JP2010113018A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】中間転写ベルト側の構造を複雑化したり、トナー像の飛び散りを発生したりすることなく、トナー帯電量ムラを伴うスジ状の不良画像を抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】クリーニングブレード7bと搬送スクリュー7sとを備えたクリーニング装置7Kが内蔵されたプロセスカートリッジのクリーナ容器Cは、底面が中間転写ベルト5に平行に対向している。クリーナ容器Cを形成する樹脂材料の比誘電率εcを2〜10とし、中間転写ベルト5の表面抵抗率ρs(Ω/□)を1.0×109〜5.0×1013とし、底面の表面粗さRz(μm)を1.5以下とする。そして、プロセススピード、中間転写ベルトの表面抵抗率、一次転写電圧、及び一次転写部T1からクリーナ容器Cまでの距離の関係を数式(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))で規定する。
【選択図】図3
【解決手段】クリーニングブレード7bと搬送スクリュー7sとを備えたクリーニング装置7Kが内蔵されたプロセスカートリッジのクリーナ容器Cは、底面が中間転写ベルト5に平行に対向している。クリーナ容器Cを形成する樹脂材料の比誘電率εcを2〜10とし、中間転写ベルト5の表面抵抗率ρs(Ω/□)を1.0×109〜5.0×1013とし、底面の表面粗さRz(μm)を1.5以下とする。そして、プロセススピード、中間転写ベルトの表面抵抗率、一次転写電圧、及び一次転写部T1からクリーナ容器Cまでの距離の関係を数式(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))で規定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、カートリッジの底面に、転写部を通過した中間転写ベルトに対する対向面がある画像形成装置、詳しくは、中間転写ベルトに担持されたトナー像にスジ状の電荷ムラが形成されにくい対向面の配置に関する。
感光ドラム、帯電装置、現像装置、クリーニング装置を一体に組み立てた、現像色がそれぞれ異なるプロセスカートリッジを中間転写ベルトに沿って複数配置したフルカラー画像形成装置が実用化されている。
近年、画像形成装置全体の小型化に伴って、感光ドラムが直径30mmを割り込むまでに小型化されている。これに伴って、転写部の下流側における中間転写ベルトとプロセスカートリッジの底面との対向距離が4mmを割り込むまでに接近している。
一方、画像形成装置の高速化に伴って、プロセススピード(中間転写ベルトの回転速度)は200mmを越えるようになっている。このため、一次転写部を通過する際にチャージアップした中間転写ベルトの電荷がかなり下流まで運ばれて放電現象を発生することが報告されている。
特許文献1には、転写ローラを用いたトナー像の転写部で転写ベルトが高電位にチャージアップし、転写部の下流側で転写ベルトが近接部材との間で異常放電を発生することが報告されている。そこで、転写部の下流側における搬送ベルトの内面に除電部材を設けて、搬送ベルトにチャージアップした電荷を放電させている。
特許文献2には、感光ドラムとクリーナ容器とを一体にカートリッジ化した感光ドラムカートリッジにおいて、クリーナ容器の底面と中間転写ベルトとの間で異常放電が発生することが報告されている。そこで、中間転写ベルトの内面に非接触の電位規制板を設けて、トナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加して放電を抑制している。
特許文献3には、トナー像の一次転写部の下流側で中間転写ベルトに接触する部材が接地電位に接続されていると、中間転写ベルトと部材とが異常放電を発生することが報告されている。そこで、一次転写部から部材までの距離L(mm)、中間転写ベルトの表面抵抗率、及び転写電圧を数式で最適に規定して、異常放電が起きないようにしている。
中間転写ベルトとの対向距離が4mm以下のクリーナ容器を感光ドラムの下流側に配置して一体化したプロセスカートリッジを用いて、300mm/sec以上のプロセススピードで画像形成を行った。すると、図4に示すような、中間転写ベルト上のトナー帯電量ムラに起因するスジ状の不良画像が高頻度に出力されることが判明した。
そこで、このようなトナー帯電量ムラを伴う画像不良が異常放電によるものと推定して、特許文献1〜3に示すような対策を施すことが検討された。
しかし、特許文献1に示される除電部材は、特許文献3に示されるように、除電部材を通過する中間転写ベルトの電位を急変させて、担持されたトナー像を飛び散らせてしまう。また、特許文献2に示される電位規制板は、小型化された中間転写ベルトユニット内には配置するスペースが無く、電圧を印加する構成を含めて中間転写ベルトユニットの構造を複雑化する。
本発明は、中間転写ベルト側の構造を複雑化したり、トナー像の飛び散りを発生したりすることなく、トナー帯電量ムラを伴うスジ状の不良画像を抑制できる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、感光ドラムと、前記感光ドラムにトナー像を形成する像形成手段と、前記感光ドラムに当接して回転する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを介して前記感光ドラムへ圧接してトナー像の転写部を形成する一次転写ローラと、前記転写部を通過した前記感光ドラムの転写残トナーを除去するクリーニング装置とを備え、前記クリーニング装置を含むカートリッジの底面が、前記転写部を通過した前記中間転写ベルトに対する対向面を有するものである。そして、前記対向面を形成する樹脂材料の比誘電率をεcとして「2<εc<10」の関係を満たすとともに、前記対向面と前記中間転写ベルトの対向間隔をL2(mm)として「2.0<L2<4.0」の関係を満たすとともに、前記中間転写ベルトの移動速度をv(mm/sec)とし、前記中間転写ベルトの表面抵抗率をρs(Ω/□)とし、前記一次転写ローラに印加する直流電圧をVtr(V)とし、前記転写部から前記対向面までの前記中間転写ベルトに沿った距離をL1(mm)として「0<(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))<8.5」の関係を満たしている。
本発明の画像形成装置では、特許文献3に倣って転写部を通過した中間転写ベルトの電位変化を推定する。そして、中間転写ベルトの移動速度v(mm/sec)、中間転写ベルトの表面抵抗率ρs(Ω/□)、転写電圧Vtr(V)の関係を規定して、中間転写ベルトとカートリッジ底面との間に発生する電位差を異常放電が発生しない水準に制御する。
従って、中間転写ベルト側の構造を複雑化したり、トナー像の飛び散りを発生したりすることなく、トナー帯電量ムラに起因するスジ状の不良画像を抑制できる
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、転写部の下流における中間転写ベルトとカートリッジの対向間隔が4mm未満である限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、タンデム型のみならず1ドラム型のフルカラー又はモノクロ画像形成装置でも実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1〜3に示される画像形成装置の一般的な構成及び制御については、図示を省略して重複する説明を省略する。また、請求項で用いた構成名に括弧を付して示した参照記号は、発明の理解を助けるための例示であって、実施形態中の該当する部材等に構成を限定する趣旨のものではない。
<画像形成装置>
図1は第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図、図2はプロセスカートリッジの構成の説明図である。
図1は第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図、図2はプロセスカートリッジの構成の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト5に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部10Y、10M、10C、10Kを配置したタンデム型のフルカラープリンタである。
トナー像形成手段の一例である画像形成部10Yでは、感光ドラム1Yにイエロートナー像が形成されて、中間転写ベルト5に一次転写される。画像形成部10Mでは、感光ドラム1Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト5のイエロートナー像に重ねて一次転写される。画像形成部10C、10Kでは、それぞれ感光ドラム1C、1Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、同様に中間転写ベルト5のトナー像に位置を重ねて順次一次転写される。
中間転写ベルト5に担持された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて、二次転写部T2を中間転写ベルト5に重ねて挟持搬送される記録材Pへ一括二次転写される。二次転写部T2でトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置9で加熱加圧を受けて、表面にトナー像を定着された後に外部へ排出される。
カセット16から分離ローラ13を用いて1枚ずつ引き出された記録材Pは、レジストローラ15で待機し、中間転写ベルト5のトナー像にタイミングを合わせて、二次転写部T2へ送り出される。
ベルトクリーニング装置20は、中間転写ベルト5にクリーニングブレードを摺擦させて、二次転写部T2を通過した中間転写ベルト5の表面に残留した転写残トナーを除去する。
画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、付設された現像装置4Y、4M、4C、4Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部10Kについて説明し、他の画像形成部10Y、10M、10Cについては、説明中の符号末尾のKを、Y、M、C、Kに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部10Kは、感光ドラム1Kの周囲に、帯電ローラ3K、露光装置2K、現像装置4K、一次転写ローラ6K、クリーニング装置7Kを配置している。
感光ドラム1Kは、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の有機光導電体層(OPC)を形成して構成され、300mm/sec以上のプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ3Kは、金属性の中心軸の表面に抵抗性の弾性層を被せて形成され、感光ドラム1Kに圧接して従動回転する。帯電ローラ3Kは、電源D3から交流電圧を重畳した直流電圧を印加されることにより、感光ドラム1Kの表面を一様な負極性の電位に帯電させる。
露光装置2Kは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1Kの表面に画像の静電像を書き込む。
現像装置4Kは、二成分現像剤を攪拌して帯電させ、固定磁極43の周囲で感光ドラム1Kとカウンタ方向に回転する現像スリーブ42に穂立ち状態で担持して、感光ドラム1Kを摺擦させる。電源D4が負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像スリーブ42に印加することにより、現像スリーブ42よりも相対的に正極性となった感光ドラム1Kの露光部分へトナーが移動して、静電像が反転現像される。
トナー補給容器8Kは、の補給用イエロートナーが収納され、現像によって現像容器41から取り出されたイエロートナーを現像装置4Kに補給する。
一次転写ローラ6Kは、金属製の中心軸の外周を導電性発泡ゴムの弾性層で覆って外径16mmに構成され、抵抗値が5×107Ωに調整されている。一次転写ローラ6Kは、不図示の加圧バネによって鉛直方向上方へ加圧されて、感光ドラム1Kと中間転写ベルト5との間に一次転写部T1を形成する。
電源D1は、一次転写ローラ6Kに正極性の直流電圧を印加して、負極性に帯電して感光ドラム1Kに担持されたトナー像を、一次転写部T1を通過する中間転写ベルト5へ一次転写させる。
クリーニング装置7Kは、クリーニングブレード7bを感光ドラム1Kに摺擦して、一次転写部T1を通過した感光ドラム1Kの表面に付着した転写残トナーを除去する。除去された転写残トナーは、搬送スクリュー7sによって感光ドラム1Kに沿って背面側へ向かって搬送された後に、不図示の廃トナー容器に集めて回収される。
二次転写ローラ24は、不図示の加圧バネによって鉛直方向上方へ加圧されて、対向ローラ23側へ中間転写ベルト5を挟み込むように圧接して二次転写部T2を形成する。電源D2は、二次転写ローラ24に正極性の直流電圧を印加して、負極性に帯電して中間転写ベルト5に担持されたトナー像を、二次転写部T2を通過する記録材Pへ二次転写させる。
<感光ドラム>
感光ドラム1Kは、帯電極性が負極性の有機感光体であって、直径30mmのアルミニウム製のドラム基体上に次の第1層〜第5層を下から順に形成してある。第1層は、下引き層であり、ドラム基体上の欠陥等を均すために設けられた層で、厚さ20μmの導電層からなる。第2層は、正電荷注入防止層であり、ドラム基体から注入された正電荷が感光ドラム1K表面に帯電された負電荷を打ち消すのを防止する役割を果たす。
感光ドラム1Kは、帯電極性が負極性の有機感光体であって、直径30mmのアルミニウム製のドラム基体上に次の第1層〜第5層を下から順に形成してある。第1層は、下引き層であり、ドラム基体上の欠陥等を均すために設けられた層で、厚さ20μmの導電層からなる。第2層は、正電荷注入防止層であり、ドラム基体から注入された正電荷が感光ドラム1K表面に帯電された負電荷を打ち消すのを防止する役割を果たす。
第2層は、アラミン樹脂とメトキシメチル化ナイロンによって1×106Ω・cm程度に抵抗調整した厚さ1μmの中抵抗層からなる。第3層は、電荷発生層であり、ジアゾ系の顔料を樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であり、露光を受けることによって正負の電荷対を発生する。
第4層は、電荷輸送層であり、ポリカーボネート樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型半導体である。従って、感光ドラム1K表面に帯電された負電荷は、この層を移動することができず、電荷発生層で発生した正電荷のみを感光ドラム1K表面に輸送できる。
第5層は、電荷注入層であり、絶縁性樹脂のバインダーにSnO2超微粒子を分散した材料の塗工層である。具体的には、絶縁性樹脂に光透過性の絶縁フィラーであるアンチモンをドーピングして低抵抗化(導電化)し、この樹脂に対して粒径0.03μmのSnO2粒子を70重量パーセント分散した材料の塗工層である。このように調合した液体をディッピング法、スプレー塗工法、ロール塗工法、ビーム塗工法等の適当な塗工法で厚さ約3μmに塗工して、電荷注入層を形成してある。
感光ドラム1Kは、有機感光体としては、抵抗値が1×109〜1014Ω・cmの表面層を持つものが好ましい。これにより、電荷注入帯電を実現でき、オゾン発生の防止、および消費電力の低減に効果があり、帯電性についても向上させることが可能となる。また、感光ドラム1Kは、アモルファスシリコン感光体等で代替してもよい。
<中間転写ベルト>
中間転写ベルト5は、図1に示す駆動ローラ21とテンションローラ22と対向ローラとに掛け渡して支持され、駆動ローラ21の図中時計回りの回転駆動によって、感光ドラム1Yに当接して矢印R2方向に回転する。駆動ローラ21は、金属芯金上に抵抗値が1×103〜1×105Ωの導電ゴム層が形成されており、芯金は接地されている。
中間転写ベルト5は、図1に示す駆動ローラ21とテンションローラ22と対向ローラとに掛け渡して支持され、駆動ローラ21の図中時計回りの回転駆動によって、感光ドラム1Yに当接して矢印R2方向に回転する。駆動ローラ21は、金属芯金上に抵抗値が1×103〜1×105Ωの導電ゴム層が形成されており、芯金は接地されている。
中間転写ベルト5は、一次転写ローラ6Kによって感光ドラム1K表面に押圧されており、これにより、感光ドラム1Kと中間転写体5との間には、一次転写部T1が形成されている。
中間転写ベルト5は、厚さ85μmのポリイミド樹脂フィルムを基材としており、カーボンブラックを分散させて、表面抵抗率で1×1012Ω/□、体積抵抗率で1×109Ω・cmとなるように抵抗調整している。中間転写ベルト5の周速度(プロセススピード)は、感光ドラム1Kの周速度とほぼ等しく設定され、300mm/secである。
中間転写方式では、二次転写部の下流側に、記録材Pが撓むことができる十分な余裕をもって定着ニップを配置できるので、定着ニップ及び一次転写に起因して画像形成への予期せぬ影響が及ばない。
<転写ローラ>
一次転写ローラ6Kは、導電性金属からなる直径8mmの円柱型の芯金部材の周囲を、抵抗値5.0×106[Ω/cm]で厚さ1.0mmの導電性発泡体で覆って構成される。一次転写ローラ6Kは、総重量300gであって、芯金部材の両端部のバネよって鉛直方向上方に加圧され、総圧5kPaにて中間転写ベルト5の裏面を押圧して、中間転写ベルト5の表面を感光体ドラム1Kに接触させる。一次転写ローラ6Kの位置は、感光ドラム1Kの中心鉛直下よりも中間転写ベルト5の回転方向の下流側へ1.5mmシフトさせてある。
一次転写ローラ6Kは、導電性金属からなる直径8mmの円柱型の芯金部材の周囲を、抵抗値5.0×106[Ω/cm]で厚さ1.0mmの導電性発泡体で覆って構成される。一次転写ローラ6Kは、総重量300gであって、芯金部材の両端部のバネよって鉛直方向上方に加圧され、総圧5kPaにて中間転写ベルト5の裏面を押圧して、中間転写ベルト5の表面を感光体ドラム1Kに接触させる。一次転写ローラ6Kの位置は、感光ドラム1Kの中心鉛直下よりも中間転写ベルト5の回転方向の下流側へ1.5mmシフトさせてある。
<カートリッジ>
図3は一次転写部の下流側における中間転写ベルトとプロセスカートリッジの対向状態の説明図である。
図3は一次転写部の下流側における中間転写ベルトとプロセスカートリッジの対向状態の説明図である。
図3に示すように、プロセスカートリッジの対向面(クリーナ容器Cの底面)と中間転写ベルト5との距離L2は、2.5mmである。クリーナ容器Cは、ポリカーボネート系の樹脂にて成型されている。クリーナ容器Cの底面の表面粗さはRz=1.5μmに表面処理されており、エッジ部Aは、曲率半径0.5mmにてアール面加工される。
最近、各色の感光ドラムカートリッジ(プロセスカートリッジ)、クリーニングカートリッジ、補給トナーボトル等に代表されるカートリッジ化が具現化されている。また、プロセススピードを上げて生産性を高めた画像形成装置が世の中に出回ってきている。
そして、これらのカートリッジユニットを小型化するために、感光ドラム周りの部材(クリーニング部材、帯電部材、現像部材等)が小型化され、部材間の距離も縮小されている。従って、画像形成装置100においては、中間転写ベルト5とクリーナ容器Cの底面との対向距離を小さくすることも、このような小型化を実現するための手段の一つである。
図2に示すように、具体的に説明すると、感光ドラム1K、現像装置4K、クリーニング装置7Kを含むプロセスカートリッジは、中間転写ベルト5の回転方向の長さが80mm、高さ50mmである。そして、中間転写ベルト5の回転方向の長さが40mmのクリーナ容器Cの内側には、直径30mmの感光ドラム1Kに対向させて、長さ10mmのクリーニングブレード7bと直径φ=16mmの搬送スクリュー7sが配置されている。従って、高さ50mmのクリーナ容器Cの底面を中間転写ベルト5に3mm以内にまで近付けないと、クリーニングブレード7b及び搬送スクリュー7sの正常な機能を確保できない。そして、クリーナ容器Cの底面を中間転写ベルト5に近付けるほど、画像形成部10Kの高さを抑制して画像形成装置(100:図1)を小型化できる。
しかし、中間転写ベルト5とクリーナ容器Cの底面との距離を小さくし過ぎると、中間転写ベルト5とクリーナ容器Cの底面との間で異常放電が発生し易くなる。
すなわち、感光ドラム1K上のトナーを中間転写ベルト5に一次転写した後、中間転写ベルト5に余剰電荷が残って中間転写ベルト5の電位が上昇する。そして、クリーナ容器C等の中間転写ベルト5に近接した部材と中間転写ベルト5との間の電位差が大きくなると、異常放電が発生し易くなる。中間転写ベルト5とクリーナ容器Cとの距離が小さくなれば、異常放電がさらに発生し易くなる。異常放電が発生すると、中間転写ベルト5に転写されたトナー像の帯電量分布が乱れることがある。
また、プロセススピードが高速度化するにつれて、転写される単位面積あたりの供給電荷量が減少するため、感光ドラムのトナー像を転写させるための必要転写電流が上昇してしまう。しかし、転写電流が上昇すると中間転写ベルトの局所的な電位が更に上昇し易くなるため、異常放電が発生し易くなる。このため、中間転写ベルト5とクリーナ容器Cとの距離を遠ざけざるを得なくなり画像形成装置100の大型化を招いてしまう。
<不良画像>
図4は不良画像の説明図、図5は不良画像部のトナー帯電量の説明図である。
図4は不良画像の説明図、図5は不良画像部のトナー帯電量の説明図である。
上述の条件にて画像出力すると、図4に示すように、定着画像において、搬送方向に平行なスジ状の不良画像が発生した。このスジ状の不良画像は、全ての画像形成部10Y、10M、10C、10Kの転写画像でも発生しているため、以下では、ブラックの画像形成部10Kに例にあげて説明する。
不良画像におけるスジ状になっている箇所は、他所に比べて画像濃度が濃くなっている。中間転写ベルト5上を停止させて二次転写後の転写残トナーを観察したところ、定着画像の濃淡と対応するようにパターンが観察され、スジ状(濃い部分)とそれ以外の部分とで二次転写ムラが発生していることが判明した。
そこで、中間転写ベルト5の転写残トナーにおいて、スジ状の部分とそれ以外の部分とでそれぞれトナーを採取して、トナー帯電量の分布測定を行った。トナー帯電量は、ホソカワミクロン(株)のE−spartアナライザー(商品名)を用い、採取したトナーを窒素ガスで吹き飛ばして、測定装置の測定部(測定セル)内に、サンプリング孔から導入した。そして、トナーを3000個カウントするまで測定して、トナー帯電量の分布をグラフ出力させた。
図5に示すように、トナー帯電量の分布を測定した結果、スジ状になっている部分のトナーは、それ以外の部分のトナーに比べて、トナー帯電量が大きい傾向にあることが判明した。
また、画像形成部10K側から中間転写ベルト5上の放電光観察を行った結果、中間転写ベルト5に転写されたトナー像がクリーナ容器Cの上を通過するときに火花放電が発生していることが観察された。
<実施例1>
図6は転写電流と転写効率の関係の説明図である。
図6は転写電流と転写効率の関係の説明図である。
そこで、クリーナ容器Cと中間転写ベルト5とが対向する間隔L2(mm)と一次転写部T1からクリーナ容器Cまでの距離L1(mm)とを変化させて、スジ状の画像不良が発生する条件を調べた。まず、下面の表面粗さRz=1.0μmとして、ポリカーボネート材料を用いて形成したクリーナ容器Cについて調べた。ここで、中間転写ベルト5の表面抵抗率ρsは5×109(Ω/□)、移動速度vは300(mm/sec)、エッジ部Aの曲率半径0.5mmである。また、一次転写ローラ6Kの抵抗値は、1×107Ωであり、印加される一次転写電圧Vtrは2500(V)である。
表1に示すように、ポリカーボネート製の場合、間隔L2が狭くて距離L1が短いほどスジ状の画像不良が発生し易い。
次に、金属材料を用いて同一形状、同一表面粗さに形成して接地電位に接続したクリーナ容器Cについて、同様な条件で、スジ状の画像不良が発生する条件を調べた。
表2に示すように、金属材料製の場合、ポリカーボネート製よりもスジ状の画像不良が発生し易い。
次に、各種の材料を用いて同様にクリーナ容器Cを形成し、間隔L2を2(mm)、距離L1を18mmに固定して、距離L1におけるクリーナ容器Cの表面電位を測定した。表面電位の測定は、TREK社の高圧高速表面電位計 Model 341Bを用いて行い、測定に際しては、プローブ先端と中間転写ベルトとの距離が2mmになるように配置した。そして、同様な条件で、スジ状の画像不良が発生するか否かを調べた。
表3に示すように、比誘電率εcが2.0を越える材料の場合、スジ状の不良画像が発生しなかった。これは、クリーナ容器Cがプラス側の高い電位を持つため、チャージアップした中間転写ベルトとの電位差が小さくなるように電位上昇して放電発生を抑制する効果が認められるからと考えられる。
しかし、比誘電率εcが2.0を越えるポリカーボネート材料であっても、10点平均の表面粗さRzが2.0μmだと、クリーナ容器Cがマイナス側の電位を持つ測定結果となり、スジ状の不良画像も発生していた。
一方、導電性材料の場合、接地電位に接続していると誘電材料の場合に比べて中間転写ベルト5とクリーナ容器Cとの電位差が大きくなる。また、接地電位への接続の有無にかかわらず、スジ状の不良画像が多発する結果となった。
表3の条件で言えば、クリーナ容器Cの材料が誘電体の場合、間隔L2>3.0mmであればスジ状の不良画像が発生しないが、間隔L2<3.0mmでは、間隔L2が狭いほどスジ状の不良画像が高頻度に発生することが判明した。
これに対して、クリーナ容器Cの材料が導電性材料の場合、接地の有無に関わらず、間隔L2<5.0mmでは、スジ状の不良画像が高頻度に発生し、スジ状の不良画像を発生させないためには、間隔L2>10.0mmにする必要があることが判明した。このため、クリーナ容器Cの材料が導電性材料の場合、画像形成装置100の大型化を招いてしまう。
この現象は、通常のコンデンサーモデルで説明できる。クリーナ容器Cに誘電体材料を用いた場合、中間転写ベルト5と電極との間には、誘電体と空気層の二つの誘電層があることと等価である。これに対して、クリーナ容器Cに導電性材料を用いた場合、空気層のみが誘電層となる。このため、誘電体材料を用いた場合は、導電性材料を用いた場合に比べて、クリーナ容器Cと中間転写ベルト5との間の電位差が小さくなって異常放電が発生しにくい。
次に、間隔L2を2.0mm、距離L1を18mmに固定して、ポリカーボネート製のクリーナ容器Cの下面の表面粗さRzを1.0〜2.0μmの範囲で異ならせ、その他は同様な条件に保ってスジ状の不良画像の発生状況を調べた。表面粗さRzの測定は、株式会社小坂研究所製の表面粗さ測定器SE−3400を用いて行った。
表4に示すように、表面粗さRzが1.5μm以下の場合は、間隔L2を2.0mmまで近付けてもスジ状の不良画像の発生を回避して良好な画像を得ることができた。これは表面粗さRzが大きいほど、凸部に電界集中して放電が発生し易いからである。従って、良好な画像を得るためには、クリーナ容器Cの底面の表面粗さRzを1.5μm未満とすることが好ましい。
次に、プロセススピード(中間転写ベルト5の移動速度v)を300、450、600(mm/sec)の三段階に変化させて、図6に示すように、転写電流に対する転写効率の関係を調べた。ここで、転写効率とは、再転写されることなく感光ドラム1上に現像したトナー量が中間転ベルト5へ転写された比率である。再転写とは、一次転写部の下流で受ける放電によって極性反転したトナーが、下流の画像形成部の感光ドラムに逆転写する現象である。そして、再転写率とは、中間転写ベルトへ転写されたトナー量のうちで、下流の画像形成部の感光体ドラム再転写されて回収されるトナー量が占める比率である。
図6の(a)、(b)、(c)に示すように、プロセススピードが300、450、600(mm/sec)と上がるにつれて、転写効率を高く保つために必要な転写電流が大きくなる。
次に、一次転写ローラ6Kに印加する一次転写電圧Vtr(V)の実使用領域範囲をカバーしうるように、一次転写電圧Vtr(V)を2500、5000、7000Vに変化させて、スジ状の不良画像の発生状況を調べた。同時に、プロセススピードv(mm/sec)、距離L1、及び中間転写ベルト5の表面抵抗率ρs(Ω/□)を異ならせて、スジ状の不良画像の発生状況を調べた。ここでは、表面粗さRzを1.5μmに仕上げたポリカーボネート製のクリーナ容器Cを用いており、間隔L2は2mmに固定して実験している。
特許文献3(特開2004−118114号公報)に示されるように、比誘電率4.1の誘電体である中間転写ベルト5の電位は、指数関数的に減衰する。
図3に示すように、中間転写ベルト5の裏面電位は、ブラックの画像形成部10Kにおいて、一次転写ローラ6Kに印加された一次転写バイアスVtrと同電位になる。そして、一次転写部T1を通過してクリーナ容器Cに至るまでの時間tは、距離L1(mm)と、プロセススピードv(mm/sec)とを用いて、t=L1/v(sec)で表せる。そして、一次転写部T1を通過してクリーナ容器Cに至るまでに中間転写ベルト5の電位が減衰する際の特性時間は、中間転写ベルト5の表面抵抗率ρ(Ω/□)にほぼ比例するものとみなせる。
このとき、クリーナ容器Cに至るまでの電位減衰を表す指標として、Vtr×exp−L/(v×logρs)なる指標を導入し、この自然対数、すなわちln(Vtr)−L/(v×logρs)を、減衰度と定義する。
このように定義された減衰度をそれぞれの条件について計算して表5に併せて記載した。
表5に示すように、プロセススピードv(mm/sec)が高く、一次転写電圧Vtr(V)が高く、距離L1(mm)が短く、中間転写ベルト5の表面抵抗率ρs(Ω/□)が高いほど、スジ状の不良画像が発生し易くなる。しかし、減衰度が以下の範囲であればスジ状の不良画像が発生していない。
0<(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))<8.5
0<(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))<8.5
表5に明らかなように、減衰度は、距離L1が短く、プロセススピードvが速く、中間転写ベルトの表面抵抗率ρsが高いほど高くなって、その結果、スジ状の不良画像が発生し易くなる。しかし、減衰度が8.5以下になるような条件下では、スジ状の不良画像が発生しなかった。
このことは、クリーナ容器Cの材料の比誘電率εcが「2<εc<10」であって、距離L2が「2.0<L2<4.0」の場合について、同様に確認された。
例えば、プロセススピードvが300mm/sec以上の場合、これら3つの関係式の全てを満たすことで、スジ状の不良画像を回避した良好な画像を得ることができる。
2<εc<10 ・・(1)
2.0<L2<4.0 ・・(2)
0<(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))<8.5 ・・(3)
2<εc<10 ・・(1)
2.0<L2<4.0 ・・(2)
0<(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))<8.5 ・・(3)
ここで、中間転写ベルト5の移動速度をv(mm/sec)とし、中間転写ベルト5の表面抵抗率をρs(Ω/□)とし、一次転写ローラ6Kに印加する直流電圧をVtr(V)としている。また、クリーナ容器Cを形成する樹脂材料の比誘電率をεcとし、一次転写部T1からクリーナ容器Cまでの中間転写ベルト5に沿った距離をL1(mm)とし、クリーナ容器Cと中間転写ベルト5の対向間隔をL2(mm)としている。
また、実施例1の実験で好結果が得られた条件では、クリーナ容器Cがフッ素樹脂であるテフロン(登録商標)系、アクリル系、エチレン系、ポリカーボネート系の樹脂材料で形成され、以下の2つの関係を満たしている。
1.0×109<ρs<5.0×1013 ・・(4)
0.1<Rz<1.5 ・・(5)
1.0×109<ρs<5.0×1013 ・・(4)
0.1<Rz<1.5 ・・(5)
従って、これらの関係が成立していれば、中間転写ベルト5上のトナー像のスジ状の帯電ムラが解消されて、定着画像におけるスジ状の画像不良が発生しないことが判明した。これにより、画像形成装置100の小型化と高生産性とを両立させる構成が得られた。
<実施例2>
図7はクリーナ容器のエッジ部の曲率半径の説明図、図8はクリーナ容器の別の形態の説明図である。
図7はクリーナ容器のエッジ部の曲率半径の説明図、図8はクリーナ容器の別の形態の説明図である。
図7に示すように、クリーナ容器Cの下面のエッジ部の曲率半径とスジ状の不良画像の発生との関係を調べた。エッジ部の曲率半径を0.1〜0.5の範囲で変化させる以外は実施例1の表1の場合と同様、すなわち、表5の上から2行目の条件に設定して実験した。
表6に示すように、クリーナ容器Cの中間転写ベルト5に対する対向面に形成された中間転写ベルト5の回転方向に対して直角な稜線の曲率半径をr(mm)とする。
このとき曲率半径rが0.2mm以下になると、スジ状の不良画像が発生し始め、さらに曲率を小さくしていくに従い不良画像の発生頻度が高まった。このことは、クリーナ容器Cの稜線の曲率半径rを小さくすることで、電束密度が大きくなり易くなり、電位上昇した中間転写ベルト5との間で放電し易くなるためと考えられる。
なお、クリーナ容器Cの中間転写ベルト5の搬送方向に沿って上流側にあるエッジ部の形状が、図8の(a)、(b)に示すような形状の場合も、同様な実験結果が得られた。
1Y、1M、1C、1K 感光体(感光ドラム)
2Y、2M、2C、2K 露光装置
3Y、3M、3C、3K 帯電ローラ
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5 ベルト部材(中間転写ベルト)
6Y、6M、6C、6K 転写部材(一次転写ローラ)
7Y、7M、7C、7K クリーニング装置
10Y、10M、10C、10K 画像形成部
21 駆動ローラ
22 テンションローラ
23 対向ローラ
24 二次転写ローラ
C クリーナ容器
D1、D2、D3、D4 電源
P 記録材
100 画像形成装置
2Y、2M、2C、2K 露光装置
3Y、3M、3C、3K 帯電ローラ
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5 ベルト部材(中間転写ベルト)
6Y、6M、6C、6K 転写部材(一次転写ローラ)
7Y、7M、7C、7K クリーニング装置
10Y、10M、10C、10K 画像形成部
21 駆動ローラ
22 テンションローラ
23 対向ローラ
24 二次転写ローラ
C クリーナ容器
D1、D2、D3、D4 電源
P 記録材
100 画像形成装置
Claims (5)
- 感光ドラムと、前記感光ドラムにトナー像を形成する像形成手段と、前記感光ドラムに当接して回転する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを介して前記感光ドラムへ圧接してトナー像の転写部を形成する一次転写ローラと、前記転写部を通過した前記感光ドラムの転写残トナーを除去するクリーニング装置とを備え、前記クリーニング装置を含むカートリッジの底面が、前記転写部を通過した前記中間転写ベルトに対する対向面を有する画像形成装置において、
前記対向面を形成する樹脂材料の比誘電率をεcとして、2<εc<10 の関係を満たすとともに、
前記対向面と前記中間転写ベルトの対向間隔をL2(mm)として、2.0<L2<4.0 の関係を満たすとともに、
前記中間転写ベルトの移動速度をv(mm/sec)とし、前記中間転写ベルトの表面抵抗率をρs(Ω/□)とし、前記一次転写ローラに印加する直流電圧をVtr(V)とし、前記転写部から前記対向面までの前記中間転写ベルトに沿った距離をL1(mm)として、
0<(ln(Vtr)−L1/(v×logρs))<8.5 の関係を満たしていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記対向面の表面粗さをRz(μm)として、
0.1<Rz<1.5 の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 1.0×109<ρs<5.0×1013 の関係を満たすことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記対向面に形成された前記中間転写ベルトの回転方向に対して直角な稜線の曲率半径をr(mm)として、
0.2<r<1.0 の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の画像形成装置。 - 前記樹脂材料は、フッ素樹脂系、アクリル系、エチレン系、又はポリカーボネート系の絶縁性の樹脂材料であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008283507A JP2010113018A (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020173304A (ja) * | 2019-04-09 | 2020-10-22 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-11-04 JP JP2008283507A patent/JP2010113018A/ja not_active Withdrawn
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