JP2010125019A - バルーン付内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】バルーンの膨らみ具合を微妙に調整する必要がある場合に、操作者が、操作部を保持する手の一つの指先で、疲労なく容易に微調整操作を行うことができるバルーン付内視鏡を提供すること。
【解決手段】挿入部1の基端に連結された操作部3に、バルーン2内に流体が注入も排出もされない閉鎖状態と、バルーン2内に流体を注入させる流体注入状態と、バルーン2内から流体を排出させる流体排出状態とを切り換え可能な切換弁10を配置すると共に、切換弁10の閉鎖状態と流体注入状態と流体排出状態とを一つの部材で切り換え操作することができる切換弁操作部材4を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】挿入部1の基端に連結された操作部3に、バルーン2内に流体が注入も排出もされない閉鎖状態と、バルーン2内に流体を注入させる流体注入状態と、バルーン2内から流体を排出させる流体排出状態とを切り換え可能な切換弁10を配置すると共に、切換弁10の閉鎖状態と流体注入状態と流体排出状態とを一つの部材で切り換え操作することができる切換弁操作部材4を設けた。
【選択図】 図1
Description
この発明はバルーン付内視鏡に関する。
内視鏡の挿入部は一般に可撓管状に形成されているが、被写体との間の距離を適正に保ったり、挿入部先端を体内の管腔内の所望の位置に固定したりするために、遠隔操作によって膨縮自在なバルーンが挿入部の先端付近に設けられたバルーン付内視鏡が用いられている(例えば、特許文献1、2)。
特開2002−301019
特開2007−282713
従来のバルーン付内視鏡においては、バルーンを膨らませる操作をするための操作部材と、バルーンを縮ませる操作をするための操作部材とが別々に設けられていたので、バルーンの膨らみ具合を微妙に調整する必要がある場合にその操作が煩雑になって、操作者が疲労(特に、神経を疲労)する場合があった。
本発明は、バルーンの膨らみ具合を微妙に調整する必要がある場合に、操作者が、操作部を保持する手の一つの指先で、疲労なく容易に微調整操作を行うことができるバルーン付内視鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のバルーン付内視鏡は、挿入部の先端付近の外面に設けられたバルーン内に、挿入部の基端側からの遠隔操作で流体を注入及び排出させることにより、バルーンが膨縮するように構成されたバルーン付内視鏡において、挿入部の基端に連結された操作部に、バルーン内に流体が注入も排出もされない閉鎖状態と、バルーン内に流体を注入させる流体注入状態と、バルーン内から流体を排出させる流体排出状態とを切り換え可能な切換弁を配置すると共に、切換弁の閉鎖状態と流体注入状態と流体排出状態とを一つの部材で切り換え操作することができる切換弁操作部材を設けたものである。
本発明によれば、切換弁の閉鎖状態と流体注入状態と流体排出状態とを一つの部材で切り換え操作することができる切換弁操作部材を設けたことにより、バルーンの膨らみ具合を微妙に調整する必要がある場合に、操作者が、操作部を保持する手の一つの指先で、疲労なく容易に微調整操作を行うことができる。
挿入部の先端付近の外面に設けられたバルーン内に、挿入部の基端側からの遠隔操作で流体を注入及び排出させることにより、バルーンが膨縮するように構成されたバルーン付内視鏡において、挿入部の基端に連結された操作部に、バルーン内に上記流体が注入も排出もされない閉鎖状態と、バルーン内に流体を注入させる流体注入状態と、バルーン内から流体を排出させる流体排出状態とを切り換え可能な切換弁を配置すると共に、切換弁の閉鎖状態と流体注入状態と流体排出状態とを一つの部材で切り換え操作することができる切換弁操作部材を設ける。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2は、バルーン付内視鏡を示しており、可撓管状の挿入部1の先端付近の外面に、膨縮自在なバルーン2が挿入部1の周囲を囲む状態に取り付けられている。
図2は、バルーン付内視鏡を示しており、可撓管状の挿入部1の先端付近の外面に、膨縮自在なバルーン2が挿入部1の周囲を囲む状態に取り付けられている。
挿入部1の基端に連結された操作部3には、加圧空気(流体)をバルーン2に注入及び排出させる遠隔操作を行うための切換弁操作摘み4(切換弁操作部材)が配置されていて、切換弁操作摘み4を矢印Xで示されるようにスライド操作することにより、バルーン2を任意に膨縮させることができる。
図1は、バルーン2を膨縮させるための装置構成全体を略示しており、切換弁操作摘み4によって操作される切換弁10が操作部3内に配置されていて、その切換弁10とバルーン2との間を連通接続するバルーン連通管5が、挿入部1内に全長にわたって挿通配置されている。
6は、外端に切換弁操作摘み4が取り付けられた操作レバーであり、切換弁操作摘み4がスライド操作されると回動支軸7を中心に操作レバー6が回動して、操作レバー6の切換弁操作摘み4とは反対側の端部に連結された駆動ピン8をスライドさせ、それによって切換弁10の流路切り換え動作が行われる。
図示されていない光源装置に接続されるコネクタ部11が先端に取り付けられた可撓性連結管12内には、切換弁10に接続された給気管13と排気管14が並列に全長にわたって挿通配置されている。
給気管13の他端側はコネクタ部11を経由して外部の給気装置15に接続され、排気管14の他端側は排気装置16に接続されている。なお、排気装置16を省いて、排気管14を大気に開放させてもよいが、排気装置16が接続されていると、バルーン2を縮ませる動作が速まるので、バルーン2の膨縮状態を速やかに微調整することができる。
図3、図4及び図5は切換弁10を示している。図3は切換弁10の外観斜視図であり、五面に外壁が形成された直方体状のハウジング21の開放面に、蓋体22がビス止め固定されている。7Hは、回動支軸7が回転自在に係合する孔である。
図4は切換弁10の分解斜視図、図5は側面断面図である。ハウジング21の側壁の一つ(図において上側の側壁)にはバルーン連通管5が開口接続され、それと反対側の側壁には、給気管13と排気管14が間隔をあけて開口接続されている。
流路を切り換えるためにハウジング21内に配置された流路切換弁体23は、ハウジング21の長手方向にスライド自在に配置されていて、駆動ピン8が側方から流路切換弁体23に係合している。バルーン連通管5が開口するハウジング21の内壁面及び給気管13と排気管14が開口する内壁面とに対して接触する流路切換弁体23側の接触面には、シール部材24,25が取り付けられている。
また、ハウジング21の空間内で流路切換弁体23を長手方向の相反する方向に弾力的に付勢する一対の圧縮コイルスプリング26,27が、流路切換弁体23を間に挟んだ状態にハウジング21内に配置されている。
それによって、流路切換弁体23は相反する方向から作用する二つの圧縮コイルスプリング26,27の付勢力が釣り合うニュートラル位置で静止し、駆動ピン8により、二つの圧縮コイルスプリング26,27の一方を圧縮させ他方を伸ばす状態に、流路切換弁体23をスライド移動させることができる。
28は、バルーン連通管5と給気管13又は排気管14との間を選択して連通させるために、流路切換弁体23に貫通形成された切り換え流路である。流路切換弁体23にはこの切り換え流路28以外に流路孔の類は形成されていない。
29は、ニュートラル状態の時に切り換え流路28の一端側(給気管13及び排気管14が開口する側)を囲んでシールするようにハウジング21に取り付けられたシール部材であり、30は、流路切換弁体23のバルーン連通管5に面する側の壁面に凹んで形成された連通溝である。
このような構成により、切換弁操作摘み4が操作されないニュートラル状態においては、図5に示されるように、バルーン連通管5の開口及び給気管13と排気管14の各開口がいずれも閉塞された状態になっている。したがって、バルーン連通管5と連通しているバルーン2は新たな膨縮動作をせず、その前の状態を維持する。
そして、切換弁操作摘み4がスライド方向の一方に指先でスライド操作されると、図6に示されるように、操作レバー6と駆動ピン8を介して流路切換弁体23がスライドして、給気管13とバルーン連通管5が連通する状態になり、バルーン2内に加圧空気が送り込まれてバルーン2が膨らむ。
また、切換弁操作摘み4が、逆方向にスライド操作されると、図7に示されるように、排気管14とバルーン連通管5が連通する状態に流路切換弁体23がスライドし、バルーン2内から加圧空気が排出されてバルーン2が縮む。
このようにして、切換弁操作摘み4に触れる一つの指先の操作によりバルーン2を自在に膨縮させることができるので、バルーン2の膨らみ具合を微妙に調整する必要がある場合等であっても、操作者が、操作部3を保持する手の一つの指先で、疲労なく容易に微調整操作を行うことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、バルーン2を膨縮させる流体が加圧空気以外の加圧水その他の流体であっても差し支えない。また、切換弁10や切換弁操作摘み4が実施例に図示された態様以外のものであっても差し支えない。
1 挿入部
2 バルーン
3 操作部
4 切換弁操作摘み(切換弁操作部材)
5 バルーン連通管
10 切換弁
13 給気管
14 排気管
23 流路切換弁体
28 切り換え流路
30 連通溝
2 バルーン
3 操作部
4 切換弁操作摘み(切換弁操作部材)
5 バルーン連通管
10 切換弁
13 給気管
14 排気管
23 流路切換弁体
28 切り換え流路
30 連通溝
Claims (1)
- 挿入部の先端付近の外面に設けられたバルーン内に、上記挿入部の基端側からの遠隔操作で流体を注入及び排出させることにより、上記バルーンが膨縮するように構成されたバルーン付内視鏡において、
上記挿入部の基端に連結された操作部に、上記バルーン内に上記流体が注入も排出もされない閉鎖状態と、上記バルーン内に上記流体を注入させる流体注入状態と、上記バルーン内から上記流体を排出させる流体排出状態とを切り換え可能な切換弁を配置すると共に、上記切換弁の上記閉鎖状態と上記流体注入状態と上記流体排出状態とを一つの部材で切り換え操作することができる切換弁操作部材を設けたことを特徴とするバルーン付内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008301929A JP2010125019A (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | バルーン付内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008301929A JP2010125019A (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | バルーン付内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010125019A true JP2010125019A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42325815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008301929A Pending JP2010125019A (ja) | 2008-11-27 | 2008-11-27 | バルーン付内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010125019A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160338577A1 (en) * | 2014-01-23 | 2016-11-24 | Digital Endoscopy Gmbh | Fluid block for an endoscope control part and endoscope |
-
2008
- 2008-11-27 JP JP2008301929A patent/JP2010125019A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160338577A1 (en) * | 2014-01-23 | 2016-11-24 | Digital Endoscopy Gmbh | Fluid block for an endoscope control part and endoscope |
US10874291B2 (en) * | 2014-01-23 | 2020-12-29 | Digital Endoscopy Gmbh | Fluid block for an endoscope control part and endoscope |
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