JP2010112560A - 定流量弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体流路14に配設した弁体11に対して減圧前の流体の静圧がかかる弁体11の上流側の面の受圧面積と下流側の面の受圧面積及び減圧後の流体の静圧がかかる弁体の上流側の面の受圧面積と下流側の面の受圧面積がそれぞれ等しくなるようにすることで、弁体11の移動方向の面に流体の静圧が均等にかかるようにすることによって流体の静圧による差圧が作用しないように構成するとともに、流体の流れによって弁体11にかかる抗力Dを、この抗力Dと釣り合う方向に弁体11を付勢するばね13の付勢力とバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにする。
【選択図】図5
Description
ところで、従来の定流量弁には、動作原理に、固定オリフィスの差圧を利用するもの(特許文献1参照)、可変オリフィスの差圧とばねの釣り合いを利用するもの(特許文献2参照)、弾性体の変形を利用するもの(特許文献3及び4参照)等があった。
しかしながら、上記従来の定流量弁は、流体の圧力変化によって流体の流量が変動したり、大流量には適応できない等の問題があった。
流体流路14に配設した弁体11を、流体の流れによって弁体11にかかる抗力Dにより動作、バランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
ここで、弁体11にかかる抗力Dは、次の式(1)により求めることができる。
D=(ρ/2)U2FCD
ρ:流体の密度
U:流体の速度
F:流体の流れに対して垂直な平面への弁体11の投影面積
CD:抗力係数(弁体11の形状、姿勢、表面の滑粗及びレイノルズ数Reによって決まる無次元数)
そして、本実施例においては、弁体11にかかる抗力を、抗力Dと釣り合う方向に弁体11を付勢する弾性体としてのばね13(以下の実施例も同様)の付勢力とバランスさせるようにしている。
そして、ばね13を配設した弁体11及び弁体支持体11eにかけて形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したカップ状の弁体11を、弁体11の一端側(外面側)11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側(内面側)11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11及び弁体支持体11eにかけて形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したカップ状の弁体11を、弁体11の一端側(外面側)11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側(内面側)11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11及び弁体支持体11eにかけて形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したカップ状の弁体11を、弁体11の一端側(外面側)11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側(内面側)11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11に形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体流路14を兼ねた流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したカップ状の弁体11を、弁体11の一端側(外面側)11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側(内面側)11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11及び弁体支持体11eにかけて形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体流路14を兼ねた流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したカップ状の弁体11を、弁体11の一端側(内面側)11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側(外面側)11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体支持体11eに形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したカップ状の弁体11を、弁体11の一端側(外面側)11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側(内面側)11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11及び弁体支持体11eにかけて形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したカップ状の弁体11を、弁体11の一端側(外面側)11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側(内面側)11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11及び弁体支持体11eにかけて形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したリング状の弁体11を、弁体11の一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体支持体11eに形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体流路14を兼ねた流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設した鍔付円筒状の弁体11を、弁体11の鍔部11fの一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の鍔部11fの他端側11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11の鍔部11f及び弁体支持体11e間に形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設した弁体11を、弁体11の一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11の他端側11bに形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設した鍔付円筒体11gを備えた弁体11を、弁体11の鍔付円筒体11gの一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の鍔付円筒体11gの鍔部11hにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、弁体11には流体通路11dを形成するとともに、ばね13を配設した弁体11の鍔付円筒体11gの鍔部11h及び弁体支持体11e間に形成したばね収容室11iは、本体ケーシング10に形成した通路15により大気と連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
この定流量弁1は、流体流路14に配設した弁体11を、弁体11の一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側11bにかかるばね13の付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、ばね13を配設した弁体11の他端側11bに形成したばね収容室11cと流体流路14とを、弁体11に形成した流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
ここで、ばね13は、調整部材16により、その付勢力の大きさを任意に調節することができるようにされており、これにより、流体の流量を増減、すなわち、付勢力の大きさを大きくすることにより、流体の流量を増加させ、一方、付勢力の大きさを小さくすることにより、流体の流量を減少させることができるようにしている。
また、弁体11は、ばね11jにより、所定の範囲に位置するように保持されている。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
本実施例は、弁体11にかかる抗力と釣り合う方向に弁体11を付勢する付勢手段として、上記各実施例のばね13に代えて、磁石16aを用いたもので、これにより、疲労によるばねの破損の問題をなくすことができるようにしたものである。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したリング状の弁体11を、弁体11の一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側11bにかかる磁石16aの付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、磁石16aを配設した弁体支持体11eに形成した中間室11kと流体流路14とを、弁体11に形成した流体流路14を兼ねた流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
ここで、弁体11を付勢する付勢手段としての磁石16aは、弁体11の他端側11bと弁体支持体11eとに、同じ極同士、例えば、N極同士が対向するように配設するようにする。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例の定流量弁と同様である。
本実施例は、上記第14実施例と同様、弁体11にかかる抗力と釣り合う方向に弁体11を付勢する付勢手段として、磁石16bを用いたものである。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したリング状の弁体11を、弁体11の一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の同じ一端側11aにかかる磁石16bの付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、弁体支持体11eに形成した中間室11kと流体流路14とを、弁体11に形成した流体流路14を兼ねた流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
ここで、弁体11を付勢する付勢手段としての磁石16bは、弁体11の一端側11aとその上流側の本体ケーシング10とに、異なる極、例えば、S極とN極が対向(本実施例においては、磁性体16cを介して対向)するように配設するようにする。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例及び第14実施例の定流量弁と同様である。
本実施例は、上記第14実施例及び第15実施例と同様、弁体11にかかる抗力と釣り合う方向に弁体11を付勢する付勢手段として、磁石16a、16bを用いたものである。
この定流量弁1は、流体流路14に配設したリング状の弁体11を、弁体11の一端側11aに流体の流れによってかかる抗力と、弁体11の他端側11bにかかる磁石16a及び弁体11の同じ一端側11aにかかる磁石16bの付勢力とをバランスさせることにより、弁体11の移動方向に沿って形成した流路開口部12の断面積を実質的に変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたものである。
そして、弁体支持体11eに形成した中間室11kと流体流路14とを、弁体11に形成した流体流路14を兼ねた流体通路11dにより連通することにより、弁体11に差圧が作用しないようにしている。
ここで、弁体11を付勢する付勢手段としての磁石16aは、弁体11の他端側11bと弁体支持体11eとに、同じ極同士、例えば、N極同士が対向するように配設し、一方、磁石16bは、弁体11の一端側11aとその上流側の本体ケーシング10とに、異なる極、例えば、S極とN極が対向(本実施例においては、磁性体16cを介して対向)するように配設するようにする。
なお、本実施例の動作は、上記第1実施例並びに第14実施例及び第15実施例の定流量弁と同様である。
この不活性ガス消火設備は、複数、例えば、2つの消火区画6−1、6−2を有し、不活性ガス消火剤として、例えば、窒素ガスを使用し、これを加圧して高圧ガス容器に充填した状態(35℃において、18MPa)で消火設備内に保管することにより、消火剤貯蔵容器B1として利用する。この実施例の不活性ガス消火設備には、3本の消火剤貯蔵容器B1を備え、各消火剤貯蔵容器B1には、容器弁2を介して連結管3を接続し、さらに連結管3を1本の集合管4に接続し、この集合管4を各消火区画6−1、6−2まで延設した主配管5−1、5−2に接続する。主配管5−1、5−2には、選択弁9−1、9−2を配設し、消火区画6−1、6−2に選択的に不活性ガス消火剤を送るようにする。消火区画6−1、6−2まで延設した主配管5−1、5−2を、消火区画6−1、6−2内にそれぞれ配設した枝管7−1、7−2に接続し、この枝管7−1、7−2を消火区画6−1、6−2内の適所に複数個配設した消火剤噴射ヘッド8−1、8−2に接続する。
なお、図中、10−1、10−2は選択弁開放装置、11−1、11−2は起動用ガス容器、12−1、12−2は起動用ガス容器開放用のソレノイド、13−1、13−2は、選択弁9−1、9−2及び後述の定圧ガス源としての定圧ガス容器B2の開放をコントロールする起動用ガス管路で、選択弁開放装置10−1、10−2に接続され、その途中の適所に不還弁14−1、14−2を配設する。なお、これらの部材の末尾の数字1、2は、消火区画の末尾の数字1、2にそれぞれ対応している。
制圧弁には、消火剤貯蔵容器B1内の不活性ガス消火剤の圧力P2が、基準ガス圧P0以下に低下するまでは、制圧弁の放出側の不活性ガス消火剤のガス圧Pを基準ガス圧P0に保持する機能を有しているため、不活性ガス消火剤の放出により消火剤貯蔵容器内の不活性ガス消火剤の圧力P2が低下した場合でも、制圧弁の放出側の不活性ガス消火剤のガス圧Pが基準ガス圧P0に維持されることにより、不活性ガス消火剤の放出量を一定に保つことができる。
一方、制圧弁は、上記利点を有するものの、不活性ガス消火剤の放出量が設定放出時間内で大きく変動、具体的には、不活性ガス消火剤の放出開始時から不活性ガス消火剤の設定放出時間(例えば、1分間)の1/2が経過しない間に、消火剤貯蔵容器B1内の不活性ガス消火剤の圧力P2の低下に伴って不活性ガス消火剤の放出量が低下してしまい、不活性ガス消火設備の消火剤流通経路の容量を十分生かし切れていないという問題点や不活性ガス消火剤の放出開始時から短時間に大量の不活性ガス消火剤が放出されることとなるため、消火区画6−1、6−2内の内圧の上昇を防止するために設けられる避圧ダンパー16の容量(開口面積)を大きくする必要があるという問題点がある。
なお、本実施例においては、制圧弁(容器弁2)を併用した例について説明したが、定流量弁1単独でも同様の効果を得ることができる。
10 本体ケーシング
11 弁体
11c ばね収容室
11d 流体通路
11k 中間室
12 流路開口部
13 ばね(弾性体)
14 流体流路
15 通路
16a 磁石
16b 磁石
Claims (2)
- 流体流路に配設した弁体に対して減圧前の流体の静圧がかかる弁体の上流側の面の受圧面積と下流側の面の受圧面積及び減圧後の流体の静圧がかかる弁体の上流側の面の受圧面積と下流側の面の受圧面積がそれぞれ等しくなるようにすることで、弁体の移動方向の面に流体の静圧が均等にかかるようにすることによって流体の静圧による差圧が作用しないように構成するとともに、流体の流れによって弁体にかかる抗力を、該抗力と釣り合う方向に弁体を付勢する弾性体の付勢力とバランスさせることにより、弁体の移動方向に沿って形成した流路開口部の断面積を変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたことを特徴とする定流量弁。
- 流体流路に配設した弁体に対して減圧前の流体の静圧がかかる弁体の上流側の面の受圧面積と下流側の面の受圧面積及び減圧後の流体の静圧がかかる弁体の上流側の面の受圧面積と下流側の面の受圧面積をそれぞれ等しくなるようにすることで、弁体の移動方向の面に流体の静圧が均等にかかるようにすることによって流体の静圧による差圧が作用しないように構成するとともに、流体の流れによって弁体にかかる抗力を、該抗力と釣り合う方向に弁体を付勢する磁石の付勢力とにより動作、バランスさせることにより、弁体の移動方向に沿って形成した流路開口部の断面積を変化させ、流体の圧力変化にかかわらず流体の流量を略一定に保持するようにしたことを特徴とする定流量弁。
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