JP2010114062A - 面状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆楔型で、大型化および薄型軽量化をした場合に、光入射面に対する光源の光軸高さが適切でないことに起因する明暗を調整することができる面状照明装置を提供する。
【解決手段】導光板16と、導光板16の光入射面16dに対向して配置された光源12と、導光板16および光源12を収納する筐体52と、筐体52における導光板16の背面と対向する面に、導光板16の背面における光入射面16dの近傍に接するように配置された支柱58aと、光入射面16d近傍を支柱58aに向けて付勢する付勢部材80と、筐体52と支柱58aとの間に構成されて導光板16の背面における光入射面16dの近傍を昇降させる第1の高さ調整機構と、を備えることで、上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置などに用いられる面状照明装置に関する。
液晶表示装置には、液晶表示パネルの裏面側から光を照射し、液晶表示パネルを照明する面状照明装置(以下、「バックライトユニット」ともいう)が用いられている。バックライトユニットは、照明用の光源が発する光を拡散して液晶表示パネルを照射する導光板、導光板から出射される光を均一化するプリズムシートや拡散シートなどの部品を用いて構成される。
現在、大型の液晶テレビのバックライトユニットは、照明用の光源を液晶表示パネルの背面に配置した、いわゆる直下型と呼ばれる方式が主流である。この方式では、光源である冷陰極管を液晶表示パネルの背面に複数本配置し、内部を白色の反射面として均一な光量分布と必要な輝度を確保している。
しかしながら、直下型のバックライトユニットでは、光量分布を均一にするために、液晶表示パネルに対して垂直方向の厚みが30mm程度必要であり、これ以上の薄型化が困難である。
これに対し、薄型化が可能なバックライトユニットとしては、照明用の光源から出射され、入射した光を、所定方向に導き、光が入射された面とは異なる面である光出射面から出射させる導光板を用いるバックライトユニットがある。
このような、導光板を用いたバックライトユニットとしては、透明樹脂に光を散乱させるための散乱粒子を混入させた導光板を用いる方式のバックライトユニットが提案されている。
例えば、特許文献1には、少なくとも1つの光入射面領域および少なくとも1つの光取出面領域を有する光散乱導光体と前記光入射面領域から光入射を行うための光源手段とを備え、前記光散乱導光体は前記光入射面から遠ざかるに連れて厚みを減ずる傾向を持った領域を有していることを特徴とする光散乱導光光源装置が記載されている。
また、特許文献2には、光散乱導光体と、光散乱導光体の光取出面側に配置されたプリズムシートと、光散乱導光体の裏面側に配置された反射体とを備えた面光源装置が記載されている。また、特許文献3には、プリズム列状の繰り返し起伏を有する光入射面と、光拡散性を与えられた光出射面とを備えた板状の光学材料からなる光出射方向修正素子を備えた液晶ディスプレイが記載され、特許文献4には、内部に散乱能を与えられた光散乱導光体と、前記光散乱導光体の端面部から光供給を行う光供給手段とを備えた光源装置が記載されている。
また、導光板としては、上記以外にも中間部の厚みが入射側の端部および対向側の端部の厚みに比べ大きく形成されている導光板、光入射部(光入射面)から離れるに従って厚みが厚くなる方向に傾斜した反射面を有する導光板、表面部と裏面部との間の距離が入射部で最小になり、入射部から最大離距離において厚さが最大になるような形状を有する形状の導光板など、逆楔型の導光板も各種、提案されている(例えば、特許文献5から8参照。)。
特開平7−36037号公報 特開平8−248233号公報 特開平8−271739号公報 特開平11−153963号公報 特開2003−90919号公報 特開2004−171948号公報 特開2005−108676号公報 特開2005−302322号公報
液晶表示装置の大型化に伴い、バックライトユニットにも、より、大型化および薄型軽量化が要求されるようになっている。
しかしながら、導光板を大型化および薄型軽量化すると、光源と、光源からの光が入射される光入射面との光軸高さを調整することが難しくなる。特に、逆楔型の導光板は、光源からの光が入射される入射面(光入射面)において最小の厚さとなり、厚さが薄くなるほど、光入射面に対向している光源から入射される光の光軸高さを調整することが難しいという問題があった。光軸高さが適正に行われていない場合には、光源の長手方向(光入射面の長手方向)に沿った各部分(各位置)について、光入射面の厚さ方向に対して光軸が低い部分は暗くなり、逆に光軸が高い部分では明るくなる。つまり、面状表示装置(液晶表示装置)の光入射面の長手方向に沿って、明暗が発生するという問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、大型化および、薄型軽量化をした場合でも、光軸高さを適正にして明暗が発生しないようにした面状照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、矩形状の光出射面、前記光出射面の一辺をそれぞれ含む少なくとも1つの光入射面および前記光出射面の反対側の面である背面を有する導光板と、前記光入射面に対向して配置された少なくとも1つの光源と、前記導光板および前記光源を収納する筐体と、前記筐体における前記導光板の前記背面と対向する面に、前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍に接するように配置された支柱と、前記導光板における前記光入射面近傍を前記支柱に向けて付勢する付勢部材と、前記筐体と前記支柱との間に構成されて前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍を昇降させる第1の高さ調整機構と、を備える、ことを特徴とする面状照明装置を提供するものである。
ここで、前記第1の高さ調整機構は、前記筐体に形成されたネジ穴と、前記支柱に形成されて前記ネジ穴に螺合するネジ部とによって構成されている、ことが好ましい。
また、前記筐体に設けられた前記ネジ穴はバーリング加工した下穴に設けられている、ことが好ましい。
記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、矩形状の光出射面、前記光出射面の一辺をそれぞれ含む少なくとも1つの光入射面および前記光出射面の反対側の面である背面を有する導光板と、前記光入射面に対向して配置された少なくとも1つの光源と、前記導光板および前記光源を収納する筐体と、前記導光板の背面と前記筐体との間に介装されたスペーサと、前記スペーサに支持されて、前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍に接するように配置された支柱と、前記導光板における前記光入射面近傍を前記支柱に向けて付勢する付勢部材と、前記スペーサと前記支柱との間に構成されて前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍を昇降させる第2の高さ調整機構と、を備える、ことを特徴とする面状照明装置を提供することである。
ここで、前記第2の高さ調整機構は、前記スペーサに形成されたネジ穴と、前記支柱に形成されて前記ネジ穴に螺合するネジ部とによって構成されている、ことが好ましい。
また、前記支柱の前記導光板の前記背面と接する面が球状に形成されている、ことが好ましい。
また、前記支柱は前記導光板と同等以下の硬さを有する素材からなる、ことが好ましい。
また、前記支柱は白色の素材からなる或いは、白色塗料を塗布した、ことが好ましい。
また、前記導光板は、その内部に、伝搬する光を散乱する散乱粒子を含むことが好ましい。
さらに、前記導光板は、前記光出射面側の第1層と、前記第1層とは散乱粒子の粒子濃度が異なる前記背面側の第2層とで構成されることが好ましい。
また、前記導光板の前記背面側の第2層が、前記光出射面側の第1層よりも散乱粒子の粒子濃度が高いことが好ましい。
また、前記導光板の厚さが、前記光入射面に垂直な方向に沿って、前記光入射面から離れるにしたがって、漸次、厚くなることが好ましい。
あるいは、前記導光板は、前記光出射面と前記背面とが平行な平面で形成された平板形状であり、前記第1層および前記第2層のいずれか粒子濃度が高い層の厚さが、前記光入射面に垂直な方向に沿って、前記光入射面から離れるにしたがって、漸次、厚くなることが好ましい。
本発明によれば、導光板の大型化や薄型軽量化を図った場合でも、光入射面に対して光源の光軸高さを適正にして、明暗を調整することができる面状照明装置を得ることができる。
本発明に係る面状照明装置を用いる液晶表示装置の一実施形態を示す概略斜視図である。 図1に示した液晶表示装置のII−II線断面図である。 図2に示した液晶表示装置の概略平面図である。 (A)は、図2に示した面状照明装置の一例の、III−III線矢視図であり、(B)は、(A)のB−B線断面図である。 赤色、緑色、および青色の3種類の発光ダイオードを用いて構成される複数のRGB−LEDの配置の様子を模式的に示す図である。 RGB−LEDとカップリングレンズの模式図である。 Φ・N・L・Kと光利用効率との関係を測定した結果を示す図である。 粒子密度が異なるそれぞれの導光板から出射される光の照度をそれぞれ測定した結果を示す図である。 光利用効率および照度ムラと粒子密度との関係を示す図である。 導光板の形状と光利用効率との関係を測定した結果を示す図である。 本発明の面状照明装置に用いられる導光板の他の一例を示す概略断面図である。 (A)および(B)は、それぞれ導光板の他の一例を示す概略断面図である。 導光板の光出射面から出射される光の相対照度分布を測定した結果を示すグラフである。 (A)は、支柱の一例の概略構成を示す正面図であり、(B)は、(A)に示す支柱の平面図である。 (A)は、支柱の他の一例の概略構成を示す正面図であり、(B)は、(A)に示す支柱の平面図である。 (A)は、支柱の別の一例の概略構成を示す正面図であり、(B)は、(A)に示す支柱の平面図である。 本発明のバックライトユニットの他の一例を示す概略断面図である。
本発明に係る面状照明装置を添付の図面に示す好適実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る面状照明装置を備える液晶表示装置の概略を示す斜視図であり、図2は、図1に示した液晶表示装置のII−II線断面図である。また、図3は、図2に示した面状照明装置(以下「バックライトユニット」ともいう)の概略平面図である。また、図4(A)は、図2に示した照明装置本体のIII−III線矢視図であり、図4(B)は、図4(A)のB−B線断面図である。
液晶表示装置10は、バックライトユニット2と、そのバックライトユニット2の光出射面側に配置される液晶表示パネル4と、液晶表示パネル4を駆動する駆動ユニット6とを有する。なお、図1においては、面状照明装置の構成を示すため、液晶表示パネル4の一部の図示を省略している。
液晶表示パネル4は、予め特定の方向に配列してある液晶分子に、部分的に電界を印加してこの分子の配列を変え、液晶セル内に生じた屈折率の変化を利用して、液晶表示パネル4の表面上に文字、図形、画像などを表示する。
駆動ユニット6は、液晶表示パネル4内の透明電極に電圧をかけ、液晶分子の向きを変えて液晶表示パネル4を透過する光の透過率を制御する。
バックライトユニット2は、液晶表示パネル4の背面から、液晶表示パネル4の全面に光を照射する照明装置であり、液晶表示パネル4の画像表示面と略同一形状の光出射面を有する。
本実施形態におけるバックライトユニット2は、図1、図2、図3、図4(A)および(B)に示すように、2つの光源12、光混合部14、導光板16、光学部材ユニット18、反射フィルム20を有する照明装置本体、下部筐体52、上部筐体54、折返部材56および支柱58を有する筐体22とを有する。また、図1に示すように筐体22の下部筐体52の裏側には、光源12に電力を供給する複数の電源を収納する電源収納部59が取り付けられている。なお、図3においては、反射フィルム20の構成を示すため導光板16および光学部材ユニット18の図示を省略している。
以下、バックライトユニット2を構成する各構成部品について説明する。
まず、光源12について説明する。
2つの光源12は、図2、図3、および図4(A)および(B)に示されるように、それらの間に導光板16が挟まれるように配置される。光源12は、LEDアレイ30とカップリングレンズ40を備える。LEDアレイ30は、赤色、緑色、および青色の3種類の発光ダイオード(以下、それぞれR−LED32、G−LED34、およびB−LED36という)を用いて形成される複数のRGB−LED38が一列に配置されて構成されている。図5に、複数のRGB−LED38の配置の様子を模式的に示す。図5に示すように、R−LED32、G−LED34、およびB−LED36が規則的に配置されている。
また、図6に示すように、RGB−LED38は、R−LED32、G−LED34、およびB−LED36からそれぞれ出射する光が所定の位置において交差するように、3種類のLED(R−LED32、G−LED34、およびB−LED36)の光軸の向きが調整されている。このように3種類のLEDを調整することによって、それらLEDの光が混色されて白色光とされる。
3原色のLED(R−LED32、G−LED34、およびB−LED36)を用いて構成されたRGB−LED38は、従来バックライト用光源として使用される冷陰極管(CCFL)と比較して色再現領域が広く色純度が高いため、このRGB−LED38をバックライト用光源として使用した場合には、従来よりも色再現性が高くなり、鮮やかな色彩の画像を表示することが可能になる。
図5および図6に示すように、RGB−LED38の各LEDの光出射側にカップリングレンズとして3つのボールレンズ42、44、46が配置されている。ボールレンズ42、44、46は、各LEDに対応して配置されている。すなわち、1つのRGB−LED38について3つのボールレンズ42、44、46が組み合わされて用いられている。各LED(R−LED32、G−LED34、およびB−LED36)から出射した光は、ボールレンズ42、44、46によって平行光にされる。そして、所定の位置で交わって白色光にされた後、導光板16の側面に設けられた光混合部14に入射する。3つのボールレンズ42、44、46を組み合わせて用いたカップリングレンズは、3軸を持ったレンズであり、RGB−LEDの各LEDの光を1点に絞り込んでミキシングすることができる。
ここでは、カップリングレンズとしてボールレンズを用いたが、これに限らず、LEDが発する光を平行光にすることができれば特に限定されない。カップリングレンズには、例えば、シリンドリカルレンズ、レンチキュラ、かまぼこ型のレンズ、フレネルレンズなどを用いることもできる。
また、上記実施の形態では、赤色、緑色、および青色の3色のLED32、34、36を用い、カップリングレンズ40により各LEDが発する光を混色し白色光を得たが、本発明はこれに限定されない。光源には、蛍光物質を用いてLEDが発する光を白色光に変換するように構成した単色のLEDを用いてもよい。例えば、単色のLEDとしてGaN系青色LEDを用いた場合には、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光物質を用いれば、白色光を得ることができる。
このような白色光を得ることができる光源を利用すれば、レンズを利用する必要がなくなり部材の数を削減することができる。
次に、バックライトユニット2の導光板16について説明する。
導光板16は、図4(A)に示すように、略矩形形状の平坦な光出射面16aと、光出射面16aの反対側に位置し、光出射面16aの一辺に平行で、光出射面16aを2等分する2等分線αに対して互いに対称で、光出射面16aに対して所定の角度で傾斜する2つの傾斜面(第1傾斜面16bと第2傾斜面16c)と、2つの光源12に対向し、それら光源12からの光が入射される2つの光入射面(第1光入射面16dと第2光入射面16e)とを有している。第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cは、2等分線αを境にして、光出射面16aに対し傾斜している。導光板16は、第1光入射面16dおよび第2光入射面16eから中央に向かうに従って厚さが厚くなっており、中央部が最も厚く、両端部が最も薄くなっている。
つまり、導光板16は、略矩形形状であり、光出射面16aが板の正面(面積の大きい面)、第1光入射面16dおよび第2光入射面16eが板の側面(厚み方向の細長い面)、第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cが板の裏面となる。
光出射面16aに対する第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cの角度は特に限定されない。
また、2つの傾斜面(第1傾斜面16b、第2傾斜面16c)の接合部分には、曲率半径Rの湾曲部uが形成される。
図4に示す導光板16では、第1光入射面16dおよび第2光入射面16eから入射した光は、導光板16の内部に含まれる散乱体(詳細は後述する)によって散乱されつつ、導光板16内部を通過し、直接、もしくは、第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cで反射した後、光出射面16aから出射する。このとき、第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cから一部の光が漏出する場合もあるが、漏出した光は導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16c対向して配置される反射フィルム(図示せず)によって反射され再び導光板16の内部に入射する。
導光板16は、透明樹脂に、光を散乱させるための散乱粒子が混錬分散されて形成されている。導光板16に用いられる透明樹脂の材料としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレート、MS樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂が挙げられる。導光板16に混錬分散させる散乱粒子としては、アトシパール、シンコーン、シリカ、ジルコニア、誘電体ポリマなどを用いることができる。このような散乱粒子を導光板16の内部に含有させることによって、均一で輝度ムラが少ない照明光を光出射面から出射することができる。
このような導光板16は、押出成形法や射出成形法を用いて製造することができる。
また、導光板16に含まれる散乱粒子の散乱断面積をΦ、光の入射する方向において導光板の光入射面から光出射面に直交する方向の厚みが最大となる位置までの長さ、本実施形態では、導光板の光の入射する方向(導光板16の第1光入射面16dに垂直な方向、以下「光軸方向」ともいう。)の半分の長さをL、導光板16に含まれる散乱粒子の密度(単位体積あたりの粒子数)をN、補正係数をKとした場合に、Φ・N・L・Kの値が1.1以上であり、かつ8.2以下であり、さらに、補正係数Kの値が0.005以上0.1以下であるという関係を満たしている。導光板16は、このような関係を満たす散乱粒子を含んでいるので、均一で輝度ムラが少ない照明光を光出射面から出射することができる。
一般的に、平行光束を等方媒質に入射させた場合の透過率Tは、Lambert−Beer則により下記式(1)で表される。
T=I/I=exp(−ρ・x)・・・(1)
ここで、xは距離、Iは入射光強度、Iは出射光強度、ρは減衰定数である。
上記減衰定数ρは、粒子の散乱断面積Φと媒質に含まれる単位体積当たりの粒子数Npとを用いて下記式(2)で表される。
ρ=Φ・N・・・(2)
したがって、導光板の光軸方向の半分の長さをLとすると、光の取り出し効率Eoutは、下記式(3)で与えられる。ここで、導光板の光軸方向の半分の長さLは、導光板16の光入射面に垂直な方向における導光板16の一方の光入射面から導光板16の中心までの長さとなる。
また、光の取り出し効率とは、入射光に対する、導光板の光入射面から光軸方向に長さL離間した位置に到達する光の割合であり、例えば、図4に示す導光板16の場合は、端面に入射する光に対する導光板の中心(導光板の光軸方向の半分の長さとなる位置)に到達する光の割合である。
out∝exp(−Φ・N・L)・・・(3)
ここで式(3)は有限の大きさの空間におけるものであり、式(1)との関係を補正するための補正係数Kを導入する。補正係数Kは、有限の空間の光学媒質中で光が伝搬する場合に経験的に求められる無次元の補正係数である。そうすると、光の取り出し効率Eoutは、下記式(4)で表される。
out=exp(−Φ・N・L・K)・・・(4)
式(4)に従えば、Φ・N・L・Kの値が3.5のときに、光の取り出し効率Eoutが3%であり、Φ・N・L・Kの値が4・7のときに、光の取り出し効率Eoutが1%である。
この結果より、Φ・N・L・Kの値が大きくなると、光の取り出し効率Eoutが低くなることが分かる。光は導光板の光軸方向へ進むにつれて散乱するため、光の取り出し効率Eoutが低くなると考えられる。
したがって、Φ・N・L・Kの値は大きいほど導光板として好ましい性質であることが分かる。つまり、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、光の入射面と対向する面から出射される光を少なくし、光出射面から出射される光を多くすることができる。すなわち、Φ・N・L・Kの値を大きくすることで、入射面に入射する光に対する光出射面から出射される光の割合(以下「光利用効率」ともいう。)を高くすることができる。具体的には、Φ・N・L・Kの値を1.1以上とすることで、光利用効率を50%以上にすることができる。
ここで、Φ・N・L・Kの値は大きくすると、導光板16の光出射面16aから出射する光の照度ムラが顕著になるが、Φ・N・L・Kの値を8.2以下とすることで、照度ムラを一定以下(許容範囲内)に抑えることができる。なお、照度と輝度は略同様に扱うことができる。従って、本発明においては、輝度と照度とは、同様の傾向があると推測される。
以上より、本発明の面状照明装置に用いられる導光板のΦ・N・L・Kの値は、1.1以上かつ8.2以下であるという関係を満たすことが好ましく、2.0以上かつ7.0以下であることがより好ましい。また、Φ・N・L・Kの値は、3.0以上であればさらに好ましく、4.7以上であれば最も好ましい。
また、補正係数Kは、0.005以上0.1以下であることが好ましい。
以下、本発明の面状照明装置に利用される導光板における散乱断面積Φ、粒子密度N、導光板の光軸方向の半分の長さL、および、補正係数Kについて、具体例とともに、より詳細に説明する。
まず、散乱断面積Φ、粒子密度N、導光板の光軸方向の半分の長さL、補正係数Kを種々の値とし、Φ・N・L・Kの値が異なる各導光板について、計算機シミュレーションにより光利用効率を求め、さらに照度ムラの評価を行った。ここで、照度ムラ[%]は、導光板の光出射面から出射される光の最大照度をIMaxとし、最小照度をIMinとし、平均照度をIAveとしたときの[(IMax−IMin)/IAve]×100とした。
測定した結果を下記表1に示す。また、表1の判定は、光利用効率が50%以上かつ照度ムラが150%以下の場合を○、光利用効率が50%より小さいまたは照度ムラが150%より大きいの場合を×として示す。
また、図7に、Φ・N・L・Kの値と光利用効率(光入射面に入射する光に対して光出射面から出射される光の割合)との関係を測定した結果を示す。
Figure 2010114062
表1および図7に示すように、Φ・N・L・Kを1.1以上とすることで、光利用効率を大きくすること、具体的には光利用効率を50%以上とすることができ、8.2以下とすることで、照度ムラを150%以下にすることができることがわかる。
また、Kcを0.005以上とすることで、光利用効率を高くすることができ、0.1以下とすることで、導光板からの出射される光の照度ムラを小さくすることができることがわかる。
次に、導光板に混錬又は分散させる微粒子の粒子密度Nが種々の値の導光板を作成し、それぞれの導光板の光出射面の各位置から出射される光の照度分布を測定した。ここで本具体例では、粒子密度Nを除いて他の条件、具体的には、散乱断面積Φ、導光板の光軸方向の半分の長さL、補正係数K、導光板の形状等は、同じ値とした。従って、本具体例では、Φ・N・L・Kは、粒子密度Nに比例して変化する。
このようにして種々の粒子密度の導光板について、それぞれ光出射面から出射される光の照度分布を測定した結果を図8に示す。図8は、縦軸を照度[lx]とし、横軸を導光板の一方の光入射面からの距離(導光長)[mm]とした。
さらに、測定した照度分布の導光板の側壁から出射される光の最大照度をIMaxとし、最小照度をIMinとし、平均照度をIAveとしたときの照度ムラ[(IMax−IMin)/IAve]×100[%]を算出した。
図9に、算出した照度ムラと粒子密度との関係を示す。図9では、縦軸を照度ムラ[%]とし、横軸を粒子密度[個/m3]とした。また、図9には、横軸を同様に粒子密度とし、縦軸を光利用効率[%]とした、光利用効率と粒子密度との関係も併せて示す。
図8、図9に示すように、粒子密度を高くする、つまりΦ・N・L・Kを大きくすると、光利用効率は高くなるが、照度ムラも大きくなる。また、粒子密度を低くする、つまり、Φ・N・L・Kを小さくすると、光利用効率は低くなるが、照度ムラが小さくなることがわかる。
ここで、Φ・N・L・Kを1.1以上8.2以下とすることで、光利用効率を50%以上とし、かつ、照度ムラを150%以下とすることができる。照度ムラを150%以下とすることで、照度ムラを目立たなくすることができる。
つまり、Φ・N・L・Kを1.1以上8.2以下とすることで、光利用効率を一定以上とし、かつ照度ムラも低減することができることがわかる。
ここで、導光板16は、光入射面となる第1光入射面16d、第2光入射面16eと、光出射面16aと、光反射面となる第1傾斜面16b、第2傾斜面16cの少なくとも1面の表面粗さRaを380nmより小さくすること、つまりRa<380nmとすることが好ましい。
光入射面となる第1光入射面16d、第2光入射面16eの表面粗さRaを380nmよりも小さくすることで、導光板表面の拡散反射を無視することができ、つまり、導光板表面での拡散反射を防止することができ、入射効率を向上させることができる。
また、光出射面16aの表面粗さRaを380nmよりも小さくすることで、導光板表面の拡散反射透過を無視することができ、つまり導光板表面での拡散反射透過を防止することができ、全反射により奥まで光を伝えることができる。
さらに、光反射面となる第1傾斜面16b、第2傾斜面16cの表面粗さRaを380nmよりも小さくすることで、拡散反射を無視することができ、つまり光反射面での拡散反射を防止でき、全反射成分をより奥まで伝えることができる。
ここで、導光板は、光入射面における導光板の厚み(入光部厚み)をD1とし、光入射面と反対側の面における導光板の厚み(中心厚み)をD2とし、導光板の光の入射方向の長さ(導光長)をLとしたときに、
D1<D2 かつ、
27/100000<(D2−D1)/(L/2)<5/100 (A)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04wt%<Npa<0.25wt%
の関係を満たすことが好ましい。上記関係を満足する形状とすることで出射効率を30%以上に向上させることができる。
また、導光板は、
D1<D2 かつ、
66/100000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000 (B)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04wt%<Npa<0.25wt%
の関係を満たすように改良することも好ましい。上記関係を満足する形状とすることで出射効率を40%以上に向上させることができる。
さらに、導光板は、
D1<D2 かつ、
1/1000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000 (C)
導光板の重量に対する混入された散乱粒子の重量の割合:Npaの範囲が
0.04wt%<Npa<0.25wt%
の関係を満たすように改良することがさらに好ましい。上記関係を満足する形状とすることで、出射効率を50%以上に向上させることができる。
図10に、傾斜面の傾斜角がそれぞれ異なる導光板、つまり(D2−D1)/(L/2)が異なる種々の形状の導光板についてそれぞれ光利用効率を測定した結果を示す。ここで、図10の横軸は、導光板の(D2−D1)/(L/2)であり、縦軸は、光利用効率[%]である。
図10に示した測定結果からも、導光板の形状を27/100000<(D2−D1)/(L/2)<5/100とすることで、光利用効率を30%以上とすることができ、66/100000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000とすることで、光利用効率を40%以上とすることができ、1/1000<(D2−D1)/(L/2)<26/1000とすることで、光利用効率を50%以上とすることができることがわかる。
ここで、本実施形態では、導光板16の2つの傾斜面(第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16c)は平坦な面であるが、光を効率よく反射させるためにプリズム列を形成してもよい。
また、本実施形態では、導光板を、光出射面に対向する面を光出射面に対して一定角度傾斜した傾斜面と形状としたが、本発明は、これに限定されず光入射面における導光板の厚みよりも、光入射面に対向する面における導光板の厚みが厚い形状であれば、どのような形状でもよい。例えば、導光板の光出射面に対向する面(図2、および図4の第1傾斜面16bおよび/または第2傾斜面16c)を曲面形状としてもよい。また、傾斜面を曲面とする場合は、光出射面側に凸の形状としても、光出射面に凹の形状としてもよい。
また、上記実施形態では、混練分散する散乱粒子の濃度が均一な1層の導光板を用いたが、本発明はこれに限定はされず、混練分散する散乱粒子の濃度が異なる2つの層からなる2層の導光板を用いてもよい。
図11は、本発明の面状照明装置に用いる導光板の他の一例を示す概略断面図である。なお、図11に示す導光板は、散乱粒子の濃度が異なる2つの層からなる点が異なるのみで、それ以外の部位は図2に示す導光板16と同じ構成を有するので同じ部位には同じ符号を付し、以下の説明は、異なる部位を主に行う。
図11に示す導光板130は、光出射面16a側の第1層132と、第1層132よりも散乱粒子の濃度が高い、傾斜面(第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16c)側の第2層134とからなる2層構造で形成されている。具体的には、第1層132と第2層134との境界面Zが、その対向する2辺がそれぞれ第1光入射面16dおよび第2光入射面16eに含まれる位置に形成され、かつ、光出射面16aに平行に形成されている。つまり、導光板130は、境界面Zを境にして、光出射面16aおよび光入射面(第1光入射面16dおよび第2光入射面16e)の一部を形成する第1層132と、光入射面の一部と、傾斜面を形成し、第1層132よりも粒子濃度が高い第2層134とからなる。
このように、導光板を、光入射面から離れるにしたがって、導光板の厚さが厚くなるような背面形状とし、背面(傾斜面)側の層が、光出射面側の層よりも粒子濃度が高い2つの層で形成することにより、光入射面から離れるにしたがって、光出射方向に見た際の散乱粒子の割合(光出射方向に合計した散乱粒子の量)が多くなるので、散乱粒子の作用によって光出射面に向けて反射される光が増加し、その結果、中高な照度分布で、光の利用効率が高い照明光を光出射面から出射することができる。
また、境界面Zの位置は、その対向する2辺が光入射面に含まれる位置に限定はされず、対向する2辺が傾斜面に含まれる位置でもよく、あるいは、光入射面と傾斜面との境であってもよい。さらに、境界面Zは、光出射面に平行な平坦な面に限定はされず、傾斜面、曲面としてもよい。
また、散乱粒子の粒子濃度が異なる層の数は、2層に限定はされず、3層以上の多層であってもよい。
また、上記実施形態では、光入射面から離れるに従って厚みが厚くなる逆楔型の形状としたが、本発明はこれに限定はされず、光源から光入射面に入射される光を、光出射面から好適に出射できれば、導光板の形状は特に限定はされず、例えば、平板形状であってもよい。
図12(A)および(B)は、それぞれ本発明の面状照明装置に用いる導光板の他の一例を示す概略断面図である。
図12(A)に示す導光板140は、光出射面16aと背面140bとが平行な導光板であり、光出射面16a側の第1層142と、第1層142よりも粒子濃度が高い、背面140b側の第2層144とで形成されている。第1層142と第2層144との境界面Yは、端部が光入射面上に位置し、光入射面から離間するにしたがって、光出射面16aに近づく方向に傾斜した2つの傾斜面v、wと、2つの傾斜面v、wを接合する曲率半径Rの湾曲部uとからなる。つまり、光出射面16aに垂直な方向の厚さにおいて、光入射面から離間するにしたがって、粒子濃度が低い第1層142の厚さが薄くなり、粒子濃度が高い第2層144の厚さが厚くなる。従って、光入射面から離れるにしたがって、光出射方向に見た際の散乱粒子の割合が多くなる。
図12(B)に示す導光板150は、光出射面16aと背面150bとが平行な導光板であり、光出射面16a側の第1層152と、第1層152よりも粒子濃度が低い、背面150b側の第2層154とで形成されている。第1層152と第2層154との境界面Yは、端部が光入射面上に位置し、光入射面から離間するにしたがって、光出射面16aから離れる方向に傾斜した2つの傾斜面v、wと、2つの傾斜面v、wを接合する曲率半径Rの湾曲部uとからなる。つまり、導光板150は、図12(A)に示す導光板140の光入射面16aと背面140bとを入れ替えた形状であり、導光板140と同様、光入射面から離れるにしたがって、光出射方向に見た際の散乱粒子の割合が多くなる。
このように、導光板を2層からなる平板形状とし、光入射面から離れるにしたがって、粒子濃度が高い層の厚さが厚くなる形状とすることでも、上述と同様に、中高な照度分布で、光の利用効率が高い照明光を出射することができる。さらに、導光板を平板とすることで、逆楔形状の導光板に比べて、光入射面の厚さが相対的に大きくなるので、導光板を薄型化した場合でも、光源からの入射効率が高くなり、光の利用効率が向上する。
また、導光板を薄型化すると、光源と光入射面との光出射方向の相対的な高さ(光軸高さ)を調整することが難しくなるが、平板形状の導光板は、逆楔形状の導光板と比べて、相対的に光入射面の厚さが厚いので、光軸高さの調整が容易になる。
また、境界面Yは、傾斜面(および、それを接合する湾曲部)に限定はされず、曲面であってもよく、傾斜面と曲面とを組み合わせてもよい。
また、散乱粒子の粒子濃度が異なる層の数は、2層に限定はされず、3層以上の多層であってもよい。
なお、本発明に利用される2層構成の導光板において、光入射面は、一方の層の端面のみで構成されてもよく、あるいは、両方の層の端面で構成されてもよい。
以下、本発明に利用される2層の導光板の形状および粒子濃度について、具体例を用いて、より詳細に説明する。
本具体例では、1層の導光板(逆楔形状)と、逆楔形状および平板形状の2層の導光板について、計算機シミュレーションにより、光の利用効率と、相対照度分布を求めた。
シミュレーションに用いる導光板として、32インチ(32”)の画面サイズに用いられる導光板、具体的には、第1光入射面から第2光入射面までの長さを418mmとした導光板を用いた。また、導光板に混練分散させる散乱粒子の粒径は7μmとした。
逆楔形状で1層の導光板(参考例21)として、光入射面の、光出射面に垂直な方向の厚さ(光入射面の厚さ)を2mmとし、2つの光入射面間の中央部の、光出射面に垂直な方向の厚さ(中央部の厚さ)を2.85mmとし、背面の湾曲部の曲率半径を25000mmとし、全体の粒子濃度を0.054wt%とした導光板を用いた。
また、逆楔形状で2層の導光板(参考例22)として、第1層の、光入射面の厚さを1mm、中央部の厚さを1mm、粒子濃度を0wt%とし、第2層の、光入射面の厚さを0.6mm、中央部の厚さを1.83mm、粒子濃度を0.096wt%とし、背面の湾曲部の曲率半径を15000mmとした導光板、つまり、導光板全体での光入射面の厚さが1.6mm、中央部の厚さが2.83mmで、第1層の厚さが1mmの導光板を用いた。
また、平板形状で2層の導光板(参考例23)として、第1層の、光入射面の厚さを1.4mm、中央部の厚さを0.17mm、粒子濃度を0wt%とし、第2層の、光入射面の厚さを0.6mm、中央部の厚さを1.83mm、粒子濃度を0.096wt%とし、境界面Yの湾曲部の曲率半径を15000mmとした導光板、つまり、導光板全体での光入射面、および、中央部の厚さが2mmである導光板を用いた。
さらに、参考例24として、参考例23の第2層の粒子濃度を0.079wt%とした導光板、つまり、平板形状の2層導光板であって、第1層の、光入射面の厚さを1.4mm、中央部の厚さを0.17mm、粒子濃度を0wt%とし、第2層の、光入射面の厚さを0.6mm、中央部の厚さを1.83mm、粒子濃度を0.079wt%とし、境界面Yの湾曲部の曲率半径を15000mmとした厚さ2mmの導光板を用いた。
参考例21〜24について、相対照度分布、および、光の利用効率を測定した。
なお、本具体例では、参考例21〜24で同一の光学部材ユニット(拡散フィルム+プリズムシート+拡散フィルム)を導光板の光出射面上に配置した状態で測定したので、光の利用効率は、参考例21として測定した導光板の光出射面全体から出射される光の強度の合計を100%とし、その参考例21の光の強度の合計に対する割合とした。
測定した光の利用効率の結果を表2に示し、相対照度分布図を図13に示す。ここで、図13では、縦軸を相対照度とし、横軸を導光板中心からの距離(mm)とし、参考例21を細い実線で示し、参考例22を一点鎖線で示し、参考例23を破線で示し、参考例24を太い実線で示す。
Figure 2010114062
表2および図13に示すように、参考例22の逆楔形状で2層の導光板は、参考例21の逆楔形状で1層の導光板と比べて、光の利用効率を向上させることができ、照度分布を中高にすることができることがわかる。
また、参考例23および24の平板形状で、光入射面から離れるにつれて粒子濃度が高い層が厚くなる2層の導光板は、参考例22の逆楔形状で2層の導光板と比べて、さらに光の利用効率を向上させることができ、照度分布をより中高にすることができることがわかる。
さらに、参考例23、24のように、各層の粒子濃度を変更することで、導光板の形状が同一であっても種々の照度分布とすることができ、導光板を大型化した場合も所望の中高度の光を出射させることができることがわかる。
また、上記の透明樹脂に可塑剤を混入して導光板を作製してもよい。
このように、透明材料と可塑剤とを混合した材料で導光板を作製することで、導光板をフレキシブルにすること、つまり、柔軟性のある導光板とすることができ、導光板を種々の形状に変形させることが可能となる。従って、導光板の表面を種々の曲面に形成することができる。
これにより、例えば、導光板、または、この導光板を用いた面状照明装置を電飾(イルミネーション)関係の表示板として用いる場合に、曲率を持つ壁にも装着することが可能となり、導光板をより多くの種類、より広い使用範囲の電飾やPOP(POP広告)等に利用することができる。
ここで、可塑剤としては、フタル酸エステル、具体的には、フタル酸ジメチル(DMP)、フタル酸ジエチル(DEP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP(DEHP))、フタル酸ジノルマルオクチル(DnOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)、フタル酸ジノニル(DNP)、フタル酸ジイソデジル(DIDP)、フタル酸混基エステル(C〜C11)(610P、711P等)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)が例示される。また、フタル酸エステル以外にも、アジピン酸ジオクチル(DOA)、アジピン酸ジイソノニル(DINA)、アジピン酸ジノルマルアルキル(C6、8、10)(610A)、アジピン酸ジアルキル(C7、9)(79A)、アゼライン酸ジオクチル(DOZ)、セバシン酸ジブチル(DBS)、セバシン酸ジオクチル(DOS)、リン酸トリクレシル(TCP)、アセチルクエン酸トリブチル(ATBC)、エポキシ化大豆油(ESBO)、トリメリット酸トリオクチル(TOTM)、ポリエステル系、塩素化パラフィン等が例示される。
図2および図4に示すように、本実施形態のバックライトユニット2では、導光板16の両方の側面に密着して光混合部14A、14Bが設けられている。光混合部14A、14Bは、透明な樹脂に、光を散乱する粒子が混入された柱状の光学部品であり、カップリングレンズ40を介して入射される光をミキシングする機能を有する。光混合部14A、14Bの材料には、基本的には、導光板16と同じ材料を用いることができ、導光板16と同様に、内部に光を散乱させるための散乱体を含むことができる。光混合部14A、14Bの内部に含有させる散乱体の密度等は、導光板16と同じであっても異なっていても良い。また、光混合部14A、14Bは、図4に示されるように、LEDアレイ30に近接して配置されるため、耐熱性の高い材料を用いて形成されることが好ましい。
次に、光学部材ユニット18について説明する。
光学部材ユニット18は、導光板16の光出射面16aから出射された照明光をより輝度ムラのない光にして、照明装置本体24の光出射面24aからより輝度ムラのない照明光を出射するためのもので、図2に示すように、導光板16の光出射面16aから出射する照明光のうち、所定の偏光成分を選択的に透過させる偏光分離フィルム26と、偏光分離フィルム26から出射する照明光を拡散して輝度ムラを低減する拡散フィルム28とを有する。
偏光分離フィルム26について説明する。
本実施形態においては、好ましい形態として、導光板16の光出射側の面である光出射面16aの上に偏光分離フィルム26が導光板16と一体化して形成されている。偏光分離フィルム26は、導光板の光出射面から出射する光のうち、所定の偏光成分、例えば、p偏光成分を選択的に透過させ、それ以外の偏光成分、例えば、s偏光成分の殆どを反射させることができる。偏光分離フィルム26は、反射した光を導光板に再度入射させて、再利用することができるので、光の利用効率を高め、輝度を格段に向上させることができる。
偏光分離フィルム26は、例えば、透明樹脂に針状粒子を混錬して分散させて得られた板材を延伸させて、針状粒子を所定の方向に配向させることによって得られる。
偏光分離フィルム26は、導光板16の製造時に圧着又は融着させて一体化させることが好ましい。これにより、導光板16の光出射面16aと偏光分離フィルム26との間に空気を介在させることなく、互いを密着させることができる。
ここでは、偏光分離フィルム26を導光板16と一体で形成したが、これに限定されず、偏光分離フィルム26と導光板16とをそれぞれ独立に製造し、導光板16の光出射側の面に偏光分離フィルム26を貼り付けて設けても良い。
また、図示例では、偏光分離フィルム26を導光板16の光出射面の直上に設けたが、これに限定されず、拡散フィルムの上に設けることもできる。この場合、偏光分離フィルムを拡散フィルムと一体にしてもよい。
また、偏光分離フィルムとしては、特に限定はなく種々の公知の偏光分離フィルムを用いることができる。
次に、拡散フィルム28について説明する。
拡散フィルム28は、図2に示されるように、偏光分離フィルム26と液晶パネル4との間に配置される。拡散フィルム28は、フィルム状部材に光拡散性を付与して形成される。フィルム状部材は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ベンジルメタクリレート、MS樹脂、あるいはCOP(シクロオレフィンポリマー)のような光学的に透明な樹脂を材料に形成することができる。
拡散フィルム28の製造方法は特に限定されないが、例えば、フィルム状部材の表面に微細凹凸加工や研磨による表面粗化を施して拡散性を付与したり、表面に光を散乱させるシリカ、酸化チタン、酸化亜鉛等の顔料や、樹脂、ガラス、ジルコニア等のビーズ類をバインダとともに塗工したり、上記顔料やビーズ類を上記透明な樹脂中に混練したりすることで形成することができる。他には、反射率が高く光の吸収が低い材料で、例えば、Ag、Alのような金属を用いて形成することもできる。
本発明において、拡散フィルム28としては、マットタイプやコーティングタイプの拡散フィルムを用いることができる。
拡散フィルム28は、導光板16の光出射面から所定の距離だけ離して配置されてもよく、その距離は導光板16の光出射面からの光量分布に応じて適宜変更することができる。
このように拡散フィルム28を導光板16の光出射面から所定の間隔だけ離すことにより、導光板16の光出射面から出射する光が、光出射面と拡散フィルム28の間で更にミキシング(混合)される。これにより、拡散フィルム28を透過して液晶表示パネル4を照明する光の輝度を、より一層均一化することができる。
拡散フィルム28を導光板16の光出射面から所定の間隔だけ離す方法としては、例えば、拡散フィルム28と導光板16との間にスペーサを設ける方法などを用いることができる。
なお、本実施形態では、光学部材ユニット18を偏光分離フィルム26と拡散フィルム28とで構成したが、偏光分離フィルム26および拡散フィルム28の配置順序や配置数は特に限定はされず、また、偏光分離フィルム、拡散フィルムとしても特に限定はされず、導光板16の光出射面16aから出射された照明光の輝度ムラをより低減することができるものであれば、種々の光学部材を用いることができる。
例えば、光学部材として、上述の偏光分離フィルムおよび拡散フィルムに、加えてまたは代えて、拡散反射体からなる多数の透過率調整体を輝度ムラに応じて配置した透過率調整部材や、光入射面と光出射面との接線と平行なマイクロプリズム列が形成されたプリズムシートなども用いることもできる。
次に、反射フィルム20について説明する。
反射フィルム20は、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cから漏洩する光を反射して、再び導光板16に入射させるために設けられており、光の利用効率を向上させることができる。反射フィルム20は、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cに対応した形状で、第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cに対向して配置される。本実施形態では、図2に示すように、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cが断面三角形状に形成されているので、反射フィルム20もこれに補形する形状に形成されている。
また、反射フィルム20には後述する筐体22の支柱58に対応する位置に丸穴20aが支柱58の数に対応して形成されており、丸穴20aには支柱58の支持部72が挿通される。丸穴20aは、支柱58の支持部72の軸方向に垂直な断面よりも大きく、支柱58のネジ部74の軸方向に垂直な断面よりも小さく形成されているので、丸穴20aには支柱58の支持部72は挿通されるが、ネジ部74は挿通しない。つまり、反射フィルム20はネジ部74の端面76(肩部)に突き当たり保持される。
反射フィルム20は、導光板16の傾斜面から漏洩する光を反射することができれば、どのような材料で形成されてもよく、例えば、PETやPP(ポリプロピレン)等にフィラーを混練後延伸することによりボイドを形成して反射率を高めた樹脂シート、透明もしくは白色の樹脂シート表面にアルミ蒸着などで鏡面を形成したシート、アルミ等の金属箔もしくは金属箔を担持した樹脂シート、あるいは表面に十分な反射性を有する金属薄板により形成することができる。
また、反射フィルム20の導光板16に対向する面と反対側の面に弾性変形可能で柔軟な金属板を貼り付けることが好ましい。金属板には反射フィルム20の丸穴20aに対応して略同一形状の丸穴が形成されており、支持部72が挿通され保持される。反射フィルム20に金属板を貼り付けて反射フィルム20の剛性を保つことで、しわやよれが発生することを防止でき、反射フィルム20が導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cから漏洩した光を反射し、再び導光板16内に入射させることができる。
次に、筐体22について説明する。
図2および図3に示すように、筐体22は、照明装置本体24を収納して支持し、かつ、その光出射面24a側と導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16c側とから挟み込み、固定するものであり、下部筐体52と上部筐体54と補強部材56と支柱58とを有する。
下部筐体52は、上面が開放され、底面部62と、底面部62の4辺に設けられ底面部62に垂直な側面部とで構成された形状である。つまり、1面が開放された略直方体の箱型形状である。また、下部筐体52の底面部62には、後述する支柱58と螺合するネジ穴64が複数設けられている。下部筐体52は、図2および図3に示すように、上方から収納された照明装置本体24を底面部62および側面部で支持すると共に、照明装置本体24の光出射面24a側以外の面、つまり、照明装置本体24の光出射面24a側とは反対側の面(背面)および側面を覆っている。
下部筐体52のネジ穴64は、バーリンク加工された穴に形成されている。バーリング加工を行うことによって、ネジのストロークを増すことができる。ここで、バーリング加工とは、薄板に穴を開けて円柱状のストレッチ・フランジ形状にする加工である。
バーリング加工の高さは導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと下部筐体52との隙間に応じて変えてもよい。つまり、本実施例では、導光板16の光入射面付近のバーリング加工の高さが高く、導光板16の2等分線α近傍では、バーリング加工の高さは低い、あるいは、バーリング加工されていなくてもよい。このようにバーリング加工の高さを導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと下部筐体52との隙間に応じて変えることにより、支柱58の高さを設置する位置に応じて変える必要がなく、同一の高さの支柱あるいは、少ない種類の高さの支柱で構成することができる。
図14(A)は支柱58,58aの正面図であり、図14(B)は図14(A)に示す支柱58,58aの平面図である。なお、支柱58aは、後述するように、支柱58のネジ部74の底部に、溝(すりわり)74aを設けた、すりわり付き止めネジ(イモネジ)となっている。)であり、溝74a以外の構造は支柱58と同様である。
図14(A)および(B)に示すように、支柱58は、下部筐体52のネジ穴64に螺合する雄ネジが形成されたネジ部74と、ネジ部74と同軸で、ネジ部74の一方の端面76に設けられた円錐台形状の支持部72とを有する棒状部材である。軸に直交する方向の断面において、ネジ部74の断面積は反射フィルム20の丸穴20aよりも大きく形成され、支持部72の断面積は反射フィルム20の丸穴20aよりも小さく形成されている。また、支持部72の高さ(軸方向の長さ)は反射フィルム20の厚さよりも高く、支柱58の高さにかかわらず、すべての支柱58で支持部72の高さは一定である。
支柱58aは、支柱58のネジ部74の底部に溝(すり割り)74aを形成したものである。溝74は、後述する光軸高さ調整時にマイナスドライバの先端を嵌めるためのものであり、ネジ部74の底部の直径に沿って貫通している。なお、以下の説明で、特に、支柱58と支柱58aとを区別する必要がない場合には、両者について支柱58というものとする。
支柱58は、支持部72の先端が導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cに当接して、ネジ部74の雄ネジが下部筐体52のネジ穴64に螺合して固定される。このとき、支持部72が、反射フィルム20の対応する位置の丸穴20aに挿通しており、反射フィルム20がネジ部74の支持部72側の端面76に突き当たって接着剤で接着されている。つまり、ネジ部74の端面76は反射フィルム20を保持する肩部としての機能を有する。また、支持部72の高さは反射フィルム20の厚さよりも高いので、支持部72の先端に当接している導光板16と反射フィルム20との間には隙間ができる。このとき、支柱58の支持部72の高さは、すべての支柱58で同じであるので、導光板16と反射フィルム20との隙間は全域において均一になる。
このように、反射フィルム20に丸穴20aを設けて、下部筐体52に固定した支柱58の支持部72を反射フィルム20の丸穴20aに挿通して、支柱58の肩部76で反射フィルム20を保持し、支柱58の支持部72の先端が導光板16に当接して、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との間に隙間を設けることによって、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20とが接触して導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cが傷つくことを防止できる。また、すべての支持部72の高さを一定にして、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との間の隙間を均一にすることによって、反射フィルム20が導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cから漏洩した光を反射して、再び導光板16内へ入射させるときに、光を均一に反射することができるので、導光板16の光出射面16aから出射される光に輝度ムラが発生することを防止できる。
ここで、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との隙間は0.5mm以下にすることが好ましい。つまり、反射フィルムの厚さをsとすると、支持部72の高さ(肩部76から支持部72の先端までの距離)hは、下記式、
s<h≦s+0.5
を満たすことが好ましい。
導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との間に隙間を設けることで、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cが反射フィルム20に接触して導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cに傷が付くことを防止できるが、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との隙間が大きいと導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cから漏洩した光を反射フィルム20で反射しても、一部の光が導光板16に入射せずに導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との隙間から漏れ出してしまい、導光板16の光出射面16aから出射する光の輝度が低下する。つまり光の利用効率が低下してしまう。
そこで、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との隙間を0.5mm以下にすることによって、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cが反射フィルム20と接触して導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cが傷つくことを防止しつつ、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との隙間から漏洩する光を低減することができる。つまり、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との間に隙間を設けなかった場合と比べて、同等の光の利用効率を維持することができる。
また、支柱58に用いられる素材としては、POM(ポリアセタール)などの摺動性が良く、導光板16よりも柔らかい素材が挙げられる。導光板16に当接する支柱58の素材として導光板16よりも柔らかく摺動性が良い素材を用いることで、支柱58が導光板16に傷をつけることを防止できる。
あるいは、支柱58の導光板16と当接する部分、つまり支持部72の先端に柔らかく摺動性が良い素材を用いることでも支柱58が導光板16を傷つけることを防止できる。
また、支柱58は表面が白色であることが好ましい。反射フィルム20の支柱58に対応する位置には丸穴20aが形成されており、反射フィルム20の丸穴20aの位置に到達した光は反射フィルム20では反射されないので、導光板16の光出射面16aから出射される光には反射フィルム20の丸穴20aに対応する位置に輝度ムラが発生する。
そこで、反射フィルム20の丸穴20aの位置に配置される支柱58の表面を反射率の高い白色とすることで、丸穴20a(支柱58)の位置に到達した光も反射することができる。これにより、導光板16の光出射面16aから出射される光に輝度ムラが発生することを防止できる。
支柱58の表面を白色とするには、白色の素材を用いて支柱58を形成してもよいし、支柱58の表面に白色塗料を塗布してもよい。
ここで、前述のように、導光板を大型化および薄型軽量化すると、光源と、光源からの光が入射される光入射面との光軸高さを調整することが難しくなる。特に、逆楔型の導光板16においては、光源12から出射された光が入射される光入射面(第1光入射面16dおよび第2光入射面16e)において最小の厚さとなり、厚さが薄くなるほど、光入射面に対向している光源12から入射される光の光軸高さを調整することが難しいという問題があった。なお、以下では、光入射面と光源12との(相対的な)高さ位置と、光軸高さとは同じ意味で使用する。
バックライトユニット2において、光入射面と光源12との高さ位置を調整する際、その構造上、後者の光源12を移動させることは、前者の光入射面を移動させることと比較して困難である。
そこで、本実施形態では、光入射面側を移動させることで、高さ位置を微調整するようにした。本実施形態では、上述の支柱58のうち、溝74aを設けたものを、高さ調整用の調整ネジとしても使用した。
図2に示すように、多数配置した支柱58のうち、第1光入射面16dおよび第2光入射面16eに最も近い列、つまり光源12に最も近い列の支柱58は、溝74a(図14(A)および(B)参照)の付いた支柱58aを使用した。これら支柱58aは、下部筐体52の底部62に形成された多数のネジ穴64のうちの、第1光入射面16dおよび第2光入射面16eの最も近い列のネジ穴64に螺合されている。なお、これらの支柱58aは、反射フィルム20に対してネジ部74の一方の端面(肩部)76を接触させた状態で回転することになるので、これらの支柱58aに対しては、反射フィルム20は接着せずに、端面76に載せるのみとする。
また、光源12の上方には、板ばね(付勢部材)80を設けた。板ばね80は、基端部が下部筐体52の両端部の立ち上がり部(図2参照)の上端近傍における内面に固定されていて、略水平に内側に延び、その先端によって、導光板16の第1光入射面16dおよび第2光入射面16e近傍に上方から当接させている。これにより、導光板16の第1光入射面近傍16dおよび第2光入射面16e近傍を支柱58a側に向けて付勢している。
ネジ穴64は、底部62の背面側に開口されているので、マイナスドライバの先端をこの開口からネジ穴64に差し込んで、支柱58aの溝74に嵌める。そして、例えば、マイナスドライバを右回りに回すと、支柱は前進(図2では上昇)して、導光板16の第1傾斜面16bにおける第1光入射面16d近傍、または導光板16の第2傾斜面16cにおける第2光入射面16e近傍を板ばね80の付勢力に抗して押し上げる。これにより、光源12に対して、第1光入射面16dまたは第2光入射面16eを上昇させることができる。これにより導光板16における上昇された部分近傍に対応するバックライトユニット2は明るくなる。
この逆に、マイナスドライバを左回りに回すと、支柱は後退(図2では下降)して、導光板16の第1傾斜面16bにおける第1光入射面16d近傍、または導光板16の第2傾斜面16cにおける第2光入射面16e近傍が板ばね80の付勢力により下がる。これにより、光源12に対して、第1光入射面16dまたは第2光入射面16eを下降させることができる。これにより導光板16における下降された部分近傍に対応するバックライトユニット2は暗くなる。
調整ネジとして作用する支柱58aを右回転または左回転させて、進退(昇降)させることにより、バックライトユニット2における、その支柱58a近傍の明暗を、直接目視しながら調整できる。この調整は、図2からも明らかなように、面状照明装置10として組上がった後にも行うことが可能である。本例では、下部筐体52のネジ穴64と、支柱58のネジ部64とによって第1の高さ調整機構を構成している。
高さ調整機能をもつ支柱58aは、第1光入射面16dおよび第2光入射面16eの長手方向、つまり光源28の長手方向に沿って、複数配置することにより、部分的に明暗を調整することが可能となる。すなわち、光源12を例えば、複数のLEDチップを一列に並べて、ユニット化し、そのユニットをさらに直列に連結したライン状の光源12に構築する場合、各ユニットを下部筐体52に取り付ける際に、各ユニット毎に高さ位置がずれるおそれがある。このため、各ユニット毎に高さ位置を調整する機構を設けることが有効ではあるものの、現状におけるバックライトユニットの構造上、これは、導光板16を上述のように高さ位置を微調整する場合と比較して、困難である。
そこで、調整機構付きの支柱58aの配設箇所およびその数は、例えば、各ユニットの長手方向に中心に対応する位置に配置し、したがって、ユニットと同数だけ配置するのが好適である。なお、これら支柱58aは、局部的な明暗を調整するのではなく、例えば、光源12の複数のユニットに跨るような比較的広い領域の明暗を調整するものである。
なお、支柱58aは、溝74aを有するすりわり付き止めネジに代えて、六角穴を有する六角穴突き止めネジや、さいころ状の直方体が付いた四角止めネジとしてもよく、この場合には、それぞれ六角ハンドル、スパナを使用して回すことになる。
また、図15(A)は支柱の他の一例の概略構成を示す正面図であり、図15(B)は図15(A)に示す支柱の平面図である。
図15(A)および(B)に示す支柱250のように、支柱250の支持部252の先端を半球状に形成してもよい、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと接する先端を半球状にすることで、支柱250が導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cに傷をつけることを防止できる。
本実施例では、支柱58にネジ部74を設けて、支柱58をネジ止めすることにより下部筐体52に固定したが、本発明はこれに限定はされず、支柱58を下部筐体52に固定できれば他の方法を用いてもよい。例えば、接着剤により接着してもよいし、支柱58を下部筐体52と一体に形成してもよい。ただし、支柱58にネジ部74を設けて、支柱58を下部筐体52にネジ止めする方法は、支柱58の軸方向の位置を個別に調整でき、支柱58の支持部72の先端を確実に導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cに当接させることができる。すなわち、支柱58と下部筐体52とをネジ止めする方法は、導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cと反射フィルム20との隙間を均一に保つことができる点で好ましい。
また、支柱58を配置する位置や支柱58の数は、導光板16および反射フィルム20を保持することができれば、特に限定はないが、支柱58の数が多くなると反射フィルム20に多くの丸穴20aを設けることになり、反射フィルム20の面積が減少するので、反射フィルム20によって反射され再び導光板16に入射する光の量が減少する。その結果、光の利用効率の低下や、輝度ムラが発生しやすくなるので、支柱58の数は少ない方がよい。
また、支柱58の支持部72の軸方向に垂直な断面の大きさは、導光板16および反射フィルム20を保持できれば、特に限定はないが、支持部72の軸方向に垂直な断面が大きくなると反射フィルム20に設ける丸穴20aも大きくなり、反射フィルム20の面積が減少するので、反射フィルム20によって反射され再び導光板16に入射する光の量が減少する。その結果、光の利用効率の低下や、輝度ムラが発生しやすくなるので、支柱58の支持部72の軸方向に垂直な断面は小さい方がよい。
また、本実施例では、支柱58の支持部72の形状は、円錐台形状としたが、本発明はこれに限定はされず、軸方向に垂直な断面が反射フィルム20の丸穴20aよりも小さい形状であればよい。
図16(A)は支柱260の他の一例の概略構成を示す正面図であり、図16(B)は図16(A)に示す支柱260の平面図である。なお、図16に示す支柱は、支持部の形状が異なるのみで、それ以外の部位は図14に示す支柱58と同じ構成を有するので同じ部位には同じ符号を付し、以下の説明は、異なる部位を主に行う。
図16に示す支柱260は、ネジ部74と、ネジ部の端面である肩部76と、ネジ部74と同軸で肩部76に形成された円柱形状の支持部262とを有する。支持部262の軸方向に垂直な断面は反射フィルム20の丸穴20aよりも小さく、また、支持部262の高さは反射フィルム20の厚さよりも高い。支持部262は反射フィルム20の丸穴20aに挿通して、支持部262の先端が導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cに当接して導光板16を支持している。また、肩部76は反射フィルム20を保持している。このように、支持部262の形状を円柱形状に変えても上記と同様の効果を得ることができる。また、支持部262の形状を円柱形状とすれば、反射フィルム20の固定手段を接着剤による接着に代えて、反射フィルム20の丸穴20aと支持部262との圧入にすることもできる。
上述の図15(A)および(B)、図16(A)および(B)に示す支柱250,260においても、図14(A)および(B)を参照して説明したものと同様の、すりわりや六角穴や直方体をネジ部74に設けることにより、これらを高さ調整機構が付いた支柱として使用することが可能である。
また、本実施例では、支柱の軸方向に垂直な断面は円形状としたが、本発明の面状照明装置に用いられる支柱はこれに限定はされず、断面の大きさが違う2つの柱状部材を組み合わせて、段差を有する柱状部材とすればよい。例えば、三角柱や四角柱を組み合わせた段差を有する柱状部材を用いても、柱状部材の先端が導光板に当接し、段差(肩部)で反射フィルムを保持すれば上記実施例と同様に反射フィルムが導光板と接触しないように保持でき、導光板に傷がつくことを防止できる。
ただし、円形状以外の穴を反射フィルムに形成すると、角部から亀裂が入りやすくなるので、支柱の軸方向に垂直な断面および反射フィルムに形成する穴の形状は円形状が好ましい。
上部筐体54は、上面に開口部となる導光板16の矩形状の光出射面16aより小さい矩形状の開口が形成され、かつ下面が開放された直方体の箱型形状である。
上部筐体54は、図2に示すように、照明装置本体24および下部筐体52の上方(光出射面側)から、照明装置本体24およびこれが収納された下部筐体52をその4方の側面部も覆うように被せられて配置されている。
折返部材56は、断面の形状が常に同一の凹(U字)型となる形状である。つまり、延在方向に垂直な断面の形状がU字形状となる棒状部材である。
折返部材56は、図2に示すように、下部筐体52の側面と上部筐体54の側面との間に嵌挿され、U字形状の一方の平行部の外側面が下部筐体52の側面部と連結され、他方の平行部の外側面が上部筐体54の側面と連結されている。
ここで、下部筐体52と折返部材56との接合方法、折返部材56と上部筐体54との接合方法としては、ボルトおよびナット等を用いる方法、接着剤を用いる方法等種々の公知の方法を用いることができる。
このように、下部筐体52と上部筐体54との間に折返部材56を配置することで、筐体22の剛性を高くすることができ、導光板が反ることを防止できる。これにより、例えば、輝度ムラがないまたは少ない光を効率よく出射することができる反面、反りが生じ易い導光板を用いる場合であっても、反りをより確実に矯正でき、または、導光板に反りが生じることをより確実に防止でき、輝度ムラのない、または低減された光を光出射面から出射させることができる。
なお、筐体の上部筐体、下部筐体および折返部材には、金属、樹脂等の種々の材料を用いることができる。なお、材料としては、軽量で高強度の材料を用いることが好ましい。
また、本実施形態では、折返部材を別部材としたが、上部筐体または下部筐体と一体にして形成してもよい。また、折返部材を設けない構成としてもよい。
上記実施形態では、下部筐体に支柱を配置し、反射フィルムの支柱に対応する位置に丸穴を形成して、丸穴に支柱を挿通して、支柱の先端で導光板を支持することで、導光板と反射フィルムとが接触して、導光板に傷がつくことを防止したが、これに限定されず、下部筐体に台座を配置し、台座に支柱を配置して、反射フィルムの丸穴に支柱を挿通して、導光板と反射フィルムとが接触しないように支持する構成としてもよい。
以下、図17を用いて、本発明の他の実施形態を説明する。
図17は、本発明の他の実施形態における下部筐体86、スペーサ等を模式的に示す断面図である。なお、以下では、主に、上述の実施形態と異なる部分を説明する。
図示例では、導光板16の光反射面となる第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cの背面側にこれらと同形の台座82を、下部筐体86の底面に設けたスペーサ84によって支持している。
導光板16の第1傾斜面16bおよび第2傾斜面16cにおける、第1光入射面16dおよび第2光入射面16e近傍に、下方から高さ調整用の支柱88の先端を当接させている。これら支柱88は、上述と同様の支持部、ネジ部、溝(すりわり)等を有している。また、これらの支柱88について、反射フィルム20、台座82、および下部筐体86における支柱88に対応する部分には、透孔86a等が穿設され、また、スペーサ84における支柱88に対応する部分には、雌ネジが螺刻されたネジ穴84aが設けてある。支柱88は、そのネジ部をスペーサ84のネジ穴84aに螺合させている。したがって、支柱88を右回りまたは左回りに回すことで、支柱88を進退させて、導光板16における第1光入射面16dまたは第2光入射面16e近傍を昇降させることができる。本例では、スペーサ84のネジ穴84aと支柱88のネジ部とによって第2の高さ調整機構を構成している。
以上、本発明に係る面状照明装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよい。
2、100 バックライトユニット(面状照明装置)
4 液晶表示パネル
6 駆動ユニット
10、120 液晶表示装置
12 光源
14A 光混合部
14B 光混合部
16、130、140、150 導光板
16a、24a 光出射面
16b 第1傾斜面
16c 第2傾斜面
16d 第1光入射面
16e 第2光入射面
18 光学部材ユニット
20 反射フィルム
20a 丸穴
22、104 筐体
24、102 照明装置本体
26 偏光分離フィルム
28 拡散フィルム
30 LEDアレイ
52、110 下部筐体
54 上部筐体
56 折返部材
58、58a、88、250、260 支柱
62、112 底面部
64、118 ネジ穴
72、252、262 支持部
74 ネジ部
74a 溝(すりわり)
76 肩部(ネジ部端面)
80 板ばね(付勢部材)
82 台座
84 スペーサ
84a ネジ穴
86 下部筐体
86a 透孔
140b、150b 背面
132、142、152 第1層
134、144、154 第2層

Claims (13)

  1. 矩形状の光出射面、前記光出射面の一辺をそれぞれ含む少なくとも1つの光入射面および前記光出射面の反対側の面である背面を有する導光板と、
    前記光入射面に対向して配置された少なくとも1つの光源と、
    前記導光板および前記光源を収納する筐体と、
    前記筐体における前記導光板の前記背面と対向する面に、前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍に接するように配置された支柱と、
    前記導光板における前記光入射面近傍を前記支柱に向けて付勢する付勢部材と、
    前記筐体と前記支柱との間に構成されて前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍を昇降させる第1の高さ調整機構とを備えることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記第1の高さ調整機構は、前記筐体に形成されたネジ穴と、前記支柱に形成されて前記ネジ穴に螺合するネジ部とによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記筐体に設けられた前記ネジ穴はバーリング加工した下穴に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の面状照明装置。
  4. 矩形状の光出射面、前記光出射面の一辺をそれぞれ含む少なくとも1つの光入射面および前記光出射面の反対側の面である背面を有する導光板と、
    前記光入射面に対向して配置された少なくとも1つの光源と、
    前記導光板および前記光源を収納する筐体と、
    前記導光板の背面と前記筐体との間に介装されたスペーサと、
    前記スペーサに支持されて、前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍に接するように配置された支柱と、
    前記導光板における前記光入射面近傍を前記支柱に向けて付勢する付勢部材と、
    前記スペーサと前記支柱との間に構成されて前記導光板の前記背面における前記光入射面の近傍を昇降させる第2の高さ調整機構とを備えることを特徴とする面状照明装置。
  5. 前記第2の高さ調整機構は、前記スペーサに形成されたネジ穴と、前記支柱に形成されて前記ネジ穴に螺合するネジ部とによって構成されていることを特徴とする請求項4に記載の面状照明装置。
  6. 前記支柱の前記導光板の前記背面と接する面が球状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  7. 前記支柱は前記導光板と同等以下の硬さを有する素材からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  8. 前記支柱は白色の素材からなる或いは、白色塗料を塗布したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  9. 前記導光板は、その内部に、伝搬する光を散乱する散乱粒子を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  10. 前記導光板は、前記光出射面側の第1層と、前記第1層とは散乱粒子の粒子濃度が異なる前記背面側の第2層とで構成されることを特徴とする請求項9に記載の面状照明装置。
  11. 前記導光板の前記背面側の第2層が、前記光出射面側の第1層よりも散乱粒子の粒子濃度が高いことを特徴とする請求項10に記載の面状照明装置。
  12. 前記導光板の厚さが、前記光入射面に垂直な方向に沿って、前記光入射面から離れるにしたがって、漸次、厚くなることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の面状照明装置。
  13. 前記導光板は、前記光出射面と前記背面とが平行な平面で形成された平板形状であり、
    前記第1層および前記第2層のいずれか粒子濃度が高い層の厚さが、前記光入射面に垂直な方向に沿って、前記光入射面から離れるにしたがって、漸次、厚くなることを特徴とする請求項10に記載の面状照明装置。
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