JP2010124254A - Macアドレス自動割当方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産システムの設備費用を必要最小限に抑え、仮MACアドレスをローカルネットワーク以外でも使用でき、複数のデバイスを備えた通信装置に複数のMACアドレスを割り当てる。
【解決手段】通信装置30Aにより、少なくともベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31d及び製造番号31eを示す各種データが記憶され、ハッシュ関数により製造番号から所定長のハッシュ値を求められ、ベンダーID31a及び通信装置ID31bと、ハッシュ値とを合成した一時MACアドレス32aが生成され、該一時MACアドレス32aを用いてWAN(グローバルネットワーク)のMACアドレス管理サーバ20に各種データが送信され、MACアドレス管理サーバ20により、各種データに基づくとともに、デバイス数に応じたMACアドレス21aが割り当てられるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークに接続される通信装置にMACアドレスを自動で割り当てるMACアドレス自動割当方法に関する。
通信装置がLAN(Local Area Network)に接続されて他の機器と通信するためには、LANカードやLANボード等のデバイスであるネットワーク機器が必要となる。また、通信装置は、ハードウェア1つにつき固有のMACアドレス(Media Access Control address)を1つ持つ必要がある。
ここで、MACアドレスとは、ネットワーク上で各ネットワーク機器を識別するために設定されているアドレスで、LANカードやLANボードやオンボードのLANモジュール等のハードウェア固有の物理アドレスである。イーサネット(登録商標)の場合、MACアドレスは48ビットの符号である。
通常、MACアドレスは、図8に示すように、例えば01:23:45:67:89:ABといったような12桁の値で示され、それぞれが00000001:00100011:01000101:01100111:10001001:10101011といったようなオクテット表現が用いられている。
このMACアドレスのうち、最初の24ビットの01:23:45がベンダーID部、次の8ビットの67が機種ID、最後の16ビットの89:ABがシリアルIDとなることが一般的である。つまり、ベンダーID部はメーカー固有のアドレスとなり、機種ID及びシリアルIDは製品個々のアドレスとなる。
このようなMACアドレスは、例えば特許文献1に示されている加入者無線アクセスシステムのように、送信元の端末装置の管理等に用いられることがある。
ところで、まだMACアドレスが付加されていないネットワーク機器においては、ネットワーク機器のMACアドレスが工場出荷時に設定される。従来の工場出荷時に通信装置にMACアドレスを設定する方法を、以下に説明する。
従来技術における工場出荷時の通信装置生産ラインでは、例えば図9に示すようなMACアドレス自動割当システムが用いられている。このMACアドレス自動割当システムは、例えば生産ラインの通信装置A〜通信装置Xと、ネットワークに接続するのを切り換えるための物理的なスイッチであるネットワーク機器設定制御装置1と、ネットワーク機器検出装置を備えたMACアドレス管理サーバ2とを備えている。そして、通信装置生産ラインで生産される通信装置A〜通信装置Xが、ネットワーク機器設定制御装置1にて切り換えられてローカルに閉じたネットワークLAN3に接続され、ローカルネットワークLAN3を介してMACアドレス管理サーバ2に接続される。
この従来のMACアドレス設定方法では、通信装置A〜通信装置Xに対し、同一のMACアドレスを、仮MACアドレスとして一律に仮設定する。この上で、ローカルに閉じたネットワークLAN3上で通信装置A〜通信装置Xは、仮MACアドレスが他の生産中の通信装置と同一であるために、1台のみ接続される。MACアドレス管理サーバ2は、ネットワーク機器検出装置を用いて、仮MACアドレスを備えた通信装置の接続の有無を、この仮MACアドレスを検出することにより監視する。
この上で、MACアドレス管理サーバ2は、仮MACアドレスを検出すると、ベンダーID、通信装置ID及び製造番号等を示す各種データを用いて固有MACアドレスを作成し、仮MACアドレスが仮設定されている通信装置に対し、固有MACアドレスを配布する。
つまり、例えば、MACアドレス管理サーバ2は、仮MACアドレスが仮設定された通信装置AとMACアドレス管理サーバ2との間での通信により、MACアドレス管理サーバ2から通信装置Aに固有MACアドレスを送信する。通信装置Aは、備えているネットワーク機器に対して、その機種に基づいた固有MACアドレスを割り振って設定する。
固有MACアドレスが設定された状態になると、次に、例えば、ネットワーク機器設定制御装置1により、通信機器BがローカルネットワークLAN3に接続することができるようになる。すると、MACアドレス管理サーバ2は、仮MACアドレスが仮設定された通信機器Bを発見し、別の固有MACアドレスを配布する。
なお、MACアドレスの設定には、上述の各種設定データなどの書込みから基板実装までの自動機による作業の自動化による生産の効率を高めるために、種々の方法が提案されている。
特開2002−77219号公報
上述した従来技術では、同一の仮MACアドレスが設定されている多数のネットワーク機器をローカルネットワークLAN3上で識別するようにしているため、大量のネットワーク機器に対して設定を行うことができ、生産の効率化が高められるものと考えられる。
ところが、従来技術での固有MACアドレスの設定方法では、MACアドレス管理サーバが、同一の仮MACアドレスを検出するようにしている。MACアドレスはローカルネットワークLAN3以外には通知されないため、ルータ等を介するとMACアドレス管理サーバは仮MACアドレスを検出できないことから、ローカルネットワークLAN3でしかMACアドレスを設定できないという問題があった。さらに、同時に複数の通信装置がローカルネットワークLAN3に接続できないため、ネットワーク機器設定制御装置が必要になっていた。
また、仮MACアドレスを備えたネットワーク機器のアクセスを制御するため、独自の機能を備えたネットワーク機器検出装置や、ネットワーク機器設定制御制御装置(スイッチ)が必要となることから、生産システムの設備費用が嵩んでしまうという問題があった。
また、仮MACアドレスが仮設定されているネットワーク機器に対し、固有MACアドレスが割り振られるものの、ハードウェア(通信装置)1台につき、複数のMACアドレスを割り当てる場合に対応できないという問題があった。つまり、1台の通信機器に複数のネットワーク機器が搭載されているような場合、例えばオンボードのLANモジュールを2つ以上持つルーターのように、ネットワーク機器(デバイス)を2つ以上持つものもあるが、このような場合に2つ以上のMACアドレスを割り当てることができないという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、生産システムの設備費用を必要最小限に抑えることができ、しかも仮MACアドレスをローカルネットワーク以外でも使用できるようにし、さらには複数のデバイスを備えた通信装置に複数のMACアドレスを割り当てることができるMACアドレス自動割当方法を提供することを目的とする。
本発明のMACアドレス自動割当方法は、通信装置毎にMACアドレスを自動で割り当てるMACアドレス自動割当方法であって、前記通信装置は、メンテナンスツールから与えられる、少なくともベンダーID、通信装置ID、デバイス数及び製造番号を示す各種データを記憶する工程と、ハッシュ関数により前記製造番号から所定長のハッシュ値を求める工程と、前記ベンダーID、前記通信装置ID、及び前記ハッシュ値を合成した一時MACアドレスを生成する工程と、該一時MACアドレスを用いてMACアドレス管理サーバに前記各種データを送信する工程とを有し、前記MACアドレス管理サーバにより、前記各種データに基づくとともに、前記デバイス数に応じたMACアドレスが前記通信装置に割り当てられることを特徴とする。
本発明のMACアドレス自動割当方法によれば、MACアドレス管理サーバが一時MACアドレスを備えた通信装置からの報告か否かを判定する必要がなくなり、従来のように、独自の機能を備えたネットワーク機器検出装置や、ネットワーク機器設定制御装置を用意する必要がなくなることから、生産システムの設備費用を必要最小限に抑えることができる。
また、製造番号から得られる所定長のハッシュ値と、ベンダーIDと、通信装置IDとを合成した一時MACアドレスがそれぞれの通信装置毎に生成されることで、例えばグローバルネットワーク上のMACアドレス管理サーバによってそれぞれの通信装置にMACアドレスを割り当てることができることから、一時MACアドレスをローカルネットワーク以外でも使用できる。
また、MACアドレス管理サーバに通信装置側のデバイス数が送信され、それぞれのデバイス毎にMACアドレスが割り当てられることから、1台当たり複数のネットワーク機器を備えた通信装置であっても複数のMACアドレスを割り当てることができる。
以下、本発明の実施形態の詳細について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るMACアドレス自動割当方法が適用されるMACアドレス自動割当システムの概要を示す図である。
同図に示すように、MACアドレス自動割当システムは、通信装置生産ラインでの使用を想定しているものであり、メンテナンスツール10とMACアドレス管理サーバ20とを備えている。
複数の通信装置30A,30B,・・・,30Xは、通信装置生産ラインで生産されるものであり、メンテナンスツール10に接続されている。また、複数の通信装置30A,30B,・・・,30Xは、LAN(Local Area Network)40、ルータ等の中継器50及びWAN(Wide Area Network)60を介してMACアドレス管理サーバ20に接続される。なお、これらの通信装置30A,30B,・・・,30Xについては、同一の工場の屋内に限らず、任意の設置場所に据え付けられた後にMACアドレスが割り当てられることも可能である。
次に、図2〜図4を用いて、図1のMACアドレス管理サーバ20と複数の通信装置30A,30B,・・・,30Xの詳細について説明する。ここで、図2は図1のMACアドレス管理サーバ20と複数の通信装置30A,30B,・・・,30Xの詳細を説明するためのブロック図であり、図3は複数の通信装置30A,30B,・・・,30X側に記憶されるデータ例を示す図であり、図4はMACアドレス管理サーバ20側のMACアドレス管理データベース例を示す図である。なお、複数の通信装置30A,30B,・・・,30Xについては、それぞれの内部構成が同じであるため、説明の都合上、1台の通信装置30Aを代表させて示すものとする。
図2に示すように、通信装置30Aは、不揮発メモリ31、MACアドレス生成部32、装置情報生成部33、通信機能部34を有している。
不揮発メモリ31には、例えばベンダーID31a、通信装置ID31b、機種ID31c、デバイス数31d、製造番号31e、MACアドレス管理サーバIPアドレス31f、MACアドレス21aが記憶されるようになっている。
ここで、例えばベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31dは、メンテナンスツール10から与えられるソフトウェア内部保持データであり、例えば図3(a)に示すような値を有する。
すなわち、ベンダーID31aは、メーカー固有の値であり、例えばA1B2C3(16進数)の値とされる。通信装置ID31bは、その通信装置固有の値であり、例えば2222(10進数)の値とされる。機種ID31cは、その装置の種類を示す値であり、例えば02(16進数)の値とされる。デバイス数31dは、それぞれ異なるアドレスで与えられるMACアドレスの数を示す値であり、例えば、1台の通信装置30Aに2つのLANカードがあればMACアドレスの数は2であり、2(10進数)の値とされる。
なお、ベンダーID31a、通信装置ID31b、機種ID31c、デバイス数31dは、メンテナンスツール10から与えずに、直接不揮発メモリ31に書き込まれるようにしてもよい。また、デバイス数31dは、通信装置30Aの内部に備わるネットワーク機器(デバイス)の数を装置情報生成部33がスキャンして記憶することも可能である。
また、製造番号31e、MACアドレス管理サーバIPアドレス31fは、メンテナンスツール10から与えられる設定データであり、例えば図3(b)に示すような値を有する。すなわち、製造番号31eは、製造順に与えられる値であり、例えば112233445566(10進数)の値とされる。MACアドレス管理サーバIPアドレス31fは、MACアドレス管理サーバ20へアクセスするためのアドレス情報である。
なお、MACアドレス21aは、MACアドレス管理サーバ20側で割り振られたアドレスであり、デバイス数31dの値に従って1台の通信装置30Aに複数のMACアドレス21aを備えることができる。また、機種ID31cも、MACアドレス管理サーバ20側で割り振られた値であり、通信装置ID31bと関連する。これについての詳細は後述する。
MACアドレス生成部32は、与えられた原文から固定長の疑似乱数を生成する演算手法であるハッシュ関数を有し、不揮発メモリ31に記憶されている製造番号31eを基に16bitのハッシュ値(MACアドレスシリアルID値)を得るとともに、不揮発メモリ31に記憶されているベンダーID31a(24bit)、通信装置ID31b(8bit)、及び上記のハッシュ値(16bit)を順に繋いで48bitの一時MACアドレス32aを生成する。
このようなハッシュ値を使用することで、MACアドレス生成部32によって生成されるそれぞれの一時MACアドレス32aは唯一のものとされるため、ネットワーク上で一時MACアドレス32a同士がぶつかりあうことを防ぐことができる。このため、複数台の通信装置30がネットワークに接続できる。また、このような一時MACアドレス32aを用いることで、通信装置30はWAN(Wide Area Network)60に接続可能になる。これにより、通信装置30は、MACアドレス管理サーバ20へのアクセスが可能となる。
また、MACアドレス生成部32は、最初にメンテナンスツール10にアクセスする際に、ネットワークを介してアクセスするための、例えば16bit乱数による仮MACアドレス32bの生成機能も備えている。
装置情報生成部33は、不揮発メモリ31に記憶されているベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31d、製造番号31eから、例えば図3(c)に示すような通信装置情報33aを生成する。
通信機能部34は、不揮発メモリ31に記憶されているMACアドレス管理サーバIPアドレス31fと一時MACアドレス32aとを用いて、装置情報生成部33で生成された通信装置情報33aをMACアドレス管理サーバ20に送信する。また、通信機能部34は、MACアドレス管理サーバ20側で生成されたMACアドレス21aを受け取り不揮発メモリ31に渡す。
また、図2のMACアドレス管理サーバ20は、MACアドレス管理機能部21、データ保存領域22、通信機能部23を有している。
MACアドレス管理機能部21は、通信機能部23を介して通信装置30Aからの通信装置情報33aを受け取り、その通信装置情報33aからベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31d、製造番号31eを取得する。
また、MACアドレス管理機能部21は、後述の図4に示すMACアドレス管理データベース22aを参照し、ベンダーID31aがそのMACアドレス管理データベース22aに登録されているかどうかを確認し、確認できない場合は新規登録する。
また、MACアドレス管理機能部21は、後述の図4に示すMACアドレス管理データベース22aを参照し、通信装置ID31bがそのMACアドレス管理データベース22aに登録されているかどうかを確認する。そして通信装置ID31bが登録されている場合、通信装置ID31bに関連付けられた機種ID31cに、製造番号が未登録のシリアルID22bがあるかどうかを確認する。未登録のシリアルID22bがない場合、又は通信装置ID31bがMACアドレス管理データベース22aに登録されていない場合、受信した通信装置ID31bに、新規の機種ID31cを作成して関連付ける。未登録のシリアルID22bがあった場合、シリアルID22bに受信した製造番号を登録する。以上の作業をデバイス個数分繰り返す。
また、MACアドレス管理機能部21は、ベンダーID31a、機種ID31c、シリアルID22bを順に繋げてMACアドレス21aを生成する。
データ保存領域22は、図4に示すようなMACアドレス管理データベース22aを有している。なお、同図に示すMACアドレス管理データベース22aでは、シリアルID22bが0〜65535まで、すなわち65536個分しか用意されていないが、65536を超えた場合は機種ID31cを増やすことで対応可能である。
通信機能部23は、MACアドレス管理機能部21で生成されたMACアドレス21aを通信装置30Aに送信する。
次に、図5のフローチャートを用いて、複数の通信装置30A,30B,30Xの生産手順について説明する。なお、以下に説明する図においては、説明の都合上、1台の通信装置30Aを代表させるものとする。
まず、通信装置30Aを最初に起動すると、MACアドレス生成部32が初期起動状態であることを判別し、RAM内の熱雑音による記憶値等の乱数を用いて仮MACアドレス32bを生成し(ステップS20)、その旨を伝えるALARMを報知する。この仮MACアドレス32bは、16bitの乱数を用いているために、他の通信装置30B,・・・,30Xと同一になることは、ほぼない。
そして、メンテナンスツール10と生産ラインで製造された通信装置30Aとを接続し、電源を入れた後、通信装置30Aからメンテナンスツール10に仮MACアドレス32bを送信する。次いで、メンテナンスツール10から通信装置30Aに対して、予め記憶しておいた図3(a)に示したソフトウェアの内部保持データと、図3(b)に示した設定データとを送信し、通信装置30Aの不揮発メモリ31に記憶させる(ステップS10)。
その後、通信装置30AをLAN40に接続し、リセット(再起動)する。このリセットにより、通信装置30Aは、メンテナンスツール10により設定された設定データを基に起動を開始する。
このとき、通信装置30AのMACアドレス生成部32は、不揮発メモリ31に記憶されている製造番号31eに基づいて16bitのハッシュ値を得るとともに、不揮発メモリ31に記憶されているベンダーID31a(24bit)と、通信装置ID31b(8bit)と、上記のハッシュ値(16bit)とを順に繋いで48bitの一時MACアドレス32aを生成する(ステップS21)。
次いで、通信装置30Aの装置情報生成部33は、不揮発メモリ31に記憶されているベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31d、製造番号31eから、図3(c)に示したような通信装置情報33aを生成する(ステップS22)。
そして、装置情報生成部33で生成された通信装置情報33aは、通信装置30Aの通信機能部34によりMACアドレス管理サーバ20に送信される。
MACアドレス管理サーバ20側では、MACアドレス管理機能部21が通信機能部23を介して通信装置30Aからの通信装置情報33aを受け取り、その通信装置情報33aからベンダーID31a、通信装置ID31b、機種ID31c、デバイス数31d、製造番号31eを取得してMACアドレス管理データベース22aに登録する(ステップS30)。
そして、MACアドレス管理サーバ20のMACアドレス管理機能部21により、ベンダーID31a、機種ID31c、シリアルID22bを順に繋げたMACアドレス21aが生成されると、そのMACアドレス21aが通信機能部23を介して通信装置30Aに送信される。
通信装置30A側では、そのMACアドレス21aを受け取ると、不揮発メモリ31に記憶させる。そして、このMACアドレス21aから、機種ID31cを取得して記憶した後、自律リセットする(ステップS23,S24)。そして、通常運用となる(ステップS25)。
次に、図6のフローチャートを用いて、通信装置30Aの電源ON後の具体的な動作を説明する。
まず、通信装置30Aが電源ONされると(ステップS40)、機種固有のMACアドレス21aが設定されているかどうかが判断される(ステップS41)。すなわち、MACアドレス管理サーバ20から与えられたMACアドレス21aが不揮発メモリ31に記憶されていれば(ステップS41:YES)、機種固有のMACアドレス21aが設定されていると判断し、通常運用に移行する(ステップS51)。
これに対し、MACアドレス21aが設定されていなければ(ステップS41:NO)、製造番号31eとMACアドレス管理サーバIPアドレス31fが設定されているかが判断される(ステップS42)。すなわち、メンテナンスツール10からの製造番号31eとMACアドレス管理サーバIPアドレス31fが不揮発メモリ31に記憶されていなければ(ステップS42:NO)、ALARMが報知される(ステップS49)。
これに対し、メンテナンスツール10からの製造番号31eとMACアドレス管理サーバIPアドレス31fが不揮発メモリ31に記憶されていれば(ステップS42:YES)、ハッシュ関数と製造番号31eからハッシュ値である16bitのMACアドレスシリアルID値が生成される(ステップS43)。
次いで、機種IDを0xFFとし、不揮発メモリ31に記憶されているベンダーID31a(24bit)と、通信装置ID31b(8bit)と、上記のハッシュ値である16bitのMACアドレスシリアルID値とが順に繋げられて48bitの一時MACアドレス32aが生成される(ステップS44)。
次いで、不揮発メモリ31に記憶されているMACアドレス管理サーバIPアドレス31fを用いてMACアドレス管理サーバ20へのアクセスが行われる。ここで、アクセスが成功したかどうかが判断され(ステップS45)、アクセスが成功しなければ(ステップS45:NO)、初期起動状態であると判断して仮MACアドレス32bが生成されALARMが報知される(ステップS49)。
これに対し、アクセスが成功すれば(ステップS45:YES)、不揮発メモリ31に記憶されているベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31d、製造番号31eから生成される通信装置情報33aがMACアドレス管理サーバ20へ送信される(ステップS46)。
次いで、MACアドレス管理サーバ20側からのMACアドレス21aを受け取ると、そのMACアドレス21aが不揮発メモリ31に記憶される。そして、このMACアドレス21aから、機種ID31cを取得して記憶した後、自律リセットとなる(ステップS47,S48,S50)。
次に、図7のフローチャートを用いて、MACアドレス管理サーバ20側でのMACアドレス21aの付与についての具体的な動作を説明する。
まず、通信装置情報33aを受信すると(ステップS60)、ベンダーID31aがMACアドレス管理データベース22aに登録済みかどうかが判断される(ステップS61)。ベンダーID31aが登録済みでなければ(ステップS61:NO)、MACアドレス管理データベース22aにベンダーID31aが登録される(ステップS62)。
そして、ベンダーID31aがMACアドレス管理データベース22aに登録済みである場合(ステップS61:YES)、あるいはステップS62でMACアドレス管理データベース22aにベンダーID31aが登録されると、デバイス数の変数n=0とされ、n<デバイス数(デバイス数31dに示されている、通信装置30で設定するMACアドレス数)となるまで、ステップS63〜ステップS67(ループL10)が実行され、MACアドレスがそれぞれのネットワーク機器(デバイス)毎に生成される。
すなわち、通信装置ID31bがMACアドレス管理データベース22aに登録済みかどうかが判断される(ステップS63)。登録済みで有る場合(ステップS63:YES)、通信装置IDに関連付けされた機種IDに製造番号31eが未登録のシリアルID22bがあるかどうかが判断される(ステップS64)。
ここで、ステップS63で登録済みでない場合、あるいはステップS64で未登録のシリアルID22bがない場合、新しい機種ID31cを通信装置ID31bに関連付ける(ステップS65)。
次いで、未登録のシリアルID22bに製造番号31eを登録し(ステップS66)、ベンダーID31a、機種ID31c、シリアルID22bを合成して、デバイスn用のMACアドレスを生成する。そして、このデバイスn用のMACアドレスを、MACアドレス21aに追加する(ステップS67)。その後、変数nを1増加させて、上述のようにn<デバイス数の間、ループL10を繰り返す。
次いで、生成したMACアドレス21aを通信装置30Aへ送信する(ステップS68)。このようにn<デバイス数の間ループL10を繰り返すようにしているので、MACアドレス21aは、1台の通信装置当り複数のMACアドレスがあっても対応することができる。
このように、本実施形態では、通信装置30A,30B,・・・,30Xにより、メンテナンスツール10から与えられる、少なくともベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31d及び製造番号31eを示す各種データが記憶され、ハッシュ関数により製造番号から所定長のハッシュ値が求められ、ベンダーID31aと、通信装置ID31bと、ハッシュ値とを合成した一時MACアドレス32aが生成され、該一時MACアドレス32aを用いてWAN(グローバルネットワーク)60のMACアドレス管理サーバ20に各種データが送信され、MACアドレス管理サーバ20により、各種データに基づくとともに、デバイス数に応じたMACアドレス21aが通信装置30A,30B,・・・,30Xに対して割り当てられるようにした。
これにより、MACアドレス管理サーバ20に対して少なくともベンダーID31a、通信装置ID31b、デバイス数31d及び製造番号31eを示す各種データが送信され、従来の仮MACアドレスを備えた通信装置のように仮MACアドレスを判定する必要がなくなり、したがって、独自の機能を備えたネットワーク機器検出装置や、ネットワーク機器設定制御制御装置を用意する必要がなくなることから、生産システムの設備費用を必要最小限に抑えることができる。
また、製造番号から得られる所定長のハッシュ値と、ベンダーID31aと、通信装置ID31bとを合成した一時MACアドレス32aがそれぞれの通信装置30A,30B,・・・,30X毎に生成されることで、例えばWAN(グローバルネットワーク)上のMACアドレス管理サーバ20によってそれぞれの通信装置30A,30B,・・・,30XにMACアドレスを割り当てることができることから、一時MACアドレス32aをローカルネットワーク以外でも使用できる。
また、MACアドレス管理サーバ20に通信装置30A,30B,・・・,30X側のデバイス数が送信されるため、それぞれのデバイス毎にMACアドレス21aを割り当てることができる。
また、MACアドレス管理サーバに通信装置側のデバイス数が送信され、それぞれのデバイス毎にMACアドレスが割り当てられることから、複数のネットワーク機器を備えた通信装置に複数のMACアドレスを割り当てることができる。
本発明の一実施形態に係るMACアドレス自動割当方法が適用されるMACアドレス自動割当システムの概要を示す図である。 図1のMACアドレス管理サーバと複数の通信装置の詳細を説明するためのブロック図である。 図1の複数の通信装置側に記憶されるデータ例を示す図である。 図1のMACアドレス管理サーバ側のMACアドレス管理データベース例を示す図である。 図1の複数の通信装置の生産手順について説明するためのフローチャートである。 図1の複数の通信装置の電源ON後の具体的な動作を説明するためのフローチャートである。 図1のMACアドレス管理サーバ側でのMACアドレスの付与についての具体的な動作を説明するためのフローチャートである。 一般的なMACアドレスの構成の一例を説明するための図である。 従来のMACアドレス自動割当システムの概要を示す図である。
符号の説明
10 メンテナンスツール
20 MACアドレス管理サーバ
21 MACアドレス管理機能部
21a MACアドレス
22 データ保存領域
22a MACアドレス管理データベース
23 通信機能部
30A,30B,・・・,30X 通信装置
31 不揮発メモリ
31a ベンダーID
31b 通信装置ID
31c 機種ID
31d デバイス数
31e 製造番号
31f MACアドレス管理サーバIPアドレス
32 MACアドレス生成部
32a 一時MACアドレス
32b 仮MACアドレス
33 装置情報生成部
33a 通信装置情報
34 通信機能部
40 LAN
50 中継器
60 WAN

Claims (1)

  1. 通信装置毎にMACアドレスを自動で割り当てるMACアドレス自動割当方法であって、
    前記通信装置は、
    メンテナンスツールから与えられる、少なくともベンダーID、通信装置ID、デバイス数及び製造番号を示す各種データを記憶する工程と、
    ハッシュ関数により前記製造番号から所定長のハッシュ値を求める工程と、
    前記ベンダーID、前記通信装置ID、及び前記ハッシュ値を合成した一時MACアドレスを生成する工程と、
    該一時MACアドレスを用いてMACアドレス管理サーバに前記各種データを送信する工程とを有し、
    前記MACアドレス管理サーバにより、前記各種データに基づくとともに、前記デバイス数に応じたMACアドレスが前記通信装置に割り当てられる
    ことを特徴とするMACアドレス自動割当方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012080372A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Mitsumi Electric Co Ltd 通信機器設定装置、通信機器設定方法、及び通信機器設定プログラム
JP2012090153A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Nec Corp ネットワーク仮想化システム、ノード、ネットワーク仮想化方法、及び、ネットワーク仮想化プログラム

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