JP2010120313A - 浸透式印鑑 - Google Patents

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【課題】不可視の付記印を含む押印が行えて書類に押印された可視の印影についての真贋の判定を行うに際して、専用検証器で付記印を確認することで直ちに真贋を判定できる浸透式印鑑を提供すること。
【解決手段】印字体等保持枠11と、印字体等保持枠11の下端に保持され印面に可視情報の印相が刻設される連続多孔質体よりなる第1の印字体12と、印字体等保持枠11の下端に第1の印字体12と並んで保持され印面に不可視情報の印相が刻設される連続多孔質体よりなる第2の印字体13と、印字体等保持枠11内の第1の印字体12の上に設けられ第1の印字体12に供給する可視インクを貯留する第1のインクタンク14と、印字体等保持枠11内の第2の印字体13の上に設けられ第2の印字体13に供給する不可視インクを貯留する第2のインクタンク15と、を備え、第1の印字体に含浸する可視インクが第2の印字体に含浸不可であるように設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、セキュリティを確保できる浸透式印鑑に関する。
今日では、コンピュータによる画像処理が高性能となったこと及び彫刻装置により高精細な彫刻が可能になったことから、印鑑の印影の偽造が容易となっている。従来、印影の真贋についての判定は、例えば、正規に使用され登録され、あるいは保管管理された印影(以下、真正な印影という)の書類を取り出してきて、該印影の書面の上に、真贋の判定対象に係る押印の書面を重ね、上側に重ねた書面について捲りと重ねを繰り返すことにより、上下に重ねた2つの印影がぴったりと重なるか否かを視覚判断で行っているので、真正な印鑑及び印影の鑑別は依然として困難であり、印鑑及び印影の盗用が大きな社会問題となっている。印影については、書面として流通するので人目に晒され、不特定の人に渡ることが多いので、盗用される機会が多く存在する。
印影の盗用防止のための一の方法は、書面に押印された印影の真贋を容易に分かるようにすることである。そこで、複数の印相を選択的に形成することができセキュリティを確保できる印鑑が提案されている(特許文献1、特許文献2)。特許文献1に記載された印鑑は、印面を有する印鑑本体の外周に、円環状の印面を有する複数の外層部を回転自在に備え、各外層部に対応して設けられた複数のダイヤルを回転し数値の組み合わせを選択すると、印鑑本体の印面と複数の外層部の印面が一つの印相を形成するので、仕舞っておくときにダイヤルを回転して異なった数値の組み合わせを選択しておくと、盗難されても不正使用による危険性を大幅に低減することができ、同時に、所有者やその使用が許諾された人にとって、容易に正しい印相を形成することができる。特許文献2に記載された印鑑もほぼ同一の構成である。
他に、盗用偽造・防止に有効な印鑑として、例えば、印面が形成された印部と持ち手部とからなり、印面に印影部が刻設されると共に、当該印面内の非印影部に、印面と削底面との間の中間位に至る高さを備え且つ平面形状が円又は多角形の組み合わせからなる単一の方向性を有した形状の識別部が刻設された印鑑が提案されている(特許文献3参照)。
印影の盗用防止のための他の方法は、印鑑が盗用されたものであるか否かが印鑑使用の時点で直ちに分かるようにすることであり、コンピュータによるデータ管理が可能なRFIDを埋め込んだ電子印鑑が提案されている(特許文献4参照)。
特開2007−15112号公報 実用新案登録第3078233号公報 実用新案登録第3125370号公報 特開2002−197066号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載された印鑑は、印影を見られてしまうと、盗用した印鑑を使用時の印相となるようにセットできるという問題がある。特許文献3に記載された印鑑でも高精細な彫刻が行える電子彫刻機によれば製作可能である。特許文献4に記載された電子印鑑は、印鑑使用時(押印の際)に印鑑自体の真贋を判定できるものであり、書類として出回っている印影についての真贋の判定には関与し得ない。
他方、各種の証明機関の行う証明や個人間取引で行う証明について、証明に係る印鑑で書面に押印した印影が模倣盗用されないようにするために、該証明に係る印鑑を書面に押印する際に、目に見えない証明能力のあるマークやコード等の付記印を付記押印することができる仕組みの提供が要望されている。すなわち、該証明に係る印鑑に不可視の付記印が仕組まれていることにより、書面に押印された印影が真正であるかどうかの判断を専用検証器で付記印を確認することができる仕組みの提供が要望されている。
本発明は、上述した点にかんがみ案出されたもので、その目的とするところは、不可視の付記印を含む押印が行えて書類に押印された可視の印影についての真贋の判定を行うに際して、専用検証器で付記印を確認することで直ちに真贋を判定できる浸透式印鑑を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の浸透式印鑑は、前記印字体等保持枠に、印面に可視情報の印相が刻設される連続多孔質体よりなる第1の印字体と、印面に不可視情報の印相が刻設される連続多孔質体よりなる第2の印字体と、前記第1の印字体の内方に設けられ該第1の印字体に含浸供給する可視インクを貯留する第1のインクタンクと、前記第2の印字体の内方に設けられ前記第2の印字体に含浸供給する不可視インクを貯留する第2のインクタンクと、前記第1の印字体と前記第2の印字体と前記第1のインクタンクと前記第2のインクタンクを保持する印字体等保持枠と、を備えた、ことを特徴とする。
第2の印字体の印面に刻設される印相となる不可視情報としては、任意のオリジナルなマークやID番号、バーコード、QRコード等の二次元コード、真似されにくい特有の幾何学模様等の少なくとも1種と、これらの位置と向きと大きさと形状等の組み合わせとして形成することができる。
上記構成によれば、書面への押印を行うと、第1の印字体により可視インクの可視情報が押印されるとともに、第2の印字体により不可視インクの不可視情報が押印される。不可視情報は、専用検証器により確認できるので、可視情報の印影が真正であるかどうかについて、印影を直接の判別の対象としないで、第三者に知られていない不可視情報を専用検証器で確認することを通じて印影が真正であるかどうかを判別できる。
専用検証器は、不可視情報がID番号やバーコード又は二次元コードである場合には、赤外線あるいは紫外線を照射して反射光を読み取り情報を取得するリーダが用いられ、データベースに格納されたコード情報と照合して一致・不一致をモニタに映して確認でき、また不可視情報が任意のオリジナルなマークや幾何学模様等で例えば赤外線あるいは紫外線を放射するインクで押印されたものである場合には、赤外線あるいは紫外線に感応するデジタルカメラで撮影しモニタに映して真正な不可視情報であるかどうかを確認できる。
本発明によれば、本発明の浸透式印鑑で書面に押印すると、可視部の印影と不可視部の印影とが押印されるので、不正を行おうとする者が該書面を入手して押印の可視部の印影を写し取ってそっくり同一の印影の印鑑を作り盗用したとしても、盗用した印鑑を押印した書面には不可視部の印影が存在しないことを専用検証器で確認することができ、もって、書類に押印された可視部の印影について、関係者だけで真贋の判定を容易に行うことができ、告知費用・手間が少ないセキュリティが図れる浸透式印鑑を提供することができ、さらに、電子印鑑との組合わせも可能である。
以下、本発明の実施形態に係る浸透式印鑑について図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
まず、構成を説明する。図1、図2に示すように、浸透式印鑑1Aは、印字体等保持枠11と、第1の印字体12と、第2の印字体13と、第1のインクタンク14と、第2のインクタンク15と、第1のインクタンク14と第2のインクタンク15にそれぞれ連通するインク補給口16、17とを備えてなる。
印字体等保持枠11は、この実施形態では、保持枠本体11aと、保持リング11b、ホルダ11cと、キャップ11dとを備えてなる。保持枠本体11aには、下面側に凹部を有し該凹部を、第1のインクタンク14と第1の印字体12とを収容する凹部と、第2のインクタンク15と第2の印字体13とを収容する凹部とに区画する区画壁18があり、各凹部に、第1のインクタンク14と第2のインクタンク15を先に収容し、後から第1の印字体12と第2の印字体13を重ねて収容する。区画壁18の下面は印面より僅かに引っこんで設けられる。保持リング11bは、第1のインクタンク14に積層される第1の印字体12及び第2のインクタンク15に積層される第2の印字体13を押え付けた状態に保持枠本体11aに被嵌固定される。ホルダ11cは、インク補給口16、17を含んで成形されていて、インク補給口16、17の下端が保持枠本体11aの上面に開口されたインク入口に嵌合するように、保持枠本体11aの上端に被嵌される。キャップ11dは、ホルダ11cの上端開口を閉じて被嵌される。キャップ11dの内側には、必要に応じてインクカートリッジ19、20がインク補給口16、17に嵌着される。
第1の印字体12は、連続多孔質体よりなり、第1のインクタンク14から朱色或いは青色等の可視インクが毛管現象を利用して供給される。第1の印字体12の印面(下面)には可視情報の印相(印影と逆の表示)が刻設される。可視情報の印相を構成する、該可視情報として、図1には、名称等の文字情報a1と、ID等の数字情報a2と、輪郭線a3とが凸部として残るようにレーザ加工により印字刻設される。
第2の印字体13は、連続多孔質体よりなり、印字体等保持枠11の下端に第1の印字体12と並んで一平面となるように保持され、印面に不可視情報の印相として、ここではバーコードbが凸部として残るようにレーザ加工により刻設される。
第1の印字体12と第2の印字体13を構成する連続多孔質体は、例えば、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体(ニトリル含量31〜42%)等のゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、あるいは、ポリエチレン−エチレン―プロピレンゴムからなるオレフィン系熱可塑性エラストマーを、塩化ナトリウム等可溶性微粉末、加硫剤、充填剤、添加剤などを配合混練し、必要に応じて加硫し、成形後、可溶性微粉末を除去してなる。
第1の印字体12を構成する連続多孔質体の微小ホールと、第2の印字体13を構成する連続多孔質体の微小ホールは、通流させる液体が可視インクと不可視インクの相異がありかつ両インクの流動性、粘性に相違があるので、必要に応じてホール径を相違させるのが良い。
第1の印字体12と第2の印字体13は、最初からそれぞれに可視インク又は不可視インクが含浸したものを備えることができるが、それぞれを第1のインクタンク14と第2のインクタンク15に重ねた後に、対応するインクタンクに含浸貯留された可視インク又は不可視インクを毛細管現象を利用して含浸させる構成であっても良い。
多孔質印字体にインクを充填するには、例えば、インクを含浸させたインクタンクと多孔質印字体の間にプラスチックフィルムを挟んで両者を隔離しつつ当接させた後に極性溶剤を含有するインクをインクタンクへ含浸させる方法や、極性溶剤を含有するインクを保持させたインクタンクをプラスチックフィルムで覆った後に当該インクタンクと多孔質印字体を接触させる方法や、プラスチックフィルム製容器に直接インクを保持させる方法などがある。
第1のインクタンク14は、印字体等保持枠11内の第1の印字体12の上に設けられ第1の印字体12に供給する可視インクを貯留する。可視インクとして、着色剤に染料や顔料を使用した水性インク又は油性インクを用いる。特に、接着剤に対して反応性の高い不揮発性溶剤をベースとする油性インクを用いるのが好ましい。
第2のインクタンク15は、印字体等保持枠11内の第2の印字体13の上に設けられ第2の印字体13に供給する不可視インクを貯留する。不可視インクとして、赤外線あるいは紫外線を放射又は吸収するインクを用いる。また、不可視インクには、赤外線等が照射されると可視光線を発する性質を有する透明な蛍光インクを用いることができる。さらに、不可視インクには、簡易フィルタを重ねると隠れていた文字・パターンが現われるコバートインクや、通常可視光線下では透明で見えず紫外線ランプ(ブラックライト)を照射することで発光するインク、感熱変色インクで印刷された不可視部分を指で素早く擦り発熱させると透明色から可視色に変色して付記印が一定時間現れる感熱変色インク等を用いることができる。
第1のインクタンク14と第2のインクタンク15は、例えばシリコーンゴムを用い、公知の溶出法によって連続気泡化したシリコーンゴム製多孔質体を切断してなる。該インクタンクは、第1の印字体12と第2の印字体13を構成する連続多孔質体よりも気孔径・気孔率が共に大きく毛細管現象により多孔質印字体へインクを移行することができるように設定しておく。なお、インクタンクの下面にマイクロ波吸収発熱膜を形成したポリエチレンフィルム(LDPE)を配し、エチレングリコールとヒマシ油を主溶剤とするインクを滴下し、インクタンクにインクを含浸させ、マイクロ波を照射してポリエチレンフィルムを溶かし、第1のインクタンク14と第2のインクタンク15のインクを第1の印字体12又は第2の印字体13に移行させることができる。
浸透式印鑑1Aは、第1の印字体に含浸する可視インクが第2の印字体に含浸不可であるように設けられている。第1の印字体に含浸する可視インクが第2の印字体に含浸する構成は、可視インクが不可視インクに混ざることにより、浸透式印鑑1Aで押印した印影が、第2の印字体の印相の押印部分についても可視状態になるので、回避しなければならない。かかる回避の構造は、例えば、第1の印字体と第2の印字体とが非接触に備えられるか、仕切り壁が設けられるか、あるいは、第1の印字体と第2の印字体の少なくとも一方の周壁にインク不透膜を形成することなどでも良い。
第1のインクタンク14と、第2のインクタンク15のそれぞれに対応して、上述したようにホルダ11cに形成されたインク補給口16、17を備えているので、第1のインクタンク14にはインク補給口16を通して可視インクを補給し、第2のインクタンク15にはインク補給口17を通して不可視インクを補給する。さらに、上述したようにインク補給口16とインク補給口17に、インクカートリッジ19、20を備えることができる。
上記構成によれば、書面へ押印すると、可視部の印影と不可視部の印影とが押印第1の印字体の印面により可視インクの可視情報が押印されるとともに、第2の印字体の印面により不可視インクの不可視情報が押印される。不可視情報としては、ID番号、バーコード、QRコード等の二次元コード、特有の幾何学模様等の少なくとも1種と、これらの位置と向きと大きさと形状等の組み合わせとして、可視情報の印影が真正であるかどうかについて、印影を直接の判別の対象としないで、第三者に知られていない不可視情報をリーダあるいはモニタで確認することを通じて印影が真正であるかどうかを判別でき、可視情報とともに押印された不可視情報をリーダあるいはモニタで確認するにより判別でき、セキュリティを確保できる。
図1では、第1の印字体12に刻設される可視情報の印相部分は、「○○協会」の文字とこれを囲んでいるサークルであり、第1の印字体12に可視インクが含浸されているから、書面に押印されると、図3(a)に示す可視情報の印影c1、c2、c3となる。第2の印字体13に刻設される不可視情報の印相部分は、バーコードであり、第2の印字体13に不可視インクが含浸されているから、書面に押印されると、図3(a)に示すように不可視(dの位置)であるが、専用検証器のモニタには、図3(b)に示すように、可視情報の印影c1、c2、c3とともに不可視情報であるバーコードの印影eが可視表示される。
〔第2の実施形態〕
図4(a)は、第2の実施形態に係る浸透式印鑑1Bの印面を視た下面図である。図4(a)に示すように、印字体等保持枠21は、円形の第1の印字体22を、該第1の印字体22の周囲に円環状の第2の印字体23を同一平面の印面となるように保持している。図示例では、第1の印字体22に刻設される可視情報の印相部分は、「特許太郎印」の文字とこれを囲んでいるサークルであり、第1の印字体22に可視インクが含浸されているから、書面に押印されると、図4(b)に示す可視情報の印影fとなる。第2の印字体23に刻設される不可視情報の印相部分は、「☆」の記号とその背景にある細線と「1」、「3」、「4」、「5」の数字であり、第2の印字体23に不可視インクが含浸されているから、書面に押印されると、図4(b)に示すように不可視であるが、専用検証器のモニタには、図4(c)に示すように、可視情報の印影fとともに不可視情報の印影gが可視表示される。図示していないが、第1の印字体22に重なる第1のインクタンクと、第2の印字体23に重なる第2のインクタンクと、第1のインクタンクと第2のインクタンクにそれぞれ連通するインク補給口等は、第1の実施形態と同様に備えられる。
なお、専用検証器のモニタに可視情報の印影が現れないように該専用検証器を構成することもできる。
〔その他の実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含まれるものである。
例えば、不可視情報の印相を形成する複数の第2の印字体が、可視情報の印相を形成する第1の印字体の中の分散して備えられる場合も、技術的範囲に含まれる。本発明の浸透式印鑑は、純正品の証明に用いることができる。
生産ラインで最終検査で合格した製品(完成品や部品)について、生産ラインの末端で純正品であることを証明する可視インクによる印字と、不可視インクによる印字を行うことにより、純正品であることを証明することができ、製品に対する押印は、製品を停止させて押印する場合と、ロボットハンドで浸透式印鑑を把持しラインを流れる製品の速度を同調させて押印する場合のいずれでも良い。
一実施形態に係る浸透式印鑑の印面を視た下面図である。 図1におけるII−II断面図である。 (a)は、図1の浸透式印鑑の可視インクで押印された印影部分の印影図であり、(b)は、図1の浸透式印鑑の可視インクで押印された印影部分及び不可視インクで押印された印影部分について専用検証器で確認できる印影図である。 (a)は、他の実施形態に係る浸透式印鑑の印面を視た下面図である。(b)は、図1の浸透式印鑑の可視インクで押印された印影部分の印影図であり、(c)は、図1の浸透式印鑑の可視インクで押印された印影部分及び不可視インクで押印された印影部分について専用検証器で確認できる印影図である。
符号の説明
1A、1B 浸透式印鑑
11、21 印字体等保持枠
12、22 第1の印字体
13、23 第2の印字体
14 第1のインクタンク
15 第2のインクタンク
16、17 インク補給口
a1、a2、a3 可視情報
b 不可視情報

Claims (3)

  1. 印字体等保持枠と、
    前記印字体等保持枠の下端に保持され印面に可視情報の印相が刻設される連続多孔質体よりなる第1の印字体と、
    前記印字体等保持枠の下端に前記第1の印字体と並んで保持され印面に不可視情報の印相が刻設される連続多孔質体よりなる第2の印字体と、
    前記印字体等保持枠内の前記第1の印字体の上に設けられ該第1の印字体に供給する可視インクを貯留する第1のインクタンクと、
    前記印字体等保持枠内の前記第2の印字体の上に設けられ前記第2の印字体に供給する不可視インクを貯留する第2のインクタンクと、を備え、
    前記第1の印字体に含浸する可視インクが前記第2の印字体に含浸不可であるように設けられている、
    ことを特徴とする浸透式印鑑。
  2. 前記第2のインクタンクに貯留される不可視インクには、感熱により透明から可視色になる感熱可視インクを含んでいる、ことを特徴とする請求項1に記載の浸透式印鑑。
  3. 前記第1のインクタンクと前記第2のインクタンクにそれぞれインク補給口を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の浸透式印鑑。
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