JP2010114664A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010114664A
JP2010114664A JP2008285567A JP2008285567A JP2010114664A JP 2010114664 A JP2010114664 A JP 2010114664A JP 2008285567 A JP2008285567 A JP 2008285567A JP 2008285567 A JP2008285567 A JP 2008285567A JP 2010114664 A JP2010114664 A JP 2010114664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
playback
video
reproduction
video content
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008285567A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Kanbe
友樹 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008285567A priority Critical patent/JP2010114664A/ja
Publication of JP2010114664A publication Critical patent/JP2010114664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】映像配信サービスで配信された映像コンテンツの再生において、再生が中断された位置までをダイジェスト再生することが可能な情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】外部装置から配信される映像コンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段での再生方法を制御する再生制御手段と、を備え、前記再生制御手段は、前記再生手段が再生対象とする前記映像コンテンツが、当該再生手段による過去の再生時に再生が中断されていた場合に、この再生が中断された時間を表す再生中断時間までを要約再生させるとともに、当該再生中断時間以降を通常再生させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ネットワークを介して配信された映像コンテンツの再生を行う情報処理装置、情報処理方法に関する。
DVD等の映像コンテンツが記録された記録媒体を読み込み、当該映像コンテンツの再生を行うDVDプレーヤ等の再生装置が広く利用されている。また、従来このような再生装置について、ユーザの利便性を図る種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、DVDの再生を中断しその後レジューム再生を行う際に、レジュームポイントから再生する前に、それ以前の部分のダイジェスト再生(要約再生)を行う技術が開示されている。
一方、インターネット等のネットワークのブロードバンド化に伴い、ネットワークを介して映像コンテンツを配信するVOD(ビデオオンデマンド)等の映像配信サービスが利用されるようになってきている。このような映像配信サービスでは、ユーザからの視聴要求に応じて、映像コンテンツを配信するため、ユーザは任意のタイミングで所望する映像コンテンツを視聴することができるという利点がある。また、映像の一時停止や巻戻し、早送り等の操作も可能であるため、従来のTV放送に比べて利便性の高いものとなっている。
特開平11−273227号公報
ところで、上記映像配信サービスにおいても、途中まで再生した映像コンテンツを、しばらくした後再度再生するような場合には、再生を中断した位置までの内容を要約して再生することが望まれている。しかしながら、上述した特許文献1の技術では、記録媒体の再生に関する技術であるため、映像配信サービスに適用することはできないという問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、映像配信サービスで配信された映像コンテンツの再生において、再生が中断された位置までを要約再生することが可能な情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外部装置から配信される映像コンテンツを再生する再生手段と、前記再生手段での再生方法を制御する再生制御手段と、を備え、前記再生制御手段は、前記再生手段が再生対象とする前記映像コンテンツが、当該再生手段による過去の再生時に再生が中断されていた場合に、この中断された時間を表す再生中断時間までを要約再生させるとともに、当該再生中断時間以降を通常再生させることを特徴とする。
また、本発明は、外部装置から送信される配信要求に応じて、この配信要求で指示される配信対象の映像コンテンツを前記外部装置に配信する配信手段と、前記外部装置を識別可能な第1識別情報と、当該外部装置に配信した映像コンテンツを識別可能な第2識別情報と、当該映像コンテンツの再生が中断された時間を表す再生中断時間とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記配信要求を送信した前記外部装置の第1識別情報と、当該配信要求により配信対象とされた映像コンテンツの第2識別情報と、の組に一致するエントリが前記記憶手段に記憶されている場合に、このエントリに含まれた前記再生中断時間に基づいて、前記外部装置で再生される前記映像コンテンツの再生方法を制御する配信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、再生手段が、外部装置から配信される映像コンテンツを再生する再生工程と、再生制御手段が、前記再生工程での再生方法を制御する再生制御工程と、を含み、前記再生制御工程では、前記再生工程で再生対象とされる前記映像コンテンツが、当該再生工程による過去の再生時に再生が中断されていた場合に、この再生が中断された時間を表す再生中断時間までを要約再生させるとともに、当該再生中断時間以降を通常再生させることを特徴とする。
また、本発明は、配信手段が、外部装置から送信される配信要求に応じて、当該配信要求で指示される配信対象の映像コンテンツを前記外部装置に配信する配信工程と、記憶制御手段が、前記外部装置を識別可能な第1識別情報と、当該外部装置に配信した映像コンテンツを識別可能な第2識別情報と、当該映像コンテンツの再生が中断された時間を表す再生中断時間とを関連付けて記憶手段に記憶する記憶制御工程と、配信制御手段が、前記配信要求を送信した前記外部装置の第1識別情報と、当該配信要求により配信対象とされた映像コンテンツの第2識別情報との組に一致するエントリが前記記憶手段に記憶されている場合に、このエントリに含まれた前記再生中断時間に基づいて、前記外部装置で再生される前記映像コンテンツの再生方法を制御する配信制御工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、映像配信サービスで配信された映像コンテンツの再生において、再生が中断された位置(再生中断時間)までを要約再生し、この再生中断時間以降を通常再生することができるため、ユーザは再生中断時間までの内容把握を容易に行うことができる。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる情報処理装置及び情報処理方法の最良な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されないものとする。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る映像配信システムの一例を概略的に示した図である。同図に示したように、映像配信システムは、映像再生装置10と、映像再生装置10からの視聴要求に応じて映像コンテンツの配信を行う映像配信サーバ20とを有し、各機器はネットワークNに接続されている。なお、ネットワークNに接続される映像再生装置10及び映像配信サーバ20の個数は、特に問わないものとする。
ここで、映像再生装置10は、映像配信サーバ20から配信される映像コンテンツを再生することが可能な、PC(Personal Computer)、テレビ装置、HDDレコーダ等の情報処理装置である。また、映像配信サーバ20は、映像再生装置10からの映像配信要求に応じて、映像コンテンツの配信を行う映像配信サービスを提供可能なストリーミングサーバ等の情報処理装置である。
なお、図1において、ネットワークNは、接続された機器間でデータ通信を行うことが可能な通信網であって、本実施形態では、インターネットに代表されるIP(Internet Protocol)通信を行うことが可能なIP網であるとする。
図2は、図1に示した映像再生装置10の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像再生装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、表示部13と、ROM(Read Only Memory)14と、RAM(Random Access Memory)15と、通信部16と、記憶部17と、再生処理部18とを備えている。
CPU11は、RAM15の所定領域を作業領域として、ROM14又は記憶部17に予め記憶された各種制御プログラムとの協働により各種処理を実行し、映像再生装置10を構成する各部の動作を統括的に制御する。
操作部12は、マウスやキーボード等の入力デバイスであって、ユーザから操作入力された情報を指示信号として受け付け、その指示信号をCPU11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置により構成され、CPU11からの表示信号に基づいて、各種情報を表示する。
ROM14は、情報処理装置の制御にかかるプログラムや各種設定情報等を書き換え不可能に記憶する。RAM15は、SDRAM等の揮発性の記憶媒体であって、CPU11の作業エリアとして機能する。
通信部16は、ネットワークNに接続された外部装置(例えば、映像配信サーバ20)との間で通信を行うインタフェースであって、外部装置から受信した各種情報をCPU11に出力する。また、通信部16は、CPU11の制御の下、各種の情報を外部装置に送信する。
記憶部17は、磁気的又は光学的に記録可能な記憶媒体を有し、映像再生装置10の制御にかかるプログラムや各種の情報を書き換え可能に記憶する。また、記憶部17は、過去に再生された映像コンテンツの識別情報(以下、映像コンテンツ識別情報という)と、この映像コンテンツの再生が中断された時間(以下、再生中断時間という)とを関連付けて記録した再生履歴データベース171を保持している。
図3は、図2に示した再生履歴データベース171の一例を示した図である。同図に示したように、再生履歴データベース171には、映像コンテンツ識別情報(コンテンツA〜N)と、この映像コンテンツ識別情報に対応する映像コンテンツの再生中断時間(00:31:25等)とが関連付けて記録されている。なお、「映像コンテンツ識別情報」とは、再生対象となった映像コンテンツを存在する情報資源、即ち、配信元の映像配信サーバ20を示したURI(Uniform Resource Identifier)等であって、各映像コンテンツを一意に識別することが可能な情報を意味する。また「再生中断時間」とは、映像コンテンツの先頭から再生が中断された時までの経過時間(再生時間)を意味している。
図2に戻り、再生処理部18は、映像コンテンツの再生に係る処理を統括的に制御する機能部であって、再生制御部181と、映像再生部182とを有している。なお、再生処理部18は、CPU11とROM14又は記憶部17に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
再生制御部181は、操作部12を介し、再生の対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報の入力を受け付けると、この映像コンテンツ識別情報が、再生履歴データベース171に登録されているか否かを判定し、この判定結果に応じて映像再生部182での再生方法を制御する。
具体的に、再生制御部181は、視聴対象の映像コンテンツ識別情報と一致するエントリが再生履歴データベース171に登録されていると判定した場合、該当するエントリの再生中断時間をレジュームポイントとして読み出し、RAM15等に保持する。そして、再生制御部181は、コンテンツ識別情報から、再生対象の映像コンテンツと、その配信元(映像配信サーバ20)とを特定すると、この映像配信サーバ20宛に、n倍(nは2以上の整数)の再生速度での配信を要求する映像配信要求を送信することで、n倍速でのダイジェスト再生を開始させる。なお、映像配信要求には、少なくとも再生対象の映像コンテンツのコンテンツ識別情報やファイル名、再生を開始する位置を指示した再生開始位置、再生速度が含まれるものとする。
ここで「再生速度」とは、映像コンテンツ本来の平均ビットレートの何倍でデータが配信されるかを表した倍率を意味する。なお、“n”の値は予め定められているものとするが、例えば、4倍や8倍等、映像コンテンツの内容を把握することが可能な値とすることが好ましい。
さらに、再生制御部181は、映像コンテンツの再生時間がレジュームポイントに達すると、通常の再生速度での配信を要求する映像配信要求を配信元の映像配信サーバ20宛に送信することで、レジュームポイント以降の再生速度を通常速度に切り替える。
一方、視聴対象の映像コンテンツ識別情報と一致するエントリが再生履歴データベース171に登録されていないと判定した場合、再生制御部181は、コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ20宛に、通常の再生速度(1倍)での配信を要求する映像配信要求を送信することで、通常速度での再生を開始させる。
また、再生制御部181は、映像コンテンツの再生時において、操作部12を介して再生の中断指示を受け付けると、配信の停止を要求する配信停止要求を配信元の映像配信サーバ20に送信することで、映像コンテンツの再生を中断する。さらに、再生制御部181は、再生を中断した映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、その再生中断時間とを、再生履歴データベース171に関連付けて登録する。
映像再生部182は、通信部16を介して映像配信サーバ20から配信された映像コンテンツを受信すると、この映像コンテンツを再生(ストリーミング再生)し、表示部13にその映像を表示する。
なお、映像配信サーバ20との間の通信プロトコルは、特に問わないものとするが、例えば、上述した映像配信要求には、IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化されたRTSP(Real Time Streaming Protocol)を用いることができる。また、映像コンテンツの受信にはRTP(Real-time Transport Protocol)を用いることができる。また、映像配信サーバ20から配信される映像コンテンツは、H.264等の所定の符号化方式で圧縮されているものとするが、ストリーミング配信及び再生可能なものであれば、その符号化方式は特に問わないものとする。
次に、図4を参照して、映像配信サーバ20について説明する。図4は、図1に示した映像配信サーバ20の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像配信サーバ20は、CPU21と、操作部22と、表示部23と、ROM24と、RAM25と、通信部26と、記憶部27と、配信処理部28とを備えている。
CPU21は、RAM25の所定領域を作業領域として、ROM24又は記憶部27に予め記憶された各種制御プログラムとの協働により各種処理を実行し、映像配信サーバ20を構成する各部の動作を統括的に制御する。
操作部22は、マウスやキーボード等の入力デバイスであって、ユーザから操作入力された情報を指示信号として受け付け、その指示信号をCPU21に出力する。
表示部23は、LCD等の表示装置により構成され、CPU21からの表示信号に基づいて、各種情報を表示する。
ROM24は、情報処理装置の制御にかかるプログラムや各種設定情報等を書き換え不可能に記憶する。RAM25は、SDRAM等の揮発性の記憶媒体であって、CPU21の作業エリアとして機能する。
通信部26は、ネットワークNに接続された外部装置(例えば、映像再生装置10)との間で通信を行うインタフェースであって、外部装置から受信した各種情報をCPU21に出力する。また、通信部26は、CPU21の制御の下、各種の情報を外部装置に送信する。
記憶部27は、磁気的又は光学的に記録可能な記憶媒体を有し、映像配信サーバ20の制御にかかるプログラムや各種の情報を書き換え可能に記憶する。また、記憶部27には、配信の対象となる映像コンテンツを管理・蓄積するためのコンテンツデータベース271を保持している。
配信処理部28は、映像コンテンツの配信に係る処理を統括的に制御する機能部であって、要求受付部281と、映像配信部282とを有している。なお、配信処理部28は、CPU21とROM24又は記憶部27に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
要求受付部281は、映像再生装置10から送信された映像配信要求を受け付けると、この映像配信要求に含まれた映像コンテンツ識別情報と、再生開始位置と、再生速度とを映像配信部282に通知する。また、要求受付部421は、映像再生装置10から送信された配信停止要求を受け付けると、映像配信部282に通知する。
映像配信部282は、要求受付部281から映像コンテンツ識別情報、再生開始位置及び再生速度が通知されると、この映像コンテンツ識別情報に対応する映像コンテンツをコンテンツデータベース271から読み出し、通知された再生開始位置から再生速度に応じたビットレートで、映像配信要求を送信した映像再生装置10宛に配信(ストリーム配信)する。例えば、映像再生装置10からの映像配信要求で、再生速度が8倍速と指示されていた場合、映像配信部282は、この再生速度に応じたビットレートの映像コンテンツを配信するため、映像再生装置10(映像再生部182)では、通常の8倍の速度で再生されることになる。
また、映像配信部282は、要求受付部281から配信停止要求が通知されると、この配信停止要求を送信した映像再生装置10宛への配信を停止する。
次に、図5を参照して、本実施形態の動作について説明する。図5は、映像再生装置10(再生制御部181)と映像配信サーバ20(映像配信部282)との間で、映像コンテンツの配信・再生が行われる際の場合の処理(映像再生処理)の手順を示したフローチャートである。
まず、映像再生装置10では、再生制御部181が、操作部12を介して入力された再生対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報を受け付けると(ステップS11)、この映像コンテンツの再生開始位置を先頭(0s)に設定する(ステップS12)。
続いて、再生制御部181は、ステップS11で受け付けた映像コンテンツ識別情報と一致するエントリが、再生履歴データベース171に存在するか否かを判定する(ステップS13)。ここで、再生履歴データベース171に該当するエントリが存在しないと判定した場合(ステップS13;No)、再生制御部181は、ステップS18の処理に直ちに移行する。
また、ステップS13において、該当するエントリが再生履歴データベース171に存在すると判定した場合(ステップS13;Yes)、再生制御部181は、このエントリに含まれた再生中断時間をレジュームポイントとして読み出す(ステップS14)。
続いて、再生制御部181は、映像コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ20宛に、ステップS12で設定した再生開始位置から、n倍の再生速度で配信することを指示した映像配信要求を送信する(ステップS15)。
一方、映像配信サーバ20では、要求受付部281が映像配信要求を受け付けると、映像配信部282は、この映像配信要求に基づいて、再生対象(配信対象)となる映像コンテンツをコンテンツデータベース271から読み出す(ステップS31)。次いで、映像配信部282は、映像配信要求を送信した映像再生装置10宛に、ステップS31で読み出した映像コンテンツを、映像配信要求で指示された再生開始位置から、当該映像配信要求で指示された再生速度に応じたビットレートで配信する(ステップS32)。
これにより、映像再生装置10では、映像再生部182が映像配信サーバ20から配信される映像コンテンツを再生することで、再生対象の映像コンテンツが、再生開始位置(0s)からn倍の再生速度でダイジェスト再生されることになる。
続いて、再生制御部181は、映像再生部182による映像コンテンツの再生時間が、ステップS15で読み出したレジュームポイントに到達するまで待機する(ステップS16;No)。ここで、再生時間がレジュームポイントに到達したと判定すると(ステップS16;Yes)、再生制御部181は、再生開始位置をレジュームポイントに設定し(ステップS17)、ステップS18の処理に移行する。
ステップS18では、再生制御部181が、配信元の映像配信サーバ20宛に、ステップS12又はステップS17で設定した再生開始位置から、通常の再生速度、即ち1倍の再生速度で配信することを指示した映像配信要求を送信する(ステップS18)。
映像配信サーバ20では、ステップS18で送信された映像配信要求に基づいて、上述したステップS31、S32の処理が実行される。これにより、映像再生装置10では、映像再生部182が、映像配信サーバ20から配信される映像コンテンツを再生することで、再生対象の映像コンテンツが、映像再生要求で指示した再生開始位置から、通常の再生速度で再生されることになる。
具体的に、ステップS13;No→ステップS18の経路で映像配信要求を送信した場合には、映像コンテンツの先頭(0s)から通常の再生速度で再生されることになる。また、ステップS13;Yes→ステップS18の経路で映像配信要求を送信した場合には、映像コンテンツのレジュームポイントから通常の再生速度で再生されることになる。
続いて、再生制御部181は、映像再生部182により映像コンテンツが最後まで再生されたか否かを判定する(ステップS19)。映像コンテンツが最後まで再生されたと判定した場合(ステップS19;Yes)、再生制御部181は、再生が完了したと判断し、処理を終了する。
また、ステップS19において、映像再生部182により映像コンテンツが再生中と判定した場合(ステップS19;No)、再生制御部181は、操作部12を介して映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されたか否かを判定する(ステップS20)。ここで、映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されないと判定した場合には(ステップS20;No)、ステップS19の処理に再び戻る。
また、ステップS20において、映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されたと判定した場合(ステップS20;Yes)、再生制御部181は、配信停止要求を配信元の映像配信サーバ20に送信することで、映像コンテンツの再生を中断する(ステップS21)。次いで、再生制御部181は、再生を中断した映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、その再生中断時刻とを関連付けて再生履歴データベース171に登録し(ステップS22)、処理を終了する。
一方、映像配信サーバ20では、映像配信部282が、映像コンテンツの配信状況を監視し、映像コンテンツを全て配信し終えた場合には(ステップS33;Yes)、映像コンテンツの配信を停止した後(ステップS35)、処理を終了する。また、映像配信部282は、映像コンテンツの配信中に、配信先の映像再生装置10から配信停止要求を受け付けた場合には(ステップS33;No→ステップS34;Yes)映像配信部282は、映像コンテンツの配信を停止した後(ステップS35)、本処理を終了する。なお、ステップS34において、配信停止要求を確認できない場合には(ステップS34;No)、ステップS33の処理に再び戻る。
以上のように、第1の実施形態によれば、映像配信サービスで配信された映像コンテンツの再生において、再生が中断された位置(再生中断時間)までをダイジェスト再生し、この再生中断時間以降を通常再生することができるため、ユーザは再生中断時間までの内容把握を容易に行うことができる。
なお、図5に示した映像再生処理では、再生が完了した映像コンテンツについて、再生履歴データベース171に記録しないものとしたが、これに限らず、例えば、再生中断時間を再生終了時間等とすることで再生履歴データベース171に登録する態様としてもよい。また、同一の映像コンテンツに対し、再生の中断が複数回行われるような場合には、その都度再生中断時間を更新する態様としてもよいし、最短または最長の再生中断時間が保持されるよう再生中断時間を更新する態様としてもよい。
また、本実施形態では、ダイジェスト再生として、通常速度の所定数倍の速度で再生対象の映像コンテンツを再生する態様としたが、これに限らないものとする。例えば、ダイジェスト再生として、一定時間再生と一定時間スキップとを繰り替えし実行する間欠再生を採用する態様としてもよい。この場合、映像再生装置10(再生制御部181)は、映像コンテンツの先頭から再生中断時間までを間欠再生とする映像配信要求を送信し、映像配信サーバ20(映像配信部282)は、この映像配信要求に応じて間欠再生することが可能な映像コンテンツを映像再生装置10に配信する。
また、ダイジェスト再生用の映像コンテンツが映像配信サーバ20に予め用意されているような場合には、映像コンテンツの先頭から再生中断時間まで、ダイジェスト再生用の映像コンテンツの映像配信要求を送信することとしてもよい。なお、この場合、ダイジェスト再生用の映像コンテンツが再生されることで、ダイジェスト再生が実現される。
また、映像コンテンツが複数のチャプタで構成されているような場合には、ダイジェスト再生として、各チャプタの先頭を数秒ずつ再生(先頭再生)することを採用する態様としてもよい。この場合、映像再生装置10(再生制御部181)は、映像コンテンツの最初のチャプタから再生中断時間が含まれるチャプタまでを先頭再生とする映像配信要求を送信し、映像配信サーバ20(映像配信部282)は、この映像配信要求に応じて先頭再生することが可能な映像コンテンツを映像再生装置10に配信する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、再生中断時間を記録した再生履歴データベース171を、映像再生装置10の各々で管理する形態について説明した。第2の実施形態では、再生(配信)中断時間を、映像コンテンツを配信する映像配信サーバ側で管理する形態について説明する。なお、上述した第1の実施形態と同様の要素については、同一の符号を付与し説明を省略する。
まず、図6を参照して、本実施形態に係る映像再生装置30について説明する。映像再生装置30は、図1に示した映像再生装置10に対応し、後述する映像配信サーバ40から配信される映像コンテンツの再生を行う情報処理装置である。
図6は、映像再生装置30の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像再生装置30は、CPU11と、操作部12と、表示部13と、ROM14と、RAM15と、通信部16と、記憶部31と、再生処理部32とを備えている。
記憶部31は、磁気的又は光学的に記録可能な記憶媒体を有し、映像再生装置30の制御にかかるプログラムや各種の情報を書き換え可能に記憶する。なお、記憶部31は、図2に示した記憶部17から再生履歴データベース171を取り除いたものに相当する。
再生処理部32は、映像コンテンツの再生に係る処理を統括的に制御する機能部であって、再生制御部321と、映像再生部182とを有している。なお、再生処理部32は、CPU11とROM14又は記憶部31に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
再生制御部321は、操作部12を介して再生の対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報の入力を受け付けると、このコンテンツ識別情報から、再生対象の映像コンテンツと、その配信元(後述する映像配信サーバ40)とを特定する。
また、再生制御部321は、映像コンテンツ識別情報とともに、自己の映像再生装置30を識別可能な再生装置識別情報を、前処理情報として配信元の映像配信サーバ40に送信する。なお、「再生装置識別情報」としては、例えば、映像再生装置30毎に予め割り当てられたIPアドレスやホストネーム、映像配信サーバ40との通信で用いたクッキー等の情報を用いることができる。また、映像配信サーバ40が、ユーザ認証を行うような場合には、このユーザ認証に用いる映像再生装置30のユーザのユーザID及びパスワード等を再生装置識別情報として用いることができる。
また、再生制御部321は、前処理情報に対する応答に応じて、再生制御部181での再生方法を制御する。具体的に、再生制御部321は、前処理情報に対する応答として、映像配信サーバ40からレジュームポイントを受信すると、このレジュームポイントをRAM15等に保持する。そして、再生制御部321は、コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ40宛に、n倍(nは2以上の整数)の再生速度での配信を要求する映像配信要求を送信することで、n倍速でのダイジェスト再生を開始させる。
さらに、再生制御部321は、映像コンテンツの再生時間がレジュームポイントに達すると、通常の再生速度での配信を要求する映像配信要求を配信元の映像配信サーバ40宛に送信することで、レジュームポイント以降の再生速度を通常速度に切り替える。
一方、前処理情報に対する応答として、レジュームポイントが存在しない旨の情報を受信すると、再生制御部321は、コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ40宛に、通常の再生速度(1倍)での配信を要求する映像配信要求を送信することで、通常速度での再生を開始させる。
また、再生制御部321は、映像コンテンツの再生中に、操作部12を介して再生の中断指示を受け付けると、配信元の映像配信サーバ40宛に、配信停止要求と、この中断指示を受け付けた時点の再生中断時間とを送信し、映像コンテンツの再生を中断する。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る映像配信サーバ40について説明する。映像配信サーバ40は、図1に示した映像配信サーバ20に対応し、映像再生装置30からの要求に応じて映像コンテンツの配信を行う情報処理装置である。
図7は、映像配信サーバ40の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像配信サーバ40は、CPU21と、操作部22と、表示部23と、ROM24と、RAM25と、通信部26と、記憶部41と、配信処理部42とを備えている。
記憶部41は、磁気的又は光学的に記録可能な記憶媒体を有し、映像配信サーバ20の制御にかかるプログラムや各種の情報を書き換え可能に記憶する。また、記憶部41は、配信の対象となる映像コンテンツを管理・蓄積するためのコンテンツデータベース271を保持している。
また、記憶部41は、配信先となった映像再生装置30の再生装置識別情報と、この再生装置識別情報に対応する映像再生装置30宛に過去配信した映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、この映像コンテンツの再生(配信)が中断された再生中断時間とを関連付けて記録した配信履歴データベース411を保持している。
図8は、図7に示した配信履歴データベース411の一例を示した図である。同図に示したように、配信履歴データベース411には、再生装置識別情報と、映像コンテンツ識別情報と、この映像コンテンツ識別情報に対応する映像コンテンツの再生中断時間とが関連付けて記録されている。この、配信履歴データベース411は、第1の実施形態で説明した再生履歴データベース171に相当するものである。なお、配信履歴データベース411に記録される映像コンテンツ識別情報は、コンテンツデータベース271内の各映像コンテンツを一意に識別することが可能な情報であればよく、例えば、映像コンテンツのファイル名のみとしてもよい。
図7に戻り、配信処理部42は、映像コンテンツの配信に係る処理を統括的に制御する機能部であって、要求受付部421と、映像配信部422とを有している。なお、配信処理部42は、CPU21とROM24又は記憶部41に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
要求受付部421は、映像再生装置10から送信された前処理情報を受け付けると、映像配信部422に通知する。
また、要求受付部421は、映像再生装置10から送信された映像配信要求を受け付けると、この映像配信要求に含まれた映像コンテンツ識別情報と、再生開始位置と、再生速度とを映像配信部422に通知する。
さらに、要求受付部421は、映像再生装置10から送信された配信停止要求及び再生中断時間を受け付けると、映像配信部422に通知する。
映像配信部422は、要求受付部421から前処理情報が通知されると、この前処理情報に含まれた映像コンテンツ識別情報及び再生装置識別情報の組と一致するエントリが、記憶部41の配信履歴データベース411に登録されているか否かを判定する。ここで、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されている場合、このエントリに含まれる再生中断時間をレジュームポイントとして、前処理情報を送信した映像再生装置30宛に送信する。なお、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていない場合、映像配信部422は、レジュームポイントが存在しない旨の情報(未登録情報)を、前処理情報を送信した映像再生装置30宛に送信する。
また、映像配信部422は、要求受付部281から映像コンテンツ識別情報、再生開始位置及び再生速度が通知されると、この映像コンテンツ識別情報に対応する映像コンテンツをコンテンツデータベース271から読み出し、通知された再生開始位置から再生速度に応じたビットレートで、映像配信要求を送信した映像再生装置30宛に配信(ストリーム配信)する。
また、映像配信部422は、要求受付部421から配信停止要求及び再生中断時間が通知されると、この配信停止要求を送信した映像再生装置30宛への配信を停止する。さらに、映像配信部422は、配信を停止した映像再生装置30の再生装置識別情報と、その映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、要求受付部421から通知された再生中断時間とを、配信履歴データベース411に関連付けて登録する。
次に、図9を参照して、本実施形態の動作について説明する。図9は、映像再生装置30(再生制御部321)と映像配信サーバ40(映像配信部422)との間で、映像コンテンツの配信・再生が行われる際の処理(映像再生処理)の手順を示したフローチャートである。
まず、映像再生装置30では、再生制御部321が、操作部12を介して入力された再生対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報を受け付けると(ステップS41)、この映像コンテンツの再生開始位置を先頭(0s)に設定する(ステップS42)。
続いて、再生制御部321は、映像コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ40宛に、当該映像コンテンツ識別情報と、自己の映像再生装置30の再生装置識別情報とを含んだ前処理情報を送信する(ステップS43)。
一方、映像配信サーバ40では、映像配信部422が、映像再生装置30から送信された前処理情報に基づき、この前処理情報に含まれた映像コンテンツ識別情報及び再生装置識別情報の組と一致するエントリが、配信履歴データベース411に存在するか否かを判定する(ステップS61)。
ここで、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていないと判定した場合(ステップS61;No)、映像配信部422は、レジュームポイントが存在しないことを指示する未登録情報を、前処理情報を送信した映像配信サーバ40に送信する(ステップS62)。また、ステップS61において、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていると判定した場合(ステップS61;Yes)、映像配信部422は、該当するエントリに含まれた再生中断時間をレジュームポイントとして読み出し、前処理情報を送信した映像配信サーバ40に送信する(ステップS63)。
映像再生装置30では、再生制御部321が、ステップS43で送信した前処理情報に対する映像配信サーバ40からの応答を判別し、この応答が未登録情報であった場合には(ステップS44;No)、ステップS48の処理に直ちに移行する。
また、ステップS44において、映像配信サーバ40からレジュームポイントが送信された場合(ステップS44;Yes)、再生制御部321は、映像コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ40宛に、ステップS42で設定した再生開始位置から、n倍の再生速度で配信することを指示した映像配信要求を送信する(ステップS45)。
一方、映像配信サーバ40では、要求受付部421が映像配信要求を受け付けると、映像配信部422は、この映像配信要求に基づいて、再生対象(配信対象)となる映像コンテンツをコンテンツデータベース271から読み出す(ステップS64)。次いで、映像配信部422は、映像配信要求を送信した映像再生装置30宛に、ステップS64で読み出した映像コンテンツを、映像配信要求で指示された再生開始位置から、当該映像配信要求で指示された再生速度に応じたビットレートで配信する(ステップS65)。
これにより、映像再生装置30では、映像再生部182が映像配信サーバ40から配信される映像コンテンツを再生することで、再生対象の映像コンテンツが、再生開始位置(0s)からn倍の再生速度でダイジェスト再生されることになる。
続いて、再生制御部321は、映像再生部182による映像コンテンツの再生時間が、ステップS44で受信したレジュームポイントに到達するまで待機する(ステップS46;No)。ここで、再生時間がレジュームポイントに到達したと判定すると(ステップS46;Yes)、再生制御部321は、再生開始位置をレジュームポイントに設定し(ステップS47)、ステップS48の処理に移行する。
ステップS48では、再生制御部321が、配信元の映像配信サーバ40宛に、ステップS42又はステップS47で設定した再生開始位置から、通常の再生速度、即ち1倍の再生速度で配信することを指示した映像配信要求を送信する(ステップS48)。
映像配信サーバ40では、ステップS48で送信された映像配信要求に基づいて、上述したステップS64、S65の処理が実行される。これにより、映像再生装置30では、映像再生部182が、映像配信サーバ40から配信される映像コンテンツを再生することで、再生対象の映像コンテンツが、映像再生要求で指示した再生開始位置から、通常の再生速度で再生されることになる。
具体的に、ステップS44;No→ステップS48の経路で映像配信要求を送信した場合には、映像コンテンツの先頭(0s)から通常の再生速度で再生されることになる。また、ステップS44;Yes→ステップS48の経路で映像配信要求を送信した場合には、映像コンテンツのレジュームポイントから通常の再生速度で再生されることになる。
続いて、再生制御部321は、映像再生部182により映像コンテンツが最後まで再生されたか否かを判定する(ステップS49)。映像コンテンツが最後まで再生されたと判定した場合(ステップS49;Yes)、再生制御部321は、再生が完了したと判断し、処理を終了する。
また、ステップS49において、映映像コンテンツが再生中と判定した場合(ステップS49;No)、再生制御部321は、操作部12を介して映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されたか否かを判定する(ステップS50)。ここで、映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されないと判定した場合には(ステップS50;No)、ステップS49の処理に再び戻る。
また、ステップS50において、映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されたと判定した場合(ステップS50;Yes)、再生制御部321は、配信停止要求を配信元の映像配信サーバ40に送信することで、映像コンテンツの再生を中断する(ステップS51)。次いで、再生制御部321は、再生を中断した再生中断時刻を配信元の映像配信サーバ40に送信し(ステップS52)、処理を終了する。
一方、映像配信サーバ40では、映像配信部422が、映像コンテンツの配信状況を監視し、映像コンテンツを全て配信し終えた場合には(ステップS66;Yes)、映像コンテンツの配信を停止した後(ステップS67)、処理を終了する。
また、映像配信部422は、映像コンテンツの配信中に、配信先の映像再生装置30から配信停止要求及び再生中断時間を受け付けた場合には(ステップS66;No→ステップS68;Yes)映像配信部282は、映像コンテンツの配信を停止する(ステップS69)。そして、映像配信部422は、配信を停止した映像再生装置30の再生装置識別情報と、その映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、再生中断時間とを、配信履歴データベース411に関連付けて登録し(ステップS70)、処理を終了する。なお、ステップS68において、配信停止要求を確認できない場合には(ステップS68;No)、ステップS66の処理に再び戻る。
以上のように、第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様、映像配信サービスで配信された映像コンテンツの再生において、再生が中断された位置(再生中断時間)までをダイジェスト再生し、この再生中断時間以降を通常再生することができるため、ユーザは再生中断時間までの内容把握を容易に行うことができる。また、映像再生装置30の各々で再生された映像コンテンツの再生中断時間を一元管理できるので、再生中断時間を効率的に管理することができる。
なお、図9に示した映像再生処理では、再生が完了した映像コンテンツについて、配信履歴データベース411に記録しないものとしたが、これに限らず、例えば、再生中断時間を再生終了時間等とすることで配信履歴データベース411に登録する態様としてもよい。また、同一の映像コンテンツに対し、再生の中断が複数回行われるような場合には、その都度再生中断時間を更新する態様としてもよいし、最短または最長の再生中断時間が保持されるよう再生中断時間を更新する態様としてもよい。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、映像コンテンツを配信する映像配信サーバ側にてダイジェスト再生機能を実現する形態について説明する。なお、上述した第1、第2の実施形態と同様の要素については、同一の符号を付与し説明を省略する。
まず、図10を参照して、本実施形態に係る映像再生装置50について説明する。映像再生装置50は、図1に示した映像再生装置10に対応し、後述する映像配信サーバ60から配信される映像コンテンツの再生を行う情報処理装置である。
図10は、映像再生装置50の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像再生装置50は、CPU11と、操作部12と、表示部13と、ROM14と、RAM15と、通信部16と、記憶部31と、再生処理部51とを備えている。
再生処理部51は、映像コンテンツの再生に係る処理を統括的に制御する機能部であって、再生制御部511と、映像再生部182とを有している。なお、再生処理部51は、CPU11とROM14又は記憶部31に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
再生制御部511は、操作部12を介して再生の対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報の入力を受け付けると、このコンテンツ識別情報から、再生対象の映像コンテンツと、その配信元(後述する映像配信サーバ60)とを特定する。
また、再生制御部511は、映像コンテンツ識別情報とともに、自己の映像再生装置30を識別可能な再生装置識別情報を、前処理情報として配信元の映像配信サーバ40に送信する。そして、再生制御部511は、この前処理情報に対する応答として映像配信サーバ40から送信されるメタデータに基づいて、再生制御部181での再生方法を制御する。
メタデータには、後述するように映像コンテンツを再生するための指示内容や、当該映像コンテンツに関する文字情報等が記述されている。再生制御部511は、このメタデータに記述された指示内容に従って映像配信要求を生成し、映像配信サーバ40に送信する。
例えば、メタデータに、映像コンテンツの先頭から通常の再生速度で再生することが指示されていた場合、再生制御部511は、再生開始位置の先頭(0s)から通常の再生速度での配信を要求する映像配信要求を、配信元の映像配信サーバ40に送信する。また、例えば、メタデータに、映像コンテンツの先頭からレジュームポイント迄をn倍の再生速度、レジュームポイント以降を通常の再生速度で再生することが指示されていた場合、再生制御部511は、配信元の映像配信サーバ60に対して、映像コンテンツの先頭からn倍の再生速度での配信を要求する映像配信要求を送信した後、映像コンテンツの再生時間がレジュームポイントに達すると、レジュームポイント以降の再生速度を通常(1倍)とする映像配信要求を送信する。
なお、メタデータの仕様は特に問わないものとするが、例えば、社団法人電波産業会(ARIB:Association of Radio Industries and Businesses)により策定された、データ放送用記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)を用いることができる。
また、再生制御部511は、映像コンテンツの再生中に、操作部12を介して再生の中断指示を受け付けると、配信元の映像配信サーバ60宛に、配信停止要求と、この中断指示を受け付けた時点の再生中断時間とを送信し、映像コンテンツの再生を中断する。
次に、図11を参照して、本実施形態に係る映像配信サーバ60について説明する。映像配信サーバ60は、図1に示した映像配信サーバ20に対応し、映像再生装置50からの要求に応じて映像コンテンツの配信を行う情報処理装置である。
図11は、映像配信サーバ60の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像配信サーバ60は、CPU21と、操作部22と、表示部23と、ROM24と、RAM25と、通信部26と、記憶部41と、配信処理部61とを備えている。
配信処理部61は、映像コンテンツの配信に係る処理を統括的に制御する機能部であって、要求受付部421と、映像配信部611とを有している。なお、配信処理部61は、CPU21とROM24又は記憶部41に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
映像配信部611は、要求受付部421から前処理情報が通知されると、この前処理情報に含まれた映像コンテンツ識別情報及び再生装置識別情報の組と一致するエントリが、記憶部41の配信履歴データベース411に登録されているか否かを判定する。そして、映像配信部611は、この判定結果に基づいて、映像再生装置50(映像再生部182)で再生される映像コンテンツの再生方法を制御するためのメタデータを生成し、前処理情報を送信した映像再生装置50宛に送信する。
具体的に、映像配信部611は、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていないと判定した場合、映像コンテンツの先頭から通常の再生速度で再生することを記述したメタデータを生成する。
一方、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていると判定した場合、映像配信部611は、このエントリに含まれる再生中断時間をレジュームポイントとして読み出し、映像コンテンツの先頭からレジュームポイント迄をn倍の再生速度、レジュームポイント以降を通常の再生速度で再生することを記述したメタデータを生成する。
図12は、映像配信部611により生成されたメタデータの一例を模式的に示した図である。同図に示したように、メタデータには、少なくとも再生開始時間と、再生速度とが関連付けて記述されており、この記述内容(指示内容)に基づいて映像再生装置50から映像配信要求が送信される。なお、図12の例では、映像コンテンツの先頭(0s)から、8倍の再生速度でダイジェスト再生し、レジュームポイントである31m25sに再生時間が達した時点で、1倍の再生速度に切り替えることが指示されている。
なお、メタデータに記述する内容は、上述した映像コンテンツの再生に係る指示内容に限らず、再生対象の映像コンテンツに関する情報や、他の情報を記述することとしてもよい。
また、映像配信部611は、要求受付部421から映像コンテンツ識別情報、再生開始位置及び再生速度が通知されると、この映像コンテンツ識別情報に対応する映像コンテンツをコンテンツデータベース271から読み出し、通知された再生開始位置から再生速度に応じたビットレートで、映像配信要求を送信した映像再生装置50宛に配信(ストリーム配信)する。
また、映像配信部611は、要求受付部421から配信停止要求及び再生中断時間が通知されると、この配信停止要求を送信した映像再生装置50宛への配信を停止する。さらに、映像配信部611は、配信を停止した映像再生装置50の再生装置識別情報と、その映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、通知された再生中断時間とを、配信履歴データベース411に関連付けて登録する。
次に、図13を参照して、本実施形態の動作について説明する。図13は、映像再生装置50(再生制御部511)と映像配信サーバ60(映像配信部611)との間で、映像コンテンツの配信・再生が行われる際の映像再生処理の手順を示したフローチャートである。
まず、映像再生装置50では、再生制御部511が、操作部12を介して入力された再生対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報を受け付けると(ステップS81)、この映像コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ60宛に、当該映像コンテンツ識別情報と、自己の映像再生装置50の再生装置識別情報とを含んだ前処理情報を送信する(ステップS82)。
一方、映像配信サーバ60では、要求受付部421が前処理情報を受け付けると、映像配信部611は、この前処理情報に含まれた映像コンテンツ識別情報及び再生装置識別情報の組と一致するエントリが、配信履歴データベース411に存在するか否かを判定する(ステップS91)。
ここで、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていないと判定した場合(ステップS91;No)、映像配信部611は、映像コンテンツの先頭(0s)から通常の再生速度で再生することを指示したメタデータを生成する(ステップS92)。
また、ステップS91において、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていると判定した場合(ステップS91;Yes)、映像配信部611は、該当するエントリに含まれた再生中断時間をレジュームポイントとして読み出す(ステップS93)。次いで、映像配信部611は、映像コンテンツの先頭(0s)からレジュームポイントまでをn倍の再生速度、レジュームポイント以降を通常の再生速度で再生することを指示したメタデータを生成する(ステップS94)。
続くステップS95において、映像配信部611は、ステップS92又はS94で生成したメタデータを、前処理情報を送信した映像再生装置50に送信する(ステップS95)。
映像再生装置50では、再生制御部511が、映像配信サーバ60から送信されたメタデータを受け付けると、このメタデータに記述された指示内容に従って映像配信要求を生成し、配信元の映像配信サーバ60宛に送信する(ステップS83)。
具体的には、映像再生装置50において、再生対象の映像コンテンツが過去に再生されたことがない場合には、この映像コンテンツの先頭から通常の再生速度で配信することを指示した映像配信要求が送信される。また、映像再生装置50において、再生対象の映像コンテンツが過去に再生され、且つ途中で再生が中断されていた場合には、この再生中断時間、即ちレジュームポイントまでをn倍の再生速度、レジュームポイント以降を通常の再生速度で配信することを指示した映像配信要求が送信される。
一方、映像配信サーバ60では、要求受付部421が映像配信要求を受け付けると、映像配信部611は、この映像配信要求に基づいて、再生対象(配信対象)となる映像コンテンツをコンテンツデータベース271から読み出す(ステップS96)。次いで、映像配信部611は、映像配信要求を送信した映像再生装置50宛に、ステップS96で読み出した映像コンテンツを、映像配信要求で指示された再生開始位置から、当該映像配信要求で指示された再生速度に応じたビットレートで配信する(ステップS97)。これにより、映像再生装置50では、メタデータに記述された指示内容に従い、映像再生部182が再生対象の映像コンテンツを再生することになる。
また、再生制御部511は、映像再生部182により映像コンテンツが最後まで再生されたか否かを判定する(ステップS84)。映像コンテンツが最後まで再生されたと判定した場合(ステップS84;Yes)、再生制御部511は、再生が完了したと判断し、処理を終了する。
また、ステップS84において、映像コンテンツが再生中と判定した場合(ステップS84;No)、再生制御部511は、操作部12を介して映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されたか否かを判定する(ステップS85)。ここで、映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されないと判定した場合には(ステップS85;No)、ステップS84の処理に再び戻る。
また、ステップS85において、映像コンテンツの再生を中断する指示が入力されたと判定した場合(ステップS85;Yes)、再生制御部511は、配信停止要求を配信元の映像配信サーバ60に送信することで、映像コンテンツの再生を中断する(ステップS86)。次いで、再生制御部511は、再生を中断した再生中断時刻を配信元の映像配信サーバ60に送信し(ステップS87)、処理を終了する。
一方、映像配信サーバ60では、映像配信部611が、映像コンテンツの配信状況を監視し、映像コンテンツを全て配信し終えた場合には(ステップS98;Yes)、映像コンテンツの配信を停止した後(ステップS99)、処理を終了する。
また、映像コンテンツの配信中に、配信先の映像再生装置50から配信停止要求及び再生中断時間を受け付けた場合(ステップS98;No→ステップS100;Yes)映像配信部611は、映像コンテンツの配信を停止する(ステップS101)。そして、映像配信部611は、配信を停止した映像再生装置50の再生装置識別情報と、その映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、再生中断時間とを、配信履歴データベース411に関連付けて登録し(ステップS102)、処理を終了する。なお、ステップS100において、配信停止要求を確認できない場合には(ステップS100;No)、ステップS98の処理に再び戻る。
以上のように、第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様、映像配信サービスで配信された映像コンテンツの再生において、再生が中断された位置(再生中断時間)までをダイジェスト再生し、この再生中断時間以降を通常再生することができるため、ユーザは再生中断時間までの内容把握を容易に行うことができる。また、映像再生装置30の各々で再生された映像コンテンツの再生中断時間を一元管理できるので、再生中断時間を効率的に管理することができる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、映像コンテンツの再生をチャプタ単位で行う形態について説明する。なお、上述した第1〜第3の実施形態と同様の要素については、同一の符号を付与し説明を省略する。
まず、図14を参照して、本実施形態に係る映像再生装置70について説明する。映像再生装置70は、図1に示した映像再生装置10に対応し、後述する映像配信サーバ80から配信される映像コンテンツの再生を行う情報処理装置である。
図14は、映像再生装置70の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像再生装置70は、CPU11と、操作部12と、表示部13と、ROM14と、RAM15と、通信部16と、記憶部31と、再生処理部71とを備えている。
再生処理部71は、映像コンテンツの再生に係る処理を統括的に制御する機能部であって、再生制御部711と、映像再生部182とを有している。なお、再生処理部71は、CPU11とROM14又は記憶部31に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
再生制御部711は、操作部12を介して再生の対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報を受け付けると、このコンテンツ識別情報から、再生対象の映像コンテンツと、その配信元の映像配信サーバ80とを特定する。
また、再生制御部711は、映像コンテンツ識別情報とともに、自己の映像再生装置30を識別可能な再生装置識別情報を、前処理情報として配信元の映像配信サーバ40に送信する。そして、再生制御部711は、この前処理情報に対する応答として配信元の映像配信サーバ40から送信されるメタデータに基づいて、再生制御部181での再生方法を制御する。なお、本実施形態で用いるメタデータには、後述するように、再生対象の映像コンテンツを構成するチャプタ毎に、当該チャプタの再生に係る指示内容が記述されている。
具体的に、再生制御部711は、映像コンテンツの再生時において、操作部12を介してチャプタ番号の変更操作を受け付けると、指示されたチャプタ番号に対応するメタデータの指示内容に従って映像配信要求を生成し、配信元の映像配信サーバ80に送信する。
また、再生制御部711は、映像コンテンツの再生中に、操作部12を介して再生の中断指示を受け付けると、配信元の映像配信サーバ80宛に、配信停止要求と、この中断指示を受け付けた時点の再生中断時間とを送信し、映像コンテンツの再生を中断する。
次に、図15を参照して、本実施形態に係る映像配信サーバ80について説明する。映像配信サーバ80は、図1に示した映像配信サーバ20に対応し、映像再生装置70からの要求に応じて映像コンテンツの配信を行う情報処理装置である。
図15は、映像配信サーバ80の構成の一例を示したブロック図である。同図に示したように、映像配信サーバ80は、CPU21と、操作部22と、表示部23と、ROM24と、RAM25と、通信部26と、記憶部81と、配信処理部82とを備えている。
記憶部81は、磁気的又は光学的に記録可能な記憶媒体を有し、映像配信サーバ80の制御にかかるプログラムや各種の情報を書き換え可能に記憶する。また、記憶部81は、配信の対象となる映像コンテンツを管理・蓄積するためのコンテンツデータベース811を保持している。
ここで、コンテンツデータベース811に蓄積される映像コンテンツは、複数のチャプタで区切られており、少なくとも各チャプタの時間間隔(以下、チャプタ時間という)と、各チャプタで再生対象となる映像(以下、本編映像という)とが関連付けられた状態で保持されている。
図16は、コンテンツデータベース811に蓄積された映像コンテンツ(コンテンツA)の一例を模式的に示した図である。同図に示したように、コンテンツAは、N個のチャプタで構成されており、チャプタ番号(1〜N)の各々について、そのチャプタ時間と、配信の対象となる本編映像とが関連付けて保持されている。
また、図16に示したダイジェスト映像(ダイジェスト映像1〜N)とは、各チャプタの本編映像を要約した映像や静止画、テキスト情報等である。なお、本実施形態では、再生中断の履歴が配信履歴データベース411に存在した場合に、本編映像をn倍速で再生する代わりに、このダイジェスト映像を配信することで、映像再生装置70でのダイジェスト再生を実現する形態について説明する。
図15に戻り、配信処理部82は、映像コンテンツの配信に係る処理を統括的に制御する機能部であって、要求受付部421と、映像配信部821とを有している。なお、配信処理部82は、CPU21とROM24又は記憶部81に予め記憶された所定のプログラムとの協働により実現される態様としてもよいし、ASIC等のハードウェアにより実現される態様としてもよい。
映像配信部821は、要求受付部421から前処理情報が通知されると、この前処理情報に含まれた映像コンテンツ識別情報及び再生装置識別情報の組と一致するエントリが、記憶部41の配信履歴データベース411に登録されているか否かを判定する。そして、映像配信部821は、この判定結果に基づいて、映像再生装置70(映像再生部182)で再生される映像コンテンツの再生方法を制御するためのメタデータを生成し、前処理情報を送信した映像再生装置70宛に送信する。
具体的に、映像配信部821は、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていないと判定した場合、映像コンテンツを構成する全てのチャプタ(チャプタ番号)について、各チャプタに対応する本編映像を再生することを記述したメタデータを生成する。
一方、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていると判定した場合、映像配信部821は、このエントリに含まれる再生中断時間をレジュームポイントとして読み出す。次いで、映像配信部821は、レジュームポインと、配信対象(再生対象)となる映像コンテンツの各チャプタ時間とを比較し、レジュームポイントが含まれるチャプタ番号iを特定する。そして、映像配信部821は、チャプタ番号1からチャプタ番号(i−1)までダイジェスト映像を再生し、チャプタ番号i以降、本編映像を再生することを記述したメタデータを生成する。
図17は、映像配信部821により生成されたメタデータの一例を模式的に示した図である。同図に示したように、メタデータには、少なくともチャプタ番号(チャプタ1〜N)と、各チャプタ番号で再生(配信)される映像コンテンツ(再生コンテンツ)とが関連付けて記述されている。映像再生装置70の再生制御部711は、この記述内容(指示内容)に従い映像配信要求を生成し、映像配信サーバ80へと送信する。具体的に、図17の例では、チャプタ番号1、2については、ダイジェスト映像(ダイジェスト映像1、2)の配信を要求する映像配信要求を生成し、チャプタ3以降については、本編映像(本編映像3〜N)の配信を要求する映像配信要求を生成する。
なお、メタデータに記述する内容は、上述した映像コンテンツの再生に係る指示内容に限らず、再生対象の映像コンテンツに関する情報や、他の情報を記述することとしてもよい。
また、映像配信部821は、要求受付部421から映像配信要求が通知されると、この映像配信要求で指示された映像コンテンツ(本編映像又はダイジェスト映像)をコンテンツデータベース811から読み出し、この映像配信要求を送信した映像再生装置70宛に配信(ストリーム配信)する。
また、映像配信部821は、要求受付部421から配信停止要求及び再生中断時間が通知されると、この配信停止要求を送信した映像再生装置70宛への配信を停止する。さらに、映像配信部821は、配信を停止した映像再生装置70の再生装置識別情報と、その映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、通知された再生中断時間とを、配信履歴データベース411に関連付けて登録する。
次に、図18を参照して、本実施形態の動作について説明する。図18は、映像再生装置70(再生制御部711)と映像配信サーバ80(映像配信部821)との間で、映像コンテンツの配信・再生が行われる際の映像再生処理の手順を示したフローチャートである。
まず、映像再生装置70では、再生制御部711が、操作部12を介して入力された再生対象となる映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報を受け付けると(ステップS111)、この映像コンテンツ識別情報から特定した配信元の映像配信サーバ80宛に、当該映像コンテンツ識別情報と、自己の映像再生装置70の再生装置識別情報とを含んだ前処理情報を送信する(ステップS112)。
一方、映像配信サーバ80では、要求受付部421が前処理情報を受け付けると、映像配信部821は、この前処理情報に基づきステップS131のメタデータ生成処理を実行する。以下、図19を参照して、ステップS131のメタデータ生成処理について説明する。
図19は、メタデータ生成処理の手順を示したフローチャートである。まず、映像配信部821は、映像再生装置70から送信された前処理情報に基づき、この前処理情報に含まれた映像コンテンツ識別情報及び再生装置識別情報の組と一致するエントリが、配信履歴データベース411に存在するか否かを判定する(ステップS1311)。
配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていないと判定した場合(ステップS1311;No)、映像配信部821は、配信対象(再生対象)となる映像コンテンツを構成する全てのチャプタ番号を、本編映像で再生することを指示したメタデータを生成し(ステップS1312)、図18のステップS132に移行する。
また、ステップS1311において、配信履歴データベース411に該当するエントリが登録されていると判定した場合(ステップS1311;Yes)、映像配信部821は、このエントリに含まれるレジュームポイント(再生中断時間)と、配信対象(再生対象)となる映像コンテンツの各チャプタ時間とを比較し、レジュームポイントが含まれるチャプタ番号iを特定する(ステップS1313)。
次いで、映像配信部821は、チャプタ番号1からチャプタ番号(i−1)までをダイジェスト再生、即ちダイジェスト映像で再生することを指示し、チャプタ番号i以降を本編映像で再生することを指示したメタデータを生成し(ステップS1314)、図18のステップS132に移行する。
図18に戻り、映像配信部821は、ステップS131で生成したメタデータを、前処理情報を送信した映像再生装置70に送信する(ステップS132)。
映像再生装置70では、映像配信部821が、映像配信サーバ80から送信されたメタデータを受け付けると、チャプタ番号jを1に設定する(ステップS113)。続いて、映像配信部821は、メタデータに記述されたチャプタ番号jの指示内容に従って映像配信要求を生成し、配信元の映像配信サーバ80に送信する(ステップS114)。
このとき、映像再生装置70において、再生対象の映像コンテンツが過去に再生されたことがない場合には、この映像コンテンツを構成する全てのチャプタについて、本編映像を配信することを指示した映像配信要求が送信される。また。映像再生装置70において、再生対象の映像コンテンツが過去に再生され、且つ再生途中で中断されていた場合には、レジュームポイントが含まれるチャプタ番号i未満をダイジェスト映像で配信し、チャプタ番号i以降を本編映像で配信することを指示した映像配信要求が送信される。
映像配信サーバ80では、映像再生装置70から送信された映像配信要求が受信されると、映像配信部821は、この映像配信要求で指示されたチャプタ番号jの映像コンテンツ(本編映像又はダイジェスト映像)をコンテンツデータベース271から読み出す(ステップS133)。次いで、映像配信部821は、映像配信要求を送信した映像再生装置70宛に、ステップS133で読み出した映像コンテンツを配信する(ステップS134)。これにより、映像再生装置50では、メタデータに記述された指示内容に従い、映像再生部182が再生対象の映像コンテンツ(本編映像又はダイジェスト映像)を再生することになる。
図20は、映像再生部182により再生された映像コンテンツの表示例を示した図である。同図において、領域A1は、再生対象の映像コンテンツが表示される領域であって、本編映像又はダイジェスト映像が表示される。領域A2には、再生対象となった映像コンテンツのコンテンツ名(コンテンツA)が表示されており、領域A3には、再生中のチャプタ番号(チャプタ番号2)が表示されている。また、領域A4は、メタデータに記述されたテキスト等の情報が表示される領域であって、例えば、再生対処となった映像コンテンツのあらすじが表示される。
また、ボタンB1は、チャプタ番号を進めることを指示するためのボタンであり、ボタンB2は、チャプタ番号を戻すことを指示するためのボタンである。ユーザは、このボタンB1、B2を操作部12を介して操作することで、所望するチャプタ番号を選択することが可能である。なお、ボタンB1、B2を用いて変更されたチャプタ番号は、再生制御部711に通知されるものとする。
図18に戻り、再生制御部711は、図20に示したボタンB1、B2等を介して、チャプタ番号が変更されたか否かを判定する(ステップS115)。ここで、チャプタ番号の変更が指示されたと判定した場合には(ステップS115;Yes)、再生制御部711は、指示された値にチャプタ番号jを設定し(ステップS116)、ステップS114の処理に再びもどる。
また、ステップS115において、チャプタ番号の変更が指示されない場合(ステップS115;No)、再生制御部711は、チャプタ番号jの映像コンテンツが最後まで再生されたか否かを判定する(ステップS117)。ここで、チャプタ番号jの映像コンテンツツが最後まで再生されたと判定した場合(ステップS117;Yes)、再生制御部711は、このチャプタ番号jが最終チャプタか否かを判定する(ステップS118)。
ステップS118において、チャプタ番号jが最終チャプタでないと判定した場合(ステップS118;No)、再生制御部711は、jの値を1インクリメントし(ステップS119)、ステップS114の処理に再び戻る。また、ステップS118において、チャプタ番号jが最終チャプタと判定した場合には(ステップS118;Yes)、処理を直ちに終了する。
また、ステップS117において、チャプタ番号jの映像コンテンツツが再生中と判定した場合(ステップS117;No)、再生制御部711は、操作部12を介して再生を中断する指示が入力されたか否かを判定する(ステップS120)。ここで、再生を中断する指示が入力されないと判定した場合には(ステップS120;No)、ステップS115の処理に再び戻る。
また、ステップS120において、再生を中断する指示が入力されたと判定した場合(ステップS120;Yes)、再生制御部711は、配信停止要求を配信元の映像配信サーバ80に送信し、映像コンテンツの再生を中断する(ステップS121)。次いで、再生制御部711は、再生を中断した再生中断時刻を配信元の映像配信サーバ80に送信し(ステップS122)、処理を終了する。なお、ダイジェスト映像の再生時に再生を中断した場合には、ステップS122において再生中断時間を送信しないよう制御することが好ましい。
一方、映像配信サーバ80では、映像配信部821が、映像コンテンツの配信状況を監視し、最終チャプタまで配信を完了したと判断した場合には(ステップS135;Yes)、映像コンテンツの配信を停止した後(ステップS136)、処理を終了する。
また、映像コンテンツの配信中に、配信先の映像再生装置70から配信停止要求及び再生中断時間を受け付けた場合(ステップS135;No→ステップS137;Yes)、映像配信部821は、映像コンテンツの配信を停止する(ステップS138)。そして、映像配信部821は、配信を停止した映像再生装置70の再生装置識別情報と、その映像コンテンツの映像コンテンツ識別情報と、再生中断時間とを、配信履歴データベース411に関連付けて登録し(ステップS139)、処理を終了する。なお、ステップS100において、配信停止要求を確認できない場合には(ステップS137;No)、ステップS135の処理に再び戻る。また、映像再生装置70から、配信停止要求のみが送信された場合には、配信履歴データベース411への登録は行わないものとする。
以上のように、第4の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様、映像配信サービスで配信された映像コンテンツの再生において、再生が中断された位置(再生中断時間)までをダイジェスト再生し、この再生中断時間以降を通常再生することができるため、ユーザは再生中断時間までの内容把握を容易に行うことができる。また、映像再生装置30の各々で再生された映像コンテンツの再生中断時間を一元管理できるので、再生中断時間を効率的に管理することができる。
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲での種々の変更、置換、追加などが可能である。
例えば、上記実施形態の映像再生処理にかかるプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体として提供することも可能である。記憶媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、且つ、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、上記実施形態の映像再生処理にかかるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
映像配信システムの一例を概略的に示した図である。 図1に示した映像再生装置10の構成の一例を示したブロック図である。 図2に示した再生履歴データベース171の一例を示した図である。 図1に示した映像配信サーバ20の構成の一例を示したブロック図である。 映像再生装置10(再生制御部181)と映像配信サーバ20(映像配信部282)との間で、映像コンテンツを再生する場合の処理(映像再生処理)の手順を示したフローチャートである。 第2の実施形態に係る映像再生装置30の構成を示したブロック図である。 第2の実施形態に係る映像配信サーバ40の構成の一例を示したブロック図である。 図7に示した配信履歴データベース411の一例を示した図である。 映像再生装置30(再生制御部321)と映像配信サーバ40(映像配信部422)との間で、映像コンテンツを再生する場合の映像再生処理の手順を示したフローチャートである。 第3の実施形態に係る映像再生装置50の構成を示したブロック図である。 第3の実施形態に係る映像配信サーバ60の構成の一例を示したブロック図である。 メタデータの一例を模式的に示した図である。 映像再生装置50(再生制御部511)と映像配信サーバ60(映像配信部611)との間で、映像コンテンツを再生する場合の映像再生処理の手順を示したフローチャートである。 第4の実施形態に係る映像再生装置70の構成を示したブロック図である。 第4の実施形態に係る映像配信サーバ80の構成の一例を示したブロック図である。 記憶部81に記憶された映像コンテンツ(コンテンツA)の一例を模式的に示した図である。 メタデータの一例を模式的に示した図である。 映像再生装置70(再生制御部711)と映像配信サーバ80(映像配信部821)との間で、映像コンテンツを再生する場合の映像再生処理の手順を示したフローチャートである。 図18に示したメタデータ生成処理の手順を示したフローチャートである。 映像コンテンツの表示例を示した図である。
符号の説明
10 映像再生装置
11 CPU
12 操作部
13 表示部
14 ROM
15 RAM
16 通信部
17 記憶部
171 再生履歴データベース
18 再生処理部
181 再生制御部
182 映像再生部
20 映像配信サーバ
21 CPU
22 操作部
23 表示部
24 ROM
25 RAM
26 通信部
27 記憶部
271 コンテンツデータベース
28 配信処理部
281 要求受付部
282 映像配信部
30 映像再生装置
31 記憶部
32 再生処理部
321 再生制御部
40 映像配信サーバ
41 記憶部
411 配信履歴データベース
42 配信処理部
421 要求受付部
422 映像配信部
50 映像再生装置
51 再生処理部
511 再生制御部
60 映像配信サーバ
61 配信処理部
611 映像配信部
70 映像再生装置
71 再生処理部
711 再生制御部
80 映像配信サーバ
81 記憶部
811 コンテンツデータベース
82 配信処理部
821 映像配信部

Claims (18)

  1. 外部装置から配信される映像コンテンツを再生する再生手段と、
    前記再生手段での再生方法を制御する再生制御手段と、
    を備え、
    前記再生制御手段は、前記再生手段が再生対象とする前記映像コンテンツが、当該再生手段による過去の再生時に再生が中断されていた場合に、この中断された時間を表す再生中断時間までを要約再生させるとともに、当該再生中断時間以降を通常再生させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記再生手段で再生された映像コンテンツを識別可能な識別情報と、当該映像コンテンツの再生中断時間とを関連付けて記憶する記憶手段を更に備え、
    前記再生制御手段は、前記再生手段が再生対象とする前記映像コンテンツの識別情報と、前記記憶手段に記憶された映像コンテンツの識別情報とが一致した場合に、この識別情報に関連付けて記憶された再生中断時間に基づいて、前記再生手段での再生方法を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記再生制御手段は、前記再生手段での映像コンテンツの再生時に再生を中断する指示を受け付けると、当該映像コンテンツの再生を中断し、この映像コンテンツの識別情報と、再生を中断した時点での再生中断時間とを関連付けて、前記記憶手段に登録することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記再生制御手段は、前記外部装置から前記映像コンテンツの配信に先がけて送信される、当該映像コンテンツについての前記再生中断時間に基づいて、前記再生手段での再生方法を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記再生制御手段は、前記外部装置から前記映像コンテンツの配信に先がけて送信される、前記再生手段での再生方法を指示したメタデータの指示内容に従い、前記再生手段での再生方法を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記メタデータには、前記再生中断時間までを要約再生とし、当該再生中断時間以降を通常再生とすることが指示されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記メタデータには、前記映像コンテンツを構成するチャプタ毎の再生方法が指示されており、前記再生中断時間が含まれるチャプタ以前を要約再生とし、当該チャプタ以降を通常再生とすることが指示されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記再生制御手段は、前記映像コンテンツを配信する前記外部装置に対して、当該映像コンテンツの先頭から前記再生中断時間までを要約再生させるための配信を要求し、前記再生手段での再生時間が前記再生中断時間に到達すると通常再生させるための配信を要求することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記再生制御手段は、前記映像コンテンツの先頭から前記再生中断時間までを要約再生させるため、通常再生時の所定数倍の再生速度で再生することが可能な映像コンテンツの配信を要求することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記再生制御手段は、前記映像コンテンツの先頭から前記再生中断時間までを要約再生させるため、要約再生用に予め用意された映像コンテンツの配信を要求することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 外部装置から送信される配信要求に応じて、この配信要求で指示される配信対象の映像コンテンツを前記外部装置に配信する配信手段と、
    前記外部装置を識別可能な第1識別情報と、当該外部装置に配信した映像コンテンツを識別可能な第2識別情報と、当該映像コンテンツの再生が中断された時間を表す再生中断時間とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記配信要求を送信した前記外部装置の第1識別情報と、当該配信要求により配信対象とされた映像コンテンツの第2識別情報と、の組に一致するエントリが前記記憶手段に記憶されている場合に、このエントリに含まれた前記再生中断時間に基づいて、前記外部装置で再生される前記映像コンテンツの再生方法を制御する配信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記配信制御手段は、前記配信手段による前記映像コンテンツの配信に先がけて、前記再生中断時間を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記配信制御手段は、前記配信手段による前記映像コンテンツの配信に先がけて、前記配信対象の映像コンテンツの再生方法を指示したメタデータを前記外部装置に送信することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記メタデータには、前記再生中断時間までを要約再生とし、当該再生中断時間以降を通常再生とすることが指示されていることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記メタデータには、前記映像コンテンツを構成するチャプタ毎の再生方法が指示されており、前記再生中断時間が含まれるチャプタ以前を要約再生とし、当該チャプタ以降を通常再生とすることが指示されていることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 前記配信制御手段は、前記外部装置で前記映像コンテンツの再生が中断されると、この外部装置の第1識別情報と、再生が中断された映像コンテンツの第2識別情報と、再生が中断された時点での再生中断時間とを関連付けて、前記記憶手段に登録することを特徴とする請求項11〜15の何れか一項に記載の情報処理装置。
  17. 再生手段が、外部装置から配信される映像コンテンツを再生する再生工程と、
    再生制御手段が、前記再生工程での再生方法を制御する再生制御工程と、
    を含み、
    前記再生制御工程では、前記再生工程で再生対象とされる前記映像コンテンツが、当該再生工程による過去の再生時に再生が中断されていた場合に、この再生が中断された時間を表す再生中断時間までを要約再生させるとともに、当該再生中断時間以降を通常再生させることを特徴とする情報処理方法。
  18. 配信手段が、外部装置から送信される配信要求に応じて、当該配信要求で指示される配信対象の映像コンテンツを前記外部装置に配信する配信工程と、
    記憶制御手段が、前記外部装置を識別可能な第1識別情報と、当該外部装置に配信した映像コンテンツを識別可能な第2識別情報と、当該映像コンテンツの再生が中断された時間を表す再生中断時間とを関連付けて記憶手段に記憶する記憶制御工程と、
    配信制御手段が、前記配信要求を送信した前記外部装置の第1識別情報と、当該配信要求により配信対象とされた映像コンテンツの第2識別情報との組に一致するエントリが前記記憶手段に記憶されている場合に、このエントリに含まれた前記再生中断時間に基づいて、前記外部装置で再生される前記映像コンテンツの再生方法を制御する配信制御工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
JP2008285567A 2008-11-06 2008-11-06 情報処理装置及び情報処理方法 Pending JP2010114664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008285567A JP2010114664A (ja) 2008-11-06 2008-11-06 情報処理装置及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008285567A JP2010114664A (ja) 2008-11-06 2008-11-06 情報処理装置及び情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010114664A true JP2010114664A (ja) 2010-05-20

Family

ID=42302876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008285567A Pending JP2010114664A (ja) 2008-11-06 2008-11-06 情報処理装置及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010114664A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4824942B2 (ja) 番組の表示を一時停止し、再開するための方法
JP5668512B2 (ja) 情報処理装置、及び、情報処理方法
JP3747910B2 (ja) 通信システムおよび方法、情報処理装置および方法、情報管理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US8826324B2 (en) Server apparatus, trick reproduction restriction method, and reception apparatus
WO2017154406A1 (ja) 広告配信サーバ、番組配信サーバ及び再生端末、並びに映像配信システム
WO2018180586A1 (ja) 仮想処理サーバ、仮想処理サーバの制御方法、コンテンツ配信システム、および端末装置のアプリケーションプログラム
JP2004140584A (ja) コンテンツ配信・再生システム、広告コンテンツ挿入方法及びクライアント端末
JP2009193460A (ja) 情報処理装置、配信情報投入装置及び情報処理方法並びに情報処理用プログラム
KR100596723B1 (ko) 멀티미디어 스트리밍 서비스와 응용 프로그램 스트리밍서비스의 통합형 실행장치 및 실행방법
JP4830419B2 (ja) 動画像視聴システム、動画像視聴装置、その制御方法、及びプログラム
WO2005013278A1 (ja) コンテンツ再生装置
JP5244547B2 (ja) 音声コメント配信共有方法及びシステム
JP2009217370A (ja) コンテンツ視聴端末およびそのプログラム、ならびに、コンテンツ視聴権利移譲方法
JP2010114664A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2011114555A (ja) コンテンツ配信装置、コンテンツ視聴装置、コンテンツ配信方法およびコンテンツ視聴方法
JP5268720B2 (ja) 再生装置、方法、及びプログラム
JP2006129063A (ja) コンテンツ再生方法、再生プログラム、および再生装置
JP3966343B2 (ja) 配信管理方法、配信管理装置、及び配信管理システム
KR101947186B1 (ko) 콘텐츠 재생 방법 및 그 시스템
JP2007228395A (ja) Avネットワークシステムおよびその制御方法
KR101383910B1 (ko) 비연결형 스트리밍 서비스에서의 세션 유지 방법 및 그 장치
WO2011076043A1 (zh) 机顶盒业务控制方法、机顶盒、服务器和系统
JP5537968B2 (ja) 中継サーバ
EP2795898B1 (en) Method and device for playing multimedia content
JP2004274695A (ja) 複数ストリームの映像つなぎ再生装置、映像つなぎ再生方法、この方法のプログラム、およびこのプログラムを記録した記録媒体