JP2010114475A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】基地局装置と複数の端末装置とが無線により通信する無線通信システムで、例えば、帯域保証の観点から好適な方式の選択やユーザ端末の選択(スケジューラ)を実現する。
【解決手段】基地局装置と複数の端末装置との間で、MRC方式の通信と、SDMA方式の通信を行う。MRC方式で、各端末装置について所定のメトリック値を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置を選択する。SDMA方式で、前記最良のメトリック値を持つ端末装置を含む2以上の端末装置の組み合わせの中で、所定のメトリック値を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置の組み合わせを選択する。それぞれ検出した最良のメトリック値のうち、値がより良い方の方式を選択して送信を行うように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ通信を行う無線通信システムに関し、特に、具体的には、例えば、多数入力多数出力(MIMO:Multi−Input Multi−Output)通信における空間分割多重アクセス(SDMA:Spatial Division Multiple Access)のためのマルチアンテナ送信を行う無線通信システムに関する。
MIMOシステムでは、データ送信のために多数(複数であるN)本の送信アンテナと、多数(複数であるN)本の受信アンテナを採用する。
本の送信アンテナとN本の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、N本の空間チャネルへ分解され得る。ここで、N<min{N,N}である。N本の空間のチャネルを使用して、N本の独立データストリームを送信し、より大きい総スループットを達成することが可能である。
多重アクセスのMIMOシステムでは、基地局装置は、SDMAによって多数のユーザ端末(ユーザの端末装置)と同時に通信することもできる。SDMAでは、基地局装置は、データの送信及び受信のための多数のアンテナを利用し、ユーザ端末の各々は、通常、データ送信のための1本のアンテナと、データ受信のための多数のアンテナを利用する。
多重アクセスのMIMOシステムでのSDMAにおける幾つかの重要な問題は、(1)同時送信のためのユーザ端末の適切な組を選択すること、及び(2)良好なシステム性能を達成するように、データを各選択されたユーザ端末との間で送受信すること、である。従って、多重アクセスのMIMOシステムにおいてSDMAを効率的に支援する技術が当分野において必要とされている。
ここで、特許文献1には、MIMO通信におけるPF(Proportional Fairness)方式を用いたスケジューリング方法が開示されている。
特許文献2には、SDMA方式や、SDMA方式における無線リソースの割り当て方法について開示されている。
特許文献3には、最大比合成(MRC:Maximum Ratio Combinig)方式について開示されている。
また、非特許文献1〜9は、これらの特許文献1〜3で引用されたものである。
特開2006−067572号公報 特開2007−318576号公報 特開2008−103795号公報 荒関ほか、「地上ディジタル放送波中継用逐次適応型ダイバーシチ受信の検討」、進学論(B)、2004年7月、vol.J87−B、No.7、pp.1018−1028 木村ほか、「シンボル毎伝送路推定による地上デジタル放送の高速移動受信特性」、映情学技報、2005年6月、29、36、pp.1−4 三木信之、「地上デジタルテレビジョン放送」、トリケップス 岡田、高柳、山本、「アレーアンテナを用いた伝搬路時変動による地上波デジタル放送の高速移動受信特性改善効果」、映情学誌、2002年、Vol.56、No.2、pp.237−244 P.Viswaanath、David N. Tse及びR.Laroia"Opportunisticbeamforming using dump antennas"IEEE Transation On Information Theory、Vol.48、Jun.2002、pp.1277−1294 G.J.Foschini、"Layered space−time architecture for wireless communication in a fading environment when using multi−element antennas"Bell Labs Technical Journal、Vol.1、No.2、1996、pp. 41−59 A.F.Molisch、M.Z.Win及びJ.H.Winters"Space−time−frequency(STF) coding for MIMO−OFDM system"IEEE Communication Letters、Vol.6、Sept.2002、pp. 370−372 T.Ohgane、"A Study on a channel allocation scheme with an adaptive array in SDMA"IEEE 47th VTC、Vol.2、1997、p.725−729 Andre Bourdoux、Nadia Khaled、"Joint Tx−Rx Optimisation for MIMO−SDMA Based on a Null−space Constraint"、IEEE2002.P.171−172
しかしながら、多重アクセスのMIMOシステムにおいてSDMAを効率的に支援することについては、未だに十分ではない点もあり、更なる開発が要求されていた。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、帯域保証の観点から好適な方式(SDMAとSIMO(Single−Input Multiple−Output))の選択やユーザ端末の選択(スケジューラ)を実現することができる無線通信システムを提供することを目的とする。
ここで、課題の具体例を示す。
例えば、多重アクセスのMIMOシステムにおいて、アップリンクSDMAの同時送信のためのユーザ端末の適切な組の選択方法として、最大スループット或いは最大メトリックを得るユーザ端末の組を基本原理とすることが考えられる。特に、ユーザ端末の選択をメトリックで評価するPF方式を採用するシステムモデルについて考えると、ユーザ端末の選択は組での選択が優先され、セルエッジに位置するユーザ端末は、個々のユーザ端末でのメトリックでは最優先となったとしても、組となるユーザ端末に恵まれない場合には他のユーザ端末の組が優先され、十分なスループット(最低レートを保証するもの=帯域保証)を得られない可能性がある。また、状況によっては、受信品質が低下するSDMAを用いるより、多重化しないSIMOを用いてセルエッジに位置するユーザ端末にチャネルを占有させた場合の方が帯域保証には好適なときも考えられる。
上記目的を達成するため、本発明では、基地局装置と複数の端末装置とが無線により通信する無線通信システムにおいて、次のような構成とした。
すなわち、前記基地局装置と前記複数の端末装置との間の通信について、MRC方式により通信を行う手段と、SDMA方式により通信を行う手段を備えた。
また、MRC方式による通信において、各端末装置についてMRC方式に関する所定のメトリック値を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置を選択する手段と、SDMA方式による通信において、前記最良のメトリック値を持つ端末装置を含む2以上の端末装置の組み合わせの中で、SDMA方式に関する所定のメトリック値を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置の組み合わせを選択する手段と、前記したMRC方式による通信と前記したSDMA方式による通信についてそれぞれ検出した最良のメトリック値のうち、値がより良い方の方式を選択し、当該選択した方式がMRC方式である場合には最良のメトリック値を持つ端末装置により送信を行い、当該選択した方式がSDMA方式である場合には最良のメトリック値を持つ端末装置の組み合わせにより送信を行うように制御する手段と、を備えた。
従って、例えば、帯域保証の観点から好適な方式の選択やユーザ端末の選択(スケジューラ)を実現することができる。
ここで、MRC方式に関する所定のメトリック値や、SDMA方式に関する所定のメトリック値としては、それぞれ、種々なものが用いられてもよく、例えば、スループットに基づくような値を用いることができる。
また、例えば、メトリック値が大きいほど通信の状況(例えば、スループット)が良好であるように定義される場合には、最良のメトリック値とは最大のメトリック値に相当し、逆に、メトリック値が小さいほど通信の状況(例えば、スループット)が良好であるように定義される場合には、最良のメトリック値とは最小のメトリック値に相当する。
また、「最良」(「最大」や「最小」)としては、必ずしも絶対的なものでなくともよく、実際の装置などでは、実用上で有効な程度で、多少の誤差などがあってもよい。
また、SDMA方式における2以上の端末装置の組み合わせとしては、例えば、2台の端末装置の組み合わせが用いられてもよく、或いは、3台以上の端末装置の組み合わせが用いられてもよい。
以上説明したように、本発明に係る無線通信システムによると、例えば、帯域保証の観点から好適な方式の選択やユーザ端末の選択(スケジューラ)を実現することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図2には、本発明の一実施例に係る無線通信システムの構成例を示してある。
本例の無線通信システムは、基地局装置1と、複数(本例では、複数であるz台)のユーザの端末装置(ユーザ端末)2−1〜2−zを有している。各ユーザ端末2−1〜2−zは、それぞれ、複数本のアンテナ21−1〜21−zを備えている。
基地局装置1は、複数本のアンテナ11と、アンテナ11を用いてユーザ端末2−1〜2−zとの間で無線により通信(送信や受信)を行う通信部12と、各種の情報を記憶するメモリ13と、例えば基地局装置1からユーザ端末2−1〜2−zへの方向のダウンリンク(DL)の通信やユーザ端末2−1〜2−zから基地局装置1への方向のアップリンク(UL)の通信に関して通信相手(例えば、送信相手や受信相手)とするユーザ端末2−1〜2−zを決定するなどのスケジューリングの処理を行うスケジューラ14と、各種の制御を行う制御部15を備えている。
次に、本例の無線通信システムにおいて特徴的な構成について説明する。
図1には、本発明の一実施例に係るスケジューラにより行われる処理の手順(フローチャート)の一例を示してある。
まず、ステップS1〜ステップS4の処理では、単一のユーザ端末で送信した場合について、メトリック値が最大となるユーザ端末を選択する。この場合、セル内における他のユーザ端末からの干渉を受けないMRC受信特性となる。従って、MCS(Modulation and Coding Scheme)レベルとして、SDMAと同等以上に多値化したMCSレベルを選択することができ、ユーザ端末単体でのスループットの向上を期待することができる。
具体的には、MRCでのユーザ端末の選択では、まず、パラメータnを0(つまり、n=0)に設定する(ステップS1)。また、最大メトリック値が所定の値(例えば、0)に設定されているとする。また、全てのアップリンク(UL)のアクティブなユーザ端末のそれぞれについて、識別可能な番号(No.)が、例えば、1、2、3、・・・という番号を用いて、割り当てられているとする。
次に、パラメータnに1を加えて、全てのアップリンクのアクティブなユーザ端末について評価したか否かを判定し(ステップS2)、全ての評価が完了した場合にはステップS5の処理へ移行する。
一方、全ての評価が完了していない場合には、n番目のアクティブなユーザ端末のMRC時におけるメトリック値であるメトリック値(n)を算出する(ステップS3)。次いで、算出したメトリック値(n)と最大メトリック値とを比較して、メトリック値(n)が最大となるアクティブなユーザ端末の番号(No.)を選択し、算出したメトリック値(n)が最大メトリック値を超えている場合には最大メトリック値を算出したメトリック値(n)へ更新する(ステップS4)。そして、ステップS2の処理へ戻る。
ステップS5〜ステップS9の処理では、ステップS1〜ステップS4の処理で選択したユーザ端末(ユーザ端末(A)と言う)とSDMAで組になるユーザ端末を選択する。2端末送信であることから、相互干渉を完全に除去することができないため、選択されるMCSレベルは、1端末送信時と比較して低下するが、2端末同時送信により、環境条件によってセル全体でのスループットが向上することを期待することができる。また、本例では、SDMAを用いた場合においても、MCSレベルの低下はあっても確実にユーザ端末(A)が選択されるため、帯域保証も考慮された選択が可能となる。
具体的には、MRCで選択したユーザ端末と組となるユーザ端末の選択(SDMAでのユーザ端末の選択)では、まず、ステップS1〜ステップS4の処理において選択されたメトリック値(n)が最大となるアクティブなユーザ端末(A)をSDMA端末の一台として選択し、(メトリック値(MRC)=最大メトリック値)と設定する(ステップS5)。次に、ユーザ端末(A)とSDMAの組となるユーザ端末の番号(No.)を示すパラメータmを0(つまり、m=0)に設定する(ステップS6)。また、最大メトリック値(SDMA)が所定の値(例えば、0)に設定されているとする。
次に、パラメータmに1を加えて、全てのアップリンクのアクティブなユーザ端末について評価したか否かを判定し(ステップS7)、全ての評価が完了した場合にはステップS10の処理へ移行する。
一方、全ての評価が完了していない場合には、SDMAの組(A、m)すなわちユーザ端末(A)とユーザ端末(m)との組について、SDMA時におけるメトリック値をメトリック値(A、m)として算出する(ステップS8)。次いで、算出したメトリック値(A、m)と最大メトリック値(SDMA)とを比較して、例えばメトリック値(A、m)が最大となるアクティブなユーザ端末の番号(m)を選択し、算出したメトリック値(A、m)が最大メトリック値(SDMA)を超えている場合には最大メトリック値(SDMA)を算出したメトリック値(A、m)へ更新する(ステップS9)。そして、ステップS7の処理へ戻る。
ステップS10の処理では、単一ユーザ端末送信時におけるメトリック値と、SDMA送信時におけるメトリック値とを比較して、ステップS5〜ステップS9の処理で帯域保証が不十分である場合における補填効果を持つ。ここで、(メトリック値(SDMA)=最大メトリック値(SDMA))とする。
具体的には、MRCとSDMAの比較による最適方式の選択では、メトリック値(MRC)とメトリック値(SDMA)とを比較して、大きい方に対応した方式を選択して使用する(ステップS10)。
メトリック値の演算式の一例を示す。
MRCにおける単一のユーザ端末である場合には、メトリック値の演算式は例えば(式1)により表される。
SDMAにおける2台のユーザ端末の組である場合には、メトリック値の演算式は例えば(式2)により表される。なお、SDMAにおいて3台以上のユーザ端末の組が用いられる場合についても、メトリック値の演算式として例えば(式2)を拡張した式を用いることができる。
Figure 2010114475
Figure 2010114475
ここで、MRC送信可能データ量(A)は、ユーザ端末Aを単一送信で使用した場合にそのバーストで送信可能なデータ量であり、ユーザ端末Aからの受信SINR(Signal to Interference and Noise Ratio)から所望のPER(Packet Error Rate)以下を達成することが可能であり且つ最大のデータ送信が可能であるMCSレベルを選択した場合における送信データ量である。また、平均送信データ量(A)は、ユーザ端末Aが過去に送信したデータ量の平均値である。
SDMA送信可能データ量(A、B)は、SDMA送信でユーザ端末Aとユーザ端末Bの組を選択した場合にそのバーストでユーザ端末Aが送信可能なデータ量であり、ユーザ端末Aとユーザ端末Bの組から求められた受信SINRから所望PER(Packet Error Rate)以下を達成することが可能であり且つ最大のデータ送信が可能であるMCSレベルを選択した場合における送信データ量である。
帯域保証の観点に基づいて、優先順位が最も高い最優先ユーザ端末Aのスループット量から、単一送信(ユーザ端末Aのスループットが最大となる)、或いは、SDMAでの2ユーザ送信(最優先ユーザ端末Aのスループットは単一送信よりは少なくなることが想定されるが、セクタスループットを優先する)を選択することにより、帯域保証維持を効果的に実現することができる。
以上のように、本例の無線通信システムでは、無線の基地局装置とユーザ端末との送受信方法として、MRC方式とSDMA方式を併用する。
MRC方式については、各ユーザ端末に対するメトリック値をそれぞれ評価して、最大メトリック値を持つユーザ端末を選択する。SDMA方式については、送信端末として選択される複数のユーザ端末の組において、前記した最大メトリック値を持つユーザ端末を一組のユーザ端末のうちの1台のユーザ端末として選択し、このように選択したユーザ端末の組のうちからSDMA方式における最大メトリック値を持つユーザ端末の組を選択する。そして、前記したMRC方式とSDMA方式のそれぞれで評価した最大メトリック値のうち、より大きなメトリック値となる方式を選択し、選択した方式を用いてそれぞれ最大メトリック値を持つユーザ端末又はユーザ端末の組が送信を行う。
具体例としては、多数入力多数出力(MIMO)の通信システムにおいて、次のような構成により、データを送受信する。
すなわち、各送信端末に対して1本のデータシンボルストリームを、受信基地局装置における複数の受信アンテナから得るMRC方式の機能と、各送信端末に対して1本のデータシンボルストリームずつ、複数の送信端末より送られた複数のデータシンボルストリームに対する複数の受信シンボルストリームを、受信基地局装置における複数の受信アンテナから得るSDMA方式の機能と、前記したMRC方式による送信をメトリックに基づいて評価して最高のメトリック値を持つ送信端末をMRC選択端末として選択する機能と、前記したSDMA方式による送信で可能な送信のための送信端末の複数の組の一方としてMRC選択端末を選択して他の一方を組としてのメトリックに基づいて評価して最高のメトリック値を持つ送信端末の組をSDMAでの選択組として選択する機能と、前記したMRC送信と前記したSDMA送信についてメトリックに基づいて最大となる送信方法を最終的に選択する機能を備えた。
従って、本例の無線通信システムでは、SDMA用のユーザ端末選択方法において、単一のユーザ端末送信時とSDMA送信時に想定されるスループットを元にメトリックを計算し、帯域保証とセクタスループットの2つの観点から好適なスケジューラを実現することができる。
具体的には、例えば、MRC方式において最優先されるべきユーザ端末がSDMA方式を用いる場合においても必ず選択される(帯域保証の観点)とともに、MRC方式とSDMA方式のうちでセクタスループットがより良好な方式が選択される(セクタスループットの観点)という効果を得ることができる。
なお、図2において、本例の無線通信システムの基地局装置1では、アンテナ11や通信部12が、例えばスケジューラ14や制御部15により制御されて、複数の端末装置2−1〜2−zとの間の通信について、MRC方式により通信を行う機能や、SDMA方式により通信を行う機能を有している。また、スケジューラ14が、例えば制御部15により制御されて、MRC方式による通信において、各端末装置2−1〜2−z(本例では、送信アクティブな端末装置)についてMRC方式に関する所定のメトリック値(本例では、(式1)の値)を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置を選択する機能や、SDMA方式による通信において、前記最良のメトリック値を持つ端末装置を含む2以上の端末装置(本例では、送信アクティブな端末装置)の組み合わせの中で、SDMA方式に関する所定のメトリック値(本例では、(式2)の値)を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置の組み合わせを選択する機能や、前記したMRC方式による通信と前記したSDMA方式による通信についてそれぞれ検出した最良のメトリック値のうち、値がより良い方の方式を選択し、当該選択した方式がMRC方式である場合には最良のメトリック値を持つ端末装置(1台の端末装置)により送信を行い、当該選択した方式がSDMA方式である場合には最良のメトリック値を持つ端末装置の組み合わせ(当該組み合わせに係る2台以上の端末装置)により送信を行うように制御する機能を有している。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係るスケジューラにより行われる処理の手順の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る無線通信システムの構成例を示す図である。
符号の説明
1・・基地局装置、 2−1〜2−z・・端末装置(ユーザ端末)、 11・・アンテナ、 12・・通信部、 13・・メモリ、 14・・スケジューラ、 15・・制御部、

Claims (1)

  1. 基地局装置と複数の端末装置とが無線により通信する無線通信システムにおいて、
    前記基地局装置と前記複数の端末装置との間の通信について、MRC方式により通信を行う手段と、SDMA方式により通信を行う手段を備え、
    MRC方式による通信において、各端末装置についてMRC方式に関する所定のメトリック値を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置を選択する手段と、
    SDMA方式による通信において、前記最良のメトリック値を持つ端末装置を含む2以上の端末装置の組み合わせの中で、SDMA方式に関する所定のメトリック値を検出して、最良のメトリック値を持つ端末装置の組み合わせを選択する手段と、
    前記したMRC方式による通信と前記したSDMA方式による通信についてそれぞれ検出した最良のメトリック値のうち、値がより良い方の方式を選択し、当該選択した方式がMRC方式である場合には最良のメトリック値を持つ端末装置により送信を行い、当該選択した方式がSDMA方式である場合には最良のメトリック値を持つ端末装置の組み合わせにより送信を行うように制御する手段と、を備えた、
    ことを特徴とする無線通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016185652A1 (ja) * 2015-05-20 2018-03-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 無線基地局、無線端末及び通信制御方法

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