームポジションに移動することで、患者を素早く安全な状態にすることができる医用診断装置が提案されている。
特開2008−170324号公報
特許文献1の技術では、地震発生後に機器の縮退が行われるものであり、地震発生後に装置の自己診断を行い、その診断結果に応じて修理態勢を決定するものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、地震の発生により装置の自己診断を行い、診断結果をセンタ端末に通知する地震対応医用診断装置を提供することである。
請求項1記載の本発明の特徴は、地震発生に応じて、医用診断装置に故障が発生しているか否かを自己診断する診断手段と、診断手段による診断結果に応じて、医用診断装置内のアクセス許可範囲を決定し、決定したアクセス許可範囲内で提示できる故障内容情報をセンタ端末に通知する通知手段とを備える。
請求項4記載の本発明の特徴は、地震発生に応じて、医用診断装置に故障が発生しているか否かを自己診断する診断手段と、センタ端末からのアクセスに応じて、診断手段による診断結果を前記センタ端末に通知する通知手段とを備える。
本発明によれば、地震の発生により装置の自己診断を行い、診断結果をセンタ端末に通知することで、診断結果に応じて修理態勢を決定することができ、ダウンタイムを限りなく短くすることが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る地震対応システム1の構成例を示す図である。この地震対応システム1においては、気象庁コンピュータ装置10、医療施設20内に設置される受信端末21、地震対応の医用診断装置22−1乃至22−3、およびサービスセンタ30内に設置されるセンタ端末31から構成されている。医用診断装置22−1乃至22−3は、センタ端末31とネットワーク40を介して互いに接続されている。
気象庁コンピュータ装置10は、気象庁が管轄するコンピュータ装置であって、地震発生の数秒乃至数十秒前に緊急地震速報を配信する。地震は、P波と呼ばれる小さな揺れのあと、S波と呼ばれる大きな揺れが来ることがわかっている。そこで、気象庁では、このP波をとらえ、地震の規模や震源地を予測し、大きな揺れのS波が来ると予測した場合、地震発生の数秒から数十秒前に緊急地震速報を配信するようになされている。
医療施設20内に設置される受信端末21と、医用診断装置22−1乃至22−3は、バス23を介して互いに接続されている。
受信端末21は、一般的なコンピュータ装置からなり、プログラムとこのプログラム処理に必要となるデータを記憶する主記憶装置(例えばHDD(Hard Disc Drive))、プログラムやデータに基づいて演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などから構成されている。受信端末21は、気象庁コンピュータ装置10から配信されてきた緊急地震速報を受信し、バス23を介して医用診断装置22−1乃至22−3に供給する。
医用診断装置22−1乃至22−3は、X線診断装置、CT(Computed Tomography)装置、超音波診断装置、磁気共鳴診断装置、ガンマカメラやPET、および診断用ワークステーションなどで構成される。
医用診断装置22−1乃至22−3は、受信端末21からバス23を介して供給された緊急地震速報を受信したとき(地震が発生した場合)、所定時間経過後、装置に故障が発生しているか否か、また、故障が発生している場合の故障レベルを自己診断する。ここで、所定時間とは、緊急地震速報受信時から実際に地震が発生すると予想される時刻との間にタイムラグがあるため、例えば、5分後など、緊急地震速報を受信してから地震発生後までに充分な経過時間が設定される。
医用診断装置22−1乃至22−3は、自己診断結果である故障レベルに応じてモニタやスピーカから警告を提示したり、あるいは、ネットワーク40を介してセンタ端末31に故障内容情報を通知(転送)したりする。
センタ端末31は、ネットワーク40を介して医用診断装置22−1乃至22−3から通知された故障内容情報を受信した場合、故障内容に応じて、図示せぬモニタに故障部品手配や修理手配に関するメッセージを表示させてサービスマンに報知する。
このように、地震発生後、医用診断装置22−1乃至22−3では故障レベルが診断され、必要に応じて診断結果がセンタ端末31に通知されることで、サービスマンは、故障内容に応じて修理態勢を決定することができ、ダウンタイムを限りなく短くすることができる。
なお、本実施の形態では、受信端末21が緊急地震速報を受信するようにしているが、医用診断装置22-1乃至22−3がそれぞれ気象庁コンピュータ装置10から配信される緊急地震速報を直接受信するようにしてもよい。また、医用診断装置22−1乃至22−3の数は任意であり、図1に示されるように3つに限られるものではない。以下において、医用診断装置22−1乃至22−3を個々に区別する必要が無い場合、単に、医用診断装置22と称する。
図2は、医用診断装置22の機能構成例を示すブロック図である。
緊急地震速報受信部22aは、受信端末21からバス23を介して供給された緊急地震速報を受信し、それを故障レベル診断部22bに供給する。
故障レベル診断部22bは、緊急地震速報受信部22aから緊急地震速報が供給されたとき、所定時間経過後、装置に故障が発生しているか否か、また、故障が発生している場合の故障レベルを自己診断する診断手段として機能する。
故障レベルを決定する基準として、例えば、安全に装置が使用できる状態を「故障レベル0」、軽微な故障はあるが装置の使用は可能である状態を「故障レベル1」、重度の故障があり装置の使用が不可能であるがセンタ端末31からの接続は可能である状態を「故障レベル2」、装置が完全に故障している状態を「故障レベル3」とする。
故障レベル診断部22bは、自己診断結果である故障レベルを警告部22cに供給するとともにセンタ端末通知部22dに供給する。
警告部22cは、故障レベル診断部22bから供給された故障レベルに応じて、図示せぬモニタに警告を表示させたり、図示せぬスピーカに警告をアナウンスさせたりする。
センタ端末通知部22dは、故障レベル診断部22bから故障レベルが供給されたとき、その故障内容を把握し、故障の重要度に応じて装置のアクセス許可範囲を決定する。センタ端末通知部22dは、決定したアクセス許可範囲内で提示できる故障内容情報を、ネットワーク40を介してセンタ端末31に通知(転送)する通知手段として機能する。
なお、本発明の実施の形態における医用診断装置22では、緊急地震速報受信部22aが受信した緊急地震速報をトリガとして自己診断を実行するようにしているが、これに限らず、例えば、医用診断装置22に、地震による揺れを検知する地震検知手段を設けることで、地震による揺れをトリガとして自己診断を実行するようにしてもよい。
図3は、センタ端末31の機能構成例を示すブロック図である。
受信部31aは、ネットワーク40を介して医用診断装置22から転送されてきた故障内容情報を受信し、それを故障内容情報提示部31bに供給する。
故障内容情報提示部31bは、受信部31aから供給された故障内容情報に応じて、図示せぬモニタに故障部品手配や修理手配に関するメッセージを表示させてサービスマンに報知する。
次に、図4のフローチャートを参照して自己診断処理について説明する。
ステップS1において、医用診断装置22の緊急地震速報受信部22aは、受信端末21から緊急地震速報を受信したか否かを判定し、緊急地震速報を受信するまで待機する。そして、緊急地震速報受信部22aは、緊急地震速報を受信したと判定した場合、緊急地震速報を故障レベル診断部22bに供給し、ステップS2に進む。
ステップS2において、故障レベル診断部22bは、所定時間経過後(すなわち、地震発生後)、装置に故障が発生しているか否か、また、故障が発生している場合の故障レベルの自己診断を開始する。故障レベル診断部22bは、自己診断結果として、例えば、0乃至3の故障レベルを警告部22cに供給するとともにセンタ端末通知部22dに供給する。
ステップS3において、警告部22cは、ステップS2の処理による自己診断の結果、故障レベル診断部22bから供給された故障レベルが、1以上であるか否かを判定し、故障レベルが1以上であると判定した場合、ステップS4に進む。
ステップS4において、警告部22cは、故障レベル診断部22bから供給された故障レベルに応じて、モニタに警告表示させる。例えば、故障レベルが1(軽微な故障はあるが装置の使用は可能である状態)の場合、図5に示すような画面がモニタに表示される。また例えば、故障レベルが2(重度の故障があり装置の使用が不可能であるがセンタ端末31からの接続は可能である状態)の場合、図6に示すような画面がモニタに表示される。例えば、故障レベルが3(装置が完全に故障している状態)の場合、図7に示すような画面がモニタに表示される。
このように、故障レベルに応じた自己診断結果が、操作者に対して報知される。なお、図5に示す画面例では、「軽微な故障はありますが、装置はこのまま使用できます」と表示されているが、これは、医用診断装置22が縮退動作をすることで、使用可能状態にあることである。
縮退動作とは、医用診断装置22で発見された故障個所の機能を使用できなくする(制限する)動作をいう。医用診断装置22は、他の汎用機器とは異なり、地震災害が発生した場合にこそ、怪我人の診断に使用できる状態とされていなければならず、医用診断装置22内の一部に軽微な故障個所が発生したからといって医用診断装置22の全ての機能を止めることはできない。そこで、発見された故障個所に応じて縮退動作が可能であれば、故障個所の機能のみを停止して装置の使用を継続させることができる。
一方、図6に示す画面例では、「重度の故障があり、装置は使用できません。ただし、診断結果はセンタ端末に送信されました。」と表示されているが、これは、医用診断装置22が縮退動作することができず、医用診断装置22の動作を全て停止せざるを得ない状態にあることである。ただし、地震災害によってもネットワーク40が寸断されず、医用診断装置22からサービスセンタに設置されているセンタ端末31に自己診断結果を通知することができる状態にあることである。
また、図7に示す画面例では、「診断結果をサービスセンタに連絡して下さい。」と表示されているが、これは、医用診断装置22が完全に故障した場合、あるいは、地震災害によりネットワーク40が破壊されたため医用診断装置22からサービスセンタ30に設置されているセンタ端末31に自己診断結果を通知することができない場合に、操作者からサービスセンタ30への連絡を促すために表示されるものである。
図4の処理の説明に戻る。ステップS5において、センタ端末通知部22dは、ステップS2の処理による自己診断の結果、故障レベル診断部22bから供給された故障レベルから、装置のアクセス許可範囲を決定する。これは、医用診断装置22には、患者のさまざまな個人情報が記憶されており、例えば、故障レベル1のような軽微な故障であった場合にも、装置内の全ての情報を公開することは適切ではない。そこで、故障レベルの重要度に応じて、アクセス許可範囲を決定し、決定したアクセス許可範囲内でセンタ端末31へ情報を公開するようにする。
ステップS6において、センタ端末通知部22dは、ステップS5の処理により決定したアクセス許可範囲内で提示できる故障内容情報を、ネットワーク40を介してセンタ端末31に通知する。
ステップS11において、センタ端末31の受信部31aは、この故障内容情報を受信し、受信した故障内容情報を故障内容情報提示部31bに供給する。故障内容情報提示部31bは、受信部31aから供給された故障内容情報に応じて、図示せぬモニタに故障部品手配や修理手配に関するメッセージを表示させてサービスマンに報知する。
なお、ステップS3において、故障レベルが1以上ではない、すなわち、故障レベル0であると判定された場合、ステップS4乃至S6の処理はスキップされる。
以上のように、地震発生後に医用診断装置22が自己診断処理を実行することで、いち早く故障レベルを判断し、故障レベルに応じた診断結果をサービスセンタ30に設置されているセンタ端末31に通知することで、サービスマンは、故障個所の重要度に応じて修理態勢を決定でき、ダウンタイムを可能な限り短くすることができる。
なお、報知の方法としては、図5乃至図7に示すように主に視覚に訴える画面例を示したが、例えば、ブザーやアナウンスを報知して聴覚に訴える等、どのような態様であっても良い。また、図5乃至図7に示した画面例は、あくまでも例示であって、表示の内容やレイアウト等は任意に設定することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明における第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態において説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してあり、同一の構成要素の説明は重複するので省略する。
第2の実施の形態では、サービスセンタ30に設置されたセンタ端末31が、地震発生後に、医用診断装置22にアクセスし、医用診断装置22で実行された自己診断結果である故障内容情報の送信を要求する点に特徴を有する。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る地震対応システム1の構成例を示す図である。第1の実施の形態における地震対応システム1と異なるのは、サービスセンタ30内に新たに受信端末32が設けられていることである。
受信端末32は、医療施設20内に設置された受信端末21と同等の機能を有する。すなわち、受信端末32は、気象庁コンピュータ装置10から配信されてきた緊急地震速報を受信し、それをセンタ端末31に供給する。
センタ端末31は、受信端末32から供給された緊急地震速報を受信したとき、所定時間経過後(緊急地震速報を受信してから地震発生後までに充分な時間が経過した後)、ネットワーク40を介して、医用診断装置22−1乃至22−3にアクセスし、故障内容情報の送信を要求する。そして、センタ端末31は、送信要求に基づいてネットワーク40を介して送信されてきた故障内容情報を受信し、その故障内容に応じて、図示せぬモニタに故障部品手配や修理手配に関するメッセージを表示させてサービスマンに報知する。
なお、本実施の形態では、受信端末32が緊急地震速報を受信するようにしているが、センタ端末31が気象庁コンピュータ装置10から配信される緊急地震速報を直接受信するようにしてもよい。
また、医用診断装置22の機能構成例は、第1の実施の形態において説明した図2の構成要素と同等である。第2の実施の形態では、センタ端末通知部22dが、センタ端末31からの要求(アクセス)に基づいて、センタ端末31との認証を行い、認証に成功してアクセスを許可すると判断した場合に、アクセス許可範囲内で提示できる故障内容情報を、ネットワーク40を介してセンタ端末31に通知する点に特徴を有する。
図9は、第2の実施の形態におけるセンタ端末31の機能構成例を示すブロック図である。第1の実施の形態におけるセンタ端末31の機能構成例と異なるのは、緊急地震速報受信部31cと故障内容情報要求部31dが新たに設けられ、受信部31aの代わりに送受信部31eが設けられていることである。
緊急地震速報受信部31cは、受信端末32から供給される緊急地震速報を受信し、それを故障内容情報要求部31dに供給する。
故障内容情報要求部31dは、緊急地震速報受信部22aから緊急地震速報が供給されたとき、所定時間経過後、医用診断装置22内の故障内容情報の送信要求を示す情報を送受信部31eに供給する。
送受信部31eは、故障内容情報要求部31dから供給された、故障内容情報の送信要求を示す情報を、ネットワーク40を介して医用診断装置22に送信する。また送受信部31eは、ネットワーク40を介して医用診断装置22から送信されてきた故障内容情報を受信し、それを故障内容情報提示部31bに供給する。
次に、図10のフローチャートを参照して、第2の実施の形態における自己診断処理について説明する。なお、ステップS21乃至S25の処理は、第1の実施の形態において図4のフローチャートを参照して説明したステップS1乃至S5の処理と同様であるため、その説明は省略する。
ステップS31において、センタ端末31の緊急地震速報受信部31cは、受信端末32から緊急地震速報を受信したか否かを判定し、緊急地震速報を受信するまで待機する。そして、緊急地震速報受信部31cは、緊急地震速報を受信したと判定した場合、緊急地震速報を故障内容情報要求部31dに供給し、ステップS32に進む。
ステップS32において、故障内容情報要求部31dは、所定時間経過後(すなわち、地震発生後)、医用診断装置22内の故障内容情報の送信要求を示す情報を送受信部31eに供給する。送受信部31eは、故障内容情報要求部31dから供給された故障内容情報の送信要求を示す情報を、ネットワーク40を介して医用診断装置22に送信する。
故障内容情報の送信要求を示す情報を受信した医用診断装置22のセンタ端末通知部22dは、センタ端末31との認証を行う。そして、センタ端末通知部22dは、センタ端末31との認証に成功してアクセスを許可すると判断した場合、ステップS26において、ステップS25の処理で決定したアクセス許可範囲内で提示できる故障内容情報を、ネットワーク40を介してセンタ端末31に転送する。
ステップS33において、センタ端末31の送受信部31eは、この故障内容情報を受信し、受信した故障内容情報を故障内容情報提示部31bに供給する。故障内容情報提示部31bは、送受信部31eから供給された故障内容情報に応じて、図示せぬモニタに故障部品手配や修理手配に関するメッセージを表示させてサービスマンに報知する。
以上のように、地震発生後に医用診断装置22が実行した自己診断結果を、サービスセンタ30に設置されているセンタ端末31がアクセスして受信することで、サービスマンは、故障個所の重要度に応じて修理態勢を決定でき、ダウンタイムを可能な限り短くすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせたりすることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る地震対応システムの構成例を示す図である。 医用診断装置の機能構成例を示すブロック図である。 センタ端末の機能構成例を示すブロック図である。 自己診断処理を説明するフローチャートである。 故障レベルが1の場合に表示される画面例である。 故障レベルが2の場合に表示される画面例である。 故障レベルが3の場合に表示される画面例である。 第2の実施の形態に係る地震対応システムの構成例を示す図である。 第2の実施の形態におけるセンタ端末の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態における自己診断処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
22−1乃至22−3 医用診断装置
22b 故障レベル診断部
22c 警告部
22d センタ端末通知部
31 センタ端末

Claims (7)

  1. 地震発生に応じて、医用診断装置に故障が発生しているか否かを自己診断する診断手段と、
    前記診断手段による診断結果に応じて、前記医用診断装置内のアクセス許可範囲を決定し、決定した前記アクセス許可範囲内で提示できる故障内容情報をセンタ端末に通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする地震対応医用診断装置。
  2. 前記診断手段は、前記医用診断装置の故障レベルを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の地震対応医用診断装置。
  3. 前記診断手段による診断結果に応じて警告する警告手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の地震対応医用診断装置。
  4. 地震発生に応じて、医用診断装置に故障が発生しているか否かを自己診断する診断手段と、
    センタ端末からのアクセスに応じて、前記診断手段による診断結果を前記センタ端末に通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする地震対応医用診断装置。
  5. 前記診断手段は、前記医用診断装置の故障レベルを判断する
    ことを特徴とする請求項4に記載の地震対応医用診断装置。
  6. 前記通知手段は、前記センタ端末と認証を行い、前記認証に成功したとき、前記診断結果を通知する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の地震対応医用診断装置。
  7. 前記診断手段による診断結果に応じて警告する警告手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4ないし6のいずれか一に記載の地震対応医用診断装置。
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