JP2010121901A - 保冷庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】小容量の安価なコンデンサ15を電源とするマイコンMのリセットが生じないようにする。
【解決手段】蓄冷剤周囲の冷気a又は加温ヒータ14の温気を貯蔵室1a内に庫内ファン3により送風循環する保冷庫である。貯蔵室1a内を設定温度となるように制御している時、交流電源ACが投入されれば、スイッチング電源11が動作を開始して規定の電圧を出力する迄の起動時間T1、マイコンMによって、リレーX、Xを非励磁として、そのメーク接点X1a、X2aを開放して、庫内ファン3及びヒータ14への電源供給を停止し、その起動時間経過後、リレーを駆動として、その接点を閉じて、その庫内ファン3等への電源供給を再開する。マイコン等の制御部は、400ms程度では、時定数20ms程度の小容量の安価なコンデンサ15によってその電源を十分に供給することができるため、リセットすることはない。
【選択図】図2

Description

この発明は、蓄冷剤からの冷気でもって貯蔵物を冷蔵する保冷庫に関する。
この種の蓄冷形保冷庫は、例えば、図1に示すように、断熱箱からなる貯蔵庫1に、圧縮機2a、凝縮器2b、冷却器2c等からなる冷凍サイクル(冷却装置)2を組み込み、交流電源でもってこの冷凍サイクル2を駆動し、冷却器2cによって蓄冷剤を冷却して蓄冷する(特許文献1)。
また、その蓄冷と同時に、貯蔵庫1に搭載の蓄電池12を充電し、交流電源を遮断後、その蓄電池12により庫内ファン3を回転させて、蓄冷剤からの冷気aを貯蔵庫1内(貯蔵室1a)に送風循環させて庫内の貯蔵物を冷蔵する。
このとき、蓄冷剤は、冷却器2cに付設する等して、円滑な蓄冷と冷気aの発生が行われるようにされている。図中、2dは、冷凍サイクル2の送風(凝縮器)ファンである。
特開2006−64314号公報
一方、この保冷庫には、宅配便等の車載運搬用として使用されるものがあり、その車載運搬用保冷庫の場合、物品集配基地において、上記蓄冷剤の冷却と蓄電池12の充電を行い、その冷却と充電が完了後、庫内ファン3を駆動して庫内の冷却を行い、庫内が規定温度まで冷却されれば、貯蔵室1aに物品を入れるとともに、交流電源を遮断する。その後、この保冷庫をトラック等の輸送手段によって、配達先の集配基地まで搬送する。
その集配基地に保冷庫が到達すれば、個別の顧客に運搬するための保冷庫に物品は載せ替えられ、その保冷庫でもって物品は顧客まで届けられる。
この保冷庫において、貯蔵庫1内の冷し過ぎを防ぐために、加温ヒータを設けたものもある(特許文献2)。
特開2001−227853号公報
このように使用される保冷庫は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という。)Mによって制御され、このマイコン(マイコン基板)Mには、リレー(継電器)X、X、X(総称符号:X)及び庫内適所に設置された庫内温度センサTH1、蓄冷剤温度センサTH2、TH3、凝縮器温度センサTH4(総称符号:TH)が接続されている。
また、交流電力を一定の直流電力に変換する整流装置であるスイッチング電源11と、蓄電池12の充電器12aを備えて、そのスイッチング電源11と蓄電池12の一方をリレーXのトランスファ接点X4bを介してマイコンMに選択的に接続可能としていると共に、充電器12aと蓄電池12の一方を、リレーXのトランスファ接点X3bを介してマイコンMに選択的に接続可能としている。
スイッチング電源11と蓄電池12には、リレーXのトランスファ接点X4bを介して、ドアスイッチ13とリレーXのメーク接点X1aと庫内ファンモータ3aの直列回路、リレーXのメーク接点X2aと加温ヒータ14の直列回路及びコンデンサ15が並列接続されている。なお、図中、16は保冷庫移動用のキャスター、17はマイコン等の電装品を収納した電気箱である。
この保冷庫は、交流電源ACに接続されると(交流電源ACが投入されると)、リレーXが励磁されてそのトランスファ接点X4bがスイッチング電源11側に接続される(鎖線状態)。
この状態においては、マイコンMがリレーXを励磁してそのトランスファ接点X3bでもって、充電器12aに蓄電池12を接続するとともに(鎖線状態)、冷凍サイクル2を駆動させる。このため、蓄冷剤への蓄冷がなされるとともに、蓄電池12の充電がなされる。
その蓄冷及び充電が完了し、交流電源ACが遮断されれば(外されれば)、リレーXが非励磁となってそのトランスファ接点X4bが蓄電池12側に接続されるとともに(実線状態)、マイコンMがリレーXを駆動させてそのメーク接点X1aを閉じ、庫内ファンモータ3aに通電されて庫内ファン3が駆動する。この庫内ファン3の駆動によって、冷気aが貯蔵室1a内に送風循環して冷却される。
その庫内ファン3の駆動・非駆動及び強弱は、各温度センサTHの検出信号(温度)に基づき、マイコンMによって制御される。また、その庫内ファン3のみの制御では、貯蔵室1a内が冷却され過ぎ等の場合、リレーXを励磁してそのメーク接点X2aを閉じ、加温ヒータ14に適宜に通電して昇温し、貯蔵室1a内を適温とする。ヒータ14は庫内ファン3の送風路等に設ける。
上記の保冷庫において、同じ形式の保冷庫であっても、蓄電池12による運転時間(庫内ファン3の駆動時間など)の長さに応じた蓄電池12の放電度合や、蓄冷剤の保冷能力放出度合が異なり、見た目ではその度合の程度の判別がつかない。
このため、集配基地において、複数の保冷庫を交流電源ACに接続して、冷凍サイクル2を駆動させ、蓄冷剤を冷却しながら蓄電池12を充電する時、蓄冷剤を規定温度まで冷却する時間や蓄電池の充電完了時間に差が生じることとなる。
この冷却する時間や蓄電池の充電完了時間に差が生じることから、通常、蓄電池12の充電が先に完了し、蓄冷剤の冷却が完了するまでの待ち期間、又は、蓄冷剤の冷却が完了し、蓄電池12の充電も完了し、庫内冷却が開始されて庫内温度が物品を格納できる温度までに冷却されるまでの待ち期間において、前記蓄冷剤の冷却や充電状況に応じて、保冷庫の物品の収納工程(物品を庫内に格納する工程)への移動や隣の保冷庫を移動させる等の並び順の入れ替え(並び直し)を行う。その移動・並び直しには、保冷庫を交流電源ACから取り外したり、再び、接続したりすることとなる。
そのとき、保冷庫の電源は、交流電源ACから蓄電池12の直流電源、さらにはその直流電源から交流電源ACに切り替わることなり、前者はスイッチング電源11から蓄電池12へ、後者は蓄電池12からスイッチング電源11へと切替わることとなる。
その切替りは、上述のように、リレーX、Xによりなされ、そのリレーXによる切替り作用には、約10ms〜20msの時間T2を要し、その間の制御機器(マイコンM)への電源供給はコンデンサ15によって行われる。
また、蓄電池12から交流電源ACに切替えた時は、そのリレーXの動作時間T2に加えて、スイッチング電源11の立ち上がり時間(規定の電圧を出力する迄の起動時間)T1におけるコンデンサ15による電力供給が必要である。通常、そのスイッチング電源11の立ち上がり時間T1は、約300〜400msを要する。
ところで、通常、コンデンサ15には、マイコンMのみならず、リレーX、Xの駆動によるメーク接点X1a又はX2aによって、庫内ファン3(ファンモータ3a)、ヒータ14、庫内温度表示器等が負荷(電源負荷)として接続されており、上記電源の切替え時に、マイコンM以外の庫内ファン3などの他の負荷が動作している場合がある。この場合は、それらの負荷が多くの電力を費やすこととなり、その電力はコンデンサ15が担うこととなる。
ここで、庫内ファンモータ3aの消費電力を5W、ヒータ14の消費電力を40Wとし、駆動電圧を12Vとすると、(電力W)=(電流I)×(抵抗R)=(電圧V)/(抵抗R)から、
庫内ファンモータ3aの抵抗値R=12/5=28.8Ω
ヒータ14の抵抗値R14=12/40=3.6Ω
となる。
このため、庫内ファンモータ3a又はヒータ14を駆動させた状態での蓄電池12から交流電源ACへの切替えにおいて、コンデンサ15によってその電力を供給すると、最大、400msの間その電力を供給する必要があり、コンデンサ15を、その400msを時定数とすると、
その庫内ファンモータ3aでは、コンデンサ容量C15=0.4/28.8≒0.01389Fが必要となり、ヒータ14では、コンデンサ容量C15=0.4/3.6≒0.111Fが必要となる。
一方、コンデンサ15を、リレーXの接点動作時間:約20msを時定数とすると、
その庫内ファンモータ3aでは、コンデンサ容量C15=0.02/28.8≒0.0006944Fで十分であり、ヒータ14では、コンデンサ容量C15=0.02/3.6≒0.005555Fで十分である。
したがって、コンデンサ15に、時定数:20msの小容量の安価な物を使用すると、蓄電池12から交流電源ACに切替えた時、庫内ファン3やヒータ14が駆動していると、400ms経過前に電源容量が不足し(0.01389F≫0.005555F等)、マイコンMへの電力供給が停止してマイコンMがリセットする恐れが高い。
マイコンMがリセットすると、マイコンMは、それまで制御・記憶していた蓄冷剤冷却完了の記憶や蓄電池充電完了の記憶がリセットしてしまい、交流電源ACによる蓄冷剤冷却、蓄電池充電を再度やり直すこととなる。このとき、蓄電池は、再充電には、最低充電時間が設定されているため、充電完了しているにも拘わらず、その最低充電期間の充電を行うこととなる。また、蓄冷剤は過冷却される恐れが生じる。
この再冷却及び再充電は、電力の無駄となる上に、蓄冷剤及び蓄電池の負担となってその劣化を促進すると共に、保冷庫を直ぐに使用できない等のその運用に大きな支障をきたす。
この発明は、以上の点に鑑み、小容量の安価なコンデンサであっても、上記マイコンのリセットが生じないようにすることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明は、上記の蓄電池から交流電源への電源切替え時には、そのスイッチング電源が立ち上がって規定電圧を出力するまで、マイコン等の制御部を除く(マイコン自身以外の)庫内ファンや加温ヒータ等の負荷への電力供給を停止することとしたのである。
そのマイコン等の制御部を除く負荷には、上記庫内ファンや加温ヒータ等の冷凍サイクルを動作させる機器以外に、蓄電池の充電器、マイコンによる温度表示器等がある。
これらの庫内ファン等の負荷は、例えば、400ms程度停止しても、その作用に支障がでる恐れは少ない。例えば、庫内ファンが停止しても庫内温度が大きく変化することはない。一方、マイコン等の制御部は、400ms程度においては、時定数20ms程度の小容量の安価なコンデンサによってその電力を十分に供給することができる。
このため、蓄電池から交流電源への電源切替え時、そのスイッチング電源が立ち上がって規定電圧を出力するまで、マイコン等の制御部を除く庫内ファンや加温ヒータ等の負荷への電力供給を停止すれば、時定数20ms程度の小容量の安価なコンデンサであっても、マイコンがリセットすることがなくなる。
この発明の構成としては、物品を貯蔵する貯蔵室と、その貯蔵室を冷却するための蓄冷剤と、その蓄冷剤を冷却する交流電源駆動の冷却装置と、その蓄冷剤周囲の冷気を貯蔵室内に送風循環する庫内ファンと、交流電源に接続されて交流を直流に変換するスイッチング電源と、交流電源によって充電器を介して充電される蓄電池と、この保冷庫を制御するマイクロコンピュータとを備え、前記スイッチング電源と蓄電池の一方に、前記マイクロコンピュータ及び庫内ファンをそれぞれ選択的に接続可能とし、そのマイクロコンピュータへの前記スイッチング電源と蓄電池の相互への接続切替え時、前記蓄電池に並列接続されたコンデンサによって前記マイクロコンピュータに電源を供給するようにした保冷庫において、交流電源の投入時、スイッチング電源が動作を開始して規定の電圧を出力する迄の起動時間、マイクロコンピュータ以外の庫内ファンを含む負荷への電源供給を停止する電源供給制御がなされる構成を採用することができる。
この構成において、上記電源供給を停止する負荷の内、庫内温度表示器等は多くの電力を必要とせず、マイコンがリセットする恐れのある電力を消費するのは、庫内ファンやヒータである。このため、その電源供給を停止する負荷は、庫内ファンのみとしたり、さらに、ヒータを備える場合には、そのヒータを加えたのみとしたりすることができる。
上記交流電源の投入時は、保冷庫の運転終了後の再冷却・再充電時や、蓄電池による規定時間の保冷終了後や、蓄電池による規定時間の保冷時等が考えられる。その蓄電池による規定時間の保冷時である庫内ファンを駆動して、貯蔵室内を設定温度となるように制御している時には、その庫内ファン等への電源供給の停止後にそれらへの電源供給を再開するようにして、その冷却作用を一時的に停止する。この一時停止は極めて短時間であるため、その冷却作用に支障がでることはない。
この構成において、上記のスイッチング電源と蓄電池のマイクロコンピュータへの接続切替えを、リレー(継電器)によって行うものにあっては、上記電源供給を停止する時間を、上記起動時間にその継電器の動作完了時間を加えた時間とすることが好ましい。リレーによる切替えの場合、その動作完了後にスイッチング電源が駆動するため、コンデンサによるマイコンへの電力供給時間は、その動作完了時間に前記起動時間を加えた時間となるからである。しかし、上述のように、そのリレーの動作完了時間は、20ms程度のため、リレーによる切替えであっても、必ずしも、その動作完了時間を加える必要はない。
この発明は、以上のように構成して、小容量の安価なコンデンサを採用しても、蓄電池から交流電源への電源切替え時において、マイコンなどの制御部への電力供給が途絶えることをなくしたので、マイコンがリセットすることもない。このため、安価にして時間的ロスのない保冷庫の運用をすることができる。
この発明の実施形態としては、図1、図2に示した従来と同様の構成の保冷庫において、マイコンMによる庫内ファン3(モータ3a)と加温ヒータ14の制御を、蓄電池12によって庫内ファン3を駆動させて、貯蔵室1a内を設定温度となるように制御している時、マイコンMによって、スイッチング電源11が動作を開始して規定の電圧を出力する迄の起動時間T1、庫内ファン3及びヒータ14への電源供給を自動的に停止し、その起動時間T1経過後にその庫内ファン3等への電源供給を自動的に再開する。
すなわち、例えば、車載運搬用保冷庫の場合、物品集配基地において、蓄冷剤と蓄電池12の冷却・充電が完了後、庫内ファン3を駆動して庫内の冷却を行っている時(蓄電池12による規定時間の保冷時)に、蓄電池12による電源供給から交流電源ACに切替える時、又は、車載中や到達した集配基地において、何らかの理由によって、蓄電池12による電源供給から交流電源ACに切替える時、スイッチング電源11が動作を開始して規定の電圧(12V)を出力する迄の起動時間T1(例えば、400ms)、マイコンMによって、リレーX、Xを非励磁として(OFFして)、そのメーク接点X1a、X2aを開放して、庫内ファン3、ヒータ14への電源供給を停止し、その起動時間T1経過後に、リレーX、Xを駆動として(ONして)、そのメーク接点X1a、X2aを閉じて、庫内ファン3等への電源供給を開始する。
この蓄電池による規定時間の保冷時以外の、庫内ファン3等が作動しておらず、冷凍サイクル2も作動していない、保冷庫の運転終了後の再冷却・再充電時や、蓄電池12による規定時間の保冷終了後等の交流電源の投入時において、交流電源ACが投入され、仮に、同時又は続けて、庫内ファン3等による保冷作用の操作がされても、同様に、スイッチング電源11が動作を開始して規定の電圧(12V)を出力する迄の起動時間T1、マイコンMによって、庫内ファン3、ヒータ14への電源供給を行うことなく、その起動時間T1経過後に、庫内ファン3等への電源供給を開始する。
以上の制御によって、コンデンサ15に小容量のものを使用しても、マイコンMがリセットされることが無く、円滑な保冷庫の運用を行うことができる。
この実施形態において、庫内ファン3等への電源供給の開始を、リレーX、Xの動作完了時間T2(例えば、20ms)を上記起動時間T1に加えた時間(T1+T2)後に行うようにすることもできる。
また、交流電源ACから蓄電池12に切替える場合においても、各リレーXの動作完了時間の間、マイコンM以外の負荷への電源供給を停止することもできる。
一実施形態の断面図 同実施形態の電気回路図
符号の説明
1 貯蔵庫
1a 貯蔵室
2 冷凍サイクル(冷却装置)
3 庫内ファン
3a 庫内ファンモータ
11 スイッチング電源
12 蓄電池
12a 充電器
13 ドアスイッチ
14 加温ヒータ
15 コンデンサ
AC 交流電源
M マイクロコンピュータ
〜X リレー(継電器)

Claims (5)

  1. 物品を貯蔵する貯蔵室(1a)と、その貯蔵室(1a)を冷却するための蓄冷剤と、その蓄冷剤を冷却する交流電源駆動の冷却装置(2)と、その蓄冷剤周囲の冷気(a)を貯蔵室(1a)内に送風循環する庫内ファン(3)と、交流電源(AC)に接続されて交流を直流に変換するスイッチング電源(11)と、交流電源(AC)によって充電器(12a)を介して充電される蓄電池(12)と、この保冷庫を制御するマイクロコンピュータ(M)とを備え、前記スイッチング電源(11)と蓄電池(12)の一方に、前記マイクロコンピュータ(M)及び庫内ファン(3)をそれぞれ選択的に接続可能とし、そのマイクロコンピュータ(M)への前記スイッチング電源(11)と蓄電池(12)の相互への接続切替え時、前記蓄電池(12)に並列接続されたコンデンサ(15)によって前記マイクロコンピュータ(M)に電源を供給するようにした保冷庫において、
    上記交流電源(AC)の投入時、上記スイッチング電源(11)が動作を開始して規定の電圧を出力する迄の起動時間(T1)、前記マイクロコンピュータ(M)以外の上記庫内ファン(3)を含む負荷への電源供給を停止する電源供給制御がなされることを特徴とする保冷庫。
  2. 上記電源供給を停止する負荷を上記庫内ファン(3)のみとしたことを特徴とする請求項1に記載の保冷庫。
  3. 上記貯蔵室(1a)内を暖めるヒータ(14)をさらに備え、そのヒータ(14)は、上記マイクロコンピュータ(M)に制御されて上記電源供給を停止する負荷に加えたことを特徴とする請求項2に記載の保冷庫。
  4. 上記交流電源(AC)の投入時が、上記蓄電池(12)による上記庫内ファン(3)を駆動させて、上記貯蔵室(1a)内を設定温度となるように制御している時には、上記電源供給の停止後にその庫内ファン(3)への電源供給を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の保冷庫。
  5. 上記スイッチング電源(11)と上記蓄電池(12)の上記マイクロコンピュータ(M)への接続切替えを、継電器(X)によって行うものにあっては、上記電源供給を停止する時間を、上記起動時間(T1)にその継電器(X)の動作完了時間(T2)を加えた時間(T1+T2)としたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の保冷庫。
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