JP2010109609A - 通信装置、効果音出力制御プログラム及び効果音出力制御方法 - Google Patents

通信装置、効果音出力制御プログラム及び効果音出力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】3Dサラウンド信号で臨場感に富んだ通話を実現する。
【解決手段】相手先の携帯電話機2との通信を実行する携帯電話機2であって、入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部21と、記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する効果音選択部23と、記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択部25と、効果音選択部23にて選択した効果音に定位情報選択部25にて選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得する定位情報付き効果音取得部26と、効果音及び音像定位情報に基づき生成する効果音の3Dサラウンド信号を相手先の携帯電話機2側で音響出力させるべく、音声符号化データの他に、効果音符号化データを多重化して相手先の携帯電話機2に伝送出力するデータ送信部15Aとを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声の他に、背景音等の効果音の効果音信号を受話側に提供する機能を備えた、例えば、携帯電話機等の通信装置、効果音出力制御プログラム及び効果音出力制御方法に関する。
従来、携帯電話機等では、通信回線を使用して日常的な通話が行われているが、携帯電話機から聞こえてくるのはお互いの通話音声のみである。
しかしながら、通話音声のみによる会話では、どうしても会話内容が事務的になりやすくなる。
そこで、近年の通話システムでは、通話音声の他に、背景音等の効果音を送話側から受話側に伝送出力することで、受話側では、その効果音に基づき臨場感のある通話を実現することができる。
特開2002−185573号公報
しかしながら、上記従来の通話システムでは、通話音声の他に、効果音を送話側から受話側に伝送出力し、受話側では、その効果音をモノラル出力するようにしたが、その効果音を変えたとしても臨場感を出すには乏しく、しかも、通話音声と効果音との音声伝達方向が重なり合って聞き取りにくくなるといった事態も生じている。
そこで、本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効果音の他に、その効果音の音像定位情報を設定可能にし、音像定位情報を加味した効果音の効果音信号を受話側に提供して臨場感に富んだ通話を実現することができると共に、効果音で通話音声が聞き取りにくくなるような事態にも十分対処できる通信装置、効果音出力制御プログラム及び効果音出力制御方法を提供することにある。
開示装置は、相手先通信装置との通信を実行する通信装置であって、入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部と、予め記憶されている複数の効果音の中から、所望の効果音を選択する効果音選択部と、予め記憶されている複数の音像定位情報の中から、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択部と、前記効果音選択部にて選択した効果音に前記定位情報選択部にて選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得する効果音符号化取得部と、前記効果音に前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを生成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信部とを有するようにした。
また、開示装置は、相手先通信装置との通信を実行する通信装置であって、入力された音声を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部と、予め記憶されている複数の効果音の中から、所望の効果音を選択する効果音選択部と、予め記憶されている複数の音像定位情報の中から、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択部と、前記選択された前記効果音に前記音像定位情報を反映させた、音像定位効果音信号を生成する効果音信号生成部と、前記音像定位効果音信号を符号化して音像定位効果音信号符号化データを取得する効果音信号符号化部と、前記音声符号化データと共に、前記音像定位効果音信号符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信部とを有するようにした。
開示プログラムは、相手先通信装置との通信を実行すると共に、前記相手先通信装置側に効果音を音響出力させる通信装置の効果音出力制御プログラムであって、複数の効果音を記憶した効果音記憶部及び、前記効果音の音像定位情報を複数記憶した定位情報記憶部を準備する準備手順と、入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化手順と、前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する効果音選択手順と、前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択手順と、前記効果音選択手順にて選択した効果音に前記定位情報選択手順にて選択した音像定位情報を付加して効果音符号化データを取得する効果音符号化取得手順と、前記効果音に前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを作成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信手順とを含む処理プログラムを前記通信装置に実行させるようにした。
また、開示方法は、相手先通信装置との通信を実行すると共に、前記相手先通信装置側に効果音を音響出力させる通信装置の効果音出力制御方法であって、複数の効果音を記憶した効果音記憶部及び、前記効果音の音像定位情報を複数記憶した定位情報記憶部を準備する準備ステップと、入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化ステップと、前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する効果音選択ステップと、前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択ステップと、前記効果音選択ステップにて選択した効果音に前記定位情報選択ステップにて選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得する効果音符号化取得ステップと、前記効果音及び前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを生成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信ステップとを含むようにした。
開示装置、開示プログラム及び開示方法では、送信元の通信装置側で記憶している効果音及び音像定位情報から送りたい効果音と音像定位情報を選択可能にし、選択した効果音に選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得すると共に、選択した効果音及び音像定位情報に基づき生成する前記音像定位情報を加味した前記効果音の効果音信号を相手先通信装置側で音響出力させるべく、前記音声符号化データの他に、前記効果音符号化データを相手先通信装置に伝送出力する。その結果、相手先通信装置側では、前記効果音の他に、その効果音の音像定位情報を設定可能にし、効果音の音像定位方向を自由に変えることで、効果音信号を相手先通信装置に提供して臨場感に富んだ通話を実現すると共に、その効果音で音声が聞き取りにくくなるような事態にも十分対処することができる。
また、開示装置では、送信元の通信装置側で記憶している効果音及び音像定位情報から送りたい効果音と音像定位情報を選択可能にし、選択した効果音及び音像定位情報に基づき前記音像定位情報を加味した前記効果音の効果音信号を生成し、前記効果音信号を相手先通信装置側で音響出力させるべく、その効果音信号を符号化して効果音信号符号化データを相手先通信装置に伝送出力する。その結果、相手先通信装置側では、前記効果音の音像定位方向を自由に変えることで、効果音の効果音信号を相手先通信装置に提供して臨場感に富んだ通話を実現すると共に、相手先通信装置側では、効果音信号を生成する機能を備えなくても良く、しかも、その効果音で音声が聞き取りにくくなるような事態にも十分対処することができる。
以下、図面に基づき本発明の通信装置、効果音出力制御プログラム及び効果音出力制御方法に関わる実施例について詳細に説明する。
まず、最初に本実施例の概要を説明するとすれば、その概要は、送話側の携帯電話機で効果音及び効果音の音像定位情報を選択可能にし、選択した効果音に選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを受話側の携帯電話機に伝送出力する。
受話側の携帯電話機では、効果音符号化データを受信すると、効果音符号化データから効果音及び音像定位情報を抽出し、抽出した効果音及び音像定位情報に基づき、音像定位情報を加味した効果音の効果音信号を生成し、生成した効果音信号を音響出力する。
その結果、送話側の携帯電話機では、効果音の他に、その効果音の音像定位情報を設定可能にし、その効果音の音像定位方向を自由に変えることで、効果音の効果音信号を受話側の携帯電話機に提供して臨場感に富んだ通話を実現すると共に、その効果音で音声が聞き取りにくくなるような事態にも十分対処することができるというものである。
図1は、実施例1の携帯電話システムに関わる携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す携帯電話システム1は、複数の携帯電話機2を有し、図示せぬ基地局経由で携帯電話機2間の通話を実現するものである。
携帯電話機2は、通話音声を送話する送話部11と、通話音声を受話する受話部12と、様々な情報を入力する操作部13と、様々な情報を表示する表示部14と、図示せぬ基地局経由で相手先の携帯電話機2との通信インタフェースを司る通信インタフェース部15と、この携帯電話機2全体を制御する制御部16とを有している。
送話部11は、送話音声を収音するマイクロホン等に相当するものである。
受話部12は、受話音声を音響出力するスピーカやハンズフリー用ヘッドホン等に相当するものである。
通信インタフェース部15は、通話音声等の音声符号化データ等を相手先の携帯電話機2に送信するデータ送信部15Aと、相手先の携帯電話機2からの通話音声等の音声符号化データ等を受信するデータ受信部15Bとを有している。
制御部16は、送話部11の送話制御を司る送話側制御部20と、受話部12の受話制御を司る受話側制御部30とを有している。
送話側制御部20は、送話部11からの音声信号を音声符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部21と、複数の効果音を記憶する効果音メモリ部22と、効果音メモリ部22に記憶中の複数の効果音から任意の効果音を選択する効果音選択部23と、複数の音像定位情報を記憶する定位情報メモリ部24と、定位情報メモリ部24に記憶中の複数の音像定位情報から任意の音像定位情報を選択する定位情報選択部25とを有している。ここでは、効果音と定位情報を別々に記憶して選択しているが、効果音と定位情報を同じ名称で対応付けて記憶しておき、どちらか一方を選択するようにしても良い。
効果音メモリ部22は、例えば、風の音、雨音、セミの泣き声等の複数の効果音を符号化データ形式で記憶しているものである。図2は、表示部14に表示中の複数の効果音を端的に示す説明図である。
効果音選択部23は、効果音メモリ部22に記憶中の複数の効果音を識別する効果音識別情報を図2に示すように表示部14に一覧表示し、その一覧表示した複数の効果音識別情報の中から所望の効果音識別情報を、操作部13を通じて指定し、指定した効果音識別情報に対応した効果音メモリ部22に記憶中の効果音を選択するものである。効果音と定位情報には、予め、内容を表すような名称がつけてあり、それにより、両面に表示して選択するものとする。
定位情報メモリ部24は、複数の音像定位情報50を記憶している。尚、音像定位情報50は、効果音の音像定位方向を指定する情報に相当するものである。図3は、定位情報メモリ部24のメモリ内容を端的に示す説明図である。
図3に示す定位情報メモリ部24に記憶する音像定位情報50は、音像定位情報を識別する音像定位識別情報51毎に対応する定位情報識別ビット値52を記憶している。
定位情報選択部25は、定位情報メモリ部24に記憶中の複数の音像定位情報を識別する音像定位識別情報を表示部14に一覧表示し、その一覧表示した複数の音像定位識別情報の中から所望の音像定位識別情報を、操作部13を通じて指定し、指定した音像定位識別情報51に対応した定位情報メモリ部24に記憶中の定位情報識別ビット値52を選択するものである。
送話側制御部20は、効果音選択部23にて選択した効果音に、定位情報選択部25にて選択した定位情報識別ビット値52を付加した効果音符号化データを取得する定位情報付き効果音取得部26と、定位情報付き効果音取得部26にて取得した効果音符号化データ及び音声符号化部21にて取得した音声符号化データを多重化して多重データを生成する多重化部27とを有している。
尚、効果音符号化データがMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)−AAC(Advanced Audio Coding)(ISO/IEC1318−7)で符号化された場合、FILLエレメントの「others bit」に定位情報識別ビット値52を付加するものである。
図4は、多重化部27の処理動作を端的に示す説明図である。
図4において多重化部27は、音声符号化部21にて取得した音声符号化データ61と、定位情報付き効果音取得部26にて取得した効果音符号化データ62とを多重化した多重データ60を生成し、生成した多重データ60をデータ送信部15A経由で相手先の携帯電話機2に無線伝送するものである。尚、多重データ60は、データ間を分離識別するフラグ63を配置しているものとする。
また、図1に示す受話側制御部30は、データ受信部15Bを通じて受信した多重データ60を音声符号化データ61及び効果音符号化データ62に分割する多重分割部31を有している。
また、受話側制御部30は、多重分割部31にて分割した音声符号化データ61を復号化して音声信号を取得する音声復号化部32と、多重分割部31にて分割した効果音符号化データ62を復号化して定位情報識別ビット値52及び効果音を抽出する定位情報付き効果音復号化部33と、定位情報付き効果音復号化部33にて抽出した定位情報識別ビット値52及び効果音に基づき、音像定位情報を加味した効果音の3Dサラウンド信号を生成する3Dサラウンド処理部34とを有している。
図5は、多重分割部31の処理動作を端的に示す説明図である。
図5において多重分割部31は、受信した多重データ60をフラグ63に基づき、音声符号化データ61と効果音符号化データ62とに分割し、音声符号化データ61を音声復号化部32に伝送すると共に、効果音符号化データ62を定位情報付き効果音復号化部33に伝送するものである。
図6は、3Dサラウンド処理部34及び受話部12内部の概略構成を示すブロック図、図7は、3Dサラウンド処理部34内部の伝達関数テーブル34Aのテーブル内容を端的に示す説明図である。
図6に示す3Dサラウンド処理部34は、図7に示すように、定位情報識別ビット値71単位で左側及び右側の音像定位情報内容である左右の頭部伝達関数72を管理する伝達関数テーブル34Aと、定位情報付き効果音復号化部33にて取得した定位情報識別ビット値に対応する左右の頭部伝達関数72を伝達関数テーブル34Aから取得する伝達関数決定回路34Bと、この伝達関数決定回路34Bにて取得した左右の頭部伝達関数72と、定位情報付き効果音復号化部33にて取得した効果音とに基づき、3Dサラウンド信号を生成する3Dサラウンド信号生成回路34Cとを有している。
伝達関数決定回路34Bは、定位情報付き効果音復号化部33にて定位情報識別ビット値“00000”を取得した場合、左耳の耳90°の頭部伝達関数72及び右耳の耳90°の頭部伝達関数72を取得するものである。
図6に示す受話部12は、音声復号化部32にて取得した音声信号及び3Dサラウンド信号生成回路34Cにて生成した3Dサラウンド信号を加算するL側加算回路81Aと、L側加算回路81Aにて加算した音声信号及び3Dサラウンド信号をアナログ変換するD/A変換回路82Aと、このD/A変換回路82Aにてアナログ変換した音声信号及び3Dサラウンド信号を音響出力するL側スピーカ83Aと、音声復号化部32にて取得した音声信号及び3Dサラウンド信号生成回路34Cにて生成した3Dサラウンド信号を加算するR側加算回路81Bと、R側加算回路81Bにて加算した音声信号及び3Dサラウンド信号をアナログ変換するD/A変換回路82Bと、このD/A変換回路82Bにてアナログ変換した音声信号及び3Dサラウンド信号を音響出力するR側スピーカ83Bとを有している。
L側スピーカ83A及びR側スピーカ83Bでは、音声信号及び、音像定位情報を加味した3Dサラウンド信号を音響出力することになる。ここでは、左右2つのスピーカを用いて3Dサラウンド信号を出力しているが、更にスピーカを増やし、5.1チャネル等に対応させるようにしても良い。
次に、実施例1の携帯電話システム1の動作について説明する。図8は、第1送話側効果音サラウンド処理に関わる送話側制御部20内部の処理動作を示すフローチャートである。
図8に示す第1送話側効果音サラウンド処理は、送話側の携帯電話機2から音声符号化データ及び効果音符号化データを受話側の携帯電話機2に伝送出力する処理である。
図8において送話側制御部20内部の効果音選択部23は、操作部13の指定操作に応じて効果音メモリ部22に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する(ステップS11)。ここでは、効果音や音像定位情報が予め、携帯電話のメモリに登録されていることが前提であるが、入力部を設けて、外部の装置から効果音や音像定位情報を登録できるようにしても良い。
送話側制御部20内部の定位情報選択部25は、操作部13の指定操作に応じて定位情報メモリ部24に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報に対応する定位情報識別ビット値を選択する(ステップS12)。
送話側制御部20内部の定位情報付き効果音取得部26は、ステップS11にて選択した効果音に、ステップS12にて選択した定位情報識別ビット値を付加した効果音符号化データを取得する(ステップS13)。
送話側制御部20内部の多重化部27は、音声符号化部21にて取得した音声符号化データ61及び定位情報付き効果音取得部26にて取得した効果音符号化データ62を多重化して多重データ60を生成し(ステップS14)、データ送信部15Aを通じて多重データを相手先の携帯電話機2に送信し(ステップS15)、図8に示す処理動作を終了する。
図8に示す第1送話側効果音サラウンド処理では、所望の効果音及び音像定位情報(定位情報識別ビット値)を選択し、選択した効果音に選択した定位情報識別ビット値を付加した効果音符号化データ62を取得し、取得した効果音符号化データ62及び音声符号化データ61を多重化して多重データ60を生成し、生成した多重データ60を相手先の携帯電話機2に伝送するようにしたので、送話側の携帯電話機2では、受話側である相手先の携帯電話機2で音響出力させる効果音の3Dサラウンド信号を自由に設定することができる。
図9は、第1受話側効果音サラウンド処理に関わる受話側制御部30内部の処理動作を示すフローチャートである。
図9に示す第1受話側効果音サラウンド処理は、音声符号化データ61及び効果音符号化データ62を含む多重データ60を受信すると、効果音符号化データ62内の定位情報識別ビット値及び効果音に基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成し、音声信号及び3Dサラウンド信号を受話側の携帯電話機2で音響出力する処理である。
図9において受話側である相手先の携帯電話機2内部のデータ受信部15Bは、携帯電話機2から多重データ60を受信したか否かを判定する(ステップS21)。
受話側制御部30内部の多重分割部31は、多重データ60を受信した場合(ステップS21肯定)、多重データ60から音声符号化データ61及び効果音符号化データ62を分離抽出する(ステップS22)。
受話側制御部30内部の定位情報付き効果音復号化部33は、効果音符号化データ62から定位情報識別ビット値及び効果音を分離抽出する(ステップS23)。
受話側制御部30内部の3Dサラウンド処理部34は、分離抽出した定位情報識別ビット値71に対応する左右の頭部伝達関数72を取得し、取得した左右の頭部伝達関数72及び効果音に基づき3Dサラウンド信号を生成する(ステップS24)。尚、3Dサラウンド処理部34内部の伝達関数決定回路34Bは、定位情報識別ビット値71に対応する左右の頭部伝達関数72を伝達関数テーブル34Aから取得するものである。また、3Dサラウンド処理部34内部の3Dサラウンド信号生成回路34Cは、左右の頭部伝達関数72及び効果音に基づき、効果音の3Dサラウンド信号を生成するものである。
受話部12は、3Dサラウンド信号及び音声信号に対してL側及びR側のステレオ処理を施し(ステップS25)、ステレオ処理を施した3Dサラウンド信号及び音声信号をL側スピーカ83A及びR側スピーカ83Bに音響出力し(ステップS26)、図9に示す処理動作を終了する。
また、データ受信部15Bは、多重データ60を受信しなかった場合(ステップS21否定)、図9に示す処理動作を終了する。
図9に示す第1受話側効果音サラウンド処理では、受話側である相手先の携帯電話機2側のデータ受信部15Bを通じて多重データ60を受信すると、多重データ60から音声符号化データ61及び効果音符号化データ62に分割し、この効果音符号化データ62から効果音及び定位情報識別ビット値を分離抽出し、これら抽出した効果音及び定位情報識別ビット値に基づき、効果音の3Dサラウンド信号を生成し、生成した3Dサラウンド信号及び音声信号をL側スピーカ83A及びR側スピーカ83Bに音響出力するようにしたので、その効果音の3Dサラウンド信号によって臨場感に富んだ通話を実現することができる。
実施例1では、送話側で効果音及び音像定位情報を選択可能にし、選択した効果音に選択した定位情報識別ビット値を付加した効果音符号化データを取得し、選択した効果音及び定位情報識別ビット値に基づき生成する音像定位情報を加味した効果音の3Dサラウンド信号を相手先の携帯電話機2側で音響出力させるべく、音声符号化データの他に、効果音符号化データを相手先の携帯電話機2に伝送出力する。その結果、送話側の携帯電話機2側では、効果音の他に、その効果音の音像定位情報を設定可能にし、効果音の音像定位方向を自由に変えることで、効果音の3Dサラウンド信号を相手先携帯電話機2に提供して臨場感に富んだ通話を実現すると共に、その効果音で音声が聞き取りにくくなるような事態にも十分対処することができる。
また、実施例1では、携帯電話機2から多重データ60を受信した場合、その多重データ60から音声符号化データ61及び効果音符号化データ62を分割し、分割した効果音符号化データ62から効果音及び定位情報識別ビット値を分離抽出し、これら抽出した効果音及び定位情報識別ビット値に基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成し、生成した3Dサラウンド信号及び音声信号をL側スピーカ83A及びR側スピーカ83Bに音響出力するようにしたので、受話側の携帯電話機2側では、その効果音の3Dサラウンド信号によって臨場感に富んだ通話を実現することができる。
また、実施例1では、操作部13の指定操作に応じて、表示部14に表示中の効果音や音像定位情報から所望の効果音や音像定位情報(定位情報識別ビット値)を自由に選択可能にしたので、バリエーションに富んだ効果音の3Dサラウンド信号を提供することができる。
尚、実施例1では、音声符号化データ61及び効果音符号化データ62を多重化した多重データ60を携帯電話機2の送話側制御部20から相手先の携帯電話機2の受話側制御部30へ伝送出力する例をあげて説明したが、例えば、逆に相手先の携帯電話機2の送話側制御部20から携帯電話機2の受話側制御部30へ多重データ60を伝送出力するようにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
次に、実施例1の携帯電話システム1では、送話側制御部20にて音声符号化データ61及び効果音符号化データ62を多重化した多重データ60を相手先の携帯電話機2内の受話側制御部30に伝送し、受話側制御部30では、多重データ60内の効果音符号化データ62内の定位情報識別ビット値及び効果音に基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成するようにしたが、送話側制御部20内部で定位情報識別ビット値及び効果音に基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成し、生成した3Dサラウンド信号を符号化して相手先の携帯電話機2内部の受話側制御部20に伝送出力するようにしても良く、この場合の実施例につき、実施例2として説明する。
図10は、実施例2の携帯電話システムに関わる携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。尚、実施例1の携帯電話システム1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図10に示す携帯電話システム1A内の携帯電話機2Aが図1に示す携帯電話機2と異なるところは、定位情報付き効果音取得部26の代わりに、制御部16Aの送話側制御部20A内部に、効果音及び定位情報識別ビット値に基づき3Dサラウンド信号を生成する送話側3Dサラウンド処理部28を配置すると共に、制御部16Aの受話側制御部30A内部に3Dサラウンド処理部34をなくした点にある。
図10に示す携帯電話機2A内部の送話側制御部20Aは、音声符号化部21、効果音メモリ部22、効果音選択部23、定位情報メモリ部24、定位情報選択部25及び多重化部27の他に、効果音選択部23にて選択した効果音及び定位情報選択部25にて選択した音像定位情報の定位情報識別ビット値に基づき3Dサラウンド信号を生成する送話側3Dサラウンド処理部28を備え、多重化部27は、音声符号化部21にて取得した音声符号化データ及び送話側3Dサラウンド処理部28にて生成した3Dサラウンド符号化データを多重化して多重データをデータ送信部15A経由で相手先の携帯電話機2Aに伝送するものである。
送話側3Dサラウンド処理部28は、効果音選択部23にて選択した符号化データ形式の効果音を復号化する効果音復号化回路28Aと、定位情報識別ビット値52(71)単位で左右の頭部伝達関数72を管理する伝達関数テーブル28Bと、定位情報選択部25にて選択した音像定位情報の定位情報識別ビット値71に対応する左右の頭部伝達関数72を伝達関数テーブル28Bから取得する伝達関数決定回路28Cとを有している。
さらに、送話側3Dサラウンド処理部28は、効果音復号化回路28Aにて復号化した効果音及び、伝達関数決定回路28Cにて取得した左右の頭部伝達関数72に基づき、効果音の3Dサラウンド信号を生成する3Dサラウンド信号生成回路28Dと、3Dサラウンド信号生成回路28Dにて生成した3Dサラウンド信号を符号化して3Dサラウンド符号化データを取得する3Dサラウンド符号化回路28Eとを有している。
図11は、多重化部27の処理動作を端的に示す説明図である。
図11において多重化部27は、音声符号化部21にて取得した音声符号化データ61と、3Dサラウンド符号化回路28Eにて取得した3Dサラウンド符号化データ62Aとを多重化した多重データ60Aを生成し、生成した多重データ60Aをデータ送信部15A経由で相手先の携帯電話機2Aに無線伝送するものである。尚、多重データ60Aは、データ間を分離識別するフラグ63を配置しているものとする。
また、受話側制御部30Aは、多重分割部31及び音声復号化部32の他に、多重分割部31にて分割した3Dサラウンド符号化データを復号化して効果音の3Dサラウンド信号を取得する3Dサラウンド復号化部35を有している。
図12は、多重分割部31の処理動作を端的に示す説明図である。
図12において多重分割部31は、受信した多重データ60Aをフラグ63に基づき、音声符号化データ61と3Dサラウンド符号化データ62Aとに分割し、音声符号化データ61を音声復号化部32に伝送すると共に、3Dサラウンド符号化データ62Aを3Dサラウンド復号化部35に伝送するものである。
図13は、音声復号化部32、3Dサラウンド復号化部35及び受話部12内部の概略構成を示すブロック図である。
図13に示す受話部12内部のL側加算回路81Aは、音声復号化部32にて取得した音声信号及び3Dサラウンド復号化部35にて取得した効果音の3Dサラウンド信号を加算し、その音声信号及び3Dサラウンド信号をD/A変換回路82Aにてアナログ変換し、変換した音声信号及び効果音の3Dサラウンド信号をL側スピーカ83Aに音響出力するものである。
また、R側加算回路81Bは、音声復号化部32にて取得した音声信号及び3Dサラウンド復号化部35にて取得した効果音の3Dサラウンド信号を加算し、その音声信号及び3Dサラウンド信号をD/A変換回路82Bにてアナログ変換し、変換した音声信号及び効果音の3Dサラウンド信号をR側スピーカ83Bに音響出力するものである。
次に、実施例2の携帯電話システム1Aの動作について説明する。図14は、第2送話側効果音サラウンド処理に関わる送話側制御部20A内部の処理動作を示すフローチャートである。
図14に示す第2送話側効果音サラウンド処理は、送話側の携帯電話機2Aから音声符号化データ及び3Dサラウンド符号化データを受話側である相手先の携帯電話機2Aに伝送出力する処理である。
図14において送話側制御部20A内部の効果音選択部23は、操作部13の指定操作に応じて効果音メモリ部22に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する(ステップS31)。
送話側制御部20A内部の定位情報選択部25は、操作部13の指定操作に応じて定位情報メモリ部24に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報に対応する定位情報識別ビット値52を選択する(ステップS32)。
送話側制御部20A内部の送話側3Dサラウンド処理部28は、ステップS31にて選択した効果音及びステップS32にて選択した音像定位情報に基づき、効果音の3Dサラウンド信号を生成する(ステップS33)。尚、送話側3Dサラウンド処理部28内部の伝達関数決定回路28Cは、定位情報選択部25にて選択した音像定位情報の定位情報識別ビット値71に対応する左右の頭部伝達関数72を伝達関数テーブル28Bから取得する。さらに、3Dサラウンド信号生成回路28Dは、伝達関数決定回路28Cにて取得した左右の頭部伝達関数72及び、効果音選択部23にて選択した効果音に基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成するものである。
送話側3Dサラウンド処理部28内部の3Dサラウンド符号化回路28Eは、3Dサラウンド信号生成回路28Dにて生成した効果音の3Dサラウンド信号を符号化して3Dサラウンド符号化データを取得する(ステップS34)。
送話側制御部20A内部の多重化部27は、音声符号化部21にて取得した音声符号化データ61及び3Dサラウンド符号化回路28Eにて取得した3Dサラウンド符号化データ62Aを多重化して多重データ60Aを生成し(ステップS35)、データ送信部15Aを通じて多重データ60Aを相手先の携帯電話機2Aに送信し(ステップS36)、図14に示す処理動作を終了する。
図14に示す第2送話側効果音サラウンド処理では、所望の効果音及び音像定位情報を選択し、選択した効果音及び音像定位情報(定位情報識別ビット値)に基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成し、生成した3Dサラウンド信号を符号化して3Dサラウンド符号化データを取得し、取得した3Dサラウンド符号化データ62A及び音声符号化データ61を多重化して多重データ60Aを相手先の携帯電話機2Aに伝送する。その結果、携帯電話機2A側では、相手先の携帯電話機2Aで音響出力させる3Dサラウンド信号を自由に設定することができる。
図15は、第2受話側効果音サラウンド処理に関わる受話側制御部30A内部の処理動作を示すフローチャートである。
図15に示す第2受話側効果音サラウンド処理は、音声符号化データ61及び3Dサラウンド符号化データ62Aを含む多重データ60Aを受信すると、3Dサラウンド符号化データ62Aに基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成し、音声信号及び3Dサラウンド信号を音響出力する処理である。
図15において受話側の相手先の携帯電話機2A内部のデータ受信部15Bは、携帯電話機2Aから多重データ60Aを受信したか否かを判定する(ステップS41)。
受話側制御部30A内部の多重分割部31は、多重データ60Aを受信した場合(ステップS41肯定)、多重データ60Aから音声符号化データ61及び3Dサラウンド符号化データ62Aを分離抽出する(ステップS42)。
受話側制御部30A内部の3Dサラウンド復号化部35は、3Dサラウンド符号化データ62Aを復号化して効果音の3Dサラウンド信号を取得する(ステップS43)。
受話部12は、効果音の3Dサラウンド信号及び音声信号に対してL側及びR側のステレオ処理を施し(ステップS44)、ステレオ処理を施した3Dサラウンド信号及び音声信号をL側スピーカ83A及びR側スピーカ83Bに音響出力し(ステップS45)、図15に示す処理動作を終了する。
また、データ受信部15Bは、多重データ60Aを受信しなかった場合(ステップS41否定)、図15に示す処理動作を終了する。
図15に示す第2受話側効果音サラウンド処理では、受話側である相手先の携帯電話機2A側の多重データ60Aを受信すると、多重データ60Aから音声符号化データ61及び3Dサラウンド符号化データ62Aを分離抽出し、分離抽出した3Dサラウンド符号化データ62Aを復号化して3Dサラウンド信号を取得し、取得した3Dサラウンド信号及び音声信号をL側スピーカ83A及びR側スピーカ83Bに音響出力する。その結果、受話側では、効果音及び定位情報識別ビット値に基づく3Dサラウンド信号を生成する機能を備えなくても、効果音の3Dサラウンド信号を享受することができる。
実施例2では、携帯電話機2Aの送話側で効果音及び音像定位情報を選択可能にし、選択した効果音及び音像定位情報(定位情報識別ビット値)に基づき効果音の3Dサラウンド信号を生成し、生成した3Dサラウンド信号を符号化して3Dサラウンド符号化データを相手先の携帯電話機2A内の受話側に伝送出力する。その結果、送話側では、効果音の音像定位方向を自由に変えることで、臨場感に富んだ通話を実現すると共に、受話側では、3Dサラウンド信号を生成する機能を備えなくても、効果音の3Dサラウンド信号を享受することができ、しかも、効果音で音声が聞き取りにくくなるような事態にも十分対処することができる。
尚、上記実施例1及び2では、携帯電話機2(2A)の通話音声に対して効果音の3Dサラウンド信号を提供するようにしたが、携帯電話機2(2A)に限定するものではなく、固定電話機等であっても良いことは言うまでもない。
また、上記実施例1及び2では、効果音の音像定位情報を固定にするのではなく、例えば、自動車通過時の走行音の如く、音像定位位置が時間推移で変化するような音像定位情報を設定するようにしても良く、この場合、エンターテイメント性の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本実施例によって本発明の技術的思想の範囲が限定されるものではなく、請求の範囲に記載した技術的思想の範囲を逸脱しない限り、各種様々な実施例が実施可能であることは言うまでもない。また、本実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、本実施例で説明した各種処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動で行うことも可能であることは勿論のこと、その逆に、手動で行われるものとして説明した処理の全部又は一部を自動で行うことも可能であることは言うまでもない。また、本実施例で説明した処理手順、制御手順、具体的名称、各種データやパラメータを含む情報についても、特記した場合を除き、適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的に記載したものであって、必ずしも物理的に図示のように構成されるものではなく、その各装置の具体的な態様は図示のものに限縮されるものでは到底ないことは言うまでもない。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上、又は同CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)相手先通信装置との通信を実行する通信装置であって、
入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部と、
予め記憶されている複数の効果音の中から、所望の効果音を選択する効果音選択部と、
予め記憶されている複数の音像定位情報の中から、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択部と、
前記効果音選択部にて選択した効果音に前記定位情報選択部にて選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得する効果音符号化取得部と、
前記効果音に前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを生成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信部と
を有することを特徴とする通信装置。
(付記2)相手先通信装置側の前記データ送信部から前記音声符号化データ及び前記効果音符号化データを受信するデータ受信部と、
前記データ受信部にて受信した前記音声符号化データを復号化して前記音声信号を取得する音声復号化部と、
前記データ受信部にて受信した前記音像定位情報付き効果音符号化データを復号化して前記効果音及び前記音像定位情報を抽出する効果音復号化部と、
前記効果音復号化部にて抽出した前記効果音及び前記音像定位情報に基づき、前記音像定位情報を加味した前記効果音の効果音信号を生成する効果音信号生成部と、
前記音声復号化部にて取得した前記音声信号及び前記効果音信号生成部にて生成した前記効果音信号を音響出力する音響出力部と
を有することを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記3)前記効果音選択部は、
前記効果音を複数記憶する効果音記憶部を有し、前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音から前記所望の効果音を選択すると共に、
前記定位情報選択部は、
前記音像定位情報を複数記憶する定位情報記憶部を有し、前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報から前記所望の音像定位情報を選択することを特徴とする付記1又は2記載の通信装置。
(付記4)前記効果音選択部は、
前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音を識別する効果音識別情報を表示部に一覧表示し、前記表示部に一覧表示中の効果音識別情報の内、所望の効果音識別情報を前記所望の効果音として選択する効果音識別情報選択部を有し、
前記定位情報選択部は、
前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報を識別する定位識別情報を前記表示部に一覧表示し、前記表示部に一覧表示中の定位識別情報の内、所望の定位識別情報を前記所望の音像定位情報として選択する定位識別情報選択部を有することを特徴とする付記3記載の通信装置。
(付記5)前記通信装置は、
無線通信網を通じて無線通信する携帯電話機であることを特徴とする付記4記載の通信装置。
(付記6)前記音響出力部は、
前記音声信号及び前記効果音信号をステレオ出力する複数のステレオ出力部を有することを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記7)相手先通信装置との通信を実行する通信装置であって、
入力された音声を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部と、
予め記憶されている複数の効果音の中から、所望の効果音を選択する効果音選択部と、
予め記憶されている複数の音像定位情報の中から、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択部と、
前記選択された前記効果音に前記音像定位情報を反映させた、音像定位効果音信号を生成する効果音信号生成部と、
前記音像定位効果音信号を符号化して音像定位効果音信号符号化データを取得する効果音信号符号化部と、
前記音声符号化データと共に、前記音像定位効果音信号符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信部と
を有することを特徴とする通信装置。
(付記8)相手先通信装置との通信を実行すると共に、前記相手先通信装置側に効果音を音響出力させる通信装置の効果音出力制御プログラムであって、
複数の効果音を記憶した効果音記憶部及び、前記効果音の音像定位情報を複数記憶した定位情報記憶部を準備する準備手順と、
入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化手順と、
前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する効果音選択手順と、
前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択手順と、
前記効果音選択手順にて選択した効果音に前記定位情報選択手順にて選択した音像定位情報を付加して効果音符号化データを取得する効果音符号化取得手順と、
前記効果音に前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを作成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信手順と
を含む処理プログラムを前記通信装置に実行させることを特徴とする効果音出力制御プログラム。
(付記9)相手先通信装置との通信を実行すると共に、前記相手先通信装置側に効果音を音響出力させる通信装置の効果音出力制御方法であって、
複数の効果音を記憶した効果音記憶部及び、前記効果音の音像定位情報を複数記憶した定位情報記憶部を準備する準備ステップと、
入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化ステップと、
前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する効果音選択ステップと、
前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択ステップと、
前記効果音選択ステップにて選択した効果音に前記定位情報選択ステップにて選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得する効果音符号化取得ステップと、
前記効果音及び前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを生成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信ステップと
を含むことを特徴とする効果音出力制御方法。
実施例1の携帯電話システムに関わる携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。 携帯電話機の表示部に表示中の複数の効果音を端的に示す説明図である。 定位情報メモリ部のメモリ内容を端的に示す説明図である。 多重化部の処理動作を端的に示す説明図である。 多重分割部の処理動作を端的に示す説明図である。 音声符号化部、3Dサラウンド処理部及び受話部内部の概略構成を示すブロック図である。 伝達関数テーブルのテーブル内容を端的に示す説明図である。 第1送話側効果音サラウンド処理に関わる送話側制御部内部の処理動作を示すフローチャートである。 第1受話側効果音サラウンド処理に関わる受話側制御部内部の処理動作を示すフローチャートである。 実施例2の携帯電話システムに関わる携帯電話機内部の概略構成を示すブロック図である。 多重化部の処理動作を端的に示す説明図である。 多重分割部の処理動作を端的に示す説明図である。 音声復号化部、3Dサラウンド復号化部及び受話部内部の概略構成を示すブロック図である。 第2送話側効果音サラウンド処理に関わる送話側制御部内部の処理動作を示すフローチャートである。 第2受話側効果音サラウンド処理に関わる受話側制御部内部の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1A 携帯電話システム
2,2A 携帯電話機
14 表示部
15A データ送信部
15B データ受信部
20,20A 送話側制御部
21 音声符号化部
22 効果音メモリ部
23 効果音選択部
24 定位情報メモリ部
25 定位情報選択部
26 定位情報付き効果音取得部
27 多重化部
28 送話側3Dサラウンド処理部
30,30A 受話側制御部
31 多重分割部
32 音声復号化部
33 定位情報付き効果音復号化部
34 3Dサラウンド処理部
83A L側スピーカ
83B R側スピーカ

Claims (7)

  1. 相手先通信装置との通信を実行する通信装置であって、
    入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部と、
    予め記憶されている複数の効果音の中から、所望の効果音を選択する効果音選択部と、
    予め記憶されている複数の音像定位情報の中から、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択部と、
    前記効果音選択部にて選択した効果音に前記定位情報選択部にて選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得する効果音符号化取得部と、
    前記効果音に前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを生成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 相手先通信装置側の前記データ送信部から前記音声符号化データ及び前記効果音符号化データを受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部にて受信した前記音声符号化データを復号化して前記音声信号を取得する音声復号化部と、
    前記データ受信部にて受信した前記音像定位情報付き効果音符号化データを復号化して前記効果音及び前記音像定位情報を抽出する効果音復号化部と、
    前記効果音復号化部にて抽出した前記効果音及び前記音像定位情報に基づき、前記音像定位情報を加味した前記効果音の効果音信号を生成する効果音信号生成部と、
    前記音声復号化部にて取得した前記音声信号及び前記効果音信号生成部にて生成した前記効果音信号を音響出力する音響出力部と
    を有することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記効果音選択部は、
    前記効果音を複数記憶する効果音記憶部を有し、前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音から前記所望の効果音を選択すると共に、
    前記定位情報選択部は、
    前記音像定位情報を複数記憶する定位情報記憶部を有し、前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報から前記所望の音像定位情報を選択することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記効果音選択部は、
    前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音を識別する効果音識別情報を表示部に一覧表示し、前記表示部に一覧表示中の効果音識別情報の内、所望の効果音識別情報を前記所望の効果音として選択する効果音識別情報選択部を有し、
    前記定位情報選択部は、
    前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報を識別する定位識別情報を前記表示部に一覧表示し、前記表示部に一覧表示中の定位識別情報の内、所望の定位識別情報を前記所望の音像定位情報として選択する定位識別情報選択部を有することを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 相手先通信装置との通信を実行する通信装置であって、
    入力された音声を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化部と、
    予め記憶されている複数の効果音の中から、所望の効果音を選択する効果音選択部と、
    予め記憶されている複数の音像定位情報の中から、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択部と、
    前記選択された前記効果音に前記音像定位情報を反映させた、音像定位効果音信号を生成する効果音信号生成部と、
    前記音像定位効果音信号を符号化して音像定位効果音信号符号化データを取得する効果音信号符号化部と、
    前記音声符号化データと共に、前記音像定位効果音信号符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  6. 相手先通信装置との通信を実行すると共に、前記相手先通信装置側に効果音を音響出力させる通信装置の効果音出力制御プログラムであって、
    複数の効果音を記憶した効果音記憶部及び、前記効果音の音像定位情報を複数記憶した定位情報記憶部を準備する準備手順と、
    入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化手順と、
    前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する効果音選択手順と、
    前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択手順と、
    前記効果音選択手順にて選択した効果音に前記定位情報選択手順にて選択した音像定位情報を付加して効果音符号化データを取得する効果音符号化取得手順と、
    前記効果音に前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを作成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信手順と
    を含む処理プログラムを前記通信装置に実行させることを特徴とする効果音出力制御プログラム。
  7. 相手先通信装置との通信を実行すると共に、前記相手先通信装置側に効果音を音響出力させる通信装置の効果音出力制御方法であって、
    複数の効果音を記憶した効果音記憶部及び、前記効果音の音像定位情報を複数記憶した定位情報記憶部を準備する準備ステップと、
    入力された音声信号を符号化して音声符号化データを取得する音声符号化ステップと、
    前記効果音記憶部に記憶中の複数の効果音の内、所望の効果音を選択する効果音選択ステップと、
    前記定位情報記憶部に記憶中の複数の音像定位情報の内、所望の音像定位情報を選択する定位情報選択ステップと、
    前記効果音選択ステップにて選択した効果音に前記定位情報選択ステップにて選択した音像定位情報を付加した効果音符号化データを取得する効果音符号化取得ステップと、
    前記効果音及び前記音像定位情報を付加し、符号化して音像定位情報付き効果音符号化データを生成し、前記音声符号化データと共に、前記音像定位情報付き効果音符号化データを前記相手先通信装置に伝送出力するデータ送信ステップと
    を含むことを特徴とする効果音出力制御方法。
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