JP2010113438A - 情報取得装置、情報取得プログラム、及び情報取得システム - Google Patents
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Abstract
【課題】、WANに接続しなくてもフィード情報を取得できるRSSリーダ(情報取得装置)、情報取得プログラム、及び、情報取得システムを提供すること。
【解決手段】本発明によれば、自身がWANに接続可能である場合には、自身がWANに接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する一方で、自身がWANに接続不可能である場合には、LAN上にて通信可能に接続された他の情報取得装置が取得したコンテンツ要約情報を、該他の情報取得装置を介して取得するよう設定する。よって、LAN内に配置される情報取得装置の全てをWANに接続させる必要がなく、WAN側からの不正アクセスの可能性を低減でき、LAN内のセキュリティを向上させることができると共に、個々の情報取得装置にコンテンツ要約情報を取得させるように構成した場合に比べ、回線負荷を軽減できる。
【選択図】図10
【解決手段】本発明によれば、自身がWANに接続可能である場合には、自身がWANに接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する一方で、自身がWANに接続不可能である場合には、LAN上にて通信可能に接続された他の情報取得装置が取得したコンテンツ要約情報を、該他の情報取得装置を介して取得するよう設定する。よって、LAN内に配置される情報取得装置の全てをWANに接続させる必要がなく、WAN側からの不正アクセスの可能性を低減でき、LAN内のセキュリティを向上させることができると共に、個々の情報取得装置にコンテンツ要約情報を取得させるように構成した場合に比べ、回線負荷を軽減できる。
【選択図】図10
Description
本発明は、情報取得装置、情報取得プログラム、及び情報取得システムに関するものである。
ネットワーク上にて公開されるコンテンツ(例えば、Webサイト)のタイトル及びURL(Uniform Resourse Locator)を含むコンテンツ要約情報を配信するサーバが存在する。例えば、コンテンツ要約情報の1つであるフィード情報を、RSS(Resource Description Framework Site Summary)形式で配信するRSSサーバが存在する。
特許文献1には、複数のRSSサーバからRSS形式のフィード情報(RSSフィード情報)を取得するリーダ(RSSリーダ)が記載されている。特許文献1に記載されるRSSリーダは、RSSサーバから取得したRSSフィードのタイトルと共に、各タイトルに対応するコンテンツへのリンクボタンを表示装置に一覧表示し、ユーザが所望のリンクボタンを選択した場合に、対応するコンテンツを表示する。
特開2008−165692号公報
ところで、1のLAN(Local Area Network)上に複数のRSSリーダを設け、WAN(Wide Area Network)上のRSSサーバからフィード情報を取得する構成とした場合、セキュリティの観点から、1のLANを構成する複数のRSSリーダの全てをWANに接続させないようにすることが好ましい。
しかし、WANに接続できないRSSリーダは、LANのセキュリティを向上させることができる一方で、RSSサーバからフィード情報を取得することができないという問題を生じる。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、WANに接続しなくてもフィード情報を取得できるRSSリーダ(情報取得装置)、情報取得プログラム、及び、情報取得システムを提供することを目的とする。
この目的を解決するために、請求項1記載の情報取得装置は、コンテンツの位置情報と該コンテンツのタイトルとを少なくとも含みWANに位置するコンテンツ要約情報を取得するための装置であって、本情報取得装置は、LANにて、前記コンテンツ要約情報をWAN上の位置から直接又は間接的に取得可能な他の情報取得装置と通信可能に接続されており、前記コンテンツ要約情報を取得する際の取得元を記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶される取得元から前記コンテンツ要約情報を取得する情報取得手段と、前記他の情報取得装置が取得可能な前記コンテンツ要約情報を検索する検索手段と、その検索手段により検索された前記コンテンツ要約情報の少なくとも一部を設定対象として設定する対象設定手段と、本情報取得装置がWANに接続可能であるか否かを判別する判別手段と、その判別手段によって本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記コンテンツ要約情報の位置情報を前記記憶手段に記憶することによって、本情報取得装置が、前記WAN上の位置情報が示す位置に接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第1の取得設定手段と、前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記対象設定手段により設定対象とされたコンテンツ要約情報を取得する他の情報取得装置を取得元として前記記憶手段に記憶することによって、該他の情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第2の取得設定手段とを備えている。
請求項2記載の情報取得装置は、請求項1記載の情報取得装置において、前記第2の取得設定手段は、前記他の情報取得装置が前記コンテンツ要約情報を取得するタイミングを取得するタイミング取得手段と、そのタイミング取得手段により取得したタイミングから所定期間後のタイミングで、該他の情報取得装置に接続して該コンテンツ要約情報を取得するよう設定する取得タイミング設定手段を含む。
請求項3記載の情報取得装置は、請求項1記載の情報取得装置において、前記他の情報取得装置が前記第2の取得設定手段により取得元として前記記憶手段に記憶された場合に、該他の情報取得装置が前記コンテンツ要約情報を取得したことを報せる通知を待機する通知待機手段を備え、前記情報取得手段は、前記通知を受信した場合に、前記通知に対応する前記他の情報取得装置に接続して該コンテンツ要約情報を取得する。
請求項4記載の情報取得装置は、請求項1記載の情報取得装置において、他の情報取得装置から、本情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定された場合に、前記コンテンツ要約情報の取得に伴い、取得したコンテンツ要約情報を該他の情報取得装置へ供給するコンテンツ要約情報供給手段を備えている。
請求項5記載の情報取得装置は、請求項1から4のいずれかに記載の情報取得装置において、情報を表示可能な表示手段と、前記情報取得手段により取得した前記コンテンツ要約情報に含まれる前記コンテンツの位置情報に基づき、該コンテンツの内容を閲覧する閲覧手段とを備え、前記閲覧手段は、前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記情報取得手段により取得した前記コンテンツ要約情報に含まれる前記コンテンツの位置情報が示す位置に接続して、前記コンテンツの内容を前記表示手段に表示して閲覧する第1の閲覧手段と、前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記情報取得手段により取得した前記コンテンツ要約情報に含まれる前記コンテンツの位置情報を、前記コンテンツの内容を取得可能に構成されている前記他の情報取得装置へ出力する出力手段と、(1)その出力手段による前記コンテンツの位置情報の出力先である他の情報取得装置から該コンテンツを取得してその内容を前記表示手段に表示して閲覧する、又は、(2)前記出力手段による前記コンテンツの位置情報の出力先である他の情報取得装置の表示手段に該コンテンツの内容を表示させることによって閲覧する第2の閲覧手段とを含んで構成される。
請求項6記載の情報取得プログラムは、コンテンツの位置情報と該コンテンツのタイトルとを少なくとも含みWANに位置するコンテンツ要約情報を取得するための情報取得装置を機能させるプログラムであって、本情報取得装置は、LANにて、前記コンテンツ要約情報をWAN上の位置から直接又は間接的に取得可能な他の情報取得装置と通信可能に接続されていると共に、前記コンテンツ要約情報を取得する際の取得元を記憶する記憶手段を有しており、前記記憶手段に記憶される取得元から前記コンテンツ要約情報を取得する情報取得ステップと、前記他の情報取得装置が取得可能な前記コンテンツ要約情報を検索する検索ステップと、その検索ステップにおいて検索された前記コンテンツ要約情報の少なくとも一部を設定対象として設定する対象設定ステップと、本情報取得装置がWANに接続可能であるか否かを判別する判別ステップと、その判別ステップにおいて本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記コンテンツ要約情報の位置情報を前記記憶手段に記憶することによって、本情報取得装置が、前記WAN上の位置情報が示す位置に接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第1の取得設定ステップと、前記判別ステップにおいて本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記対象設定ステップにおいて設定対象とされたコンテンツ要約情報を取得する他の情報取得装置を取得元として前記記憶手段に記憶することによって、該他の情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第2の取得設定ステップとを備えている。
請求項7記載の情報取得システムは、コンテンツの位置情報と該コンテンツのタイトルとを少なくとも含みWANに位置するコンテンツ要約情報を取得するための情報取得装置の複数がLANにて互いに通信可能に接続されたシステムであって、本情報取得システムを構成する各情報取得装置は、前記コンテンツ要約情報を取得する際の取得元を記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶される取得元から前記コンテンツ要約情報を取得する情報取得手段と、他の情報取得装置がWAN上の位置から直接又は間接的に取得可能な前記コンテンツ要約情報を検索する検索手段と、その検索手段により検索された前記コンテンツ要約情報の少なくとも一部を設定対象として設定する対象設定手段と、本情報取得装置がWANに接続可能であるか否かを判別する判別手段と、その判別手段によって本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記コンテンツ要約情報の位置情報を前記記憶手段に記憶することによって、本情報取得装置が、前記WAN上の位置情報が示す位置に接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第1の取得設定手段と、前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記対象設定手段により設定対象とされたコンテンツ要約情報を取得する他の情報取得装置を取得元として前記記憶手段に記憶することによって、該他の情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第2の取得設定手段とを備えている。
請求項1記載の情報取得装置によれば、自身がWANに接続できない場合には、LAN上の他の情報取得装置を介してコンテンツ要約情報を取得することができる。よって、LAN内にてWANに接続できないように設定された情報取得装置であってもコンテンツ要約情報を取得することができるので、LAN内に配置される情報取得装置の全てをWANに接続させる必要がなく、WAN側からの不正アクセスの可能性を低減でき、LAN内のセキュリティを向上させることができるという効果がある。また、LAN内に配置される情報取得装置の全てをWANに接続させる必要がないので、個々の情報取得装置にコンテンツ要約情報を取得させるように構成した場合に比べ、回線負荷を軽減できるという効果がある。
また、自身がWANに接続できない場合には、検索により得られた他の情報取得装置が取得可能なコンテンツ要約情報の中から、他の情報取得装置を介して取得するコンテンツ要約情報を設定できるので、所望のコンテンツ要約情報を取得している他の情報取得装置を探したり、他の情報取得装置からコンテンツ要約情報を取得するための接続先(即ち、コンテンツ要約情報の位置)の設定を1つ1つ行う必要がなく、容易に設定できるという効果がある。
請求項2記載の情報処理装置によれば、請求項1記載の情報処理装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。本情報取得装置が他の情報取得装置に接続してコンテンツ要約情報を取得するタイミングを、該他の情報取得装置がコンテンツ要約情報を取得するタイミングより後のタイミングに設定されるので、コンテンツ要約情報の取り損ねを防止できるという効果を奏する。
請求項3記載の情報処理装置によれば、請求項1記載の情報処理装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。他の情報取得装置から、該他の情報取得装置が前記コンテンツ要約情報を取得したことを報せる通知を受けた場合に、該他の情報装置に接続してコンテンツ要約情報を取得する構成であるので、該通知を受けた後の適当なタイミングでコンテンツ要約情報を取得することができる。よって、コンテンツ要約情報の取り損ねを防止できるという効果がある。
請求項4記載の情報取得装置によれば、請求項1記載の情報処理装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。本情報取得装置は、コンテンツ要約情報の取得に伴って、取得したコンテンツ要約情報を他の情報取得装置へ供給するので、他の情報取得装置が本情報取得装置を介してコンテンツ要約情報を取得しようとする場合に、他の情報取得装置に、本情報取得装置が取得したタイミングと近いタイミングでコンテンツ要約情報を取得させることができるという効果がある。
請求項5記載の情報取得装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の情報取得装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。自身がWANに接続できず、コンテンツ要約情報に対応するコンテンツをWAN上から直接取得することができない場合であっても、該コンテンツを取得可能な他の情報取得装置を介して取得したり、該コンテンツを取得可能な他の装置に内容を表示させたりすることができるので、コンテンツ要約情報の中から閲覧を所望するコンテンツの内容を確認することができる。
請求項6記載の情報取得プログラムによれば、請求項1記載の情報取得装置と同様の効果を奏する。また、請求項7記載の情報取得システムによれば、請求項1記載の情報取得装置と同様の効果を奏する。
以下、本発明の好ましい一実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明における通信システムの一実施形態である多機能機システム2を示す概略である。多機能機システム2は、複数の多機能機10と、これらの複数の多機能機10を接続するLAN回線4とを含んで構成される。
なお、図1では、4台の多機能機10(10A,10B,10C,10Dにより区別される)を含んで構成される多機能機システム2を例示したが、多機能機システム2に含まれる多機能機10の数は複数であれば適宜変更することができる。
図1に示すように、多機能機システム2のLAN回線4は、ルータ6を介してWAN回線8に接続されている。このルータ6の設定に応じて、多機能機10A〜10Dの一部をWAN回線8に接続できないようにすることができる。
本実施形態では、4台の多機能機10A〜10Dのうち、多機能機10C,10DがWAN回線8に接続可能であり、多機能機10A,10BがWAN回線8に接続できないように、ルータ6が設定されている。このように、LAN回線4に接続される多機能機10A〜10Dの全てをWAN回線8に接続させないことによって、WAN回線8側からの不正アクセスの可能性を低減できるので、LAN回線4内のセキュリティが向上する。
WAN回線8には、複数のコンテンツ提供サーバ90,91が接続されている。なお、図1では、2つのコンテンツ提供サーバ90,91がWAN回線8に接続されるのみであるが、コンテンツ提供サーバの数は適宜変更することができる。
本実施形態では、コンテンツ提供サーバ90が1つのサイトを公開しており、コンテンツ提供サーバ91が1つのサイトを公開している。各サイトは、複数のコンテンツを含んでいる。また、各コンテンツ提供サーバ90,91は、自身のサイトが含んでいる複数のコンテンツの要約情報であるフィード情報(RSS形式のフィード情報)を記憶している。これらの情報の具体的な内容については、後で詳しく説明する。
図2は、多機能機10の構成を示すブロック図である。詳細は後述するが、本実施形態の多機能機10は、FAX受信のために常時電源が入っている。また、所定の更新時刻毎に、予め登録されたURL(コンテンツURL)にアクセスし、コンテンツ提供サーバ90,91からフィード情報を取得することができるように構成されている。
また、多機能機システム2を構成する各多機能機10(10A,10B,10C,10D)は、自身がWAN回線8に接続できるよう設定されている場合には、自身がWAN回線8側のコンテンツ提供サーバ90,91に接続してフィード情報を取得するが、自身がWAN回線8に接続できないよう設定されている場合には、WAN回線8に接続可能な他の多機能機を介して、該他の多機能機が取得したフィード情報を取得するように構成されている。
多機能機10(10A〜10D)は、制御部12と、表示パネル50と、キーパッド52と、印刷部54と、スキャン部56と、FAX部58と、ネットワークインターフェイス60と、PSTNインターフェイス62とを有する。制御部12は、CPU14と、ROM16と、RAM18と、NVRAM20とを有する。
CPU14は、ROM16に記憶されている各プログラム(プログラム16a〜16f)に従って様々な処理を実行する。ROM16は、基本機能プログラム16aと、フィード情報解析プログラム16bと、フィード情報表示プログラム16cと、WAN接続プログラム16dと、ブラウザプログラム16eと、URL登録プログラム16fとを記憶している。
基本機能プログラム16aは、多機能機10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。基本機能プログラム16aは、例えば、表示パネル50に表示される表示データを生成するためのプログラムを含んでいる。また、基本機能プログラム16aは、例えば、印刷部54、スキャン部56、FAX部58等を制御するためのプログラムを含んでいる。
フィード情報解析プログラム16bは、コンテンツ提供サーバ90,91から取得されるフィード情報を解析し、表示パネル50で表示するための情報(以下、「表示情報」と称する)を作成するためのプログラムである。フィード情報表示プログラム16cは、表示情報を表示するためのプログラムである。WAN接続プログラム16dは、WAN回線8に接続するためのプログラムである。ブラウザプログラム16eは、Webページを閲覧するためのプログラムである。
URL登録プログラム16fは、各コンテンツ提供サーバ90,91が有するフィード情報のURLを登録するためのプログラムである。詳細は後述するが、このURL登録プログラム16fにより実行される処理により、自身がWAN回線8に接続できる設定であるか否かに応じて、自身がコンテンツ提供サーバ90,91から直接フィード情報を取得するか、他の多機能機を介して間接的にフィード情報を取得するかが設定される。
RAM18は、基本機能ワーク領域18aと、フィード情報解析ワーク領域18bと、表示情報記憶領域18cと、取得リストメモリ18dと、選択メモリ18eとを有する。基本機能ワーク領域18aは、基本機能プログラム16aに従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶するための記憶領域である。
フィード情報解析ワーク領域18bは、フィード情報解析プログラム16bに従って処理が実行される過程で作成される各種データを記憶するための記憶領域である。表示情報記憶領域18cは、フィード情報解析プログラム16cに従って作成される表示情報を記憶するための記憶領域である。
取得リストメモリ18dは、他の多機能機10のURL記憶領域18bに記憶されるフィード情報のURL(以下、「フィード情報URL」と称する)のリストを取得した場合に、提供元の多機能機と、該リストの情報IDとを対応付けて記憶するためのメモリである。選択メモリ18eは、取得リストメモリ18dに記憶されているリストの中から、ユーザによって選択されたフィード情報URLを記憶するためのメモリである。
NVRAM20は、基本機能パラメータ記憶領域20aと、URL記憶領域20bと、RSS設定情報記憶領域20cとを有する。基本機能パラメータ記憶領域20aは、CPU14が基本機能プログラム16aに従って処理を実行する際に利用される各種パラメータ(例えば印刷設定、スキャン設定等)を記憶するための記憶領域である。URL記憶領域18bは、各コンテンツ提供サーバ90,91が有するフィード情報URLを記憶するための記憶領域である。
詳細は後述するが、本実施形態の多機能機10(10A〜10D)は、自身がWAN回線8に接続できるよう設定されている場合には、コンテンツ提供サーバ90,91内におけるフィード情報の位置を示すURL(例えば、スキームが「http」であるURL)がフィード情報URLとして登録される一方で、自身がWAN回線8に接続できないよう設定されている場合には、当該フィード情報を取得可能な他の多機能機10を示すURL(本実施形態では、スキームが「mfc」であるURL)がフィード情報URLとして登録される。
RSS設定情報記憶領域20cは、コンテンツ提供サーバ90,91(本実施形態では、スキームが「http」であるコンテンツ情報URL)を参照するタイミング(以下、「参照タイミング」と称する)を記憶するための記憶領域である。このRSS設定情報記憶領域20cに記憶される参照タイミングは、ユーザの必要に応じて適宜変更することができる。
なお、本実施形態の多機能機10(10A〜10D)は、RSS設定情報記憶領域20cに記憶される参照タイミングとは別に、URL記憶領域18bに記憶されるフィード情報URL毎に専用の参照タイミングを設定することもできるように構成されている。1のフィード情報URLに対し専用の参照タイミングを設定する場合には、URL記憶領域18bにおいて1のフィード情報URLに対応付けて参照タイミングが記憶される。URL記憶領域18bにおいて参照タイミングが対応付けられていないフィード情報URLに対する参照タイミングは、RSS設定情報記憶領域20cに記憶される参照タイミングとされる。
表示パネル50は、様々な情報を表示することができる表示装置であると共に、タッチパネルとしても機能する。キーパッド52は、複数のキーによって構成される。ユーザは、キーパッド52を操作することによって様々な指示や情報を多機能機10に入力することができる。
印刷部54は、インクジェットタイプ、レーザタイプ等の印刷機構を有する。スキャン部56は、CCD、CIS等の読取機構を有する。FAX部58は、FAX通信を実行するための各種動作を実行する。ネットワークインターフェイス60は、LAN回線4に接続されている。4台の多機能機10(10A〜10D)は、互いにどの多機能機とも通信可能とされている。
PSTNインターフェイス62は、図示省略しているPSTN(Public Switched Telephone Network)に接続されている。PSTNは、FAX通信や電話通信を行なう際に利用される。
次に、図3(a)及び図3(b)を参照して、NVRAM20のURL記憶領域20b(図2参照)の記憶内容について説明する。図3は、URL記憶領域20bの記憶内容の一例を示す模式図である。より具体的には、図3(a)は、WAN回線8に接続可能な多機能機(この例では、多機能機10C)におけるURL記憶領域20bの記憶内容の一例を示す模式図であり、図3(b)は、WAN回線8に接続できない多機能機(この例では、多機能機10A)におけるURL記憶領域20bの記憶内容の一例を示す模式図である。
URL記憶領域20bは、1のフィード情報毎に、フィード情報を配信するサイトのタイトル101と、フィード情報URL102と、二次配布先103と、方法104と、参照タイミング105とを対応付けて記憶する領域である。URL記憶領域20b内において、各フィード情報は、符号「i」により表される識別番号100と対応付けられている。図3(a)に示す例では、n個のフィード情報が記憶されている。また、図3(b)に示す例では、n’個のフィード情報が記憶されている。
図3(a)に示すように、WAN回線8に接続可能な多機能機10Cでは、フィード情報URL102として、コンテンツ提供サーバ90,91内におけるフィード情報の位置を示すURLが記憶される。一方、WAN回線8に接続できない多機能機10Aでは、図3(b)に示すように、WAN回線8に接続可能な他の多機能機10C,10Dにおけるフィード情報の位置(格納領域)を示すURLが記憶される。
詳細は後述するが、フィード情報URL102として、LAN回線4に接続される他の多機能機のURLが格納されている場合には、その多機能機自体はサイトタイトル101のフィード情報を提供元のコンテンツ提供サーバ(90又は91)から直接取得せず、URLに対応する他の多機能機が提供元のコンテンツ提供サーバから取得したサイトタイトル101のフィード情報を、該他の多機能機を介して間接的に取得する。
図3(b)に示す例によれば、多機能機10Aは、サイトタイトル101が「CCC」であるフィード情報URL102は、多機能機10CのURLである「mfc:Neighbors10C/listXXX」である。よって、多機能機10Aは、サイトタイトル101が「CCC」であるサイトのフィード情報を、提供元のコンテンツ提供サーバ(90又は91)から直接取得せず、多機能機10Cを介して間接的に取得する。
また、図3(b)に示す例によれば、多機能機10Aは、サイトタイトル101が「DDD」及び「EEE」であるサイトのフィード情報を、提供元のコンテンツ提供サーバ(90又は91)から直接取得せず、多機能機10Dを介して間接的に取得する。
二次配布先103は、WAN回線8に接続可能な多機能機(本実施形態では、多機能機10C,10D)がコンテンツ提供サーバ90,91から取得したフィード情報を二次配布する先のURLである。図3(a)に示す例では、「mfc:Neighbors10A」及び「mfc:Neighbors10B」が二次配布先のURLである。詳細は後述するが、この二次配布先103は、WAN回線8に接続できない多機能機(本実施形態では、多機能機10A,10B)からの命令に基づいて設定される。
図3(a)に示す例によれば、多機能機10Cは、サイトタイトル101が「AAA」及び「BBB」であるサイトのフィード情報を取得した場合には、取得したフィード情報を、二次配布先103である多機能機10B(mfc:Neighbors10B)へ二次配布する。また、多機能機10Cは、サイトタイトル101が「CCC」であるサイトのフィード情報を取得した場合には、取得したフィード情報を、二次配布先103である多機能機10A(mfc:Neighbors10A)へ二次配布する。
なお、後述する方法104が空欄である場合、即ち、取得側(二次配布される側)の多機能機が参照タイミング毎に、二次配布する側の多機能機へアクセスしてフィード情報を取得する場合には、二次配布先となる多機能機のURLを登録する必要はないので、空欄のままにする。
方法104は、フィード情報を二次配布する場合の配布方法、又は、フィード情報を他の多機能機から取得する場合の取得方法である。配布方法及び取得方法はいずれも、(1)取得側(二次配布される側)の多機能機が参照タイミング(参照タイミング105又は参照タイミング111)毎に、二次配布する側の多機能機へアクセスして取得するか、(2)二次配布する側の多機能機がコンテンツ提供サーバ90,91からフィード情報を取得したときにシグナルを二次配布する側の多機能機へ送信し、シグナルを受信した多機能機が該二次配布する側の多機能機へアクセスして取得するか、(3)二次配布する側の多機能機がコンテンツ提供サーバ90,91から取得したフィード情報を自動的に二次配布し、かかる二次配布されたフィード情報を受信することによって取得するかのいずれかである。
上記(1)の場合には、方法104は空欄であり、上記(2)の場合には、方法104は「signal」であり、上記(3)の場合には、方法104は「data」である。なお、二次配布先が複数ある場合には、方法104は個々に設定される。
なお、本実施形態では、方法104は、コンテンツ提供サーバ90,91からフィード情報を直接ではなく間接的に取得する多機能機(即ち、WAN回線8に接続できない多機能機)の設定に応じて適宜変更されるよう構成されている。よって、例えば、WAN回線8に接続できない多機能機10Aが、フィード情報の取得方法を変更した場合には、その設定変更は他の多機能機へ通知され、多機能機10Aへフィード情報を二次配布する多機能機における対応する方法104が変更される。
参照タイミング105は、1のフィード情報URL102に対する専用の参照タイミングである。参照タイミング105が対応付けられているフィード情報URL102は、RSS設定情報記憶領域20cに格納される参照タイミング111とは無関係に、参照タイミング105のタイミングでフィード情報URL102をアクセスしてフィード情報を取得する。例えば、図3(b)に示す例によれば、多機能機10Aは、サイトタイトル101が「CCC」であるフィード情報URL102(即ち、多機能機10C)を「1時間毎/35分(具体的には、毎時35分)」の参照タイミング105で参照(アクセス)して、フィード情報を取得する。なお、多機能機システム2に含まれる多機能機の中には、参照タイミング105を設定できない多機能機があってもよい。
次に、図4を参照して、NVRAM20のRSS設定情報記憶領域20c(図2参照)の記憶内容について説明する。図4は、RSS設定情報記憶領域20cの記憶内容の一例を示す模式図である。
RSS設定情報記憶領域20cは、フィード情報URL102を参照するタイミングである参照タイミング111を記憶する領域である。上述したURL記憶領域20b(図3参照)に記憶されるフィード情報URL102のうち、参照タイミング105が対応付けられているフィード情報URL以外のフィード情報URLは、この参照タイミング111で参照される。
図4に示す例によれば、この多機能機10は、参照タイミング105が対応付けられていないフィード情報URL102を、「1日毎/AM0:00(具体的には、毎日AM0:00)」の参照タイミング111で参照して、フィード情報を取得する。
次に、図5を参照して、RAM18の表示情報記憶領域18c(図2参照)の記憶内容について説明する。図5は、表示情報記憶領域18cの記憶内容の一例を示す。表示情報記憶領域18cは、URL記憶領域20bに記憶されているURL毎に表示情報112を記憶することが可能である。
具体的には、表示情報記憶領域18cは、URL記憶領域20bに記憶されているサイト毎に表示情報112を記憶することが可能である。上述したように、URL記憶領域20bにはn個(nは1以上の整数)のURL102が記憶されている(図3参照)。従って、表示情報記憶領域18cにもn個の表示情報112が記憶されている。各表示情報112には、識別番号110が付与されている。本実施形態では、識別番号110もまた、識別番号100(図3参照)と同様に、符号「i」で表現する。
個々の表示情報112のデータ構成について説明する。表示情報112は、サイト情報120を含んでいる。サイト情報120は、サイトタイトル文字列122とフィード更新日時情報124を含んでいる。サイトタイトル文字列122は、サイトのタイトルの文字列である。サイトのタイトルのことを「サイトの名称」と言い換えることもできる。フィード更新日時情報124は、コンテンツ提供サーバにおいてフィード情報が更新された日時(最新の更新日時)に関する情報である。
表示情報112は、更新コンテンツ情報132を含んでいる。更新コンテンツ情報132の数は、サイトが有するコンテンツの数に等しい。例えば、図4では、「i=0」に対応する表示情報112は、m個(mは1以上の整数)の更新コンテンツ情報132を有する。これは、「i=0」に対応するサイトがm個のコンテンツを有することを意味する。例えば、所定のサイトにおいて天気予報に関するコンテンツとスポーツに関するコンテンツとが存在する場合、そのサイトに対応する表示情報112は、2個の更新コンテンツ情報132を有することになる。各更新コンテンツ情報132には、識別番号130が付与されている。本実施形態では、識別番号130を符号「j」で表現する。
各更新コンテンツ情報132は、コンテンツタイトル文字列140とコンテンツ更新日時情報142とコンテンツ要約文字列144とコンテンツURL146を含んでいる。上記の例の場合、天気予報に関するコンテンツに対応する更新コンテンツ情報132が情報140〜146を含んでおり、スポーツに関するコンテンツに対応する更新コンテンツ情報132も情報140〜146を含んでいる。
コンテンツタイトル文字列140は、コンテンツのタイトルの文字列である。コンテンツのタイトルのことを「コンテンツの名称」と言い換えることもできる。コンテンツ更新日時情報142は、コンテンツ提供サーバにおいてコンテンツが更新された日時(最新の更新日時)に関する情報である。コンテンツ要約文字列144は、コンテンツが有する文字列が要約化されたものである。換言すると、コンテンツ要約文字列144は、コンテンツのタイトルより多い文字列であり、コンテンツの全体の文字列より少ない文字列であり、コンテンツの内容が反映された文字列である。コンテンツURL146は、コンテンツのURLである。
次に、図6を参照して、多機能機10がコンテンツ提供サーバ90,91からフィード情報を取得した場合に、表示パネル50に表示される画面について説明する。図6は、表示パネル50の表示内容の一例を示す模式図である。
図6(a)は、待機状態における表示パネル50の画面内容の一例を示す模式図である。待機状態における表示パネル50には、機能(例えば、FAX機能や、スキャン機能や、コピー機能など)を選択するためのボタン160が表示される。また、待機状態おける表示パネル50には、表示情報記憶領域18cに記憶されているコンテンツタイトル文字列162がテロップ表示される。
コンテンツタイトル文字列162がユーザによりタッチされると、そのコンテンツ文字列162が表示されているサイトの全てのコンテンツについて、各コンテンツの、コンテンツ更新日時情報(コンテンツ更新日時情報142)、及び、コンテンツタイトル文字列(コンテンツタイトル文字列140)と、該サイトのサイトタイトル文字列とを含むリスト170が表示パネル50に表示される。
図6(b)は、表示パネル50にリスト170が表示されている画面の一例を示す模式図である。図6(b)に示す例によれば、スポーツに関するコンテンツについて、コンテンツ更新日時情報「14:32」とコンテンツタイトル文字列「Sport・・・」とが表示されている。また、表示パネル50にリスト170が表示されている画面には、リスト表示を終了させるためのボタン174が表示される。
表示パネル50にリスト170が表示されている状態において、1のコンテンツタイトル文字列がユーザによりタッチ(選択)すると、タッチされたコンテンツに関する情報が表示パネル50に表示される。
図6(c)は、リスト170の中に含まれるコンテンツの中から1のコンテンツが選択されたことによって表示パネル50に表示される画面内容の一例を示す模式図である。図5(b)に示す例によれば、表示パネル50には、サイトタイトル文字列172と、コンテンツ更新日時情報180と、コンテンツタイトル文字列182と、コンテンツ要約文字列184と、Viewボタン186とを含む画面が表示される。
図6(c)に示す画面において、Viewボタン186がユーザによって操作されると、コンテンツの内容を閲覧することができる。このとき、WAN回線8に接続可能な多機能機(本実施形態では、多機能機10C,10D)であれば、Viewボタン186が操作された場合に、ブラウザプログラム16eが起動し、コンテンツURL146におけるコンテンツを表示する。
一方、WAN回線8に接続できない多機能機(本実施形態では、多機能機10A,10B)の場合、Viewボタン186が操作されると、WAN回線8に接続可能な多機能機(本実施形態では、多機能機10C,10D)へコンテンツURL146を送信し、WAN回線8に接続可能な多機能機が取得したコンテンツデータの転送を受け、コンテンツの内容を表示するように構成されている。
次に、図7及び図8を参照して、多機能機10(10A〜10D)のCPU14がフィード情報を取得する処理について説明する。詳細は後述するが、本実施形態の多機能機10は、(1)取得側(二次配布される側)の多機能機が参照タイミング(参照タイミング105又は参照タイミング111)毎に、二次配布する側の多機能機へアクセスして取得するか、(2)二次配布する側の多機能機がコンテンツ提供サーバ90,91からフィード情報を取得したときにシグナルを二次配布する側の多機能機へ送信し、シグナルを受信した多機能機が該二次配布する側の多機能機へアクセスして取得するか、(3)二次配布する側の多機能機がコンテンツ提供サーバ90,91から取得したフィード情報を二次配布し、かかる二次配布されたフィード情報を受信することによって取得するかのいずれかの取得方法により、フィード情報を取得するように構成されている。
図7(a)は、多機能機10(10A〜10D)のCPU14により実行される第1フィード情報取得処理を示すフローチャートである。この第1フィード情報取得処理は、フィード情報URL102にアクセス(接続)してフィード情報を取得する場合の処理であり、独立したタスクとして動作し、フィード情報解析プログラム16bに従って多機能機10の起動時から実行される。なお、この第1フィード情報取得処理は、独立したタスクとして動作する。
第1フィード情報解析処理が起動されると、ユーザによって設定された、あるいは、プログラムによって決められた参照タイミング(更新時間)に達する毎に、NVRAM20のURL記憶領域20bに記憶されているフィード情報URL102にアクセス(接続)することにより、フィード情報を取得する(S11)。
なお、上述した通り、フィード情報URL102には、コンテンツ提供サーバ90,91のURLだけでなく、多機能機システム2(LAN回線4)内の他の多機能機10のURLが含まれている。
よって、多機能機10は、URL記憶領域20bの内容によっては、コンテンツ提供サーバ90,91ではなく、他の多機能機10にアクセスし、該他の多機能機からフィード情報を取得する。
ここで、他の多機能機10にアクセスして、フィード情報を取得する場合には、当該他の多機能機10へ、フィード情報URL102を含むフィード情報の送信要求を出力し、フィード情報の送信要求(フィード情報送信要求)を受信した他の多機能機10にて実行される後述するフィード情報送信要求処理(図7(b)参照)の結果として、当該他の多機能機10から送信されたフィード情報URL102に対応するフィード情報を受け取る。
なお、多機能機10が、他の多機能機10から送信されるシグナルに基づいてフィード情報を取得する設定(即ち、方法104が「sianal」)や、他の多機能機10がフィード情報を取得する毎に自動的に送信してくるフィード情報(データ)を受け取る設定(即ち、方法104が「data」)であれば、S11において他の多機能機へはアクセスしない。
次いで、取得されたフィード情報を解析することによって、表示情報112(図5参照)を作成し、作成した表示情報112を表示情報記憶領域18cに記憶させることにより、表示情報記憶領域18cの記憶内容の更新を行う(S12)。
S12の処理後、URL記憶領域102に二次配布先103が記憶(登録)されているかを確認し(S13)、URL記憶領域102に二次配布先103が記憶されていなければ(S13:No)、S11へ戻る。一方、二次配布先103があれば(S13:Yes)、配布方法104を確認する(S14)。
S14の処理により確認した結果、配布方法104が「data」であれば(S14:データ)、S11において取得したフィード情報と自動送信であることを示す情報とを二次配布先103へ送信し(S15)、S11へ戻る。
このように、本実施形態の多機能機10(10A〜10D)は、二次送付先103が登録されており、配布方法104が「data」に設定されている場合には、フィード情報をコンテンツ提供サーバ90,91から取得すると、自動的に、取得したフィード情報を二次配布先103にされている他の多機能機10へ送信(配布)する。よって、フィード情報を二次配布される側の多機能機10に、フィード情報を二次配布する側の多機能機10が取得したタイミングと近いタイミングでフィード情報を取得させることができる。
一方で、S14の処理により確認した結果、配布方法104が「signal」であれば(S14:シグナル)、二次配布先103へ、どのフィード情報かを特定し得る情報(例えば、サイトタイトル101)を含むシグナルを送信し(S16)、S11へ戻る。
S16によりシグナルを送信した結果、二次配布先103である多機能機10が、二次配布する側(即ち、シグナルの発信元)の多機能機10へアクセスし、該当するフィード情報を取得する。よって、二次配布される側の多機能機10は、シグナルを受けた後の適当なタイミングでフィード情報を取得することができる。
なお、S15又はS16において、二次配布先103が複数あれば、全ての二次配布先103へデータ(フィード情報)又はシグナルを送信する。
ここで、図7(b)を参照して、他の多機能機10からフィード情報の送信要求を受信した場合の処理について説明する、図7(b)は、多機能機10(10A〜10D)のCPU14により実行されるフィード情報送信要求受信処理を示すフローチャートである。このフィード情報送信要求受信処理は、フィード情報解析プログラム16bに従う処理の1つである。
フィード情報送信要求受信処理は、他の多機能機10からフィード情報送信要求を受け取った場合に起動し、まず、フィード情報送信要求に含まれているフィード情報URL102が示す位置からフィード情報を取得する(S111)。
S111では、表示情報記憶領域18c(図5参照)中から、フィード情報URL102が示す表示情報112を参照し、最近に更新されたフィード情報を取得する。なお、フィード情報送信要求は、フィード情報URL102に加えて、参照タイミング(参照タイミング105又は参照タイミング111)の情報を含むものであってもよく、かかる場合には、S111において、フィード情報URL102が示す表示情報112の中から、フィード情報送信要求に含まれる参照タイミング105,111が示す日時以降に追加されたフィード情報を取得するように構成することができる。
S111の処理後、取得したフィード情報を、要求元(フィード情報送信要求の発信元)の多機能機10へ送信し(S112)、フィード情報送信要求処理を終了する。S112の処理の結果として、フィード情報送信要求の発信元である多機能機10は、フィード情報を取得することができる。
図8は、多機能機10(10A〜10D)のCPU14により実行される第2フィード情報取得処理を示すフローチャートである。この第2フィード情報取得処理は、他の多機能機10から送信されるシグナルに基づいてフィード情報を取得する場合、又は、他の多機能機10がフィード情報を取得する毎に自動的に送信してくるフィード情報(データ)を受け取る場合の処理であり、フィード情報解析プログラム16bに従う処理の1つである。
第2フィード情報取得処理では、まず、他の多機能機から自動送信されたフィード情報又は他の多機能機から送信されたシグナルを受信したか否かを確認する(S21)。S21の処理により確認した結果、未受信であれば(S21:No)、S21による確認を続ける。
一方、S21の処理により確認した結果、他の多機能機から自動送信されたフィード情報又は他の多機能機から送信されたシグナルを受信した場合には(S21:Yes)、受信したものが、他の多機能機から自動送信されたフィード情報(データ)であるか、シグナルであるかを確認する(S22)。
S22の処理により確認した結果、シグナルの受信であった場合には(S22:シグナル)、受信したシグナルには、どのフィード情報に対するシグナルであるかの情報が含まれているので、その情報に基づきURL記憶領域20bに記憶される内容からフィード情報URL102を特定し、そのフィード情報URL102にアクセスして、フィード情報を取得する(S23)。
なお、S23の処理では、フィード情報URL102に対応する他の多機能機10へ、フィード情報URL102を含むフィード情報の送信要求を出力し、フィード情報の送信要求を受信した他の多機能機10にて実行される上述したフィード情報送信要求処理(図7(b)参照)の結果として、当該他の多機能機10から送信されたフィード情報URL102に対応するフィード情報を受け取る。
このように、本実施形態の多機能機10(10A〜10D)は、配布方法104が「signal」に設定されている場合には、他の多機能機10からシグナルを受信したタイミングで該他の多機能機10へアクセスし、フィード情報を取得する。他の多機能機10がシグナルを発信するのは、該他の多機能機10がコンテンツ提供サーバ90,91からフィード情報を取得したタイミングであるので、取得側の多機能機10は、シグナルを受けた後の適当なタイミングでフィード情報を取得することができ、フィード情報の取り損ねを防止できる。
S23の処理後、上述した第1フィード情報取得処理(図7(a)参照)におけるS12の処理と同様に、表示情報記憶領域18cの記憶内容の更新を行い(S22)、第2フィード情報取得処理を終了する。
一方、他の多機能機から自動送信されたフィード情報(データ)の受信であった場合には(S22:データ)、S24の処理へ移行し、表示情報記憶領域18cの記憶内容の更新を行って、第2フィード情報取得処理を終了する。
次に、図9(a)を参照して、多機能機10(10A〜10D)のCPU14がフィード情報を表示するための表示処理(多機能機表示処理)について説明する。図9(a)は、多機能機10(10A〜10D)のCPU14により実行される多機能機表示処理を示すフローチャートである。この多機能機表示処理は、独立したタスクとして動作し、フィード情報表示プログラム16c(図2参照)に従って多機能機10の起動時から実行される。
図9(a)に示す多機能機表示処理の説明の前に、多機能機10(10A〜10D)が取り得る状態について説明する。多機能機10は、待機状態、機能実行状態等の複数の状態を有する。待機状態では、表示パネル50に機能を選択するための情報が表示される(表示パネル50が点灯している)。
待機状態における表示パネル50には、機能を選択するためのボタン160が表示される(図6(a)参照)。ユーザは、ボタン160を操作することによって機能実行指示を多機能機10に入力することができる。ボタン160が操作されると、機能実行状態に移行する。機能実行状態では、表示パネル50に実行中の機能に関する情報(例えばコピー枚数等)が表示される。多機能機10において実行されている機能が終了すると、待機状態に移行する。
多機能機表示処理が起動されると、NVRAM20のURL記憶領域20bに記憶されているURL毎(サイト毎)に対応して、RAM18の表示情報記憶領域18cに記憶されているコンテンツタイトル文字列162を、表示パネル50における待機状態の画面に1件ずつ(1コンテンツずつ)順番にテロップ状(例えば、右から左にスクロールしていく状態)に表示する(S31)。このときの画面は、例えば、図6(a)に示す画面となる。なお、機能実行状態では、コンテンツタイトル文字列162の表示は行わない。
コンテンツタイトル文字列162がテロップ表示されている状態(図6(a)参照)において、ユーザによりコンテンツタイトル文字列がタッチされると、リスト表示要求イベントが発生し、その場合には、RAM18の表示情報記憶領域18cから、コンテンツ文字列162が表示されているサイト(RSSサイト)のサイト情報と、サイトに対応して記憶されている更新コンテンツ情報132を取得し、サイトタイトル文字列122と、各コンテンツタイトル文字列140と、各コンテンツ更新日時情報142とを含むリストデータを作成し、そのリストデータに対応するリスト170を表示パネル50に一覧表示する(S32)。このときの画面は、例えば、図6(b)に示す画面となる。
リスト170は、複数のコンテンツ(例えばm個のコンテンツ)のそれぞれについて、当該コンテンツのコンテンツ更新日時情報と当該コンテンツのコンテンツタイトル文字列とを含んでいる。
表示パネル50にリスト170が表示されている状態(図6(b)参照)において、ユーザにより、1のコンテンツ(コンテンツタイトル文字列)が選択(タッチ)された場合、コンテンツ選択操作に関するイベントが発生し、その場合には、RAM18の表示情報記憶領域18cから、選択されたコンテンツに対するサイトタイトル文字列122と、当該コンテンツのコンテンツタイトル文字列140と、当該コンテンツのコンテンツ更新日時情報142と、当該コンテンツのコンテンツ要約文字列144とを含む表示データを作成し、その表示データに基づく表示を表示パネル50に表示する(S33)。この結果、サイトタイトル文字列172と、コンテンツ更新日時情報180と、コンテンツタイトル文字列182と、コンテンツ要約文字列184と、Viewボタン186とを含む画面が表示パネル50に表示される(図6(c)参照)。
S33の処理後、Viewボタン186を含む画面が表示パネル50に表示されている状態(図6(c)参照)において、ユーザによってViewボタン186が操作されると、WAN回線8へ接続可能か否かを確認する(S34)。自身がWAN回線8へ接続可能であるか否かは、ルータ6からエラー信号を受信したか否かに応じて確認することができる。具体的には、ルータ6からエラー信号を受信しなければ、自身がWAN回線8へ接続可能であると判別し、ルータ6からエラー信号を受信した場合に、自身がWAN回線8へ接続できないと判別する。
S34の処理により確認した結果、自身がWAN回線8へ接続可能であれば(S34:Yes)、WAN接続プログラム16dに従ってコンテンツURL146にアクセスして、対応するコンテンツデータを取得し、ブラウザプログラム16eを起動してコンテンツを表示パネル50に表示する(S35)。
一方で、S34の処理により確認した結果、自身がWAN回線8へ接続できない場合には(S34:No)、ユーザにより閲覧が選択されたコンテンツURL146を、WAN回線8に接続可能な他の多機能機10へ送信し(S36)、S31の処理へ戻る。
本実施形態では、表示情報記憶領域18c(図5参照)に記憶される内容から、コンテンツURL146に対応するサイトを特定し、URL記憶領域20bに記憶される内容から、そのサイトに対応するフィード情報を提供した多機能機10を特定し、その多機能機10へコンテンツURL146を送信する。なお、多機能機10が、WAN回線8へ接続可能な他の多機能機10のリストを記憶しており、そのリストの中から1の多機能機10をコンテンツURL146の送信先として選択する構成であってもよい。
S36の処理によってコンテンツURL146が送信されると、そのコンテンツURL146を受信した多機能機10は、後述するコンテンツデータ送信処理(図9(b)参照)を実行し、コンテンツURL146に対応するコンテンツデータを返信するので、S36の処理後は、コンテンツURL146の送信先からコンテンツデータを受信したかを確認する(S37)。
S37の処理により確認した結果、未受信であれば(S37:No)、S37による確認を続ける。そして、コンテンツURL146の送信先からコンテンツデータを受信した場合には(S37:Yes)、ブラウザプログラム16eを起動して、受信したコンテンツデータの内容を表示パネル50に表示し(S38)、S31の処理へ戻る。
ここで、図9(b)を参照して、他の多機能機10からコンテンツURLを受信した場合の処理について説明する、図9(b)は、多機能機10(10A〜10D)のCPU14により実行されるコンテンツデータ送信処理を示すフローチャートである。このコンテンツデータ送信処理は、フィード情報表示プログラム16cに従う処理の1つである。
コンテンツデータ送信処理は、他の多機能機10からコンテンツURL146を受け取った場合に起動し、まず、受信したコンテンツURL146にアクセスし、コンテンツデータ(コンテンツの内容)を取得する(S131)。
S131の処理後、取得したコンテンツデータを、要求元(即ち、コンテンツURL142の発信元)の多機能機10へ送信し(S112)、フィード情報送信要求処理を終了する。S112の処理の結果として、コンテンツURL142の発信元である多機能機10は、コンテンツデータを得ることができ、その内容を表示パネル50に表示することができる。
コンテンツURL142は、WAN回線8上のコンテンツ提供サーバ90,91内におけるコンテンツの格納位置を示すアドレスであるので、WAN回線8に接続できないよう設定されている多機能機10(本実施形態では、多機能機10A,10B)は、フィード情報の中に閲覧を所望するコンテンツがあったとしても、対応するコンテンツURL142へアクセスすることができないので、コンテンツ提供サーバ90,91からコンテンツデータを直接取得することができない。
しかし、本実施形態の多機能機システム2及び多機能機10によれば、WAN回線8に接続できず、コンテンツ提供サーバ90,91からコンテンツデータを得ることができない多機能機10であっても、WAN回線8に接続できるよう設定されている他の多機能機10(本実施形態では、多機能機10C又は多機能機10D)へコンテンツURL142を送信することにより、他の多機能機10を介してコンテンツデータを得ることができるので、閲覧を所望するコンテンツを表示パネル50に表示させることができる。
次に、図10を参照して、多機能機10(10A〜10D)においてフィード情報URL102をURL記憶領域20bに登録する方法について説明する。図10は、多機能機10のCPU14により実行されるURL登録プログラム16fに従うフィード情報URL登録処理を示すフローチャートである。
このフィード情報URL登録処理は、ユーザがフィード情報URL102の登録を所望し、所定の操作を行った場合に起動する処理であり、起動すると、まず、多機能システム2(即ち、LAN回線4内)に存在する他の多機能機10のURL記憶領域20bの内容と各フィード情報が格納される格納位置とを検索する(S51)。
この検索に基づいて、他の多機能機のURL記憶領域20bに記憶されるフィード情報URLのリスト(URL記憶領域20bに記憶される内容(図3(a)参照))を取得する(S52)。次いで、取得したフィード情報URLリストの情報ID、提供元の多機能機、及び、各フィード情報が格納される格納位置を対応付けて、取得リストメモリ18dに記憶する(S53)。
S53の処理後、多機能機10における登録モードを確認する(S54)。この登録モードには、取得したフィード情報URLリストに含まれる全てのフィード情報URLリストを自動的に登録する自動モードと、取得したフィード情報URLリストの中から登録を所望するフィード情報URLをユーザが選択できるユーザ選択モードとがあり、いずれの登録モードとするかは、ユーザが所定の操作を行うことによって適宜選択することができる。
S54の処理により確認した結果、登録モードがユーザ選択モードであれば(S54:ユーザ選択)、取得したフィード情報URLリストの内容を表示パネル50にリスト表示する(S55)。フィード情報URLリストの内容を表示パネル50にリスト表示したことにより、ユーザは登録を所望するフィード情報URLを適宜タッチすることにより選択することができる。S55の処理後、ユーザによって選択された1又は複数のフィード情報URLを選択メモリ18eに記憶し(S56)、S57の処理へ移行する。
一方、S54の処理により確認した結果、登録モードが自動モードであれば(S54:自動)、フィード情報URLリストに含まれるフィード情報URLの全てを選択メモリ48eに記憶し(S64)、S57の処理へ移行する。
S57では、選択メモリ18eに記憶されているフィード情報URLに対し、後述するS58〜S63の処理が実行されたかを確認する(S57)。このとき、未だ全て終了していなければ(S57:No)、選択メモリ18eから1のフィード情報URLを選択する(S58)。
S58の処理後、選択されたフィード情報URLが、WAN回線8上の位置を示すURLか、即ち、スキームが「mfc」以外のスキーム(例えば、「http」など)であるかを確認する(S59)。
S59の処理により確認した結果、選択されたフィード情報URLが、WAN回線8上の位置を示すURLでなければ、即ち、スキームが「mfc」であれば(S59:No)、S57の処理へ戻る。
一方、S59の処理により確認した結果、選択されたフィード情報URLが、WAN回線8上の位置を示すURLであれば、即ち、スキームが「http」などのスキームであれば(S59:Yes)、自身のURL記憶領域20bに記憶されているフィード情報URL102かを確認する(S60)。
S60の処理により確認した結果、選択されたフィード情報URLが、自身のURL記憶領域20bに記憶されている場合には、(S60:Yes)、選択されたフィード情報URLの登録は不要であるので、S57の処理へ戻る。
一方、S60の処理により確認した結果、選択されたフィード情報URLが、自身のURL記憶領域20bに記憶されていない場合には(S60:No)、WAN回線8へ接続可能か否かを確認する(S61)。WAN回線8へ接続可能か否かの確認は、上述した多機能機表示処理(図9(a)参照)におけるS34の処理と同様に行う。
S61の処理により確認した結果、自身がWAN回線8へ接続可能であれば(S61:Yes)、選択中のフィード情報URLをフィード情報URL102として、自身のURL記憶領域20bに登録する(S62)。このとき、対応するタイトルもURL記憶領域20aにタイトル101として登録する。S63の処理後、S57の処理へ戻る。
一方で、S61の処理により確認した結果、自身がWAN回線8へ接続できない場合には(S61:No)、他の多機能機10を介してフィード情報を得ることができるよう、後述する登録設定処理を実行して(S63)、S57の処理へ戻る。なお、登録設定処理(S62)の詳細については、図11(a)を参照して説明する。
また、S57の処理により確認した結果、選択メモリ18eに記憶されている全てのフィード情報URLに対して処理が実行されていれば(S57:Yes)、フィード情報URL登録処理を終了する。
次に、図11(a)を参照して、自身がWAN回線8へ接続できない場合に実行される上述の登録設定処理(S63)について説明する。図11(a)は、フィード情報URL登録処理(図10参照)の中で実行される登録設定処理(S63)を示すフローチャートである。
この登録設定処理(S62)では、まず、選択中のフィード情報URLに対応する提供元である他の多機能機10において、選択中のフィード情報URLへのアクセスによって取得したフィード情報が格納される格納位置をフィード情報URL102としてURL記憶領域20aに登録する(S71)。このとき、対応するタイトルもURL記憶領域20aにタイトル101として登録する。
次いで、自身の取得方法の設定に応じて方法104を設定し、取得方法に応じた配布命令を提供元の多機能機10へ送信する(S72)。この配布命令は、提供元の多機能機へ、該当するフィード情報URLを自身に二次配布する指示する命令である。このS72の処理の結果、フィード情報の提供元となる多機能機10(即ち、配布命令を受信した多機能機10)は、配布命令の発信元である多機能機10へ該当するフィード情報を、指示された取得方法によって二次配布する。
S72の処理後、自身がフィード情報URL毎に専用の参照タイミング105を設定できる機種であるかを確認する(S73)。S73の処理により確認した結果、設定できる機種であれば(S73:Yes)、提供元の多機能機10から受信した参照タイミングに基づき、提供元の多機能機10の参照タイミングの所定期間後(例えば、5分後)を、提供元の多機能機10を参照する参照タイミング105として設定し(S74)、登録設定処理(S63)を終了する。
このように、フィード情報の二次配布を受けることになった多機能機10の参照タイミングを、二次配布する側の多機能機10(即ち、提供元の多機能機10)の参照タイミングより遅いタイミングにすることによって、フィード情報の二次配布を確実に受けることができ、フィード情報の取り損ねを防止することができる。
一方、S73の処理により確認した結果、自身がフィード情報URL毎に専用の参照タイミング105を設定できる機種でなければ(S73:No)、S74の処理をスキップして、登録設定処理(S63)を終了する。
ここで、図11(b)を参照して、他の多機能機10から配布命令を受信した場合に実行する登録変更処理について説明する。図11(b)は、多機能機10(10A〜10D)のCPU14により実行される登録変更処理を示すフローチャートである。この登録変更処理は、URL登録プログラム16fに従う処理である。
この登録変更処理は、他の多機能機10から配布命令を受信した場合に起動し、受信した配布命令に基づき、URL記憶領域20bから該当するフィード情報URLを検索し(S171)、該当するフィード情報URLに対し、配布命令の発信元の多機能機を二次配布先103として設定する(S172)。
S172の処理後、受信した配布命令に含まれる相手の多機能機の取得方法に応じて配布方法を設定する(S173)。S173の処理では、相手の多機能機の取得方法が、相手の多機能機の取得方法が、シグナルを受信した後にフィード情報を取得するものであれば、対応する方法104を「signal」に設定し、他の多機能機10から自動的(強制的)に送信されてくるフィード情報を取得するものであれば、対応する方法104を「data」に設定する。なお、相手の多機能機の取得方法が、参照タイミング毎に他の多機能機10へアクセスしてフィード情報を取得するものであった場合には、方法104は空欄のままとする。
S173の処理後、該当するフィード情報URLに対応する参照タイミング(参照タイミング105又は参照タイミング111)を、配布命令の発信元の多機能機10へ送信し(S174)、登録設定処理(S63)を終了する。
以上説明したように、本実施形態の多機能機システム2及び多機能機10(10A〜10D)によれば、自身がWAN回線8に接続できないように設定されている多機能機10(本実施形態では、多機能機10A,10B)であっても、WAN回線8に接続可能な多機能機10(本実施形態では、多機能機10C,10D)を介してフィード情報を取得することができる。
そのため、多機能機システム2を構成する多機能機10(本実施形態では、10A〜10D)の全てをWAN回線8に接続する必要がない。よって、WAN回線8に接続可能な多機能機10の数を減らすことができるので、WAN回線8側からの不正アクセスの可能性が低減され、その結果として、LAN回線4内のセキュリティを向上させることができる。
また、WAN回線8に接続可能な多機能機10の数を減らした場合、多機能機システム2に含まれる全ての多機能機10が個々にコンテンツ提供サーバ90,91にアクセスしてフィード情報を取得する場合に比べ、回線負荷を軽減することができる。
また、本実施形態の多機能機システム2及び多機能機10(10A〜10D)によれば、検索により得られた他の多機能機10が取得可能なフィード情報に基づいて、自身が取得するフィード情報を登録することができる。よって、フィード情報URL102を1つ1つに登録する必要がなく、フィード情報URL102を容易に登録することができる。特に、自身がWAN回線8に接続できない場合には、所望のフィード情報を取得可能な他の情報取得装置を探す必要もなくなるので、好都合である。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、多機能機システム2に含まれるデバイスとして多機能機10(10A〜10D)を例示したが、多機能機10と同様にフィード情報URLへアクセスして該アクセス先からフィード情報を取得できるRSSリーダ(例えば、PC)を多機能機システム2に含まれるデバイスとして使用できる。その場合には、そのRSSリーダが、図2〜図5に示すメモリ構成と同様のメモリ構成を有し、図7〜図11に示すフローチャートと同様の処理を実行可能なプログラムを有していればよい。
また、上記実施形態では、多機能機10Aは、他の多機能機からフィード情報URLのリストを取得し、そのリストを元にフィード情報URLを登録する構成としたが、多機能機10Aのキーパッド52や表示パネル50のタッチパネル機能を用いて、所望するフィード情報URLをユーザが入力する構成としてもよい。
また、上記実施形態における図9(a)のS34及び図10のS61では、自身がWAN回線8に接続できるか否かの判別を、ルータ6からエラー信号を受信したか否かに応じて行ったが、WAN回線8側へパケットを送出したが、WAN回線8側へパケットを送出したが返信がなかった回数が所定回数を超えた場合に行うものであってもよい。また、管理者により必要に応じて書き換えられる記憶内容に基づいて、自身がWAN回線8に接続できるか否かを判別する構成であってもよい。
なお、上記実施形態では、ルータ6の設定に応じて、多機能機10A〜10Dの一部をWAN回線8に接続できないようにする構成であったが、WAN回線8に接続させない多機能機10にルータ6のアドレスを設定しない構成(即ち、ルータ6にアクセスできない構成)であってもよい。かかる場合には、ルータ6のアドレスが設定されているか否かに応じて、自身がWAN回線8に接続できるか否かの判別を行うことができる。
あるいは、WAN回線8に接続させない多機能機10に対し、「WAN回線8に接続しない」設定を記憶し、WAN回線8上の位置を示すスキームが入力された場合に、その入力を無視する構成としてもよい。かかる場合には、「WAN回線8に接続しない」設定が記憶されているか否かに応じて、自身がWAN回線8に接続できるか否かの判別を行うことができる。
また、上記実施形態におけるフィード情報URL登録処理(図10参照)では、S51において、多機能機システム2に存在する他の多機能機10のURL記憶領域20bに記憶されるフィード情報URL102を検索し、S59において、取得したフィード情報URL102がWAN回線8上の位置を示すURLであるか否かを確認する構成とした。これに換えて、S51において検索を行う場合に、WAN回線8に接続できない他の多機能機10を除外して検索する構成としてもよい。
例えば、各多機能機10毎に、自身がWAN回線8に接続できるか否かを示す情報(接続情報)を記憶しており、S51において検索を行う前に、他の多機能機10から取得した接続情報に基づいて、WAN回線8に接続できない他の多機能機10を検索しないようにすることができる。
なお、各多機能機10の検索情報は、例えば、ルータ6から受信したエラー信号や、WAN回線8側へパケットを送出したが返信がなかった回数に基づいて設定することができる。即ち、ルータ6からエラー信号を受信した場合や、WAN回線8側へパケットを送出したが返信がなかった回数が所定回数を超える場合に、自身がWAN回線8に接続できないとする検索情報を記憶し、その一方で、ルータ6からエラー信号を受信しなくなった場合や、WAN回線8側へパケットを送出したが返信がなかった回数が所定回数以下となった場合に、自身がWAN回線8に接続可能であるとする検索情報を記憶する。
または、各多機能機10の検索情報は、ルータ6のアドレスが設定されているか否かに応じて設定することができる。即ち、ルータ6のアドレスが設定されていなければ、自身がWAN回線8に接続できないとする検索情報を記憶し、その一方で、ルータ6のアドレスが設定されていれば、自身がWAN回線8に接続可能であるとする検索情報を記憶する。
あるいは、各多機能機10の検索情報は、「WAN回線8に接続しない」設定がされているか否かに応じて設定することができる。即ち「WAN回線8に接続しない」設定がされていれば、自身がWAN回線8に接続できないとする検索情報を記憶し、その一方で、「WAN回線8に接続する」設定がされていれば、自身がWAN回線8に接続可能であるとする検索情報を記憶する。
また、上記実施形態におけるフィード情報URL登録処理(図9参照)によれば、WAN回線8に接続できるか否かを確認する処理(S61)に先立って、多機能機システム2に存在する他の多機能機10のURL記憶領域20bに記憶されるフィード情報URL102を検索する(S51)構成としたが、WAN回線8に接続できないと判別された場合に、多機能機システム2に存在する他の多機能機10のURL記憶領域20bに記憶されるフィード情報URL102の検索を行う構成としてもよい。
また、上記実施形態では、WAN回線8に接続できない他の多機能機10からコンテンツURL142を受信した場合に、コンテンツ提供サーバ90,91から取得したコンテンツデータを返信する構成としたが、自身の表示パネル50にコンテンツの内容を表示する構成としてもよい。
なお、WAN回線8に接続可能であり、かつ、比較的大きい画面(例えば、17インチ以上の画面)を有するディスプレイを有するRSSリーダ(例えば、PCや、液晶テレビなど)が、多機能機システム2を構成する1のデバイスとして含まれている場合には、多機能機表示処理(図8参照)のS36の処理において、そのようなRSSリーダにコンテンツURL142を送信し、比較的大きい画面にコンテンツを表示させる構成とすることが好ましい。
多機能機10の表示パネル50は、比較的小さい画面(例えば、6インチ以下)として構成されることが一般的であるので、コンテンツの全体を表示するのは難しいが、比較的大きい画面を有するRSSリーダへコンテンツURL142を送信することにより、コンテンツの視認性が良くなる。
あるいは、WAN回線8に接続可能であり、かつ、比較的大きい画面を有するディスプレイを有するRSSリーダが、多機能機システム2を構成する1のデバイスとして含まれている場合には、S34の判断を行うことなく、即ち、WAN回線8に接続可能であるか否かにかかわらず、比較的大きい画面を有するRSSリーダへコンテンツURL142を送信する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、WAN回線8に接続できない多機能機10は、WAN回線8に接続可能な多機能機10から二次配布されるフィード情報を取得する構成としたが、WAN回線8に接続できない多機能機10からn次配布(n≧3)されるフィード情報を取得する構成であってもよい。かかる場合には、図10のS59を省略すればよい。また、図10のS60において、自身のURL記憶領域20bに記憶されているか否かの確認は、タイトル101を比較することによって行うことができる。
なお、上記実施形態における用語「コンテンツ」を「サイト内の複数の情報のうちの1つの情報」と言い換えてもよい。ここで、「複数の情報」のそれぞれは、1のURLに対応している。従って、用語「コンテンツ」を「サイト内の1つのURLに対応している情報」と言い換えることもできる。
また、フィード情報(コンテンツ要約情報)は、サイト情報を含んでいてもよい。サイト情報は、サイトのタイトルを含んでいてもよい。フィード情報は、複数のコンテンツのそれぞれについて、当該コンテンツのタイトル文字列と当該コンテンツのURLとを含んでいてもよい。コンテンツ要約情報は、複数のコンテンツのそれぞれについて、当該コンテンツが更新された日時を示す情報を含んでいてもよい。コンテンツ要約情報は、複数のコンテンツのそれぞれについて、当該コンテンツの文字列が要約された要約文字列を含んでいてもよい。要約文字列は、コンテンツのタイトルより多い文字列であって、コンテンツの全体の文字列より少ない文字列であってもよい。
2 多機能機システム(情報取得システムの一例)
4 LAN回線
8 WAN回線
10 多機能機(情報取得装置の一例)
16f URL登録プログラム(情報取得プログラムの一例)
20b URL記憶領域(記憶手段)
S11 情報取得手段の一例、情報取得ステップの一例
S15 コンテンツ要約情報供給手段の一例
S21 通知待機手段の一例
S22:Yes 情報取得手段の一例、情報取得ステップの一例
S23 情報取得手段の一例、情報取得ステップの一例
S51 検索手段の一例、検索ステップの一例
S56,S64 対象設定手段の一例、対象設定ステップの一例
S61 判別手段の一例、判別ステップの一例
S62 第2の取得設定手段の一例、第2の取得設定ステップの一例、
S63 第1の取得設定手段の一例、第1の取得設定ステップの一例
S74 タイミング取得手段の一例、タイミング設定手段の一例
4 LAN回線
8 WAN回線
10 多機能機(情報取得装置の一例)
16f URL登録プログラム(情報取得プログラムの一例)
20b URL記憶領域(記憶手段)
S11 情報取得手段の一例、情報取得ステップの一例
S15 コンテンツ要約情報供給手段の一例
S21 通知待機手段の一例
S22:Yes 情報取得手段の一例、情報取得ステップの一例
S23 情報取得手段の一例、情報取得ステップの一例
S51 検索手段の一例、検索ステップの一例
S56,S64 対象設定手段の一例、対象設定ステップの一例
S61 判別手段の一例、判別ステップの一例
S62 第2の取得設定手段の一例、第2の取得設定ステップの一例、
S63 第1の取得設定手段の一例、第1の取得設定ステップの一例
S74 タイミング取得手段の一例、タイミング設定手段の一例
Claims (7)
- コンテンツの位置情報と該コンテンツのタイトルとを少なくとも含みWANに位置するコンテンツ要約情報を取得するための情報取得装置であって、
本情報取得装置は、LANにて、前記コンテンツ要約情報をWAN上の位置から直接又は間接的に取得可能な他の情報取得装置と通信可能に接続されており、
前記コンテンツ要約情報を取得する際の取得元を記憶する記憶手段と、
その記憶手段に記憶される取得元から前記コンテンツ要約情報を取得する情報取得手段と、
前記他の情報取得装置が取得可能な前記コンテンツ要約情報を検索する検索手段と、
その検索手段により検索された前記コンテンツ要約情報の少なくとも一部を設定対象として設定する対象設定手段と、
本情報取得装置がWANに接続可能であるか否かを判別する判別手段と、
その判別手段によって本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記コンテンツ要約情報の位置情報を前記記憶手段に記憶することによって、本情報取得装置が、前記WAN上の位置情報が示す位置に接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第1の取得設定手段と、
前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記対象設定手段により設定対象とされたコンテンツ要約情報を取得する他の情報取得装置を取得元として前記記憶手段に記憶することによって、該他の情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第2の取得設定手段とを備えていることを特徴とする情報取得装置。 - 前記第2の取得設定手段は、
前記他の情報取得装置が前記コンテンツ要約情報を取得するタイミングを取得するタイミング取得手段と、
そのタイミング取得手段により取得したタイミングから所定期間後のタイミングで、該他の情報取得装置に接続して該コンテンツ要約情報を取得するよう設定する取得タイミング設定手段を含むことを特徴とする請求項1記載の情報取得装置。 - 前記他の情報取得装置が前記第2の取得設定手段により取得元として前記記憶手段に記憶された場合に、該他の情報取得装置が前記コンテンツ要約情報を取得したことを報せる通知を待機する通知待機手段を備え、
前記情報取得手段は、前記通知を受信した場合に、前記通知に対応する前記他の情報取得装置に接続して該コンテンツ要約情報を取得することを特徴とする請求項1記載の情報取得装置。 - 他の情報取得装置から、本情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定された場合に、前記コンテンツ要約情報の取得に伴い、取得したコンテンツ要約情報を該他の情報取得装置へ供給するコンテンツ要約情報供給手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の情報取得装置。
- 情報を表示可能な表示手段と、
前記情報取得手段により取得した前記コンテンツ要約情報に含まれる前記コンテンツの位置情報に基づき、該コンテンツの内容を閲覧する閲覧手段とを備え、
前記閲覧手段は、
前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記情報取得手段により取得した前記コンテンツ要約情報に含まれる前記コンテンツの位置情報が示す位置に接続して、前記コンテンツの内容を前記表示手段に表示して閲覧する第1の閲覧手段と、
前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記情報取得手段により取得した前記コンテンツ要約情報に含まれる前記コンテンツの位置情報を、前記コンテンツの内容を取得可能に構成されている前記他の情報取得装置へ出力する出力手段と、
(1)その出力手段による前記コンテンツの位置情報の出力先である他の情報取得装置から該コンテンツを取得してその内容を前記表示手段に表示して閲覧する、又は、(2)前記出力手段による前記コンテンツの位置情報の出力先である他の情報取得装置の表示手段に該コンテンツの内容を表示させることによって閲覧する第2の閲覧手段とを含んで構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報取得装置。 - コンテンツの位置情報と該コンテンツのタイトルとを少なくとも含みWANに位置するコンテンツ要約情報を取得するための情報取得装置を機能させる情報取得プログラムであって、
本情報取得装置は、LANにて、前記コンテンツ要約情報をWAN上の位置から直接又は間接的に取得可能な他の情報取得装置と通信可能に接続されていると共に、前記コンテンツ要約情報を取得する際の取得元を記憶する記憶手段を有しており、
前記記憶手段に記憶される取得元から前記コンテンツ要約情報を取得する情報取得ステップと、
前記他の情報取得装置が取得可能な前記コンテンツ要約情報を検索する検索ステップと、
その検索ステップにおいて検索された前記コンテンツ要約情報の少なくとも一部を設定対象として設定する対象設定ステップと、
本情報取得装置がWANに接続可能であるか否かを判別する判別ステップと、
その判別ステップにおいて本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記コンテンツ要約情報の位置情報を前記記憶手段に記憶することによって、本情報取得装置が、前記WAN上の位置情報が示す位置に接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第1の取得設定ステップと、
前記判別ステップにおいて本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記対象設定ステップにおいて設定対象とされたコンテンツ要約情報を取得する他の情報取得装置を取得元として前記記憶手段に記憶することによって、該他の情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第2の取得設定ステップとを備えていることを特徴とする情報取得プログラム。 - コンテンツの位置情報と該コンテンツのタイトルとを少なくとも含みWANに位置するコンテンツ要約情報を取得するための情報取得装置の複数がLANにて互いに通信可能に接続された情報取得システムであって、
本情報取得システムを構成する各情報取得装置は、
前記コンテンツ要約情報を取得する際の取得元を記憶する記憶手段と、
その記憶手段に記憶される取得元から前記コンテンツ要約情報を取得する情報取得手段と、
他の情報取得装置がWAN上の位置から直接又は間接的に取得可能な前記コンテンツ要約情報を検索する検索手段と、
その検索手段により検索された前記コンテンツ要約情報の少なくとも一部を設定対象として設定する対象設定手段と、
本情報取得装置がWANに接続可能であるか否かを判別する判別手段と、
その判別手段によって本情報取得装置がWANに接続可能であると判別された場合には、前記コンテンツ要約情報の位置情報を前記記憶手段に記憶することによって、本情報取得装置が、前記WAN上の位置情報が示す位置に接続して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第1の取得設定手段と、
前記判別手段によって本情報取得装置がWANに接続不可能であると判別された場合には、前記対象設定手段により設定対象とされたコンテンツ要約情報を取得する他の情報取得装置を取得元として前記記憶手段に記憶することによって、該他の情報取得装置を介して前記コンテンツ要約情報を取得するよう設定する第2の取得設定手段とを備えていることを特徴とする情報取得システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008283973A JP2010113438A (ja) | 2008-11-05 | 2008-11-05 | 情報取得装置、情報取得プログラム、及び情報取得システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2010113438A true JP2010113438A (ja) | 2010-05-20 |
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ID=42301965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008283973A Pending JP2010113438A (ja) | 2008-11-05 | 2008-11-05 | 情報取得装置、情報取得プログラム、及び情報取得システム |
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JP (1) | JP2010113438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156996A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法及びプログラム |
-
2008
- 2008-11-05 JP JP2008283973A patent/JP2010113438A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016156996A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法及びプログラム |
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