JP2010118122A - 光ディスク装置及び光ディスク処理システム - Google Patents

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靖 細野
Hideki Fujita
英樹 藤田
Isao Chinen
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Abstract

【課題】自社と他社の光ディスク装置のいずれでデータ記録された光ディスクかを簡易に識別する。
【解決手段】光ディスクの試し書き領域(PCA)で試し書きを行いレーザ光のパワーを調整した後、試し書き領域のデータを消去する。新しい光ディスクが装着された場合、試し書き領域に痕跡がない場合には自社の光ディスク装置でデータ記録された、あるいは新品の光ディスクと判定する。痕跡があれば他社の光ディスク装置でデータ記録されたものとしてデータ記録を制限する(S110)。
【選択図】図2

Description

本発明は光ディスク装置及び光ディスク処理システムに関し、特に書き換え可能な光ディスクの互換性に関する。
書き換え可能な光ディスクに対する書き換え動作には、データの消去、書き込み、オーバライト(上書き)がある。書き換え可能な光ディスクは互換メディアであるため、他メーカの光ディスク装置(ドライブ)で書き込みがなされた光ディスクに対して、上記書き換え動作を行うことがある。他社の光ディスク装置では、どのような記録パワー設定がなされているか不明であるため、書き換え動作により読み取り不能になることがある。例えば、他社の光ディスク装置の記録パワーが強めの設定であった場合、消去しても完全に消しきれない、あるいはオーバライト時に前回の記録データ(下地)が残ってしまい、読み取り不能な光ディスクとなってしまう。
書き換え可能な光ディスクとしてDVD−RAMを例にとると、他社の光ディスク装置でデータが記録された後に、自社の光ディスク装置でデータをさらに追記する場合、データ自体はオーバライトせずに空きエリアに追記するので下地の影響を受けることはないが、データを追記する際にはFAT(ファイルアローケーションテーブル)を書き換える必要がある。そして、FATでオーバライトが生じる結果、下地の影響を受けてオーバライトが正常に行えず、新たに追記したデータを読み出せないだけでなく、以前に記録されたデータも読み出せない事態も生じ得る。DVD−RAMをファイルシステムの記録媒体、例えば医療画像を格納する医療ファイルシステムの記録媒体として用いる場合、新たな医療画像を順次追記する必要性があるため、オーバライトが不能となる事態はできるだけ防止して信頼性を確保する必要がある。
下記の特許文献1には、テスト記録領域に上書きテスト記録を行い、消去パワーの光ビームで消去された消去領域における反射光の検出信号から基準消し残し変調度を算出して保持し、情報記録時に、消去領域における反射光の検出信号からピーク値とボトム値を求め、ピーク値とボトム値から消し残し変調度を算出し、算出した消し残し変調度が基準消し残し変調度に近づくように消去パワーを変更することで、適正な消去パワーで上書き記録を行うことが開示されている。
また、特許文献2には、試し書き領域の所定領域に識別情報を書き込むことで、データを書き込んだ光ディスク装置が自社のものか他社のものかを識別することが開示されている。
特開2003−45031号公報 特開2007−18642号公報
特許文献1に記載の技術によれば、消去パワーを最適化するのでオーバライト(上書き)の成功率を高めることが可能であるが、例えば上記の医療ファイルシステムのように高度の信頼性が要求される場合等において一層確実なデータ読み取りを保証すべく、他社の光ディスク装置でデータ記録が行われた光ディスクへの記録を制限し、データ再生のみを可能とする技術が必要とされる。
一方、特許文献2に記載の技術によれば、過去に自社の光ディスク装置でデータ記録したことは判別できるものの、他社の光ディスク装置でデータ記録した可能性を排除することができない。このため、識別情報と共に試し書きした位置の情報も記録しておき、当該位置以外に試し書きがなされていないかを判定する処理が必要となり、処理が複雑になる。また、未記録ディスクについては識別情報がないため、未記録ディスクを判別するための別の処理が必要となる。また、書き換え可能な光ディスクは限られた試し書き領域に何回も試し書きがなされるため、一般に、試し書き領域内のランダムな位置に試し書きして書き込み位置の偏りを防止しており、書き込んだ識別情報が消去あるいはオーバライトされてしまう可能性もある。
本発明は、光ディスク装置であって、書き換え可能な光ディスクの試し書き領域に試し書きを行い、試し書きの結果に応じて光ディスクに照射するレーザ光のパワーを調整する手段と、パワーの調整後に前記試し書き領域を消去する手段と、前記試し書き領域の消去後にデータ記録あるいはデータ再生を行う手段とを有することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、さらに、書き換え可能な光ディスクが装着された場合に、前記試し書き領域に前記試し書きの痕跡があるか否かに応じてデータ記録を制限する制御手段を有する。前記制御手段は、前記試し書き領域に前記試し書きの痕跡がない場合にデータ記録を許容し、前記試し書きの痕跡がある場合にデータ記録を制限してデータ再生のみを許容する。また、前記制御手段は、前記試し書き領域に前記試し書きの痕跡がない場合にデータ記録を許容し、前記試し書きの痕跡がある場合にさらに前記光ディスクにファイルシステムが存在するか否かを判定し、存在しない場合にデータ記録を許容し、存在する場合にデータ記録を制限してデータ再生のみを許容する。
本発明によれば、自社の光ディスク装置によりデータ記録された光ディスクであるか、あるいは他社の光ディスク装置によりデータ記録された光ディスクであるかを簡易にかつ確実に識別することができる。また、本発明によれば、識別結果において光ディスクに対するデータ記録を制限することで、システムの信頼性を向上できる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1に、光ディスク装置15の内部構成ブロック図を示す。ディスクトレイによりローディングされた光ディスクDは、図示しないマグネットクランパによりクランプされ、ターンテーブル100上に載置され、ターンテーブル100とともにスピンドルモータ(SPM)120により回転駆動される。スピンドルモータSPM120は、ドライバ140で駆動され、ドライバ140はサーボプロセッサ300により所望の回転速度となるようにサーボ制御される。
光ピックアップ160は、レーザ光を光ディスクDに照射するためのレーザダイオード(LD)や光ディスクDからの反射光を受光して電気信号に変換するフォトディテクタ(PD)を含み、光ディスクDに対向配置される。光ピックアップ160はスレッドモータ180により光ディスクDの半径方向に駆動され、スレッドモータ180はドライバ200で駆動される。ドライバ200は、ドライバ140と同様にサーボプロセッサ300によりサーボ制御される。また、光ピックアップ160のLDはドライバ220により駆動され、ドライバ220は、オートパワーコントロール回路(APC)240により、レーザパワーが所望の値となるように駆動電流が制御される。APC240及びドライバ220は、ドライブコントローラ320からの指令によりLDの発光量を制御する。図ではドライバ220は光ピックアップ160と別個に設けられているが、ドライバ220を光ピックアップ160に搭載してもよい。
光ディスクDにデータを記録する際には、ホストであるシステム側から供給された記録すべきデータはインタフェースI/F400を介してエンコード/デコード回路360に供給される。エンコード/デコード回路360は、記録すべきデータをバッファメモリ380に格納し、当該記録すべきデータをエンコードして変調データとしてライトストラテジ回路420に供給する。ライトストラテジ回路420は、変調データを所定の記録ストラテジに従ってマルチパルス(パルストレーン)に変換し、記録データとしてドライバ220に供給する。記録ストラテジは記録品質に影響することから、通常はある最適ストラテジに固定される。記録データによりパワー変調されたレーザ光は光ピックアップ160のLDから照射されて光ディスクDにデータが記録される。データを記録するに先立ち、記録パワーは最適値に調整される。データを記録する際の記録パワーの調整処理は、一般にOPC(Optimum Power Contorol)と呼ばれている。記録パワーを複数段に変化させてテストデータを試し書き領域(PCA)に記録し、このテストデータを再生してβ値を測定する。そして、目標β値が得られる記録パワーを最適記録パワーに設定する。データを記録した後、光ピックアップ160は再生パワーのレーザ光を照射して当該記録データを再生し、RF回路260に供給する。RF回路260は再生信号を2値化回路340に供給し、2値化されたデータは、エンコード/デコード回路360に供給される。エンコード/デコード回路360は、ベリファイ処理を実行する場合、変調データをデコードし、通常よりエラーの評価基準が厳しい条件でエラーが検出されるか否かを確認する。ベリファイの結果はドライブコントローラ320に供給される。ドライブコントローラ320はベリファイ結果に応じて引き続きデータを記録するか、あるいは予め確保された交代記録領域に交替記録するか、あるいはエラーで記録を中断するかを決定する。
光ディスクDに記録されたデータを再生する際には、光ピックアップ160のLDから再生パワーのレーザ光が照射され、その反射光がPDで電気信号に変換されて出力される。光ピックアップ160からの再生信号はRF回路260に供給される。RF回路260は、再生信号からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成し、サーボプロセッサ300に供給する。サーボプロセッサ300は、これらのエラー信号に基づいて光ピックアップ160をサーボ制御し、光ピックアップ160をオンフォーカス状態及びオントラック状態に維持する。また、RF回路260は、再生信号に含まれるアドレス信号をアドレスデコード回路280に供給する。アドレスデコード回路280はアドレス信号から光ディスクDのアドレスデータを復調し、サーボプロセッサ300やドライブコントローラ320に供給する。また、RF回路260は、再生RF信号を2値化回路340に供給する。2値化回路340は、再生信号を2値化し、得られた信号をエンコード/デコード回路360に供給する。エンコード/デコード回路360では、2値化信号を復調及びエラー訂正して再生データを得、当該再生データをインタフェースI/F400を介してホスト装置に出力する。なお、再生データをホスト装置に出力する際には、エンコード/デコード回路360はバッファメモリ380に再生データを一旦蓄積した後に出力する。
このような構成において、ドライブコントローラ320は、挿入された光ディスクDが自社の光ディスク装置によりデータが記録された光ディスクか、他社の光ディスク装置によりデータが記録された光ディスクか、あるいは未記録の光ディスク(新品の光ディスク)かを識別し、識別結果に応じて記録を制限する。すなわち、ドライブコントローラ320は、挿入された光ディスクDが自社の光ディスク装置によりデータが記録された光ディスクである場合、データの記録を許容する。これにより、データの追加記録やオーバライトが可能となる。また、挿入された光ディスクDが未記録の光ディスクである場合も同様にデータの記録を許容する。一方、挿入された光ディスクDが他社の光ディスク装置によりデータが記録された光ディスクDである場合、データ記録を許容せずデータ再生のみを許容する。他社の光ディスク装置でデータ記録された光ディスクDに対するデータ記録、すなわちデータの追記やオーバライトを許容しないことで、システムの信頼性を確保することができる。ドライブコントローラ320は、光ディスクDの試し書き領域(PCA)をスキャンすることで、自社の光ディスク装置でデータ記録されたか、あるいは他社の光ディスク装置でデータ記録されたかを識別する。すなわち、データを記録する際には、上記のとおり、光ディスクDの試し書き領域(PCA)を用いてテストデータを試し書きして記録パワーを最適化するOPCを実行するため、通常は試し書き領域(PCA)にテストデータが残存している。一方、自社の光ディスク装置では、試し書き領域(PCA)でOPCを実行した後に、常にテストデータを消去する工程を付加すれば、試し書き領域(PCA)にテストデータが残らない。したがって、光ディスクDが挿入された場合に、その試し書き領域(PCA)をスキャンしてテストデータの痕跡があるか否かを判定することで、自社の光ディスク装置あるいは他社の光ディスク装置のいずれでデータ記録されたかを簡易にしかも確実に識別することができる。
但し、未記録の光ディスクDには、メーカ出荷時において光ディスクDの特性を検査するために試し書き領域(PCA)でOPCを実行するとともに、データ記録領域の最内周位置においていくつかのデータを記録している場合もある。このような場合、本来であれば未記録の光ディスクDとして記録を許容しなければならないところ、試し書き領域(PCA)にテストデータの痕跡があるため他社の光ディスク装置でデータ記録されたと誤って識別してしまう可能性がある。そこで、本実施形態におけるドライブコントローラ320は、さらに光ディスクDにファイルシステムが記録されているか否かを判定することで、他社の光ディスク装置でデータ記録されたか、あるいは未記録の光ディスクであるかを識別する。
図2に、本実施形態の処理フローチャートを示す。まず、光ディスクDが挿入されると(S101)、ドライブコントローラ320は、フォーカスサーボやトラッキングサーボゲインの調整、光ディスクDの種類の読み取り等の起動処理を実行する(S102)。そして、光ディスクDの試し書き領域(PCA)に光ピックアップ160をシークし、OPCを実行した際のテストデータの痕跡をチェックする(S103)。具体的には、試し書き領域(PCA)に再生パワーのレーザ光を照射してその反射率を検出し、テストデータにより反射率が低下しているか否かをチェックする。そして、痕跡がないと判定した場合(S104でYES)、自社の光ディスク装置によりデータが記録された光ディスクDであると判別する。あるいは、未記録ディスクの場合にも出荷時に試し書き領域でOPCを実行していない場合もあるので、未記録ディスク(新品ディスク)であると判別する。自社の光ディスク装置でデータ記録した光ディスクDあるいは未記録ディスクと判別された場合、ドライブコントローラ320はこの光ディスクDに対する記録を許容する。光ディスクDにデータを記録する際には、上記のとおりまず試し書き領域(PCA)でOPCを実行することで記録パワーさらには消去パワーを最適化する。すなわち、まず記録パワーを種々変化させて記録パワーを最適化し、その後、最適記録パワーで試し書きしたテストデータを消去パワーを種々変化させて消去することで消去パワーを最適化する。OPCを実行した後、従来においては直ちに記録エリアに移動してデータを記録するが、本実施形態ではOPCを実行した後に試し書き領域(PCA)に試し書きされたテストデータを全てDCのレーザパワーで消去する(DCイレース:S106)。DCイレースする際には、OPCで設定された最適消去パワーで消去する。DCイレースにより試し書き領域(PCA)のテストデータの痕跡を無くした後に、記録エリアに移動して通常の記録再生を実行する(S107)。
一方、S104で試し書き領域(PCA)にテストデータの痕跡があると判定した場合(S104でNO)、次に光ディスクDの所定領域にFATやUDF等のファイルシステムが存在しているか否かをチェックする(S108)。ファイルシステムは、データを記録再生する際に常に必要となる情報であり、これが存在するということは、過去においてデータの記録再生が実行されたことを意味する。そこで、ファイルシステムが存在する場合には(S109)、光ディスクDは他社の光ディスク装置(他機種)でデータ記録された光ディスクDであると判別する。そして、他社の光ディスク装置でデータ記録された光ディスクDであると判別した場合、ドライブコントローラ320はデータ記録を制限し、データ再生のみを許容する(S110)。データ記録を制限する際には、ドライブコントローラ320は光ディスク装置のディスプレイにメッセージを表示する等によりユーザにその旨を報知してもよい。S109でファイルシステムが存在しない場合には(S109でNO)、未記録ディスク(新品ディスク)と判別してS105以降の処理を実行してデータ記録を許容する。
このように、OPCを実行した後に試し書き領域(PCA)のテストデータを全て消去して痕跡を消す(試し書き領域(PCA)をクリーンな状態に戻す)ことで、自社と他社の光ディスク装置を明確に識別することが可能となる。そして、本実施形態では、単に試し書き領域(PCA)の痕跡の有無のみをチェックすればよいので、極めて簡易な工程で実現できる。
なお、OPCを実行した後に試し書き領域(PCA)のテストデータを全て消去することで、試し書き領域(PCA)がフル状態となり、OPCが実行できない事態も未然に防止できる効果もある。すなわち、データの追記やオーバライトが繰り返される場合、その都度OPCを実行するため試し書き領域(PCA)がテストデータでフル状態となり、OPCを実行するに際してOPCを実行できる空き容量があるか否かを確認する技術も提案されているが、本実施形態ではOPC実行後に全てのテストデータを消去しているため、常にOPCが可能な状態に維持できる。
また、図2において、S109でNOと判定された場合に光ディスクDは未記録ディスク(新品ディスク)であると判別してデータ記録を許容しているが、試し書き領域(PCA)にテストデータの痕跡がある場合には記録エリアの最内周にも何らかのテストデータが記録されている可能性もある。そこで、S109でNOと判定されても直ちにデータ記録を許容するのではなく、最内周にテストデータの痕跡があるか否かをチェックし、そのテストデータの痕跡の容量が予め光ディスクDに確保されている交替記録領域の容量以下である場合に、テストデータの痕跡がある領域については当初より交替記録領域にデータを記録するようにしてもよい。テストデータの痕跡の容量が予め光ディスクDに確保されている交替記録領域の容量よりも大きい場合には、そのままオーバライトする。
本実施形態において、書き換え可能な光ディスクDは例えばDVD−RAMであるが、これに限定されるものではなく、DVD±RW、CD−RW、BD−RE等であってもよい。
また、本実施形態の光ディスク装置は、医療画像を格納するシステムの記憶装置として用いることができる他、複数の光ディスク装置を組み合わせて同一コンテンツを複数の光ディスクに順次記録していくシステム(デュプリケータ)や、光ディスク装置とプリンタを組み合わせて光ディスクにデータを記録するとともに光ディスクのラベル面に印刷するシステムに用いることもできる。
図3に、本実施形態における光ディスク装置を備える光ディスク処理システムの一例を示す。光ディスク装置15である記録ユニット15の天板上面には、光ディスクDを収容するための同容量の複数のケースC1,C2,C3,C4が配置されている。これらのケースC1,C2,C3,C4は、その背面に配設された支持構造18に支持され、この支持構造18から着脱可能となるように構成される。同図に示すケースC1,C2,C3,C4の配置状態において、ケースC1を回収ケースとし、ケースC2,C3,C4をストックケースとして未処理の光ディスクの所定枚数をそれぞれに収容する。
クランプユニット1は、光ディスクDの中心孔をクランプするもので、搬送アーム2に設けられる。搬送アーム2の一端はエレベーション機構3に固定される。エレベーション機構3は支柱4,5で支持され、モータ6の出力軸の駆動力がプーリを介してギア7に伝達し、このギア7が支柱4のラックギア4aに噛合することにより垂直方向に昇降し、搬送アーム2を上下動する。
支柱4,5の端部はスライダブロック8に固定されており、このスライダブロック8はガイドシャフト9に擦動可能に支持される。また、スライダブロック8はホイール11,12に張設されたベルト10に連結固定されており、このベルト10をモータ13により駆動することにより、スライダブロック8とともに支柱4,5並びに搬送アーム2が水平方向に往復動する。
印刷ユニット14は、ディスクトレイ14aによりローディングされた光ディスクDのラベル面に印刷を施す。記録ユニット15は、ディスクトレイ15aによりローディングされた光ディスクDへ情報を記録する。
各ケース、印刷ユニット14、記録ユニット15のそれぞれの間の光ディスクDの搬送において、光ディスクDの上下方向の搬送はエレベーション機構3で行い、水平方向の搬送はベルト10の駆動により行われる。
光ディスクDの処理は、ストックケースとなっている各ケースC2,C3,C4毎に処理されるように制御プログラムが構成されており、システム全体の動作を制御するシステムプロセッサが制御プログラムを実行する。まず、ケースC2の最上層にある光ディスクDがディスククランプユニット1によりクランプされ、印刷ユニット14、記録ユニット15へ順次搬送されて所定の処理が完了すると、この処理済光ディスクDは回収ケースであるケースC1に収容される。ケースC2の光ディスクDが順次処理され、このケースC2に収容した光ディスクDが払底すると、この時点で制御プログラムの判断によりケースC2を回収ケースとなるようにする。そして、処理が続行されると、ケースC3に収容されている未処理の光ディスクDは所定の処理がなされた後、回収ケースとなっているケースC2に収容される。以後、同様の処理が繰り返される。
なお、上記の説明において、光ディスクDはまず印刷ユニット14でラベル面に印刷され、その後に記録ユニット15でデータの記録が行われるとしているが、各ケースから光ディスクDを取り出してまず記録ユニット15に搬送し、記録ユニット15でデータ記録した後に印刷ユニット14でラベル面に印刷することもできる。
光ディスク装置の構成ブロック図である。 実施形態の処理フローチャートである。 光ディスク処理システムの構成図である。
符号の説明
15 光ディスク装置、320 ドライブコントローラ、D 光ディスク。

Claims (5)

  1. 光ディスク装置であって、
    書き換え可能な光ディスクの試し書き領域に試し書きを行い、試し書きの結果に応じて光ディスクに照射するレーザ光のパワーを調整する手段と、
    パワーの調整後に前記試し書き領域を消去する手段と、
    前記試し書き領域の消去後にデータ記録あるいはデータ再生を行う手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の装置において、さらに、
    書き換え可能な光ディスクが装着された場合に、前記試し書き領域に前記試し書きの痕跡があるか否かに応じてデータ記録を制限する制御手段
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記制御手段は、前記試し書き領域に前記試し書きの痕跡がない場合にデータ記録を許容し、前記試し書きの痕跡がある場合にデータ記録を制限してデータ再生のみを許容することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項2記載の装置において、
    前記制御手段は、前記試し書き領域に前記試し書きの痕跡がない場合にデータ記録を許容し、前記試し書きの痕跡がある場合にさらに前記光ディスクにファイルシステムが存在するか否かを判定し、存在しない場合にデータ記録を許容し、存在する場合にデータ記録を制限してデータ再生のみを許容することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の光ディスク装置と、
    前記光ディスクのラベル面に印刷する印刷ユニットと、
    を有し、前記光ディスク装置でのデータ記録と、前記印刷ユニットでのラベル面印刷を
    連続して処理する光ディスク処理システム。
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