JP2010112325A - ポンプのシール装置 - Google Patents

ポンプのシール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010112325A
JP2010112325A JP2008287364A JP2008287364A JP2010112325A JP 2010112325 A JP2010112325 A JP 2010112325A JP 2008287364 A JP2008287364 A JP 2008287364A JP 2008287364 A JP2008287364 A JP 2008287364A JP 2010112325 A JP2010112325 A JP 2010112325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
casing
pressing member
annular
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008287364A
Other languages
English (en)
Inventor
Jin Sasao
仁 笹生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kibun Foods Inc
Original Assignee
Kibun Foods Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kibun Foods Inc filed Critical Kibun Foods Inc
Priority to JP2008287364A priority Critical patent/JP2010112325A/ja
Publication of JP2010112325A publication Critical patent/JP2010112325A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

【課題】ポンプから原材料が駆動軸に沿って漏出するのを適正に防止するシール装置を提供する。
【解決手段】駆動軸42の周りに嵌合される環状シール部材52であって、駆動軸の外周面に密着する貫通孔54と、該貫通孔から半径方向に広がりポンプケーシング38の外側面56に当接される端面58と、ケーシングの外側面から離れるに従って先細りとされるテーパ付き外周面60とを有する弾性部材により作られた環状シール部材と、テーパ付き外周面に係合されるテーパ付き内周面63を有する第1環状押圧部材46を備える押圧手段62とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明はポンプのシール装置に関する。
蒲鉾などの練り製品を作る場合、練り材料を入れたホッパーから、該ホッパーの下部に取り付けられたベーンポンプを使って、該ベーンポンプの下部に設けた成形用回転ドラムの型の中に練り材料を詰め込むようにした練材料成形装置が使われる場合がある。
ベーンポンプは、ケーシング内部に設けられた回転ベーンと、該回転ベーンを回転するために該ケーシング内部から外部に延び駆動源に駆動連結された駆動軸とを有する。練り材料はポンプ内で加圧されるために、駆動軸と該駆動軸を通すケーシングの貫通孔との間の隙間を通って漏出する。これを防止するために上記隙間に環状シールを設定したりする方法がとられるが磨耗の問題がある。メカニカルパッキンを使用する方法もあるが、食品製造装置では、衛生を保つために頻繁に装置の分解を必要とされ、その点で、メカニカルパッキンは分解組立てが面倒であり適したものではない。
実公平5−328号
本発明は、以上の点に鑑み、磨耗が少なく、分解組立てが容易なシール装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
原材料を受け入れるケーシングと、該ケーシング内の原材料をケーシング外部に圧送するための圧送手段とを有し、該圧送手段の駆動軸が該ケーシング内部から外部に延びて駆動源に連結されるようになされているポンプにおいて、原材料が駆動軸に沿ってケーシングの内部から外部へ漏れ出るのを防止するため該ケーシング外部に設定されるシール装置であって、
該駆動軸の周りに嵌合される環状シール部材であって、該駆動軸の外周面に密着する貫通孔と、該貫通孔を基準として半径方向に広がり、該駆動軸の周りにおいてケーシングの外側面に当接される端面と、ケーシングの外側面から離れるに従って先細りとされるテーパ付き外周面とを有する弾性部材により作られた環状シール部材と、
該テーパ付き外周面に係合される内周面を有する第1環状押圧部材を備え、該第1環状押圧部材を該テーパ付き外周面に係合させながら該ケーシングの外側面に向けて押圧する押圧手段と
を有するポンプのシール装置を提供する。
このシール装置は、ポンプの外部において駆動軸の周りに設定されるので、環状シール部材の駆動軸との密着面を当該駆動軸の軸線方向で十分とることができる。従って、密着圧が比較的低くても適正な漏洩防止を図ることができる。また、環状シール部材のテーパ付き外周面を第1環状押圧部材で押圧するようにしているので、環状シール部材をケーシングの外側面及び駆動軸の外周面に対して適正に押圧密着するように弾性変形させることができる。従って、ポンプケーシングからの原材料の漏出を適正に防止することを可能とする。
具体的には、
第1環状押圧部材の該内周面が、該環状シール部材の該テーパ付き外周面と略対応するテーパを有するようにすることができる。第1環状押圧部材のテーパ面を環状シール部材のテーパ付き外周面と摺動するようにしながら押圧することを可能として、環状シール部材が全体的に弾性変形して、ポンプケーシング及び駆動軸の外周面に押圧密着するようにするものである。
また、押圧手段が、該第1環状押圧部材を受け入れる凹部を有する第2環状押圧部材と、該第2環状押圧部材に形成された該駆動軸と平行に延びる貫通孔内を通されて該ケーシングに取り付けられたボルトと、該ボルトの自由端側から螺合されて該第2環状押圧部材を押圧するナットとからなるものとすることができる。
更に、環状シール部材及び第1環状押圧部材がエンジニアリングプラスチック製とされ、第2環状押圧部材は金属製とすることができる。エンジニアリングプラスチックは潤滑性があり、耐摩耗性が高く、本シール装置に適した材料である。
以下本発明に係るポンプのシール装置の実施形態を添付図面に基づき説明する。
図1及び図2は、本発明を適用するすり身成形装置10を示している。
該装置10は、すり身を収納供給するホッパー12と、すり身を成形するための成形ドラム16と、ホッパー12と成形ドラム16との間に設定されて、すり身をホッパーから該成形ドラム16の外周面に設けられた凹部すなわち成形型18に詰め込むためのベーンポンプ20と、ホッパー12のすり身送り用回転羽根22、ベーンポンプ20のベーン24及び成形ドラム16を回転駆動するための駆動装置を備える駆動部26と、成形ドラム16から排出された成形すり身Sを受けて次の工程に搬送するベルトコンベア30とを有する。
ベーンポンプは、ホッパー12の下部開口に整合された上部開口32を有する上面34と、すり身を成形型18に詰めるための下部開口40を有し、成形ドラムの外周面と摺動する円弧状の下面36とを有する全体としてすり鉢状のケーシング38を有する。
ベーン24は、駆動部26内のモータに駆動連結された駆動軸42と同心状に連結された円筒状のベーン支持体44にその直径方向で貫通するように形成された孔内に同直径方向で変位可能に収納されており、ベーン支持体44が図で見て反時計方向に回転されることによって、回転方向で下部開口40の上流側から下流側の領域において、ケーシング38の内周面と摺動するように動き、すり身を下部開口40を通して、整形ドラムに向けて圧送し、該下部開口40に整合する位置にきた成形型18内にすり身を詰め込む。
図3は、本発明に係るシール装置50を示す。図示のように、このシール装置は、駆動軸42の周りに嵌合される環状シール部材52と、第1環状押圧部材46及び第2環状押圧部材48からなる押圧手段62とを有する。
環状シール部材52は、駆動軸の外周面に密着する貫通孔54と、該貫通孔から半径方向に広がりケーシングの外側面56に当接される端面58と、ケーシングの外側面56から離れるに従って先細りとされるテーパ付き外周面60とを有し、エンジニアリングプラスチックなどの弾性材料により作られる。
第1環状押圧部材46は、環状シール部材のテーパ付き外周面60に略対応するテーパを有する内周面63を有し、エンジニアリングプラスチックなどの弾性材料で作られる。第2環状押圧部材48は、ステンレスなどの金属で作られ、第1環状押圧部材を受け入れる凹部64を有する。押圧手段62は、更に、第2環状押圧部材48に形成された駆動軸42と平行に延びる貫通孔66内を通されてケーシング38に植設されたボルト68と、該ボルトの自由端側から螺合されて第2環状押圧部材48を押圧するナット(図示の例では蝶ネジ)70とを有する。
このシール装置50は、ナット70により簡単に組立て分解が可能であり、ナットを締め付けることにより、第1環状押圧部材をテーパ面を介して環状シール部材52を任意の強さでベーンポンプの外周面及び駆動軸の外周面に押圧することができ、適正な密封を得ることができる。
以上、本発明に係るシール装置の実施形態につき説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シールの対象となるポンプはベーンポンプに限定されるものではない。
本発明に係るシール装置が適用されるすり身成形装置の正面図であり、一部が断面で示されている。 同すり身成形装置の側面図であり、図1に示したベルトコンベアを省略して示してある。 本発明に係るシール装置の縦断面図である。
符号の説明
すり身成形装置10;ホッパー12;成形ドラム16;成形型18;ベーンポンプ20;すり身送り用回転バネ22;ベーン24;駆動部26;ベルトコンベア30;上部開口32;上面34;ケーシング38;下部開口40;駆動軸42;ベーン支持体44;第1環状押圧部材46;第2環状押圧部材48;シール装置50;環状シール部材52;端面58;テーパ付き外周面60;押圧手段62;内周面63;凹部64;貫通孔66;ボルト68;ナット(蝶ネジ)70;成形すり身S

Claims (4)

  1. 原材料を受け入れるケーシングと、該ケーシング内の原材料をケーシング外部に圧送するための圧送手段とを有し、該圧送手段の駆動軸が該ケーシング内部から外部に延びて駆動源に連結されるようになされているポンプにおいて、原材料が駆動軸に沿ってケーシングの内部から外部へ漏れ出るのを防止するため該ケーシング外部に設定されるシール装置であって、
    該駆動軸の周りに嵌合される環状シール部材であって、該駆動軸の外周面に摺接する貫通孔と、該貫通孔を基準として半径方向に広がり、該駆動軸の周囲において、ケーシングの外側面に当接される端面と、ケーシングの外側面から離れるに従って先細りとされるテーパ付き外周面とを有する弾性部材により作られた環状シール部材と、
    該テーパ付き外周面に係合される内周面を有する第1環状押圧部材を備え、該第1環状押圧部材を該テーパ付き外周面に係合させながら該ケーシングの外側面に向けて押圧する押圧手段と
    を有するポンプのシール装置。
  2. 該第1環状押圧部材の該内周面が、該環状シール部材の該テーパ付き外周面と略対応するテーパを有する請求項1に記載のシール装置。
  3. 該押圧手段が、該第1環状押圧部材を受け入れる凹部を有する第2環状押圧部材と、該第2環状押圧部材に形成されて該駆動軸と平行に延びる貫通孔内を通されて該ケーシングに取り付けられたボルトと、該ボルトの自由端側から螺合されて該第2環状押圧部材を押圧するナットとを有する請求項1又は2に記載のシール装置。
  4. 該環状シール部材及び第1環状押圧部材がエンジニアリングプラスチック製とされ、第2環状押圧部材は金属製とされている請求項1乃至3のいずれかに記載のシール装置。
JP2008287364A 2008-11-10 2008-11-10 ポンプのシール装置 Withdrawn JP2010112325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008287364A JP2010112325A (ja) 2008-11-10 2008-11-10 ポンプのシール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008287364A JP2010112325A (ja) 2008-11-10 2008-11-10 ポンプのシール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010112325A true JP2010112325A (ja) 2010-05-20

Family

ID=42301053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008287364A Withdrawn JP2010112325A (ja) 2008-11-10 2008-11-10 ポンプのシール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010112325A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2003280522A1 (en) Method and moulding devices for moulding three-dimensional products
US10086341B2 (en) Method and apparatus for changing spacers
US20070059191A1 (en) Stator system
MY190385A (en) Device for dewatering feedstock that is pourable or free-flowing
US10703514B2 (en) Metering roller
US8182252B2 (en) Progressing cavity pump with split stator
KR102049624B1 (ko) 스크류식 미분 원료 공급 장치 및 방법
US8210827B2 (en) Sanitary pump assembly
JP2010112325A (ja) ポンプのシール装置
MY158472A (en) Extruder with integrated die plate and method for degasing polymer mixtures
KR102312208B1 (ko) 2축 압출기
JP2007046581A (ja) ポンプ
US7455578B2 (en) Casing brake adjustable during production
CN102773038A (zh) 捏合机
EP2551099B1 (en) Compression moulding machine
RU2314204C1 (ru) Шнековый пресс
JP5984186B2 (ja) 2軸押出機
EP3603933B1 (en) Ultrasonic device for a polymer extruder machine
JP7401770B2 (ja) 混錬押出機、スリーブ、混錬材料の押出方法
CN111495543B (zh) 弹性卸载式绞肉装置
CN103062107A (zh) 一种离心泵填料密封装置
CN209013726U (zh) 石墨烯粉体进料装置的密封组件及石墨烯粉体进料装置
KR20130117937A (ko) 가압식 혼련기의 분진 누출 방지를 위한 패킹 밀봉장치
JP2011024547A (ja) ミンチ分割装置用チョッパー
US10132313B2 (en) Uniaxial eccentric screw pump

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120110