JP2010122550A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Sunao Ishii
直 石井
Takeshi Kumakura
健 熊倉
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Abstract

【課題】
シャーシと回路基板の間に配置されるフレキシブルフラットケーブが両方から受けるノイズの影響を低減することができるプラズマディスプレイ装置。
【解決手段】
2つの回路基板を接続するフレキシブルフラットケーブルがシャーシと上部回路基板との間に配置されている場合において、このフレキシブルフラットケーブルとシャーシの間には厚さ1〜3mmの範囲の厚さをもつ接着部材で固定する。この接着手段によりフレキシブルフラットケーブルとシャーシの間隔を所定の値に保ち、かつ上部回路から十分な距離を取り、フレキシブルフラットケーブルの受けるノイズの影響を低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルの駆動回路及びそれを用いた表示装置の技術に関し、特に、回路基板に接続されるフレキシブルフラットケーブルが、シャーシおよび回路基板から受けるノイズの対策のための構造に関する。
プラズマディスプレイパネルにはアドレス電極と直交する維持電極および走査電極が配置され、それぞれ駆動回路に接続されている。走査電極の駆動回路は、電極に個別にスキャンパルスを印加するスキャンドライバ、全電極にサスティンパルスを印加するサスティンパルス回路、さらに、リセットやアドレス時の電圧を生成する回路、そしてそれらを動作するための制御信号を送るLogic回路基板がある。さらに駆動回路基板およびLogic回路基板を固定し、かつ各基板の接地電位を接続する機能を有したシャーシによって構成されている。Logic回路基板から各回路基板への信号伝送には、フレキシブルフラットケーブルが用いられており、フレキシブルフラットケーブルはその接続作業性のため、ケーブルが挿入される両端のコネクタ間距離より長いものが用いられる。そのため、フレキシブルフラットケーブルはたわんで伝送方向に対し垂直に動き、シャーシなど上下の構成部分に接近する。シャーシには電流が流れているため、フレキシブルフラットケーブルがシャーシに接近すると伝送信号にノイズが発生する。またケーブルがシャーシと上部の回路に挟まれる位置に配置される場合、シャーシだけでなく上部回路のノイズの影響も受けることになる。これらのノイズは、フレキシブルフラットケーブルが伝送する信号にかかわる回路基板の動作に異常を発生させることがある。そこでこのようなノイズによる悪影響を防ぐ手段として、フレキシブルフラットケーブルをノイズ源から距離を取って固定する方法が提案されている。シャーシから受けるノイズの影響を低減する方法として、フレキシブルフラットケーブルとシャーシの間にスペーサを取り付けて距離をとる方法がある。(特許文献1)また、フレキシブルフラットケーブルの上部回路からの影響を避ける場合においては、フレキシブルフラットケーブルをシャーシ側に密着させることで上部回路と距離をとりノイズを低減する方法がある。
特開2000−175127号公報
フレキシブルフラットケーブルとシャーシの間にスペーサを設置し距離を離す場合、シャーシからのノイズの影響は低下するが、上部回路には接近するため上部回路からのノイズの影響は大きくなる。またフレキシブルフラットケーブルをシャーシに密着し上部回路から距離を離す方法では、上部回路からのノイズの影響は低減されるが、シャーシからのノイズの影響は最大となる。そのためフレキシブルフラットケーブルが、シャーシおよび上部回路の双方とも密着または接近しないよう、どちらかとノイズを低減できる最小限の距離をとって固定できる手段が必要となる。
本発明は、フレキシブルフラットケーブルが、シャーシと、上部回路に挟まれる位置に配置されているプラズマディスプレイ装置において、前記フレキシブルフラットケーブルと、前記シャーシを、厚みのある両面テープなどの接着部材で固定し、フレキシブルフラットケーブルと、シャーシおよび上部回路との間隔を所定の値に保つものである。また前記接着部材は、前記シャーシと前記フレキシブルフラットケーブルとの間隔を1〜3mmの範囲に保つものとなっている。さらに前記接着部材は、絶縁材料を用いたものとなっている。
本発明によれば、フレキシブルフラットケーブルが、シャーシと上部回路の両方に挟まれる構造であっても、フレキシブルフラットケーブルをシャーシと上部回路の両方から所定の値の距離を保ち、シャーシおよび上部回路からフレキシブルフラットケーブルへのノイズの影響を低減することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
実施例を示すため、まずプラズマディスプレイ装置の構造について図2に示す。ガラス基板などの透明な前面側の基板4上には、走査電極2と維持電極1とで対をなすストライプ状の表示電極が複数列形成されている。さらにその電極群を覆うように第1の誘電体層5が形成され、その第1の誘電体層5上にはMgO等の保護膜6が形成されている。保護膜6は第1の誘電体層5を保護する役割を持ち、さらに放電のイオン衝撃により二次電子を多く放出する材料である。
また、前記前面側の基板4に対向配置される背面側の基板7上には、走査電極2及び維持電極1の表示電極と交差するように、第2の誘電体層8で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極3が形成されている。このアドレス電極3間の第2の誘電体層8上には、アドレス電極3と平行に複数の隔壁9が配置され、この隔壁9間の側面および第2の誘電体層8の表面に蛍光体層10が設けられている。
これらの基板4と基板7とは、走査電極2及び維持電極1の表示電極とアドレス電極3とがほぼ直行するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止される。そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁9によって複数の区画に仕切ることにより、走査電極2及び維持電極1の表示電極とアドレス電極3との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色及び青色となるように蛍光体層10が一色ずつ順次配置される。
次にプラズマディスプレイ装置を構成する各種回路基板およびケーブルの一般的な配置を図3に示す。プラズマディスプレイの基板はシャーシ100上に設置される。動作はLogic基板103によって制御される。電源はAC電源入力ケーブル107より外部から取り込まれ、電源ユニット106に供給される。電源ユニット106は装置全体の動作に必要な電圧を生成し各基板に供給する。Logic基板103より出力される制御信号と、電源ユニット106より出力される電圧を用いて、X側駆動回路基板101、Y側駆動回路基板102によりディスプレイの動作に必要な駆動電圧を形成する。また、Y側駆動回路基板102から出力される駆動電圧はスキャンドライバ回路基板108、109で処理され、横軸方向の点灯セルを決定する。さらに、アドレス回路基板104では縦軸方向の点灯セルを決定する。以上で作られた駆動電圧はX側FPC105、Y側FPC110、ADM114によってパネルに伝達される。また、Logic基板103から駆動回路基板およびアドレス回路基板104へは、制御信号が伝送される。この信号伝達には、シャーシ100上に配置されるフレキシブルフラットケーブル111、112、115が用いられる。この制御信号がノイズによる影響を受け誤動作した場合、高圧である駆動電圧の出力に異常をきたし、ディスプレイの不灯や回路基板の故障などを引き起こす場合がある。
図1は、図3で示したプラズマディスプレイ装置を下方向から見た図である。尚、アドレス回路基板104、XFPC105、YFPC110、ADM114等は省略している。ここでは本発明にかかわるフレキシブルフラットケーブル111の周辺構造を示す。Y側駆動回路基板102と、Logic基板103、および電源ユニット106は、シャーシ100に設けられたボス113によってシャーシ100上から離れて設置されている。AC電源入力ケーブル107は、電源ユニット106と接続されている。Y側駆動回路基板102とLogic基板103間に接続されるフレキシブルフラットケーブル111は、シャーシ100と、AC電源入力ケーブル107の間に挟まれて配置される構造となっている。シャーシ100とAC電源入力ケーブル107は、電流を流すため電磁界が発生しており、付近へのノイズ発生源となっている。このためシャーシ100と、AC電源入力ケーブル107の間に設置されているフレキシブルフラットケーブル111は、シャーシ100と、AC電源入力ケーブル107からノイズの影響を受ける状態にある。このため、フレキシブルフラットケーブル111はシャーシ100から所定の距離tをもって、両面テープ200によりシャーシ100に固定されている。
X側駆動回路基板101とLogic基板103間に接続されるフレキシブルフラットケーブル112も同様に、111はシャーシ100から所定の距離tをもって、両面テープ200によりシャーシ100に固定されている。
図4に、フレキシブルフラットケーブル52で発生するノイズの測定方法を示す。ノイズは、プローブ56によって取得した電圧を、オシロスコープ51によって測定する。コネクタ53に挿入されたフレキシブルフラットケーブル52を通ってきた信号を、回路基板上にある信号受信IC54の直前にプローブ56を接続することで信号波形を得る。信号の基準電位は接地電位55である。ノイズは、本来一定電圧であるはずの信号に発生し、本来の電圧値を越えたピーク電圧を生じさせている。この波形のピークを読み取り、ピークと本来の電圧値との差を取りノイズ測定値とする。
図5は前記ノイズ測定法による、フレキシブルフラットケーブル111に発生するノイズ測定結果である。これよりノイズはシャーシ100との距離tによって変動することがわかり、この結果から最適なシャーシ100とフレキシブルフラットケーブル111の距離を導き出すことができる。ノイズはシャーシ100密着時に最も大きな値を示す。1〜3mm距離をとったところで約1.5dBノイズは低減され、4mm付近で一度増加する。さらに5mm以上距離をとった場合は、距離をとるほどノイズは低減する。この結果はシャーシ100からの距離にだけ限らず、その他回路基板などノイズ発生源となりえるものからの距離についても、同様の考え方ができる。
以上の提案法を本実施例に採用する。図1に示したように、フレキシブルフラットケーブル111をシャーシ100とAC電源入力ケーブル107の両方からの接触を避け、ノイズの影響を最小限にするために、フレキシブルフラットケーブル111を厚さ1〜3mmの両面テープ200によりシャーシ100上に固定する。ここで厚さを1〜3mmにする理由は、図5に示すシャーシ・ケーブル間距離とノイズ量の関係性により1〜3mm前後でノイズ低下を示していることによる。図5では5mm以上であればさらなるノイズ低減効果を示しているが、ここではAC電源入力ケーブル107が上部に存在するため、シャーシ100と最小限の距離に抑えておくことが必要となる。特に、ディスプレイ装置の薄型化の流れにあって、例えば、プラズマディスプレイパネルから電源回路基板106までのプラズマディスプレイ装置自体の厚さを全体で20mm以下にするためには、5mm以上の両面テープを採用しつつ、AC電源入力ケーブル107との距離を十分ノイズの影響がない距離に保つことことは困難である。1〜3mm厚の両面テープ接着によりシャーシ100から距離をとることができ、ノイズをシャーシ100密着時に対し1.5dB低減できる。またまた、フレキシブルフラットケーブル111とシャーシ100の間に両面テープ200を貼るという簡単な構成であるため、薄型化の妨げとはならず、さらにコスト上昇、作業性の悪化も最小限に抑えることができる。
また、ここではY側駆動回路基板102に接続されるフレキシブルフラットケーブル111について述べたが、同様のことが、X側駆動回路基板101に接続されるフレキシブルフラットケーブル112、アドレス基板104に接続されるフレキシブルフラットケーブル115についても、実施し効果を得ることが可能である。
本発明は、プラズマディスプレイ装置の技術に利用可能である。
本発明のフレキシブルフラットケーブル周辺の断面図である。 パネルの分解斜視図である。 本発明の基板およびケーブルの配置平面図である。 ノイズの測定方法である。 フレキシブルフラットケーブルとシャーシとの距離と発生するノイズとの関係図である。
符号の説明
1 維持電極
2 アドレス電極
3 走査電極
4 前面板
5 第1の誘電体層
6 第1の保護膜
7 背面板
8 第2の誘電体層
9 隔壁(リブ)
10 蛍光体層
51 オシロスコープ
52 フレキシブルフラットケーブル
53 コネクタ
54 信号受信IC
55 GNDパターン
56 プローブ
100 シャーシ
101 X側駆動回路基板
102 Y側駆動回路基板
103 Logic回路基板
104 アドレス基板
105 X側FPC
106 電源回路基板
107 AC電源入力ケーブル
108 上側スキャンドライバ基板
109 下側スキャンドライバ基板
110 Y側FPC
111 Y-Lフレキシブルフラットケーブル
112 X-Lフレキシブルフラットケーブル
113 ボス
114 ADM
115 A-Lフレキシブルフラットケーブル
200 両面テープ

Claims (4)

  1. 複数の放電セルを有するプラズマディスプレイパネルと、
    前記プラズマディスプレイパネルを保持するシャーシと、
    前記シャーシの前記プラズマディスプレイパネルの保持面とは反対側に配置された複数の回路基板と、
    前記回路基板間を接続するフレキシブルフラットケーブルと、
    前記回路基板よりも前記シャーシ側に配置された前記フレキシブルフラットケーブルを、前記シャーシと所定間隔をもって保持する厚みのある接着部材と、
    を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 請求項1記載のプラズマディスプレイ装置において、前記接着部材は、前記シャーシと前記フレキシブルフラットケーブルの間隔を1〜3mmの範囲とする厚みを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  3. 請求項1記載のプラズマディスプレイ装置において、前記接着部材は絶縁材料からなることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  4. 請求項2記載のプラズマディスプレイ装置において、前記プラズマディスプレイパネルから前記回路基板までの厚さを20mm以下とすることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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