JP2010115217A - ハサミ - Google Patents
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Abstract
【課題】
物体を切断する静刃と動刃から成るハサミで、切断工程中、静刃と動刃のクリアランスを無くしつつ、更に静刃に対し、動刃を後方に移動、つまり静刃の支点と動刃の支点を変動させることで切断効率を向上させる。
【解決手段】
静刃と、動刃の軸支を、ヘリカルギヤとスペーサーで構成することで、静刃と動刃の支点をあらかじめ別々の位置に設定でき、ヘリカルギヤ同士の回転時に発生するスラスト荷重を活用することで課題を解決するハサミを提供する。
【選択図】 図1
物体を切断する静刃と動刃から成るハサミで、切断工程中、静刃と動刃のクリアランスを無くしつつ、更に静刃に対し、動刃を後方に移動、つまり静刃の支点と動刃の支点を変動させることで切断効率を向上させる。
【解決手段】
静刃と、動刃の軸支を、ヘリカルギヤとスペーサーで構成することで、静刃と動刃の支点をあらかじめ別々の位置に設定でき、ヘリカルギヤ同士の回転時に発生するスラスト荷重を活用することで課題を解決するハサミを提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、柄部と刃部を有し静刃と動刃で一対を成すハサミに関する。
従来のハサミは、柄部、刃部、軸部の3部で基本的に構成され、各々が摺動する構造体のハサミである為、各部に一定のクリアランスが設定されている。
切断工程においては、静刃と動刃の刃部は常に圧接状態を維持する事が望ましいが、一定のクリアランスが設定され、そのクリアランスを解消するための対策として、刃部の構造に変化を加え対応している。
従来のハサミは、切断工程時、静刃と動刃が圧接状態にないため切断効率がよくない。
また非切断工程時においては、静刃と動刃を離反させる事で操作負担を軽減させている。
切断工程時、静刃に対し、動刃が後方に移動しながら切断物を引き込むことで、切断効率が向上させている。
本発明は常に静刃と動刃の刃部を圧接状態にしておくことができ、ハサミの切断効率の向上、操作性の向上、刃部の特殊加工を要しないハサミを提供する。
静刃の軸部5より、動刃の軸部6を大きく設定し、静刃3と動刃4の軸部にヘリカルギヤを配し、そのヘリカルギヤ同士を噛み合わせ、その隙間をスペーサー7で仲介する構造にすることで、静刃と動刃の支点を、あらかじめ別々の位置に設定出来る。
静刃と動刃の支点を別々に設定することで、静刃と動刃のヘリカルギヤの噛み合わせによるヘリカルギヤの移動に伴い、静刃と動刃に前後の動きを発生させ、更に、ヘリカルギヤ同士の回転時に発するスラスト荷重により、静刃と動刃に圧接、離反の動きを発生させる。
本発明のハサミは、切断工程、つまり、ハサミを閉じる際、切断物を手前に引き込みながら、かつ、静刃と動刃の刃部を、圧接状態にすることで切断効率を向上させることが出来る。
逆に本発明のハサミは、非切断工程、つまりハサミを開く際は静刃と動刃が離反する為、操作時入力の負担が軽減される。
右利き、左利きに関わらず、操作性に変化が無い。
静刃及び動刃の刃部の曲げの特別加工を必要としない。
ハサミの軸支を支点とし、開閉作業を繰り返し、主目的の切断作業を行う際、切断工程中は、静刃と動刃が圧接状態になり、非切断工程中は静刃と動刃が離反する。さらに静刃に対し動刃の前後の移動が発生する。
(作業工程1)ハサミの柄部を開くと刃部も開く、その刃部の間に切断物を置き切断作業を開始する。
(作業工程2)切断作業開始つまり静刃と動刃を閉じる動きと同時に、静刃と動刃が圧接状態になり、切断作業工程中圧接状態を維持しつつ、静刃に対し動刃が後退する。
(作業工程3)非切断作業つまり静刃と動刃を開く時は、静刃と動刃が離脱する。
上記の作業工程1、2および3の作業工程を繰り返し切断作業を行う。
1 柄部
2 刃部
3 静刃
4 動刃
5 静刃軸
6 動刃軸
7 スペーサー
2 刃部
3 静刃
4 動刃
5 静刃軸
6 動刃軸
7 スペーサー
Claims (3)
- 柄部と刃部を有し、静刃と動刃で一対を成すハサミで、その構成部材を軸支する軸部をヘリカルギヤとスペーサーで構成したハサミ。
- 静刃の軸部は円柱状で構成し、その円柱の外円に沿ってヘリカルギヤを配し、静刃の軸支部に固定し、動刃の軸部は、円筒状から成り、その円筒の内円に沿ってヘリカルギヤを配し軸部とし、両軸部をスパーサーで仲介した請求項1に記載の構造体のハサミ。
- 静刃の軸部と動刃の軸部の支点を別々の位置に設定することで、ヘリカルギヤ同士の歯の移動に伴い、静刃と動刃に前後の動きを発生せしめ、かつヘリカルギヤ同士を噛み合わせ、回転する際に発生するスラスト荷重を活用することで、静刃と動刃に圧接、離反の動きを可能にすることが出来るようにした請求項1および2に記載の構造体のハサミ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008288353A JP2010115217A (ja) | 2008-11-11 | 2008-11-11 | ハサミ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008288353A JP2010115217A (ja) | 2008-11-11 | 2008-11-11 | ハサミ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010115217A true JP2010115217A (ja) | 2010-05-27 |
Family
ID=42303282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008288353A Pending JP2010115217A (ja) | 2008-11-11 | 2008-11-11 | ハサミ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010115217A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160062093A (ko) | 2013-12-26 | 2016-06-01 | 레이메이후지이 코퍼레이션 | 가위 |
-
2008
- 2008-11-11 JP JP2008288353A patent/JP2010115217A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160062093A (ko) | 2013-12-26 | 2016-06-01 | 레이메이후지이 코퍼레이션 | 가위 |
US10046467B2 (en) | 2013-12-26 | 2018-08-14 | Raymay Fujii Corporation | Scissors |
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