JP2010124533A - 母線継手構造、断路器及び開閉装置 - Google Patents

母線継手構造、断路器及び開閉装置 Download PDF

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Abstract

【課題】盤間母線を軸線に対して直交する方向にずらして取り外すことができ母線継手構造を得る。
【解決手段】固定導体11と、固定導体11と電気的接触を保ちながら方向に移動可能に設けられた移動導体15と、固定導体及び移動導体を収納する継手絶縁体17とを有する母線継手3と、移動導体15の端側で、第1の方向に摺動可能なコンタクト(フィンガーコンタクト27)を介して移動導体15と接続される母線1と、母線1の外周部を覆うとともに継手絶縁体17に着脱自在に締結される母線絶縁体2とを有する盤間母線14とを備え、移動導体15は、コンタクト(フィンガーコンタクト27)を介して母線1と電気的に接触する接続位置と、コンタクト(フィンガーコンタクト27)から離間し継手絶縁体17内に没する後退位置との間を移動可能とされている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、各々断路器及び遮断器を装備し複数台が併設される複数の開閉装置間の母線接続構造に関するものであり、特に開閉装置に各々設けられた母線継手と2つの母線継手間に延びる盤間母線との接続構造の改良に関するものである。
上記開閉装置である例えば固体絶縁開閉装置においては、そのひとつとしてビルの地下などに設備され、大容量変電の二次側に使用する22kV用開閉装置として使用されるものがある。このような固体絶縁開閉装置においては、一般に横一列に複数台が併設され、各装置の背面に三相に対応する3本の盤間母線が水平に設けられる。また、各固体絶縁開閉装置は、三相に対応する3個の母線継手を有している。盤間母線は相ごとに設けられた母線継手を介して、隣り合う固体絶縁開閉装置を電気的に接続する(例えば、特許文献1参照)。
特開平05−15015号公報
このような固体絶縁開閉装置においては、固体絶縁開閉装置間に設けられた盤間母線の母線を被覆する絶縁体(ゴム)が経年変化により劣化する。また、周囲の作業などの状況により絶縁体が損傷する。そのため、この盤間母線は交換する必要性が生じる場合がある。
しかしながら、上記従来の母線接続構造によれば、各々の固体絶縁開閉装置から背面側に三つの母線継手が各々高さをずらして突出しており、隣り合う固体絶縁開閉装置の同相の母線継手間に盤間母線が架け渡されて接続される。つまり、固体絶縁開閉装置の併設方向に延びる盤間母線は、その自らの軸線上において、突き合う端部間に母線継手を挟むようにして配設されている。
一方、一般に母線継手の内部導体と母線とは、相互に突き合う端部間に設けられたコンタクト構造によって接続される。このコンタクト構造は、軸線に同軸な凹凸構造が組み合わされて構成されている。そのため、母線継手に対して盤間母線は、軸線方向に引き抜くように外さなければならない。このような構造のため、所定の盤間母線を交換したいとき、最端部の盤間母線から順次外さなければならなかった。また、母線継手も外さなければならないので、固体絶縁開閉装置を基礎から取り外さなければならない場合もあった。そのため、盤間母線を軸線と直交する方向に取り外すことができ、盤間母線を単独で取り外すことができる母線継手構造が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、開閉装置を基礎から取り外すことなく、盤間母線を軸線に対して直交する方向にずらして取り外すことができ、盤間母線を単独で取り外すことができる母線継手構造を得ることを目的とする。また、この母線継手構造を用いた断路器及び開閉装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の母線継手構造は、機器に設けられ、第1の方向に延びる母線を機器の内部導体に接続する母線継手構造において、固定導体と電気的接触を保ちながら第1の方向に移動可能に設けられた移動導体と、固定導体及び移動導体を収納する継手絶縁体とを有する母線継手と、移動導体の第1の端側で、第1の方向に摺動可能な第1のコンタクトを介して移動導体と接続される第1の母線と、この第1の母線の外周部を覆うとともに継手絶縁体に着脱自在に締結される第1の母線絶縁体とを有する第1の盤間母線とを備え、移動導体は、第1のコンタクトを介して第1の母線と電気的に接触する接続位置と、第1のコンタクトから離間し継手絶縁体内に没する後退位置との間を移動可能とされていることを特徴とする。
また、本発明の断路器は、第1の方向に複数併設され相互に電気的に接続される複数の断路器であり、断路器は、母線継手を有し隣り合う二つの母線継手間で第1の方向に延びる盤間母線を介して相互に接続される固定側断路部と、固定側断路部に対して進退動可能に設けられ、固定側断路部と離接する可動側断路部とを備え、母線継手は、断路器の内部導体に接続する固定導体と、固定導体と電気的接触を保ちながら第1の方向に移動可能に設けられた移動導体と、固定導体及び移動導体を収納する継手絶縁体とを有し、盤間母線は、移動導体の第1の端側で、第1の方向に摺動可能なコンタクトを介して移動導体と接続される母線と、この母線の外周部を覆うとともに継手絶縁体に着脱自在に締結される母線絶縁体とを有し、移動導体は、コンタクトを介して母線と電気的に接触する接続位置と、コンタクトから離間し継手絶縁体内に没する後退位置との間を移動可能とされていることを特徴とする。
さらに、本発明の開閉装置は、第1の方向に複数併設され相互に接続される複数の開閉装置であり、開閉装置は、需要家に接続される第1の固定側断路部と、母線継手を有し隣り合う二つの母線継手間で第1の方向に延びる盤間母線を介して相互に接続される第2の固定側断路部とを有する固定ユニットと、固定ユニットに対して第1の方向に直交する第2の方向に進退動可能に設けられ、第1の固定側断路部と離接する第1の可動側断路部と、第2の固定側断路部と離接する第2の可動側断路部と、第1の可動側断路部及び第2の可動側断路部との間に設けられた遮断部とを有する可動ユニットとを備え、母線継手は、第2の固定側断路部の内部導体に接続する固定導体と、固定導体と電気的接触を保ちながら第1の方向に移動可能に設けられた移動導体と、固定導体及び移動導体を収納する継手絶縁体とを有し、盤間母線は、移動導体の第1の端側で、第1の方向に摺動可能なコンタクトを介して移動導体と接続される母線と、この母線の外周部を覆うとともに継手絶縁体に着脱自在に締結される母線絶縁体とを有し、移動導体は、コンタクトを介して母線と電気的に接触する接続位置と、コンタクトから離間し継手絶縁体内に没する後退位置との間を移動可能とされていることを特徴とする。
この発明によれば、移動導体は、一端側が、母線に対して、継手絶縁体と母線絶縁体の締結箇所から没する位置まで後退可能とされている。そのため、盤間母線を軸線に対して直交する方向にずらして取り外すことができ、装置を基礎から取り外すことなく盤間母線を単独で取り外すことができるので、盤間母線の脱着作業を容易としてコストダウンを図ることができる。
以下に、本発明にかかる母線継手構造、断路器及び開閉装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。この実施の形態は、複数の固体絶縁開閉装置が横一列に配置され、これら開閉装置をそれぞれ電気的に接続する盤間母線と、この盤間母線を接続する母線継手を有する固体絶縁開閉装置において、母線継手の内部導体(移動導体)を母線軸方向にスライド可能とすることで母線継手から盤間母線を母線軸に直交する方向に着脱可能としたものである。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明にかかる実施の形態1の固体絶縁開閉装置100の背面図である。図2は固体絶縁開閉装置100の側面図である。図1において、固体絶縁開閉装置100は第1の方向である図1の左右方向に複数台が併設されている。固体絶縁開閉装置100は、横一列に配置され、各装置の背面に三相に対応する3本の盤間母線14が水平に設けられている。この盤間母線14は各相ごとに設けられた母線継手3を介して、隣り合う固体絶縁開閉装置100を電気的に接続する。すなわち、各々の固体絶縁開閉装置100から背面に三つの母線継手3が各々高さをずらして突出しており、隣り合う固体絶縁開閉装置100の同相の母線継手3間に盤間母線14が架け渡されて接続されている。つまり、第1の方向に延びる盤間母線14は、その軸線上において、端部間に母線継手3を挟むようにして配設されている。盤間母線14は母線1がゴム性の被覆である母線絶縁体2に覆われて構成されている。
図2において、固体絶縁開閉装置100は、遮断部5や操作装置6などを有する可動ユニット9と、盤間母線14や電力ケーブル8と接続されている固定ユニット7から構成される。可動ユニット9と固定ユニット7とは、母線継手3とケーブル継手10の部分に設けられた第1の断路器31及び第2の断路器32により切り離し可能な構造となっている。そして、可動ユニット9には車輪18が設けられており、固定ユニット7に対して第1の方向と直交する第2の方向に進退動可能と構成されている。
図3は可動ユニット9が固定ユニット7に接合した閉成状態の固体絶縁開閉装置100を示す模式的な側面図である。図4は可動ユニット9が固定ユニット7から開離した開成状態の固体絶縁開閉装置100を示す模式的な側面図である。なお、図3及び図4においては、三相のうちの一相分、すなわち、単極のみを示している。実際には、三相分の単極が存在する。固定ユニット7には、電力ケーブル8にケーブル継手10を介して電気的に接続されている第1の固定側断路部31aと、盤間母線14に電気的に接続されている第2の固定側断路部32aが設けられている。一方、可動ユニット9には、固定ユニット7の第1の固定側断路部31aと接離する第1の可動側断路部31bと、上記第2の固定側断路部32aと接離する第2の可動側断路部32bと、そして第1の可動側断路部31bと第2の可動側断路部32bとの間に配設され、その間を電気的に開閉する遮断部5が設けられている。第1の固定側断路部31aと第1の可動側断路部31bとは、第1の断路器31を構成している。また、第2の固定側断路部32aと第2の可動側断路部32bとは、第2の断路器32を構成している。
図4に示す可動ユニット9が固定ユニット7から開離した開成状態の固体絶縁開閉装置100において、可動ユニット9を第2の方向である矢印A方向へ移動させることにより、第1の可動側断路部31bと第2の可動側断路部32bが固定ユニット7の第1の固定側断路部31aと第2の固定側断路部32aにそれぞれ電気的に接触して、固体絶縁開閉装置100は閉成状態となる。閉成状態においては、盤間母線14からの電流は、母線継手3→第2の断路器32→遮断部5→第1の断路器31→ケーブル継手10→電力ケーブル8へと流れる。
図5は母線継手3および盤間母線14の内部構造を示す断面図である。図6は移動導体15の詳細を示す斜視図である。第1の方向に延びる盤間母線14は、その軸線上において、端部間に母線継手3を挟むようにして配設されている。すなわち、母線継手3の両側部に、それぞれ盤間母線14が接続されている。なお、図5の右側に示す母線継手3のように、最端部の母線継手3においては、盤間母線14が設けられていない側が、盤間母線14に換えて絶縁カバー38で閉塞されている。
母線継手3は、内部導体として概略T字型を成す固定導体11と第1の方向に移動可能に設けられた移動導体15とを有している。さらに、母線継手3は、これら固定導体11と移動導体15とを覆い、これらの内部導体を外部から電気的に絶縁する継手絶縁体17とを有している。
概略T字型の固定導体11は、第1の方向に延びる円筒部12と円筒部12の中央部から可動ユニット9側に垂直に突出する突出部13とから成る。突出部13は、第2の可動側断路部32bの内部導体21の先端に設けられたフィンガーコンタクト22と接離可能とされ、継手絶縁体17とともに第2の固定側断路部32aを構成している。つまり、第2の断路器32の片側を構成している。
盤間母線14は、第1の方向に延びる母線1が絶縁体2に覆われて構成されている。絶縁体2の端部は、締結ボルト25により継手絶縁体17に締結されている。母線1の端に、フィンガーコンタクト27が設けられている。フィンガーコンタクト27は、断面コの字型の有底円筒状をなし、底面部を母線1の端面にねじ止めされている。先端開口部は、適度な弾性力を持って接触するように移動導体15を挿入可能とされている。フィンガーコンタクト27は、母線1と移動導体15との第1の方向にスライド可能な電気的接触構造を構成している。
図6において、移動導体15は、概略円筒状をなし中央部に、固定ボルト19を挿入するための貫通穴15aが設けられている。貫通穴15に隣接して補助穴15dと補助穴15eが移動導体15を貫通して設けられている。補助穴15d、15eのさらに端部側には、固定導体11と電気的接触をするための接触子15f、15gが設けられている。また、移動導体15の両側部15b、15cは、フィンガーコンタクト27との係合を容易にするために丸みを帯びた面取りが施されている。貫通穴15aには、後述する操作棒(工具)80が挿入される。
図5、図6において、移動導体15は、円筒部12内にて、円筒部12と電気的に接触しながら第1の方向に進退動可能に支持されている。移動導体15は、フィンガーコンタクト27を介して母線1と電気的に接続されている。これにより、電流は、母線1→フィンガーコンタクト27→移動導体15→接触子15f、15g→固定導体11→フィンガーコンタクト22→内部導体21の順で電流が流れる。
母線継手3は、移動導体15に設けられた貫通穴15aを貫通して移動導体15を固定導体11に固定する着脱自在な固定ボルト(固定部材)19を有している。固定ボルト19の位置に、ゴム製の絶縁栓20とこれを覆う蓋体16が設けられている。絶縁栓20は、継手絶縁体17の一部が取り外し可能とされたものである。
図5の中央に示した母線継手3は左右対称を成し、盤間母線14は母線継手3の両側部に同じ構造のものが接続されている。しかしながら、説明の便宜上、一端側の盤間母線14およびその部材に「第1の」を付けて呼び、他端側の盤間母線14およびその部材に「第2の」を付けて呼ぶことにする。
第1の盤間母線14Aとの間に設けられた第1のフィンガーコンタクト27A(第1の電気的接触構造)は、移動導体15の第2の端15cが、第2の母線1Bに対して、継手絶縁体17と第2の母線絶縁体2Bとの締結箇所から没する位置まで後退可能なストロークを有している。同じように、第2の盤間母線14Bとの間に設けられた第2のフィンガーコンタクト27B(第2の電気的接触構造)は、移動導体15の第1の端15bが、第1の母線1Aに対して、継手絶縁体17と第1の母線絶縁体2Aとの締結箇所から没する位置まで後退可能なストロークを有している。
図7は一端側の盤間母線14を取り外すために移動導体15を他端側にスライドする様子を示す母線継手3周辺の断面図である。固定ボルト19の位置に設けられた絶縁栓20(図5参照)を取り外すとメンテナンス穴71が現れる。このメンテナンス穴71を介して移動体15を臨むことができる。この状態で、操作棒(工具)80を貫通穴15aに挿入して、移動導体15を図7の矢印Cの方向に移動させることができる。なお、操作棒80を貫通穴15aから補助穴15dに差し替えることにより、移動体15をより長い距離移動させることができる。
図8は移動導体15をスライドする様子を示す図7の矢印B方向から見た図である。蓋体16および絶縁栓20を外した状態でメンテナンス穴71が形成される。このメンテナンス穴71を跨ぐように支持具81が取り付け可能とされている。支持具81は、メンテナンス穴71の開口部を横断するようにして、両端部を固定ねじ82に継手絶縁体17に固定される。作業者は、操作棒80をこの支持具81を支点として操作することにより、てこの作用が働いて、小さな力で移動体15を容易に移動させることができる。
図9は第1の盤間母線14Aを継手絶縁体17から取り外す様子を示す断面図である。上記のように、第2の盤間母線14Bとの間に設けられた第2のフィンガーコンタクト27B(第2の電気的接触構造)は、移動導体15の第1の端15bが、第1の母線1Aに対して、継手絶縁体17と第1の母線絶縁体2Aとの締結箇所から没する位置まで後退可能なストロークを有している。そのため、図7に示す移動導体15の移動動作により、移動導体15の第1の端15bを、継手絶縁体17と第1の母線絶縁体2Aとの締結箇所より後退した位置(締結箇所と面一の位置も含む)まで後退させ、締結ボルト25を外すことにより、第1の盤間母線14Aを、図9の矢印Dに示すように、上下或いは手前などの軸線に直交する方向に締結面に沿ってスライドさせるように取り外すことができる。
このような構成の固体絶縁開閉装置100においては、通常の運転時においては、移動導体15は固定導体11に対して固定ボルト19により固定されている。この固定ボルト19を取り外し、移動導体15を母線1の軸方向に移動させることで、盤間母線14を軸線と直交する方向にずらして取り外すことができる。そして、この作業を盤間母線14の両端部にて行うことにより、固定ユニット7を基礎から取り外すことなく、盤間母線14のみ単独で取り外すことができる。これにより盤間母線14交換の作業を容易としてコストダウンを図ることができる。
また、絶縁栓20及び蓋体16を設けることにより、固定ボルト19を覆う部分の継手絶縁体17が部分的に取り外し可能とされ、メンテナンス穴71が形成され、固定ボルト19が外された状態で、貫通穴15aに操作棒80を挿入可能とされ、挿入した操作棒80を操作することにより、移動導体15を確実に且つ容易に移動可能とされている。
さらに、このメンテナンス穴71の開口部に支持具81が取り付け可能とされており、この支持具81を支点として操作棒80を操作することにより、てこの作用が働いて、小さな力で移動体15を容易に移動させることができる。
また、移動導体15には、貫通穴15aにスライド方向に隣接して補助穴15d、15eが併設され、操作棒80を貫通穴15aから補助穴15d、15eに差し替えて操作可能とされている。このように、移動導体15に固定ボルト19の貫通穴15a以外に複数の補助穴15d、15eを設けることで、徐々に移動導体15を移動でき、移動距離も十分に大きくすることができる。
なお、本実施の形態の母線継手構造は、上記のような構成の固体絶縁開閉装置100
に限らず、複数台併設される断路器をはじめ、複数台併設される装置間に架け渡される盤間母線と当該盤間母線を装置に接続する母線継手を有するものであれば適用することができる。
本実施の形態においては、移動導体15を容易に移動可能とする工具として、操作棒80を用いているが、必ずしも操作棒80にて移動させる必要はなく、例えば、絶縁栓20及び蓋体16を大きくして直接移動導体15に手を掛けて移動させることも可能である。しかしながら、メンテナンス穴71を出来るだけ小さくすることで、絶縁性能の低下を抑制することができ、本実施の形態のような構造となっている。
また、本実施の形態においては、移動導体15を固定導体11に固定する固定部材として、移動導体15に形成された貫通穴15aに抜脱可能に設けられた固定ボルト19が設けられている。ここで、移動導体15を固定導体11に固定する固定部材は、装置の運転中に移動導体15が移動してしまうことを規制するものであればよく、固定ボルト19に限らず、例えば、着脱可能に設けられたピン或いはC型止め具、或いは固定導体11に対して進退する凸型構造などでもよい。
実施の形態2.
図10は、本発明にかかる実施の形態2の母線継手構造を示す断面図である。図10において、母線継手3に収納された固定導体11には、断面コの字型の有底円筒状のフィンガーコンタクト62が底面部をねじ止めされて固定されている。一方、これに対向する第2の可動側断路部32bの内部導体61の端部には、フィンガーコンタクト62に電気的に接続可能な凸部が形成されている。
一方、本実施の形態の移動導体15は、実施の形態1のものより短尺とされ、その両端部には、断面コの字型の有底円筒状のフィンガーコンタクト57が底面部をねじ止めされてそれぞれ固定されている。また、これに対向する母線51の端部には、フィンガーコンタクト57に電気的に接続可能な凸部がそれぞれ形成されている。フィンガーコンタクト57は、母線51と移動導体45との第1の方向にスライド可能な電気的接触構造を構成している。
フィンガーコンタクト57のストロークは、移動導体15の反対側の端が、継手絶縁体17と母線絶縁体2との締結箇所から没する位置まで後退可能なストロークを有している。つまり、本実施の形態の電気的接触構造は、実施の形態1とは、逆の凹凸となる組み合わせのコンタクト構造とされている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
このような構成の固体絶縁開閉装置においても、実施の形態1のものと同じように、固定ボルト19を取り外し、移動導体15を母線1の軸方向に移動させることで、盤間母線14を軸線と直交する方向にずらして取り外すことができ、装置を基礎から取り外すことなく盤間母線を単独で取り外すことができるので作業を容易としてコストダウンを図ることができる。
なお、上記実施の形態1及び上記実施の形態2においては、母線と移動導体のスライド可能な電気的接触構造として、フィンガーコンタクトを用いているが、電気的接触構造は、移動導体15の反対側の端が、継手絶縁体17と母線絶縁体2との締結箇所から没する位置まで後退可能なストロークを有しているものであればよく、フィンガーコンタクトに限らず、他のコンタクト(電気的接触構造)であってもよい。
実施の形態3.
図11は、本発明にかかる実施の形態3の母線継手構造を示す断面図である。図11において、第1の盤間母線14Aの第1の母線絶縁体2Aは、母線継手3側に形成された第1の取付フランジ2aを有している。また、第2の盤間母線14Bの第2の母線絶縁体2Bは、母線継手3側に形成された第2の取付フランジ2bを有している。そして、第1の母線絶縁体2Aと第2の母線絶縁体2Bとは、第1の取付フランジ2a、第2の取付フランジ2b及び継手絶縁体17を貫通する長尺のボルト41で共締されている。
長尺のボルト41の頭部41aと第1の取付フランジ2aとの間、及び長尺のボルト41に螺合するナット41bと第2の取付フランジ2bとの間には、図示しない抑え板が挟み込まれている。
なお、図11においては、長尺のボルト41は、絶縁栓20及び蓋体16と重なるように表現されているが、実際には移動導体15の軸線回りに例えば45°ずれた位置に設けられており、互いに干渉しないようにされている。
このような構成の固体絶縁開閉装置においては、母線継手3に接続された2つの盤間母線14が、両者を貫通する長尺のボルト41で締結されているので、2つの盤間母線14が均一な締め付けトルクにより締結され、緩みに対する頼性が向上する。また、部品点数が減り、作業工程も減るので、コストダウンを図ることができる。
なお、長尺のボルト41の頭部41aと第1の取付フランジ2aとの間、及び長尺のボルト41に螺合するナット41bと第2の取付フランジ2bとの間に、上記抑え板に加えて、例えばバネである弾性部品を挟み込むでもよい。このように、弾性部品を挟んで長尺のボルト41で共締することにより、第1の取付フランジ2a及び第2の取付フランジ2bの継手絶縁体17に対する面圧を向上させるとともに両面圧をほぼ均等とすることができ、緩みに対する信頼性がさらに向上する。
以上のように、本発明にかかる母線接続構造は、複数台が併設される固体絶縁開閉装置における複数の開閉装置間の母線接続構造に有用であり、特にビルの地下などに設備され、大容量変電の二次側に使用する開閉装置に適している。
本発明にかかる実施の形態1の固体絶縁開閉装置の背面図である。 固体絶縁開閉装置の側面図である。 可動ユニットが固定ユニットに接合した閉成状態の固体絶縁開閉装置を示す模式的な側面図である。 可動ユニットが固定ユニットから開離した開成状態の固体絶縁開閉装置を示す模式的な側面図である。 母線継手および盤間母線の内部構造を示す断面図である。 移動導体の詳細を示す斜視図である。 一端側の盤間母線を取り外すために移動導体を他端側にスライドする様子を示す母線継手周辺の断面図である。 移動導体をスライドする様子を示す図7の矢印B方向から見た図である。 盤間母線を継手絶縁体から取り外す様子を示す断面図である。 本発明にかかる実施の形態2の母線継手の内部構造の断面図である。 本発明にかかる実施の形態3の母線継手構造を示す断面図である。
符号の説明
1,51 母線
2 母線絶縁体
3 母線継手
5 遮断部
6 操作装置
7 固定ユニット
8 電力ケーブル
9 可動ユニット
10 ケーブル継手
11 固定導体
12 円筒部
13 突出部
14 盤間母線
15 移動導体
15a 貫通穴
15d,15e 補助穴
16 蓋体
17 継手絶縁体
18 車輪
19 固定ボルト(固定部材)
20 絶縁栓
22,62 フィンガーコンタクト
25 締結ボルト
27,57 フィンガーコンタクト
31 第1の断路器
31a 第1の固定側断路部
31b 第1の可動側断路部
32 第2の断路器
32a 第2の固定側断路部
32b 第2の可動側断路部
38 絶縁カバー
41 長尺のボルト
41a ボルト頭部
41b ナット
71 メンテナンス穴
80 操作棒(工具)
81 支持具
82 固定ねじ
100 固体絶縁開閉装置

Claims (9)

  1. 機器に設けられ、第1の方向に延びる母線を前記機器の内部導体に接続する母線継手構造において、
    前記内部導体に接続された固定導体と、前記固定導体と電気的接触を保ちながら第1の方向に移動可能に設けられた移動導体と、前記固定導体及び前記移動導体を収納する継手絶縁体とを有する母線継手と、
    前記移動導体の第1の端側で、第1の方向に摺動可能な第1のコンタクトを介して前記移動導体と接続される第1の母線と、該第1の母線の外周部を覆うとともに前記継手絶縁体に着脱自在に締結される第1の母線絶縁体とを有する第1の盤間母線とを備え、
    前記移動導体は、前記第1のコンタクトを介して前記第1の母線と電気的に接触する接続位置と、前記第1のコンタクトから離間し前記継手絶縁体内に没する後退位置との間を移動可能とされている
    ことを特徴とする母線継手構造。
  2. 前記移動導体の第1端側と反対側の第2端側で、前記移動導体と第1の方向に摺動可能な第2のコンタクトを介して接続される第2の母線と、該第2の母線の外周部を覆うとともに前記継手絶縁体に着脱自在に締結される第2の母線絶縁体とを有する第2の盤間母線とをさらに備え、
    第2のコンタクトのストロークが前記接続位置と前記後退位置との間の距離以上とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の母線継手構造。
  3. 前記母線継手は、前記移動導体を前記固定導体に固定する掛け外し自在な固定部材を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の母線継手構造。
  4. 前記固定部材は、前記移動導体を貫通して前記固定導体に締結されており、前記固定部材が外された状態で、前記固定部材が挿入されていた貫通穴に工具を挿入可能とされ、挿入した前記工具を操作することにより前記移動導体が移動可能とされている
    ことを特徴とする請求項3に記載の母線継手構造。
  5. 前記移動導体には、前記貫通穴のスライド方向に隣接した位置に補助穴が併設され、前記工具を前記貫通穴から前記補助穴に差し替えて操作可能とされている
    ことを特徴とする請求項4に記載の母線継手構造。
  6. 前記第1の母線絶縁体は、母線継手側端に形成された第1の取付フランジを有し、前記第2の母線絶縁体は、前記母線継手側端に形成された第2の取付フランジを有し、前記第1の母線絶縁体と前記第2の母線絶縁体とは、前記第1の取付フランジ及び前記第2の取付フランジを貫通する長尺のボルトで前記継手絶縁体に共締されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の母線継手構造。
  7. 前記長尺のボルトの頭部と第1の取付フランジとの間、及び前記長尺のボルトに螺合するナットと第2の取付フランジとの間に、弾性部材が挟み込まれている
    ことを特徴とする請求項6に記載の母線継手構造。
  8. 第1の方向に複数併設され相互に電気的に接続される複数の断路器であり、
    前記断路器は、母線継手を有し隣り合う二つの前記母線継手間で第1の方向に延びる盤間母線を介して相互に接続される固定側断路部と、前記固定側断路部に対して進退動可能に設けられ、前記固定側断路部と離接する可動側断路部とを備え、
    前記母線継手は、前記断路器の内部導体に接続する固定導体と、前記固定導体と電気的接触を保ちながら第1の方向に移動可能に設けられた移動導体と、前記固定導体及び前記移動導体を収納する継手絶縁体とを有し、
    前記盤間母線は、前記移動導体の第1の端側で、第1の方向に摺動可能なコンタクトを介して前記移動導体と接続される母線と、該母線の外周部を覆うとともに前記継手絶縁体に着脱自在に締結される母線絶縁体とを有し、
    前記移動導体は、前記コンタクトを介して前記母線と電気的に接触する接続位置と、前記コンタクトから離間し前記継手絶縁体内に没する後退位置との間を移動可能とされていることを特徴とする断路器。
  9. 第1の方向に複数併設され相互に電気的に接続される複数の開閉装置であり、
    前記開閉装置は、需要家に接続される第1の固定側断路部と、母線継手を有し隣り合う二つの前記母線継手間で第1の方向に延びる盤間母線を介して相互に接続される第2の固定側断路部とを有する固定ユニットと、
    前記固定ユニットに対して第1の方向に直交する第2の方向に進退動可能に設けられ、前記第1の固定側断路部と離接する第1の可動側断路部と、前記第2の固定側断路部と離接する第2の可動側断路部と、前記第1の可動側断路部及び第2の可動側断路部との間に設けられた遮断部とを有する可動ユニットとを備え、
    前記母線継手は、前記第2の固定側断路部の内部導体に接続する固定導体と、前記固定導体と電気的接触を保ちながら第1の方向に移動可能に設けられた移動導体と、前記固定導体及び前記移動導体を収納する継手絶縁体とを有し、
    前記盤間母線は、前記移動導体の第1の端側で、第1の方向に摺動可能なコンタクトを介して前記移動導体と接続される母線と、該母線の外周部を覆うとともに前記継手絶縁体に着脱自在に締結される母線絶縁体とを有し、
    前記移動導体は、前記コンタクトを介して前記母線と電気的に接触する接続位置と、前記コンタクトから離間し前記継手絶縁体内に没する後退位置との間を移動可能とされていることを特徴とする開閉装置。
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