JP2010121122A5

JP2010121122A5 -

Info

Publication number: JP2010121122A5
Application number: JP2009242653A
Authority: JP
Filing date: 2009-10-21
Publication date: 2011-06-16
Anticipated expiration: 2029-10-21

Claims

熱硬化性樹脂、硬化剤、及びポロゲンを含む熱硬化性樹脂組成物の硬化体からなる円筒状又は円柱状樹脂ブロックを作製する工程、該樹脂ブロックの表面を所定厚みで切削して長尺状の熱硬化性樹脂シートを作製する工程、及び熱硬化性樹脂シート中のポロゲンを除去する工程を含む熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
円筒状又は円柱状樹脂ブロックの円筒軸又は円柱軸を中心に回転させながら前記切削を行う請求項１記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂である請求項１又は２記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
エポキシ樹脂と硬化剤の組み合わせが、芳香族エポキシ樹脂と脂環族アミン硬化剤の組み合わせ、又は脂環族エポキシ樹脂と芳香族アミン硬化剤の組み合わせである請求項３記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
ポロゲンの含有量は、エポキシ樹脂、硬化剤、及びポロゲンの総重量に対して４０〜８０重量％である請求項３又は４記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
ポロゲンの含有量は、エポキシ樹脂、硬化剤、及びポロゲンの総重量に対して６０〜７０重量％である請求項３又は４記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
エポキシ樹脂は、エポキシ当量の異なる２種以上のエポキシ樹脂を混合して含む請求項３〜６のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
エポキシ樹脂、硬化剤、及びポロゲンを含むエポキシ樹脂組成物を１５〜１５０℃で硬化させ、さらに５０〜１６０℃でポストキュアを行って硬化体を作製する請求項３〜７のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
熱硬化性樹脂シート中のポロゲンを除去した後に、得られた熱硬化性樹脂多孔シートを乾燥処理する工程を含む請求項１〜８のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
ポロゲンが、ポリエチレングリコールである請求項１〜９のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
ポロゲンが、分子量５００以下のポリプロピレングリコールである請求項１〜９のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
円筒状又は円柱状樹脂ブロックの幅（軸方向の長さ）が、２０〜２００ｃｍである請求項１〜１１のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シートの製造方法。
請求項１〜１２のいずれかに記載の方法によって製造される、連通する空孔を有する熱硬化性樹脂多孔シート。
平均孔径が０．０１〜０．４μｍである請求項１３記載の熱硬化性樹脂多孔シート。
平均孔径が０．０５〜０．２μｍである請求項１３記載の熱硬化性樹脂多孔シート。
熱硬化性樹脂多孔シートの厚さが５０〜５００μｍである請求項１３〜１５のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シート。
熱硬化性樹脂多孔シートの厚さが５０〜２００μｍである請求項１３〜１５のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シート。
請求項１３〜１７のいずれかに記載の熱硬化性樹脂多孔シートの表面にスキン層が形成されている複合半透膜。
スキン層がポリアミド系樹脂を含む請求項１８記載の複合半透膜。