JP2010117891A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】適切にデフラグ処理を行う電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器1は、記憶媒体40に対するデータ記録および記憶媒体40からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段15,19と、記憶媒体40に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段15と、外部機器との間で通信を行う通信手段18と、記憶媒体40に記録されているデータが通信手段18を介して外部機器へ送信されたことに応じてデフラグ処理を行うようにデフラグ実行手段15を制御する制御手段15とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】電子機器1は、記憶媒体40に対するデータ記録および記憶媒体40からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段15,19と、記憶媒体40に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段15と、外部機器との間で通信を行う通信手段18と、記憶媒体40に記録されているデータが通信手段18を介して外部機器へ送信されたことに応じてデフラグ処理を行うようにデフラグ実行手段15を制御する制御手段15とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器に関する。
データ記録装置において断片化(フラグ化)された記録領域を連続化する(デフラグ)処理が知られている(特許文献1)。デフラグ処理は多量のデータの書き込みおよび読み出しを行うことから処理時間および消費電力がかさむため、デフラグ処理の実行には制限が加えられている。従来技術の場合、2次電池によって動作する電子機器が充電開始を検出するとデフラグ処理を開始し、デフラグ処理中に充電中断を検出した場合はデフラグ処理を中断する。
従来技術によれば、充電中でないとデフラグ処理を行えないという問題があった。
(1)請求項1に記載の発明による電子機器は、記憶媒体に対するデータ記録および記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、外部機器との間で通信を行う通信手段と、記憶媒体に記録されているデータが通信手段を介して外部機器へ送信されたことに応じてデフラグ処理を行うようにデフラグ実行手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項4に記載の発明による電子機器は、記憶媒体に対するデータ記録および記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、電源としての電池が装填された場合に所定の予備動作を行う予備動作実行手段と、予備動作実行手段が予備動作を終了したことに応じてデフラグ処理を行うようにデフラグ実行手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
(3)請求項5に記載の発明による電子機器は、記憶媒体に対するデータ記録および記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、電源供給経路の遮断を指示する指示手段と、操作部材の操作が終了されてから所定時間が経過したことに応じてデフラグ処理を実行し、該デフラグ処理後に遮断を指示するようにデフラグ実行手段および指示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項4に記載の発明による電子機器は、記憶媒体に対するデータ記録および記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、電源としての電池が装填された場合に所定の予備動作を行う予備動作実行手段と、予備動作実行手段が予備動作を終了したことに応じてデフラグ処理を行うようにデフラグ実行手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
(3)請求項5に記載の発明による電子機器は、記憶媒体に対するデータ記録および記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、電源供給経路の遮断を指示する指示手段と、操作部材の操作が終了されてから所定時間が経過したことに応じてデフラグ処理を実行し、該デフラグ処理後に遮断を指示するようにデフラグ実行手段および指示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、適切にデフラグ処理を行う電子機器を提供できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるデジタルカメラ1のブロック図である。図1において、被写体像は撮影レンズ10によって撮像素子11の撮像面上に結像される。撮像素子11は、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子11は、被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。
アナログ画像信号はAFE(Analog Front End)11aへ入力される。AFE(Analog Front End)11aは相関二重サンプリングやゲイン調整などのアナログ処理を施す。アナログ処理後の画像信号は、A/D変換回路によってデジタル画像データ(CCD-RAWデータ)に変換され、次いで画像処理回路12に入力される。画像処理回路12は、デジタル画像データに対して所定の画像処理(色補間処理、階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス調整処理など)を施す。画像処理後の画像データは、JPEG回路17によってJPEG圧縮処理されてSDRAM16へ記録される。
CPU15は、JPEG圧縮コードをSDRAM16から読み出し、所定の付属情報(メタデータ)と共に画像ファイル(JPEGファイル)としてメモリカード40に記録することにより、撮影処理を完了する。メモリカード40はデジタルカメラ1に対して着脱自在に構成される。CPU15は、メモリカードコントローラ19を介してメモリカード40に対するデータの記録、およびメモリカード40に記録されているデータの読み出しを行う。
CPU15は、再生時においてメモリカード40に記録されているJPEGコードを含む画像ファイル読み出し、JPEG回路17によって伸長処理させ、さらに画像処理回路12に解像度変換を行わせて表示装置(後述するLCDパネル14)のサイズに合った表示用の画像データに変換し、それをSDRAM16へ記録させる。Displayコントローラ13は、CPU15からの指示に応じてSDRAM16から上述した表示用の画像データを読み出し、該画像データを適切な色順序とドット数からなるデータに変換し、それをデジタルカメラ1の背面に配設されているLCDパネル14に出力することにより、再生画像を表示する。
CPU15は、撮影時においてLCDパネル14をビューファインダーとして動作させる。デジタル画像データを画像処理回路12によって直接表示用のデータに変換することにより、被写体のモニタ用画像(スルー画像)をLCDパネル14に表示する。
USBコントローラ18は、外部機器(たとえば、パーソナルコンピュータ)との間で所定の通信を行う。デジタルカメラ1は、USBコントローラ18を介して外部機器へ画像ファイルを転送する。画像ファイル転送として、画像ファイルの複製や画像ファイルの移動が可能である。
CPU15は、内蔵する不揮発性メモリ(不図示)に記憶するプログラムを実行することにより、デジタルカメラ1が行う動作を制御する。CPU15は、このプログラムに従って必要な演算を行ったり、所定のシーケンスで各ブロックを動作させることにより、カメラとしての機能を実現する。
操作部材20は、不図示のレリーズボタンの押下操作に連動してオン/オフする半押しスイッチ、全押しスイッチ、メニュースイッチなどを含む。操作部材20は、各操作に応じた操作信号をCPU15へ送出する。
蓋開閉検出センサ21は、バッテリー30を装填する電池ボックス(不図示)およびメモリカード40を装着するスロット(不図示)を覆う共通の開閉蓋の開閉状態を検出し、検出信号をCPU15へ送出する。
DCDCコンバータ24は、入力される電圧を各ブロックで必要な所定の電圧へ変圧する。電源切換スイッチ23は、デジタルカメラ1を商用電源によって動作させるかバッテリー30によって動作させるかを切り換えるためのスイッチである。ACアダプタ50が接続されると、電源切換スイッチ23が自動的にAC側へ切り換えられ、ACアダプタ50によって商用電圧から変換されたDC電圧がDCDCコンバータ24へ供給される。ACアダプタ50が接続されていない通常の状態では、電源切換スイッチ23が自動的にDC側へ切り換えられており、バッテリー30によるDC電圧がDCDCコンバータ24へ供給される。充電回路22は、CPU15から指示が行われるとACアダプタ50によるDC電圧でバッテリー30を充電する。なお、ACアダプタ50は、後述するクレードル(図7)を介して接続される。
サブ電源26は、バッテリー30またはACアダプタ50によるDC電圧が供給されると、後述する電源スイッチ25の操作状態にかかわらずサブCPU27へ所定電圧を供給する。サブCPU27は、電源スイッチ25の操作状態を監視するCPUであり、サブ電源26からDC電圧が供給されることによって起動する。
電源スイッチ25は、サブCPU27へオン/オフ操作信号を送出する。サブCPU127は、オン操作信号が入力されるとDCDCコンバータ24へ指示を送り、カメラ内各部へ電力供給を開始させる。サブCPU27は、オフ操作信号が入力されるとDCDCコンバータ24へ指示を送り、電力供給を終了させる。なお、CPU15に代わってサブCPU27が充電回路22に指示を行ってバッテリー30を充電することもできる。その場合は、CPU15を含めたカメラの主要な電子回路(図1の上半分)の電源、すなわちDCDCコンバータ24をオフしておくことができるので、充電中の電力消費が少ないというメリットが生まれる。
本実施形態は、上述したデジタルカメラ1が行うデフラグ処理に特徴を有するので、以下はデフラグ処理を中心に説明する。
はじめに、メモリカード40に記録される画像データの管理について説明する。メモリカード40に対するデータ記録は、通常、FATファイルシステムによって管理される。図2(1)は、FATファイルシステムの構造(レイアウト)を説明する図である。MBR(Master Boot Record)、PBR(Partition Boot Record)、FAT、およびRoot Drirectory領域は、管理データ領域(ファイルシステム領域)である。ファイルシステム領域以降はクラスタと呼ばれるブロックの配列から成るユーザデータ領域である。画像データ等のユーザデータはクラスタ単位で記録され、記録されたデータはファイルとして管理される。なお、FAT32の場合はRoot Directory領域もユーザデータ領域に置かれる。
図2(2)は、ユーザデータ領域にファイル1〜ファイル4が記録された状態を例示する図である。各ファイルのデータ配置を示す情報、すなわち、各ファイルのデータが記録されているクラスタのMAP情報はFATに記憶される。
一方、Directory領域(RootやSub)には、記録されているファイルのファイル名、拡張子、属性、ファイルの先頭データが記録されているクラスタの番号等が記憶される。デジタルカメラ1では、図6に例示するように特定の名前のDirectory内に、特定のファイル名で画像データを記録するDCF規格(Design rule for Camera File system)が採用されている。
ところで、図2(2)に例示した記録状態からファイルの削除と追記とを繰り返すと、図2(3)、および図3(1)〜図3(3)に示すように未記録のデータ領域や、記録されたファイルの断片化が発生し、データの記録や読み出しに要する時間が長くなるという弊害を起こす。断片化は、デフラグと呼ばれる処理を実行することによって軽減または解消され、それに伴って上述した弊害も解消される。
たとえば、図2(3)に例示する記録状態によれば、未記録のデータ領域が断片化している。この断片化は、図4(1)および図4(2)に示す手順のデフラグ処理によって解消される。図4(1)によれば、ファイル2のデータを上方へ移動させている。図4(2)によれば、移動後のファイル2のデータと連続するようにファイル4のデータを移動させている。
また、図3(2)に例示する記録状態によれば、未記録領域とファイルの両方が断片化している。この断片化は、図5(1)〜図5(3)に示す手順のデフラグ処理によって解消される。図5(1)によれば、断片化されているファイル5のデータが連続するようにファイル5のデータ(一つ)を上方へ移動させている。図5(2)によれば、移動後のファイル5のデータと連続するように、断片化されているファイル6のデータを移動させている。図5(3)によれば、移動後のファイル6のデータと連続するように、ファイル4のデータを移動させている。
デフラグ処理とは、クラスタ単位で行われるデータの再配置(データの移動)のことをいう。データの再配置(移動)によってクラスタが変わるので、FAT情報の変更が必要である。図2(3)に例示した記録状態より図3(2)に例示した記録状態の方が断片化が複雑であるので、デフラグ処理時間は図3(2)に対する処理時間の方が長くなる。
図3(2)に例示した記録状態よりも複雑な断片化も存在する。このように断片化が複雑になるほど断片化の解消に必要なデフラグ処理の時間も長くなる。デジタルカメラ1のように電池駆動する電子機器においてデフラグ処理を実行させようとする場合、電池の消耗を防ぐためこまめに電源スイッチがオフ操作されるため、デフラグ処理時間を確保させることが困難である。
しかしながら、デフラグ処理は断片化を完全に解消しないまでも、その断片化状態を簡単にするだけで、データの記録や読み出しに要する時間を抑えることができる点において効果がある。そこで、本実施形態では、以下の6つの態様によりデフラグ処理をこまめに行う。
<態様1>
CPU15は、メモリカード40に記録されている画像ファイルをUSBコントローラ18を介して外部機器へ転送した後にデフラグ処理を行う。デジタルカメラ1と外部機器とを接続した状態で新たな撮影等を行う可能性は低いので、デフラグ処理の時間を確保し易い。加えて、メモリカード40に記録されている画像ファイル数が転送(移動の場合)によって減少するので、デフラグ処理の実行タイミングとして好適である。
CPU15は、メモリカード40に記録されている画像ファイルをUSBコントローラ18を介して外部機器へ転送した後にデフラグ処理を行う。デジタルカメラ1と外部機器とを接続した状態で新たな撮影等を行う可能性は低いので、デフラグ処理の時間を確保し易い。加えて、メモリカード40に記録されている画像ファイル数が転送(移動の場合)によって減少するので、デフラグ処理の実行タイミングとして好適である。
図7は、デジタルカメラ1と外部機器との接続例を説明する図である。図7において、デジタルカメラ1はクレードル2の上に載置される。クレードル2上に載置されたデジタルカメラ1は、クレードル2を介してACアダプタ50との接続、パーソナルコンピュータ(PC)60との接続、およびTVモニタ70との接続が可能に構成されている。
図8は、態様1の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、画像ファイルの転送開始が指示されると図8による処理を起動する。図8のステップS81において、CPU15は、USBコントローラ18を介してパーソナルコンピュータ60との間で通信接続してステップS82へ進む。ステップS82において、CPU15は、あらかじめ選択されているメモリカード40内の画像ファイルをUSBコントローラ18を介してパーソナルコンピュータ60へ移動・保存させてステップS83へ進む。
ステップS83において、CPU15は、選択されている画像ファイルの全てをパーソナルコンピュータ60へ移動完了したか否かを判定する。CPU15は、移動完了した場合にステップS83を肯定判定してステップS84へ進む。CPU15は、移動完了していない場合にはステップS83を否定判定してステップS82へ戻る。ステップS84において、CPU15は、デフラグ処理を実行して図8による処理を終了する。なお、ファイル転送として移動を例に説明したが、ファイルの複製についても同様である。
<態様2>
CPU15は、メモリカード40に記録されている画像ファイルをUSBコントローラ18を介して外部機器へ転送する場合、その通信プロトコルがPTP(Picture Transfer Protocol)、およびMTP(Media Transfer Protocol)である場合に、画像ファイルを転送した後にメモリカード40に対するデフラグ処理を行う。
CPU15は、メモリカード40に記録されている画像ファイルをUSBコントローラ18を介して外部機器へ転送する場合、その通信プロトコルがPTP(Picture Transfer Protocol)、およびMTP(Media Transfer Protocol)である場合に、画像ファイルを転送した後にメモリカード40に対するデフラグ処理を行う。
CPU15は、デジタルカメラ1がマスストレージ(Mass Storage)デバイスとしてパーソナルコンピュータ60とUSB接続された場合には、画像ファイルがパーソナルコンピュータ60へ移動・保存を終了した後でもデフラグ処理を行わない。マスストレージの場合は、メモリカード40のFAT情報がパーソナルコンピュータ60側に読み取られるので、転送終了後にデジタルカメラ1側でFAT情報の変更を伴うデフラグ処理を行うと、デジタルカメラ1とパーソナルコンピュータ60との間でそれぞれのFAT情報が食い違ってしまうからである。
これに対し、通信プロトコルがPTP(Picture Transfer Protocol)、およびMTP(Media Transfer Protocol)の場合には、パーソナルコンピュータ60側からファイル名(オブジェクト名)だけが認識されるので、転送終了後にデジタルカメラ1側でFAT情報の変更を伴うデフラグ処理を行ったとしても、デジタルカメラ1とパーソナルコンピュータ60との間でFAT情報の食い違いが問題となることがない。
<態様3>
CPU15は、メモリカード40に記録されている画像ファイルを無線通信インターフェースを介して外部機器へ無線転送する場合、画像ファイルを転送した後にメモリカード40に対するデフラグ処理を行う。たとえば、USB接続可能な無線LANモジュールをデジタルカメラ1と接続し、この無線LANモジュールから公衆の無線LANアクセスポイントを経由して、インターネット上の所定の画像サーバーへ画像ファイルをアップロードする。
CPU15は、メモリカード40に記録されている画像ファイルを無線通信インターフェースを介して外部機器へ無線転送する場合、画像ファイルを転送した後にメモリカード40に対するデフラグ処理を行う。たとえば、USB接続可能な無線LANモジュールをデジタルカメラ1と接続し、この無線LANモジュールから公衆の無線LANアクセスポイントを経由して、インターネット上の所定の画像サーバーへ画像ファイルをアップロードする。
なお、無線LANを用いた無線転送の代わりに、赤外線通信による無線転送でも構わない。デジタルカメラ1と外部機器との間で無線接続した状態では、メモリカード40に記録されている画像ファイル数が無線転送(移動の場合)によって減少するので、デフラグ処理の実行タイミングとして好適である。
<態様4>
デジタルカメラ1は、バッテリー30がデジタルカメラ1に装填されると自動的にバックグラウンド処理を実行し、該バックグラウンド処理後にデフラグ処理を行う。バックグラウンド処理は、電源スイッチ25がオン操作された後の撮影動作を速やかに行うために、電源スイッチ25がオフ状態のうちに、あらかじめカメラ内部に所定の設定を行っておくための処理である。
デジタルカメラ1は、バッテリー30がデジタルカメラ1に装填されると自動的にバックグラウンド処理を実行し、該バックグラウンド処理後にデフラグ処理を行う。バックグラウンド処理は、電源スイッチ25がオン操作された後の撮影動作を速やかに行うために、電源スイッチ25がオフ状態のうちに、あらかじめカメラ内部に所定の設定を行っておくための処理である。
バックグラウンド処理は電源スイッチ25のオフ状態において行うので、バックグラウンド処理後も電源スイッチ25のオフ状態が維持されている場合は、デフラグ処理の実行タイミングとして好適である。
図9は、態様4の場合においてデジタルカメラ1が実行する処理の流れを説明する図である。ステップS91において、バッテリー30が装填されることによってサブ電源26へDC電圧が供給されると、該サブ電源26がサブCPU27へ所定電圧の供給を開始し、サブCPU27が起動する。ステップS92において、サブCPU27はDCDCコンバータ24へ指示を送り、CPU15およびその他必要な部分(たとえば、SDRAM16、メモリカードコントローラ19など)に対する電力供給を開始させる。
ステップS93において、CPU15は、所定の内部処理(バックグラウンド処理)を開始してステップS94へ進む。ステップS94において、CPU15は、バックグラウンド処理が終了したか否かを判定する。CPU15は、バックグラウンド処理を終了した場合にステップS94を肯定判定してステップS95へ進む。CPU15は、バックグラウンド処理を終了していない場合にはステップS94を否定判定し、ステップS93へ戻る。
ステップS95において、CPU15は、デフラグ処理を実行してステップS96へ進む。ステップS96において、サブCPU27はDCDCコンバータ24へ指示を送り、デフラグ処理のためにステップS92において開始した電力供給を終了させて、図9による処理を終了する。以上の図9によるバックグラウンド処理およびデフラグ処理は、電源スイッチ25がオフのうちに行われる。なお、サブCPU27がDCDCコンバータ24に対して上述した電力の供給を停止する場合は、不図示の通信路(たとえばシリアル通信)を介してCPU15と通信を行い、電力の供給を終了してよいことを確認した上で行う。
<態様5>
CPU15は、デジタルカメラ1が省電力動作へ移行する際にデフラグ処理を行い、該デフラグ処理後に省電力動作へ移行する。省電力動作は、操作部材20が最後に操作されてから所定の時間が経過するとカメラ動作を停止し、自動的にDCDCコンバータ24によるカメラ内各部への電力供給を終了させて待機状態になる動作をいう。省電力動作はユーザによる操作が行われない状態において行うので、デフラグ処理の実行タイミングとして好適である。
CPU15は、デジタルカメラ1が省電力動作へ移行する際にデフラグ処理を行い、該デフラグ処理後に省電力動作へ移行する。省電力動作は、操作部材20が最後に操作されてから所定の時間が経過するとカメラ動作を停止し、自動的にDCDCコンバータ24によるカメラ内各部への電力供給を終了させて待機状態になる動作をいう。省電力動作はユーザによる操作が行われない状態において行うので、デフラグ処理の実行タイミングとして好適である。
図10は、態様5の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、操作部材20から操作信号が入力されると図10による処理を起動する。図10のステップS101において、CPU15は、ユーザ操作が行われたか否かを判定する。CPU15は、操作部材20から操作信号が入力された場合にステップS101を肯定判定してステップS105へ進む。CPU15は、操作部材20から操作信号が入力されない場合にはステップS101を否定判定し、ステップS102へ進む。
ステップS105へ進んだCPU15は、操作信号に応じた所定の処理を実行してステップS101へ戻る。一方、ステップS102へ進んだCPU15は、所定時間が経過したか否かを判定する。CPU15は、所定時間(たとえば5秒)が経過した場合にステップS102を肯定判定してステップS103へ進み、所定時間が経過していない場合にはステップS102を否定判定してステップS101へ戻る。
ステップS103において、CPU15は、デフラグ処理を実行してステップS104へ進む。ステップS104において、CPU15は、不図示の通信路を介してサブCPU27に対して電源オフの指示を出し、サブCPU27はそれを受けてDCDCコンバータ24へ電源供給の終了を指示して図10による処理を終了する。
<態様6>
上記態様5によるデフラグ処理を実行するか否かについて、ユーザ操作によって選択可能に構成してもよい。デフラグ処理を実行する/実行しないの設定は、あらかじめメニュースイッチによるメニュー操作によって設定され、設定内容がCPU15内の不揮発性メモリ(不図示)内に記憶させておく。
上記態様5によるデフラグ処理を実行するか否かについて、ユーザ操作によって選択可能に構成してもよい。デフラグ処理を実行する/実行しないの設定は、あらかじめメニュースイッチによるメニュー操作によって設定され、設定内容がCPU15内の不揮発性メモリ(不図示)内に記憶させておく。
「デフラグ処理を実行する」設定が行われた場合のCPU15は、図10のステップS102を肯定判定した場合にステップS103へ進んでデフラグ処理を実行する。一方、「デフラグ処理を実行しない」設定が行われた場合のCPU15は、図10のステップS102を肯定判定した場合にステップS103をスキップしてステップS104へ進む。このように、バッテリー30を消耗させたくない場合には省電力動作へ移行する際にデフラグ処理を行わないようにすることで、デフラグ処理をすることによるバッテリー30の消耗を抑えることもできる。
<態様7>
CPU15は、デフラグ処理時間が所定時間に達した場合に実行中のデフラグ処理を停止させる。図11は、態様7の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、態様1〜態様6のいずれかにおいてデフラグ処理を開始すると図11による処理を起動する。
CPU15は、デフラグ処理時間が所定時間に達した場合に実行中のデフラグ処理を停止させる。図11は、態様7の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、態様1〜態様6のいずれかにおいてデフラグ処理を開始すると図11による処理を起動する。
図11のステップS111において、CPU15は、デフラグ処理を開始してステップS112へ進む。ステップS112において、CPU15は、所定時間が経過したか否かを判定する。CPU15は、所定時間(たとえば10分)が経過した場合にステップS112を肯定判定してステップS113へ進み、所定時間が経過していない場合にはステップS112を否定判定してステップS114へ進む。
ステップS113において、CPU15は、デフラグ処理を停止して図11による処理を終了する。ステップS114において、CPU15はデフラグ処理が終了したか否かを判定する。CPU15は、上記断片化を消滅させてデフラグ処理が終了している場合にステップS114を肯定判定して図11による処理を終了する。CPU15は、上記断片化が存在してデフラグ処理を実行している場合にはステップS114を否定判定し、ステップS111へ戻る。
態様7によれば、ユーザが知らないうちに長時間のデフラグ処理が行われることによるバッテリー30の消耗を抑えることができる。
<態様8>
CPU15は、デフラグ処理中にユーザ操作が行われた場合に実行中のデフラグ処理を停止させる。図12は、態様8の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、たとえば、態様5(図10)においてデフラグ処理を開始すると図12による処理を起動する。
CPU15は、デフラグ処理中にユーザ操作が行われた場合に実行中のデフラグ処理を停止させる。図12は、態様8の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、たとえば、態様5(図10)においてデフラグ処理を開始すると図12による処理を起動する。
図12のステップS121において、CPU15は、デフラグ処理を開始してステップS122へ進む。ステップS122において、CPU15は、ユーザ操作が行われたか否かを判定する。CPU15は、操作部材20から操作信号が入力された場合にステップS122を肯定判定してステップS123へ進み、操作部材20から操作信号が入力されていない場合にはステップS122を否定判定してステップS125へ進む。
ステップS123において、CPU15は、デフラグ処理を停止してステップS124へ進む。ステップS124において、CPU15は、操作信号に応じた所定の処理を実行して図12による処理を終了し、ステップS101(図10)へ戻る。
ステップS125において、CPU15はデフラグ処理が終了したか否かを判定する。CPU15は、上記断片化を消滅させてデフラグ処理が終了している場合にステップS125を肯定判定して図12による処理を終了する。CPU15は、上記断片化が存在してデフラグ処理を実行している場合にはステップS125を否定判定し、ステップS121へ戻る。
態様8によれば、デジタルカメラ1がデフラグ処理を実行中にユーザが操作部材20を操作した場合、デフラグ処理に代えてユーザ操作に応じた処理へ進むので、操作に対する応答性のよいデジタルカメラ1を提供できる。
<態様9>
CPU15は、バッテリー30の残量が所定レベル以下の場合に、実行中のデフラグ処理を停止させる。図13は、態様9の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、態様1〜態様8のいずれかにおいてデフラグ処理を開始すると図13による処理を起動する。
CPU15は、バッテリー30の残量が所定レベル以下の場合に、実行中のデフラグ処理を停止させる。図13は、態様9の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、態様1〜態様8のいずれかにおいてデフラグ処理を開始すると図13による処理を起動する。
図13のステップS131において、CPU15はバッテリー30の電力レベル(電池レベル)を判定する。上述したように、CPU15内の電圧検出部へはDCDCコンバータ24を経由せずにバッテリー30からの電圧が印加されるように構成されている。CPU15は、電圧検出部が有するA/D変換器(不図示)によって検出された電圧値に基づいて電力レベルを判定する。CPU15は、所定の電力レベルより高い残量を判定した場合にステップS132へ進む。CPU15は、所定の電力レベルより低い残量を判定した場合にステップS134へ進む。ステップS134において、CPU15は、デフラグ処理を停止して図13による処理を終了する。なお、デフラグ処理を開始する前の場合には、そのまま図13による処理を終了する。
ステップS132において、CPU15は、デフラグ処理を開始してステップS133へ進む。ステップS133において、CPU15はデフラグ処理が終了したか否かを判定する。CPU15は、上記断片化を消滅させてデフラグ処理が終了している場合にステップS133を肯定判定して図13による処理を終了する。CPU15は、上記断片化が存在してデフラグ処理を実行している場合にはステップS133を否定判定し、ステップS131へ戻る。
態様9によれば、デフラグ処理中にバッテリー30の残量が不足し、メモリカード40に記録されていたデータが破壊(消失)されるのを防ぐことができる。
<態様10>
CPU15は、電池ボックス(不図示)およびメモリカード40を装着するスロット(不図示)を覆う共通の開閉蓋が開かれた場合に、実行中のデフラグ処理を停止させる。図14は、態様10の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、態様1〜態様9のいずれかにおいてデフラグ処理を開始すると図14による処理を起動する。
CPU15は、電池ボックス(不図示)およびメモリカード40を装着するスロット(不図示)を覆う共通の開閉蓋が開かれた場合に、実行中のデフラグ処理を停止させる。図14は、態様10の場合にCPU15が実行する処理の流れを説明する図である。CPU15は、態様1〜態様9のいずれかにおいてデフラグ処理を開始すると図14による処理を起動する。
図14のステップS141において、CPU15は、バッテリー30を装填する電池ボックス(不図示)およびメモリカード40を装着するスロット(不図示)を覆う共通の開閉蓋の開閉状態を判定する。CPU15は、開状態を判定した場合にステップS144へ進む。CPU15は、閉状態を判定した場合にステップS142へ進む。ステップS144において、CPU15は、デフラグ処理を停止して図14による処理を終了する。なお、デフラグ処理を開始する前の場合には、そのまま図14による処理を終了する。
ステップS142において、CPU15は、デフラグ処理を開始してステップS143へ進む。ステップS143において、CPU15はデフラグ処理が終了したか否かを判定する。CPU15は、上記断片化を消滅させてデフラグ処理が終了している場合にステップS143を肯定判定して図14による処理を終了する。CPU15は、上記断片化が存在してデフラグ処理を実行している場合にはステップS143を否定判定し、ステップS141へ戻る。
態様10によれば、デフラグ処理中にバッテリー30またはメモリカード40が取り出されることにより、メモリカード40に記録されていたデータが破壊(消失)されるのを防ぐことができる。
<態様11>
なお、電池ボックス(不図示)を覆う開閉蓋とメモリカード40を装着するスロット(不図示)を覆う開閉蓋とが別々に設けられている場合には、両開閉蓋のうち少なくとも一方が開かれた場合に実行中のデフラグ処理を停止させるように構成すればよい。
なお、電池ボックス(不図示)を覆う開閉蓋とメモリカード40を装着するスロット(不図示)を覆う開閉蓋とが別々に設けられている場合には、両開閉蓋のうち少なくとも一方が開かれた場合に実行中のデフラグ処理を停止させるように構成すればよい。
<態様12>
CPU15は、デジタルカメラ1にバッテリー30が装填されており、かつ、ACアダプタ50から外部電力の供給を受けている場合にもデフラグ処理を行う。バッテリー30が装填されている場合に限る理由は、デフラグ処理中に外部からの電力供給が突然停止され、メモリカード40に記録されていたデータが破壊(消失)されるのを防ぐためである。
CPU15は、デジタルカメラ1にバッテリー30が装填されており、かつ、ACアダプタ50から外部電力の供給を受けている場合にもデフラグ処理を行う。バッテリー30が装填されている場合に限る理由は、デフラグ処理中に外部からの電力供給が突然停止され、メモリカード40に記録されていたデータが破壊(消失)されるのを防ぐためである。
図7に例示した接続例の場合は、デジタルカメラ1と他の機器との接続がワンタッチで済む上に、ACアダプタ50から電力供給を受けながらメモリカード40に記録された画像ファイルをパーソナルコンピュータ60へ移動(保存)することができる。さらに、移動(保存)後はACアダプタ50から電力供給を受けながらメモリカード40に対するデフラグ処理を行えるというメリットがある。これによって、より安全、かつ長時間にわたってデフラグ処理を実行し得ると共に、バッテリー30の消耗を防ぐこともできる。
デフラグ処理中にデジタルカメラ1が突然クレードル2から外されても、バッテリー30が充電されていれば、バッテリー30からの電力供給を受けてデフラグを継続する。態様9によってバッテリー30の残量が所定レベル以上の場合にデフラグ処理を開始する構成にすれば、デジタルカメラ1が突然クレードル2から外されたとしても、メモリカード40に記録されたデータを安全に保持することができる。
<態様13>
CPU15は、操作部材20を構成するデフラグスイッチから操作信号を受けた場合にもデフラグ処理を開始する。CPU15は、上記断片化を消滅させてデフラグ処理が終了する前に、再びデフラグスイッチから操作信号を受けた場合には、実行中のデフラグ処理を停止する。なお、デフラグスイッチによる操作の代わりに、メニュースイッチによるメニュー操作によってデフラグ処理の開始、およびデフラグ処理の停止をするように構成しても構わない。
CPU15は、操作部材20を構成するデフラグスイッチから操作信号を受けた場合にもデフラグ処理を開始する。CPU15は、上記断片化を消滅させてデフラグ処理が終了する前に、再びデフラグスイッチから操作信号を受けた場合には、実行中のデフラグ処理を停止する。なお、デフラグスイッチによる操作の代わりに、メニュースイッチによるメニュー操作によってデフラグ処理の開始、およびデフラグ処理の停止をするように構成しても構わない。
以上説明した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)デジタルカメラ1のCPU15は、メモリカード40に記録されているデータがメモリカードコントローラ19を介して外部機器へ送信されたことに応じてデフラグ処理を行うように制御するので、適切なタイミングでデフラグ処理を行うことができる。
(1)デジタルカメラ1のCPU15は、メモリカード40に記録されているデータがメモリカードコントローラ19を介して外部機器へ送信されたことに応じてデフラグ処理を行うように制御するので、適切なタイミングでデフラグ処理を行うことができる。
(2)CPU15は、USBコントローラ18を介する通信の通信プロトコルがPTP(Picture Transfer Protocol)およびMTP(Media Transfer Protocol)である場合にデフラグ処理を行うように制御するので、デジタルカメラ1側でFAT情報の変更を伴うデフラグ処理を行っても、デジタルカメラ1と外部機器との間でFAT情報の相違が問題とならない。
(3)デジタルカメラ1のCPU15は、電源としてのバッテリー30が装填された場合に行われる所定の予備動作を終了したことに応じてデフラグ処理を行うように制御するので、適切なタイミングでデフラグ処理を行うことができる。
(4)デジタルカメラ1のCPU15は、操作部材20の操作が終了されてから所定時間が経過したことに応じてデフラグ処理を実行し、該デフラグ処理後に電源オフ処理を指示するように制御するので、電源オフ処理前の適切なタイミングでデフラグ処理を行うことができる。
(5)デフラグ処理を行う設定がなされている場合にのみデフラグ処理を実行させるようにしたので、ユーザの意に反してデフラグ処理が行われることによるバッテリー30の消耗を抑えることができる。
(6)デフラグ処理の実行時間が所定の制限時間に達した場合にデフラグ処理を停止させるようにしたので、ユーザが知らないうちに長時間のデフラグ処理が行われることによるバッテリー30の消耗を抑えることができる。
(7)バッテリー30の残存情報が所定の判定閾値を下回る場合はデフラグ処理を停止させたり、デフラグ処理を開始させないように制御するので、デフラグ処理中にバッテリー30の残量が不足し、メモリカード40に記録されていたデータが破壊(消失)されるのを防ぐことができる。
(8)デフラグ処理を実行中に操作指示が受け付けられた場合は、デフラグ処理を停止させてから操作指示に基づく処理を行うように制御するので、操作に対する応答性のよいデジタルカメラ1を提供できる。
(9)メモリカード40のスロットを覆う蓋の開状態が検出された場合はデフラグ処理を停止させたり、デフラグ処理を開始させないように制御するので、デフラグ処理中にメモリカード40が抜かれ、メモリカード40に記録されていたデータが破壊(消失)されるのを防ぐことができる。
(10)バッテリー30を覆う蓋の開状態が検出された場合はデフラグ処理を停止させたり、デフラグ処理を開始させないように制御するので、デフラグ処理中にバッテリー30が抜かれ、メモリカード40に記録されていたデータが破壊(消失)されるのを防ぐことができる。
(11)デフラグスイッチ20からの操作信号に応じてデフラグ処理を開始させるようにしたので、ユーザが意図するタイミングでデフラグ処理を行うことができる。
(変形例1)
デジタルカメラ1を例にあげて説明したが、メモリカード40を装着したり、ハードディスク装置を装着、内蔵あるいは接続可能に構成される電子機器であれば、本発明を適用することができる。
デジタルカメラ1を例にあげて説明したが、メモリカード40を装着したり、ハードディスク装置を装着、内蔵あるいは接続可能に構成される電子機器であれば、本発明を適用することができる。
(変形例2)
上述した態様1〜態様13は、任意の態様のものを適宜組み合わせた構成としても構わない。
上述した態様1〜態様13は、任意の態様のものを適宜組み合わせた構成としても構わない。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
1…デジタルカメラ
2…クレードル
15…CPU
18…USBコントローラ
19…メモリカードコントローラ
20…操作部材
21…蓋開閉検出センサ
24…DCDCコンバータ
26…サブ電源
27…サブCPU
30…バッテリー
40…メモリカード
50…ACアダプタ
60…パーソナルコンピュータ
2…クレードル
15…CPU
18…USBコントローラ
19…メモリカードコントローラ
20…操作部材
21…蓋開閉検出センサ
24…DCDCコンバータ
26…サブ電源
27…サブCPU
30…バッテリー
40…メモリカード
50…ACアダプタ
60…パーソナルコンピュータ
Claims (14)
- 記憶媒体に対するデータ記録および前記記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、
前記記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、
外部機器との間で通信を行う通信手段と、
前記記憶媒体に記録されているデータが前記通信手段を介して前記外部機器へ送信されたことに応じて前記デフラグ処理を行うように前記デフラグ実行手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記制御手段は、前記通信手段による通信プロトコルがPTP(Picture Transfer Protocol)およびMTP(Media Transfer Protocol)である場合に前記デフラグ処理を行うように前記デフラグ実行手段を制御することを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記通信手段は、無線通信を行うことを特徴とする電子機器。 - 記憶媒体に対するデータ記録および前記記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、
前記記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、
電源としての電池が装填された場合に所定の予備動作を行う予備動作実行手段と、
前記予備動作実行手段が前記予備動作を終了したことに応じて前記デフラグ処理を行うように前記デフラグ実行手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 記憶媒体に対するデータ記録および前記記憶媒体からのデータ読み出しを行う記録/読み出し手段と、
前記記憶媒体に対するデフラグ処理を行うデフラグ実行手段と、
電源供給経路の遮断を指示する指示手段と、
操作部材の操作が終了されてから所定時間が経過したことに応じて前記デフラグ処理を実行し、該デフラグ処理後に前記遮断を指示するように前記デフラグ実行手段および前記指示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項5に記載の電子機器において、
設定操作部材をさらに備え、
前記制御手段は、前記設定操作部材によって前記デフラグ処理を行う設定がなされている場合にのみ前記デフラグ実行手段に前記デフラグ処理を実行させることを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記制御手段は、前記デフラグ処理の実行時間が所定の制限時間に達した場合に前記デフラグ実行手段にデフラグ処理を終了させることを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器において、
電源とする電池の残存情報を取得する情報取得手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を実行中に取得された前記残存情報が所定の判定閾値を下回る場合は前記デフラグ実行手段に該デフラグ処理を終了させ、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を非実行中に取得された前記残存情報が前記所定の判定閾値を下回る場合は前記デフラグ実行手段にデフラグ処理を開始させないように制御することを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の電子機器において、
操作指示を受け付ける操作部材をさらに備え、
前記制御手段は、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を実行中に前記操作指示が受け付けられた場合は、前記デフラグ実行手段に該デフラグ処理を終了させてから前記操作指示に基づく処理を行うことを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記記憶媒体を装着するための装着口を開閉する開閉部材と、
前記開閉部材の開閉状態を検出する検出手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を実行中に前記開閉部材の開状態が検出された場合は前記デフラグ実行手段に該デフラグ処理を終了させ、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を非実行中に前記開状態が検出された場合は前記デフラグ実行手段にデフラグ処理を開始させないように制御することを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の電子機器において、
電池の装着口を開閉する第2開閉部材と、
前記第2開閉部材の開閉状態を検出する第2検出手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を実行中に前記第2開閉部材の開状態が検出された場合は前記デフラグ実行手段に該デフラグ処理を終了させ、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を非実行中に前記第2開閉部材の開状態が検出された場合は前記デフラグ実行手段にデフラグ処理を開始させないように制御することを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載の電子機器において、
外部の電力供給機器から電力供給を受ける受電部をさらに備え、
前記制御手段は、前記受電部を介して供給される電力によって動作中に前記デフラグ実行手段に前記デフラグ処理を実行させることを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載の電子機器において、
該電子機器は撮像手段をさらに備えるカメラであって、
前記記録/読み出し手段は、前記撮像手段によって取得された画像データを前記記録媒体に記録することを特徴とする電子機器。 - 請求項1〜13のいずれか一項に記載の電子機器において、
デフラグ開始指示を受け付ける操作部材をさらに備え、
前記制御手段は、前記デフラグ実行手段が前記デフラグ処理を非実行中に前記デフラグ開始指示が受け付けられた場合は、前記デフラグ実行手段に前記デフラグ処理を開始させることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008290752A JP2010117891A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008290752A JP2010117891A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010117891A true JP2010117891A (ja) | 2010-05-27 |
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ID=42305530
Family Applications (1)
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JP2008290752A Pending JP2010117891A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 電子機器 |
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JP (1) | JP2010117891A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013016081A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
JP2018503188A (ja) * | 2015-01-09 | 2018-02-01 | ベイジン ジンドン シャンケ インフォメーション テクノロジー カンパニー リミテッド | ページ表示方法及びシステム |
-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008290752A patent/JP2010117891A/ja active Pending
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