JP2010123804A - Led駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
パルス制御でLEDを点灯させる場合に、点灯時にその立上時間を短縮させ、消灯時にはLEDに電流を一切流さず、定電流電源回路で生ずる発熱量を抑えるようにした。
【解決手段】
LEDユニット(4)に並列に接続したバイパス回路(11)に、その閾値電圧より低い所定の待機電圧を降伏電圧とする電子負荷(9)を介装させ、このバイパス回路(11)を点灯時に遮断し消灯時に導通することにより、消灯時にLEDユニット(4)の両端に印加される電圧を待機電圧に維持させて、再点灯時の立上時間を短縮させた。また、定電流回路(5)により、点灯時には電源回路(3)を流れる電流をLEDユニット(4)の点灯電流に維持し、消灯時には定電流回路(5)で消費される電力量が点灯時に消費される電力量以下になるように設定された待機電流まで低下させることにより、無駄な電力消費による発熱を解消する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源となる発光ダイオード(LED)を点灯させるLED駆動装置に関し、特に、製品検査用画像処理装置のような高速応答性を要求されるLED照明装置に用いて好適である。
近年、各種工業製品の製造ラインにおいては、画像を用いた製品識別装置や製品検査装置が組み込まれており、画像処理の高速化に伴って、高速で流れる全ての製品について、瞬時に形状判断を行うことも可能となってきている。
このような場合に、画像を短時間で連続的に取り込む必要があり、そのためにLED(発光ダイオード)を光源とした照明装置を用いている。
LEDを連続点灯させると、撮像していない間点灯させることによるエネルギーロスがあるだけでなく、連続点灯によりLED発熱するという問題がある。
このため、通常は、例えば製品が撮像位置に到来するタイミングでシャッターが切られるデジタルカメラに同期させて、LEDをパルス発光させることにより、エネルギーロスや発熱を抑えて、高速で画像取込をしている。
図4はこのようなLED照明装置の一般的な駆動装置を示すもので、画像処理で用いられるLED照明の場合、LEDの輝度値の均一性を担保するために定電流回路を用いて制御を行うことが多い。
1以上のLEDを配列して成るLEDユニット41を点灯させる駆動装置42は、主電源43から電源を供給する電源回路44に定電流回路45が介装されている。
この定電流回路45は、電源回路44を流れる電流に応じた検出電圧を出力する電流検出抵抗46と、LEDユニット41を点灯させる点灯電流を目標電流とし、これに応じた基準電圧を発声する基準電圧発生器47と、前記検出電圧と基準電圧を比較して検出電圧が基準電圧と一致するように電界効果トランジスタでなる電流制御素子48に制御信号を出力する比較回路49を備えている。
そして、LEDユニット41を所定のタイミングで点滅させるため、電源回路44及び定電流回路45のいずれか一方にスイッチS又はSを設けている。
これによれば、スイッチS及びSのいずれか一方を設け、これをデジタルカメラ(図示せず)のシャッターのタイミングに合わせてオンオフすることにより、LEDユニット41を点滅させることができる。
しかしながら、電源回路44に設けたスイッチSをオンオフさせてLEDを点滅させる場合は、スイッチSが遮断されて電源回路44に電流を流していないときでも、定電流回路45の比較回路49が常時駆動状態にあり、検出電圧が0に維持されて基準電圧まで上昇しないことから、比較回路49から電流制御素子48に対して最大制御電圧が印加されることとなる。
この状態で、スイッチSを導通させてLEDを点灯させると、電流制御素子48により過大電流(ラッシュ電流)が流されるため、LEDの寿命を縮める原因となり好ましくない。また、安定にも時間がかかるため、高速応答にも限界がある。
また、定電流回路45に設けたスイッチSをオンオフさせて、電流制御用素子48のゲート/ソース間を短絡することにより電流制御素子48のスイッチングを行い、LEDを点滅させることもできるが、この場合も、比較回路49を常時駆動させた状態でLEDを点滅させるため、過大電流については解消できない。
そこで、図5に示すように、定電流電源回路51に介装されたLED52の両端子間にLED52の閾値電圧よりも低い定電圧を順方向に印加する定電圧回路53を接続して、この定電圧回路53にスイッチ54を介装すると共に、スイッチ54の導通時の定電圧回路53の回路抵抗が、LED52の回路抵抗よりも小さく設計したものが提案されている。
特開昭63−250873
これによれば、スイッチ54を遮断させたときに、定電流電源回路51からLED52を点灯させる点灯電流が供給されるのでLED52が点灯し、消灯時にスイッチ54を導通させれば、定電流電源回路51から供給される電流は回路抵抗の小さい定電圧回路53に流れ込むためLED52は消灯され、これと同時にLED52の両端には定電圧回路53よりに閾値電圧より低い待機電圧が印加されてLED52に浮遊容量が蓄積されるので、LED51の点灯時に立上時間を短縮させることができる。
しかしながら、これによれば定電流電源回路51と定電圧回路53で閉回路が形成されており、定電圧回路53により定電流電源回路51に対し逆バイアス電圧が印加されるので、その時点における定電流電源回路51の電圧と定電圧回路53の電圧との差圧分が定電流電源回路51に印加され、発熱の原因となる。
この特許文献1は光通信用光源としてのLED52のドライバ回路であり、1個のLEDの点滅制御を行えば足りるから、差圧も少なく、LED52に流す電流もせいぜい100mA程度と小さいから、定電流電源回路51における発熱量も無視し得るが、この回路を証明用として用いた場合は、LEDの個数が多くなり、電流も電圧も数倍〜数十倍高くなることが予想される。
特に、照明装置として、多数のLEDを接続して使用する場合に、LEDの特性として順方向電圧に個体差が生じたり、LEDの熱により順方向電圧が変化するため、定電圧回路53の電圧とLEDの閾値電圧との差分が小さいと誤動作を起こすおそれがある。
このため、照明用として用いる場合は、定電圧回路53の電圧とLEDの閾値電圧との差分を大きくとらなければならず、その分、LEDの消灯時に定電流電源回路に印加される逆バイアス電圧が高くなり、発熱の原因となる。
このため、LEDユニットに対して点灯開始電流(動作電流)より低い待機電流を流しておき、点灯電流を流したときにLEDの点灯立ち上がり時間を短縮させる装置も提案されている。
特開2008−27874号公報
この場合に、待機電流を常時供給する方法と、LEDの点灯開始直前に供給開始する二つの方法が考えられる。
しかし、常時供給する場合は、消灯時もLEDに電流が流れて常に発熱状態にあるのでLEDの寿命が縮まるという問題がある。
また、LEDの点灯開始直前に供給させる場合は、LEDを点灯させるタイミング制御の他に、それより僅かに早い所定時間で待機電流を供給開始させるタイミング制御を行わなければならないので、制御が複雑で面倒になるという問題がある。
そこで本発明は、パルス制御でLEDを点滅させる場合に、点灯時にはその立上時間を短縮させることができると同時に、LEDの消灯時にはLEDに電流を一切流さず、また、定電流電源回路で生ずる発熱量を抑えることを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、電源から電力を供給する電源回路に、1以上のLEDを配列して成るLEDユニット及び当該電源回路を流れる電源電流を一定に維持する定電流回路が直列に接続されて閉回路が形成されると共に、前記定電流回路は、電源回路に介装された電流検出抵抗で検出された電源電流に応じた降下電圧と、予め設定された目標電流に応じた基準電圧とを比較して電源電流を目標電流に維持する電流制御素子を備えて成るLED駆動装置において、前記電源回路には、前記LEDユニットの閾値電圧より低い所定の待機電圧を降伏電圧とする電子負荷及びスイッチング素子が直列に接続されたバイパス回路が当該LEDユニットに対して並列に接続されて成り、前記LEDユニットの点灯及び消灯のタイミングに応じて前記定電流回路及びバイパス回路をコントロールする点灯制御装置を備え、当該点灯制御装置は、所定のタイミングでLEDユニットの点灯信号及び消灯信号を出力するトリガー回路と、当該トリガー回路から点灯信号が出力されたときにバイパス回路に介装されたスイッチング素子を導通させ、消灯信号が出力されたときに遮断させるバイパス回路コントロールドライバと、前記トリガー回路から点灯信号が出力されたときはLEDユニットを点灯させる点灯電流を目標電流としてこれに応じた点灯時基準電圧を定電流回路に対して出力し、消灯信号が出力されたときは定電流回路で消灯時に消費される電力量が点灯時に消費される電力量以下に設定された待機電流を目標電流としてこれに応じた消灯時基準電圧を定電流回路に対して出力する基準電圧発生器とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、トリガー回路から点灯信号が出力されると、バイパス回路コントロールドライバによりスイッチング素子が遮断されてバイパス回路が非導通状態となるので、電源回路を流れる電流はLEDユニットに供給される。
このとき、基準電圧発生器から定電流回路に対してLEDユニットの点灯電流に応じた点灯時基準電圧が出力されているので、電源回路を流れる電流が点灯電流に一致するように制御されることとなる。
また、トリガー回路から消灯信号が出力されると、バイパス回路コントロールドライバによりスイッチング素子が導通されてバイパス回路が導通状態となる。バイパス回路には、LEDユニットの閾値電圧より低い所定の待機電圧を降伏電圧とする電子負荷が介装されているので、電源回路を流れる電流はLEDユニットに供給されずに、バイパス回路に流れ、LEDユニットは消灯される。
このとき、基準電圧発生器からは、消灯時に定電流回路で消費される電力量が点灯時に消費される電力量以下になるように設定された待機電流に応じた消灯時基準電圧が出力される。
これにより、電源電流が電流検出抵抗を流れることにより生ずる電圧降下が、消灯時基準電圧より高ければこれを低下させるように電流制御素子が働くので、電源電流をLED点灯電流より小さい待機電流に維持することができ、したがって、消灯時に定電流回路で生ずる発熱量を、点灯時に定電流回路で生ずる発熱量よりも小さく抑えることができる。
この消灯状態で、電流制御素子に無駄な制御信号が印加されていないので、再点灯させたときに電源回路ひいてはLEDユニットに過大なラッシュ電流が流れることもない。
さらに、LEDユニットの両側には閾値電圧より低い待機電圧が印加されているため、LEDユニットを点灯させるためにトリガー回路から点灯信号が出力されたときの立上時間が短い。
本例のLED駆動装置は、パルス制御でLEDを点灯させる場合に、点灯時にはその立上時間を短縮させることができると同時に、LEDの消灯時にはLEDに電流を一切流さず、また、定電流電源回路で生ずる発熱量を抑えるという目的を達成するために、電源回路には、前記LEDユニットの閾値電圧より低い所定の待機電圧を降伏電圧とする電子負荷及びスイッチング素子が直列に接続されたバイパス回路が当該LEDユニットに対して並列に接続されて成り、前記LEDユニットの点灯及び消灯のタイミングに応じて前記定電流回路及びバイパス回路をコントロールする点灯制御装置を備え、当該点灯制御装置は、所定のタイミングでLEDユニットの点灯信号及び消灯信号を出力するトリガー回路と、当該トリガー回路から点灯信号が出力されたときにバイパス回路に介装されたスイッチング素子を導通させ、消灯信号が出力されたときに遮断させるバイパス回路コントロールドライバと、前記トリガー回路から点灯信号が出力されたときはLEDユニットを点灯させる点灯電流を目標電流としてこれに応じた点灯時基準電圧を定電流回路に対して出力し、消灯信号が出力されたときは定電流回路で消灯時に消費される電力量が点灯時に消費される電力量以下に設定された待機電流を目標電流としてこれに応じた消灯時基準電圧を定電流回路に対して出力する基準電圧発生器とを備えた。
図1は本発明に係るLED駆動装置の一例を示す回路図、図2は本発明の効果を示すグラフ、図3は他の実施例を示す回路図である。
図1に示すLED駆動装置1は、電源2から電力を供給する電源回路3に、1以上のLEDを配列して成るLEDユニット4及び当該電源回路3を流れる電源電流を一定に維持する定電流回路5が直列に接続されて閉回路が形成されている。
本例では、電源2の電源電圧V=15Vに設定されている。
また、LEDユニット4として、白色LEDを3個直列に接続したLED群を30列並列に接続して構成し、個々の白色LEDは、閾値電圧3.6V、点灯電流600mAのものを用いている。したがって、LEDユニット4全体の閾値電圧V=約11V、点灯電流I=18Aに設計されている。
定電流回路5は、電源回路3に介装された電流検出抵抗6で検出された電流に応じた検出電圧Vと、予め設定された目標電流に応じた基準電圧Vとを比較して、その差に応じた電流制御信号を出力するオペアンプなどを備えた比較回路7と、その電流制御信号が電源回路3に介装された電界効果トランジスタなどの電流制御素子8に入力されて電源電流を目標電流に維持するようになされている。
前記電源回路3には、LEDユニット4の閾値電圧Vより低い所定の待機電圧Vを降伏電圧とするツェナーダイオードなどの電子負荷9と、スイッチング素子10とを直列に接続したバイパス回路11が、LEDユニット4に対して並列に接続されている。
本例では、電子負荷9の待機電圧V=7Vに設定されている。
この待機電圧Vは、点灯時にLEDユニット4の両端に印加されている電圧を閾値電圧Vまで昇圧する時間を短縮させるものであるので、差が大きすぎると立上時間の短縮効果が薄れ、差が小さくなりすぎるとLEDユニット4の発熱に伴う閾値電圧の変化により誤動作を起こすおそれがあるので、誤動作を起こさない範囲ででき得る限り大きく設定することが好ましい。
前記定電流回路5及びバイパス回路11は、LEDユニット4の点灯及び消灯のタイミングをコントロールする点灯制御装置12により制御され、その結果、LEDユニット4の点滅制御が行われる。
点灯制御回路12は、LEDユニット4の点灯及び消灯のタイミングに応じたトリガー信号を出力するトリガー回路13と、バイパス回路11に介装されたスイッチング素子10を駆動させるバイパス回路コントロールドライバ14と、定電流回路5の比較回路7に対して点灯時基準電圧と消灯時基準電圧の2種類の基準電圧を出力する基準電圧発生器15を備えている。
トリガー回路13は、トリガー信号として、点灯時に点灯信号を、消灯時に消灯信号を出力する。これらの信号は、一つの信号線を介して点灯信号「1」、消灯信号「0」という二値信号を出力する場合であっても、点灯信号線及び消灯信号線の個別の信号線を通じて出力される信号であってもよい。
バイパス回路コントロールドライバ14は、トリガー回路13から点灯信号が入力されたときに、バイパス回路11のスイッチング素子10を遮断させる制御信号を出力し、トリガー回路13から消灯信号が入力されたときに、スイッチング素子10を導通させる制御信号を出力する。
これにより、点灯信号に応じてバイパス回路11が遮断されると、電源2から電源回路3を介して供給される電流がLEDユニット4に流れ、LEDユニット4は点灯状態となる。
また、消灯信号に応じてバイパス回路11が導通すると、その電子負荷9はLEDユニット4の閾値電圧よりも低いので、電源2から電源回路3を介して供給される電流はLEDユニット4を通らずにバイパス回路11に逃げるので、LEDユニット4は消灯状態となる。
基準電圧発生器15は、トリガー回路13から点灯信号が出力されたときはLED点灯電流Iを目標電流としてこれに応じた点灯時基準電圧Vを定電流回路5に対して出力し、消灯信号が出力されたときはLED点灯電流Iより小さい所定の待機電流Iを目標電流としてこれに応じた消灯時基準電圧Vを定電流回路5に対して出力する。
この待機電流Iは、消灯時に定電流回路5で消費される電力量Wが点灯時に定電流回路5で消費される電力量W以下になるように設定されている。
本例では、点灯時に電源回路3には点灯電流I=18Aが流れており、そのときの電源2の電源電圧V=15V、LEDユニット4の閾値電圧V=11Vであるので、定電流回路5にはその差分である4Vの電圧が印加されていることとなり、定電流回路5での消費電力はWは、
=(V−V)×I=4(V)×18(A)=72(W)
となる。
また、消灯時は、電源2の電源電圧V=15V、LEDユニット4の両端にはバイパス回路11の降伏電圧に等しい待機電圧V=7Vしか印加されないため、LEDユニット4は消灯状態に維持される。
このとき、定電流回路5には8Vの電圧が印加されることになるので、点灯時と同じ点灯電流I=18Aが電源回路3に供給されると、定電流回路5での消費電力Wは、
=(V−V)×I=8(V)×18(A)=144(W)
と2倍になるため、発熱量も倍になる。
このため、消灯時は、定電流回路5に印加される電圧が高くなっても消費電力が少なくなるように、電源回路3を流れる電流値を低くしている。
上述の例では、定電流回路5に印加される電圧が倍になっているので、電源回路3を流れる電流を1/2以下にすれば、点灯時以下の発熱量に維持することができ、したがって、消灯時基準電圧を点灯時基準電圧の1/2以下に設定すれば良いことになる。
本例では、消灯時に電源回路3を流れる待機電流I=20mAを目標電流としてこれに応じた消灯時基準電圧Vを基準電圧発生器15から定電流回路5に対して出力するようにした。
この場合、定電流回路5での消費電力Wは、
=(V−V)×I=8(V)×20(mA)=160(mW)
となり、定電流回路5での発熱量を約1/1000に低減できる。
仮に、バイパス回路11の電子負荷9の待機電圧V=0に近似させた場合は、定電流回路5に電源2の電圧15Vがそのまま印加されることになるが、この場合でも待機電流Iを低下させることにより、定電流回路5での消費電力Wは、
=(V−V)×I=15(V)×20(mA)=300(mW)
となり、定電流回路5での発熱量を約1/500に低減できる。
以上が本発明の一構成例であって、次にその作用について説明する。
点灯時は、点灯制御装置12のトリガー回路13から点灯信号が出力され、バイパス回路11のスイッチング素子10が遮断されると共に、基準電圧発生器15からLEDユニット4の点灯電流Iを目標電流としてこれに応じた点灯時基準電圧Vが出力され、定電流回路5の比較回路7に入力される。
一方、電源回路3を流れる電流は電流検出抵抗6で検出され、その電流に応じた検出電圧Vが比較回路7に入力されて点灯時基準電圧Vと比較される。
比較回路7では、検出電圧Vsが点灯時基準電圧Vより低ければ、電流制御素子8に対し電源回路を流れる電流を上昇させるように制御信号が出力され、検出電圧Vsが点灯時基準電圧Vより高ければ、電流制御素子8に対し電源回路3を流れる電流を抑えるように制御信号が出力される。
すなわち、電源回路3を流れる電流が、LEDユニット4の点灯電流Iより高ければ点灯電流Iまで下げるようにコントロールされ、点灯電流Iより低ければ点灯電流Iまで上昇するようにコントロールされて、電源回路3を流れる電流が点灯電流Iに維持され、これがLEDユニット4に供給されることとなるので、LEDユニット4は一定の輝度で点灯される。
次いで、消灯時は、点灯制御装置12のトリガー回路13から消灯信号が出力され、バイパス回路11のスイッチング素子10が導通される。
このとき、バイパス回路11の電子負荷9の降伏電圧が、LEDユニット4の閾値電圧Vより低い所定の待機電圧Vに設定されているので、LEDユニット4の両端にはその待機電圧Vしか印加されず、したがって、LEDユニット4には電流が流れず消灯される。
また、基準電圧発生器15から待機電流Iを目標電流としてこれに応じた消灯時基準電圧Vが出力され、定電流回路5の比較回路7に入力され、電源回路3を流れる電流は電流検出抵抗6で検出され、その電流に応じた検出電圧Vが比較回路7に入力されて、消灯時基準電圧Vと比較される。
比較回路7では、検出電圧Vsと消灯時基準電圧Vを比較することにより、電源回路3を流れる電流が待機電流Iに維持されるようにコントロールされる。
この待機電流Iは、消灯することにより定電流回路5に印加される電圧が高くなることがあっても、定電流回路5での消灯時の消費電力を点灯時の消費電力より低減させることができるように低く設定されている。
したがって、消灯時に定電流回路5が発熱することがなく、無駄なエネルギー消費が抑えられる。
また、消灯状態においては、電流制御素子8に対し、電源回路3の電流を待機電流Iに維持するように制御信号が出力され、実際に待機電流Iが流されるので、無駄な制御信号が印加されることがなく、再点灯させたときに電源回路3ひいてはLEDユニット4に過大なラッシュ電流が流れることもない。
さらに、LEDユニット4の両端には閾値電圧Vより低い待機電圧Vが印加されているため、LEDユニット4を点灯させるためにトリガー回路13から点灯信号が出力されたときに、待機電圧Vから閾値電圧Vまで昇圧する時間で点灯されるので、電圧0から昇圧する場合に比して、電圧0から待機電圧Vまでの昇圧に要する時間分が短縮されるので、立上時間を短くすることができ、高速応答性に優れる。
図2(a)は、本発明の効果を示すグラフであって、トリガー回路13から出力された点灯信号/消灯信号と、比較回路7から出力された電流制御信号と、電源回路3を流れる電流値の変化を示す。
トリガー回路13から低レベルの消灯信号が出力されている間、基準電圧発生器15から待機電流I(20mA)に応じた消灯時基準電圧Vが出力され、これと電源回路3の電流検出抵抗6で検出された電圧値Vが比較されて、比較器7から待機電流I(20mA)に応じた電圧値(約3.2V)の電流制御信号が出力され、その結果、電源回路3を流れる電流は待機電流I(20mA)に維持されている。
電流制御信号は、電流制御素子8の特性に応じて設定され、本例では電流制御信号として3.2Vの電圧が電流制御素子8に印加されたときに、当該電流制御素子8により電源回路3に電流を流し始め、3.2Vより僅かに高い値の電圧が印加されたときに電源回路3を流れる電流を待機電流I(20mA)に維持するように電流制御する。
そして、時刻Tでトリガー回路13から高レベルの点灯信号が出力されると、基準電圧発生器15から点灯電流I(18A)に応じた点灯時基準電圧Vが出力され、これと電源回路3の電流検出抵抗6で検出された電圧値Vが比較されて、比較器7から点灯電流I(18A)に応じた電圧値(約4V)の電流制御信号が出力され、その結果、電源回路3を流れる電流は上昇していき、約2μs後の時刻Tで点灯電流I(18A)に達する。
なお、LEDユニット4の消灯時において、電流制御素子8に対しその動作開始電圧に略等しい値の電圧が印加されているので、点灯信号が出力されたときに、電流制御素子8は即座に電流を上昇させるように応答し、そのタイムラグは極めて少ない。
なお、図2(b)は、消灯時の待機電流を0Aに設定した場合の動作を比較のために実験的に調べたグラフである。
トリガー回路13から低レベルの消灯信号が出力されている間、基準電圧発生器15からは待機電流I(=0A)に応じた消灯時基準電圧V(=0V)が出力され、比較器7から出力される電流制御信号も0Vに維持される。したがって、電源回路3には電流が流れていない。
そして、時刻T11でトリガー回路13から高レベルの点灯信号が出力されると、基準電圧発生器15から点灯電流I(18A)に応じた点灯時基準電圧Vが出力され、これと電源回路3の電流検出抵抗6で検出された電圧値Vが比較されて、比較器7から出力される電流制御信号は、点灯電流I(18A)に応じた電圧値(約4V)まで徐々に上昇して行く。
電流制御素子8は一定の動作開始電圧(3.2V)に達しないと電流を流さず、その結果、3.5μs後の時刻T12に達したときに動作開始電圧まで上昇され、電源回路3の電流が流れ出し、その後さらに0.5μs経過した時刻T13で、電源回路3を流れる電流が点灯電流I(18A)に達する。
したがって、点灯電流Iに達するまでのタイムラグが大きい。
図3は本発明の他の実施例を示す。
本例のLED駆動装置21は、コネクタを介して係脱可能に接続されるLEDユニット4に電力を供給するタイプで、LEDユニット4の係脱状態をモニタする接続検知回路22と、LEDの玉切れなどに起因してLEDユニット4に印加される電圧が急激に変化したことを検知する故障検知回路23とを備えたセーフティ回路24が形成されており、さらに、電源2の電圧を可変調整することにより定電流回路5で発生する熱をより減少させて省電力化を図る電圧調整回路25を備えている。
なお、図1と共通する部分については同一符号を付して、詳細説明は省略する。
LED駆動装置21は、LEDユニット4のプラグ26に接続されるコネクタ27を備え、LEDユニット4を接続したときに、プラグ26に形成された接点P、Pと、コネクタ27側に形成された接点Q、Qが接続されて、電源回路3の閉回路が構成される。
セーフティ回路24の接続検知回路22は、LEDユニット4を接続したときに、プラグ26に形成された接点P、Pと、コネクタ27側に形成された接点Q、Qが接続されて閉回路となるセンシング回路28を備えている。
接続検知回路22はセンシング回路28の回路抵抗を検出することにより、センシング回路28が導通状態にあるか、非導通状態にあるかを検知して、非導通状態となったときにLEDユニット4が外されたと判断して、緊急停止信号を出力する。
セーフティ回路24の故障検知回路23は、コネクタ27の接点Q、Q間の電圧をモニタすることにより、コネクタ27に接続されているLEDユニット4のLEDが玉切れなどに起因して接点Q、Qの抵抗が変化したときに、故障が発生したと判断して、緊急停止信号を出力する。
なお、誤動作を防止するため、この緊急停止信号は、検出電圧が変化した後、所定時間内に電圧値が元に戻らなかったときに出力される。
そして、セーフティ回路24では、接続検知回路22及び故障検知回路23のいずれか一方から緊急停止信号が出力されたときに、電源2をオフする制御信号が出力される。
電圧調整回路25は、LEDユニット4の点灯時に定電流回路5の電流制御素子8に印加される電圧を、その駆動電圧(本例では2V)に維持することにより、さらに省電力化を図ろうとするものである。
LEDユニット4の電源2の上限電圧が、LEDを安定的に駆動させるため余裕を持って15Vに設計されており、LEDユニット4の閾値電圧V=11Vであった場合に、電流制御素子8には約4Vの電圧が印加されていることになり、その駆動電圧2Vとの差圧分は余剰電圧となる。
そこで、本例では、電源2として、外部からの電圧制御信号により出力電圧を調整することのできる定電圧電源を用いて、電圧調整回路25により電圧制御することとした。
この電圧調整回路25は、電流制御素子8に印加される電圧をセンシングポイントQで検出された電圧を、電流制御素子8の駆動電圧に等しい基準電圧(2V)と比較するオペアンプなどの比較器29と、その出力信号に応じて電源電圧を昇圧/高圧させる電圧制御信号を出力するデジタルポテンショメータ30を備え、その制御信号によって、主電源の電圧がコントロールされるようになっている。
また、電圧調整回路25には、点灯制御装置12のトリガー回路13から点灯信号及び消灯信号が入力され、点灯信号が入力されている間のみ電圧制御を行うようになされている。
これによれば、例えば、点灯時に、電源2から電源電圧V=15Vが供給されている場合、LEDユニット4の閾値電圧V=11Vであるから、電流制御素子8に約4Vの電圧が印加される。
電圧調整回路25は、センシングポイントQで検出された電圧(4V)と、電流制御素子8の駆動電圧に等しい基準電圧(2V)とを比較器29で比較し、その大小に応じてデジタルポテンショメータ30が操作され、電源電圧を2V低下させるように電源2に電圧制御信号が出力され、その結果、電源2から出力される電源電圧が調整されてV=13Vに維持される。
消灯時は、トリガー回路13から消灯信号が出力されてバイパス回路11が導通されると、LEDユニット4の両端に印加される電圧が待機電圧V(本例では、7V)に低下され、電源電圧V=13Vであるため、電流制御素子8に6Vの電圧が印加されることとなるが、消灯信号が入力されることにより電圧調整回路25もオフされるので、電流制御素子8に印加される電圧が2Vに維持されるように電源電圧が調整されることはなく、電源電圧が13Vに維持される。
この場合、定電流回路5により電源回路を流れる電流値が制限されるため、電流制御素子8にその駆動電圧を大きく超える電圧が印加されても発熱は無視し得る程度である。
また、消灯時に電流制御素子8に印加される電圧を2Vまで低下すると、電源電圧V=9Vとなり、LEDユニット4の閾値電圧V以下となり再点灯の際に閾値電圧VTまで昇圧する時間がかかり高速応答性に問題を生ずるが、本例の場合は、消灯時に電源電圧を低下させないので、そのような問題を生ずることがない。
なお、LEDユニット4を閾値電圧の異なるものに交換しても、電源2の電源電圧Vが調整されて電流制御素子8に印加される電圧は2Vに維持されるので、無駄な電力消費及び発熱が抑えられる。
以上述べたように、本発明は、製品検査用画像処理装置に用いられる照明装置のような高速応答性を要求されるLED照明の用途に適用される。
本発明に係るLED駆動装置の一例を示す回路図。 本発明の効果を示すグラフ。 他の実施例を示す回路図。 従来装置を示す回路図。 従来装置を示す回路図。
符号の説明
1 LED駆動装置
2 電源
3 電源回路
4 LEDユニット
5 定電流回路
6 電流検出抵抗
8 電流制御素子
9 電子負荷
10 スイッチング素子
11 バイパス回路
12 点灯制御装置
13 トリガー回路
14 バイパス回路コントロールドライバ
15 基準電圧発生器

Claims (3)

  1. 電源から電力を供給する電源回路に、1以上のLEDを配列して成るLEDユニット及び当該電源回路を流れる電源電流を一定に維持する定電流回路が直列に接続されて閉回路が形成されると共に、前記定電流回路は、電源回路に介装された電流検出抵抗で検出された電源電流に応じた降下電圧と、予め設定された目標電流に応じた基準電圧とを比較して電源電流を目標電流に維持する電流制御素子を備えて成るLED駆動装置において、
    前記電源回路には、前記LEDユニットの閾値電圧より低い所定の待機電圧を降伏電圧とする電子負荷及びスイッチング素子が直列に接続されたバイパス回路が当該LEDユニットに対して並列に接続されて成り、
    前記LEDユニットの点灯及び消灯のタイミングに応じて前記定電流回路及びバイパス回路をコントロールする点灯制御装置を備え、
    当該点灯制御装置は、所定のタイミングでLEDユニットの点灯信号及び消灯信号を出力するトリガー回路と、当該トリガー回路から点灯信号が出力されたときにバイパス回路に介装されたスイッチング素子を導通させ、消灯信号が出力されたときに遮断させるバイパス回路コントロールドライバと、前記トリガー回路から点灯信号が出力されたときはLEDユニットを点灯させる点灯電流を目標電流としてこれに応じた点灯時基準電圧を定電流回路に対して出力し、消灯信号が出力されたときは定電流回路で消灯時に消費される電力量が点灯時に消費される電力量以下に設定された待機電流を目標電流としてこれに応じた消灯時基準電圧を定電流回路に対して出力する基準電圧発生器とを備えたことを特徴とするLED駆動装置。
  2. 前記電源回路にLEDユニットを接続するコネクタが形成され、
    当該コネクタに対するLEDユニットの接続の有無を検知して非接続状態となったときに緊急停止信号を出力する接続検知回路と、当該コネクタに接続されたLEDユニットに印加される電圧の変化をモニタすることによりLEDユニットの故障が検知されたときに緊急停止信号を出力する故障検知回路とを備え、いずれか一方から緊急停止信号が出力されたときに電源をオフする制御信号を出力するセーフティ回路を備えた請求項1記載のLED駆動装置。
  3. 前記電源として外部からの電圧制御信号により出力電圧を調整可能な定電圧電源が用いられ、
    LEDユニットの点灯時に、前記定電流回路の電流制御素子に印加される電圧と、電流制御素子の駆動電圧とを比較して、電流制御素子に印加される電圧が前記駆動電圧に維持されるように電源に対して電圧制御信号を出力する電圧調整回路を備えた請求項1記載のLED駆動装置。
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