JP2010124395A - データ通信装置及びデータ通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツデータの出所に応じて、コンテンツデータの転送を制御することが可能なデータ通信装置及びデータ通信方法を提供する。
【解決手段】外部装置への転送対象となるコンテンツデータの指定を受け付ける受付手段と、前記コンテンツデータの転送に先がけて、当該コンテンツデータの出所を識別するための出所情報を含んだ要求情報を生成し、前記外部装置に送信する要求情報生成手段と、前記要求情報に対する応答として前記外部装置から通知される転送の可否を指示した応答情報に基づいて、前記コンテンツデータの転送を制御する転送制御手段と、を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ネットワークに接続された記録装置にコンテンツデータの転送を行うデータ通信装置及びデータ通信方法に関する。
インターネット等の普及により、家庭内でもホームネットワークが構築されるようになってきている。ホームネットワークは、Ethernet(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して家庭内のテレビや、HDDレコーダ(HDD:Hard Disk Driveを内蔵した映像記録装置)、DVDレコーダ(DVD:Digital Versatile Diskに対するデジタルデータの記録機能を備えた映像記録装置)といった映像データと音声データの再生又は記録機能を備えた装置を、例えばUPnP等の技術仕様にしたがい相互に接続したものである。
ホームネットワークでは、例えばHDDレコーダのHDDに記録した映像データや音声データ等のコンテンツデータを用いて、ホームネットワークに接続されたテレビで映像を再生したり、HDDに記録した映像データ又は音声データを別のHDDレコーダのHDDにネットワーク経由で転送して映像データ又は音声データを複製(ダビング)したりすることができるようになっている。
また、ネットワークを介した映像データの転送に関しては、種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、記録再生装置を制御するカート制御装置が、転送要求された素材の情報を示す素材情報ファイルを制御用コンピュータから予め受信し、記録再生装置による素材の記録又は再生が実行可能な時刻を示す情報を送信する技術が開示されている。また、特許文献2には、転送先の装置の動作状態を確認し、処理可能な場合にコンテンツデータの転送を開始する技術が開示されている。
特開2007−104646号公報 特開2002−290902号公報
ところで、転送元の装置からコンテンツデータを転送しようとしたときに、転送先の装置において、テレビ放送の録画等所定の動作が実行されていることがある。この場合、転送先の装置では、コンテンツデータの受信(記録)と所定の動作とを同時に実行しようとすると、負荷が高くなるため、何れか又は両者の処理の妨げとなる可能性がある。
上記の問題に対し、上記特許文献1、2の技術では、コンテンツデータ(素材)の記録又は再生が実行可能な時刻を示す実行開始可能情報ファイルや、転送先装置の動作状態から転送を開始する時期を制御することが可能である。しかしながら、放送中の番組が直接転送されるような即時性の要求されるコンテンツデータに対しても、HDDに記録済みのコンテンツデータと同様の処理が行われるため、転送元の装置では、コンテンツデータの記録が行われないまま、実行開始可能情報ファイルで指示された時間や、動作が可能となる時間までリトライを待機することになる。この場合、転送先の装置にてコンテンツデータの記録が行われたとしても、その記録内容は不完全なものとなる可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツデータの転送失敗を抑制することが可能なデータ通信装置及びデータ通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外部装置への転送対象となるコンテンツデータの指定を受け付ける受付手段と、前記コンテンツデータの転送に先がけて、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みのコンテンツデータであるか否かを識別するための出所情報を含んだ要求情報を生成し、前記外部装置に送信する要求情報生成手段と、前記要求情報に対する応答として前記外部装置から通知される転送の可否を指示する応答情報に基づいて、前記コンテンツデータの転送を制御する転送制御手段と、を備える。
また、本発明は、外部装置からコンテンツデータの転送に先がけて送信される、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みのコンテンツデータであるか否かを識別するための出所情報を含んだ要求情報を受け付ける受付手段と、自己の装置の動作状態に基づいて、前記コンテンツデータの受信処理を完了可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を指示する応答情報を生成し、前記外部装置に返送する応答情報生成手段と、を備え、前記応答情報生成手段は、前記受信処理を完了不可と判定した場合、前記要求情報に含まれた前記出所情報の値に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を決定することを特徴とする。
また、本発明は、外部装置にコンテンツデータの転送を行うデータ通信装置のデータ通信方法であって、受付手段が、転送対象となるコンテンツデータの指定を受け付ける受付工程と、要求情報生成手段が、前記コンテンツデータの転送に先がけて、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みであるか否かを識別するための情報を含んだ要求情報を生成し、前記外部装置に送信する要求情報送信工程と、転送制御手段が、前記要求情報に対する応答として前記外部装置から通知される転送の可否を指示する応答情報に基づいて、前記コンテンツデータの転送を制御する転送制御工程と、を含む。
また、本発明は、外部装置から転送されるコンテンツデータを受信するデータ通信装置のデータ通信方法であって、受付手段が、前記外部装置からコンテンツデータの転送に先がけて送信される、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みであるか否かを識別するための出所情報を含んだ要求情報を受け付ける受付工程と、判定手段が、自己の装置の動作状態に基づいて、前記コンテンツデータの受信処理を完了可能か否かを判定する判定工程と、応答手段が、前記判定工程での判定結果に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を指示する応答情報を生成し、前記外部装置に返送する応答工程と、を含み、前記応答工程では、前記判定工程で前記受信処理が実行不可と判定された場合、前記要求情報に含まれた前記出所情報の値に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を決定することを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツデータの転送失敗を抑制することが可能なデータ通信装置及びデータ通信方法を提供することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるデータ通信装置及びデータ通信方法の最良な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されないものとする。
図1は、本実施形態に係るデータ通信システム(ホームネットワーク)の一例を概略的に示した図である。データ通信システムは、Ethernet(登録商標)や無線LAN等のネットワークNを有し、映像データや音声データ等のコンテンツデータの伝送に必要な帯域が利用可能な技術を用いて構成されている。ネットワークNには、記録再生装置10、20が接続されている。
記録再生装置10、20は、コンテンツデータの記録・再生を行うHDDレコーダ等の装置であって、ネットワークNを介し相互に通信可能に構成されている。
記録再生装置10、20は、放送波を受信し、MPEG(Moving Picture Image Coding Experts Group)−2等の所定の形式に変換したコンテンツデータを、内蔵するHDDに記録することで録画、録音を行う。また、記録再生装置10、20は、HDDに記録したコンテンツデータを読み出し、再生することもできる。また、記録再生装置10、20は、HDDに記録されたコンテンツデータや、TV放送として受信したコンテンツデータを他の装置に転送(例えば、記録再生装置10から記録再生装置20へ転送)することで、当該他の装置が備えるHDDにコンテンツデータの記録を行うこともできる。
記録再生装置10、20には、モニタ装置としてのテレビ装置11、21が夫々接続されている。テレビ装置11、21は、放送波を受信して、映像データや音声データの出力を行うとともに、記録再生装置10、20夫々が再生するコンテンツデータを出力する機能を有している。
図2は、図1に示した記録再生装置10の内部構成を示すブロック図である。なお、図示はしないが、記録再生装置20の内部構成も記録再生装置10の内部構成と同様であるものとする。
図2に示したように、記録再生装置10は、TVチューナ101、ADC(Analog to Digital Converter)102、エンコーダ103、データプロセッサ104、HDD105、デコーダ106、ビデオミキサ107、フレームメモリ108、DAC(Digital to Analog Converter)109、DAC110、コントローラ111及びネットワークI/F112を備えている。
TVチューナ101は、図示しないアンテナが受け取った放送波の信号を入力とし、当該信号に対し復調等の信号処理を施したアナログ映像信号を出力する。
ADC102は、TVチューナ101から出力されたアナログ映像信号を、所定の周波数及び量子化ビット数(例えば、サンプリング周波数13.5MHz、量子化ビット数8ビット)で量子化する。また、ADC102は、アナログ音声信号についても、所定の周波数及び量子化ビット数(例えば、サンプリング周波数48kHz、量子化ビット数16ビット)で量子化する。
エンコーダ103は、ADC102で処理されたデジタル映像信号及びデジタル音声信号を入力とし、このデジタル映像信号をMPEG−2等の所定の規格に基づいて圧縮し、映像データとして出力する。また、エンコーダ103は、デジタル音声信号についても、例えばAC(Audio Compression)−3規格に基づいて圧縮し、デジタル音声信号として出力する。
エンコーダ103では、圧縮したデジタル映像信号とデジタル音声信号とを記録に適したフォーマットとなるよう信号処理を施した後、データプロセッサ104に出力する。なお、エンコーダ103でエンコードされた際のデータサイズ等の属性情報は、データプロセッサ104を介して、該当するコンテンツデータと関連付けてHDD105に記録されるものとする。
HDD105に記録されたコンテンツデータはデータプロセッサ104を介してデコーダ106に出力される。デコーダ106は、入力されたコンテンツデータから映像信号と音声信号とを分離して、それぞれをデコードする機能を有している。デコーダ106から出力された映像信号はビデオミキサ107に入力される。
ビデオミキサ107は、フレームメモリ108をバッファとして使用しながら、入力された映像信号と、テキストデータや画像データとの合成を行う。ビデオミキサ107の出力は、DAC109によりアナログ信号に変換され、映像データとして外部(テレビ装置11)に出力される。また、デコーダ106から出力された音声信号についても、映像信号と同様にDAC110でアナログ信号に変換された後、外部(テレビ装置11)に出力される。
コントローラ111は、MPU(Micro Processing Unit)と、ROM及びRAMを有している。ROMには、制御プログラムやMPUが実行するプログラムが書き込まれている。RAMは、MPUによるプログラムの実行に必要なワークエリアを提供し得るようになっている。コントローラ111は、ROMに記憶されている制御プログラムに従い上述の各機能部を制御して、録画や再生などのセット動作を統括する。
また、コントローラ111は、ユーザの操作する図示しない操作ボタンやリモコン等の操作情報を受け付け、その内容に従って各部の動作を制御する。さらに、コントローラ111は、ネットワークNに接続されている他の装置(例えば、記録再生装置20)との通信を行うネットワークインタフェース(ネットワークI/F)112の動作を制御する。
また、コントローラ111は、HDD105による情報の記録(ここでは録画を想定している)に用いられ、その情報の記録に先立ち予め設定された情報(以下「予約録画情報」という)に基づいて予約録画の実行を制御し、後述するスケジュール管理部203としての機能を有している。
ここで、予約録画情報には、例えばチャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻、録画モードなどの情報が含まれる。例えば、EPG(Electronic Program Guide)で取得できる各番組に対してIDが割り当てられていれば、チャンネル番号や録画開始時刻、録画終了時刻にかえて当該IDを指定してもよい。つまり、録画を行うために必要な情報が予約録画情報である。録画モードは、録画に使用するコーデックの種別、ビットレートなどの情報である。また、予約録画情報には録画に直接必要な情報ではないが、番組のジャンルの情報やタイトル名などの情報も含むようにすることが可能である。
そして、コントローラ111は現在時刻を監視して予約録画情報テーブルに記録されているいずれかの予約録画情報の録画開始時刻になると録画動作が開始されるように制御する。すなわち、コントローラ111は、録画開始時刻になると、予約録画情報のチャンネル番号で指定されたチャネルを選局し、録画モードに従ってエンコーダ103を作動させて録画を実行する。さらに、コントローラ111は録画実行中に現在時刻を監視していて、録画終了時刻になると録画動作を停止する。ここで、録画先(記録先)は、自己の装置が備えるHDD105であってもよいし、ネットワークNに接続された他の装置(例えば、記録再生装置20)であってもよい。
なお、本実施形態においてコントローラ111は、ネットワークNに接続されている他の装置(例えば、記録再生装置20)と通信を行うためにUPnP(Universal Plug and Play)規格を用いているものとする。
ここで、UPnPについて説明する。UPnPはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づく動作が行われるネットワークにおいて、そのネットワークに接続されている外部装置(例えば、記録再生装置20)の発見や操作を面倒な設定を行うことなく実現できるようにすることを目的としている。
そして、外部装置が提供する「サービス」を発見するためにはSSDP(Simple Service Discovery Protocol)が用いられる。SSDPを用いることで、「デバイス」は、「デバイス」や「サービス」がネットワーク上に存在することを通知したり、「コントロールポイント」が所望の「デバイス」を探索したりすることができる。SSDPで発見した装置からは、Device Descriptionと呼ばれるXML(eXtensible Markup Language)形式で記述された外部装置の属性情報を取得することができる。
Device Descriptionには、装置を一意に識別するための識別子であるUDN(Unique Device Name)、表示などに使用するFriendlyName、提供される「サービス」のリストなどが記述されている。同様に「サービス」についても、Service Descriptionと呼ばれるXML形式のデータを取得可能であり、実行できる操作などが記述されている。Service Descriptionに記述されている操作は、SOAP(Simple Object Access Protocol)を用いて呼び出される。
なお、本実施形態では、記録再生装置10から記録再生装置20にコンテンツデータを転送することで、当該記録再生装置20のHDDにコンテンツデータの記録を行う形態について説明する。以下では説明の便宜を図るため、記録再生装置10を「送信側装置」、記録再生装置20を「受信側装置」ともいう。
まず、図3を参照して送信側装置(記録再生装置10)が備える機能部について説明する。図3は、送信側装置が備える機能部の構成を示した機能ブロック図である。送信側装置は、記録制御部201、再生制御部202、スケジュール管理部203及び転送制御部204を備えている。本実施形態では、これらの構成要素は、送信側装置のコントローラ111と、ROMやHDDに記録された所定のプログラムとの協働により実現されるものとするが、ASIC等のハードウェア構成により各機能部を実現する形態としてもよい。
記録制御部201は、スケジュール管理部203の指示又はユーザ操作で入力される操作情報に従い、TVチューナ101、ADC102、エンコーダ103、データプロセッサ104、HDD105の動作を制御して、エンコーダ103から出力されるビデオデータをHDD105に記録させる。
再生制御部202は、操作情報にしたがいデコーダ106、ビデオミキサ107、DAC109及びDAC110の動作を制御し、データプロセッサ104から出力されるコンテンツデータの再生を行う。
スケジュール管理部203は、ユーザの操作によって入力される予約録画情報を、HDD105に予め記憶された予約録画情報テーブルに保存し、その予約録画情報に基づき記録制御部201に指示して予約録画が実行されるように制御する。
転送制御部204は、ユーザの操作によって入力されるコンテンツデータの転送指示を受け付けると、このコンテンツデータの転送に先がけて、コンテンツデータの出所を識別するための出所情報を含んだCreateObject要求メッセージ(要求情報)を転送先の受信側装置宛に送信する。また、転送制御部204は、CreateObject要求メッセージに対する応答として、受信側装置から通知される転送の可否を指示したCreateObject応答メッセージ(応答情報)に基づいて、コンテンツデータの転送を制御する。なお、転送制御部204の詳細な動作については後述する。
次に、図4を参照して受信側装置(記録再生装置20)が備える機能部について説明する。図4は、受信側装置が備える機能部の構成を示した機能ブロック図である。受信側装置は、記録制御部301、再生制御部302、スケジュール管理部303及び要求受付部304を備えている。本実施形態では、これらの構成要素は、受信側装置のコントローラと、ROMやHDDに記録された所定のプログラムとの協働により実現されるものとするが、ASIC等のハードウェア構成により各機能部を実現する形態としてもよい。なお、記録制御部301、再生制御部302及びスケジュール管理部303の機能は、送信側装置の記録制御部201、再生制御部202及びスケジュール管理部203と同様であるため、説明は省略する。
要求受付部304は、送信側装置からコンテンツデータの転送に先がけて送信される、CreateObject要求メッセージ(要求情報)を受け付け、自己の装置の動作状態に基づいて、CreateObject要求メッセージで指示された転送対象のコンテンツデータの受信動作が実行可能か否かを判定する。ここで「自己の装置の動作状態」とは、例えば、他のコンテンツデータについての録画動作や受信動作等である。また「受信動作が実行可能」とは、受信処理を完了することが可能であることを意味し、他の処理を妨げることなく受信処理を完了できる場合に受信動作が実行可能と判定する。なお、実行可能か否かの判定の指標は任意に設定できるものとするが、本実施形態では、転送対象のコンテンツデータの受信時に、他のコンテンツデータについての録画動作や受信動作が行われるような場合に受信動作を実行不可と判定する。
また、要求受付部304は、受信動作が実行可能か否かの判定結果に応じて、コンテンツデータの転送の可否を指示したCreateObject応答メッセージ(応答情報)を生成し、CreateObject要求メッセージに対する応答として送信側装置に送信する。
また、要求受付部304は、送信側装置から転送されたコンテンツデータを受け付けると、記録制御部301を制御することで、このコンテンツデータをHDDに記録させる。なお、コンテンツデータの転送が予約録画として指示された場合には、スケジュール管理部303を制御し、転送開始時刻と終了時刻とを予約録画情報テーブルに保存させるものとする。
以下、送信側装置(記録再生装置10)から受信側装置(記録再生装置20)へコンテンツデータの転送を行う際の動作について説明する。図5は、送信側装置から受信側装置へコンテンツデータの転送を行う際の通信シーケンスを示した図である。なお、両装置間の通信はUPnPで規定されたシーケンスに従って行われるものとする。
まず、記録再生装置10において、ユーザからコンテンツデータの転送を指示する操作情報が入力されると、転送制御部204は、CreateObject要求メッセージを生成する要求文生成処理を実行する(ステップS11)。なお、転送を指示する操作情報には、少なくとも転送対象のコンテンツデータを指定する情報(例えば、パス(path)やEPG情報)が含まれているものとする。以下、図6を参照して、ステップS11の要求文生成処理について説明する。
図6は、図5に示した要求文生成処理の手順を示したフローチャートである。まず、転送制御部204は、コンテンツデータの転送指示を受け付けると(ステップS111)、この指示により転送対象とされたコンテンツデータが、HDD105に記録されたものか否かを判定する(ステップS112)。
ステップS112において、HDD105に記録済みのコンテンツデータと判定した場合(ステップS112;Yes)、転送制御部204は、転送対象のコンテンツデータの出所情報として、HDD105に記録済みのコンテンツデータであることを指示する情報を含んだCreateObject要求メッセージを生成し(ステップS113)、図5のステップS12に移行する。
図7は、ステップS113で生成されたCreateObject要求メッセージの一例を示した図である。CreateObject要求メッセージは、第1の引数A11と、第2の引数A12とから構成される。ここで、第1の引数A11は、このメッセージを識別するためのIDが入力される項目であって、図7の例では“10”が入力された例を示している。
第2の引数A12は、転送対象となったコンテンツデータの属性を示した属性情報が入力される項目である。なお、図7の例では、属性情報をXML形式で表しているが、この例に限らないものとする。
第2の引数A12において、“dc:title”エレメントは、コンテンツデータのタイトル名(ニュース)を示す項目であって、図7の例ではタイトル名が“ニュース”であることを意味している。“upnp:class”エレメントは、このコンテンツデータの種別(映像データ、音声データ等)を示す項目であって、図7の例では映像データであることを意味している。さらに、“contentType”エレメントは、転送対象のコンテンツデータの出所情報が入力される項目であって、図7の例ではHDDに記録されていることを意味する“recorded”が入力されている。
なお、属性情報として他の項目を含めることとしてもよく、例えば、転送対象のコンテンツデータのデータサイズや、当該データサイズに相当する情報を第2の引数A12に記述する形態としてもよい。
図6に戻り、ステップS112において、転送対象のコンテンツデータが放送波により送信されるテレビ放送等のコンテンツデータ、つまりHDD105に未記録のコンテンツデータと判定した場合(ステップS112;No)、転送制御部204は、転送対象のコンテンツデータがHDD105に未記録であることを指示する出所情報と、そのコンテンツデータの時間長(放送時間)とを含んだ、CreateObject要求メッセージを生成し(ステップS114)、図5のステップS12に移行する。
ここで、コンテンツデータの時間長とは、放送が行われる時間長や、放送開始時刻及び放送終了時刻を示した情報であって、ユーザからの入力やEPG等から取得が行われるものとする。ここで、コンテンツデータの時間長が予め特定できない場合もあるが、その場合には未定であることを示す情報を生成する。
図8は、ステップS114で生成されたCreateObject要求メッセージの一例を示した図である。図7に示したように、CreateObject要求メッセージは、図7と同様に第1の引数A11と、第2の引数A12とから構成される。ここで、図8と図7とを比較すると、図8の第2の引数A12には、コンテンツデータの時間長を示す項目である、“res”エレメントの“duration”アトリビュートが追加されている。この図8の例では、コンテンツデータの時間長が1時間(1:00:00)であることを意味している。また、“contentType”エレメントには、転送対象のコンテンツデータの出所情報として、HDDに未記録であることを意味する“live”が入力されている。なお、コンテンツデータの時間長が未定である場合には、“duration”アトリビュートは付与されない。
図5に戻り、転送制御部204は、ステップS11の要求文生成処理で生成したCreateObject要求メッセージを、コンテンツデータの転送先(記録先)となる受信側装置(記録再生装置20)に送信する(ステップS12)。
一方、受信側装置となる記録再生装置20では、記録再生装置10から送信されたCreateObject要求メッセージを受信すると、要求受付部304は、CreateObject応答メッセージを生成する応答文生成処理を実行する(ステップS21)。以下、図9を参照して、ステップS21の応答文生成処理について説明する。
図9は、応答文生成処理の手順を示したフローチャートである。まず、要求受付部304は、送信側装置からCreateObject要求メッセージを受け付けると(ステップS211)、このCreateObject要求メッセージの第2の引数に記述されたXMLを解析し、転送対象となったコンテンツデータの属性情報を取得する(ステップS212)。
次に、要求受付部304は、自己の装置の動作状態を確認し、コンテンツデータの受信処理を実行可能な状態か否かを判定する(ステップS213)。具体的に、要求受付部304は、現在の動作状態や予約録画情報テーブルに保存された予約録画のスケジュールに基づいて、CreateObject要求メッセージで指示された時間(“res”エレメントの“duration”アトリビュート)に、他のコンテンツデータについての動作を実行中と判断した場合には、コンテンツデータの受信処理を実行不可と判定する。
なお、CreateObject要求メッセージに、“res”エレメントの“duration”アトリビュートが含まれていない場合には、現在の動作状態に基づいて、受信処理が実行可能な状態か否かを判定するものとする。また、“res”エレメントの“duration”アトリビュートに将来の時刻、つまり予約録画の時刻が設定されている場合には、その時刻における自己の装置の動作状態に基づいて、受信処理が実行可能な状態か否かを判定するものとする。
ステップS213において、受信処理が実行可能と判定すると(ステップS213;Yes)、要求受付部304は、転送を許可することを指示したCreateObject応答メッセージを生成し(ステップS214)、図5のステップS22に移行する。
図10は、ステップS214で生成されたCreateObject応答メッセージの一例を示した図である。CreateObject応答メッセージは、第1の引数A21と、第2の引数A22とから構成される。
第1の引数A21は、このメッセージを識別するためのIDが入力される項目であって、図10の例では“12”が設定された例を示している。なお、第2の引数A22の“item”エレメントにおいて、このCreateObject応答メッセージのID(id=“12”)に対応する、CreateObject要求メッセージのID(parentID=“10”)が規定されている。これにより、本CreateObject応答メッセージと、図7又は図8に示したID=10のCreateObject要求メッセージとが、一連するものとして関連付けられる。
第2の引数A22には、コンテンツデータの転送に関する転送情報が入力される。なお、図9の例では、転送情報をXML形式で表しているが、この例に限らないものとする。第2の引数A22において、“dc:title”エレメント及び“upnp:class”エレメントは、CreateObject要求メッセージと同様、コンテンツデータのタイトル名、種別を示す項目である。また、“res”エレメントの“importUri”アトリビュートには、コンテンツデータの転送先(記録先)となるURI(Uniform Resource Identifier)が入力される。
図9に戻り、ステップS213で受信処理が実行不可と判定すると(ステップS213;No)、要求受付部304は、CreateObject要求メッセージに含まれた出所情報、即ち“contentType”エレメントを参照し、転送対象のコンテンツデータが、送信側装置のHDDに記録されたものか否かを判定する(ステップS215)。
転送対象のコンテンツデータが、送信側装置のHDDに記録済み、つまり“contentType”エレメントの値が“recorded”と判定した場合(ステップS215;Yes)、要求受付部304は、自己の装置が受信処理を実行可能な時刻を算出する(ステップS216)。
ここで、ステップS216の処理について説明する。“contentType”エレメントの値が“recorded”である場合、転送対象のコンテンツデータは送信側装置のHDDに既に記録されたコンテンツデータであるため、すぐに受信処理を開始できなくても問題はない。そのため、要求受付部304は、自己の装置の現在の動作状態や予約録画情報テーブルに保存された予約録画のスケジュール等に基づき、受信処理を実行可能な時刻を算出する。
図11は、予約録画情報テーブルに保存された予約録画のスケジュールの一例を模式的に示した図である。同図において横軸は時間を表しており、図中右方が将来の時間を意味している。同図に示したように、予約録画のスケジュールとして、予約録画1(時刻t0から時刻t1)及び予約録画2(時刻t1から時刻t2)の2件分の予約録画が設定されている。
記録再生装置20の現在の動作状態が、予約録画1の録画処理を実行中であるとし、図中Rのタイミングで、現在時刻から所定時間分のコンテンツデータの転送を依頼するCreateObject要求メッセージを受け付けたとすると、要求受付部304は、上述したステップS213の処理により、受信処理を実行不可と判定する。
ここで、CreateObject要求メッセージの出所情報が送信側装置のHDDに記録されていることを示すとすると、要求受付部304は、ステップS216の処理において、予約録画情報テーブルに設定されている情報から、受信処理が開始できる時刻を算出する。例えば、図11の場合、現在実行中の予約録画1の動作が終了すると直ちに予約録画2の処理が開始する予定であり、予約録画2の後には予約録画の設定がないため、要求受付部304は、予約録画2の処理の完了時刻(t2)を受信処理が開始可能な時刻として算出する。
予約録画1の終了時刻と予約録画2の開始時刻とが異なる場合、即ち予約録画1と予約録画2との間に空白時間がある場合には、受信処理の開始可能な時間は転送対象のコンテンツデータによって異なる。例えば、CreateObject要求メッセージに含まれたコンテンツデータの放送開始時刻及び放送終了時刻が、この空白時間に収まる場合、要求受付部304は、この放送開始時刻を受信処理が開始可能な時刻とする。
また、例えば、CreateObject要求メッセージに転送対象のコンテンツデータのデータサイズ又はそれに相当する情報が含まれるような場合、要求受付部304は、このデータサイズ若しくはそれに相当する情報から、コンテンツデータの受信処理に要する時間を算出し、この時間が空白時間より短い場合には、予約録画1の終了時刻を受信処理が開始可能な時刻として算出する。受信処理に要する時間は、転送対象のコンテンツデータのデータサイズと転送速度とから算出することが可能であるが、転送速度については予め定められた値や、過去の送受信での実績値を用いるものとする。なお、CreateObject要求メッセージに、転送対象のコンテンツデータのデータサイズ若しくはそれに相当する情報が含まれない場合には、コンテンツデータの受信処理に要する時間を算出することができないため、予め定められた時間に基づいて受信処理を開始可能な時刻を算出するものとする。
図9に戻り、要求受付部304は、ステップS216で算出した時刻を含み、且つ転送を許可することを指示したCreateObject応答メッセージを生成し(ステップS217)、図5のステップS22に移行する。
図12は、ステップS217で生成されたCreateObject応答メッセージの一例を示した図である。なお、図10で説明したCreateObject応答メッセージと同様の要素については、説明を省略する。
ここで、図12のCreateObject応答メッセージと、図10のCreateObject応答メッセージとを比較すると、図12の第2の引数A22には、ステップS216で算出された時刻を指示するための“scheduledTime”エレメントが追加されている。なお、図12の例では“2008年8月20日、AM10時”が設定された例を示している。
図9に戻り、ステップS215において、転送対象のコンテンツデータが、送信側装置のHDDに記録されていない、即ち“contentType”エレメントの値が“live”と判定した場合(ステップS215;No)、要求受付部304は、転送を不許可とすることを指示したCreateObject応答メッセージを生成し(ステップS218)、図5のステップS22に移行する。なお、ステップS218で生成されるCreateObject応答メッセージの内容は特に問わないものとするが、例えば、第2の引数に含まれる“res”エレメントの“importUri”アトリビュートを、空欄(null)とすることで、転送の不許可を指示する形態としてもよい。また、不許可と判定した要因(例えば、予約録画1、2の実行のため等)をCreateObject応答メッセージに含める形態としてもよい。
このように、要求受付部304は、放送中の番組が直接転送されるような即時性の要求されるコンテンツデータに対しては、受信処理が実行不可能と判定した場合、当該コンテンツデータの転送を不許可とするCreateObject応答メッセージを生成する。これにより、コンテンツデータが不完全な状態で記録されてしまうことを未然に防止することができる。
なお、本実施形態では、受信処理が実行不可で且つ転送対象のコンテンツが送信側装置のHDDに記録されていない場合、当該コンテンツの転送を不許可としたが、自己の装置が現在又は将来行う動作が、記録再生装置10又は図示しない他の装置のHDDに記録されたコンテンツデータの録画処理(ダビング)である場合には、この録画動作を中断し、即時性の要求されるコンテンツデータの記録を優先的に行うよう制御する形態としてもよい。
例えば、図11に示した2つの予約録画のスケジュールのうち、予約録画2が記録再生装置10又は図示しない他の装置のHDDに記録されたコンテンツデータの録画処理(ダビング)であった場合、要求受付部304は、予約録画2を中断するとともに、即時性の要求されるコンテンツデータの受信処理が開始可能な時刻を予約録画1の終了時刻t1とし、この時刻及び転送を許可することを指示したCreateObject応答メッセージを生成する形態としてもよい。
また、現在実行中の予約録画1についても記録再生装置10又は図示しない他の装置のHDDに記録されたコンテンツデータの録画処理であった場合には、この録画処理を中断し、転送を許可することを指示したCreateObject応答メッセージを生成する形態としてもよい。
これにより、即時性の要求されるコンテンツデータの記録を優先的に行うことができるため、当該コンテンツデータをより完全な状態で記録することが可能となる。なお、中断した予約録画については、その旨を示した情報を送信側装置に送信することで、ユーザに予約録画のスケジュールを変更したことを通知することが好ましい。また、受信側装置から送信側装置の予約録画のスケジュールを変更することが可能な場合には、即時性の要求されるコンテンツデータの時間長に応じた時間分だけ、予約録画の開始時刻を遅延させることとしてもよい。
図5に戻り、要求受付部304は、ステップS21の応答文生成処理で生成したCreateObject応答メッセージを、送信側装置(記録再生装置10)に送信する(ステップS22)。
記録再生装置10では、CreateObject応答メッセージを受信すると、転送制御部204が、このCreateObject応答メッセージの記述内容に基づいて、転送可否の判定を行う転送判定処理を実行する(ステップS13)。以下、図13を参照して、ステップS13の転送判定処理について説明する。
図13は、転送判定処理の手順を示したフローチャートである。まず、転送制御部204は、受信側装置から送信されたCreateObject応答メッセージが、転送の許可を指示するものか否かを判定する(ステップS131)。ここで、CreateObject応答メッセージが転送を許可しないものと判定した場合(ステップS131;No)、転送制御部204は、デコーダ106、ビデオミキサ107等を制御することで、コンテンツデータを転送できない旨を示したエラーメッセージをテレビ装置11に表示させ(ステップS132)、本処理を終了する。
これにより、ユーザは、転送対象としたコンテンツデータを受信側装置に転送(記録)することができない旨を把握することができるため、コンテンツデータが不完全な状態で記録されてしまうことを防止することができる。なお、CreateObject応答メッセージに不許可と判定した要因が含まれる場合には、エラーメッセージとともにテレビ装置11に表示させるものとする。
また、ステップS131において、CreateObject応答メッセージが転送を許可するものと判定した場合(ステップS131;Yes)、転送制御部204は、このCreateObject応答メッセージに転送開始時刻を指示する“scheduledTime”エレメントが含まれているか否かを判定する(ステップS133)。
ステップS133において、“scheduledTime”エレメントが含まれていないと判定した場合(ステップS133;No)、転送制御部204は、図5のステップS14の処理に直ちに移行する。
また、ステップS133において、“scheduledTime”エレメントが含まれていると判定した場合(ステップS133;Yes)、転送制御部204は、この“scheduledTime”エレメントで指示された時刻まで待機した後(ステップS134)、図5のステップS14の処理に移行する。
図5に戻り、転送制御部204は、CreateObject応答メッセージの“res”エレメントの“importUri”アトリビュートに記述されたURI宛に、転送対象のコンテンツデータを転送(送信)する(ステップS14)。なお、本実施形態では、“importUri”アトリビュートに記述されたURIが指し示すホストは、記録再生装置20であるものとするが、他の装置であってもよい。また、本実施形態では、HTTPのPOST要求を用いて転送対象のコンテンツデータを送信するものとするが、これに限らないものとする。
記録再生装置20では、記録制御部301が、送信側装置(記録再生装置10)からHTTP POSTリクエストを受け付けると、このリクエストのURIに対応するHDDの領域に転送されたコンテンツデータを記録する。そして、記録制御部301がコンテンツデータを全て記録すると、要求受付部304は、記録が完了した旨の応答メッセージ(HTTP POST応答メッセージ)を送信側装置に送信し(ステップS23)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、コンテンツデータの出所に応じて、コンテンツデータの転送を制御することで、コンテンツデータの転送失敗を抑制することが可能となるため、ユーザの利便性をより向上させることができる。
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲での種々の変更、置換、追加などが可能である。
例えば、上記実施形態では、記録再生装置10を送信側装置としたが、これに限らず、記録再生装置10を受信側装置としてもよいし、送信側装置及び受信側装置の両構成(転送制御部204及び要求受付部304)を備えることとしてもよい。また、記録再生装置20を受信側装置としたが、これに限らず、記録再生装置20を送信側装置としてもよいし、送信側装置及び受信側装置の両構成(転送制御部204及び要求受付部304)を備えることとしてもよい。
また、上記実施形態では、送信側装置と受信側装置とを同様のハードウェア構成としたが、これに限らないものとする。例えば、送信側装置を、図2に示した構成からデータプロセッサ104及びHDD105を取り除いたテレビ等の装置としてもよい。また、受信側装置を、図2に示した構成からTVチューナ101、ADC102、エンコーダ103、デコーダ106、ビデオミキサ107、フレームメモリ108及びDAC109、110を取り除いたファイルサーバ等の装置としてもよい。
また、上記実施形態の各処理にかかるプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体として提供することも可能である。記憶媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、且つ、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、上記実施形態の各処理にかかるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
データ通信システム(ホームネットワーク)の一例を概略的に示した図である。 図1に示した記録再生装置10の内部構成を示すブロック図である。 送信側装置が備える機能部の構成を示した機能ブロック図である。 受信側装置が備える機能部の構成を示した機能ブロック図である。 送信側装置から受信側装置へコンテンツデータの転送を行う際の通信シーケンスを示した図である。 図5に示した要求文生成処理の手順を示したフローチャートである。 図6のステップS113で生成されたCreateObject要求メッセージの一例を示した図である。 図6のステップS114で生成されたCreateObject要求メッセージの一例を示した図である。 図5に示した応答文生成処理の手順を示したフローチャートである。 図9のステップS214で生成されたCreateObject応答メッセージの一例を示した図である。 予約録画情報テーブルに保存された予約録画のスケジュールの一例を模式的に示した図である。 図9のステップS217で生成されたCreateObject応答メッセージの一例を示した図である。 図5に示した転送判定処理の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10 記録再生装置
11 テレビ装置
20 記録再生装置
21 テレビ装置
101 TVチューナ
102 ADC
103 エンコーダ
104 データプロセッサ
105 HDD
106 デコーダ
107 ビデオミキサ
108 フレームメモリ
109 DAC
110 DAC
111 コントローラ
112 ネットワークI/F
201 記録制御部
202 再生制御部
203 スケジュール管理部
204 転送制御部
301 記録制御部
302 再生制御部
303 スケジュール管理部
304 要求受付部
N ネットワーク

Claims (11)

  1. 外部装置への転送対象となるコンテンツデータの指定を受け付ける受付手段と、
    前記コンテンツデータの転送に先がけて、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みのコンテンツデータであるか否かを識別するための出所情報を含んだ要求情報を生成し、前記外部装置に送信する要求情報生成手段と、
    前記要求情報に対する応答として前記外部装置から通知される転送の可否を指示する応答情報に基づいて、前記コンテンツデータの転送を制御する転送制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 前記要求情報生成手段は、転送対象の前記コンテンツデータが前記記憶媒体に記録されている場合に、当該コンテンツデータが前記記憶媒体に記録済みであることを示す前記出所情報を含んだ前記要求情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 前記要求情報生成手段は、転送対象の前記コンテンツデータが前記記憶媒体に記録されている場合に、当該コンテンツデータが前記記憶媒体に記録済みであることを示す前記出所情報と、当該コンテンツデータのデータサイズとを含む前記要求情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  4. 放送波を受信し、当該放送波からコンテンツデータを取得する放送波受信手段を更に備え、
    前記要求情報生成手段は、前記放送波受信手段が取得するコンテンツデータが前記転送対象である場合に、当該コンテンツデータが前記記憶媒体に未記録であることを示す前記出所情報を含んだ前記要求情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  5. 前記転送制御手段は、前記応答情報に転送開始を許可する時刻が含まれていた場合に、当該時刻まで待機した後、前記コンテンツデータの転送を開始することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  6. 前記転送制御手段は、前記応答情報が転送の不許可を指示する場合に、前記コンテンツデータの転送ができないことを示した情報を出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  7. 外部装置からコンテンツデータの転送に先がけて送信される、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みのコンテンツデータであるか否かを識別するための出所情報を含んだ要求情報を受け付ける受付手段と、
    自己の装置の動作状態に基づいて、前記コンテンツデータの受信処理を完了可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を指示する応答情報を生成し、前記外部装置に返送する応答情報生成手段と、
    を備え、
    前記応答情報生成手段は、前記受信処理を完了不可と判定した場合、前記要求情報に含まれた前記出所情報の値に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を決定することを特徴とするデータ通信装置。
  8. 前記応答情報生成手段は、前記出所情報として前記外部装置が備える記憶媒体に記録されていることを示す情報が前記要求情報に含まれる場合、自己の装置の現在及び将来の状態から、前記受信処理を実行可能な時刻を算出し、当該時刻を含んだ前記コンテンツデータの転送を許可することを指示する前記応答情報を生成することを特徴とする請求項7に記載のデータ通信装置。
  9. 前記応答情報生成手段は、前記出所情報として前記外部装置が備える記憶媒体に記録されていないことを示す情報が前記要求情報に含まれる場合、前記コンテンツデータの転送を不許可とすることを指示する前記応答情報を生成することを特徴とする請求項7に記載のデータ通信装置。
  10. 外部装置にコンテンツデータの転送を行うデータ通信装置のデータ通信方法であって、
    受付手段が、転送対象となるコンテンツデータの指定を受け付ける受付工程と、
    要求情報生成手段が、前記コンテンツデータの転送に先がけて、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みであるか否かを識別するための情報を含んだ要求情報を生成し、前記外部装置に送信する要求情報送信工程と、
    転送制御手段が、前記要求情報に対する応答として前記外部装置から通知される転送の可否を指示する応答情報に基づいて、前記コンテンツデータの転送を制御する転送制御工程と、
    を含むことを特徴とするデータ通信方法。
  11. 外部装置から転送されるコンテンツデータを受信するデータ通信装置のデータ通信方法であって、
    受付手段が、前記外部装置からコンテンツデータの転送に先がけて送信される、当該コンテンツデータが記憶媒体に記録済みであるか否かを識別するための出所情報を含んだ要求情報を受け付ける受付工程と、
    判定手段が、自己の装置の動作状態に基づいて、前記コンテンツデータの受信処理を完了可能か否かを判定する判定工程と、
    応答手段が、前記判定工程での判定結果に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を指示する応答情報を生成し、前記外部装置に返送する応答工程と、
    を含み、
    前記応答工程では、前記判定工程で前記受信処理が実行不可と判定された場合、前記要求情報に含まれた前記出所情報の値に応じて、前記コンテンツデータの転送の可否を決定することを特徴とするデータ通信方法。
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