JP2010118870A - 画像供給装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 デジタルカメラから表示装置に画像を表示させる場合であっても、毎回画像の指定操作を行う必要があるため、ユーザ操作が煩雑になり、更に操作が分かりにくいという問題が発生してしまう。
【解決手段】 外部機器が表示装置であると判断すると、記録メディアに記録された表示用の画像指定ファイルに基づいて、その外部機器に対して画像ファイルを送信して例えばスライドショー形式での画像の表示を行わせる。また記録メディアに印刷用の画像指定ファイルが記憶されていると、その印刷用のファイルに従ってスライドショー形式での画像の表示を行わせることもできる。
【選択図】 図27
【解決手段】 外部機器が表示装置であると判断すると、記録メディアに記録された表示用の画像指定ファイルに基づいて、その外部機器に対して画像ファイルを送信して例えばスライドショー形式での画像の表示を行わせる。また記録メディアに印刷用の画像指定ファイルが記憶されていると、その印刷用のファイルに従ってスライドショー形式での画像の表示を行わせることもできる。
【選択図】 図27
Description
本発明は、表示装置と接続して、その表示装置に画像データを供給してスライドショー形式で表示できる画像供給装置及びその制御方法に関するものである。
デジタルカメラで撮影した画像は、デジタルデータとしてデジタルカメラに装着された記録メディア(メモリカード等)に記録される。そして、その記録メディアをプロジェクタ等の表示装置に挿入して、そのプロジェクタに画像を表示させ、親族や知人がスライドショー形式で、撮影された画像を見て楽しむようなことが一般的に行われている。また、ユーザが、デジタルカメラでスライドショー形式で記録されている画像を表示して確認しながら、印刷する画像を指定して印刷用ファイルを作成するシステムが提案されている(特許文献1)
一方、メーカを問わず、デジタルカメラとプリンタとを直接接続し、デジタルカメラを操作して、所望の画像を印刷できるダイレクト印刷機能が存在する。この機能は、例えばPictBridgeと呼ばれる規格をデジタルカメラ及びプリンタに搭載することで実現できる。
一方、メーカを問わず、デジタルカメラとプリンタとを直接接続し、デジタルカメラを操作して、所望の画像を印刷できるダイレクト印刷機能が存在する。この機能は、例えばPictBridgeと呼ばれる規格をデジタルカメラ及びプリンタに搭載することで実現できる。
このようなダイレクト印刷機能では、デジタルカメラの表示部に印刷したい画像を表示させて、カメラの印刷開始のボタンを操作することで、ユーザが所望する画像を印刷できる。またユーザが予め印刷したい画像を指定しておき、それら指定されている画像群を印刷することもできる。この場合、印刷するように指定された内容を記述する画像指定ファイルとしてDPOFファイル「AUTOPRINT.MRK」が、画像データとともに記録メディアに記録される。そしてその記録メディアが装着されて印刷が指示されると、そのDPOFファイルに記述された内容に従って、接続されているプリンタにより印刷が行われる。
また、デジタルカメラで、スライドショーで表示させたい画像を指定しておくことにより、ユーザが所望する画像をスライドショー形式で表示できるデジタルカメラが知られている。この場合、表示すべき画像を指定する情報が記述されている表示用のDPOFファイル「AUTOPLAY.MRK」がデジタルカメラの記録メディアに記録される。そしてスライドショーを行う際は、デジタルカメラでは、表示用ののDPOFファイルに記述された内容に従って画像が表示される。
その他に、外部機器に対してメール等でデータを転送すべき画像を指定する画像指定ファイルとして、転送用のDPOFファイルも有る。
特開2006−121485号公報
その他に、外部機器に対してメール等でデータを転送すべき画像を指定する画像指定ファイルとして、転送用のDPOFファイルも有る。
更に近年、ダイレクト印刷機能と同様に、デジタルカメラと表示装置とを直接接続し、デジタルカメラを操作することによって、デジタルカメラの記録メディアに記録された画像を表示装置に表示して楽しみたいとの要望が出てきている。そのため表示装置に、前述のPictBridge機能を搭載することで、デジタルカメラの操作によって表示装置が画像を表示することが可能となる。
しかし上述のようにして表示装置によりスライドショーを行う場合、ユーザがデジタルカメラで印刷設定の操作しなければならない。つまり前述のPictBridge機能は、本来、印刷装置による印刷を前提としているため、ユーザが、デジタルカメラから表示装置に画像を表示させる場合であっても、毎回印刷操作を行う必要がある。そのため、ユーザ操作が煩雑になり、更に操作が分かりにくいという問題が発生してしまう。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、画像供給装置で設定した画像指定情報を利用して表示装置で画像を表示することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像供給装置は以下のような構成を備える。即ち、
表示手段に表示すべき画像または外部機器に転送すべき画像を指定する画像指定情報が記述された画像指定ファイルと、画像ファイルとを記憶する記録メディアを装着する装着手段と、
外部機器と接続して所定の通信規格に基づき通信する接続手段と、
前記接続手段を介して接続された前記外部機器の機能情報を取得する取得手段と、
前記外部機器が表示装置であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記表示装置が接続されていると判断すると、前記機能情報と、前記画像指定ファイルに記述された画像指定情報とに基づいて、前記所定の通信規格に基づいたジョブを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成したジョブを前記表示装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とする。
表示手段に表示すべき画像または外部機器に転送すべき画像を指定する画像指定情報が記述された画像指定ファイルと、画像ファイルとを記憶する記録メディアを装着する装着手段と、
外部機器と接続して所定の通信規格に基づき通信する接続手段と、
前記接続手段を介して接続された前記外部機器の機能情報を取得する取得手段と、
前記外部機器が表示装置であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記表示装置が接続されていると判断すると、前記機能情報と、前記画像指定ファイルに記述された画像指定情報とに基づいて、前記所定の通信規格に基づいたジョブを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成したジョブを前記表示装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像供給装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
表示手段に表示すべき画像又は外部機器に転送すべき画像を指定する画像指定情報が記述された画像指定ファイルと、画像ファイルとを記憶する記録メディアを装着し、前記表示手段又は前記外部機器に画像データを供給して表示させる画像供給装置の制御方法であって、
前記外部機器と接続して所定の通信規格に基づき通信する接続工程と、
前記接続工程で接続された前記外部機器の機能情報を取得する取得工程と、
前記外部機器が表示装置であるか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で前記表示装置が接続されていると判断すると、前記機能情報と、前記画像指定ファイルに記述された画像指定情報とに基づいて、前記所定の通信規格に基づいたジョブを生成する生成工程と、
前記生成工程で生成したジョブを前記表示装置に送信する送信工程と、
を有することを特徴とする。
表示手段に表示すべき画像又は外部機器に転送すべき画像を指定する画像指定情報が記述された画像指定ファイルと、画像ファイルとを記憶する記録メディアを装着し、前記表示手段又は前記外部機器に画像データを供給して表示させる画像供給装置の制御方法であって、
前記外部機器と接続して所定の通信規格に基づき通信する接続工程と、
前記接続工程で接続された前記外部機器の機能情報を取得する取得工程と、
前記外部機器が表示装置であるか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で前記表示装置が接続されていると判断すると、前記機能情報と、前記画像指定ファイルに記述された画像指定情報とに基づいて、前記所定の通信規格に基づいたジョブを生成する生成工程と、
前記生成工程で生成したジョブを前記表示装置に送信する送信工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像供給装置で設定した画像指定情報を利用して表示装置で画像を表示することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
本実施形態では、液晶プロジェクタとデジタルカメラとをUSBで接続し、デジタルカメラの記録メディアに保存した画像をデジタルカメラのスライドショー再生操作によって液晶プロジェクタにより画像をスライドショーで再生する方法について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。
2は撮影レンズ、3は絞り機能を備えるシャッタである。撮像素子4は、光学像を電気信号に変換する。A/D変換器5は、撮像素子4から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。タイミング発生回路6は、撮像素子4、A/D変換器5、D/A変換器7にクロック信号や制御信号を供給しており、メモリ制御回路8及びシステム制御部9により制御される。画像処理回路で10は、A/D変換器5からのデータ或いはメモリ制御回路8からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。メモリ制御回路8は、A/D変換器5、タイミング発生回路6、画像処理回路10、画像表示メモリ11、D/A変換器7、メモリ12を制御する。こうしてA/D変換器5によりデジタルデータに変換されたデータが画像処理回路10及びメモリ制御回路8を介して、或いは直接メモリ制御回路8を介して画像表示メモリ11或いはメモリ12に書き込まれる。画像表示メモリ11に格納された画像データはD/A変換器7によりアナログ信号に変換され、例えばTFT LCD等から成る画像表示部13に表示される。この画像表示部13により、撮像した画像データを逐次表示することにより、電子ファインダ機能を実現できる。メモリ12は、撮影した静止画像や動画像データを格納し、所定枚数の静止画像データや所定時間の動画像データを格納するのに十分な記憶容量を備えている。
露光制御部14は、絞り機能を備えるシャッタ3を制御しており、フラッシュ17と連携することによりフラッシュ調光機能も有している。測距制御部15は、撮影レンズ2のフォーカシングを制御する。ズーム制御部16は、撮影レンズ2のズーミングを制御する。フラッシュ17は、AF(オートフォーカス)補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
システム制御部9は、マイクロコンピュータ等のCPU(不図示)を有し、このデジタルカメラ100全体を制御する。メモリ20は、このシステム制御部9の動作用の定数、変数等を記憶するRAM及び不揮発メモリ、及びシステム制御部9のCPUにより実行されるプログラム等を記憶している。
電源制御部18は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等を有し、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。またその検出結果及びシステム制御部9の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。電源19は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等を含む。
表示装置21は、システム制御部9によるプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置や、スピーカ等の表示部を有する。この表示装置21は、このデジタルカメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば液晶やLED、発音素子等により構成されている。不揮発メモリ22は、電気的に消去・記録可能なメモリである。ここに、このデジタルカメラ100の各種設定情報が記憶される。
メモリカードインターフェース23はメモリカード(記録メディア)を接続する。USBインターフェース24は、不図示の外部機器をUSBにより接続する。操作部25は、システム制御部9の各種の動作指示を入力するのに使用され、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。シャッタスイッチ26は、撮像素子4から読み出した信号をA/D変換器5、メモリ制御回路8を介してメモリ12に書き込む露光処理、画像処理回路10やメモリ制御回路8での演算を用いた現像処理という一連の処理の動作開始を指示する。無線通信回路27は、アンテナ28を介して無線信号を送受信して無線通信を制御する。
図2は、本発明の実施形態に係る液晶プロジェクタ200の構成を示すブロック図である。
システム制御部109は、この液晶プロジェクタ200全体の動作を制御する。メモリ101は、システム制御部109の動作用の定数、変数、画像等を一時的に記憶するメモリである。不揮発メモリ102は、システム制御部109のファームウェアプログラム等を記録した電気的に消去、記録可能なメモリである。ここに液晶プロジェクタ200がデジタルカメラ100に通知する、この液晶プロジェクタの機能情報(Capability)を記録することができる。操作部103は、システム制御部109の各種の動作指示を入力するのに使用され、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。リモコン受光部120は、システム制御部109の各種の動作指示を入力するのに使用され、液晶プロジェクタ200に付属する赤外線リモコンからのリモコンキーを受信することができる。電源制御部104は、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等を具備している。そしてACアダプタが接続されたことを検出すると、システム制御部109の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御して、必要な電圧を必要な期間、ファンを含む各部へ供給する。電源105は、ACアダプタ等からなる電源である。
Ethernet(登録商標)インターフェース107は、ネットワークと接続するのに使用される。このインターフェース107を介して、液晶プロジェクタの故障等の状態を、液晶プロジェクタ200を集中管理するシステムに通知できる。USBインターフェース106は、デジタルカメラ100やUSBメモリ等とUSBを介して接続する。
画像処理部108は、デジタルカメラ100、USBメモリ等から読み出したJPEG画像の表示位置の設定や、ファイル名、日付、Exifなどの情報をオーバーレイする処理を行う。また処理した表示画像データを赤(R)/緑(G)/青(B)の3種の色信号からなるRGB信号にデジタル変換する。プロジェクタ映像信号処理部111は、デジタル化されたRGB信号を、このプロジェクタ200に適した信号に変換する信号処理を行う。そのような信号処理としては、例えば、インターレースプログレッシブ変換処理、フレームレート変換処理、解像度変換処理等が挙げられる。フレームメモリ110は、プロジェクタ映像信号処理部111でプロジェクタに適した信号に変換する際の信号処理で使用され、1フレーム以上のRGB信号を記憶できる。信号レベル調整部112は、プロジェクタ映像信号処理部111からの出力を、このプロジェクタの投影する投影画像に適するような信号レベルとするべく調整する。液晶ドライバ113は、信号レベル調整部112の出力信号に基づいて液晶パネル117を駆動する。ランプ116は、スクリーン119に投影画像を映し出すための光源である。電源105はランプ116にも電力を供給している。ランプ駆動回路(バラスト)115は、電源105より供給される電力からランプ116に供給するための安定した高電圧を発生する。液晶パネル117には、R/G/Bのカラーフィルタが接合されており、ランプ116より投射された光をRGBの画像に対応して光の透過/遮断を行う。レンズ群118は、液晶パネル117を通過したRGBの各色画像をスクリーン119へ投影して結像させるとともに、その投影された画像の大きさを変化させる。スクリーン119は、映像信号を結像させる投影面を提供する。
図3は、本発明の実施形態におけるデジタルカメラ100と液晶プロジェクタ200との接続を示す図である。
液晶プロジェクタ200は、USBインターフェース106に挿入されたUSBケーブル300を介してデジタルカメラ100と接続される。デジタルカメラ100は、撮影画像を保持するメモリカードインターフェース23とUSBインターフェース24を有している。またこのデジタルカメラ100は、プリンタと接続された場合には、そのメモリカードに保持した画像を選択して印刷を指示できる機能を搭載している。
尚、本実施形態に係るシステムの通信媒体は、有線或は無線のLANやBluetooth等でもよく、本実施形態は、このシステムの形態に依存するものではない。
以下、本実施形態に係る液晶プロジェクタ200とデジタルカメラ100とを接続して、デジタルカメラ100が保持している画像データを液晶プロジェクタ200により表示させる動作を説明する。ここではデジタルカメラ100を操作することにより、液晶プロジェクタ200がスライドショー形式で画像を投影して表示する場合で説明する。尚、以下の記述に基づくデジタルカメラ100の制御は、図1の不揮発メモリ22に記憶されているプログラムを、システム制御部9のCPUが実行することにより実行される。
図4は、本発明の実施形態に係るDPS(Digital Photo Solution for Imaging Device)のシステムモデルを説明する図である。
ここでは、一例として、通信規格であるPictBridgeに準拠したダイレクト印刷システムのアーキテクチャを示すが、本発明はこれに限定されるものではない。このシステムは、サーバ/クライアントモデルであり、クライアントのプリントサーバ401/クライアント402と、ストレージサーバ403/クライアント404が存在する。ここでは基本的に、クライアントからの要求に対してサーバが応答し、その結果をクライアントに返答するというシーケンスで、各DPSオペレーションが完結する。またサーバから発行される通知に対してクライアントが応答し、その受け取り確認をサーバに返答するというシーケンスで各DPSイベントが完結する。
具体的には、デジタルカメラ100のプリントクライアント402からの印刷要求に応じて、液晶プロジェクタ200のプリントサーバ401が応答する。続いて、液晶プロジェクタ200のストレージクライアント403が画像を投影するために画像データを要求し、デジタルカメラ100のストレージサーバ404から画像データを送信する。また液晶プロジェクタ200のプリントサーバ401からデバイス状態などのDPSイベントを発行すると、デジタルカメラ100のプリントクライアント402がDPSイベントの受け取り確認を返答する。またプリントサーバ401/クライアント402は、液晶プロジェクタ200の不揮発メモリ102に存在するファームウェアプログラムで実行される。図示していないが、プリントサーバ401/クライアント402を動作させるためには、USBI/F106を制御するUSBホストドライバ、PTP(Picture Transfer Protocol)のInitiatorが必要である。一方、ストレージサーバ403/クライアント404を動作させるために、デジタルカメラ100にはUSBデバイスドライバ、PTPのResponderが搭載されている。デジタルカメラ100には、このDPSシステムモデルを利用し、スライドショーを制御するスライドショーマネージャ405が存在する。
図5は、本発明の実施形態における液晶プロジェクタ200のCapability管理テーブルの一例を示す図である。
液晶プロジェクタ200が設定可能な能力を管理するためCapability管理テーブルが、液晶プロジェクタ200の不揮発メモリ102に記憶されている。このテーブルには、用紙サイズ、ファイル名印刷、ファイルタイプ、Quality、用紙タイプ、日付印刷、イメージオプティマイズ、レイアウト、fixedSize、トリミングの情報が記憶されている。ここで用紙サイズには、標準(51000000)とExif情報付L判(5100C000)が存在する。Exif情報付L判とは、Exif情報を付加し、画像を表示することができる能力を持つ液晶プロジェクタ200であることを示している。ファイル名印刷は、ON(5502000)とOFF(55010000)が存在する。ONはファイル名を付加して画像を表示できる能力を持つ液晶プロジェクタ200であることを示している。OFFはファイル名を付加して画像を表示できない場合を示す。後述するが、デジタルカメラ100は、液晶プロジェクタ200に設定可能な能力を問合せるが、液晶プロジェクタ200は、このCapability管理テーブルから情報を取得し、デジタルカメラ100に液晶プロジェクタ200の能力を通知する。
図6〜図8は、本発明の実施形態におけるDPSコマンド及びイベントを説明する図である。ここで全てのDPSコマンド及びイベントは、XML形式で記述する。
PictBridge対応機器がどんなサービス機能を有するのかを確認するためのコマンドがDPS_ConfigurePrintServiceである。ここには、DPSのバージョン、ベンダー名、プロダクト名、シリアル番号などが記述される。501は、プリントクライアント402が送信するコマンドDPS_ConfigurePrintServiceを示す。502は、プリントサーバ401が、このコマンドに応答したものであり、Result値が記述されている。ここでは501で、デジタルカメラからのコマンドであることが記述されており、502では、LCP(液晶プロジェクタ)からの応答であることが分かる。
液晶プロジェクタ200に設定可能な能力を問い合わせるためのコマンドがDPS_GetCapabilityである。これにより、quality、用紙サイズ、用紙タイプ、ファイルタイプ、日付印刷、ファイル名印刷、イメージオプティマイズ、レイアウト、fixedSize、トリミングの能力を問い合わせることができる。503は、プリントクライアント402が用紙サイズを問い合わせるために送信するコマンドDPS_GetCapabilityを示す。504は、プリントサーバ401が、このコマンドに応答した例を示す。ここではResult値と液晶プロジェクタ200に設定可能な用紙サイズ(標準、Exif情報付L判など)が記述されている。またQuality等、他のパラメータも順次液晶プロジェクタ200に問い合わせることで、図5の管理テーブルに記載される機能情報をデジタルカメラが取得可能となる。
デジタルカメラ100から印刷を要求するためのコマンドがDPS_StartJobである。印刷要求のパラメータには、印刷設定と印刷情報が存在する。この印刷設定には、デジタルカメラ100のユーザ操作によって設定された内容(quality、用紙サイズ、用紙タイプ、ファイルタイプ、日付印刷、ファイル名印刷、イメージオプティマイズ、レイアウト、fixedSize、トリミング)が記述される。印刷情報には、印刷指定された画像データの画像ファイルIDや印刷枚数等が記述される。505は、プリントクライアント402が印刷を要求するコマンドDPS_StartJobの例である。506は、プリントサーバ401が、このコマンドに応答したものでResult値が記述されている。
通常のDPS_StartJobは、それまでの通信で取得したCapabilityに基づき、プリントサーバが対応可能なパラメータを記述する。ただし、これに限るものではなく、プリントサーバにおいてエラーを回避する手段などの対策を講じれば、Capabilityに記述されていないプリント条件を送っても、通信の破綻は防止可能である。
デジタルカメラ100から印刷を中止するためのコマンドがDPS_AbortJobである。511(図7)は、プリントクライアント402が印刷を中止するために送信するコマンドDPS_AbortJobを示す。512は、プリントサーバ401が、このコマンドに応答したものでResult値が記述される。
デジタルカメラ100から印刷を再開するためのコマンドがDPS_ContinueJobである。513は、プリントクライアント402が印刷を再開するために送信するコマンドDPS_ContinueJobを示す。514は、プリントサーバ401が、このコマンドに応答したものでResult値が記述される。
液晶プロジェクタ200から印刷状態を通知するためのイベントがDPS_NotifyJobStatusであり、印刷の進捗、総印刷枚数などが記述される。508は、プリントサーバ401が印刷状態を通知するために送信するイベントDPS_NotifyJobStatusである。ここでは1部の印刷が完了したことが通知される。507は、プリントクライアント402が、このコマンドに応答したものであり、Result値が記述される。
液晶プロジェクタ200が液晶プロジェクタ200のデバイス状態を通知するためのイベントがDPS_NotifyDeviceStatusである。ここには、アイドル、印刷中、ポーズ中などの印刷状態、画像ファイル等のエラー内容、Capability変更有無、新たな印刷ジョブを受け付け可能か否かなどの情報が記述されている。510は、プリントサーバ401がデバイス状態を通知するために送信するイベントDPS_NotifyDeviceStatusを示す。509は、プリントクライアント402が、このコマンドに応答したものでResult値が記述される。
液晶プロジェクタ200が必要な画像のファイルIDを取得するためのコマンドがDPS_GetFileIDであり、画像のファイルパスなどが記述される。521(図8)は、ストレージクライアント403が画像のファイルIDを取得するために送信するコマンドDPS_GetFileIDを示す。520は、ストレージサーバ404が、このコマンドに応答したものでありResult値と、そのファイルIDが記述される。
液晶プロジェクタ200が必要な画像のファイル情報を取得するためのコマンドがDPS_GetFileInfoである。523は、ストレージクライアント403が画像のファイル情報を取得するために送信するコマンドDPS_GetFileInfoであり、情報を取得したい画像のファイルIDが記述される。522は、ストレージサーバ404が、このコマンドに応答したものでありResult値と、その画像のファイルタイプ、ファイルサイズ、サムネイルフォーマット、サムネイルサイズが記述されている。
液晶プロジェクタ200が必要な画像を取得するためのコマンドがDPS_GetFileである。525は、ストレージクライアント403が画像を取得するために送信するコマンドDPS_GetFileで、情報を取得したい画像のファイルIDが記述される。524は、ストレージサーバ404が、このコマンドに応答したものであり、Result値と画像のサイズが記述されている。尚、図示していないが、画像を分割して取得するコマンドDSP_GetPartialFileも存在する。よって、DPS_GetFileの代わりに、DPS_GetPartialFileを利用してもよい。
図9は、本発明の実施形態に係る液晶プロジェクタとデジタルカメラの接続開始からスライドショーメニュー表示完了までのDPSコマンドのシーケンス図である。
初めに液晶プロジェクタ200とデジタルカメラ100との間で、互いがDPS機能を有するかどうかを確認するためのネゴシエーションを行う。PictBridge規格では、USB接続をトリガとして両機器間にPTP接続が確立した後に、DPS Discovery901が行われる。具体的には、デジタルカメラ100と液晶プロジェクタ200がそれぞれ「DDISCVRY.DPS」と「HDISCVRY.DPS」という空のスクリプトファイルを送り合うことで互いがPictBridge対応機器であることを確認する。
902では、デジタルカメラ100のプリントクライアント402が液晶プロジェクタ200のプリントサーバ401へDPS_ConfigurePrintService501を発行する。その目的は、液晶プロジェクタ200とデジタルカメラ100が互いに有する機能を確認するためである。つまり、液晶プロジェクタ200がプリントサーバ401/ストレージクライアント403を有すること、及びデジタルカメラ100がプリントクライアント402/ストレージサーバ404を有することを互いに通知し合う。
903では、液晶プロジェクタ200は、どのような表示設定が可能なのかを問い合わせるためにプリントクライアント402がプリントサーバ401へDPS_GetCapability503を発行する。これによりプリントサーバ401は、印刷のCapabilityを取得し、プリントクライアント402へCapabilityを通知する。その結果、プリントクライアント402が得たCapabilityがデジタルカメラ100のUIに反映される。これのより、ユーザが選択できる機能(quality、用紙サイズ、用紙タイプ、ファイルタイプ、日付印刷、ファイル名印刷、イメージオプティマイズ、レイアウト、fixedSize、トリミング)が決定する。
つぎに904で、液晶プロジェクタ200がDiscovery状態から待機状態に遷移したことをデジタルカメラ100に通知するために、プリントサーバ401はプリントクライアント402へDPS_NotifyDeviceStatus509を発行する。
905では、プリントクライアント402は、接続相手がプリンタなのか液晶プロジェクタであるかを判断する。そして液晶プロジェクタであると判断すると、スライドショーマネージャ405に待機状態になったことを通知する。尚、この接続相手の判断方法としては、プリントサーバ401から取得したDPS_ConfigurePrintSevice501の<productName>情報を利用する。例えば、液晶プロジェクタの場合、<productName>LCP</productName>と記述する。一方、プリンタの場合は、<productName>Printer</productName>と記述するよう定義しておく。こうして接続相手が液晶プロジェクタもしくはプリンタであるかを判断できる。本実施形態では、vendorSpecificVersion情報やDPS_GetCapablity情報等、他の情報を利用してもよい。
906では、スライドショーマネージャ405は、ユーザがスライドショーを操作するためのスライドショーメニューを表示する。
図10は、本発明の実施形態に係るDPS Discovery901のシーケンス図である。
PictBridge規格では、USB接続をトリガとして両装置間にPTP接続が確立した後に、このDPS Discovery901が行われる。液晶プロジェクタ200とデジタルカメラ100は、通信プロトコルとしてPTPを採用しており、液晶プロジェクタ200はPTP Initiatorとして、デジタルカメラ100はPTP Responderとして動作する。PTP Initiatorとは、セッションを開始し、Responderに対してPTPコマンドを発行するデバイスのことである。PTP Responderとは、PTP InitiatorからのPTPコマンドに対してレスポンスを返すデバイスのことである。
初めに1001で、PTP Initiatorがデジタルカメラ100についての情報を取得するためにPTP ResponderへGetDeviceInfoを発行する。尚、PTPコマンドは、Command、Data、Responseの3つのフェーズから構成されている。またDataフェーズのみ必須ではなく、データの向きも含めてCommand毎に異なっている。通常は、Command毎に定められた向きのDataの転送が行われて、それに対する応答がResponseとして返される。
1002では、PTP InitiatorがPTP ResponderへOpenSessionを発行し、セッション開始を通知する。1003では、PTP InitiatorがPTP ResponderへGetNumObjectを発行し、デジタルカメラ100のストレージに記憶されているスクリプトの数を取得する。1004では、PTP InitiatorがPTP Responder へGetObjectHandlesを発行し、デジタルカメラ100のストレージに記憶されているスクリプトのハンドルを取得する。1005では、PTP InitiatorがPTP Responder へGetObjectInfoを発行し、PTP ResponderからDDISCVRY.DPSという空のスクリプトファイル情報を取得する。これにより、デジタルカメラ100がDPS機能を有していることを確認する。また1006で、PTP ResponderもPTP Initiator の発行するSendObjectInfoのDataフェーズからHDISCVRY.DPSという空のスクリプトファイル情報を通知される。これにより、液晶プロジェクタ200がDPS機能を有していることを確認する。以上でDPS Discovery901が完了する。
図11は、本発明の実施形態に係る液晶プロジェクタ200がデジタルカメラ100に向けてDPSコマンドを発行したときのPTPコマンドのシーケンス図である。
1101では、DPS ClientがPTP InitiatorにDPSコマンド(図では、一例としてDPS_NotifyDeviceStatus509を記した)を発行する。1102では、PTP Initiatorがこれから送信するオブジェクトのファイルタイプとファイルサイズをPTP Responderに通知するためにSendObjectInfoを発行する。1103では、PTP InitiatorがDPSコマンドを送信するためにPTP ResponderにSendObjectを発行する。1104では、PTP Responderが取得したDPSコマンドをDPS Serverに送信する。以上のようにして、液晶プロジェクタ200が発行したDPSコマンドがデジタルカメラ100に送信される。
図12は、本発明の実施形態に係る液晶プロジェクタ200がデジタルカメラ100からDPSコマンドを受けたときのPTPコマンドレベルでのシーケンス図である。
1201では、DPS ServerがPTP ResponderにDPSコマンド(図では、一例としてDPS_StartJob505を記した)を発行する。1202では、それを受けたPTP ResponderがPTP InitiatorにRequestObjectTransferというPTPイベントを発行する。これによりPTP Initiatorに対してPTP Responderからオブジェクトを取得するよう要求する。1203では、PTP Initiatorがこれから取得するオブジェクトのファイルタイプとファイルサイズを取得するためにPTP ResponderにGetObjectInfoを発行する。1204では、PTP InitiatorがDPSコマンドを取得するためにPTP ResponderにGetObjectを発行する。1205では、PTP Initiatorが取得したDPSコマンドをDPS Clientに送信する。
以上の処理により、デジタルカメラ100が発行したDPSコマンドが液晶プロジェクタ200に受信される。
次に本発明の実施形態に係る液晶プロジェクタ200が、デバイス(デジタルカメラ100)との接続状態に応じて表示画面を制御するための各表示画面を説明する。
図13は、本発明の実施形態において、液晶プロジェクタにデバイス(機器)が接続されていない場合に表示される液晶プロジェクタ200の表示画面の一例を示す図である。
液晶プロジェクタ200にデバイスが接続されていない場合、液晶プロジェクタ200は、スクリーン119に投影された画像1300に、デバイスとの接続を促すコメント1301と、接続が可能なデバイスを示す画像1302,1303を表示する。液晶プロジェクタ200とデジタルカメラ100が接続すると、図14へ画面遷移する。またデジタルカメラ100との接続を遮断すると、どのような画面状態であっても図13の画面に遷移する。
図14は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100との接続処理中に表示される液晶プロジェクタ200の表示画面の一例を示す図である。
図11で示したデジタルカメラとの接続開始からスライドショーメニュー表示完了までの処理を行っている間、液晶プロジェクタ200は、接続の処理中であるコメントと処理状況の進捗状況を表示する接続状況を表示する。そしてデジタルカメラ100からスライドショーを開始できる状態になると、図15へ画面遷移する。
図15は、本発明の実施形態に係るスライドショー開始可能状態時に表示される液晶プロジェクタ200の表示画面の一例を示す図である。
液晶プロジェクタ200は、デジタルカメラ100からのスライドショーの開始が可能であることを示すコメント(ここでは「スライドショー開始してください」を表示する。デジタルカメラ100から画像印刷の要求があると図16へ画面遷移する。
図16は、本実施の形態に係る液晶プロジェクタにおけるスライドショーの表示例を示す図である。
一方、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100は、スライドショー制御するためのユーザインターフェースを有する。各ユーザインターフェースを説明する。
図17は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の背面の外観図である。
この背面には、SETボタン1702、上下左右ボタン1703、MENUボタン1704、液晶モニタ1705を備える。SETボタン1702は、設定値を確定するときなどに使用される。この状態でSETボタン1702が押下されると、後述するスライドショーのメニュ画面(図21)が表示される。
図21は、本発明の実施形態におけるデジタルカメラ100のスライドショーのメニュ画面例を示す図である。
スライドショー設定による表示2102を選択してSETボタン1702を押下するとスライドショー表示が開始される。
上下左右ボタン1703は、メニューの選択をする場合に上下左右でカーソルを移動させる場合や、画像の表示で複数画像存在する場合に次の画像や前の画像を表示させる場合に使用する。
デジタルカメラ100は、ユーザ操作によってメニューを表示させ、スライドショーメニューを選択することができる。またデジタルカメラ100は、液晶プロジェクタ200との接続開始からスライドショーメニュー表示完了までの処理を行うと、液晶モニタ1705にメニューを表示する。ユーザが上下左右ボタン1703を操作することでカーソルをスライドショーメニューに移動し、SETボタン1702を押下するとスライドショー制御画面の図18へ画面遷移する。
図18は、本発明の実施形態におけるデジタルカメラ100のスライドショー制御画面を示した図である。
スライドショー選択メニュー1806は、スライドショーの番号を表示し、上下左右ボタン1703を操作することによって、実行するスライドショーを選択できる。ここで選択できるスライドショーは、全画像、スライドショー1、スライドショー2、...、スライドショー9である。スライドショー設定ボタン1801を選択すると、スライドショー設定画面へ画面遷移する。またリセットボタン1802を押下すると、デジタルカメラ100は、スライドショー選択メニュー1806で選択したスライドショーをリセットし、スライドショー設定を初期状態にする。
また全画像ボタン1803を押下すると、デジタルカメラ100は、スライドショー選択メニュー1806で選択したスライドショーに対し、デジタルカメラ100の記録メディアに格納された全ての画像を、スライドショーの再生対象として設定する。画像指定ボタン1805を押下すると、デジタルカメラ100は、スライドショー選択メニュー1806で選択したスライドショーで再生する画像を指定する図19の画面へ遷移する。またスタートボタン1804を押下すると、デジタルカメラ100は、スライドショー選択メニュー1806で選択したスライドショーを開始する。
図19は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100のスライドショー画像指定画面を示した図である。
上下左右ボタン1703を操作し表示画像を切り替える。この状態でSETボタン1901を押下すると表示されている画像をスライドショー画像として設定でき、その表示されている画像がスライドショー画像であることを示すアイコン1900が表示される。再度、SETボタン1901を押下すると、表示されている画像をスライドショー画像の対象でなくしてアイコン1900を消去する。またMENUボタン1902が押下されると、スライドショー画像として指定された画像を記述したスライドショー制御ファイル(AUTPLAYn.MRK)を作成して記録メディアに保存する。
図20は、本発明の実施形態におけるデジタルカメラ100のスライドショー画面を示した図である。
液晶モニタ1705には、スライドショー再生した画像を表示する。
図22(A)(B)は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の記録メディアのフォルダ構成を説明する図である。
デジタルカメラ100のメモリカードI/F23に挿入された記録メディアのフォルダ構成は、ルートディレクトリの直下にDCIMディレクトリとMISCディレクトリが存在する。
ディレクトリ「DCIM」の下には、撮影画像「EFGH0001.JPG」群2205が保存されている。またディレクトリ「MISC」2200の下には、DPOFファイルが保存される。このDPOFファイルは、この実施形態では、表示条件、印刷条件などの出力条件を記述している。よって、このDPOFファイルには、印刷用DPOFファイル「AUTPRINT.MRK」、スライドショー用DPOFファイル「AUTPLAYn.MRK」2202、転送用DPOFファイル「AUTXFER.MRK」が含まれる。更に、UNICODE用DPOFファイル「UNICODE.MRK」が存在する。このスライドショー用DPOFファイル2202は、「AUTPLAY0.MRK」「AUTPLAY1.MRK」など、10個のファイル(AUTPLAYn.MRK)を持つことができる。
図22(B)は、このスライドショー用DPOFファイル2202の一例を示している。
デジタルカメラ名やDPOFファイル作成日時などのヘッダ部[HDR]と、プロダクトID、ファイルフォーマット、画像ファイルのパス情報、画像の撮影日時情報等をジョブ[JOB]毎に保持している。表示画像をスライドショー画像として指定すると、スライドショー用DPOFファイル2202にジョブが追加される。一方、表示画像をスライドショー画像から外すと、スライドショー用DPOFファイル2202からジョブが削除される。
図23は、本発明の実施形態に係るスライドショーの開始処理を示すシーケンス図である。
2300は、ユーザがデジタルカメラ100から液晶プロジェクタ200でスライドショー表示させるスライドショーを選択し、スタートボタン1804(図18)を押下する操作である。2300の操作により、スライドショーマネージャ405(図4)は、2301でスライドショーの開始準備を行う。詳しくは後述するが、スライドショー用DPOFファイルの解析などを行う。尚、このとき、デジタルカメラ100の記録メディアに印刷用のDPOFファイルと表示用のDPOFファイルの両方が記憶されている場合は、カメラ100に接続されている機器が表示装置であれば、表示用のDPOFファイルのみを解析するようにしても良い。スライドショーマネージャ405は、2302で、スライドショー用DPOFファイルに記述されたスライドショー用画像のファイル名を取得し、プリントクライアント402に画像のファイル名を指定して印刷要求を行う。
2303で、プリントクライアント402は、画像のファイル名に割り当てられたファイルIDを設定したDPS_StartJob505(図6)をプリントサーバ401に発行する。このとき、それまでの通信で受信したCapabilityと、DPOFファイル内の画像指定情報との両方を用いて印刷ジョブDPS_StartJob505が生成される。これによって、プリントクライアント402からプリントサーバ401へ印刷設定及び印刷情報が通知されてスライドショー表示処理が開始される。また図示していないが、デジタルカメラ100の操作部を操作することによって、スライドショーの画像情報を表示するモードである場合、2303で、プリントクライアント402は、画像のファイル名に割り当てられたファイルIDを設定する。そして用紙サイズにExif情報付L判を設定したDPS_StartJob505をプリントサーバ401に発行する。
2304では、プリントサーバ401が印刷要求を受信することにより、待機状態から印刷状態に状態遷移したことを、プリントクライアント402に通知するため、DPS_NotifyDeviceStatus509を発行する。
2305では、印刷指定されている画像ファイルの中で、現在何枚目の表示処理を行っているかを示すプログレス通知をデジタルカメラ100に対して行う。ここでは、プリントサーバ401が、DPS_NotifyJobStatus507をプリントクライアント402へ発行する。
2306では、表示する画像のファイルタイプとファイルサイズ情報を取得するために、ストレージクライアント403がストレージサーバ404へDPS_GetFileInfo522を発行する。これによりストレージサーバ404は、その画像のファイル情報(file Info)をストレージクライアント403に送信する。こうして、ストレージクライアント403に送られたファイル情報に含まれるファイルサイズ情報を基にストレージクライアント403はメモリを確保し、後に続く画像ファイルの取得に備える。
2307では、ストレージクライアント403は、2306で取得した情報に基づき、画像ファイルデータを一括取得するために、ストレージサーバ404にファイル要求DPS_GetFile524を発行する。これによりストレージサーバ404は、その要求された画像ファイル(File Image)をストレージクライアント403に送信する。この場合、分割ファイル要求DPS_GetPartialFileを発行して、画像ファイルを分割して取得をする方法もある。
そして2308で、ストレージクライアント403が2307で取得したデータをPrint Deviceに送信する。これによりプPrint Deviceは、DPS StartJob505に記述された用紙サイズに従って画像を表示する。このPrint Deviceは、図2の画像処理部108のことである。
以上の処理が完了すると、2309で、プリントサーバ401は、液晶プロジェクタ200が待機状態に遷移したことをデジタルカメラ100に通知するために、DPS_NotifyDeviceStatus509をプリントクライアント402へ発行する。2310では、プリントクライアント402は、スライドショーマネージャ405に、1枚の画像の印刷が完了したことを通知する。以上のような処理でスライドショー表示処理を行う。
尚、このデジタルカメラ100がプリンタ装置と接続された場合、印刷用のDPOFファイルだけを読み出し、それを解析して印刷ジョブを実行する。
図24は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラによるスライドショーの準備処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、デジタルカメラ100のシステム制御部9によって実行され、この処理を実行するためのプログラムはメモリ20に記憶されており、システム制御部9のCPUの制御の下に実行される。
この処理は、ユーザがデジタルカメラ100で液晶プロジェクタ200でスライドショー表示させるスライドショーを選択してスタートボタン1804(図18)を押下することにより開始される。先ずステップS1で、スライドショーマネージャ405は、選択されたスライドショーの番号を取得する。このスライドショー番号とは、スライドショー用DPOFファイルの番号であり、0〜9の番号が存在する。次にステップS2に進み、スライドショーマネージャ405は、取得したスライドショー用DPOFファイルの番号を用いて、スライドショー用DPOFファイルを指定する。スライドショーマネージャ405は、指定したスライドショー用DPOFファイルを解析してジョブリストを作成する。
図25は、本発明の実施形態に係るスライドショージョブリストの一例を示す図である。
このスライドショーのジョブリストには、ジョブ番号、ファイル名が記述されている。ファイル名は、ルートからのパス名を記述する。
続いてステップS3に進み、スライドショーマネージャ405は、スライドショーの表示情報を取得する。このスライドショーの表示情報には、シーケンス・リピート等の表示方法と、撮影日順、ファイル名順、ランダム等の表示順序の情報が含まれる。
次にステップS4に進み、スライドショーマネージャ405は、取得したスライドショー表示情報の表示順序を基に、このジョブリストを並び替える。例えば、表示順序が、撮影日順であれば、撮影日の古い画像から順番にジョブを並び替える。
図16は、本発明の実施形態における印刷画像を表示した液晶プロジェクタ200の表示画面の一例を示す図である。
ここでは図23に示した手順に従って、デジタルカメラ100から液晶プロジェクタ200へ印刷指示した画像を液晶プロジェクタ200が投影して表示する。
以上のようにしてデジタルカメラと液晶プロジェクタをUSB接続したシステムおいて、デジタルカメラのボタン等の操作部を操作することにより、デジタルカメラが保持する画像を液晶プロジェクタにスライドショー表示することができる。これによりユーザが所望する画像を、簡単な操作でスライドショー形式で表示させることができる。
尚、上述の本実施形態では、液晶プロジェクタとデジタルカメラによるシステムについて説明したが、テレビや画像ビューワー等、画像を表示する機器についても適用可能である。また、それぞれの装置(端末)が通信に用いた通信パケットフォーマットや、画像を表示する操作部等は本実施形態に限定されるものではない。
またスライドショー用のDPOFファイルで説明したが、表示用の画像指定ファイルをスライドショー表示の為だけに用いるものには限定されない。例えば、一覧表示や、マニュアル操作によって画像切り換えタイミングを指定して、DPOFファイルで指定されている画像を順次表示するような場合にも適用可能である。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100のスライドショーのメニュ画面例を、前述の図21を参照して説明する。
上下左右ボタン1703を操作することによって、全て表示2101、スライドショー設定による表示2102、印刷指定による表示2103のいずれかを選択できる。こうして表示する内容を選択してSETボタン1702を押下する。ここで全て表示2101を選択すると、メモリカードI/F23に挿入された記録メディアに存在する全てのスライドショー用DPOFファイル及び印刷用DPOFファイルに設定されている画像を表示する。
図26は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラにおけるスライドショーの準備処理を示すフローチャートである。尚、この処理は、デジタルカメラ100のシステム制御部9によって実行され、この処理を実行するためのプログラムはメモリ20に記憶されており、システム制御部9のCPUの制御の下に実行される。
この処理は、ユーザがデジタルカメラ100で「すべて表示」2101を選択し、SETボタン1702を押下する操作を行うことにより開始される。先ずステップS11で、スライドショーマネージャ405は、記録メディアにスライドショー用のDPOFファイルが存在するかを判定する。ここでスライドショー用のDPOFファイルが存在すると判定するとステップS12に進み、そのDPOFファイルを解析して、前述の図25に示すようなジョブリストを作成してステップS13に進む。尚、ここでDPOFファイルが複数存在していると判定した場合は、スライドショー用のDPOFファイルの0から9の値の順にファイルを解析する。尚、ステップS11で、スライドショー用のDPOFファイルが存在しないと判定するとステップS13に進む。
次にステップS13では、その記録メディアに印刷用のDPOFファイルが存在するかを判定する。ここで印刷用のDPOFファイルが存在しないと判定するとステップS15に進むが、印刷用のDPOFファイルが存在すると判定するとステップS14に進む。ステップS14では、その印刷用のDPOFファイルを解析して、前述の図25に示すようなジョブリストを作成する。尚、ここでステップS12で、ジョブリストが作成されていたときは、そのジョブリストに追加する。次にステップS15に進み、全てのDPOFファイルの解析が終了したら、その作成したジョブリストを基に液晶プロジェクタ200へジョブを送信してスライドショー形式で表示を行う。尚、ステップS11とステップS13の判定がいずれもNOの場合は、ジョブリストが作成されないのでジョブリストの送信が行われないことはもちろんである。
以上説明したように本実施形態によれば、デジタルカメラで作成した印刷用のDPOFファイルを使用して、デジタルカメラが保持する画像を液晶プロジェクタにスライドショー形式で表示できる。これにより、デジタルカメラと液晶プロジェクタをUSBを介して接続したシステムおいて、デジタルカメラのユーザが所持する画像をスライドショー形式で閲覧可能となる。
またデジタルカメラ100とプリンタ装置(印刷装置)問いが接続された場合には、印刷用のDPOFファイルを優先的に使用して印刷するように印刷制御しても良い。
図27は、本実施形態のデジタルカメラ100による処理を説明するフローチャートである。尚、この処理は、デジタルカメラ100のシステム制御部9によって実行され、この処理を実行するためのプログラムはメモリ20に記憶されており、システム制御部9のCPUの制御の下に実行される。
先ずステップS21で、前述のDPS Discovery901により、接続された外部機器の機能情報(Capability)を取得する。そしてステップS22で、その接続された外部機器が表示装置かどうかを判定する。ここで表示装置でないと判断するとステップS30に進み、周知のプリンタ装置との接続によるダイレクト印刷などの処理を実行するため、ここではその説明を省略する。
ステップS22で表示装置が接続されたと判定するとステップS23に進み、スライドショーの設定が指示されるのを待ってステップS24に進み、図18に示すスライドショーの設定画面を画像表示部13或は表示装置21に表示する。次にステップS25では、ユーザが操作部を操作して、スライドショーで表示したい画像(個別、或は全て)を選択し、その表示時間などを含む各種設定を入力する。そしてスタートボタン1804(図18)が押されると、表示用のDPOFファイルが作成されて記録メディアに記憶されて、ステップS26からステップS27に進み、図21に示すスライドショーのメニュー画面を表示する。ここでは前述したように、ステップS25で設定された「スライドショーの設定による表示」2102、或は印刷用のDPOFファイルに基づく「印刷指定による表示」2103、或は「すべて表示」2101のいずれかが選択される。そしてステップS28で、これら項目2100,2102,2103が選択されてSETボタン1702が押下されるとステップS29に進み、図24で説明した、指定されたDPOFファイルに基づくスライドショー形式での表示制御が行われる。
尚、この実施形態では、液晶プロジェクタとデジタルカメラとを含むシステムの場合で説明したが、テレビや画像ビューワ等、画像を表示する機器についても適用可能である。その他、機器接続を形成する上でそれぞれの端末が通信に用いた通信パケットフォーマットや画像を表示する操作部材等は本実施形態に限定されるものではない。
また本実施形態において、カメラ100と表示装置200とが接続された場合に、記録メディアに印刷用のDPOFファイルと表示用のDPOFファイルの両方が記憶されている場合は、表示用のDPOFファイルを優先的に使用するようにしても良い。また、印刷用のDPOFファイルと表示用のDPOFファイルのいずれを優先させるか、その優先度を設定できるようにしても良い。これはデジタルカメラ100とプリンタ装置とが接続された場合にも適用できる。
上記の例で説明した表示用の画像指定ファイルの代わりに、外部機器に転送すべき画像を指定しておく転送用の画像指定ファイルを利用しても良い。
(他の実施形態)
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
また上述した本実施形態では、デジタルカメラは、ビデオカメラ等を含む撮像装置或は画像データを供給する画像供給装置であり、また液晶プロジェクタは、一般的な表示装置と同義として扱う。
Claims (12)
- 表示手段に表示すべき画像または外部機器に転送すべき画像を指定する画像指定情報が記述された画像指定ファイルと、画像ファイルとを記憶する記録メディアを装着する装着手段と、
外部機器と接続して所定の通信規格に基づき通信する接続手段と、
前記接続手段を介して接続された前記外部機器の機能情報を取得する取得手段と、
前記外部機器が表示装置であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記表示装置が接続されていると判断すると、前記機能情報と、前記画像指定ファイルに記述された画像指定情報とに基づいて、前記所定の通信規格に基づいたジョブを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成したジョブを前記表示装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とする画像供給装置。 - 前記画像指定ファイルは、表示用または転送用のDPOFファイルであることを特徴とする請求項1に記載の画像供給装置。
- 前記所定の通信規格はPictBridgeであり、前記ジョブは、前記PictBridgeに準拠した印刷条件を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像供給装置。
- 前記メディアに、更に印刷用の画像指定ファイルが含まれている場合には、いずれの画像指定ファイルを用いるのかを指定する指定手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像供給装置。
- 前記外部機器が印刷装置であると判断されると、前記記録メディアに記憶されている印刷用の画像指定ファイルに従って画像ファイルを送信して印刷させる印刷制御手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像供給装置。
- さらに、表示用の画像指定ファイルの作成を指示する指示手段と、
前記指示手段への指示に応じて、表示用の画像指定ファイルを作成して前記メディアに記録する作成手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像供給装置。 - 表示手段に表示すべき画像又は外部機器に転送すべき画像を指定する画像指定情報が記述された画像指定ファイルと、画像ファイルとを記憶する記録メディアを装着し、前記表示手段又は前記外部機器に画像データを供給して表示させる画像供給装置の制御方法であって、
前記外部機器と接続して所定の通信規格に基づき通信する接続工程と、
前記接続工程で接続された前記外部機器の機能情報を取得する取得工程と、
前記外部機器が表示装置であるか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で前記表示装置が接続されていると判断すると、前記機能情報と、前記画像指定ファイルに記述された画像指定情報とに基づいて、前記所定の通信規格に基づいたジョブを生成する生成工程と、
前記生成工程で生成したジョブを前記表示装置に送信する送信工程と、
を有することを特徴とする画像供給装置の制御方法。 - 前記画像指定ファイルは、表示用または転送用のDPOFファイルであることを特徴とする請求項7に記載の画像供給装置の制御方法。
- 前記所定の通信規格はPictBridgeであり、前記ジョブは、前記PictBridgeに準拠した印刷条件を含んでいることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像供給装置の制御方法。
- 前記メディアに、更に印刷用の画像指定ファイルが含まれている場合には、いずれの画像指定ファイルを用いるのかを指定する指定手段を有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像供給装置の制御方法。
- 前記外部機器が印刷装置であると判断されると、前記記録メディアに記憶されている印刷用の画像指定ファイルに従って画像ファイルを送信して印刷させる印刷制御手段を更に有することを特徴とする請求項10に記載の画像供給装置の制御方法。
- さらに、表示用の画像指定ファイルの作成を指示する指示工程と、
前記指示工程での指示に応じて、表示用の画像指定ファイルを作成して前記メディアに記録する作成工程とを有することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の画像供給装置の制御方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120207 |