JP4945333B2 - 無線システム、基地局装置および端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局装置と複数の端末装置とからなる無線システム、基地局装置および端末装置に関し、更に詳しくは、上記無線システムで実施されるマルチユーザMIMO伝送におけるビームの形成方法に関し、特に、ランダムビームフォーミング方式における無駄な送信を抑えて周波数利用効率の高い伝送方法を実現する無線システム、基地局装置および端末装置に関する。
MIMO(Multi-Input Multi-Output)伝送に関わる様々な研究が進んでいる。
非特許文献1では、基地局と端末が1対1でMIMO伝送を行うシングルユーザMIMOにおいて、周波数利用効率が大きく向上できることを示している。また、非特許文献2には、Dirty paper coding(DPC)が紹介され、非特許文献3と非特許文献4には、DPCを適用すれば、MIMOブロードキャスト伝送の最大容量に達することが報告されている。しかしながら、DPCは、その計算量の大きさから、無線システムへの実装が難しい。
一方、非特許文献5には、Block Diagonalization(BD)が紹介されている。ここでは、基地局が、線形空間プリコーディングを行い、ユーザ間干渉にゼロフォーシング(Zero Forcing)を行っている。非特許文献5は、Channel State Information(CSI)が理想的に推定できることを前提としているが、実際のMIMOの実装においては、特にアンテナ数やユーザ数が多い場合、理想的な推定が困難となることが知られている。また、完全なCSI情報を送信しようとすると、フィードバック情報量の増加が問題となる。
非特許文献6と非特許文献7は、部分的なCSIを利用するマルチユーザMIMOを提案している。しかしながら、これらの既存技術では、送信アンテナ数と受信アンテナ数とが同数となっており、セルラ環境に適合した条件設定とは言えない。
非特許文献8では、ランダムビームフォーミング(Random Beamforming)と呼ばれる信号対干渉雑音比(SINR)だけをフィードバック情報とする方法が提案されている。ここでは、ランダムなビームフォーミングを使い、ベストな伝搬路環境にある一人のユーザにのみリソース割当てを行っている。
更に、非特許文献9では、ランダムビームフォーミングのMIMOへの応用について提案している。この方法は、同時には唯一人のユーザにしかリソースが割り当てられないため、シングルユーザのMIMOに対応する方法となっている。
非特許文献10には、直交するRandom beamformingを利用する直交ランダムビームフォーミング:ORBF(Orthogonal Random Beam Forming)が紹介されている。ORBFでは、各ユーザ端末が、信号対干渉雑音比SINR(Signal to Interference and Noise Rate)が最大となるビームインデックスを基地局に報告する。ORBFでは、ユーザ数が多い場合に、DPCの最大総容量に達することがわかっている。しかしながら、セルラシステムでは、各基地局のユーザ数は、高々64ユーザ程度であることから、ORBFを適用しても、若干のパフォーマンス利得しか得られないと考えられる。
そのため、非特許文献11では、MUDAM(Multi-user diversity and multiplexing)と呼ばれる方法で改良を図っている。但し、MUDAMは、全てのビームフォームベクタを決める前に、CSIを何度もフィードバックする必要があり、セルラシステムのように、ユーザ端末が高速で移動する場合には適していない。
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従来のORBF(Orthogonal Random Beam Forming)では、ランダムビームの個数が固定値となっている。ランダムビーム送信では、同時に送信されるビームの数が増加すると、ビーム間で互いに干渉が発生するために、信号品質劣化が発生する。従って、同時に多数のランダムビームを用いて信号送信することが、常にシステム容量の最大化に繋がるとは限らない。これが、本発明が解決しようとする第1の課題である。また、従来は、同時送信するビームの数をどのように決定すべきかが判っていなかった。これが、本発明が解決しようとする第2の課題である。
本発明では、上記第1の課題を解決するために、基地局が、端末装置から報告される無線の受信状況に応じて、システム容量を最大化するように、ランダムビームのビーム数を可変に制御する仕組みを取り入れている。具体的に言うと、本発明では、各端末装置が、基地局からランダムビームで送信されたパイロット信号を受信し、信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference and Noise Rate)S/(I+N)が最も高いビームの識別子と、そのビームのSINR値を基地局に報告する。基地局は、端末装置からの報告情報に基づいて、システム容量が最大となる送信ビーム数を求めるビーム数決定手段を備えている。上記ビーム数決定手段は、送信ビーム数と使用ビーム、送信ビームでデータ送信する通信相手端末とを決定する。上記送信ビーム数の決定は、無線フレーム単位、あるいは複数の無線フレーム単位で行う。
本発明は、上記第2の課題を解決するために、端末から報告されたSINR情報に基づいて送信ビーム数とビームを決定するMBS(Multi Beam Selection)アルゴリズムを導入する。SNR(Signal to Noise Rate)が低い場合は、干渉は信号品質を決める支配項とはならず、複数のビームを同時に送信する方が、システム容量は増加する。他方、SNRが高い場合は、干渉が支配項となるため、複数ビームでの送信に代えて、単一ビームでの送信を行う。端末に複数のアンテナがあるMIMO環境では、アンテナを含めて1ストリームによる伝送を行う。このように、MBSアルゴリズムで送信ビーム数を決定することによって、適応的にビーム数を決定することができ、第2の課題を解決できる。
本発明によれば、従来、送信ビーム数の変更手順が明らかでなかったために実施できなかったランダムビームの送信ビーム数を常に最適な状態に保ち、システム容量を最大に保った状態を維持できる。
本発明の第1の実施例を図1〜5を用いて説明する。
図1は、本発明が想定するセルラ環境におけるMIMO(Multi-Input Multi-Output)伝送システムの構成例を示す。基地局側は、m本のアンテナを具備し、端末側は、それぞれm本のアンテナを具備している。伝搬路2は、MIMOチャネルになっており、それぞれのアンテナが互いに独立したフェージングを受ける。
基地局から送信される信号は、m×mからなるRandom complex unitary beamforming matrixにより、ランダムビーム形成される。セルラ環境においては、ユーザ数をKとすると、一般的にK>m>mの関係がある。従来技術では、送信ビーム数にm=mの関係があるが、本発明の実施例では、殆どの場合、m<mの関係が成り立ち、各端末の平均SNRが低い場合にのみ、m=mの関係が成立する。
以下、本発明の実施例の性能を評価するための理論式を導出する。送信アンテナiから受信アンテナjへの伝送チャネルからなるMIMOチャネルを
Figure 0004945333
と表記する。ここでは、送信アンテナ番号iからユーザkの受信アンテナ番号jへの伝送チャネルhij(k)は、複素ガウス・ランダムチャネルと仮定する。送信機は、mの互いに直交するランダムベクトルΦmからなるアレイ重みを使ってビーム形成を行う。
ユーザkの受信信号y
Figure 0004945333
で表記される。ここで、Sはm番目の送信信号を表す。送信ビームの電力は、等配分されると仮定すると、
Figure 0004945333
となる。ここで、ρ0は平均SNRを示す。
先ず、m=1の場合を考える。完全なCSI(Channel State Information)を仮定すると、端末kは、m番目のビームのSINRの値SINRkmを次式で計算することができる。
Figure 0004945333
全端末が、受信したビームの内で最も高いSINRの値を基地局に報告し、基地局が、その内からSINRが最も高いmの端末を選択してビーム送信したとすると、システム容量R(m)は、次式で近似できる。
Figure 0004945333
ここで、Φmが複素ガウスランダム変数であり、kやmに対してユニタリー変数であることを考えると、SINRkmの値は、次式で近似できる。
Figure 0004945333
ここで、zやyは、それぞれx(2)分布およびx(2m−2)分布に従う。
SINRkmの累積確率分布(CDF:Cumulative distribution function)F(x)は
Figure 0004945333
となる。
従って、m送信時のシステム容量R(m)と、送信ビーム数mの最適値は、次のようになる。
Figure 0004945333
Figure 0004945333
例えば、低SNRの場合には、ρ0=0、u=F (x)とすれば、
Figure 0004945333
となる。よって
Figure 0004945333
となり、送信ビーム数が多い場合にシステム容量が最大となる。
他方、高SNRの場合には、ρ0=無限大として、システム容量R(m)とR(1)は、次のようになる。
Figure 0004945333
Figure 0004945333
よって、送信ビーム数mの最適値は、
Figure 0004945333
となる。
以上の検討結果から、最適なmが、SNRに依存して異なることが判る。すなわち、SNRが低いケースでは、同時送信ビーム数が多い方がシステム容量は高くなる。他方、SNRが高いケースでは、シングルビームによる送信の方が、システム容量的には優位となる。
送信ビームと送信先ユーザとの組合せ{B、U}は、
Figure 0004945333
で得られる。
図2は、基地局装置(Base station)と端末装置(Terminal)との間の通信シーケンスを示すシーケンス図である。
先ず、基地局は、規定の時間スロット毎に、ランダムなm本のパイロット信号を送信する(ステップ201)。端末装置は、パイロット情報に基づいて、各ビームの信号対干渉雑音比SINRkmを推定し、SINRkmの最大値と、SINRkmが最大値となるビームの識別子(ID)を基地局装置に報告する(ステップ202)。
基地局装置では、得られた最大SINRを示す情報から、(式15)を用いて、送信すべきビームと送信先ユーザとの組み合わせを決定し、端末装置への割当てチャネル(周波数とタイミング)を決定して、結果を端末装置に通知する(ステップ203)。基地局装置は、該当ユーザ向けのデータを、ステップ203で指定した周波数とタイミングで、無線信号として送信する。端末装置は、ステップ203で指定された周波数とタイミングで、基地局装置から送信された該当端末装置宛の信号を受信する(ステップ204)。
本発明の無線装置(基地局および端末)は、特定の時間スロットから構成されるスロットベースで送受信動作を行っている。各スロット毎に上記ランダムビームの重みが更新され、送信信号に新たなビーム重みが掛けられる。
ビーム重みの作り方の例としては、Schmidtの直交化を使った方法が一般的であり、乱数によってm−1個のランダムベクトル(m×1)を用意し、Schmidtの直交化のアルゴリズムを用いて、m個の独立した重みベクトルを生成する。
図3は、スロット毎に独立したm個のビームが作成される様子をハッチ模様によって示した図である。乱数とSchmidtの直交化を用いているため、スロット毎にビーム重みが変化し、時間的にも空間的にもランダムなビームとなる。実用化のためには、十分にランダムとみなせる種類のアンテナ重みを予め計算しておき、基地局装置のメモリにテーブル形式で蓄積しておいてもよい。スロット毎のアンテナ重みの値を上記テーブルから検索するようにすれば、スロット毎に乱数を生成してSchmidtの直交化演算を行う必要がなくなる。
図4は、基地局装置の構成を示すブロック構成図である。
チャネル推定のために送信されるパイロット信号は、パイロット信号生成部104によって生成される。生成されたパイロットは、空間変調部105によってアレイ重みが積算され、空間変調されたパイロット信号となる。ネットワークインターフェース101がネットワークから取り出した送信データ(ユーザデータ)は、変調部102において、リソースマネージャ109が指示する変調方式(MCS)に従って変調される。変調された情報は、重み積算部103においてアレイ重みが積算され、空間変調された信号に変換される。
空間変調された送信データ信号は、信号合成部106において、空間変調部105で空間変調されたパイロット信号と時間多重される。信号合成部106から出力された送信信号は、図4では省略されているRF部において、ベースバンド信号からRF信号に変換をされ、デプレクサ107を経てアンテナから送信される。
端末から送信されるSINRに関する情報は、アンテナで受信され、デプレクサ107を経て、図4には記載されていないRF部でベースバンド信号に変換した後、復調部108に入力される。復調部108は、受信信号からSINR情報を取り出し、SINR情報をリソースマネージャ109に送る。リソースマネージャ109は、複数ユーザのSINR情報から、(式15)に示すアルゴリズムに従って、送信ビームと送信先ユーザを決定すると共に、その時得られる推定SINRから、送信するMCSを決定する。
図5は、端末装置のブロック構成を示す構成図である。
基地局装置から送信されたパイロット信号は、アンテナで受信され、デプレクサ301を介して復調部302に入力され、SINRが推定される。復調部302から出力されたSINRの推定値は、リソースマネージャ303に入力される。リソースマネージャ303は、ビーム毎のSINRを比較し、SINRが最大値となるビームを選択する。SINRの最大値と、SINRが最大値となったビームの識別子(ビームID)は、リソースマネージャ303から変調部305に出力される。変調部305は、上記SINRとビームIDを規定の変調方式に従って変調する。
変調された信号は、図では省略されていないRF部で、ベースバンド信号からRF信号に変換した後、デプレクサ301を介して、アンテナから送信される。尚、基地局装置から送信された下り回線のデータ信号は、デプレクサ301を介して復調部302に入力され、復調データが、ネットワークインターフェース304を介してネットワークに送信される。
以上の通信手順と装置構成によれば、ランダムビームの数を適応的に変化させることができるため、前述した第1の課題が解決される。また、(式15)によって、同時送信するビーム数を決定できるため、前述した第2の課題も解決される。
上記実施例では、変調方式の種類については特に限定していないが、1次変調方式としては、例えば、CDMAやOFDMAを適用できる。また、2次変調方式としては、例えば、QPSK、16QAMなど、一般的な変調方式を適用できる。
図2では、ステップ203が示すように、チャネル割り当ての後で、チャネル割り当て結果を端末装置に通知するシーケンスとなっているが、チャネル割り当て結果の通知シーケンスを省略して、各端末装置がブラインドで送信データを受信するようにしてもよい。
また、複数のアンテナを具備した端末装置の場合、複数のストリームを同時に送信することが可能である。この場合、端末装置は、基地局装置に対して報告するSINRの数を増やす必要がある。但し、論理的に構成されるチャネルを別端末のように考えると、(式15)のアルゴリズムをそのまま適用することができる。
例えば、リソースマネージメント部が、受信アンテナの個数以下の所定数Xを予め決めておき、SINRの測定結果または推定結果から、SINRの値が高い順にX本のビームを選択し、変調部が、上記リソースマネージメント部で選択したX個のビームの識別子と各ビームのSINRの値を前記基地局に送信するようにすればよい。この場合、複数ストリームを同時に伝送することができるため、MIMOにおける伝送路のマルチ化効果から、当該端末装置の伝送レートを大幅に高めることができる。また、端末装置には、複数アンテナで受信した信号を適当な信号合成手段で合成し、信号品質を向上する工夫を導入するとよい。
本発明によれば、セルラ通信でランダムビームフォームを実施する際に、電波の伝搬環境に応じた最適な送信ビーム数を決定し、システムのキャパシティを最大化することが可能となる。
本発明の1実施例を示す基地局装置、端末装置を含む無線システムの図。 本発明における基地局装置と端末装置との間の通信シーケンスの1実施例を示す図。 本発明におけるランダムビームフォームの送信方法を説明するための図。 本発明に適用される基地局装置の1実施例を示す構成図。 本発明に適用される端末装置の1実施例を示す構成図。
符号の説明
1:基地局装置、2:MIMO伝送路、3:端末装置、4:基地局アンテナ、5:端末アンテナ、101:ネットワークインタフェース、102:変調部、103:重み積算部、104:パイロット信号生成部、105:空間変調部、106:信号合成部、107:デプレクサ、108:復調部、109:リソースマネージャ、301:デプレクサ、302:復調部、303:リソースマネージャ、304:ネットワークインタフェース、305:変調部。

Claims (13)

  1. 複数のアンテナを具備する基地局装置と、複数の端末装置とからなる無線システムであって、
    上記基地局装置が、上記複数のアンテナから規定の時間スロット毎に、ランダムビームフォームされたアンテナ本数の複数のパイロット信号を送信し、
    1つ以上の端末装置が、上記基地局装置から送信された上記ランダムビームフォームされた複数のパイロット信号を受信し、各ビームの信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference and Noise Rate)の検出結果を上記基地局装置に報告し、
    上記基地局装置が、上記端末装置から報告されたSINRに基づいて、該端末装置宛のデータ送信に適用するビーム数と送信ビームを決定することを特徴とする無線システム。
  2. 請求項1に記載の無線システムにおいて、
    前記1つ以上の端末装置が、MIMO(Multi-Input Multi-Output)受信を行うための複数の受信アンテナを備え、前記基地局装置から送信された前記ランダムビームフォームされた複数のパイロット信号に基づいて、前記SINRの値が高い順に、上記受信アンテナの個数以下の複数のビームを選択し、選択された各ビームの識別子とSINRの検出結果を前記基地局装置に報告することを特徴とする無線システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線システムにおいて、
    前記基地局装置が、前記端末装置から報告されたSINRの検出結果に基づいて、システム容量が最大となるように、前記データ送信に適用するビーム数を決定することを特徴とする無線システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の無線システムにおいて、
    前記基地局装置が、信号対雑音比SNR(Signal to Noise Rate)が低く、干渉の影響が小さい場合は、前記データ送信に適用するビーム数を送信アンテナ数に一致させ、SNRが高く、干渉の影響が大きい場合は、上記ビーム数を1とすることを特徴とする無線システム。
  5. 請求項1または請求項2に記載の無線システムにおいて、
    前記基地局装置が、前記端末装置から報告されたSINRの検出結果に基づいて、前記データ送信に適用すべきビーム数、送信ビームおよび割当てチャネルを決定し、上記端末装置に上記決定された送信ビームの識別子と割当てチャネルの指定情報を通知した後、上記割り当てチャネルに該当する所定のタイミングで、上記決定された送信ビームにより端末装置宛てのデータを送信し、
    上記端末装置が、上記基地局装置から通知された割当てチャネル指定情報で指定されたタイミングで、上記識別子が示す特定ビームの無線信号を受信データとして処理することを特徴とする無線システム。
  6. 複数のアンテナと、
    直交するランダムビームフォーム用の複数のアレイ重みを生成し、該アレイ重みをパイロット信号に積算することによって、ランダムビームフォームされたパイロット信号を作成するパイロット生成部と、
    上記パイロット生成部で生成されたパイロット信号を既定の時間スロット毎に上記複数のアンテナに供給し、アンテナ本数の複数のパイロット信号として端末装置に送信する送信部と、
    上記端末装置から上記パイロット信号の信号対干渉雑音比を示すSINR(Signal to Interference and Noise Rate)情報を受信する受信部と、
    上記SINR情報に基づいて、上記端末装置宛のデータ送信に適用するビーム数と送信ビームを決定するリソースマネージメント部とを有し、
    上記送信部が、上記リソースマネージメント部で決定された送信ビームを使って、上記端末装置にデータを送信することを特徴とする基地局装置。
  7. 請求項6に記載の基地局装置において、
    前記送信部1から送信された前記ランダムビームフォームされた複数のパイロット信号が、MIMO(Multi-Input Multi-Output)受信を行うための複数の受信アンテナを備えた端末装置によって受信され、
    前記受信部が、上記端末装置から、前記SINRの値が高い順に選択された上記受信アンテナの個数以下の複数のビームの識別子と、選択された各ビームのSINRの検出結果を示すSINR情報とを受信し、
    前記リソースマネージメント部が、上記受信部で受信された複数ビームのSINR情報に基づいて、上記端末装置宛のデータ送信に適用するビーム数と送信ビームを決定することを特徴とする基地局装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の基地局装置において、
    前記リソースマネージメント部が、前記端末装置から受信したSINR情報に基づいて、該基地局装置全体でのシステム容量が最大となるように、前記データ送信に適用するビーム数を決定することを特徴とする基地局装置。
  9. 請求項6または請求項7に記載の基地局装置において、
    前記リソースマネージメント部が、信号対雑音比SNR(Signal to Noise Rate)が低く、干渉の影響が小さい場合は、前記データ送信に適用するビーム数を送信アンテナ数に一致させ、SNRが高く、干渉の影響が大きい場合は、上記ビーム数を1とすることを特徴とする基地局装置。
  10. 請求項6または請求項7に記載の基地局装置において、
    前記送信部が、前記端末装置へのデータ送信を開始する前に、前記リソースマネージメント部で決定した前記ビーム数および送信ビームの識別子と、割当てチャネルの指定情報を該端末装置に予め通知することを特徴とする基地局装置。
  11. 基地局装置が備える複数の送信アンテナから既定の時間スロット毎に送信されるランダムビームフォームされたアンテナ本数の複数のパイロット信号を受信する受信部と、
    上記受信部で受信された各パイロット信号の信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference and Noise Rate)を測定または推定するSINR検出部と、
    上記SINR検出部で測定または推定された各ビームのSINRに基づいて、少なくともSINRが最も高いビームを選択するリソースマネージメント部と、
    上記リソースマネージメント部で選択したビームの識別子と該ビームのSINRの値を変調信号として、上記基地局装置に送信するための変調部とを具備することを特徴とする端末装置。
  12. 請求項11に記載の端末装置において、
    前記受信部が、MIMO受信を行う複数の受信アンテナを備え、
    前記リソースマネージメント部が、前記SINRの測定結果または推定結果から、SINRの値が高い順に、上記受信アンテナの個数以下の複数のビームを選択し、
    前記変調部が、上記リソースマネージメント部で選択した複数のビームの識別子と各ビームのSINRの値を前記基地局装置に送信することを特徴とする端末装置。
  13. 請求項11または請求項12に記載の端末装置において、
    前記受信部に接続された復調部を有し、
    上記復調部が、データ送信の開始前に前記基地局装置から通知されるデータ送信ビームの識別子と割当てチャネルの指定情報を受信し、該割当てチャネルの指定情報で指定されたタイミングで、上記受信部が受信する上記データ送信ビームの識別子と対応する特定ビームの無線信号を受信データとして処理することを特徴とする端末装置。
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