JP2010115389A - カウンター用支持具及びこれを用いたカウンター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】壁面11に対して垂直に突出して設けられるカウンター天板2を下方から支持するカウンター用支持具3であって、前記壁面に固定される固定部5と、該固定部から水平に延出され前記カウンター天板の下面を支持する支持部4とからなり、前記支持部の前記壁面側の基部40は、延出側(41)より幅広に形成され、前記固定部は、前記支持部より短く形成されるとともに、前記支持部の前記基部と同幅に連なって形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また下記特許文献3にはカウンターを支持する支持ブラケットの取付プレートが壁面の下地枠材に固着され、該取付プレートは壁面を構成する壁仕上げ材により覆われて、壁に取り付けられているものが開示されている。
上記特許文献1及び上記特許文献2に記載のものは、カウンター天板を設置した状態で斜め上方から見ると、固定部の下端部が見えて目立ってしまうため、カウンター天板の前面を幕板などで覆わなければ見栄えが悪い点が問題となる。
そこで上記特許文献3に記載のように固定部に相当する取付プレートを壁面の下地枠材に固着して壁仕上げ材で覆ってしまうことが考えられる。しかし、この場合はカウンター用支持具の部品点数が増えてしまい、施工も容易とはいえない。またこれは壁仕上げ材で覆った後に壁面にカウンター用支持具を用いてカウンター天板を後付けすることができない。
これによれば、斜材の幅方向が縦向きになるように設けられているので、垂直荷重強度に有利になる。また後記するように引出し部を設けた場合は、斜材が帯状板体からなり、幅方向が縦向きになるよう設けられているので、引出し部の邪魔になることがなく、引出し部の収容面積を大きくとることも可能となる。
これによれば、カウンター天板に重いものをおいてもカウンター用支持具が破損することなく、耐荷重性に優れたものとすることができる。
このように引出し部が設けられたカウンターとすれば、一層固定部が露出する部分が少なく、すっきりと構成でき見栄えのよいものとすることができる。
固定部及び支持部の基部が同幅且つ幅広に形成されているので、壁面にかかる荷重が分散され、壁面へのめり込みを防ぎ、カウンター天板を安定して支持することができ高荷重に耐えられる。特に本棚或いはデスクとして用いられるようなサイズ及び荷重の大きいカウンターを支持する場合でも、カウンター用支持具の固定部が幅広の基部と同幅に連なって形成されているので、幅広に形成された面で荷重を受けることができる。よってカウンター天板を片持ち支持することも可能である。
また下地桟が配されていれば壁面にカウンターを容易に後付けすることができる。
図1は本発明に係るカウンター用支持具とこれを用いたカウンターを示す斜視図、図2(a)は同カウンター用支持具の平面図、図2(b)は同カウンター用支持具の右側面図、図2(c)は同カウンター用支持具の正面図、図3(a)は同カウンター用支持具間に引出し部を構成した場合のカウンターを示す平面図、図3(b)は同カウンターの正面図、図4は同カウンターの右側面図である。
カウンター用支持具3は、壁面11に対して垂直に突出して設けられるカウンター天板2を下方から支持するものであって、カウンター用支持具3とカウンター天板2とによって、壁面11にカウンター1を設けることができる。
カウンター1は飾り棚或いはカウンターデスク、ダイニングカウンター、ベンチなどとして用いることができ、カウンター用支持具3はスチール材などからなり、カウンター天板2は木質板材(集成材など)などからなる。カウンター支持具3は、側面視して略逆L字形状に折曲形成されており、壁面11にねじ7によって固定される固定部5と、該固定部5から水平に延出されカウンター天板2の下面を支持する支持部4とを備えている。
支持部4は固定部5から水平に延出され、壁面11側に配置される基部40と、延出側に配置される延出部41とを備えている。基部40は、延出部41側より幅広に形成されており、支持部4の4隅には4つのねじ挿通孔4aが形成されている。延出部41の幅寸法が例えば50mm〜70mmとした場合は、基部40の幅寸法は70mm〜90mm程度、幅方向に広がるように形成される。基部40及び延出部41の形状は図例に限定されず、基部40に向かってテーパー状に次第に幅広になっていくような形状としてもよい。
ねじ挿通孔4aにはカウンター固定用ねじ8が挿入され、カウンター天板2と支持部4とが強固に固着状態となる。図1では説明のため、カウンター固定用ねじ8を2つ示しているが、カウンター天板2は、その下方から上方に向かって4つのカウンター固定用ねじ8でねじ止めされる。
なお、上述の基部40及び延出部41の幅寸法は上述の寸法に限定されるものではなく、ねじ挿通孔4aの形成位置、数も図例に限定されるものではない。
固定部5の形状は、基部40と同幅に連なって形成されていれば特に限定されるものではなく、図1、図2に示すように下端部に向かって緩やかな角度で先細となる台形形状としてもよい。
支持部4の長手方向の長さは固定部5の長手方向の長さの2〜3.5倍程度とされ、例えば支持部4の長手方向の長さが150mmであれば、固定部5の長手方向の長さは50mm、支持部4の長手方向の長さが350mmであれば、固定部5の長手方向の長さは100mmでよい。支持部4の長手方向の長さが300〜350mmと長いものの場合、カウンター天板2のサイズも大きくなるため耐荷重性が求められるが、カウンター用支持具3の固定部5が基部40と同幅に連なって形成されているので、上述のように固定部5の長手方向の長さが短くても、幅広に形成された面で荷重を受けることができる。よって、固定部5が壁面11へめり込むことなく、カウンター天板2を安定して支持することができ高荷重に耐えられるものとすることができるのである。
またこのように固定部5が支持部4より少なくとも半分以下の長さに短く形成されるので、図1に示すようにカウンター天板2を設置すれば、固定部5の下端部が見えにくくなり、カウンター1まわりをすっきりと構成することができ、カウンター1の意匠性が向上する。
なお、上述の固定部5の幅寸法は上述の寸法に限定されるものではなく、ねじ挿通孔5aの形成位置、数も図例に限定されるものではない。
また固定部5と支持部4との角部には、入隅A側に突出した補強リブ9が形成されている。
このように斜材6の幅方向が床面に対して縦向きになるように設けられているので、垂直荷重強度に有利になる。また固定部5と支持部4との角部には、入隅A側に突出した補強リブ9が形成されているので、カウンター天板2上に重いものをおいてもカウンター用支持具3が破損することなく、耐荷重性に優れたものとすることができる。
まずはカウンター1の取付け位置を決める。取付け後のがたつきを防ぐため、カウンター用支持具3の固定位置に壁面11の下地桟があるか確認し、ない場合は柱、間柱、桟木、壁仕上げ材を組み立ててなる下地桟を取付ける。
カウンター天板2の裏面に支持部4のねじ挿通孔4aを通じてカウンター固定用ねじ8がねじ込まれる位置に下穴を開けておく。また壁面11にも、固定部5のねじ挿通孔5aを通じて固定部用ねじ7がねじ込まれる位置に下穴を開けておく。
支持部4をカウンター天板2の所定位置にカウンター固定用ねじ8で固着し、壁面11の所定位置に固定部5を固定部用ねじ7によって固着することにより、壁面11にカウンター1を設けることができる。
なお、カウンター1の取付け手順は上述の手順に限定されるものではなく、壁面11に固定部5を固着した後に、カウンター天板2と支持部4を固着する手順としてもよい。またここではひとつのカウンター用支持具3を取付ける手順について述べたが、このカウンター用支持具3はカウンター天板2の長手方向のサイズやカウンター1の用途(例えば、飾り棚として用いられるのか、本棚やデスクとして用いられるのか、ベンチとして用いられるのかなど)によって、求められる荷重に応えるため、壁面11に取付けられる個数や取付間隔が異なるものである。
ここに示すカウンター1は、カウンター天板2の直下に二つの引出し部10を備えており、カウンター用支持具3は引出し部10が引き差し自在に構成されるよう所定の間隔で3つ設けられている。引出し部10は、前方を塞ぐとともに取っ手となる前板10aと、上方が開口した箱型の引出し本体部10bとを備えている。引出し本体部10bの両側部には後記する引出し固定枠12の凸レール(不図示)と係合する凹レール(不図示)が形成されている。
図中12は引出し部10を固定するとともに、凹レールと係合して引出し部10を抜き差し自在に構成する凸レール(不図示)を備えた引出し固定枠である。引出し固定枠12はカウンター天板2の裏面に固定用ねじ(不図示)で固着される。
引出し固定枠12に引出し部10をはめ込むことにより、引出し部10が横方向に前後にスライドして引出し本体部10bに物を収容したり、収容したものを取り出したりすることができる。
このように引出し部10が設けられたカウンター1とすれば、一層固定部5が露出する部分が少なくなり(図3(b)参照)、幕板を設置しなくてもすっきりと構成でき、見栄えのよいものとすることができる。
また斜材6が帯状板体からなり、固定部5及び支持部4に対して幅方向が縦向きになるように設けられているので、引出し部10の邪魔になることがなく、引出し部10の収容面積を大きくとることができる。
なお、引出し部10の構成及び形状は図例に限定されるものではなく、例えば引出し部10の前板10aは、固定部5が隠れるように設けられるものとしてもよい。またカウンター1を構成する引出し部10の数、カウンター用支持具3の数も図例に限定されるものではない。
2 カウンター天板
3 カウンター用支持具
4 支持部
40 基部
41 延出部
5 固定部
6 斜材
9 補強リブ
10 引出し部
11 壁面
Claims (4)
- 壁面に対して垂直に突出して設けられるカウンター天板を下方から支持するカウンター用支持具であって、
前記壁面に固定される固定部と、該固定部から水平に延出され前記カウンター天板の下面を支持する支持部とからなり、
前記支持部の前記壁面側の基部は、延出側より幅広に形成され、
前記固定部は、前記支持部より短く形成されるとともに、前記支持部の前記基部と同幅に連なって形成されていることを特徴とするカウンター用支持具。 - 請求項1において、
前記固定部と前記支持部との入隅側には、斜めに掛け渡されて取付けられる補強用斜材が設けられており、
前記斜材は帯状板体からなり、前記斜材の幅方向が縦向きになるよう設けられていることを特徴とするカウンター用支持具。 - 請求項1又は請求項2において、
前記固定部と前記支持部との角部には、前記入隅側に突出した補強リブが形成されていることを特徴とするカウンター用支持具。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のカウンター用支持具と、該カウンター用支持具によって支持されるカウンター天板とを備えたカウンターであって、
前記カウンター用支持具は所定の間隔で複数設けられ、
前記カウンター用支持具間には、引出し部が抜き差し自在に構成されることを特徴とするカウンター。
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JPH09313280A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-09 | Yamaguchiyasushi Seisakusho:Kk | 棚受け金具 |
JPH1132852A (ja) * | 1997-07-15 | 1999-02-09 | Seiji Kageyama | 棚受具 |
JPH11206488A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Sekisui House Ltd | 組立式収納装置 |
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