JP2010108454A - データ圧縮システム、表示システムおよびデータ圧縮方法 - Google Patents

データ圧縮システム、表示システムおよびデータ圧縮方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハードウェア資源が充分でないコンピュータにおいても快適に動作する表示システムを提供する。
【解決手段】3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得するデータ取得部と、ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、頂点のそれぞれについて、頂点に隣接する隣接頂点および頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成するデータ生成部と、頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する境界検出部と、頂点のそれぞれについて、頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算するインパクト計算部と、曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする頂点マージ部と、を備えたデータ圧縮システムを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ圧縮システム、表示システムおよびデータ圧縮方法に関する。
特許文献1あるいは特許文献2は、検索画面を検索対象情報の構造に合わせると共に、その構造をも表示して、検索対象情報全体を認識させると共に、ユーザが必要とする検索対象の詳細情報を任意のレベルで閲覧可能な検索情報表示システムを提供する。当該システムでは、情報端子11(1〜n)の配置は任意であるが、情報空間の何らかの構造を反映していてもよい。この構造は、物理的または論理的な構造であってもよい。物理的な構造の場合は、その物理的存在の形状を示す画像を追加表示することができる。情報端子の何れか1つがポインティングされると、情報端子の実体情報が実体情報表示画面に表示される。この実体情報表示画面では、元の画面に戻すための釦と、次検索画面に進める釦とが機能する。次検索画面には、この実体情報のさらに詳細レベルの実体情報を検索するための情報端子群が表示される。
特開2007−164555号公報 特開2007−164556号公報
特許文献1あるいは特許文献2で開示されるシステムでは、表示画面として3次元的な擬似空間を構成する。そして、オブジェクトを擬似空間内に3次元的に表示し、ユーザにはマウス等のポインティングデバイスの操作により、オブジェクトを拡大、縮小、移動、回転させ、そして視点を変更する操作を可能にしている。そして、各オブジェクトには、他のオブジェクト、テキスト、画像等のマルチメディアデータをリンクさせることができる。このような操作が可能なことにより、ユーザはあたかも擬似空間内を自由に飛び回ってオブジェクトを閲覧でき、オブジェクトのリンクをクリックして直感的な検索操作を可能にする。
しかし、3次元オブジェクトデータはポリゴンデータとして提供され、一般的な計算能力を備えるコンピュータでは、処理能力に不足を生じる場合がある。処理が可能であっても、表示速度が遅い場合にはユーザは正常に動作しているか否かの判断に戸惑い、妥当でない。よってハードウェア資源が充分でないコンピュータにおいても快適に動作する表示システムが求められている。
一方、3次元オブジェクトデータのポリゴンデータを削減すれば、コンピュータの処理能力に余裕が生まれるが、ポリゴンデータの手作業による削減は極めて手間がかかり負担が大きい。よってポリゴンデータを自動的に削減できるシステムの開発が望まれる。さらに、3次元オブジェクトへのリンク情報の表示方法あるいは3次元オブジェクトを操作するための入力方法を改善して、ユーザの利便性を高めることが望まれる。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得するデータ取得部と、ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、頂点のそれぞれについて、頂点に隣接する隣接頂点および頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成するデータ生成部と、頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する境界検出部と、頂点のそれぞれについて、頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算するインパクト計算部と、曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする頂点マージ部と、を備えたデータ圧縮システムを提供する。
頂点マージ部は、頂点が境界検出部で検出された境界頂点である場合には、境界頂点をマージしないものであってよい。インパクト計算部は、着目する頂点についての隣接構造データに含まれる隣接頂点のそれぞれについて頂点と隣接頂点との頂点対を構成し、頂点対のそれぞれについて当該頂点対の間のエッジを共有する2つの関係面における法線ベクトルの内積を求め、最も小さな内積の値に基づき頂点についてのインパクト値を計算し、最も大きな内積を有する頂点対の隣接頂点を頂点についての相手頂点とするものであってよい。頂点マージ部が頂点を相手頂点にマージした後、インパクト値を再度計算して頂点マージ部の処理を実行するよう制御する制御部、をさらに備えてよい。制御部は、ポリゴンデータのうち一部のポリゴンデータに限定してインパクト計算部および頂点マージ部を動作するよう制御してよい。
上記課題を解決するために、本発明の第2の態様においては、3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得するデータ取得部と、ポリゴンデータを圧縮する圧縮処理部と、圧縮処理部で圧縮された圧縮データにより3次元オブジェクトを表示する表示制御部と、を備え、圧縮処理部は、ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、頂点のそれぞれについて、頂点に隣接する隣接頂点および頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成するデータ生成部と、頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する境界検出部と、頂点のそれぞれについて、頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算するインパクト計算部と、曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする頂点マージ部と、を有する表示システムを提供する。
頂点マージ部は、頂点が境界検出部で検出された境界頂点である場合には、境界頂点をマージしないものであってよい。インパクト計算部は、着目する頂点についての隣接構造データに含まれる隣接頂点のそれぞれについて頂点と隣接頂点との頂点対を構成し、頂点対のそれぞれについて当該頂点対の間のエッジを共有する2つの関係面における法線ベクトルの内積を求め、最も小さな内積の値に基づき頂点についてのインパクト値を計算し、最も大きな内積を有する頂点対の隣接頂点を頂点についての相手頂点としてよい。頂点マージ部が頂点を相手頂点にマージした後、インパクト値を再度計算して頂点マージ部の処理を実行するよう制御する制御部を圧縮処理部にさらに有してよい。制御部は、ポリゴンデータのうち一部のポリゴンデータに限定してインパクト計算部および頂点マージ部を動作するよう制御してよい。
また、ポインティングデバイスからの信号を受けて、ポインティングデバイスの座標およびボタン選択を認識するデバイスコントローラをさらに備え、表示制御部は、デバイスコントローラからの入力データに応答して、3次元オブジェクトを拡大し、縮小し、移動し、回転し、または、視点を変更して、3次元オブジェクトを表示してよい。3次元オブジェクトの全部または一部であるホットスポットに関連付けられる、テキスト、イメージまたはリンクデータを含むホットスポット情報を格納するホットスポットデータベースをさらに有し、表示制御部は、常に、または、デバイスコントローラからの入力データに応答して制御されるポインタがホットスポットに重なることにより、ホットスポット情報をホットスポットに関連付けて表示してよい。表示制御部は、ホットスポットが選択操作されることによって、ホットスポットに関連付けられているホットスポット情報に含まれるリンクデータのアドレスにアクセスしてアクセス先の情報を表示してよい。さらに、撮像装置からの撮像信号に含まれる手の画像を抽出する画像抽出部と、抽出した手の画像をアウトライン化して面積中心を割り出す面積中心生成部と、面積中心の動きをポインティングデバイスの動きとしてデバイスコントローラにマッピングするデータ変換部と、をさらに備えてよい。また、音響マイクで検知した音響信号に含まれる特定音を認識する特定音認識部をさらに備え、データ変換部は、特定音が認識されたとき、ポインティングデバイスの特定ボタンが押下された動作としてデバイスコントローラにマッピングしてよい。
上記課題を解決するために、本発明の第3の態様においては、3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得するデータ取得段階と、ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、頂点のそれぞれについて、頂点に隣接する隣接頂点および頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成するデータ生成段階と、頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する境界検出段階と、頂点のそれぞれについて、頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算するインパクト値計算段階と、曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする頂点マージ段階と、を備えたデータ圧縮方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態の表示システム100の一例を示す。表示システム100は、圧縮処理部102を備える。圧縮処理部102は、ポリゴンデータを圧縮する。圧縮処理部102は、単独でデータ圧縮システムとして把握することも可能であり、表示システムとは別に設けられても良い。たとえば表示システム100がクライアントである場合、クライアントである表示システム100がリクエストを発するサーバにデータ圧縮システムとして圧縮処理部102が備えられてもよい。圧縮処理部102は、データ生成部104、境界検出部106、インパクト計算部108、頂点マージ部110および制御部112を備える。
データ生成部104は、ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、頂点のそれぞれについて、頂点に隣接する隣接頂点および頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成する。境界検出部106は、頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する。
インパクト計算部108は、頂点のそれぞれについて、頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算する。具体的には、インパクト計算部108は、着目する頂点についての隣接構造データに含まれる隣接頂点のそれぞれについて頂点と隣接頂点との頂点対を構成し、頂点対のそれぞれについて当該頂点対の間のエッジを共有する2つの関係面における法線ベクトルの内積を求め、最も小さな内積の値に基づき頂点についてのインパクト値を計算し、最も大きな内積を有する頂点対の隣接頂点を頂点についての相手頂点とする。このような方法により、頂点近傍の曲率(内積)を表すことが可能になる。なお、頂点近傍の曲率が正当に代表される限り、他の計算方法により求めた値をもちいてよい。
頂点マージ部110は、曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする。頂点マージ部110は、頂点が境界検出部106で検出された境界頂点である場合には、境界頂点をマージしない。これにより、3次元オブジェクトの境界形状を保存できる。
制御部112は、頂点マージ部110が頂点を相手頂点にマージした後、インパクト値を再度計算して頂点マージ部110の処理を実行するよう制御する。制御部112は、ポリゴンデータのうち一部のポリゴンデータに限定してインパクト計算部108および頂点マージ部110を動作するよう制御してよい。
表示システム100は、さらに、データ取得部114、表示制御部116、表示装置118、ポインティングデバイス120、デバイスコントローラ122、ホットスポットデータベース124、撮像装置126、画像抽出部128、面積中心生成部130、データ変換部132、マイク134および特定音認識部136を備える。データ取得部114は、3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得する。
表示制御部116は、圧縮処理部102で圧縮された圧縮データにより3次元オブジェクトを表示する。表示制御部116は、デバイスコントローラ122からの入力データに応答して、3次元オブジェクトを拡大し、縮小し、移動し、回転し、または、視点を変更して、3次元オブジェクトを表示する。
表示装置118は、表示制御部116からの信号を受けて、文字、画像、映像等を表示する。たとえば液晶表示装置が例示できる。ポインティングデバイス120は、表示画面に表示するポインタの位置を入力する。たとえばマウスが例示できる。デバイスコントローラ122は、ポインティングデバイス120からの信号を受けて、ポインティングデバイス120の座標およびボタン選択を認識する。
ホットスポットデータベース124は、3次元オブジェクトの全部または一部であるホットスポットに関連付けられる、テキスト、イメージまたはリンクデータを含むホットスポット情報を格納する。ホットスポットは、たとえばポインティングデバイス120で制御されるポインタが重ねられることにより、ホットスポット情報を表示する。すなわち、表示制御部116は、デバイスコントローラ122からの入力データに応答して制御されるポインタがホットスポットに重なることにより、ホットスポット情報をホットスポットに関連付けて表示する。表示制御部116は、常に、ホットスポット情報をホットスポットに関連付けて表示してよい。表示制御部116は、ホットスポットが選択操作されることによって、ホットスポットに関連付けられているホットスポット情報に含まれるリンクデータのアドレスにアクセスしてアクセス先の情報を表示する。ホットスポットを提供することにより、ユーザは検索等の操作が楽に行える。
撮像装置126は、画像を所定のフレーム周波数で連続的に撮影する。たとえばウェブカメラ等が例示できる。画像抽出部128は、撮像装置126からの撮像信号に含まれる手の画像を抽出する。面積中心生成部130は、抽出した手の画像をアウトライン化して面積中心を割り出す。データ変換部132、面積中心の動きをポインティングデバイス120の動きとしてデバイスコントローラ122にマッピングする。これにより素手の動きによるマウス入力が可能になり、ユーザにより使い易いシステムを提供できる。
マイク134は、音響を電気信号に変換する。特定音認識部136は、マイク134で検知した音響信号に含まれる特定音を認識する。認識した特定音はデータ変換部132に送られ、データ変換部132は、特定音が認識されたとき、ポインティングデバイス120の特定ボタンが押下された動作としてデバイスコントローラ122にマッピングする。これにより、前記素手によるマウス操作において、マウスボタンの押下操作に相当する操作を音響入力により行える。たとえば指を鳴らすことによりマウスボタンの押下操作を行え、鳴らす回数によってマウスボタンの種類を変更できる。
図2は、本実施形態のデータ圧縮方法の手順例を示す。ステップ200で処理を開始すると、3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得する(ステップ202)。次に、ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、頂点のそれぞれについて、頂点に隣接する隣接頂点および頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成する(ステップ204)。
次に、頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する(ステップ206)。次に、頂点のそれぞれについて、頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算する(ステップ208)。さらに曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を相手頂点にマージする(ステップ210)。ただし、頂点が境界頂点である場合はマージしない。さらに頂点をマージするかを判断し(ステップ212)、マージする場合はステップ208に戻り、マージしない場合は処理を終了する(ステップ214)。なお、ステップ212の処理は、圧縮されたデータによるオブジェクトの表示を見ながらユーザがリアルタイムに判断してよい。あるいは予め定めた圧縮率になるまで圧縮してよい。
図3は、インパクト値の計算手順例を示す。ステップ300の開始でインパクト値の計算を開始する。まず、着目する頂点についての隣接構造データに含まれる隣接頂点のそれぞれについて頂点と隣接頂点との頂点対を構成する(ステップ302)。次に、頂点対のそれぞれについて頂点対の間のエッジを共有する2つの関係面における法線ベクトルの内積を求める(ステップ304)。その後、最も小さな内積の値に基づき頂点についてのインパクト値を計算する(ステップ306)。さらに、最も大きな内積を有する頂点対の隣接頂点を頂点についての相手頂点とする(ステップ307)。以上のようにして、インパクト値が計算できる。なお、本例はあくまで一例であり、他の方法によって曲率が適正に表せる場合は、そのような方法でインパクトを計算してよい。
図4から図8は、データ圧縮の手順を進むにつれて三角形ポリゴンの頂点がマージされる様子を示す。図4は、ステップ202からステップ206でポリゴンデータが取得され、境界頂点が検出された状態を示す。ポリゴンデータは頂点402および404と面406とのデータとして取得される。白抜きの丸印402が境界頂点である。境界頂点はオブジェクトの形状を決める重要要素なので、マージの対象から外される。黒丸404は頂点であり、マージの対象となる。
図5は、インパクト値が低く(曲率が小さく)、マージの対象となった頂点410と頂点410の相手頂点412を示す。図5に示すように、頂点410は相手頂点412にマージされ、消滅する。再度インパクト値が計算され、図7に示す、インパクト値の低い頂点420と頂点420の相手頂点422が選択される。図8に示すように頂点420は相手頂点422にマージされ、消滅する。このようにして頂点が減少されるが、マージされる頂点は最も曲率が小さいインパクトの少ない頂点であるから、オブジェクトの外形への影響は最小限に止められる。その一方、頂点数および面数が減少するので、コンピュータの計算負荷は低減する。
図9は、圧縮前オブジェクトのポリゴンを面表示した例を示す。図10は、圧縮前オブジェクトのポリゴンを頂点およびエッジ表示した例を示す。滑らかなオブジェクト表面が観察できる。一方、図11は、圧縮後オブジェクトのポリゴンを面表示した例を示す。図12は、圧縮後オブジェクトのポリゴンを頂点およびエッジ表示した例を示す。図9および図10に比較すれば、表面が粗く見えるのは致し方ない。しかし、上記圧縮において、頂点数は19851から5958に減少され、ポリゴン数は39698から11910にお減少されている。この場合、圧縮率は70%である。なお、圧縮率は任意に設定できる。目的に応じて適当に圧縮率を選択してよい。
図13は、ホットスポット表示の一例を示す。オブジェクトにはURLがホットスポットとして関連付けられ、表示されている。ホットスポットにマウスポインタを合わせることによりさらに多くの情報が表示され、その以外のホットスポットには最小限の情報のみが表示されている。非常に見やすく、理解し易いことがわかる。また、本実施形態の表示制御部116は、マウス等ポインティングデバイスからの信号に応じて3次元オブジェクトを拡大し、縮小し、移動し、回転し、または、視点を変更できる。すなわち表示制御部116が提供する表示空間は仮想的な3次元空間であり、オブジェクトの表示空間として無限の奥行きを活用できる。よって限られた画面スペースに拘束されることなく、無限の広がりを持つ仮想空間内にホットスポットを配置することにより、ユーザは3次元空間内の視点を変え、オブジェクトを拡大あるいは縮小しつつワークスルーでき、気になるリンクを選択することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
本実施形態の表示システム100の一例を示す。 本実施形態のデータ圧縮方法の手順例を示す。 インパクト値の計算手順例を示す。 データ圧縮の手順を進むにつれて三角形ポリゴンの頂点がマージされる様子を示す。 データ圧縮の手順を進むにつれて三角形ポリゴンの頂点がマージされる様子を示す。 データ圧縮の手順を進むにつれて三角形ポリゴンの頂点がマージされる様子を示す。 データ圧縮の手順を進むにつれて三角形ポリゴンの頂点がマージされる様子を示す。 データ圧縮の手順を進むにつれて三角形ポリゴンの頂点がマージされる様子を示す。 圧縮前オブジェクトのポリゴンを面表示した例を示す。 圧縮前オブジェクトのポリゴンを頂点およびエッジ表示した例を示す。 圧縮後オブジェクトのポリゴンを面表示した例を示す。 圧縮後オブジェクトのポリゴンを頂点およびエッジ表示した例を示す。 ホットスポット表示の一例を示す。
符号の説明
100 表示システム
102 圧縮処理部
104 データ生成部
106 境界検出部
108 インパクト計算部
110 頂点マージ部
112 制御部
114 データ取得部
116 表示制御部
118 表示装置
120 ポインティングデバイス
122 デバイスコントローラ
124 ホットスポットデータベース
126 撮像装置
128 画像抽出部
130 面積中心生成部
132 データ変換部
134 マイク
136 特定音認識部

Claims (16)

  1. 3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得するデータ取得部と、
    前記ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、前記頂点のそれぞれについて、前記頂点に隣接する隣接頂点および前記頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成するデータ生成部と、
    前記頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する境界検出部と、
    前記頂点のそれぞれについて、前記頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算するインパクト計算部と、
    曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする頂点マージ部と、
    を備えたデータ圧縮システム。
  2. 前記頂点マージ部は、前記頂点が前記境界検出部で検出された前記境界頂点である場合には、前記境界頂点をマージしない、
    請求項1に記載のデータ圧縮システム。
  3. 前記インパクト計算部は、着目する頂点についての前記隣接構造データに含まれる前記隣接頂点のそれぞれについて前記頂点と前記隣接頂点との頂点対を構成し、
    前記頂点対のそれぞれについて当該頂点対の間のエッジを共有する2つの前記関係面における法線ベクトルの内積を求め、
    最も小さな内積の値に基づき前記頂点についてのインパクト値を計算し、
    最も大きな内積を有する頂点対の隣接頂点を前記頂点についての相手頂点とする、
    請求項1または請求項2に記載のデータ圧縮システム。
  4. 前記頂点マージ部が前記頂点を前記相手頂点にマージした後、前記インパクト値を再度計算して前記頂点マージ部の処理を実行するよう制御する制御部、をさらに備えた
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載のデータ圧縮システム。
  5. 前記制御部は、前記ポリゴンデータのうち一部のポリゴンデータに限定して前記インパクト計算部および前記頂点マージ部を動作するよう制御する、
    請求項4に記載のデータ圧縮システム。
  6. 3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得するデータ取得部と、
    前記ポリゴンデータを圧縮する圧縮処理部と、
    前記圧縮処理部で圧縮された圧縮データにより前記3次元オブジェクトを表示する表示制御部と、を備え、
    前記圧縮処理部は、
    前記ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、前記頂点のそれぞれについて、前記頂点に隣接する隣接頂点および前記頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成するデータ生成部と、
    前記頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する境界検出部と、
    前記頂点のそれぞれについて、前記頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算するインパクト計算部と、
    曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする頂点マージ部と、
    を有する表示システム。
  7. 前記頂点マージ部は、前記頂点が前記境界検出部で検出された前記境界頂点である場合には、前記境界頂点をマージしない、
    請求項6に記載の表示システム。
  8. 前記インパクト計算部は、着目する頂点についての前記隣接構造データに含まれる前記隣接頂点のそれぞれについて前記頂点と前記隣接頂点との頂点対を構成し、
    前記頂点対のそれぞれについて当該頂点対の間のエッジを共有する2つの前記関係面における法線ベクトルの内積を求め、
    最も小さな内積の値に基づき前記頂点についてのインパクト値を計算し、
    最も大きな内積を有する頂点対の隣接頂点を前記頂点についての相手頂点とする、
    請求項6または請求項7に記載の表示システム。
  9. 前記頂点マージ部が前記頂点を前記相手頂点にマージした後、前記インパクト値を再度計算して前記頂点マージ部の処理を実行するよう制御する制御部を前記圧縮処理部にさらに有する、
    請求項6から請求項8の何れか一項に記載の表示システム。
  10. 前記制御部は、前記ポリゴンデータのうち一部のポリゴンデータに限定して前記インパクト計算部および前記頂点マージ部を動作するよう制御する、
    請求項9に記載の表示システム。
  11. ポインティングデバイスからの信号を受けて、前記ポインティングデバイスの座標およびボタン選択を認識するデバイスコントローラをさらに備え、
    前記表示制御部は、前記デバイスコントローラからの入力データに応答して、前記3次元オブジェクトを拡大し、縮小し、移動し、回転し、または、視点を変更して、前記3次元オブジェクトを表示する、
    請求項6から請求項10の何れか一項に記載の表示システム。
  12. 前記3次元オブジェクトの全部または一部であるホットスポットに関連付けられる、テキスト、イメージまたはリンクデータを含むホットスポット情報を格納するホットスポットデータベースをさらに有し、
    前記表示制御部は、常に、または、前記デバイスコントローラからの入力データに応答して制御されるポインタが前記ホットスポットに重なることにより、前記ホットスポット情報を前記ホットスポットに関連付けて表示する、
    請求項11に記載の表示システム。
  13. 前記表示制御部は、前記ホットスポットが選択操作されることによって、前記ホットスポットに関連付けられている前記ホットスポット情報に含まれるリンクデータのアドレスにアクセスしてアクセス先の情報を表示する、
    請求項12に記載の表示システム。
  14. 撮像装置からの撮像信号に含まれる手の画像を抽出する画像抽出部と、
    抽出した前記手の画像をアウトライン化して面積中心を割り出す面積中心生成部と、
    前記面積中心の動きを前記ポインティングデバイスの動きとして前記デバイスコントローラにマッピングするデータ変換部と、をさらに備える、
    請求項11から請求項13の何れか一項に記載の表示システム。
  15. 音響マイクで検知した音響信号に含まれる特定音を認識する特定音認識部をさらに備え、
    前記データ変換部は、前記特定音が認識されたとき、前記ポインティングデバイスの特定ボタンが押下された動作として前記デバイスコントローラにマッピングする、
    請求項14に記載の表示システム。
  16. 3次元オブジェクトのポリゴンデータを取得するデータ取得段階と、
    前記ポリゴンデータに含まれる頂点および面の各データから、前記頂点のそれぞれについて、前記頂点に隣接する隣接頂点および前記頂点を囲む関係面の各データを含む隣接構造データを生成するデータ生成段階と、
    前記頂点のうち、隣接するポリゴンが存在しない境界に含まれる境界頂点を検出する境界検出段階と、
    前記頂点のそれぞれについて、前記頂点の近傍の曲率を代表するインパクト値を計算するインパクト値計算段階と、
    曲率が最も小さいインパクト値を示す頂点を、当該頂点の相手頂点にマージする頂点マージ段階と、
    を備えたデータ圧縮方法。
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