JP2010113471A - レーダーチャートフォーマット、体質評価処理システム、体質評価処理方法及び体質評価処理プログラム - Google Patents

レーダーチャートフォーマット、体質評価処理システム、体質評価処理方法及び体質評価処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の体質を評価するためのレーダーチャートフォーマット、体質評価処理システム、体質評価処理方法及び体質評価処理プログラムを提供する。
【解決手段】クライアント端末20は、設問管理データ記憶部24やチャートフォーマット記憶部25を備える。このチャートフォーマット記憶部25には、体質項目に対して左右対称に分割したレーダーチャートのフォーマットが記録されている。そして、制御部21は、表示部10に、設問管理データ記憶部24から取得した設問を表示する。利用者が各設問に対して回答を入力した場合、制御部21は、入力回答データ記憶部26に記録する。更に、回答に基づいて設問管理データ記憶部に記録された点数を体質項目毎に合計する。そして、体質項目毎に算出された合計点をチャートフォーマット記憶部に記録されたレーダーチャートにプロットして、評価結果を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者の体質情報を取得し、評価結果を出力するためのレーダーチャートフォーマット、体質評価処理システム、体質評価処理方法及び体質評価処理プログラムに関する。
今日、薬局等の店頭においてカウンセリングを行ない、各顧客の体質に応じたアドバイスや医薬品の販売が行なわれている。例えば、顧客の症状から、その症状の原因となる体質を改善するための化粧料、漢方やビタミン、ハーブサプリメントや、これらを複合的に推奨するためのカウンセリング方法についての技術が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献記載の技術では、予め、人の体質に由来して現れる肌症状を少なくとも三つのタイプに分類しておく。そして店頭で顧客に対する問診を行ない、問診結果に基づいて、顧客の肌症状のタイプを特定する。そして、各タイプの症状の原因となる体質を改善するための生薬が配合された化粧料を推奨する。
特開2002−140434号公報(第1頁、図4)
特許文献1においては、顧客の症状から算出した評価結果を、レーダーチャートを用いて表示させている。このようなレーダーチャートを利用することにより、各項目の大きさや量を比較することができる。ところで、中医学には、「気」、「血」、「水」の各要素から利用者の体質を評価する手法がある。この場合、それぞれの要素について、不足度や停滞状態によって体質を評価する。このように、各要素について対応する二つの状態を、バランスよく一覧で表現することができれば、利用者に対して的確な情報を提供することができる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、利用者の体質について的確に評価した結果を出力するためのレーダーチャートフォーマット、体質評価処理システム、体質評価処理方法及び体質評価処理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示する領域を設けたレーダーチャートフォーマットであって、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示するための領域を設け、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたレーダーチャートのフォーマットを記憶したフォーマット記憶手段と、前記要素及びステータスに関する設問の内容と点数とを関連付けて記憶した設問情報記憶手段と、利用者の回答に基づいて評価を算出して、表示手段に評価結果を出力する制御手段を備えた体質評価処理システムであって、前記制御手段が、表示手段に前記設問情報記憶手段に記録された設問内容を出力する手段と、前記設問に対する回答を取得し、各回答に対応して点数を取得し、要素及びステータス毎に各点数を総和して
合計点を算出する手段と、前記合計点を前記フォーマット記憶手段に記録されたレーダーチャート上にプロットした評価結果を出力する手段とを備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の体質評価処理システムにおいて、利用者識別子毎に、評価の算出日、要素及びステータス毎の点数を記録した履歴情報記憶手段を更に備え、前記制御手段が、前記履歴情報記憶手段から、前回の評価結果を取得する手段を更に備え、前記レーダーチャートにおいて、今回の評価結果に前回の評価結果を重畳させて出力することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示するための領域を設け、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたレーダーチャートのフォーマットを記憶したフォーマット記憶手段と、前記要素及びステータスに関する設問の内容と点数とを関連付けて記憶した設問情報記憶手段と、利用者の回答に基づいて評価を算出して、表示手段に評価結果を出力する制御手段を備えた体質評価処理システムを用いて、利用者の体質についての評価処理を実行する方法であって、前記制御手段が、表示手段に前記設問情報記憶手段に記録された設問内容を出力する段階と、前記設問に対する回答を取得し、各回答に対応して点数を取得し、要素及びステータス毎に各点数を総和して合計点を算出する段階と、前記合計点を前記フォーマット記憶手段に記録されたレーダーチャート上にプロットした評価結果を出力する段階とを実行することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示するための領域を設け、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたレーダーチャートのフォーマットを記憶したフォーマット記憶手段と、前記要素及びステータスに関する設問の内容と点数とを関連付けて記憶した設問情報記憶手段と、利用者の回答に基づいて評価を算出して、表示手段に評価結果を出力する制御手段を備えた体質評価処理システムを用いて、利用者の体質についての評価処理を実行するためのプログラムであって、前記制御手段を表示手段に前記設問情報記憶手段に記録された設問内容を出力する手段、前記設問に対する回答を取得し、各回答に対応して点数を取得し、要素及びステータス毎に各点数を総和して合計点を算出する手段、前記合計点を前記フォーマット記憶手段に記録されたレーダーチャート上にプロットした評価結果を出力する手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、レーダーチャートフォーマットにおいて、複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示する。ここで、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるように構成されている。これにより、各ステータスにおいて相互に関連する要素を、左右に分けられた領域に配置することができる。このようなレーダーチャートを用いることにより、利用者は、各要素のバランスを考慮して体質を把握することができる。
請求項2、4又は5に記載の発明によれば、制御手段が、表示手段に設問情報記憶手段に記録された設問内容を出力する。そして、設問に対する回答を取得し、各回答に対応して点数を取得し、要素及びステータス毎に各点数を総和して合計点を算出する。次に、合計点をフォーマット記憶手段に記録されたレーダーチャート上にプロットした評価結果を出力する。これにより、利用者は設問に回答することにより、体質についての要素とステータスとを考慮したレーダーチャートを取得し、自分の体質についてのチェックを行なう
ことができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段が、履歴情報記憶手段から、前回の評価結果を取得し、レーダーチャートにおいて、今回の評価結果に前回の評価結果を重畳させて出力する。これにより、要素及びステータスを考慮して配置されたレーダーチャートを用いて、過去の評価結果と比較し、体質の変化を把握することができる。
本発明によれば、利用者の体質について的確に評価した結果を出力することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図5を用いて説明する。本実施形態では、利用者に対して設問を提示し、この設問に対する回答に基づいて利用者の体質をチェックするサービスを提供する場合を想定する。ここでは、図1に示すように、クライアント端末20を用いる。
クライアント端末20は、利用者に対して設問を出力し、その回答に基づいて評価結果を算出するコンピュータ端末である。このため、このクライアント端末20には、ディスプレイ等からなる表示手段としての表示部10、キーボード、マウス等からなる入力部15が接続されている。このクライアント端末20は、制御部21や、会員管理データ記憶部22、履歴管理データ記憶部23、設問管理データ記憶部24、チャートフォーマット記憶部25、入力回答データ記憶部26を備える。
制御部21は、図示しないCPU等の制御手段、RAM及びROM等のメモリを有する。そして、後述する処理(利用者管理段階、設問表示段階、評価算出段階、評価出力段階等の各処理)を行なう。このための体質評価処理プログラムを実行することにより、クライアント端末20の制御部21は、図1に示すように、利用者管理手段211、設問表示手段212、評価算出手段213、評価出力手段214として機能する。
利用者管理手段211は、利用者を特定するとともに、この利用者に関する各種情報を管理する処理を実行する。
設問表示手段212は、利用者に対する設問を表示部10に表示する処理を実行する。
評価算出手段213は、設問に対する回答に基づいて、利用者の体質についての評価結果を算出する処理を実行する。
評価出力手段214は、評価結果に基づいて、体質チェックレーダーチャートを生成して出力する処理を実行する。
会員管理データ記憶部22は、図2(a)に示すように、このサービスを利用する会員についての会員管理レコード220が記録される。この会員管理レコード220は、このサービスの利用登録を行なった場合に生成され、新たな情報の登録が行なわれた場合に更新される。この会員管理レコード220は、会員番号、氏名、性別、世代に関するデータを含んで構成される。
会員番号データ領域には、各会員を特定するための識別子に関するデータが記録される。
氏名データ領域、性別データ領域、世代データ領域には、それぞれ、この会員の氏名、性別、年齢に関するデータが記録される。
履歴管理データ記憶部23は履歴情報記憶手段として機能し、図2(b)に示すように
、会員について体質チェックの履歴管理レコード230が記録される。この履歴管理レコード230は、会員がチェックを行なった場合に登録される。この履歴管理レコード230は、会員番号、チェック日、体質項目、評価点に関するデータを含んで構成される。
会員番号データ領域には、各会員を特定するための識別子に関するデータが記録される。
チェック日データ領域には、体質チェックを行なった年月日に関するデータが記録される。
Figure 2010113471
Figure 2010113471
評価点データ領域には、各体質項目における評価値(合計点)に関するデータが記録される。
設問管理データ記憶部24は設問情報記憶手段として機能し、図2(c)に示すように、会員に提供する設問についての設問画面データ240が記録される。この設問画面データ240は、体質チェックを行なうための設問が決定されて、各設問を表示するための画面が登録された場合に記録される。この設問画面データ240は、体質項目、設問番号、設問内容、個別点数に関するデータを含んで構成される。
体質項目データ領域には、体質についての要素とステータスを特定するための分類に関するデータが記録される。
設問番号データ領域には、各体質項目における各設問を特定するための識別子(設問番号)に関するデータが記録される。
設問内容データ領域には、各設問の内容に関するデータが記録される。
例えば、「気滞」については、「眠れない。よく夢を見る。」〜「舌は両端が赤く、苔がある。」のような10個の設問が設定されている。
Figure 2010113471
また、「痰湿」は、「肌が脂性、吹き出ものが出やすい。」〜「舌の表面に厚くてベトベトした苔が多い。」のような10個の設問が設定されている。
また、「気虚」は、「むくみやすい。」〜「舌は色が淡く、むくむ。縁に歯の跡が見えることがある。」のような10個の設問が設定されている。
また、「血虚」は、「動悸がする。」〜「舌は色が淡く、小さい。」のような10個の設問が設定されている。
また、「陰虚」は、「夕方以降になると微熱が出やすい。」〜「舌は赤い。表面に裂け目があり、苔がほとんどない。」のような10個の設問が設定されている。
個別点数データ領域には、各設問における評価点数に関するデータが記録される。利用者によって選択された各設問に付与された点数を合計することにより、利用者の体質を特定する。
Figure 2010113471
入力回答データ記憶部26は、図3(b)に示すように、利用者が入力した回答についての入力回答レコード260が記録される。この入力回答レコード260は、利用者が回答を入力した場合に一時的に記録される。この入力回答レコード260は、体質項目、設問番号、フラグ、合計点に関するデータを含んで構成される。
体質項目データ領域には、体質についての要素とステータスを特定するための分類に関するデータが記録される。
設問番号データ領域には、各体質項目における各設問を特定するための識別子に関するデータが記録される。
フラグデータ領域には、利用者の回答内容を特定するためのフラグが記録される。
合計点データ領域には、この体質項目における評価点数の合計に関するデータが記録される。
上記のように構成されたシステムを用いて実行される体質評価のためのチェック処理手順を、図4、図5に従って説明する。
(体質チェック処理)
体質チェックを希望する利用者は、クライアント端末20を用いて、体質チェックプログラムを起動する。
この場合、クライアント端末20の制御部21は、利用者属性の取得処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21の利用者管理手段211は、図5に示すように、利用者属性設定画面501を表示部10に出力する。この利用者属性設定画面501には、会員番号や、氏名、性別、世代の設定欄が設けられている。会員登録されている場合には会員番号の入力を行なう。初めて利用する場合には、氏名、性別、世代の設定欄への入力を行なう。そして、利用者属性設定画面501の各設定欄への入力を完了した場合、スタートボタンを選択する。
初めて利用する場合には、利用者管理手段211は、利用者属性設定画面501を介して取得した氏名〜世代を記録した会員管理レコード220を生成し、会員番号を付与して、会員管理データ記憶部22に登録する。
一方、会員登録されている場合には、利用者管理手段211は、入力された会員番号が記録された履歴管理レコード230を履歴管理データ記憶部23において特定する。そして、利用者管理手段211は、チェック日が直近の履歴管理レコード230を抽出する。
次に、クライアント端末20の制御部21は、気の停滞度及び不足度の選択情報の取得処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の設問表示手段212は、設問管理データ記憶部24から第1設問画面502を出力するための画面データを取得する。この第1設問画面502には、気の停滞度、不足度についての設問及び各設問に対する回答を選択するためのチェックボックスが含まれる。そして、利用者は、自分自身に当てはまる設問についてのチェックボックスにチェックを入れる。
この場合、クライアント端末20の制御部21は、気の停滞度及び不足度の評価点数の算出処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の評価算出手段213は、チェックが入れられたチェックボックスの設問番号に関連付けられた個別点数を設問管理データ記憶部24から取得する。そして、評価算出手段213は、入力回答データ記憶部26に記録された「気虚」や「気滞」のそれぞれの合計点に、この個別点数を加算する。そして、入力を完了した場合、第1設問画面502の「次画面」ボタンを選択する。
次に、クライアント端末20の制御部21は、血の停滞度及び不足度の選択情報の取得処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21の設問表示手段212は、設問管理データ記憶部24から第2設問画面503を出力するための画面データを取得する。この第2設問画面503には、血の停滞度、不足度についての設問及び各設問に対する回答を選択するためのチェックボックスが含まれる。そして、利用者は、自分自身に当てはまる設問についてのチェックボックスにチェックを入れる。
Figure 2010113471
次に、クライアント端末20の制御部21は、水の停滞度及び不足度の選択情報の取得処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21の設問表示手段212は、設問管理データ記憶部24から第3設問画面504を出力するための画面データを取得する。この第3設問画面504には、水の停滞度、不足度についての設問及び各設問に対する回答を選択するためのチェックボックスが含まれる。そして、利用者は、自分自身に当てはまる設問についてのチェックボックスにチェックを入れる。
次に、クライアント端末20の制御部21は、水の停滞度及び不足度の評価点数の算出処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21の評価算出手段213は、チェックが入れられたチェックボックスの設問番号に関連付けられた個別点数を設問管理データ記憶部24から取得する。そして、評価算出手段213は、入力回答データ記憶部26に記録された「陰虚」や「痰湿」のそれぞれの合計点に、この個別点数を加算する。そして、入力を完了した場合、第3設問画面504の「次画面」ボタンを選択する。
次に、クライアント端末20の制御部21は、各評価点数の表示処理を実行する(ステ
ップS1−8)。具体的には、制御部21の評価出力手段214は、各設問項目の合計点を入力回答データ記憶部26から取得する。そして、評価出力手段214は、チャートフォーマット記憶部25に記録されたレーダーチャートにおいて、この合計点に対応する座標に各体質の評価についてのプロットを行なう。そして、評価出力手段214は、各プロットを線で結んだレーダーチャートを作成する。更に、利用者管理手段211が履歴管理データ記憶部23から履歴管理レコード230を抽出している場合には、この履歴管理レコード230に記録された評価点についても、同じレーダーチャートにプロットを行なう。
そして、評価出力手段214は、このレーダーチャートを含めた体質チェック評価結果画面505を生成し、表示部10に出力する。この体質チェック評価結果画面505には、今回及び前回の各体質項目における合計点の一覧テーブルを含める。
次に、クライアント端末20の制御部21は、個人情報の記録処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御部21の利用者管理手段211は、この利用者の会員番号、入力回答データ記憶部26に記録された合計点を含めた履歴管理レコード230を生成し、履歴管理データ記憶部23に登録する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態においては、チャートフォーマット記憶部25は、体質チェックの結果を出力するためのレーダーチャートのフォーマットデータ250が記録される。このフォーマットにおいては、6個の領域に分割されており、各領域は左右対称に配置されている。そして、対応する概念が反対側に配置されている。更に、レーダーチャートにおいて評価点を表示する軸は、それぞれの領域の中心に設けられている。この結果、各軸は30度〜330度まで、60度刻みで設けられている。対応する体質項目については、180度回転させた位置に出力される。更に、各体質項目の中心軸は、傾けた位置に設定されているため、各項目の中心にレーダーチャートのプロットを行なうことが可能であり、対比される項目に対する評価を容易に理解することができる。
・ 本実施形態においては、クライアント端末20の制御部21は、各体質についての選択情報の取得処理や評価点数の算出処理を実行する(ステップS1−2〜S1−7)。そして、クライアント端末20の制御部21は、各評価点数の表示処理を実行する(ステップS1−8)。これにより、利用者は、自分の体質を把握することができ、この体質に応じた処方を受けることができる。
また、利用者管理手段211が履歴管理データ記憶部23から履歴管理レコード230を抽出している場合には、この履歴管理レコード230に記録された評価点についても、同じレーダーチャートにプロットを行なう。これにより、要素及びステータスを考慮して配置されたレーダーチャートを用いて、過去の評価結果と比較し、体質の変化を把握することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、評価結果をレーダーチャートにおいて出力する。これに加えて、体質に応じたアドバイスを出力するようにしてもよい。この場合には、レーダーチャートにおいて、突出した体質項目について、この体質を改善するためのアドバイス(例えば、体質改善のために食養生を行なうための食材)を出力する。この場合には、体質項目毎に、この体質を改善するためのアドバイスに関するデータを記録したアドバイス管理データ記憶部を設けておく。
そして、制御部21は、レーダーチャートにおいて、突出した部分を特定し、この部分
が含まれる領域の体質項目を特定する。そして、制御部21は、特定した項目に関連付けられたアドバイスを表示部10に出力する。これにより、利用者は、アドバイスを利用して体質改善を行なうことができる。
○ 上記実施形態では、評価結果をレーダーチャートにおいて出力する。これに加えて、過去の履歴に応じて、食養生を行なうための食材についてのアドバイスを行なうようにしてもよい。この場合には、体質項目毎に、体質改善のために食養生を行なうための食材に関するデータを記録したアドバイス管理データ記憶部を設けておく。更に、履歴管理レコード230には、各回において推奨した食材を特定するための情報を記録しておく。そして、図6に示すように、以下の食材推奨処理を実行する。
まず、クライアント端末20の制御部21は、履歴情報の取得処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、履歴管理データ記憶部23から抽出した履歴管理レコード230を用いて、前回のチェック時における体質を特定する。
次に、クライアント端末20の制御部21は、過去と現在の評価の比較処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、履歴管理レコード230に基づいて特定した体質と、今回取得した入力回答レコード260に基づいて特定される体質とを比較する。
そして、クライアント端末20の制御部21は、体質に変化があったかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−3)。ここで、体質に変化があったと判定された場合(ステップS2−3において「YES」の場合)、クライアント端末20の制御部21は、この体質を改善する食材の選択処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、今回のチェックにおいて特定された体質項目に関連付けられた食材をアドバイス管理データ記憶部から抽出する。
一方、体質に変化がなかったと判定された場合(ステップS2−3において「NO」の場合)、クライアント端末20の制御部21は、改善傾向にあるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、前回の評価点と今回の評価点とを比較する。ここで、点数が減少している場合には改善傾向にあると判定する。
改善傾向にあると判定された場合(ステップS2−5において「YES」の場合)、クライアント端末20の制御部21は、前回、推奨した食材と同じ食材の選択処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、履歴管理レコード230に記録された食材を推奨食材として選択する。
一方、改善傾向にないと判定された場合(ステップS2−5において「NO」の場合)、クライアント端末20の制御部21は、前回、推奨した食材とは異なる食材の選択処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、食材管理データ記憶部から、体質項目に関連付けられた食材を抽出する。そして、抽出した食材の中で、前回推奨した食材を除いた他の食材を選択する。
そして、クライアント端末20の制御部21は、選択された食材の表示処理を実行する(ステップS2−8)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、ステップS2−4、S2−6、S2−7のいずれかにおいて選択された食材を、食養生のための食材として含めたアドバイス画面を生成し、表示部10に出力する。
次に、クライアント端末20の制御部21は、推奨食材の記録処理を実行する(ステップS2−9)。具体的には、制御部21のアドバイス出力手段は、履歴管理レコード230に、推奨した食材を特定するための情報を記録する。
○ 上記実施形態では、各設問に対して、利用者がチェックボックスを選択することにより入力を行なう。これに代えて、クライアント端末20が利用者の状況を特定して、回答を入力するようにしてもよい。具体的には、利用者の画像を撮影し、この画像に基づいて設問に対する回答を選択する。例えば、クライアント端末20に舌画像データ記憶部を設ける。この舌画像データ記憶部には、各体質における体質項目、舌に関する設問番号に関連付けて、舌色、舌形状、舌苔、舌裏の状態を撮影した画像を記録しておく。更に、クライアント端末20には、利用者の画像を取得するための撮影カメラを接続しておく。この撮影カメラによって取得された画像は、制御部21に転送される。
更に、制御部21には、二つの画像を比較して類似度を判定する画像評価手段を設ける。この画像評価手段は、色相、彩度、明度等を用いて両画像の類似度を判定する。
ここでは、図7に示すように、舌に関する設問以外の設問については、ステップS1−2〜S1−7において利用者が入力を行なう。
そして、クライアント端末20の制御部21は、舌画像の取得処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の画像評価手段は、撮影カメラを介して、利用者の舌画像を取得する。
次に、クライアント端末20の制御部21は、舌画像の分析処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21の画像評価手段は、取得した画像と、舌画像データ記憶部に記録された画像とを順次比較して、最も類似する画像を特定する。
そして、クライアント端末20の制御部21は、舌画像による評価点の加算処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の画像評価手段は、特定した画像において、舌画像データ記憶部に記録された体質項目及び設問番号を取得する。そして、画像評価手段は、設問管理データ記憶部24から、この体質項目及び設問番号について個別点数を取得し、入力回答レコード260の合計点数に加算する。これにより、利用者は、回答入力が困難な場合にも、的確な評価を行なうことができる。
○ 上記実施形態では、クライアント端末20に各種データ記憶部を設け、制御部21において体質チェックを行なう。チェック評価を行なうハードウェア構成はこれに限定されるものではなく、サーバ・クライアント方式を用いることも可能である。この場合には、クライアント端末と評価支援サーバとをネットワークを介して接続する。そして、クライアント端末において取得した各種情報に基づいて、評価支援サーバが評価結果を算出しクライアント端末20に出力する。これにより、特定のクライアント端末20に限定されることなく、多様な端末を用いて体質チェックを受けることができる。
○ 上記実施形態では、利用者の体質をチェックするサービスを提供する場合を想定した。本発明の利用場面はこれに限定されるものではなく、健康や医療に関する情報・知識を用いて、健康管理等を自らの判断で行なうセルフメディケーションに適用することも可能である。この場合には、利用者自身のコンピュータ端末を用いて、体質チェック処理を実施する。
本発明の実施形態のシステム概略図。 各データ記憶部に記録されたデータの説明図であって、(a)は利用者管理データ記憶部、(b)は履歴管理データ記憶部、(c)は設問管理データ記憶部に記録されたデータの説明図。 各データ記憶部に記録されたデータの説明図であって、(a)はチャートフォーマット記憶部、(b)は入力回答データ記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 表示部に出力される画面展開の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。
符号の説明
10…表示部、15…入力部、20…クライアント端末、21…制御部、211…利用者管理手段、212…設問表示手段、213…評価算出、214…評価出力手段、22…利用者管理データ記憶部、23…履歴管理データ記憶部、24…設問管理データ記憶部、25…チャートフォーマット記憶部、26…入力回答データ記憶部。

Claims (5)

  1. 体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示する領域を設けたレーダーチャートフォーマットであって、
    各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、
    各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたレーダーチャートフォーマット。
  2. 体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示するための領域を設け、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたレーダーチャートのフォーマットを記憶したフォーマット記憶手段と、
    前記要素及びステータスに関する設問の内容と点数とを関連付けて記憶した設問情報記憶手段と、
    利用者の回答に基づいて評価を算出して、表示手段に評価結果を出力する制御手段を備えた体質評価処理システムであって、
    前記制御手段が、
    表示手段に前記設問情報記憶手段に記録された設問内容を出力する手段と、
    前記設問に対する回答を取得し、各回答に対応して点数を取得し、要素及びステータス毎に各点数を総和して合計点を算出する手段と、
    前記合計点を前記フォーマット記憶手段に記録されたレーダーチャート上にプロットした評価結果を出力する手段と
    を備えたことを特徴とする体質評価処理システム。
  3. 利用者識別子毎に、評価の算出日、要素及びステータス毎の点数を記録した履歴情報記憶手段を更に備え、
    前記制御手段が、前記履歴情報記憶手段から、前回の評価結果を取得する手段を更に備え、
    前記レーダーチャートにおいて、今回の評価結果に前回の評価結果を重畳させて出力することを特徴とする請求項2に記載の体質評価処理システム。
  4. 体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示するための領域を設け、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたレーダーチャートのフォーマットを記憶したフォーマット記憶手段と、
    前記要素及びステータスに関する設問の内容と点数とを関連付けて記憶した設問情報記憶手段と、
    利用者の回答に基づいて評価を算出して、表示手段に評価結果を出力する制御手段を備えた体質評価処理システムを用いて、利用者の体質についての評価処理を実行する方法であって、
    前記制御手段が、
    表示手段に前記設問情報記憶手段に記録された設問内容を出力する段階と、
    前記設問に対する回答を取得し、各回答に対応して点数を取得し、要素及びステータス毎に各点数を総和して合計点を算出する段階と、
    前記合計点を前記フォーマット記憶手段に記録されたレーダーチャート上にプロットした評価結果を出力する段階と
    を実行することを特徴とする体質評価処理方法。
  5. 体質についての複数の要素に対して、各要素において相互関係がある二つのステータスを表示するための領域を設け、各要素のステータスをレーダーチャートの中心点に対して
    対称に配置し、各領域の中心軸に各要素のステータスについての評価点をプロットできるようにしたレーダーチャートのフォーマットを記憶したフォーマット記憶手段と、
    前記要素及びステータスに関する設問の内容と点数とを関連付けて記憶した設問情報記憶手段と、
    利用者の回答に基づいて評価を算出して、表示手段に評価結果を出力する制御手段を備えた体質評価処理システムを用いて、利用者の体質についての評価処理を実行するためのプログラムであって、
    前記制御手段を
    表示手段に前記設問情報記憶手段に記録された設問内容を出力する手段、
    前記設問に対する回答を取得し、各回答に対応して点数を取得し、要素及びステータス毎に各点数を総和して合計点を算出する手段、
    前記合計点を前記フォーマット記憶手段に記録されたレーダーチャート上にプロットした評価結果を出力する手段
    として機能させることを特徴とする体質評価処理プログラム。
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