JP2010115362A - 放射線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポータブル撮影と一般撮影との異なる撮影形態の変更を安全かつ容易に行う。
【解決手段】グリッドフレーム6の側面にはロックレバー36が設けられ、ばね力によりロックレバー36の先端の爪部36aが電子カセッテ9の側面に設けられた凹部9aと係止するようになっている。グリッド保持部から吸着が解除され離反したグリッドモジュール7は、爪部36aが内側に回動し、電子カセッテ9の側面部に設けられた凹部9aに係止し一体とすることができる。グリッドモジュール7が電子カセッテ9に装着された状態で、撮影台から取り出すことができ、技師は迅速にかつ安全に、ポータブル撮影から一般撮影に変更することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、特に放射線受像部に薄型軽量のX線検出器を実装した可搬型の電子カセッテを用いた放射線撮影装置に関するものである。
近年、蛍光体と大面積の固体撮像素子を密着させたX線平面検出器、所謂FPD(フラットパネルディテクタ)を使用して、放射線像を直接デジタル化するデジタルX線撮影装置が実用化されつつある。従来のアナログX線撮影装置に置き換わり、放射線像のデジタル化により、技師による撮影作業の省力化、医師による読影の効率化等の多くの利点が得られる。
また、デジタルX線撮影装置は従来のアナログカセッテのサイズまで小型化され、所謂電子カセッテと呼ばれる可搬型が開発されている。この電子カセッテはポータブル撮影に使用されてきた従来のアナログカセッテと同様に、可搬性に優れ放射線撮影室、更に病棟において携帯することにより、汎用的に使用することのできる利点を有している。
電子カセッテは単体ではポータブル撮影において使用可能であると共に、撮影台、スタンド等に設けられた収納部に電子カセッテを装填し、電子カセッテをX線受像部として用いることにより、臥位や立位状態にある被検者の一般撮影にも使用可能である。
このように、電子カセッテをポータブル撮影と一般撮影との両方で使用することにより、1つの電子カセッテで一般撮影室において行われている撮影の殆どをカバーすることが可能となり、高価なデジタルX線撮影装置を有効に利用することができる。
従来から放射線撮影おいては、X線受像部と共にグリッドとフォトタイマを用いて撮影が行われている。グリッドは被写体で発生した散乱X線を除去するため、被写体とX線受像部との間に設置するものである。また、フォトタイマは従来のアナログ撮影においてはX線フィルム濃度を適正化するために、近年のFPDを用いたデジタル撮影においては、被検者への被曝線量の低減を目的に使用されている。このフォトタイマはX線受像部に入射するX線量を正確に計測するため、グリッドとX線受像部との間に設置される。
特許文献1においては、電子カセッテに関しても、これらグリッド及びフォトタイマを取り付ける放射線撮影装置が提案されている。この特許文献1においては、グリッド及びフォトタイマをモジュール化し、選択的に電子カセッテに取り付けることが可能な撮影装置が提案されている。
特開2004−177251号公報
上述の特許文献1の撮影装置においては、ポータブル撮影、一般撮影の両方での使用を考慮し、グリッドとフォトタイマを選択的に着脱して使用できる構成としている。ただし、ポータブル撮影と一般撮影とでは、選択される構成が異なる場合が一般的である。即ち、ポータブル撮影では撮影部を携帯して使用するため、可搬性が重要となり、X線発生装置との接続が必要なフォトタイマは使用せずに、予め線量を決定して撮影を行う手法が中心となっている。
一方、架台、撮影台に組み込んで使用する一般撮影においては、可搬性を考慮する必要はなく、被検者への被曝を抑制する点から、フォトタイマを配置して撮影することが望まれる。即ち、一般撮影ではグリッドとフォトタイマと電子カセッテを組み合わせた形態で撮影され、ポータブル撮影ではグリッドと電子カセッテを組み合わせた形態で撮影が行われることが好ましい。
そこで、1つの撮影部を有効に利用するために、これらの撮影形態の変更を考慮した場合には、次のような課題がある。先ず、第1に一般撮影とポータブル撮影とでは、フォトタイマの有無の違いにより、ポータブル撮影の構成、即ち電子カセッテにグリッドを取り付けた状態で、そのまま収納部に組み込み使用することができない。グリッドを使用したポータブル撮影から、グリッドを使用する一般撮影に移行する場合には、一旦電子カセッテを何処かに置き、グリッドを取り外し所定の場所に保管した後に、再度電子カセッテを持ち収納部に挿入する作業が必要となる。
しかし、このグリッドの着脱作業は技師の作業を煩雑とし、作業効率を悪化させるという課題を有している。この作業の煩雑性は、一般撮影からポータブル撮影に移る場合も同様に生じ、収納部から電子カセッテのみを取り出した後に、収納部に備えたグリッドとは別のグリッドを準備し、電子カセッテに取り付けて撮影を行う必要がある。
第2に上述の作業は全て技師による手作業で行うため、もろくて重いグリッドを落下させてしまう虞れがある。また、取り外したグリッドは破損を防止するために、別途に保管する場所が必要である。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、ポータブル撮影と一般撮影との異なる撮影形態の変更を容易で安全なものにすることにより、1つの撮影部で効率的にX線撮影が行うことのできる放物線撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る放物線撮影装置は、被写体を透過した放射線を二次元状に配列した検出手段により放射線画像として撮影する電子カセッテと、散乱X線除去用のグリッドと、前記電子カセッテと前記グリッドとを収納する収納部とから成る放射線撮影装置において、前記収納部の内部で前記グリッドを前記電子カセッテに装着するグリッド装着手段と、前記電子カセッテに対し前記グリッドの装着又は非装着を選択する選択手段とを有し、前記電子カセッテを単独で使用する第1の形態と、前記電子カセッテに前記グリッドを装着し一体で使用する第2の形態とで、前記電子カセッテを選択的に前記収納部から取り出すことを可能としたことを特徴とする。
本発明に係る放物線撮影装置によれば、電子カセッテへのグリッドモジュールの取り付けを収納部内で行うことができ、ポータブル撮影と一般撮影との撮影形態の変更に要する工数を低減し、作業性を向上することができる。
また、グリッドモジュールの運搬時や取付時の作業ミスによる落下等の危険を回避でき、作業の安全性を確保することができる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の被検者を臥位状態で撮影する放射線撮影装置を天板の側方から見た構成図を示している。撮影台1には、支持部2上にX線画像を撮像する撮像素子を収納するための収納部3を介して、被写体である被検者を載置する天板4が配置されている。収納部3内の天板4の下方には、上方からX線が照射された場合に、天板4に載置した被検者の被検部位から生ずる不要な散乱X線を除去するための散乱X線除去用のグリッド5が設けられている。また、グリッド5と、このグリッド5を保持するための枠形状のグリッドフレーム6とから成るグリッドモジュール7が取り付けられている。更に収納部3内には、このグリッドモジュール7を上下方向に移動させるグリッド装着手段であるグリッド昇降機構部8が設けられている。
そして、グリッドモジュール7の下方には、被検者を透過したX線を二次元状に配列した検出手段により放射線画像として撮影する撮像素子として、可搬型の電子カセッテ9が設けられている。グリッドモジュール7と電子カセッテ9の間には、電子カセッテ9に入射するX線量を計測し、適切な露出を得るX線自動露出手段の受光部である挿脱可能なX線量計測用のフォトタイマ受光部10が配置されている。
収納部3の外部にはグリッドモジュール7の電子カセッテ9に対する装着又は非装着を選択する選択手段である切換スイッチ11が設けられ、切換スイッチ11の出力は制御部12を介してグリッド昇降機構部8に接続されている。更に、制御部12の出力はフォトタイマ受光部10を挿脱するためのフォトタイマ移動機構部13が接続されている。フォトタイマ受光部10の出力はX線制御部14を介して天板4の上方からX線を照射するX線管球15に接続されている。
実施例と異なるポータブル撮影においては、撮影部位からの散乱X線が少ない四肢骨や乳幼児の撮影を行う場合には、収納部3内にグリッドモジュール7を残し、図2(a)に示すように第1の形態として電子カセッテ9のみを単独で取り出して使用可能である。
一方、成人の頭部、胸部、腹部、骨盤等のポータブル撮影においては、散乱X線を除去してコントラストを改善する必要があるため、グリッド5を用いて撮影を行う必要がある。従来では、上述のように取り出した電子カセッテ9に、別に用意したグリッドを取り付けて撮影を行っている。
放射線撮影装置においては、図2(b)に示すように、第2の形態として収納部3内にあるグリッドモジュール7を装着した状態で、電子カセッテ9を取り出しての使用が可能である。このように、撮影方法によって収納部3から電子カセッテ9と共に、グリッド5及びフォトタイマ受光部10を用いて、X線撮影することにより、天板4上の被検者へのX線の被曝を抑制しながら、散乱線の少ない適切な画像を得ることができる。
X線撮影に際しては、フォトタイマ受光部10からのX線量の計測信号がX線制御部14に入力され、被検者に応じたX線量が得られた時点でX線管球15からのX線の照射が停止される。このように、グリッドモジュール7を選択的に取り出すこともできる。
図3(a)は上方から見たフォトタイマ移動機構部13の平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図を示している。フォトタイマ移動機構部13は、例えばフォトタイマ受光部10の両端に配置された一対のガイド部材21a、21bとフォトタイマ受光部10を保持し、ガイド部材21a、21b上を移動する一対のキャリッジ22a、22bを有している。そして、片側のキャリッジ22aにはワイヤ、ベルト等の動力伝達部材23が係止され、駆動部24によりフォトタイマ受光部10を直線運動させることができる。
キャリッジ22a、22bの移動長は、電子カセッテ9の幅より若干長く設定されている。これにより、フォトタイマ受光部10は駆動部24の駆動により、グリッドモジュール7と電子カセッテ9との間のX線照射領域である撮影位置から、一点鎖線で示す撮影位置から外れた退避位置Zに移動することが可能となる。グリッド昇降機構部8はフォトタイマ受光部10が退避位置Zの位置に退避することにより、空いた空間に下降し、グリッドモジュール7を電子カセッテ9に密接させることができる。
図4(a)はグリッド昇降機構部8の平面図、(b)は(a)のB−B断面図を示している。グリッド昇降機構部8は、例えば収納部3内に取り付けられた一対の支持板31a、31bと、グリッドモジュール7を挟み込む一対のグリッド保持部材32a、32bとを有している。グリッド支持板31a、31bとグリッド保持部材32a、32bは、ロータリソレノイド等の回転部材33a、33bが組み込まれたリンク34a、34bを介してそれぞれ連結されている。回転部材33a、33bを駆動し、リンク34a、34bを回動させることにより、グリッド保持部材32a、32bに保持されたグリッドモジュール7を水平状態を維持したまま上下方向に移動させることができる。
グリッド保持部材32a、32bは任意にグリッドモジュール7を保持又は離反する手段を有し、例えば電磁石35a、35bを組み込み、電磁石35a、35bの通電状態により、磁性体から成るグリッドフレーム6を吸着したり、分離することができる。
グリッドフレーム6の両側面には、電子カセッテ9を係止するためのロックレバー36を有し、グリッド保持部材32a、32bの下面には凸部32c、32dが設けられている。ロックレバー36がグリッド保持部材32a、32bに吸着されている状態においては、ロックレバー36は凸部32c、32dにより下方に押され、爪部36aは開いた状態となっている。
図5はグリッドモジュール7と電子カセッテ9の分離状態の側面図を示し、ロックレバー36の付勢力により、ロックレバー36の先端の爪部36aが電子カセッテ9の側面に設けられた凹部9aに係止するようになっている。グリッド保持部材32a、32bからの吸着が解除されると、ロックレバー36の爪部36aが内側に回動し、電子カセッテ9の側面部に設けられた凹部9aに係止し、グリッドモジュール7と一体化することができる。
このようにして、図2(b)に示すようにグリッドモジュール7に電子カセッテ9が装着された状態で、電子カセッテ9を撮影台1から取り出すことができ、技師は迅速にかつ安全に、ポータブル撮影から一般撮影に変更することができる。
上述の電子カセッテ9へのグリッドモジュール7の装着の選択は、収納部3の外部に設けられた切換スイッチ11により行われる。切換スイッチ11の信号は制御部12に送信され、制御部12はフォトタイマ移動機構部13によるフォトタイマ受光部10の移動及びグリッド昇降機構部8によるグリッド5の昇降、そして電磁石35a、35bによるグリッドモジュール7の離反を順次に制御する。
なお、上述の動作は収納部3からグリッドモジュール7と一体で電子カセッテ9を取り出す工程を説明したが、グリッドモジュール7に装着した状態で電子カセッテ9を挿入した場合には、逆の動作が行われる。上述の工程を逆に辿ることにより、グリッドモジュール7から電子カセッテ9を分離し、グリッドモジュール7を上方に移動し、空いた空間にフォトタイマ受光部10を挿入することにができる。
本実施例1では、撮影台1を用いポータブル撮影と臥位の撮影との併用について説明したが、立位スタンドの収納部に適用することにより、ポータブル撮影と立位の単純撮影とを併用することもできる。
また、本実施例1においてはポータブル撮影のために、図2(a)の電子カセッテ9を単体で、或いは図2(b)のグリッドモジュール7を装着した電子カセッテ9の形態で取り出すことができる。しかし、図6に示すようにグリッドモジュール7のみを単体で収納部3から取り出すことができるようにしてもよい。これにより、異なる特性を有するグリッドモジュール7への交換を可能とし、任意のグリッドモジュール7に電子カセッテ9を装着することができる。
グリッド5の特性としては、グリッド比、グリッド密度、焦点距離があり、これらの組合わせにより、特性が異なるグリッド5となる。通常の使用では、或る特定のグリッド5を使用しているが、異なる撮影電圧や撮影距離で撮影する必要が生じた場合には、その条件に適したグリッドモジュール7に交換することが可能なり、異なる条件での撮影に迅速に対応することができる。
図7は本実施例2における放射線撮影装置の構成図を示し、実施例1と同一の部材には、同一の符号を付している。収納部3の内部には、グリッドモジュール7の他に、別のグリッドモジュール41が天板4の長手方向に並設されている。このグリッドモジュール41には、グリッド5とはグリッド比、グリッド密度、焦点距離の少なくとも何れか1つが異なる特性を有するグリッド42が組み込まれている。
グリッドモジュール7、41はグリッド交換手段であるグリッド移動機構部43により水平方向に移動可能に支持されている。また、撮影手段の切換えを行うX線操作部44の出力は制御部12、X線制御部14に接続されている。
本実施例2におけるグリッド移動機構部43は、例えば図7に示す電子カセッテ9の上方に位置するグリッドモジュール7を、電子カセッテ9を移動することにより、グリッドモジュール41に変更することができる。グリッドモジュール7、41は、実施例1と同様の機構により必要に応じて電子カセッテ9に装着することができる。
動画と静止画との撮影手法の切換えは、X線操作部44を介して指示され、X線制御部14の駆動制御が切換えられる。同時に、この指示は制御部12に伝達され、制御部12はグリッド移動機構部43を駆動して撮影に適したグリッド、つまり動画撮影では高密度グリッド、静止画撮影では低密度グリッドが撮影領域に位置するように設定する。グリッドは撮影手法の変更に連動して交換可能とされ、技師は特別の作業を必要とせずに、適したグリッドを使用することができる。
また、ポータブル撮影への移行時には、低密度グリッドが電子カセッテ9の上部に配置され、一体として取り出すことができる。
実施例1に対して、本実施例2における放射線撮影装置は、収納部3内に予め特性の異なる2つのグリッド5、42を設けており、任意に選択して使用することができる。これにより、撮影に適したグリッドへの交換が省力化され、異なる撮影形態への対応が容易となる利点がある。なお本実施例2においては、収納部3内に2つの特性の異なるグリッド5、42を用いたが、更に多くの特性が異なるグリッドを内蔵することもできる。
近年の技術の進歩により、動画撮影が可能なFPDが実用化されてきており、撮影台1の受像部にこのようなFPDを用いることにより、動画で透視撮影を行い、適時静止画撮影に切換えて撮影を行うことができる。これにより、これまで動画用のI.I.(イメージインテシファイア)と静止画用のFPDの2つのX線受像手段で構成されていた撮影装置が、1つのFPDで対応することが可能となり、装置の小型化、低価格化、画質の向上が図ることができる。
一般に、FPDを用いた静止画撮影においては、通常ではグリッド縞の低減の処理は画像処理により行われている。しかし、動画撮影においては、診断上フレームレートの高い動画像が必要であり、画像処理ではグリッド低減の処理が間に合わない。そこで、フレームレートの高い撮影においては、画像処理を用いずに、よりグリッド密度が高いグリッドを用いてグリッド縞の低減を図っている。
このため、動画撮影においては高密度グリッド(80本/cm程度)を用い、静止画撮影においては低密度グリッド(40本/cm程度)と異なるグリッドに切換えて使用する要求が生じている。本実施例2における放射線撮影装置においては、この切換えを容易に行うことができる。
なお実施例1、2では、撮影台やスタンドに組み込んだ例を示したが、グリッドの着脱及び保管手段に特化した専用装置として使用することも可能である。この場合には、収納部3内にグリッド着脱手段のみを有し、電子カセッテ9を差し込み、任意のグリッドの装着、又は電子カセッテ9からグリッド離脱を行うことができる。なお、グリッドの着脱を手動で行う必要がなくなると共に、複数のグリッドの保管場所として使用することが可能となる。
実施例1の放射線撮影装置の構成図である。 電子カセッテの説明図である。 フォトタイマ移動機構部の平面図である。 グリッド昇降機構部の説明図である。 グリッドモジュールと電子カセッテの側面図である。 グリッドモジュールの説明図である。 実施例2の放射線撮影装置の構成図である。
符号の説明
1 撮影台
2 支持部
3 収納部
4 天板
5、42 グリッド
6 グリッドフレーム
7、41 グリッドモジュール
8、43 グリッド昇降機構部
9 電子カセッテ
10 フォトタイマ受光部
11 切換スイッチ
12 制御部
13 フォトタイマ移動機構部
14 X線制御部
15 X線管球
21a、21b ガイド部材
22a、22b キャリッジ
23 動力伝達部材
24 駆動部
31a、31b グリッド支持板
32a、32b グリッド保持部材
33a、33b 回動部材
34a、34b リンク
35a、35b 電磁石
36 ロックレバー
36a 爪部
44 X線操作部

Claims (5)

  1. 被写体を透過した放射線を二次元状に配列した検出手段により放射線画像として撮影する電子カセッテと、散乱X線除去用のグリッドと、前記電子カセッテと前記グリッドとを収納する収納部とから成る放射線撮影装置において、前記収納部の内部で前記グリッドを前記電子カセッテに装着するグリッド装着手段と、前記電子カセッテに対し前記グリッドの装着又は非装着を選択する選択手段とを有し、前記電子カセッテを単独で使用する第1の形態と、前記電子カセッテに前記グリッドを装着し一体で使用する第2の形態とで、前記電子カセッテを選択的に前記収納部から取り出すことを可能としたことを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記収納部はX線量計測用のフォトタイマ受光部と、該フォトタイマ受光部の位置を変更する移動機構とを有し、該移動機構は前記フォトタイマ受光部を前記グリッドと前記電子カセッテとの間の撮影位置と該撮影位置から外れた退避位置との間で移動可能とし、前記グリッド装着手段に連動して動作することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記グリッドを単体で前記収納部から取り出す手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記収納部に複数の異なる特性を有する前記グリッドを内蔵し、前記電子カセッテに対して前記グリッドを入れ替えるグリッド交換手段を有し、前記グリッドを任意のグリッドに交換可能としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記グリッドの切換えを、前記電子カセッテによる放射線画像の撮影のフレームレートに応じて変更するように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の放射線撮影装置。
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