JP2010118234A - 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 - Google Patents

照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学的異常を生じ難くする。
【解決手段】バックライト装置12は、冷陰極管18と、冷陰極管18が収容されるシャーシ14と、シャーシ14内に装着されるホルダ19と、シャーシ14とホルダ19との対向面のうちシャーシ14側に設けられる凸部30と、ホルダ19側に設けられ凸部30を受け入れる凹部31とを備える。
【選択図】図12

Description

本発明は、照明装置、表示装置及びテレビ受信装置に関する。
テレビ受信装置として用いられる液晶表示装置は、これに用いる液晶パネルが自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要とする。このバックライト装置は、液晶パネルの裏面側に設置されるようになっており、例えば金属製で液晶パネル側の面が開口したシャーシと、シャーシの開口部に配される光学部材と、シャーシ内に収容される多数本の冷陰極管と、各冷陰極管のうち電極が配される両端部を覆う一対のホルダとを有する。なお、この種のバックライト装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2007−86195公報
上記した構成のバックライト装置では、シャーシの短辺側の両端部にホルダが装着されるとともに、ホルダがシャーシの長辺側の両端部から立ち上がる一対の側板間に嵌め込まれているのであるが、例えばシャーシに対するホルダの装着作業性を担保するため、シャーシの側板とホルダとの間に隙間を確保する場合がある。また、シャーシ及びホルダの寸法公差に起因して側板とホルダとの間に隙間が生じる場合がある。
このような隙間が生じると、外部の粉塵などの異物が上記隙間を通って内部に侵入し、内部の光学部材や冷陰極管などに付着するおそれがある。そうなると、輝度が低下したり輝度ムラが生じるなど、光学的な異常が生じる可能性があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、光学的異常を生じ難くすることを目的とする。
本発明の照明装置は、光源と、前記光源が収容されるシャーシと、前記シャーシ内に装着される装着部材と、前記シャーシと前記装着部材との対向面のうちいずれか一方に設けられる凸部と、前記シャーシと前記装着部材との対向面のうち他方側に設けられ前記凸部を受け入れる凹部とを備える。
シャーシと装着部材との対向面間には、例えば装着部材の装着作業性を担保するため、などの理由から隙間が空けられる場合があるが、シャーシと装着部材との対向面のいずれか一方には、凸部が設けられるとともに、他方側には、凸部を受け入れる凹部が設けられているから、上記隙間が一直線状にはならず蛇行するとともにその蛇行する分だけ経路長が長くなる。これにより、隙間が外部に開口していても、外部の塵埃などの異物が隙間を通り抜けて内部に侵入し難くすることができる。
本発明の実施態様として、次の構成が好ましい。
(1)前記シャーシは、内部に装着される前記装着部材を受ける底板と、前記底板から前記装着部材の装着方向に沿って突出する側板とを有しており、前記側板と前記装着部材との対向面にそれぞれ前記凸部及び前記凹部が設けられている。このようにすれば、底板から装着部材の装着方向に沿って突出する側板と装着部材との対向面間に生じる隙間を通って外部の異物が内部に侵入するのを防ぐことができる。
(2)前記底板のうち前記側板に隣接する位置には、前記側板に対して交差する方向に突出する板片が設けられており、前記底板のうち前記側板と前記板片との間には、スリットが形成されている。側板と交差する方向へ突出する形態の板片に対して側板を曲げ加工により成形するに際し、側板と板片との間にスリットを設けておくことで、曲げ加工の影響が底板に及び難く、底板に割れなどが生じるのを回避することができる。このようなスリットを設けると、スリットが側板と装着部材との対向面間の隙間に連通するため、外部の異物の侵入が懸念されるが、凸部及び凹部によりそのような事態が生じるのを抑制することができる。
(3)前記シャーシは、被取付部材に対して取り付けられるようになっており、前記板片には、前記被取付部材に対する取付構造が設けられている。このようにすれば、取付構造を有する板片を有するものに好適となる。
(4)前記板片は、前記底板における角位置に配されている。このようにすれば、底板の角位置に配した板片に設けた取付構造により被取付部材に対してシャーシが取り付けられるから、被取付部材に対する取付状態を安定化することができる。
(5)前記装着部材には、前記板片に沿って延在する延在部が設けられており、前記延在部には、前記被取付部材に対する取付構造が設けられている。このようにすれば、板片及び延在部に設けた取付構造によりシャーシ及び装着部材が共に被取付部材に対して取り付けることができる。
(6)前記凸部及び前記凹部は、前記側板の突出方向に沿って延在する形態とされている。このようにすれば、側板と装着部材との対向面間の隙間に対して、側板の突出方向と交差する方向から外部の異物が侵入するのを良好に防ぐことができる。
(7)前記凸部は、前記側板に設けられるとともに、前記側板において前記底板からの突出基端に至る範囲に形成されている。このようにすれば、外部の異物が一層侵入し難くすることができる。
(8)前記凸部及び前記凹部は、前記側板の突出方向と交差する方向について複数並んで配されている。このようにすれば、外部の異物の侵入経路をより長く且つ複雑にすることができるので、外部の異物がより侵入し難くすることができる。
(9)前記光源は、一方向に直線的に延びる線状光源とされるのに対し、前記装着部材は、前記線状光源の端部を覆っている。このようにすれば、線状光源の端部を覆う機能を持つ装着部材を用いるものに好適となる。
(10)前記シャーシは、内部に装着される前記装着部材を受ける底板を有するとともに前記底板側とは反対側に開口部を有し、その開口部に光源から発せられた光を透過する光学部材が配されており、前記装着部材には、前記光学部材を支持する受け部が設けられている。このようにすれば、光学部材を支持する受け部を有する装着部材を用いるものに好適となる。
(11)前記装着部材は、表面が白色を呈するよう形成されている。このようにすれば、光源から発せられた光を装着部材の表面にて良好に反射させることができ、光の利用効率を向上させることができる。
(12)前記シャーシは、平面視矩形状をなしており、前記装着部材は、前記シャーシにおける長辺方向の端部に装着されている。このようにすれば、シャーシにおける長辺方向の端部に装着される装着部材を用いるものに好適となる。
次に、上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、上記記載の照明装置と、前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルとを備える。
このような表示装置によると、表示パネルに対して光を供給する照明装置が、光学的異常を生じ難いものであるから、表示品質の優れた表示を実現することが可能となる。
前記表示パネルとしては液晶パネルを例示することができる。このような表示装置は液晶表示装置として、種々の用途、例えばテレビやパソコンのディスプレイ等に適用でき、特に大型画面用として好適である。
本発明によれば、光学的異常を生じ難くすることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図15によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10について例示する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で示した方向となるように描かれている。また、図2及び図3に示す上側を表側とし、図2及び図3に示す下側を裏側とする。
本実施形態に係るテレビ受信装置TVは、図1に示すように、液晶表示装置10(表示装置)と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容し液晶表示装置10を外側から取り囲む表裏一対のキャビネットCa,Cbと、電源Pと、チューナーTと、スタンドSとを備える構成される。液晶表示装置10は、全体として横長の方形を成し、図2及び図3に示すように、平面視矩形をなす表示パネルである液晶パネル11と、外部光源であるバックライト装置12(照明装置)とを備え、これらがベゼル13などにより一体的に保持されるようになっている。
液晶表示装置10を構成する液晶パネル11は、平面視矩形状をなしており、図3に示すように、透明な(高い透光性を有する)一対のガラス基板が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両ガラス基板間に液晶層(図示せず)が封入された構成とされる。一方のガラス基板には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方のガラス基板には、R(赤色),G(緑色),B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。このうち、ソース配線、ゲート配線及び対向電極などには、図示しない駆動回路基板から画像を表示するのに必要な画像データや各種制御信号が供給されるようになっている。なお、両ガラス基板の外側にはそれぞれ偏光板が配されている。
次に液晶表示装置10を構成するバックライト装置12の概略について説明する。このバックライト装置12は、図2及び図3に示すように、液晶パネル11の背面直下に光源が配置されてなる、いわゆる直下型のバックライトであり、表側(光出射側、液晶パネル11側)に開口した略箱型をなすシャーシ14と、シャーシ14内に敷設される反射シート15と、シャーシ14の開口部を覆うようにして取り付けられる複数枚の光学部材16と、光学部材16を表側から押さえるなどの機能を有するフレーム17と、シャーシ14内に並列した状態で収容される複数本の冷陰極管18(線状光源)と、冷陰極管18の各端部を遮光するとともに自身が光反射性を備えてなるホルダ19と、冷陰極管18の中央部分を保持するランプクリップ20と、を有する。
シャーシ14は、アルミニウムなどの金属製とされ、図2〜図4に示すように、液晶パネル11と同じく平面視矩形状をなす底板14aと、底板14aの外縁から立ち上がる一対の側板14bとから構成される。この底板14aの長辺方向が各図面のX軸方向と一致し、短辺方向が同Y軸方向と一致している。底板14aは、光学部材16及び冷陰極管18の裏側、つまり光出射側とは反対側に対向状に配されている。なお、冷陰極管18は、光学部材16と底板14aとの間に挟まれた状態で収容されていると言える。底板14aは、表側からZ軸方向に沿って装着されるホルダ19を裏側から受けることが可能とされる。一方、側板14bは、底板14aの外周縁のうち長辺側の各外縁からZ軸方向、つまりホルダ19の装着方向に沿って表側へ突出する形態とされている。なお、側板14bは、底板14aにおける長辺側の各外縁のうち両端部、つまり底板14aの四隅の角部を除いた領域に形成されている。また、側板14bの突出先端部からは、Y軸方向(底板14aの短辺方向)について外向きに折り返される折返部14cが設けられており、折返部14cは、底板14aに並行する部位と、側板14bに並行する部位とからなる断面略L字型をなす。
反射シート15は、図3に示すように、光の反射性に優れた白色を呈する合成樹脂製とされるとともにシャーシ14の内面のほぼ全域を覆う形で敷設されていて、冷陰極管18からの光を光学部材16側(光出射側)へ反射させる機能を有する。
光学部材16は、図2及び図3に示すように、シャーシ14の底板14aや液晶パネル11と同様に平面視矩形状をなし、透光性を有する合成樹脂製とされるとともに、裏側の冷陰極管18と表側の液晶パネル11との間に介在する。光学部材16は、裏側から順に、例えば拡散板、拡散シート、レンズシート、及び輝度上昇シートにより構成されており、線状光源である各冷陰極管18から発せられる光を均一な面状の光に変換するなどの機能を有する。
フレーム17は、液晶パネル11や光学部材16の外周縁に沿う枠状をなしている。フレーム17は、光学部材16の表側に配されるとともにホルダ19との間で光学部材16の外周縁を挟持できるようになっている。また、フレーム17は、液晶パネル11を裏側(光出射側とは反対側、液晶パネル11側とは反対側)から受けることができるようになっており、液晶パネル11の表側に配されるベゼル13との間で液晶パネル11を挟持可能とされる。ベゼル13は、金属製とされ、フレーム17と同様に液晶パネル11の表示領域を取り囲むよう枠状に形成されるとともに、液晶パネル11の外周縁(非表示領域、額縁部分)を表側から押さえることが可能とされる。
冷陰極管18は、一方向に直線的に延びる形態の線状光源(管状光源)の一種であり、その軸方向をシャーシ14の長辺方向(X軸方向)と一致させた姿勢でシャーシ14内に取り付けられており、複数本が互いの軸を略平行にし、且つ互いの間に所定の間隔を空けた状態でシャーシ14の短辺方向(Y軸方向)に沿って並べられている。また、冷陰極管18の両端部には、それぞれゴムホルダ21が嵌着されている。
ホルダ19は、光の反射性に優れた白色を呈する合成樹脂製とされ、シャーシ14の短辺方向に沿って延びるとともに、裏側の面が開口した略箱型をなしている。従って、ホルダ19の長さ方向がシャーシ14の短辺方向(Y軸方向)と一致し、ホルダ19の幅方向がシャーシ14の長辺方向(X軸方向)と一致していると言える。ホルダ19は、シャーシ14における長辺方向の両端部に一対取り付けられることで、同位置に並列配置された各冷陰極管18の端部(非発光部)を一括して覆い且つ保持することが可能とされる。ホルダ19の表側の面には、段差状の受け部19aが設けられ、そこに光学部材16における短辺側の外縁部が載せられるようになっており、上記したフレーム17との間で光学部材16を挟持できるようになっている。つまり、ホルダ19は、冷陰極管18の端部を覆って保持する機能と、光学部材16を裏側から支持する機能とを併せ持っている。
ホルダ19の詳しい構造について説明する。ホルダ19は、図6〜図9に示すように、内向きに傾斜するとともに光学部材16に対して対向状に配される傾斜壁19bと、傾斜壁19bの外周縁から裏側へ突出するとともに傾斜壁19bを支持する側壁19c,19dとから構成される。傾斜壁19bには、冷陰極管18を通すための溝部19eが所定の間隔を空けて複数並列配置されている。側壁19c,19dは、傾斜壁19bの外周縁に沿って平面視略チャンネル型をなしており、ホルダ19の長さ方向に沿う縦側壁19cと、ホルダ19の幅方向に沿う一対の横側壁19dとからなる。
ランプクリップ20は、光の反射性に優れた白色を呈する合成樹脂製とされ、図2に示すように、シャーシ14の底板14aにおける内面に対して所定の分布でもって分散配置されている。ランプクリップ20は、シャーシ14の底板14aに固着されるとともに、各冷陰極管18の両端部を除いた中央部分(発光部)を保持可能とされる。これにより、冷陰極管18とシャーシ14の底板14aとの間の間隔を一定に維持可能とされる。
ところで、上記したシャーシ14、ベゼル13及びホルダ19には、それぞれキャビネットCa,Cbに対する取付構造が設けられている。以下、シャーシ14、ベゼル13、ホルダ19の順に各取付構造について説明する。
シャーシ14の取付構造として、底板14aの長辺側の各外縁における両端部、つまり側板14bに隣接する四隅の角部には、図2及び図4に示すように、底板14aにほぼ並行しつつY軸方向(底板14aの短辺方向)に沿って外向きに突出する取付板14dが一対ずつ設けられている。取付板14dには、いずれか一方のキャビネットCa,Cbに一体に設けられた図示しないボス(突起物)が挿入可能な取付孔14eが貫通形成されている。なお、ボスには、図示しないねじ部材が締め付けられることで、両キャビネットCa,Cbを取付状態に固定可能とされる。
このようにシャーシ14の底板14aにおける長辺側の各外縁からは、両端位置に一対の取付板14dが、両取付板14dの間の位置に側板14bがそれぞれ突設されているのであるが、これら取付板14dの突出方向(Y軸方向)と、側板14bの突出方向(Z軸方向)とは互いにほぼ直交する(交差する)関係となっている。従って、シャーシ14を板金成形する際には、X軸方向及びY軸方向に沿う底板14a及び取付板14dに対して側板14bをZ軸方向へ立ち上げるべく曲げ加工をする必要がある。この曲げ加工による応力が底板14aにおける側板14bと取付板14dとの間の部分に局所的に作用するのを回避すべく、上記部分には、スリット14fが設けられている。スリット14fは、図5に示すように、底板14aにおける長辺側の外縁のうち、側板14bと各取付板14dとの境界部分に配されており、Z軸方向(底板14aの板厚方向)に貫通するとともにY軸方向に沿って外部へ開放する形態とされる。スリット14fの深さ寸法(Y軸方向の寸法)は、後述するホルダ19と側板14bとの間に形成され得る隙間Cの幅寸法よりも大きくなっている。
ベゼル13の取付構造として、ベゼル13の外周縁のうち両短辺の外縁の両端部(四隅の角部)には、図2に示すように、それぞれX軸方向(長辺方向)に沿って外向きに突出する取付板13aが一対ずつ設けられている。取付板13aには、キャビネットCa,Cbのボスを挿入可能な取付孔13bが貫通形成されている。この取付孔13bは、上記したシャーシ14の取付孔14eに対して連通されるようになっている。
ホルダ19の取付構造として、ホルダ19における長さ方向の両端部の角位置からは、図6〜図9に示すように、それぞれX軸方向及びY軸方向に沿って突出し、シャーシ14及びベゼル13の取付板13a,14dに沿って延在する延在部19fがそれぞれ設けられている。延在部19fは、各取付板13a,14dに並行する板状をなしており、その略中央位置には、キャビネットCa,Cbのボスを挿入可能な取付孔19gが貫通形成されている。この取付孔19gは、上記したシャーシ14及びベゼル13の各取付孔13b,14eに対して連通されるようになっている。
ここで、ホルダ19は、図10に示すように、シャーシ14内に取り付けられる際に、シャーシ14における両側板14bの間に嵌め込まれるのであるが、そのときの装着作業性を担保するため、ホルダ19と側板14bとの対向面間に所定の隙間Cを空けるようにする場合がある。つまり、両側板14b間の間隔をホルダ19の長さ寸法よりも隙間Cの寸法分だけ大きくなる設定とする場合がある。また、上記のような設定としない場合であっても、シャーシ14及びホルダ19を製造する際に生じる寸法公差に起因して側板14bとホルダ19との対向面間に隙間Cが生じる場合がある。いずれにしても側板14bとホルダ19との対向面間には、図11及び図12に示すように、隙間Cが空けられるのであるが、この隙間Cは、シャーシ14の内部空間に開口する内部開口部IAと、シャーシ14の外部空間に開口する外部開口部OAとを有しているため、外部開口部OAから外部の塵埃や水蒸気などの異物が隙間Cに入り込み、さらに隙間Cに入った異物が内部開口部IAからシャーシ14の内部空間に侵入することが懸念される。しかも、この隙間Cは、シャーシ14の底板14aに形成したスリット14fに連通しており、スリット14fを経由する経路からの外部の異物の侵入も懸念される。つまり、スリット14fが第2の外部開口部になっていると言える。なお、本実施形態において想定される異物の侵入経路は、内部開口部IAと外部開口部OAとの並び方向、つまりX軸方向に沿うものとなっている。
そこで、本実施形態では、図12に示すように、異物の侵入経路を長大化し且つ複雑化するため、隙間Cを構成する側板14bとホルダ19との対向面にそれぞれ凸部30と凹部31とを設けるようにしている。詳しくは、側板14bには、Y軸方向に沿って内側、つまりホルダ19に向けて突出する凸部30が設けられているのに対し、ホルダ19のうち側板14bと対向する横側壁19dには、Y軸方向に沿って内側に引っ込むとともに凸部30を受け入れる凹部31が設けられている。凸部30及び凹部31は、側板14b及び横側壁19dにおいてX軸方向、つまり想定される異物の侵入方向について離間した位置に一対ずつ並んで配されている。従って、対向面間の隙間Cは、X軸方向に沿う領域と、Y軸方向に沿う領域とを交互に繋いだような構成となり、全体としてジグザグ状(迷路状)に蛇行する形態となる。これにより、異物の侵入経路は、仮に侵入経路を一直線状にしたものと比べると、蛇行する分だけ長大化するとともに複雑化することになる。
詳しくは、凸部30は、側板14bにおけるホルダ19との対向面である内面14gから内側へ突出しており、側板14bの板厚方向(X軸方向及びY軸方向)に沿って切断した断面形状が略V字型(山形)をなしている。凸部30における側板14bの内面14gからの突出寸法は、側板14bの内面14gとホルダ19の横側壁19dの外面19hとの間の間隔よりも十分に大きくなり、且つスリット14fの深さ寸法とほぼ同じか少し大きくなるよう設定されている。凸部30は、図13〜図15に示すように、側板14bにおいてZ軸方向、つまり側板14bの突出方向に沿って延在する形態とされており、Z軸方向について側板14bのうち突出基端部及び突出先端部を除いた範囲に形成されている。このような形成範囲とする理由は、側板14bの突出基端部及び突出先端部には底板14aや折返部14cに対する屈曲部分が存在するのに対し、凸部30がシャーシ14の成形時に側板14bを部分的にプレスすることで形成されており、成形の都合上、上記屈曲部分にまで凸部30を形成するのが困難だからである。
凹部31は、図12に示すように、横側壁19dにおける側板14bとの対向面である外面19hから内側へ引っ込む形態とされている。横側壁19dの外面19hからの凹部31の引っ込み寸法は、上記した凸部30の突出寸法よりも十分に大きく設定されている。凹部31は、横側壁19dの板厚方向(X軸方向及びY軸方向)に沿って切断した断面形状が横長な矩形状をなしており、その横方向(X軸方向)の寸法が凸部30よりも十分に大きく設定されている。これにより、ホルダ19に対する凸部30の干渉が確実に防止される。なお、凹部31は、横側壁19dの厚さ寸法を一定にし、ホルダ19を樹脂成形する際のひけを防止する機能も有している。X軸方向に関する凸部30及び凹部31の相対的な位置関係は、凸部30が凹部31の略中央に配されるよう設定されている。凹部31は、図13〜図15に示すように、横側壁19dの外面19hにおいてZ軸方向に沿って延在する形態とされており、Z軸方向について表側の端部(受け部19a側の端部)を除いた範囲に形成されている。従って、凹部31は、Y軸方向について外側、つまり対向する側板14bに向けて開口するとともに、Z軸方向について裏側、つまり底板14aに向けても開口している。これにより、シャーシ14にホルダ19を装着する際に、凹部31に対して裏側から凸部30を進入させることが可能とされる。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。板金成形したシャーシ14に対して反射シート15、ランプクリップ20、ゴムホルダ21を装着した冷陰極管18の順で各部材を組み付けたら、続いてホルダ19を装着する。シャーシ14における長辺側の端部には、各冷陰極管18の端部がY軸方向に沿って並列しているので、それらの冷陰極管18の端部を一括して覆うようにしてホルダ19を表側から装着する。このとき、シャーシ14の両側板14b間の間隔は、ホルダ19の長さ寸法よりも大きく設定されているので、装着作業を容易に行うことができる。装着状態では、図10及び図11に示すように、ホルダ19の横側壁19dとシャーシ14の側板14bとの対向面間には、所定の隙間Cが空けられることになる。この隙間Cは、内部開口部IA、外部開口部OA及びスリット14fによりシャーシ14の内部空間及び外部空間にそれぞれ連通している。また、この装着状態では、ホルダ19の延在部19fがシャーシ14の取付板14dに対して平面視重畳し、両者の取付孔14e,19gが互いに連通状態とされる(図2)。
一対のホルダ19をそれぞれ装着したら、各ホルダ19の受け部19a上に光学部材16を載置し、さらにその表側からフレーム17を被せ付けることで、バックライト装置12が形成される。その後、バックライト装置12のフレーム17上に液晶パネル11を載置し、そこに表側からベゼル13を被せ付けることで、図3に示すように、液晶パネル11をバックライト装置12に対して一体化する。このとき、ベゼル13の取付板13aがホルダ19の延在部19f及びシャーシ14の取付板14dに対して平面視重畳し、それぞれの取付孔13b,14e,19gが互いに連通状態とされる(図2)。そして、一体化した液晶パネル11及びバックライト装置12に対して表側と裏側とから一対のキャビネットCa,Cbを挟み付けるようにする。このとき、キャビネットCa,Cbのボスが各取付孔13b,14e,19gに対して一括して挿入されるので、そのボスに対してねじ部材を締め付けることで、両キャビネットCa,Cb間に液晶パネル11及びバックライト装置12のアッセンブリが保持され、もって液晶表示装置10が形成される(図1)。
上記のようにして形成された液晶表示装置10を使用していると、キャビネットCa,Cbに形成されている放熱孔などを通して外部の塵埃や水蒸気などの異物がキャビネットCa,Cb内に侵入する可能性がある。キャビネットCa,Cb内に侵入した異物は、さらにシャーシ14の側板14bとホルダ19との対向面間に保有されている隙間Cを通ってシャーシ14内に侵入することが懸念される。特に、シャーシ14の底板14aには、板金成形の都合上スリット14fを形成しており、そのスリット14fが上記隙間Cに連通しているため、スリット14fを経由して異物が隙間Cに侵入する事態が懸念される(図13)。仮に、シャーシ14の内部空間にまで異物が侵入すると、異物が光学部材16の裏面や冷陰極管18の表面に付着することで、輝度ムラや輝度低下などの光学的異常の発生原因となりかねない。
ところが、本実施形態では、図12に示すように、シャーシ14の側板14bとホルダ19との対向面にそれぞれ凸部30及び凹部31を設けるようにしているので、両対向面間の隙間Cは、ジグザグ状に蛇行しており、仮に隙間を一直線状としたものと比べると、異物の侵入経路が蛇行する分だけ経路長が長くなっているとともに侵入経路が複雑化している。従って、外部開口部OAやスリット14fから側板14bとホルダ19との対向面間の隙間Cに異物が侵入したとしても、その異物がシャーシ14の内部空間に到達するまでには、上記ジグザグ状の経路を通過しなければならず、容易には内部空間に達することができなくなっている。これにより、シャーシ14内への異物の侵入を抑制することができる。しかも、凸部30及び凹部31の組がX軸方向、つまり異物の侵入経路について2組並列して配されているから、侵入経路をより長く且つ複雑にすることができ、それにより侵入防止効果を一層高めることができる。
以上説明したように本実施形態に係るバックライト装置12は、冷陰極管18と、冷陰極管18が収容されるシャーシ14と、シャーシ14内に装着されるホルダ19と、シャーシ14とホルダ19との対向面のうちシャーシ14側に設けられる凸部30と、ホルダ19側に設けられ凸部30を受け入れる凹部31とを備える。
シャーシ14とホルダ19との対向面間には、例えばホルダ19の装着作業性を担保するため、などの理由から隙間Cが空けられる場合があるが、シャーシ14とホルダ19との対向面のうちシャーシ14側には、凸部30が設けられるとともに、ホルダ19側には、凸部30を受け入れる凹部31が設けられているから、上記隙間Cが一直線状にはならず蛇行するとともにその蛇行する分だけ経路長が長くなる。これにより、隙間Cが外部に開口していても、外部の塵埃などの異物が隙間Cを通り抜けて内部に侵入し難くすることができる。以上により、輝度ムラや輝度低下などの光学的異常を生じ難くすることができる。
また、シャーシ14は、内部に装着されるホルダ19を受ける底板14aと、底板14aからホルダ19の装着方向(Z軸方向)に沿って突出する側板14bとを有しており、側板14bとホルダ19との対向面にそれぞれ凸部30及び凹部31が設けられている。このようにすれば、底板14aからホルダ19の装着方向に沿って突出する側板14bとホルダ19との対向面間に生じる隙間Cを通って外部の異物が内部に侵入するのを防ぐことができる。
また、底板14aのうち側板14bに隣接する位置には、側板14bに対して交差する方向に突出する取付板14dが設けられており、底板14aのうち側板14bと取付板14dとの間には、スリット14fが形成されている。側板14bと交差する方向へ突出する形態の取付板14dに対して側板14bを曲げ加工により成形するに際し、側板14bと取付板14dとの間にスリット14fを設けておくことで、曲げ加工の影響が底板14aに及び難く、底板14aに割れなどが生じるのを回避することができる。このようなスリット14fを設けると、スリット14fが側板14bとホルダ19との対向面間の隙間Cに連通するため、外部の異物の侵入が懸念されるが、凸部30及び凹部31によりそのような事態が生じるのを抑制することができる。
また、シャーシ14は、キャビネットCa,Cbに対して取り付けられるようになっており、取付板14dには、キャビネットCa,Cbに対する取付構造として取付孔14eが設けられている。このようにすれば、取付構造として取付孔14eを有する取付板14dを有するものに好適となる。
また、取付板14dは、底板14aにおける角位置に配されている。このようにすれば、底板14aの角位置に配した取付板14dに設けた取付孔14eによりキャビネットCa,Cbに対してシャーシ14が取り付けられるから、キャビネットCa,Cbに対する取付状態を安定化することができる。
また、ホルダ19には、取付板14dに沿って延在する延在部19fが設けられており、延在部19fには、キャビネットCa,Cbに対する取付構造として取付孔19gが設けられている。このようにすれば、取付板14d及び延在部19fに設けた取付孔14e,19gによりシャーシ14及びホルダ19が共にキャビネットCa,Cbに対して取り付けることができる。
また、凸部30及び凹部31は、側板14bの突出方向に沿って延在する形態とされている。このようにすれば、側板14bとホルダ19との対向面間の隙間Cに対して、側板14bの突出方向と交差する方向から外部の異物が侵入するのを良好に防ぐことができる。
また、凸部30及び凹部31は、側板14bの突出方向と交差する方向について2つ(複数)並んで配されている。このようにすれば、外部の異物の侵入経路をより長く且つ複雑にすることができるので、外部の異物がより侵入し難くすることができる。
また、ホルダ19は、一方向に直線的に延びる線状光源である冷陰極管18の端部を覆っている。このようにすれば、冷陰極管18の端部を覆う機能を持つホルダ19を用いるものに好適となる。
また、シャーシ14は、内部に装着されるホルダ19を受ける底板14aを有するとともに底板14a側とは反対側に開口部を有し、その開口部に冷陰極管18から発せられた光を透過する光学部材16が配されており、ホルダ19には、光学部材16を支持する受け部19aが設けられている。このようにすれば、光学部材16を支持する受け部19aを有するホルダ19を用いるものに好適となる。
また、ホルダ19は、表面が白色を呈するよう形成されている。このようにすれば、冷陰極管18から発せられた光をホルダ19の表面にて良好に反射させることができ、光の利用効率を向上させることができる。
また、シャーシ14は、平面視矩形状をなしており、ホルダ19は、シャーシ14における長辺方向の端部に装着されている。このようにすれば、シャーシ14における長辺方向の端部に装着されるホルダ19を用いるものに好適となる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図16または図17によって説明する。この実施形態2では、凸部30Aの形成範囲を変更したものを示す。なお、この実施形態2では、上記した実施形態1と同様の部位には、同一の符号を用いるとともにその末尾に添え字Aを付すものとし、構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
凸部30Aは、図16及び図17に示すように、Z軸方向について側板14bAのうち突出先端部を除くほぼ全範囲、つまり突出基端部を含む範囲に形成されている。このような形態の凸部30Aを成形するには、まず側板14bAを部分的にプレスすることで、実施形態1と同様の形態の凸部30を一旦形成した後、底板14aAに対して側板14bAを立ち上げてから、側板14bAの突出基端部(底板14aAからの屈曲部分)を外側から叩き加工することで、突出基端部にまで凸部30Aを拡張して形成することができる。このように凸部30Aの形成範囲を側板14bAの突出基端部にまで拡張することで、底板14aAのスリット14fAから隙間CAに侵入する異物がシャーシ14Aの内部空間にまで到達するのを一層好適に防ぐことができる。
以上説明したように本実施形態によれば、凸部30Aは、側板14bAに設けられるとともに、側板14bAにおいて底板14aAからの突出基端に至る範囲に形成されている。このようにすれば、外部の異物が一層侵入し難くすることができる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図18によって説明する。この実施形態3では、上記した実施形態1とは凸部32及び凹部33を逆の配置としたものを示す。なお、この実施形態3では、上記した実施形態1と同様の部位には、同一の符号を用いるとともにその末尾に添え字Bを付すものとし、構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
ホルダ19Bの横側壁19dBにおける凹部31Bの外面には、図18に示すように、Y軸方向に沿って外側に突出する凸部32が設けられているのに対し、シャーシ14Bの側板14bBにおける内面14gBには、Y軸方向に沿って外側に引っ込むとともに上記凸部32を受け入れる凹部33が設けられている。凸部32は、突出先端部が横側壁19dBの外面19hBよりも外側に配され且つ凹部33内に入り込んで配されるような突出寸法を有する。凸部32及び凹部33は、X軸方向に沿って2組並んで配されている。なお、横側壁19dBにおける凹部31Bは、横側壁19dBの厚さ寸法を一定にし、ホルダ19Bを樹脂成形する際のひけを防止するために残されている。
<実施形態4>
本発明の実施形態4を図19によって説明する。この実施形態4では、上記した実施形態1,3に記載した凸部30C,32C及び凹部31C,33Cを組み合わせて配置したものを示す。なお、この実施形態4では、上記した実施形態1,3と同様の部位には、同一の符号を用いるとともにその末尾に添え字Cを付すものとし、構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
シャーシ14Cの側板14bCにおける内面14gCには、図19に示すように、隙間CCの外部開口部OAC側から順に、Y軸方向に沿って内側に突出する凸部30Cと、Y軸方向に沿って外側に引っ込む凹部33CとがX軸方向に沿って並んで設けられている。一方、ホルダ19Cの横側壁19dCにおける外面19hCには、Y軸方向に沿って内側に引っ込む凹部31Cが一対、X軸方向に並んで設けられ、このうち隙間CCの外部開口部OAC側(図19の左側)の凹部31Cには、側板14bC側の凸部30Cが受け入れられるのに対し、内部開口部IAC側(図19の右側)の凹部31Cの外面には、Y軸方向に沿って外側に突出し、上記した側板14bC側の凹部33C内に入り込む凸部32Cが設けられている。つまり、シャーシ14Cの側板14bC及びホルダ19Cの横側壁19dCとの対向面には、凹凸関係が互いに逆転した凸部30C,32C及び凹部31C,33Cの組が2組、X軸方向に並んで配されていることになる。これにより、想定される異物の侵入経路が上記した実施形態1,3と比べてより複雑なものとなり、異物の侵入防止により好適となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記した各実施形態では、シャーシの側板に凸部または凹部を成形するにあたって、側板にプレス加工を施すようにしたものを示したが、例えば側板に切れ込みを入れて曲げ起こして形成する、切り起こし加工により凹部または凸部を成形するようにしてもよい。また、プレス加工や切り起こし加工以外の手法によって凸部または凹部を成形するようにしてもよい。
(2)上記した各実施形態では、凸部及び凹部の組がX軸方向に2組並んで設けられたものを示したが、凸部及び凹部の組が1組のみ設けられたものや、3組以上並んで設けられたものも本発明に含まれる。特に、上記した実施形態4の変形例として、凹凸関係が互いに逆転した凸部及び凹部の組を3組以上並べて設けるようにしてもよく、その場合は各組の並び順は適宜に設定することが可能である。
(3)上記した各実施形態以外にも、隣り合う凸部及び凹部の組の配列ピッチは適宜に変更可能である。また、凸部の突出寸法や凹部の引っ込み寸法は、適宜に変更可能である。また、凸部や凹部の具体的な形状については適宜に変更可能である。
(4)上記した各実施形態以外にも、凸部及び凹部におけるZ軸方向についての形成範囲は、適宜に変更可能である。例えば、凸部や凹部をZ軸方向に複数並べて設けるようにしたものも本発明に含まれる。
(5)上記した実施形態4の変形例として、凹凸関係が互いに逆転した凸部及び凹部の組の並び順を実施形態4とは逆にしたものも本発明に含まれる。
(6)上記した各実施形態では、シャーシにおける側板が底板からZ軸方向に沿ってほぼ真っ直ぐに突出するものを例示したが、例えば側板が突出先端側ほど外側に開くようZ軸方向に対して傾く形態としたものも本発明に含まれる。
(7)上記した各実施形態以外にも、シャーシにおけるスリットの具体的な形状(溝幅や深さ)は適宜に変更可能である。また、スリットを省略したものも本発明に含まれる。
(8)上記した各実施形態では、シャーシにおける取付板が底板とほぼ並行するものを例示したが、取付板が底板に対して屈曲した形状であってもよい。
(9)上記した各実施形態では、シャーシにおける取付板に取付構造として取付孔を設けたものを示したが、取付板を取付孔(取付構造)を有さない板片としたものも本発明に含まれる。
(10)上記した各実施形態では、シャーシにおける底板の角位置に取付板を設けたものを示したが、底板のうち角位置以外の位置に取付板を配置したものも本発明に含まれる。
(11)上記した各実施形態では、シャーシにおける側板が底板の長辺側の外縁に設けられたものを示したが、底板の短辺側の外縁に側板を設けるようにしたものも本発明に含まれる。その場合、底板の短辺側の外縁に設けた側板と、ホルダにおける縦側壁との対向面にそれぞれ凸部及び凹部を設けるようにすればよい。また、その場合、底板の長辺側の外縁に設けた側板を省略することも可能である。
(12)上記した各実施形態では、ホルダに取付構造として取付孔を設けた延在部を設けたものを示したが、取付孔(取付構造)を省略したものも本発明に含まれる。また、延在部を省略したものも本発明に含まれる。
(13)上記した各実施形態では、ホルダが光学部材を受ける受け部を有するものを示したが、受け部を省略したものも本発明に含まれる。
(14)上記した各実施形態では、ホルダの表面を光の反射性に優れた白色としたものを示したが、白色以外の色としたものも本発明に含まれる。
(15)上記した各実施形態では、ホルダを白色の樹脂材料により成形したものを示したが、白色以外の色の樹脂材料によりホルダを成形してもよい。その場合、樹脂成形したホルダの表面に白色の塗料を塗布することで、表面を白色にしてもよい。
(16)上記した各実施形態では、シャーシの取付板やホルダの延在部に取付構造として取付孔を設けたものを示したが、例えばシャーシの取付板に取付構造としてボスなどの突起物を設けるようにし、その突起物をホルダの延在部やベゼルの取付板やキャビネットに設けた取付孔に対して挿入するようにしてもよい。同様に、ホルダの延在部やベゼルの取付板に取付構造としてボスなどの突起物を設けることも可能である。
(17)上記した各実施形態では、光源として冷陰極管を使用した場合を示したが、例えば熱陰極管など他の種類の放電管を用いたものも本発明に含まれる。
(18)上記した各実施形態では、光源として線状光源である冷陰極管を使用した場合を示したが、例えばLEDなどの点状光源を光源として用いたものも本発明に含まれる。
(19)上記した各実施形態では、液晶パネルの直下に光源が配される直下型のバックライト装置を例示したが、液晶パネルの側端部に光源が配されるサイドライド型(エッジライト型)のバックライト装置にも本発明は適用可能である。その場合、シャーシには、光源から引き出されるアウタリードを保持するための保持部品が装着されるので、その保持部品とシャーシとの対向面に凸部及び凹部を設けるようにしてもよい。
(20)上記した各実施形態では、液晶表示装置のスイッチング素子としてTFTを用いたが、TFT以外のスイッチング素子(例えば薄膜ダイオード(TFD))を用いた液晶表示装置にも適用可能であり、カラー表示する液晶表示装置以外にも、白黒表示する液晶表示装置にも適用可能である。
(21)上記した各実施形態では、表示素子として液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示素子を用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(22)上記した各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図 テレビ受信装置に備わる液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図 液晶表示装置の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図 シャーシの平面図 シャーシの角部を拡大して示す平面図 ホルダの平面図 ホルダの底面図 ホルダの端部を拡大して示す平面図 ホルダの端部を拡大して示す底面図 シャーシにホルダを装着した状態を示す平面図 ホルダを装着したシャーシの角部を拡大して示す平面図 図11の平断面図 図12のxiii−xiii線断面図 図12のxiv−xiv線断面図 図12のxv−xv線断面図 本発明の実施形態2に係るシャーシ及びホルダの平断面図 図16のxvii−xvii線断面図 本発明の実施形態3に係るシャーシ及びホルダの平断面図 本発明の実施形態4に係るシャーシ及びホルダの平断面図
符号の説明
10…液晶表示装置(表示装置)
11…液晶パネル(表示パネル)
12…バックライト装置(照明装置)
14…シャーシ
14a…底板
14b…側板
14d…取付板(板片)
14e…取付孔(取付構造)
14f…スリット
14g…内面(対向面)
16…光学部材
18…冷陰極管(光源、線状光源)
19…ホルダ(装着部材)
19a…受け部
19g…延在部
19f…取付孔(取付構造)
19h…外面(対向面)
30,32…凸部
31,33…凹部
C…隙間
Ca,Cb…キャビネット(被取付部材)
TV…テレビ受信装置

Claims (16)

  1. 光源と、
    前記光源が収容されるシャーシと、
    前記シャーシ内に装着される装着部材と、
    前記シャーシと前記装着部材との対向面のうちいずれか一方に設けられる凸部と、
    前記シャーシと前記装着部材との対向面のうち他方側に設けられ前記凸部を受け入れる凹部とを備える照明装置。
  2. 前記シャーシは、内部に装着される前記装着部材を受ける底板と、前記底板から前記装着部材の装着方向に沿って突出する側板とを有しており、
    前記側板と前記装着部材との対向面にそれぞれ前記凸部及び前記凹部が設けられている請求項1記載の照明装置。
  3. 前記底板のうち前記側板に隣接する位置には、前記側板に対して交差する方向に突出する板片が設けられており、
    前記底板のうち前記側板と前記板片との間には、スリットが形成されている請求項2記載の照明装置。
  4. 前記シャーシは、被取付部材に対して取り付けられるようになっており、
    前記板片には、前記被取付部材に対する取付構造が設けられている請求項3記載の照明装置。
  5. 前記板片は、前記底板における角位置に配されている請求項4記載の照明装置。
  6. 前記装着部材には、前記板片に沿って延在する延在部が設けられており、
    前記延在部には、前記被取付部材に対する取付構造が設けられている請求項4または請求項5記載の照明装置。
  7. 前記凸部及び前記凹部は、前記側板の突出方向に沿って延在する形態とされている請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記凸部は、前記側板に設けられるとともに、前記側板において前記底板からの突出基端に至る範囲に形成されている請求項7記載の照明装置。
  9. 前記凸部及び前記凹部は、前記側板の突出方向と交差する方向について複数並んで配されている請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記光源は、一方向に直線的に延びる線状光源とされるのに対し、前記装着部材は、前記線状光源の端部を覆っている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 前記シャーシは、内部に装着される前記装着部材を受ける底板を有するとともに前記底板側とは反対側に開口部を有し、その開口部に光源から発せられた光を透過する光学部材が配されており、
    前記装着部材には、前記光学部材を支持する受け部が設けられている請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の照明装置。
  12. 前記装着部材は、表面が白色を呈するよう形成されている請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の照明装置。
  13. 前記シャーシは、平面視矩形状をなしており、
    前記装着部材は、前記シャーシにおける長辺方向の端部に装着されている請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の照明装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルとを備える表示装置。
  15. 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルとされる請求項14記載の表示装置。
  16. 請求項14または請求項15に記載された表示装置を備えるテレビ受信装置。
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