JP2010110177A - ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータの駆動装置1は、バッテリ2と、電源回路3と、インバータ回路4と、制御回路5とを備える。駆動装置1において、電源回路3とインバータ回路4との間には、コンデンサ61を有する充電回路6が配置される。そして、充電回路6は、モータが誘起電圧から検出された回転位置によって制御された駆動時には、バッテリ2からコンデンサ61に充電され、モータの始動時における強制転流時には、コンデンサ61からインバータ回路4へ電流を供給する。
【選択図】図1
Description
この発明によれば、充電手段として、電気二重層コンデンサを用いることにより、充電手段の小型化を図ることができる。したがって、充電回路の小型化が可能となり、ブラシレスモータの駆動装置の小型化を達成することができる。
図1に示すように、駆動装置1は、バッテリ2と接続された電源回路3と、電源回路3と接続されるインバータ回路4及び制御回路5と、電源回路3とインバータ回路4との間に配置される充電回路6とにより構成されている。また、充電回路6は、電源回路3とインバータ回路4との間に並列に接続されている。そして、駆動装置1は、バッテリ2から電源回路3に供給された電流が、充電回路6を介して、インバータ回路4に供給されることにより、インバータ回路4に接続されているモータ7が駆動される。そして、電源回路3から制御回路5に電流が供給されることにより、インバータ回路4からモータ7への電流供給を制御することにより、モータ7の回転制御が行われる。また、モータ7とポンプ部Pとが互いに接続されることにより、電動ポンプが構成されている。
(電動ポンプの実施形態)
図3を参照して、駆動装置1を備えた電動ポンプの一実施形態について説明する。
(1)本発明の駆動装置1によれば、バッテリ2からインバータ回路4へ供給される電流を充電する充電手段であるコンデンサ61を有し、モータ7の駆動時には、バッテリ2からコンデンサ61に充電され、モータ7の始動のための強制転流を行う強制転流時には、コンデンサ61からインバータ回路4へ出力する充電回路6を備える構成とする。この構成によれば、コンデンサ61により、モータ7の強制転流時に、インバータ回路4へ電流を供給することによって、バッテリ2が強制転流された電流をインバータ回路4へ供給することがないため、バッテリ2の電圧変動を抑えることができるとともに、バッテリ2が供給する最大電流の値を小さくすることができる。その結果、バッテリ2の小型化を達成するとともに、バッテリ2の寿命の低下を抑えることができるとともに、電流変動に起因するノイズ発生を低減することができる。
(2)本発明の駆動装置1によれば、充電回路6の充電手段であるコンデンサ61は、電気二重層コンデンサである。したがって、同容量の電解コンデンサと比較して、電気二重層コンデンサは、体積を小さくすることができる。その結果、充電回路6の小型化ができ、モータの駆動装置1の小型化を達成することができる。
(3)本発明の駆動装置1によれば、充電回路6は、電源回路3とインバータ回路4との間に配置される構成とする。この構成により、バッテリ2とインバータ回路4との間における、大電流を必要とする区間をなくす、もしくは短くすることができる。したがって、大電流に対応した大型の配線部材を配置する区間をなくす、もしくは短くすることが可能となり、駆動装置1の小型化を達成することができる。また、電源回路3よりバッテリ2側に充電回路6を備えた場合、電源回路3には、強制転流時に充電回路6から大電流が流れてしまうが、電源回路3とインバータ回路4との間に充電回路6を設けることにより、充電回路6の電流は、電源回路3に流れることがないので、電源回路3の定格値を小さくすることができる。言い換えれば、電源回路3は、低定格電流で構成することができる。したがって、電源回路3を小さいサイズの電子部品にて構成することが可能となり、電源回路3の小型化を達成することができるとともに、電源回路3のコストダウンを図ることができる。その結果、駆動装置1の小型化を達成することができるとともに、駆動装置1のコストダウンを図ることができる。
・本実施形態の駆動装置1は、オートマチック・トランスミッション81にオイルを供給する電動ポンプ8に搭載されたが、本発明は、これに限定されることはない。例えば、駆動装置1は、操作者のハンドル操作を補助する電動油圧パワーステアリング装置のモータに搭載されてもよい。
(イ)請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のブラシレスモータの駆動装置であって、前記充電回路は、前記バッテリから前記電気二重層コンデンサへ供給される電流を制限する電流制御抵抗を備えることを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。この構成によれば、充電回路に電流制限抵抗を備えるために、電気二重層コンデンサへ一度に大量の電流が流れるのを防止することができる。したがって、バッテリからインバータ回路への電力供給の大幅な低下を抑えることができる。その結果、バッテリの電圧変動を抑えることができ、バッテリの寿命の低下を抑えることができる。
Claims (3)
- 車両に搭載されるとともにセンサレス駆動により駆動されるブラシレスモータの駆動装置において、
前記車両に搭載されるバッテリから前記ブラシレスモータの電機子への通電の切り替えを行うインバータ回路と、前記バッテリから前記インバータ回路へ供給される電流を充電する充電手段を有した充電回路とを備え、
前記充電回路は、前記ブラシレスモータの前記電機子の誘起電圧に基づいて制御される駆動時には、前記バッテリから前記充電手段に充電され、前記ブラシレスモータの始動のための強制転流時には、前記充電手段から前記インバータ回路へ放電する
ことを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。 - 請求項1に記載のブラシレスモータの駆動装置において、
前記充電手段は、電気二重層コンデンサである
ことを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。 - 請求項1及び請求項2のいずれかに記載のブラシレスモータの駆動装置において、
前記バッテリと前記インバータ回路との間には、前記バッテリのノイズを低減する電源回路が設けられ、
前記充電回路は、前記電源回路と前記インバータ回路との間に配置される
ことを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
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