JP2010113232A - 表示装置及びその駆動方法と電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】個々の画素別に発光時間を制御可能な表示装置を提供する
【解決手段】画素アレイ部102は、行状に配された走査線WSと列状に配された信号線DTLとこれらが交差する部分に配された行列状の画素101とを含む。スキャナ104は、水平周期ごとに順次制御信号を各走査線WSに出力して1フレーム周期で通常の定速線順次走査を行う。ドライバ103は、定速線順次走査に合わせて映像信号を各信号線DTLに供給してフレーム周期で画素アレイ部102に画像を表示する。スキャナ104は、フレーム周期よりも短い周期で定速線順次走査よりも早い高速線順次走査を定速線順次走査に並走して行う。ドライバ103は、高速線順次走査に合わせて各信号線DTLに消灯のための信号を供給し以って画素101ごとに消灯のタイミングを制御する。
【選択図】図3
【解決手段】画素アレイ部102は、行状に配された走査線WSと列状に配された信号線DTLとこれらが交差する部分に配された行列状の画素101とを含む。スキャナ104は、水平周期ごとに順次制御信号を各走査線WSに出力して1フレーム周期で通常の定速線順次走査を行う。ドライバ103は、定速線順次走査に合わせて映像信号を各信号線DTLに供給してフレーム周期で画素アレイ部102に画像を表示する。スキャナ104は、フレーム周期よりも短い周期で定速線順次走査よりも早い高速線順次走査を定速線順次走査に並走して行う。ドライバ103は、高速線順次走査に合わせて各信号線DTLに消灯のための信号を供給し以って画素101ごとに消灯のタイミングを制御する。
【選択図】図3
Description
本発明は、発光素子を画素に用いたアクティブマトリクス型の表示装置に関する。より詳しくは発光素子の点灯/消灯制御技術に関する。またこのような表示装置を組み込んだ電子機器に関する。
従来から、発光素子を画素に用いたアクティブマトリクス型の表示装置が開発されており、例えば以下の特許文献1に記載がある。
特開2008−032863
従来の表示装置は、基本的に画素アレイ部と駆動部とからなる。画素アレイ部は、行状に配された走査線と、列状に配された信号線と、各走査線と各信号線とが交差する部分に配された行列状の画素とを含む。駆動部は、各走査線に制御信号を供給するスキャナと、各信号線に映像信号を供給するドライバとを含む。個々の画素は、サンプリングトランジスタと、ドライブトランジスタと、発光素子とを含む。サンプリングトランジスタは、走査線から供給された制御信号に応じて信号線から映像信号を取り込む。ドライブトランジスタは、取り込んだ映像信号に応じて駆動電流を出力する。発光素子は、駆動電流により映像信号に応じた輝度で点灯する。
周辺駆動部のスキャナは、水平周期ごとに順次制御信号を各走査線に出力して1フレーム周期で線順次走査を行う。ドライバは、この線順次走査に合わせて映像信号を各信号線に供給してフレーム周期で画素アレイ部に画像を表示する。
従来の表示装置は、1フレーム期間で画素が発光している時間と画素が非発光状態になる時間との比(デューティ比)を制御して、画面輝度を調整している。1フレームに占める画素の発光時間が長くなるほど、画面の輝度は高くなる。また1フレーム内に画素の非発光時間を入れることで、動画の表示品質が改善される。画素の発光時間/非発光時間の制御は、画素の点灯と消灯を切り換えることで行う。画素の点灯/消灯切り換えは駆動部側のドライバ及びスキャナで行う。
しかしながら従来の表示装置は、画素アレイ部に含まれる全ての画素の発光時間を同じように制御できるだけである。従来の表示装置は画素毎に発光時間を異ならせて制御することができないので、細かい画面調整ができず解決すべき課題となっている。
上述した従来の技術の課題に鑑み、本発明は個々の画素別に発光時間を制御可能な表示装置を提供することを目的とする。係る目的を達成するために以下の手段を講じた。即ち本発明に係る表示装置は、画素アレイ部と、駆動部とからなる。前記画素アレイ部は、行状に配された走査線と、列状に配された信号線と、各走査線と各信号線とが交差する部分に配された行列状の画素とを含む。前記駆動部は、各走査線に制御信号を供給するスキャナと、各信号線に映像信号を供給するドライバとを含む。前記画素は該走査線から供給された制御信号に応じて該信号線から映像信号を取り込むサンプリングトランジスタと、取り込んだ映像信号に応じて駆動電流を出力するドライブトランジスタと、該駆動電流により該映像信号に応じた輝度で点灯する発光素子とを含む。前記スキャナは、水平周期ごとに順次制御信号を各走査線に出力して1フレーム周期で通常の定速線順次走査を行う。前記ドライバは、該定速線順次走査に合わせて映像信号を各信号線に供給してフレーム周期で該画素アレイ部に画像を表示する。前記スキャナは、フレーム周期よりも短い周期で該定速線順次走査よりも早い高速線順次走査を該定速線順次走査に並走して行う。前記ドライバは、該高速線順次走査に合わせて各信号線に消灯のための信号を供給し、以って画素ごとに消灯のタイミングを制御する。
好ましくは前記スキャナは、水平周期の単位で該高速線順次走査を行う。例えば前記スキャナは、1水平周期で一回の高速線順次走査を完了する。或いは前記スキャナは、1水平周期で高速線順次走査の一部を行い、複数の水平周期を合わせて一回の高速線順次走査を完了する。又前記駆動部は、フレーム単位で行う該定速線順次走査により各画素に映像信号を書込んで点灯させ、水平周期単位で行う該高速線順次走査により各画素の消灯タイミングを制御し、以って1フレーム周期における各画素の発光時間を水平周期単位で制御する。
本発明によればスキャナは、フレーム周期よりも短い周期(例えば1水平周期)で定速線順次走査よりも早い高速線順次走査を定速線順次走査に並走して行っている。一方ドライバは、高速線順次走査に合わせて各信号線に消灯のための信号を供給し、以って画素毎に消灯のタイミングを制御している。このように駆動部は、フレーム単位で行う定速線順次走査により各画素に映像信号を書き込んで点灯させ、水平周期単位で行う高速線順次走査により各画面の消灯タイミングを制御し、以ってフレーム周期内における各画素の発光時間を水平周期単位で制御できる。
本発明によれば画素毎に発光期間を制御できるため、画素アレイ部上に2つ以上のデューティの異なる画面を表示することができる。画面上で発光輝度を自在に制御することができ、消費電力の節減に繋がる。また本発明によれば、画素の消灯には映像信号と別に消灯のための信号を供給している。通常の映像信号は消灯のための黒レベルを持つ必要がなくなる。これにより通常の映像信号の振幅(ダイナミックレンジ)を黒レベルから白レベルまでの範囲より小さくすることができる。映像信号の振幅を抑えることで、消費電力の節約に繋がる。
以下、発明を実施するための最良の形態(実施形態と言う)について説明する。説明は以下の順序で行う。
第一実施形態
第二実施形態
応用形態
第一実施形態
第二実施形態
応用形態
〈第一実施形態〉
[表示装置の全体構成]
図1は、本発明に係る表示装置の全体構成を示すブロック図である。図示するように本表示装置100は、基本的に画素アレイ部102と駆動部とからなる。画素アレイ部102は、行状に配された走査線WSと、列状に配された信号線DTLと、各走査線WSと各信号線DTLとが交差する部分に配された行列状の画素(PXLC)101とを含む。更に各走査線WSと並行に配された給電線(電源供給線)DSを含んでいる。なお各走査線WSを行毎に区別する場合は行番号(1)乃至(m)を付する。mは行番号を意味している。同様に信号線DTLに個々の列番号を付す場合は(1)乃至(n)を付する。nは列番号である。
[表示装置の全体構成]
図1は、本発明に係る表示装置の全体構成を示すブロック図である。図示するように本表示装置100は、基本的に画素アレイ部102と駆動部とからなる。画素アレイ部102は、行状に配された走査線WSと、列状に配された信号線DTLと、各走査線WSと各信号線DTLとが交差する部分に配された行列状の画素(PXLC)101とを含む。更に各走査線WSと並行に配された給電線(電源供給線)DSを含んでいる。なお各走査線WSを行毎に区別する場合は行番号(1)乃至(m)を付する。mは行番号を意味している。同様に信号線DTLに個々の列番号を付す場合は(1)乃至(n)を付する。nは列番号である。
駆動部は、各走査線WS(1)乃至WS(m)に制御信号を供給するライトスキャナ(WSCN)104と各信号線DTL(1)乃至DTL(n)に映像信号を供給する水平セレクタ(HSEL)103とを含む。この水平線セレクタ103は信号ドライバである。周辺駆動部は更に電源スキャナ(DSCN)105を備えている。この電源スキャナ105は、給電線DS(1)乃至DS(m)の電源電位を行順次で切り換えていく。
[画素の回路構成]
図2は、図1に示した表示装置の画素アレイ部に含まれる画素の構成を示す回路図である。図示するように画素101は、サンプリングトランジスタ3Aとドライブトランジスタ3Bと画素容量3Cと発光素子3Dとを含んでいる。サンプリングトラジスタ3Aは、走査線WSから供給された制御信号に応じて信号線DTLから映像信号を取り込む。取り込んだ映像信号は画素容量3Cに書き込まれる。ドライブトランジスタ3Bは、取り込んだ映像信号に応じて駆動電流を出力する。発光素子3Dは、駆動電流により映像信号に応じた輝度で点灯する。なお、VCATHは全画素に共通の接地電位である。
図2は、図1に示した表示装置の画素アレイ部に含まれる画素の構成を示す回路図である。図示するように画素101は、サンプリングトランジスタ3Aとドライブトランジスタ3Bと画素容量3Cと発光素子3Dとを含んでいる。サンプリングトラジスタ3Aは、走査線WSから供給された制御信号に応じて信号線DTLから映像信号を取り込む。取り込んだ映像信号は画素容量3Cに書き込まれる。ドライブトランジスタ3Bは、取り込んだ映像信号に応じて駆動電流を出力する。発光素子3Dは、駆動電流により映像信号に応じた輝度で点灯する。なお、VCATHは全画素に共通の接地電位である。
係る構成において、ライトスキャナ104は、水平周期毎に順次制御信号を各走査線WS(1),WS(2),WS(3)に出力して1フレーム周期(1F)で通常の定速線順次走査を行う。水平セレクタ(信号ドライバ)103は、この定速線順次走査に合わせて映像信号を各信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)に供給してフレーム周期で画素アレイ部102に画像を表示する。本発明の特徴事項として、ライトスキャナ104はフレーム周期よりも短い周期で定速線順次走査よりも速い高速線順次走査を定速線順次走査に並走して行う。一方信号ドライバ103は、高速線順次走査に合わせて各信号線DTL(1),TDL(2),DTL(3)に消灯のための信号を供給し、以って画素毎に消灯のタイミングを制御する。
ライトスキャナ104は、水平周期の単位で高速線順次走査を行う。特に本実施形態では、ライトスキャナ104は、1水平周期(1H)で1回の高速線順次走査を完了する。このようにして駆動部は、フレーム単位で行う定速線順次走査により各画素101に映像信号を書き込んで点灯させ、水平周期単位で行う高速線順次走査により各画素101の消灯タイミングを制御する。以ってフレーム周期内における各画素の発光時間を水平周期単位で制御することができる。
本発明によれば画素毎に発光期間を制御できるため、画素アレイ部上に2つ以上のデューティの異なる画面を表示することができる。画面上で発光輝度を自在に制御することができ、消費電力の節減に繋がる。また本発明によれば、画素の消灯には映像信号と別に消灯のための信号を供給している。通常の映像信号は消灯のための黒レベルを持つ必要がなくなる。これにより通常の映像信号の振幅(ダイナミックレンジ)を黒レベルから白レベルまでの範囲より小さくすることができる。映像信号の振幅を抑えることで、消費電力の節約に繋がる。
[表示装置の点灯動作]
図3は、本発明に係る表示装置の点灯動作を説明するための模式図である。図示する様に、この画素101は、有機ELデバイスなどで代表される発光素子3Dと、サンプリングトランジスタ3Aと、ドライブトランジスタ3Bと、画素容量3Cとを含む。サンプリングトランジスタ3Aは、そのゲートが対応する走査線WSに接続し、そのソース及びドレインの一方が対応する信号線DTLに接続し、他方がドライブトランジスタ3Bのゲートgに接続する。ドライブトランジスタ3Bは、そのソースs及びドレインdの一方が発光素子3Dに接続し、他方が対応する電源線DSに接続している。本実施形態では、ドライブトランジスタ3Bのドレインdが電源線DSに接続する一方、ソースsが発光素子3Dのアノードに接続している。発光素子3Dのカソードは接地配線3Hに接続している。なおこの接地配線3Hは全ての画素101に対して共通に配線されている。画素容量3Cは、ドライブトランジスタ3Bのソースsとゲートgの間に接続している。
図3は、本発明に係る表示装置の点灯動作を説明するための模式図である。図示する様に、この画素101は、有機ELデバイスなどで代表される発光素子3Dと、サンプリングトランジスタ3Aと、ドライブトランジスタ3Bと、画素容量3Cとを含む。サンプリングトランジスタ3Aは、そのゲートが対応する走査線WSに接続し、そのソース及びドレインの一方が対応する信号線DTLに接続し、他方がドライブトランジスタ3Bのゲートgに接続する。ドライブトランジスタ3Bは、そのソースs及びドレインdの一方が発光素子3Dに接続し、他方が対応する電源線DSに接続している。本実施形態では、ドライブトランジスタ3Bのドレインdが電源線DSに接続する一方、ソースsが発光素子3Dのアノードに接続している。発光素子3Dのカソードは接地配線3Hに接続している。なおこの接地配線3Hは全ての画素101に対して共通に配線されている。画素容量3Cは、ドライブトランジスタ3Bのソースsとゲートgの間に接続している。
かかる構成において、サンプリングトランジスタ3Aは、走査線WSから供給された制御信号に応じて導通し、信号線DTLから供給された信号電位をサンプリングして画素容量3Cに保持する。ドライブトランジスタ3Bは、第1電位にある電源線DSから電流の供給を受け画素容量3Cに保持された信号電位に応じて駆動電流を発光素子3Dに流す。主スキャナ(WSCN)104は、信号線DTLが信号電位にある時間帯にサンプリングトランジスタ3Aを導通状態にするため、この時間帯よりパルス幅の短い制御信号を走査線WSに出力し、以って画素容量3Cに信号電位を保持する際ドライブトランジスタ3Bの移動度μに対する補正を信号電位に加える。
図3に示した画素回路101は上述した移動度補正機能に加え閾電圧補正機能も備えている。即ち電源スキャナ(DSCN)105は、サンプリングトランジスタ3Aが信号電位をサンプリングする前に、第1タイミングで電源線DSを第1電位から第2電位に切換える。また主スキャナ(WSCN)104は、同じくサンプリングトランジスタ3Aが信号電位をサンプリングする前に、第2タイミングでサンプリングトランジスタ3Aを導通させて信号線DTLから基準電位をドライブトランジスタ3Bのゲートgに印加すると共にドライブトランジスタ3Bのソースsを第2電位にセットする。通常上述した第1タイミングは第2タイミングの前に来るが、場合によっては第1タイミングと第2タイミングを逆にしても良い。電源スキャナ(DSCN)105は、第2タイミングの後の第3タイミングで、電源線DSを第2電位から第1電位に切換えて、ドライブトランジスタ3Bの閾電圧Vthに相当する電圧を画素容量3Cに保持しておく。かかる閾電圧補正機能により、本表示装置100は画素毎にばらつくドライブトランジスタ3Bの閾電圧の影響をキャンセルすることが出来る。
図3に示した画素回路101はさらにブートストラップ機能も備えている。即ち主スキャナ(WSCN)104は、画素容量3Cに信号電位が保持された段階で走査線WSに対する制御信号の印加を解除し、サンプリングトランジスタ3Aを非導通状態にしてドライブトランジスタ3Bのゲートgを信号線DTLから電気的に切り離し、以ってドライブトランジスタ3Bのソース電位(Vs)の変動にゲート電位(Vg)が連動しゲートgとソースs間の電圧Vgsを一定に維持することが出来る。
[タイミングチャート]
図4Aは画素の点灯動作説明に供するタイミングチャートである。時間軸を共通にして、走査線(WS)の電位変化、電源線(DS)の電位変化及び信号線(DTL)の電位変化を表してある。またこれらの電位変化と並行に、ドライブトランジスタ3Bのゲート電位(Vg)及びソース電位(Vs)の変化も表してある。
図4Aは画素の点灯動作説明に供するタイミングチャートである。時間軸を共通にして、走査線(WS)の電位変化、電源線(DS)の電位変化及び信号線(DTL)の電位変化を表してある。またこれらの電位変化と並行に、ドライブトランジスタ3Bのゲート電位(Vg)及びソース電位(Vs)の変化も表してある。
このタイミングチャートは、画素101の動作の遷移に合わせて期間を(B)〜(I)のように便宜的に区切ってある。発光期間(B)では発光素子3Dが発光状態にある。この後線順次走査の新しいフィールドに入ってまず最初の期間(C)で、電源供給線を低電位に切換える。次の期間(D)に進み、ドライブトランジスタのゲート電位Vg及びソース電位Vsを初期化する。この閾値補正準備期間(C)及び(D)でドライブトランジスタ3Bのゲート電位Vg及びソース電位Vsをリセットすることで、閾電圧補正動作の準備が完了する。続いて閾値補正期間(E)で実際に閾電圧補正動作が行われ、ドライブトランジスタ3Bのゲートgとソースsとの間に閾電圧Vthに相当する電圧が保持される。実際には、Vthに相当する電圧が、ドライブトランジスタ3Bのゲートgとソースsとの間に接続された画素容量3Cに書き込まれることになる。
この後移動度補正の為の準備期間(F)及び(G)を経て、サンプリング期間/移動度補正期間(H)に進む。ここで映像信号の信号電位VinがVthに足し込まれる形で画素容量3Cに書き込まれると共に、移動度補正用の電圧ΔVが画素容量3Cに保持された電圧から差し引かれる。このサンプリング期間/移動度補正期間(H)では、信号線DTLが信号電位Vinにある時間帯にサンプリグ用トランジスタ3Aを導通状態にするため、この時間帯よりパルス幅の短い制御信号を走査線WSに出力し、以って画素容量3Cに信号電位Vinを保持する際ドライブトランジスタ3Bの移動度μに対する補正を信号電位Vinに加えている。
この後発光期間(I)に進み、信号電圧Vinに応じた輝度で発光素子が発光する。その際信号電圧Vinは閾電圧Vthに相当する電圧と移動度補正用の電圧ΔVとによって調整されているため、発光素子3Dの発光輝度はドライブトランジスタ3Bの閾電圧Vthや移動度μのばらつきの影響を受けることはない。なお、発光期間(I)の最初でブートストラップ動作が行われ、ドライブトランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧Vgs=Vin+Vth−ΔVを一定に維持したまま、ドライブトランジスタ3Bのゲート電位Vg及びソース電位Vsが上昇する。
[動作シーケンス]
以下図4B乃至図4Iを参照して、画素の点灯動作を順に説明する。なお、図4B〜図4Iの図番は、図4Aに示したタイミングチャートの各期間(B)〜(I)にそれぞれ対応している。理解を容易にするため、図4B〜図4Iは、説明の都合上発光素子3Dの容量成分を容量素子3Iとして図示してある。先ず図4Bに示すように発光期間(B)では、電源供給線DSが高電位Vcc_H(第1電位)にあり、ドライブトランジスタ3Bが駆動電流Idsを発光素子3Dに供給している。図示する様に、駆動電流Idsは高電位Vcc_Hにある電源供給線DSからドライブトランジスタ3Bを介して発光素子3Dを通り、共通接地配線3Hに流れ込んでいる。
以下図4B乃至図4Iを参照して、画素の点灯動作を順に説明する。なお、図4B〜図4Iの図番は、図4Aに示したタイミングチャートの各期間(B)〜(I)にそれぞれ対応している。理解を容易にするため、図4B〜図4Iは、説明の都合上発光素子3Dの容量成分を容量素子3Iとして図示してある。先ず図4Bに示すように発光期間(B)では、電源供給線DSが高電位Vcc_H(第1電位)にあり、ドライブトランジスタ3Bが駆動電流Idsを発光素子3Dに供給している。図示する様に、駆動電流Idsは高電位Vcc_Hにある電源供給線DSからドライブトランジスタ3Bを介して発光素子3Dを通り、共通接地配線3Hに流れ込んでいる。
続いて期間(C)に入ると図4Cに示すように、電源供給線DSを高電位Vcc_Hから低電位Vcc_Lに切換える。これにより電源供給線DSはVcc_Lまで放電され、さらにドライブトランジスタ3Bのソース電位VsはVcc_Lに近い電位まで遷移する。電源供給線DSの配線容量が大きい場合は比較的早いタイミングで電源供給線DSを高電位Vcc_Hから低電位Vcc_Lに切換えると良い。この期間(C)を十分に確保することで、配線容量やその他の画素寄生容量の影響を受けないようにしておく。
次に期間(D)に進むと図4Dに示すように、走査線WSを低レベルから高レベルに切換えることで、サンプリングトランジスタ3Aが導通状態になる。このとき映像信号線DTLは基準電位Voにある。よってドライブトランジスタ3Bのゲート電位Vgは導通したサンプリングトランジスタ3Aを通じて映像信号線DTLの基準電位Voとなる。これと同時にドライブトランジスタ3Bのソース電位Vsは即座に低電位Vcc_Lに固定される。以上によりドライブトランジスタ3Bのソース電位Vsが映像信号線DTLの基準電位Voより十分低い電位Vcc_Lに初期化(リセット)される。具体的にはドライブトランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧Vgs(ゲート電位Vgとソース電位Vsの差)がドライブトランジスタ3Bの閾電圧Vthより大きくなるように、電源供給線DSの低電位Vcc_L(第2電位)を設定する。
次に閾値補正期間(E)に進むと図4(E)に示すように、電源供給線DSが低電位Vcc_Lから高電位Vcc_Hに遷移し、ドライブトランジスタ3Bのソース電位Vsが上昇を開始する。やがてドライブトランジスタ3Bのゲート‐ソース間電圧Vgsが閾電圧Vthとなったところで電流がカットオフする。このようにしてドライブトランジスタ3Bの閾電圧Vthに相当する電圧が画素容量3Cに書き込まれる。これが閾電圧補正動作である。このとき電流が専ら画素容量3C側に流れ、発光素子3D側には流れないようにするため、発光素子3Dがカットオフとなるように共通接地配線3Hの電位を設定しておく。
期間(F)に進むと図4Fに示すように、走査線WSが低電位側に遷移し、サンプリングトランジスタ3Aが一旦オフ状態になる。このときドライブトランジスタ3Bのゲートgはフローティングになるが、ゲート−ソース間電圧Vgsはドライブトランジスタ3Bの閾電圧Vthに等しいためカットオフ状態であり、ドレイン電流Idsは流れない。
続いて期間(G)に進むと図4Gに示すように、映像信号線DTLの電位が基準電位Voからサンプリング電位(信号電位)Vinに遷移する。これにより、次のサンプリング動作及び移動度補正動作の準備が完了する。
サンプリング期間/移動度補正期間(H)に入ると、図4Hに示すように、走査線WSが高電位側に遷移してサンプリングトランジスタ3Aがオン状態となる。したがってドライブトランジスタ3bのゲート電位Vgは信号電位Vinとなる。ここで発光素子3Dは始めカットオフ状態(ハイインピーダンス状態)にあるため、ドライブトランジスタ3Bのドレイン/ソース間電流Idsは発光素子容量3Iに流れ込み、充電を開始する。したがってドライブトランジスタ3Bのソース電位Vsは上昇を開始し、やがてドライブトランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧VgsはVin+Vth−ΔVとなる。このようにして、信号電位Vinのサンプリングと補正量ΔVの調整が同時に行われる。Vinが高いほどIdsは大きくなり、ΔVの絶対値も大きくなる。したがって発光輝度レベルに応じた移動度補正が行われる。Vinを一定とした場合、ドライブトランジスタ3Bの移動度μが大きいほどΔVの絶対値が大きくなる。換言すると移動度μが大きいほど負帰還量ΔVが大きくなるので、画素ごとの移動度μのばらつきを取り除くことが出来る。
最後に発光期間(I)になると、図4Iに示すように、走査線WSが低電位側に遷移し、サンプリングトランジスタ3Aはオフ状態となる。これによりドライブトランジスタ3Bのゲートgは信号線DTLから切り離される。同時にドレイン電流Idsが発光素子3Dを流れ始める。これにより発光素子3Dのアノード電位は駆動電流Idsに応じてVel上昇する。発光素子3Dのアノード電位の上昇は、即ちドライブトランジスタ3Bのソース電位Vsの上昇に他ならない。ドライブトランジスタ3Bのソース電位Vsが上昇すると、画素容量3Cのブートストラップ動作により、ドライブトランジスタ3Bのゲート電位Vgも連動して上昇する。ゲート電位Vgの上昇量Velはソース電位Vsの上昇量Velに等しくなる。故に、発光期間中ドライブトランジスタ3Bのゲート‐ソース間電圧VgsはVin+Vth−ΔVで一定に保持される。
[消灯動作]
図5は、上述した点灯動作と並走して行われる消灯動作を表している。前述したように、点灯動作は定速線順次走査であり、1フレーム(1F)で1回の定速線順次走査が完了する。各画素にはフレーム単位で通常の映像信号(DATA)が書き込まれている。図5のタイミングチャートは行数がnで、DATAが1水平期間(1H)毎に順次各行の画素に書き込まれていく。各行の画素は書き込まれた映像信号DATAのレベルに応じた輝度で発光する。なお、水平期間は外部からライトスキャナに入力されるクロック信号WSCKによって規定されている。
図5は、上述した点灯動作と並走して行われる消灯動作を表している。前述したように、点灯動作は定速線順次走査であり、1フレーム(1F)で1回の定速線順次走査が完了する。各画素にはフレーム単位で通常の映像信号(DATA)が書き込まれている。図5のタイミングチャートは行数がnで、DATAが1水平期間(1H)毎に順次各行の画素に書き込まれていく。各行の画素は書き込まれた映像信号DATAのレベルに応じた輝度で発光する。なお、水平期間は外部からライトスキャナに入力されるクロック信号WSCKによって規定されている。
一方消灯動作は高速線順次走査で行われる。本実施形態ではこの高速線順次走査は1水平期間(1H)で1回が完了する。従って、n本の走査線WS(1),WS(2)・・・WS(n)には1Hの間に順次制御パルスが印加されていく。これに応じて1H期間にドライバから供給される映像信号DATAは、最初の部分が通常の映像信号であり、残りの部分は高速線順次走査に合わせて各画素に書き込まれる消灯のための映像信号となっている。高速線順次走査に応じて消灯のための信号は消灯対象となる画素のみに書き込まれる。ある画素に対しては最初の1H期間で消灯のための信号が書き込まれる。また他の画素に対しては例えば最後の水平期間nで消灯のための信号が書き込まれる。このようにして画素アレイ部に書き込まれる各画素を異なるタイミングで消灯制御することができる。以下本明細書では、消灯のための信号を「黒信号」と呼び、通常の映像信号と区別する場合がある。
〈第二実施形態〉
図6は、本発明に係る表示装置の第二実施形態を示すタイミングチャートである。理解を容易にするため、図5に示した第一実施形態のタイミングチャートと同様の表記を採用している。本実施形態は1H内における黒信号書き込みを、全ての行である1行目乃至n行目の画素を対象としていない。本実施形態は最初の1Hで全画素行の半分である1行目からn/2行目までの画素に黒信号書き込みを行っている。次の1H期間で残りのn/2+1行目からn行目までの画素に黒信号を書き込んでいる。このように本実施形態では、画素アレイ部を上下2つのブロックに分け、ブロック単位で1H毎に高速線順次走査で黒信号を選択的に書き込む。従って第二実施形態では、2Hで1回の高速線順次走査が完了する。図5に示した第一実施形態と異なり、第二実施形態は消灯制御の時間精度が2Hとなっており、第一実施形態の1Hの精度の半分である。精度は半分になるが、高速線順次走査の速度も半分になるので、動作的な余裕ができる。一般に本発明に係る表示装置は、水平周期の単位で高速線順次走査を行う。特に第二実施形態では、1水平周期(1H)で高速線順次走査の一部(例えば半分)を行い、複数の水平周期(例えば2H)を合わせて1回の高速線順次走査を完了している。
図6は、本発明に係る表示装置の第二実施形態を示すタイミングチャートである。理解を容易にするため、図5に示した第一実施形態のタイミングチャートと同様の表記を採用している。本実施形態は1H内における黒信号書き込みを、全ての行である1行目乃至n行目の画素を対象としていない。本実施形態は最初の1Hで全画素行の半分である1行目からn/2行目までの画素に黒信号書き込みを行っている。次の1H期間で残りのn/2+1行目からn行目までの画素に黒信号を書き込んでいる。このように本実施形態では、画素アレイ部を上下2つのブロックに分け、ブロック単位で1H毎に高速線順次走査で黒信号を選択的に書き込む。従って第二実施形態では、2Hで1回の高速線順次走査が完了する。図5に示した第一実施形態と異なり、第二実施形態は消灯制御の時間精度が2Hとなっており、第一実施形態の1Hの精度の半分である。精度は半分になるが、高速線順次走査の速度も半分になるので、動作的な余裕ができる。一般に本発明に係る表示装置は、水平周期の単位で高速線順次走査を行う。特に第二実施形態では、1水平周期(1H)で高速線順次走査の一部(例えば半分)を行い、複数の水平周期(例えば2H)を合わせて1回の高速線順次走査を完了している。
[具体例]
図7は、点灯動作(定速線順次走査)及び消灯動作(高速線順次走査)の具体例を示すタイミングチャートである。この具体例は、3行3列分の画素に対して供給される制御パルス及び映像信号の波形を表している。これらの制御信号及び映像信号は例えば図2に示した3行3列の画素のパネルに供給される。なお実際の表示装置に含まれる画素は膨大な数に及ぶが、本具体例は理解を容易にし且つ説明を簡潔にするため、3行3列の例にしている。
図7は、点灯動作(定速線順次走査)及び消灯動作(高速線順次走査)の具体例を示すタイミングチャートである。この具体例は、3行3列分の画素に対して供給される制御パルス及び映像信号の波形を表している。これらの制御信号及び映像信号は例えば図2に示した3行3列の画素のパネルに供給される。なお実際の表示装置に含まれる画素は膨大な数に及ぶが、本具体例は理解を容易にし且つ説明を簡潔にするため、3行3列の例にしている。
最初の水平期間(1H)で1行目の走査線WS(1)に制御パルスが印加される。制御パルスの振幅は0Vを基準にして+20Vとなっている。最初の1H期間の残りで高速線順次走査が行われ、各走査線WS(1),WS(2),WS(3)・・・に高速線順次走査用の制御パルスが供給される。この制御パルスの振幅は+10Vである。定速線順次走査用の制御パルスの振幅+20Vに比べ、高速線順次走査用の制御パルスの振幅はその半分の+10Vとなっている。
2番目の水平期間に移行すると、先頭で2行目の走査線WS(2)に映像信号書き込み用の制御パルスが印加される。残りの時間で各走査線WS(1),WS(2),WS(3)・・・に黒信号書き込み用の制御パルスが高速で供給される。
3番目の水平期間に移行すると、最初の時間で3行目の走査線WS(3)に映像信号書き込み用の制御パルスが印加される。残りの時間で黒信号書き込み用の制御パルスが各走査線に対して高速に供給される。
一方1列目乃至3列目の信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)に対しては、信号ドライバ側から最初の水平期間(1H)の先頭で、通常の映像信号が供給される。1列目の映像信号の振幅は0Vを基準にして+3Vである。その+3Vが1行1列目の画素に書き込まれ、その発光輝度を規定する。1行2列目の画素には+7Vの映像信号が書き込まれる。1行3列目の画素には+6Vの映像信号が書き込まれる。このようにして最初の1Hで1行目の画素に対して所望の輝度レベルの映像信号が書き込まれる。
最初の1Hの残りの時間で各信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)・・・には消灯のための信号が印加される。本例では、消灯のための信号は+10Vと0Vの二値となっている。ハイレベルの+10Vは非消灯画素に書き込まれる一方、ローレベルの0Vは消灯対象となった画素に書き込まれる。図示の例では、最初の1Hで各信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)・・・に+10Vの信号が印加されている。従って最初の1Hでは全ての画素が点灯状態を維持し、消灯対象になるものはない。
次の水平周期に進むと、各信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)にそれぞれ+8V,+2V,+9Vの映像信号が供給される。これにより+8Vの映像信号が2行1列目の画素に書き込まれ、+2Vの映像信号が2行2列目の画素に書き込まれ、+9Vの映像信号が2行3列目の画素に書き込まれる。残りの時間で消灯制御のための高速線順次走査が行われる。この場合各信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)にはハイレベルの信号+10Vが印加されるため、消灯対象になる画素はない。
3回目の水平期間になると、DTL(1),DTL(2),DTL(3)にそれぞれ+7V,+4V,+5Vの映像信号が供給される。これにより3行1列目の画素には+7Vの信号が書き込まれ、3行2列目の画素には+4Vの映像信号が書き込まれ、3行3列目の画素には+5Vの映像信号が書き込まれる。その後消灯制御のための信号が各信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)に供給される。本例では、3番目の水平期間で消灯すべき画素があるので、消灯のための信号はハイレベルの+10Vとローレベルの0Vに分かれている。WS(1)に制御パルスが立ったとき、DTL(2)がローレベル0Vとなるので、1行2列目の画素が消灯になる。続いてWS(2)に制御パルスが立ったとき、DTL(1)とDTL(3)が0Vになるので、2行1列目の画素及び2行3列目の画素が消灯制御される。続いてWS(3)に制御パルスが立ったとき、DTL(1)が0Vになるので、3行1列目の画素が消灯する。
[1行目の点灯動作]
図8Aは1行目の点灯動作を示す模式図である。WS(1)に+20Vの制御パルスが印加され、1行目の画素のサンプリングトランジスタが全てオンする。この状態で信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)から供給された映像信号+3V,+7V,+6Vが1行目の対応する画素にそれぞれ書き込まれる。これにより1行目の画素が点灯を開始する。発光輝度は書き込まれた映像信号のレベルに応じている。図では理解を容易にするため、発光輝度を矢印の太さで表してある。+7Vの映像信号が書き込まれた画素が最も高い輝度を呈し、+3Vの映像信号が書き込まれた画素がそれより低い輝度を呈している。
図8Aは1行目の点灯動作を示す模式図である。WS(1)に+20Vの制御パルスが印加され、1行目の画素のサンプリングトランジスタが全てオンする。この状態で信号線DTL(1),DTL(2),DTL(3)から供給された映像信号+3V,+7V,+6Vが1行目の対応する画素にそれぞれ書き込まれる。これにより1行目の画素が点灯を開始する。発光輝度は書き込まれた映像信号のレベルに応じている。図では理解を容易にするため、発光輝度を矢印の太さで表してある。+7Vの映像信号が書き込まれた画素が最も高い輝度を呈し、+3Vの映像信号が書き込まれた画素がそれより低い輝度を呈している。
[2行目の点灯動作]
図8Bは、2行目の画素の点灯動作を表している。2番目の水平周期になると、WS(2)に+20Vの制御パルスが印加され、2行目の画素が全てオンする。この時各信号線DTLに供給された映像信号が2行目の画素に書き込まれる。本例では2行3列目の画素に最も高い映像信号+9Vが書き込まれるので、その発光輝度が一番高くなる。なお1行目の画素は書き込まれた映像信号のレベルに応じて発光状態を維持している。
図8Bは、2行目の画素の点灯動作を表している。2番目の水平周期になると、WS(2)に+20Vの制御パルスが印加され、2行目の画素が全てオンする。この時各信号線DTLに供給された映像信号が2行目の画素に書き込まれる。本例では2行3列目の画素に最も高い映像信号+9Vが書き込まれるので、その発光輝度が一番高くなる。なお1行目の画素は書き込まれた映像信号のレベルに応じて発光状態を維持している。
[3行目の点灯動作]
図8Cは、3行目の画素の点灯動作を表している。走査線WS(3)に制御パルス+20Vが印加され、3行目の画素のサンプリングトランジスタが全てオンする。これにより各信号線DTLに供給された映像信号がサンプリングされ、対応する画素に書き込まれる。各画素は書き込まれた映像信号のレベルに応じて発光を開始する。
図8Cは、3行目の画素の点灯動作を表している。走査線WS(3)に制御パルス+20Vが印加され、3行目の画素のサンプリングトランジスタが全てオンする。これにより各信号線DTLに供給された映像信号がサンプリングされ、対応する画素に書き込まれる。各画素は書き込まれた映像信号のレベルに応じて発光を開始する。
[表示パターン]
図8Dは、上述した定速線順次走査によって3行3列の画素に書き込まれた表示パターンを表している。各画素に付された矢印の太さが発光輝度を表している。3行3列の画素アレイはこれらの画素の輝度分布に応じた表示パターンを表している。
図8Dは、上述した定速線順次走査によって3行3列の画素に書き込まれた表示パターンを表している。各画素に付された矢印の太さが発光輝度を表している。3行3列の画素アレイはこれらの画素の輝度分布に応じた表示パターンを表している。
[1行目の消灯動作]
図8Eは、3番目の水平周期の高速線順次走査で行われる消灯動作を表している。図8Eは特に1行目の画素の消灯動作である。1行目の走査線WS(1)には+10Vの制御パルスが印加されている。従って1行目の各画素のサンプリングトランジスタのゲートには+10Vが印加されている。これに対しDTL(1)には+10Vが印加されている。換言すると、1行1列目の画素のサンプリングトランジスタのソースに+10Vが印加されている。このサンプリングトランジスタのゲート/ソース間電圧Vgsは(+10V)−(+10V)=0Vとなって閾電圧以下である。よって1行1列目の画素のサンプリングトランジスタはオフ状態であり、対応する発光素子の輝度に変化はない。
図8Eは、3番目の水平周期の高速線順次走査で行われる消灯動作を表している。図8Eは特に1行目の画素の消灯動作である。1行目の走査線WS(1)には+10Vの制御パルスが印加されている。従って1行目の各画素のサンプリングトランジスタのゲートには+10Vが印加されている。これに対しDTL(1)には+10Vが印加されている。換言すると、1行1列目の画素のサンプリングトランジスタのソースに+10Vが印加されている。このサンプリングトランジスタのゲート/ソース間電圧Vgsは(+10V)−(+10V)=0Vとなって閾電圧以下である。よって1行1列目の画素のサンプリングトランジスタはオフ状態であり、対応する発光素子の輝度に変化はない。
次に1行2列目の画素に着目すると2列目の信号線DTL(2)には0Vが印加されている。よって1行2列目の画素のサンプリングトランジスタのVgsは+10V−0V=+10Vとなって閾電圧以上である。このサンプリングトランジスタはオン状態となり、黒信号0Vがドライブトランジスタのゲートに書き込まれる。よってドライブトランジスタはオフとなり、1行2列目の画素は消灯になる。
1行3列目の画素に着目すると、信号線DTL(3)には+10Vが印加されているので、サンプリングトランジスタはオフ状態である。従って1行3列目の画素の発光状態に変化はない。このように本実施例では、高速線順次走査で選択された画素に対して選択的に+10Vの信号か0Vの信号を供給することで、これらの画素の選択的な消灯制御を行っている。
[2行目の消灯動作]
高速線順次走査の次のタイミングでは図8Fに示すように2行目の走査線WS(2)に+10Vの制御パルスが印加される。この時信号線DTL(1)及びDTL(3)に黒信号0Vが供給されている。従って2行1列目の画素と2行3列目の画素が選択的に消灯される。
高速線順次走査の次のタイミングでは図8Fに示すように2行目の走査線WS(2)に+10Vの制御パルスが印加される。この時信号線DTL(1)及びDTL(3)に黒信号0Vが供給されている。従って2行1列目の画素と2行3列目の画素が選択的に消灯される。
[3行目の消灯動作]
図8Gは、3行目の画素の消灯動作を表している。高速線順次走査が1行進むと、3行目の走査線WS(3)に+10Vの制御パルスが印加される。この時DTL(1)に黒信号0Vが供給されるので、3行1列目の画素が消灯状態となる。図8Gを見れば分かるように、3行3列の画素アレイは、選択的に点灯/消灯制御されており、これにより所望の表示パターンを表すことができる。
図8Gは、3行目の画素の消灯動作を表している。高速線順次走査が1行進むと、3行目の走査線WS(3)に+10Vの制御パルスが印加される。この時DTL(1)に黒信号0Vが供給されるので、3行1列目の画素が消灯状態となる。図8Gを見れば分かるように、3行3列の画素アレイは、選択的に点灯/消灯制御されており、これにより所望の表示パターンを表すことができる。
[タイミングチャート]
図9は、走査線電位(WS)、給電線電位(DS)、信号線電位(DTL)、ドライブトランジスタのゲート電位(Vg)及びドライブトランジスタのソース電位(Vs)の時間的な変化を示すタイミングチャートである。理解を容易にするため図4Aに示した点灯動作のタイミングチャートと同様な表記を採用している。図9のタイミングチャートは点灯動作の後行われる消灯動作の電位変化を表している。各画素が点灯して発光期間に入った後、所望の水平周期のタイミングで黒信号を書き込むことにより対象となる画素を選択的に消灯できる。図9のタイミングチャートでは発光期間の途中で発光終了信号(黒信号)を画素に書き込んでいる。これによりドライブトランジスタのゲートには黒信号Vo(基準電位)が書き込まれる。これによりドライブトランジスタのソースは画素容量Csを介したカップリングによりゲート電位Vgの落差と同じだけ電位降下する。この時のソース電位Vsが常にカソード電位Vcathより低くなるのであれば、発光素子ELに逆バイアスがかかるため、電流が流れず発光することはない。従ってVo−Vth<Vcathを満たすような電位設定であることが動作条件となる。
図9は、走査線電位(WS)、給電線電位(DS)、信号線電位(DTL)、ドライブトランジスタのゲート電位(Vg)及びドライブトランジスタのソース電位(Vs)の時間的な変化を示すタイミングチャートである。理解を容易にするため図4Aに示した点灯動作のタイミングチャートと同様な表記を採用している。図9のタイミングチャートは点灯動作の後行われる消灯動作の電位変化を表している。各画素が点灯して発光期間に入った後、所望の水平周期のタイミングで黒信号を書き込むことにより対象となる画素を選択的に消灯できる。図9のタイミングチャートでは発光期間の途中で発光終了信号(黒信号)を画素に書き込んでいる。これによりドライブトランジスタのゲートには黒信号Vo(基準電位)が書き込まれる。これによりドライブトランジスタのソースは画素容量Csを介したカップリングによりゲート電位Vgの落差と同じだけ電位降下する。この時のソース電位Vsが常にカソード電位Vcathより低くなるのであれば、発光素子ELに逆バイアスがかかるため、電流が流れず発光することはない。従ってVo−Vth<Vcathを満たすような電位設定であることが動作条件となる。
〈応用形態〉
本発明にかかる表示装置は、図10に示すような薄膜デバイス構成を有する。図10はTFT部分がBottomゲート構造(ゲート電極がチャネルPS層に対して下にある)である。この他にTFT部分に関してはSandwichゲート構造(チャネルPS層を上下のゲート電極ではさむ)、Topゲート構造(ゲート電極がチャネルPS層に対して上にある)のようなバリエーションがある。本図は、絶縁性の基板に形成された画素の模式的な断面構造を表している。図示するように、画素は、複数の薄膜トランジタを含むトランジスタ部(図では1個のTFTを例示)、画素容量などの容量部及び有機EL素子などの発光部とを含む。基板の上にTFTプロセスでトランジスタ部や容量部が形成され、その上に有機EL素子などの発光部が積層されている。その上に接着剤を介して透明な対向基板を貼り付けてフラットパネルとしている。
本発明にかかる表示装置は、図10に示すような薄膜デバイス構成を有する。図10はTFT部分がBottomゲート構造(ゲート電極がチャネルPS層に対して下にある)である。この他にTFT部分に関してはSandwichゲート構造(チャネルPS層を上下のゲート電極ではさむ)、Topゲート構造(ゲート電極がチャネルPS層に対して上にある)のようなバリエーションがある。本図は、絶縁性の基板に形成された画素の模式的な断面構造を表している。図示するように、画素は、複数の薄膜トランジタを含むトランジスタ部(図では1個のTFTを例示)、画素容量などの容量部及び有機EL素子などの発光部とを含む。基板の上にTFTプロセスでトランジスタ部や容量部が形成され、その上に有機EL素子などの発光部が積層されている。その上に接着剤を介して透明な対向基板を貼り付けてフラットパネルとしている。
本発明にかかる表示装置は、図11に示すようにフラット型のモジュール形状のものを含む。例えば絶縁性の基板上に、有機EL素子、薄膜トランジスタ、薄膜容量等からなる画素をマトリックス状に集積形成した画素アレイ部を設ける、この画素アレイ部(画素マトリックス部)を囲むように接着剤を配し、ガラス等の対向基板を貼り付けて表示モジュールとする。この透明な対向基板には必要に応じて、カラーフィルタ、保護膜、遮光膜等を設けてもよい。表示モジュールには、外部から画素アレイ部への信号等を入出力するためのコネクタとして例えばFPC(フレキシブルプリントサーキット)を設けてもよい。
以上説明した本発明における表示装置は、フラットパネル形状を有し、様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピューター、携帯電話、ビデオカメラなどに適用可能である。電子機器に入力された、若しくは、電子機器内で生成した駆動信号を画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器のディスプレイに適用することが可能である。以下この様な表示装置が適用された電子機器の例を示す。電子機器は基本的に情報を処理する本体と、本体に入力する情報若しくは本体から出力された情報を表示する表示器とを含む。
図12は本発明が適用されたテレビであり、フロントパネル12、フィルターガラス13等から構成される映像表示画面11を含み、本発明の表示装置をその映像表示画面11に用いることにより作製される。
図13は本発明が適用されたデジタルカメラであり、上が正面図で下が背面図である。このデジタルカメラは、撮像レンズ、フラッシュ用の発光部15、表示部16、コントロールスイッチ、メニュースイッチ、シャッター19等を含み、本発明の表示装置をその表示部16に用いることにより作製される。
図14は本発明が適用されたノート型パーソナルコンピュータであり、本体20には文字等を入力するとき操作されるキーボード21を含み、本体カバーには画像を表示する表示部22を含み、本発明の表示装置をその表示部22に用いることにより作製される。
図15は本発明が適用された携帯端末装置である。左が開いた状態を表し、右が閉じた状態を表している。この携帯端末装置は、上側筐体23、下側筐体24、連結部(ここではヒンジ部)25、ディスプレイ26、サブディスプレイ27、ピクチャーライト28、カメラ29等を含む。本発明の表示装置をそのディスプレイ26やサブディスプレイ27に用いることにより作製される。
図16は本発明が適用されたビデオカメラであり、本体部30、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ34、撮影時のスタート/ストップスイッチ35、モニター36等を含み、本発明の表示装置をそのモニター36に用いることにより作製される。
100…表示装置、101…画素、102…画素アレイ部、103…水平セレクタ(ドライバ)、104…ライトスキャナ、105…電源スキャナ、3A…サンプリングトランジスタ、3B…ドライブトランジスタ、3C…画素容量、3D…発光素子
Claims (7)
- 画素アレイ部と、駆動部とからなり、
前記画素アレイ部は、行状に配された走査線と、列状に配された信号線と、各走査線と各信号線とが交差する部分に配された行列状の画素とを含み、
前記駆動部は、各走査線に制御信号を供給するスキャナと、各信号線に映像信号を供給するドライバとを含み、
前記画素は該走査線から供給された制御信号に応じて該信号線から映像信号を取り込むサンプリングトランジスタと、取り込んだ映像信号に応じて駆動電流を出力するドライブトランジスタと、該駆動電流により該映像信号に応じた輝度で点灯する発光素子とを含み、
前記スキャナは、水平周期ごとに順次制御信号を各走査線に出力して1フレーム周期で通常の定速線順次走査を行い、
前記ドライバは、該定速線順次走査に合わせて映像信号を各信号線に供給してフレーム周期で該画素アレイ部に画像を表示し、
前記スキャナは、フレーム周期よりも短い周期で該定速線順次走査よりも早い高速線順次走査を該定速線順次走査に並走して行い、
前記ドライバは、該高速線順次走査に合わせて各信号線に消灯のための信号を供給し、以って画素ごとに消灯のタイミングを制御する
表示装置。 - 前記スキャナは、水平周期の単位で該高速線順次走査を行う請求項1記載の表示装置。
- 前記スキャナは、1水平周期で一回の高速線順次走査を完了する請求項2記載の表示装置。
- 前記スキャナは、1水平周期で高速線順次走査の一部を行い、複数の水平周期を合わせて一回の高速線順次走査を完了する請求項2記載の表示装置。
- 前記駆動部は、フレーム単位で行う該定速線順次走査により各画素に映像信号を書込んで点灯させ、水平周期単位で行う該高速線順次走査により各画素の消灯タイミングを制御し、以って1フレーム周期における各画素の発光時間を水平周期単位で制御する請求項2記載の表示装置。
- 本体と、該本体に入力する情報若しくは本体から出力された情報を表示する表示器とからなり、
前記表示器は、画素アレイ部と、駆動部とからなり、
前記画素アレイ部は、行状に配された走査線と、列状に配された信号線と、各走査線と各信号線とが交差する部分に配された行列状の画素とを含み、
前記駆動部は、各走査線に制御信号を供給するスキャナと、各信号線に映像信号を供給するドライバとを含み、
前記画素は該走査線から供給された制御信号に応じて該信号線から映像信号を取り込むサンプリングトランジスタと、取り込んだ映像信号に応じて駆動電流を出力するドライブトランジスタと、該駆動電流により該映像信号に応じた輝度で点灯する発光素子とを含み、
前記スキャナは、水平周期ごとに順次制御信号を各走査線に出力して1フレーム周期で通常の定速線順次走査を行い、
前記ドライバは、該定速線順次走査に合わせて映像信号を各信号線に供給してフレーム周期で該画素アレイ部に画像を表示し、
前記スキャナは、フレーム周期よりも短い周期で該定速線順次走査よりも早い高速線順次走査を該定速線順次走査に並走して行い、
前記ドライバは、該高速線順次走査に合わせて各信号線に消灯のための信号を供給し、以って画素ごとに消灯のタイミングを制御する
電子機器。 - 画素アレイ部と、駆動部とからなり、
前記画素アレイ部は、行状に配された走査線と、列状に配された信号線と、各走査線と各信号線とが交差する部分に配された行列状の画素とを含み、
前記駆動部は、各走査線に制御信号を供給するスキャナと、各信号線に映像信号を供給するドライバとを含み、
前記画素は該走査線から供給された制御信号に応じて該信号線から映像信号を取り込むサンプリングトランジスタと、取り込んだ映像信号に応じて駆動電流を出力するドライブトランジスタと、該駆動電流により該映像信号に応じた輝度で点灯する発光素子とを含む表示装置を駆動するため、
前記スキャナは、水平周期ごとに順次制御信号を各走査線に出力して1フレーム周期で通常の定速線順次走査を行い、
前記ドライバは、該定速線順次走査に合わせて映像信号を各信号線に供給してフレーム周期で該画素アレイ部に画像を表示し、
前記スキャナは、フレーム周期よりも短い周期で該定速線順次走査よりも早い高速線順次走査を該定速線順次走査に並走して行い、
前記ドライバは、該高速線順次走査に合わせて各信号線に消灯のための信号を供給し、以って画素ごとに消灯のタイミングを制御する
表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
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JP2008286784A JP2010113232A (ja) | 2008-11-07 | 2008-11-07 | 表示装置及びその駆動方法と電子機器 |
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